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English votes for English laws 3 The Campaign for an English Parliament SNP SNP 1997 SNP 2008 Plaid Cymru 10 devolution stage two 2

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ロ ン ド ン 事 務 所 【英 国 の 地 方 分 権 の 多 様 性 と 派 生 問 題】 英 国 非 対 称 の 地 方 分 権 「 非 対 称 の 地 方 分 権 (asymmetrical devolution)」 と い う 用 語 は 、 英 国 の 地 方 分 権 に 対 す る ア プ ロ ー チ を 表 現 す る た め に 政 治 学 者 に よ っ て 生 み 出 さ れ た 用 語 で あ る 。 こ こ で 言 う 英 国 の 地 方 分 権 に 対 す る ア プ ロ ー チ と は 、 全 国 統 一 の ル ー ル を 持 た ず 、 イ ン グ ラ ン ド 、 ウ ェ ー ル ズ 、 ス コ ッ ト ラ ン ド 、 北 ア イ ル ラ ン ド と い う 4 つ の 構 成 地 域 そ れ ぞ れ の 事 情 に 合 わ せ た 取 り 組 み 方 を 意 味 す る 。 英 国 は 連 邦 制 で は な い た め1、 全 て の 地 域 に 同 一 の 法 的 地 位 を 与 え る こ と は 求 め ら れ ず 、 中 央 政 府 の 統 一 的 な 考 え 方 の 下 に あ り な が ら 地 域 ご と に 異 な る 方 法 で 地 方 分 権 を 進 め る こ と が 可 能 で あ り 、 各 々 に 異 な る 行 政 機 関 や 法 制 度 が 形 成 さ れ て き た 。 こ れ は 概 ね 歴 史 的 な 理 由 に よ る も の で あ る が 、 そ う な ら ざ る を 得 な い 現 実 的 な 理 由 も あ っ た 。 つ ま り 政 府 は 、 国 会 で 過 半 数 を 得 る に は 英 全 土 の 議 員 の 票 が 必 要 で あ り 、 4 地 域 の う ち 一 つ で も 欠 け れ ば 不 利 に な る 可 能 性 が あ る 。 こ う し た 背 景 も あ っ て 、 4 地 域 に よ る 英 国 の 統 一 を 保 つ 手 段 と し て 、 各 地 域 に 適 し た 地 方 分 権 が 行 わ れ て き た の で あ る 。 ウ ェ ス ト ・ ロ ジ ア ン の 疑 問

い わ ゆ る 「 ウ ェ ス ト ・ ロ ジ ア ン の 疑 問 (West Lothian Question)」とは、スコット ラ ン ド の ウ ェ ス ト・ロ ジ ア ン 選 出 の タ ム・ダ リ エ ル 下 院 議 員( 労 働 党 )が 1977 年、下 院 の 質 疑 で 初 め て 指 摘 し た 、 こ の 「 非 対 称 の 地 方 分 権 」 の 結 果 生 じ る 矛 盾 を 指 し て 使 わ れ る 言 葉 で あ る 。 同 議 員 が 指 摘 し た 矛 盾 と は 、 ス コ ッ ト ラ ン ド 議 会 が 設 置 さ れ る 場 合 に 、 ス コ ッ ト ラ ン ド の 選 挙 区 選 出 の 下 院 議 員 が イ ン グ ラ ン ド に 関 わ る 問 題 に つ い て は 国 会 で 投 票 で き る 一 方 で 、 ス コ ッ ト ラ ン ド に 関 わ る 問 題 に は 投 票 で き な く な る と い う 問 題 で あ っ た 。 1999 年にス コット ラン ド、 ウ ェール ズへの 地 方分 権が 達成さ れ て以 降は、「イン グ ラ ン ド の 選 挙 区 選 出 の 下 院 議 員 が ス コ ッ ト ラ ン ド に 関 わ る 問 題 に つ い て 投 票 で き な い の に 対 し て 、 ス コ ッ ト ラ ン ド の 選 挙 区 選 出 の 下 院 議 員 が イ ン グ ラ ン ド に 関 わ る 問 題 に 投 票 す る こ と が で き る 」と い う 事 実 の 方 が 問 題 視 さ れ る よ う に な り 、「 ウ ェ ス ト・ロ ジ ア ン の 疑 問 」は「 イ ン グ ラ ン ド の 疑 問(English Question)」と言 い換えられ るよう に な っ て い る 。 現 労 働 党 政 権 が 「 イ ン グ ラ ン ド の 疑 問 」 へ の 回 答 を 控 え て い る 一 方 で2 1 英 国 ではこれまで、連 邦 制 への移 行 の試 みは、歴 代 政 権 によってことごとく拒 否 されてきた。 2 アーヴィン前 大 法 官 はかつて、「『ウェスト・ロジアンの質 問 』に対 する最 良 の回 答 は、この質 問 をしないことである」

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歴 代 の 保 守 党 党 首 は 、「 イ ン グ ラ ン ド の 法 律 に は イ ン グ ラ ン ド の 票 を (English votes for English laws)」を標語に、 イングラン ドのみに関 連する法律 については 、下院 で の 投 票 権 を イ ン グ ラ ン ド の 選 挙 区 選 出 の 議 員 に 限 定 す る こ と を 提 案 し て い る 。 ス コ ッ ト ラ ン ド 、 ウ ェ ー ル ズ 、 北 ア イ ル ラ ン ド で は 地 方 分 権 を 進 め て い る に も 拘 わ ら ず 、 現 労 働 党 政 権 は 、「 イ ン グ ラ ン ド は 英 国 の 人 口 の 5 分 の 4 を も 占 め て い る の で 、 わ ざ わ ざ 地 方 分 権 を 行 う 必 要 は な く 、 何 よ り 他 の 3 地 域 と 違 っ て 、 住 民 が そ れ を 望 ん で い な い 」 と 主 張 し て い る 。 一 方 、 野 党 第 二 党 の 自 由 民 主 党 は 、 各 地 域 議 会 の 役 割 を 規 定 し た 成 文 憲 法 と 、「 イ ン グ ラ ン ド に お け る 」 直 接 公 選 地 域 議 会 制 度3を 核 と し た 連 邦 制 を 導 入 す る こ と を 公 約 に 掲 げ て い る 。 ま た 、 イ ン グ ラ ン ド 全 土 を カ バ ー す る 地 方 議 会 の 設 立 を 訴 え る「 イ ン グ ラ ン ド 議 会 キ ャ ン ペ ー ン(The Campaign for an English Parliament)」は、英国の他地域 への地方分 権に触発さ れて設立さ れた穏健な 民族主義 団 体 で あ り 、 保 守 党 支 持 者 な ど か ら あ る 程 度 の 支 持 を 得 て い る 。 地 方 分 権 の 第 2 ステージ ス コ ッ ト ラ ン ド で は 、2007 年5月のスコットランド自 治政府議会 選挙で、スコット ラ ン ド 独 立 を 唱 え る 右 翼 政 党 、 ス コ ッ ト ラ ン ド 国 民 党 (SNP) が 第 一 党 と な り、 少 数 与 党 政 権 を 発 足 さ せ て い る 。 ス コ ッ ト ラ ン ド 自 治 政 府 議 会 の 議 員 の う ち 、 引 き 続 き ス コ ッ ト ラ ン ド の 英 国 へ の 帰 属 を 支 持 す る 労 働 党 、保 守 党 、自 由 民 主 党 の 議 員 は2007 年 11 月、SNP による独立に向けたいかなる試みをも回避 、拒絶し 、スコットラ ンドへの 更 な る 権 限 委 譲 の 方 法 を 探 る 超 党 派 の 委 員 会 を 結 成 す る こ と で 合 意 し た 。 野 党 第 一 党 の 保 守 党 は 、1997 年のスコット ランドとウ ェールズへ の地方分権には反対を 唱えて い た が 、SNP の支持拡 大を受けて より現実的 な路線を採 るようにな っており、 この委員 会 へ の 参 加 も 、 そ の 方 針 転 換 の 結 果 の 一 つ の 表 れ で あ る 。 な お 、 こ の 超 党 派 の 委 員 会 は 、 設 立 の 目 的 に つ い て は 合 意 し た も の の 、 実 際 の 作 業 開 始 は2008 年以降となる。 ウ ェ ー ル ズ で も 、労 働 党 と ウ ェ ー ル ズ 国 民 党(Plaid Cymru)の連立政権が、中央政 府 か ら よ り 多 く の 権 限 を 獲 得 す る た め の 方 策 を 検 討 す る ス コ ッ ト ラ ン ド と 類 似 の 委 員 会 の 設 立 に 関 し て 合 意 に 達 し て い る 。 委 員 長 に は 、 元 英 国 国 連 大 使 で あ る エ ミ ー ル ・ ジ ョ ー ン ズ ・ パ リ ー 氏 が 就 任 し た 。 独 自 の 議 会 設 立 か ら 10 年を経たスコットランド、ウェールズにおけるこうした動 き

は 、「 地 方 分 権 第 2 ス テ ー ジ(devolution stage two)」と呼ばれ ている。実際、政治学 者 や 政 治 評 論 家 の 間 で は 、「 地 方 分 権 は プ ロ セ ス で あ り 、 一 回 き り の 出 来 事 で は な い 」 と さ れ て い る こ と か ら す る と 、 こ の 呼 び 方 は 正 し い と 言 え る か も し れ な い 。

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【 地 方 議 会 議 員 に 優 秀 な 人 材 を 確 保 す る 方 策 な ど を 提 言 す る 報 告 書 が 発 表 に 】 英 国 イ ン グ ラ ン ド の 地 方 議 会 議 員 の 役 割 及 び 人 材 確 保 の 方 策 な ど を 検 討 し て い た 「 地 方 議 会 議 員 委 員 会(Councillors Commission)」が 2007 年 12 月 10 日、最終報告書「未 来 を 代 表 す る(Representing the future)」を 発表し た。この調 査は、コ ミ ュニ ティ・ 地 方 自 治 省 の 委 託 に よ り 行 わ れ た も の で あ り 、同 省 は 、「 革 新 的 な 報 告 書 に よ っ て 、イ ン グ ラ ン ド と ウ ェ ー ル ズ 全 土 に お け る4地 方 自 治 体 の 効 率 性 向 上 と 地 方 自 治 の 強 化 を 目 指 す 意 義 あ る 改 革 案 が 示 さ れ た 」 と し て そ の 内 容 を 賞 賛 し て い る 。

同 委 員 会 は 、2006 年 10 月に同省が発表した地方自治白書「コミュニティ の強化 と

繁 栄 の た め に(Strong and Prosperous Communities)」で設置が提案された。これ を

受 け て 2007 年2月、同省付属の 委員会として設立され、議長に はロンドン・カムデン 区 の 前 リ ー ダ ー で あ る ジ ェ ー ン ・ ロ バ ー ツ 氏 が 就 任 し た 。 地 方 自 治 白 書 は 、 同 委 員 会 に つ い て 下 記 の よ う に 記 し て い た 。 地 方 議 会 議 員 へ の 立 候 補 を 住 民 に 促 す イ ン セ ン テ ィ ブ と 、 こ れ を 住 民 か ら 妨 げ て い る 障 害 に つ い て 、 独 立 の 見 直 し 作 業 で 検 討 す る 。 地 方 議 会 議 員 は 、 コ ミ ュ ニ テ ィ に 貢 献 、 奉 仕 す る と い う 役 割 に お い て 、 意 欲 を く じ か れ る の で は な く 、 サ ポ ー ト を 受 け る べ き で あ る 。 見 直 し 作 業 の 検 討 事 項 は 、 ◎ 職 場 を 休 む こ と の 困 難 性 が 、 地 方 議 会 議 員 に な る こ と 、 ま た は 自 治 体 の 内 閣 メ ン バ ー を 務 め る こ と に 対 し て ど の 程 度 の 阻 害 要 因 に な っ て い る か 、 ◎ 地 方 議 会 議 員 及 び 内 閣 メ ン バ ー と し て の 活 動 に 必 要 と 見 込 ま れ る 時 間 、 ◎ 地 方 議 会 議 員 の 報 酬 な ど 、 多 岐 に わ た る 。 報 告 書 は 、 イ ン グ ラ ン ド の 地 方 議 会 議 員 の 平 均 年 齢 は 58.3 歳で、10 年前の 55.4 歳 か ら 著 し く 上 昇 し て い る と 指 摘 。30 歳未満 は全体の 3.5%に過ぎ ず、退職者または自 営 業 者 が 大 半 を 占 め る 。 女 性 は 全 体 の 3 分 の 1 以 下 に 留 ま り 、 エ ス ニ ッ ク ・ マ イ ノ リ テ ィ ー に 属 す る 人 の 割 合 は わ ず か 4.1% となっ ている5。 こ う し た 状 況 を 鑑 み 、 報 告 書 は 、 地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ の 人 口 構 成 を よ り 良 く 反 映 し た 地 方 議 会 を 実 現 す る べ く 措 置 を 講 じ る よ う 求 め て い る 。 報 告 書 の 主 た る 提 言 は 、「 地 方 議 会 議 員 へ の 立 候 補 に 対 す る 住 民 の 関 心 を 高 め る こ と な ど を 目 的 に 地 方 議 会 議 員 の 役 割 と 活 動 に つ い て 周 知 活 動 を 行 う こ と 、 地 方 自 治 体 及 び 地 域 の そ の 他 の 行 政 執 行 機 関 の 機 能 に つ い て 明 快 な 情 報 を 伝 達 す る こ と を 、 地 方 4本 報 告 書 はイングランドの地 方 議 会 議 員 制 度 のみをカバーするものであり、コミュニティ・地 方 自 治 省 によるコメント のこの部 分 は事 実 と異 なる。 5 報 告 書 によると、イングランドの成 人 人 口 のうち、自 分 がエスニック・マイノリティーに属 すると認 識 している人 は 9.5%に上 る。

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自 治 体 が な す べ き 明 確 な 義 務 と す る 」 で あ る 。 こ れ を 含 め 、 報 告 書 は 61 の提 言を掲げた。下記はその一部である。 ・ 選 挙 権 年 齢 を 現 在 の 18 歳から 16 歳に引き下げる。 ・イ ン グ ラ ン ド の 地 方 選 挙 は 、地 域 ご と に 4 年 に 1 回 、同 日 に 実 施 す る 。投 票 日 は 地 域 ご と に ず ら し 、 こ れ に よ っ て 不 正 選 挙 に 対 す る 監 視 が 適 切 に 行 わ れ る よ う に す る 。 地 域 内 の 全 自 治 体 の 選 挙 を 同 日 に 実 施 す る こ と に よ り 、 選 挙 に 対 す る 住 民 の 認 識 を 高 め る 。 ・ 直 接 公 選 首 長 及 び リ ー ダ ー が 選 挙 に 落 選 し て そ の 地 位 を 失 っ た 場 合 、 失 職 手 当 を 支 給 す る 。 落 選 に よ る 経 済 的 困 難 を 救 済 す る と と も に 、 経 済 面 で の リ ス ク を 軽 減 す る こ と に よ っ て 、 こ れ ら の ポ ジ シ ョ ン へ の 就 任 を 促 進 す る 。 ・ 直 接 公 選 首 長 及 び リ ー ダ ー の 任 期 を 3 期 ま で 、 地 方 議 会 議 員 の 任 期 を 5 期 ま で に 限 定 す る 。 ・ 地 方 議 会 議 員 に 対 し 、 議 員 報 酬 と 福 祉 手 当 を 同 時 に 受 給 す る こ と を 許 可 す る 。 ・地 方 自 治 体 職 員6に 対 す る 政 治 活 動 の 制 限 を 撤 廃 し 、地 方 議 会 議 員 へ の 立 候 補 、 地 方 議 会 選 挙 の 選 挙 活 動 へ の 関 与 を 許 可 、 奨 励 す る 。 ・補 欠 選 挙 制 度 を 廃 止 す る 。各 政 党 は 地 方 議 会 選 挙 時 、「 予 備 議 員 」の リ ス ト を 公 表 し 、 所 属 議 員 が 当 選 後 、 任 期 中 に 辞 任 し た 場 合 に 後 任 に 就 か せ る こ と に よ っ て 、 補 欠 選 挙 の 必 要 性 を な く す 。 ・ 地 方 議 会 議 員 の 報 酬 に 関 す る イ ン グ ラ ン ド 統 一 の 枠 組 み を 導 入 し 、 自 治 体 の 規 模 、 種 類 に 応 じ た 報 酬 最 低 額 な ど を 設 定 す る 。「 地 方 自 治 体 基 準 委 員 会 (Local Authority Standards Committee)」は、議 員が義務の 履行を明ら か に 怠 っ て い る 場 合 、 基 本 手 当 の 支 払 い を 一 時 停 止 し 、 過 去 に 支 給 さ れ た 基 本 手 当 の 一 部 を 回 収 す る 権 利 を 有 す る 。

・ 無 料 宝 く じ 参 加 の 権 利 な ど 、 地 方 議 会 選 挙 へ の 投 票 を 促 す イ ン セ ン テ ィ ブ

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を 有 権 者 に 与 え る 。

・従 業 員 が 地 方 議 会 議 員 を 務 め て い る 雇 用 主 に 対 し 、地 方 議 会 議 員 の 役 割 、地 方 議 会 議 員 と し て の 活 動 が 職 場 で の 能 力 発 揮 に も つ な が る こ と を 周 知 す る 。 小 規 模 事 業 者 に 対 し て は 、 従 業 員 に よ る 地 方 議 会 議 員 と し て の 活 動 を 理 由 と し た 欠 勤 時 間 に 対 し 補 償 金 を 支 払 う 。

・ 関 係 各 省 は 、「 資 格 ・ カ リ キ ュ ラ ム 局 (Qualifications and Curriculum Authority)」と協力 のうえ、「地方自治体及び地方議会議員の役割、地域に お け る 民 主 主 義 の 価 値 」 を 学 校 の 教 育 科 目 の 一 つ で あ る 「 市 民 権 」 の 履 修 内 容 に 組 み 込 む 。 ・ 政 党 が 、 地 方 議 会 議 員 立 候 補 者 の 募 集 、 教 育 、 選 定 プ ロ セ ス の 改 善 を 目 指 す プ ロ ジ ェ ク ト を 地 域 で 実 施 す る に あ た り 資 金 を 調 達 で き る 特 定 目 的 基 金 を 、 国 費 を 利 用 し て 設 置 す る 。 こ こ で 言 う プ ロ ジ ェ ク ト と は 、 地 方 議 会 議 員 に 多 様 な 人 材 を 獲 得 す る こ と を 目 的 と し た も の に 限 る 。 ・ 公 共 放 送 機 関 に 対 し 、 地 方 自 治 体 関 連 の 報 道 の 改 善 を 含 め 、 地 方 自 治 体 に つ い て の 国 民 の 理 解 を 促 進 す る と い う 責 務 の 遂 行 を 図 る よ う 要 請 す る 。 政 府 は 今 後 、 同 報 告 書 を 、 地 方 自 治 関 連 の 立 法 作 業 の 土 台 の 一 つ と し て 検 討 す る こ と に な る 。 し か し 政 府 は 既 に 、 採 用 さ れ る 提 案 は 、 自 治 体 の 慣 行 に 関 す る も の に 限 ら れ 、 落 選 し た 直 接 公 選 首 長 及 び リ ー ダ ー へ の 失 職 手 当 支 給 な ど 、 新 た に 政 府 に 財 政 的 負 担 を 強 い る 提 案 は 全 て 却 下 す る こ と を 示 唆 し て い る 。 同 委 員 会 の メ ン バ ー は 下 記 の 通 り で あ っ た 。 野 党 か ら は 、 労 働 党 寄 り の 顔 ぶ れ で あ る と の 批 判 も 出 て い た 。 ・ 議 長 : ジ ェ ー ン ・ ロ バ ー ツ 氏 ( ロ ン ド ン ・ カ ム デ ン 区 前 リ ー ダ ー ) ・ ヤ セ ル ・ ア ー メ ド 氏 ( 起 業 家 、 ボ ル ト ン 市 で コ ミ ュ ニ テ ィ 活 動 に 従 事 ) ・ キ ャ シ ー ・ ベ イ ク ウ ェ ル 氏 ( サ マ セ ッ ト 県 議 会 議 員 ( 自 由 民 主 党 )、 同 県 前 リ ー ダ ー 、「 カ ウ ン テ ィ ・ カ ウ ン シ ル ・ ネ ッ ト ワ ー ク 」 副 会 長 、 イ ン グ ラ ン ド 南 西 部 地 域 審 議 会 メ ン バ ー ) ・ ジ ェ シ カ ・ ク ロ ウ 氏 ( ロ ン ド ン ・ ハ ッ ク ニ ー 区 元 副 市 長 、「 公 共 監 視 セ ン タ ー 」 所 長 、「 労 働 党 地 方 議 会 議 員 協 会 」 役 員 ) ・ マ ー ガ レ ッ ト ・ イ ー ト ン 氏 ( 地 方 自 治 体 協 議 会 副 議 長 、 地 方 自 治 体 協 議 会 保 守 党 グ ル ー プ リ ー ダ ー 、 ブ ラ ッ ド フ ォ ー ド 市 元 リ ー ダ ー ) ・ ベ ン ・ ペ ー ジ 氏 ( 調 査 会 社 「 イ プ ソ ス ・ モ リ 」 の 国 政 、 地 方 自 治 に 関 す る 調

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査 部 門 「 パ ブ リ ッ ク ・ ア フ ェ ア ー ズ 」 部 長 ) ・マ シ ュ ー・テ イ ラ ー 氏( ウ ォ ー リ ッ ク シ ャ ー 県 議 会 議 員( 労 働 党 )、労 働 党 書 記 長 補 、 ト ニ ー ・ ブ レ ア 前 首 相 の 元 首 席 顧 問 、 王 立 芸 術 協 会 会 長 ) ( 参 考 ) http://www.communities.gov.uk/councillorscommission/ http://www.communities.gov.uk/councillorscommission/latestnews/584420/ 【 中 央 政 府 と 地 方 自 治 体 間 の 協 働 に 関 す る 枠 組 み 「 中 央 ・ 地 方 協 定 」 が 締 結 】 英 国 ヘ イ ゼ ル ・ ブ リ ア ー ズ ・ コ ミ ュ ニ テ ィ ・ 地 方 自 治 相 と 地 方 自 治 体 協 議 会 (LGA) の サ イ モ ン ・ ミ ル ト ン 議 長 は 、2007 年 12 月 12 日に開かれた LGA 総会で、中央政府と 地 方 自 治 体 間 の 協 働 に 関 す る 枠 組 み を 示 す 「 中 央 ・ 地 方 協 定 (Central-Local Concordat)」に署名した。 2007 年7月に政府が 発表した統 治機構改革に関する緑 書「英国の統治( Governance of Britain)」は、同協定につい て下記のよ うに記して いた。 「 コ ミ ュ ニ テ ィ・地 方 自 治 相 は 、地 方 自 治 体 協 議 会 と 協 力 し て 、中 央 政 府 と 地 方 自 治 体 間 の 関 係 を 規 定 す る 協 定 を 策 定 す る 。協 定 は 、地 方 自 治 体 の 権 利 と 義 務 を 規 定 す る 初 め て の 合 意 書 と な り 、 可 能 な 限 り 地 域 に 効 果 的 な リ ー ダ ー シ ッ プ を 提 供 し 、 地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ を 強 化 す る な ど の 自 治 体 の 責 任 に つ い て も 盛 り 込 ま れ る 」 以 下 は 「 中 央 地 域 協 定 」 の 全 文 訳 で あ る 。 1. グローバル化から社会的変化、人口構成における変化に至るまで、地域は 様々な大 き な 課 題 に 直 面 し て い る 。 地 域 の 住 民 の 公 共 サ ー ビ ス に 対 す る 要 求 水 準 は 、 彼 ら の 公 共 サ ー ビ ス へ の 期 待 値 の 上 昇 と 向 上 心 の 高 ま り に 呼 応 し て 、 当 然 の こ と な が ら 上 が っ て い る 。 そ れ ら の 課 題 と 地 域 住 民 の 期 待 に 応 え る た め 、 コ ミ ュ ニ テ ィ は 戦 略 的 リ ー ダ ー シ ッ プ を 有 す る こ と が 必 要 で あ り 、公 共 サ ー ビ ス は 質 及 び 効 率 性 を 継 続 的 に 改 善 し 、 ま た 全 て の 住 民 を 公 平 に 扱 う こ と が 求 め ら れ る 。 我 々 は 、 英 国 の 全 て の 地 域 で 、 全 て の 住 民 の た め に 、 地 域 と 地 域 の 公 共 サ ー ビ ス が こ の 課 題 に 取 り 組 む こ と を 保 証 し 、 全 住 民 の 生 活 の 質 を 向 上 さ せ る こ と が 、 中 央 政 府 に お い て も 、 地 方 自 治 体 に お い て も 、 選 挙 で 選 ば れ た 議 員 と 任 命 を 受 け て そ の 職 務 を 遂 行 し て い る 職 員 の 義 務 で あ る と 考 え る 。 2. 国会は、「 2007 年地方自治・保健サービ スにおける 住民関与法( Local Government

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and Public Involvement in Health Act in 2007)」を承認した7。 同 法 は 、2006 年 10 月 発 表 の 地 方 自 治 白 書「 コ ミ ュ ニ テ ィ の 強 化 と 繁 栄 の た め に(Strong and Prosperous Communities)」に盛り込まれた その他の方 針と共に、意義深く、今後も長く 続く変化 を 示 す も の で あ る 。 こ れ ら は 、 中 央 政 府 と 地 方 自 治 体 間 の 関 係 に つ い て 新 た な 土 台 を 形 成 す る 。 我 々 は 今 後 、 こ の 土 台 を ベ ー ス に 、 中 央 政 府 と 地 方 自 治 体 の 関 係 を 更 に 発 展 さ せ て い く 。 3. 中央政府、地方自治体の統治機構としての妥当性の根拠は、国 会と、地域 と公共 サ ー ビ ス の 改 善 に お い て 先 導 的 な 役 割 を 担 う こ と を 中 央 政 府 及 び 地 方 自 治 体 に 期 待 す る 市 民 に よ り 選 挙 で 与 え ら れ た 権 限 で あ る 。 4. このことは、中央 政府と地方自治体が、公共サービ スの改善と 民主主義の 強化にお い て パ ー ト ナ ー で あ る こ と を 意 味 す る 。 中 央 政 府 と 地 方 自 治 体 が 共 有 す る 目 的 と し て 特 に 以 下 の も の が 挙 げ ら れ る 。 ・ 繁 栄 す る コ ミ ュ ニ テ ィ の 創 造 と 維 持 。 繁 栄 す る コ ミ ュ ニ テ ィ と は 、 人 々 が 、 住 み 、 働 き 、 子 供 を 育 て 、 引 退 後 も 暮 ら し た い と 思 う よ う な 場 所 で あ る 。 ま た 、 公 共 サ ー ビ ス の 恩 恵 を 受 け る こ と が で き 、 妥 当 な 価 格 で 住 み よ い 住 宅 に 住 む こ と が で き る 場 所 で あ る 。 ・ 反 社 会 的 行 動 及 び 犯 罪 に 取 り 組 み 、 人 々 の 健 康 を 促 進 す る 。 ・ 児 童 、 若 者 、 家 族 が よ り 良 い 公 共 サ ー ビ ス を 受 け ら れ る よ う に す る 。 ・高 齢 者 の 更 な る 自 立 と 福 利 向 上 を 促 進 す る 予 防 的 施 策 を 通 じ て 、高 齢 化 社 会 の ニ ー ズ と 期 待 に 応 え る べ く 準 備 を 整 え る 。 ・産 業 の 振 興 を 図 る 。職 業 技 術 取 得 と 雇 用 の 促 進 、富 の 創 造 、繁 栄 の 拡 大 を 図 り 、 こ れ ら の 利 益 を 全 て の 人 が 共 有 で き る よ う に す る 。 ・ 環 境 を 保 護 、 改 善 し 、 気 候 変 動 と 環 境 汚 染 に 取 り 組 む 。 ・ 地 域 の ボ ラ ン テ ィ ア 団 体 、 コ ミ ュ ニ テ ィ ・ グ ル ー プ 、 社 会 的 企 業 (social enterprises)8を 含 む 第 三 セ ク タ ー9を 支 援 す る 。 ・政 治 的 ま た は 宗 教 的 過 激 主 義 が 立 ち 入 る 隙 を 与 え ず 、寛 容 性 、良 識 、尊 敬 の 心 を 持 っ て 多 元 的 で 健 全 な 民 主 主 義 を 促 進 す る 。 7 2007 年 10 月 30 日 成 立 。 8 環 境 保 護 、障 害 者 支 援 、フェアトレード促 進 など社 会 的 課 題 への取 り組 みを狙 いとして事 業 を行 う企 業 。 9 日 本 語 で言 う「第 三 セクター」は、官 民 共 同 出 資 の法 人 を指 すことが多 いが、コミュニティ・地 方 自 治 省 のウェブサ イトによると、英 政 府 は「サード・セクター」を、「主 として社 会 、環 境 、文 化 面 などにおける目 的 を追 求 するために利 益 を再 投 資 する非 政 府 組 織 」と定 義 しており、ボランティア団 体 、コミュニティ組 織 、慈 善 団 体 、社 会 的 企 業 、生 活 共 同 組 合 などが含 まれる。

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・ 地 方 議 会 議 員 が 高 い 水 準 を も っ て 自 ら の 行 動 を 律 す る よ う 奨 励 す る 。 こ れ ら の 目 的 を 達 成 す る に あ た り 、「 権 限 を 最 上 の 形 で 行 使 す る の は 、効 率 的 で 機 能 的 な 最 基 底 の 行 政 機 関 で あ る 」 と い う 前 提 が 存 在 す る べ き で あ る 。 5. 中央政 府は、国の利益に適うようその機能を果たす責任と民主的権限を有する。中 央 政 府 は 、国 会 を 通 し て 機 能 を 果 た し 、国 の 経 済 的 利 益 、公 共 サ ー ビ ス の 改 善 、公 共 サ ー ビ ス の 水 準 、 課 税 な ど が 最 も 重 要 な 問 題 で あ る 。 6. 地方自治体は、公共サービスのみならず、地域の全 住民の繁栄 と福利 、コ ミュニ テ ィ 全 体 の 結 束 に つ い て も 責 任 を 有 す る 。 地 方 自 治 体 は 、 コ ミ ュ ニ テ ィ の 福 利 促 進 に 関 す る 全 般 的 な 権 限 と 、 地 域 の 社 会 的 、 経 済 的 、 ま た 環 境 面 に お け る 福 利 を 保 証 す る べ く 最 大 限 の 努 力 を 払 う 義 務 を 負 う 。LGA と中央政府は 、全ての自 治体に対し 、この 福 利 の 促 進 と い う 権 限 を 効 果 的 に 利 用 し 、 ま た よ り 多 く の 行 政 業 務 を 担 う よ う 奨 励 す る こ と で 協 力 す る 。 7. この関 係において 、中央政府 と地方自治 体は、相互 に対し権利と責任を有する。 8. 中央政 府は、英全土を対象とした政策を策定する権利を有する。中央政府 が策定 す る 政 策 に は 、公 共 サ ー ビ ス の 最 低 基 準 も 含 ま れ 、こ れ は 、地 域 と 協 働・支 援 し 、ま た 著 し い サ ー ビ ス 水 準 の 低 下 を 避 け る た め 最 終 手 段 と し て 中 央 政 府 が 自 治 体 業 務 に 介 入 す る こ と を 可 能 に す る た め の も の で あ る 。中 央 政 府 は 、地 方 自 治 体 の 機 能 を 定 め る 法 律 を 国 会 に 提 案 す る 。 9. 中央政 府は、こ れらの権利を行使するにあたり、地方自治体と協議、協働すべき義 務 を 負 う 。中 央 政 府 は 、地 方 自 治 体 に よ る 責 務 の 遂 行 を 妨 げ る 障 害 を 順 次 取 り 除 く こ と を 約 す る 。こ れ ら 障 害 に は 、業 績 評 価 制 度 に よ る 自 治 体 へ の 負 担 、自 治 体 へ の 政 府 補 助 金 の 使 途 制 限 、 中 央 政 府 に よ る 自 治 体 向 け ガ イ ダ ン ス が 含 ま れ る 。 10. 地 方 自 治 体は 、地 方 議 会選 挙で 示 さ れた コミ ュ ニ テ ィの優 先事 項 に 取り 組み 、 地 域 の 公 共 サ ー ビ ス 提 供 に お い て 先 導 役 を 担 い 、不 必 要 な 指 導 や 監 督 な し に 地 域 の 未 来 を 形 成 す る 権 利 を 有 す る 。 11. 地方自治体は 、説明責任 を有し、透明 性が高く、 コミュニテ ィの需要に応えるリ ー ダ ー シ ッ プ を 提 供 す る と 共 に 、地 域 の 公 共 機 関10、産 業 界 、第 三 セ ク タ ー と パ ー ト ナ ー シ ッ プ を 組 み 、 協 力 し て 公 共 サ ー ビ ス の 改 善 を 継 続 、 推 進 す る 義 務 を 負 う 。

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12. こ の 協 定 のパ ート ナ ー であ る中 央 政 府と 地方 自 治 体 は 共に 、税 金 を 適切 に用い 、 権 限 を 委 譲 し 、国 レ ベ ル に お い て も 地 域 レ ベ ル に お い て も 、討 論 と 意 思 決 定 、公 共 サ ー ビ ス の 形 成 と 提 供 に コ ミ ュ ニ テ ィ と 住 民 を 参 加 さ せ る 義 務 を 負 う 。

13. 中央政府、地方自治体が今後、協働して実現することは、「 2007 年包括的支出見 直 し(Comprehensive Spending Review、CSR)」に盛り込ま れた「公共 サービス合 意 (Public Service Agreements)」11の 達 成 、 地 方 自 治 体 に よ る 公 共 サ ー ビ ス を 評 価 す る た め の 約 200 項目の 新業績指標12に 基 づ い た 新 た な 業 績 評 価 枠 組 の 導 入 、新 業 績 指 標 に 沿 っ た 各 地 域 の 達 成 目 標 を 35 以下に限定すること―である13

14. 本協 定が掲げる 中央政府と 地方自治体 間の新たな 関係の核となるのが、地域の 複 数 の 公 的 機 関 の 間 で 、 ま た は 地 域 の 公 的 機 関 と 中 央 政 府 の 間 で 締 結 さ れ る 新 た な 形 式 の「 地 域 協 定(Local Area Agreement)」であり、こ れは、地方自治体が単独で、ま た は そ の 他 の 組 織 と パ ー ト ナ ー シ ッ プ を 組 ん で 行 う 各 地 域 に お け る 公 共 サ ー ビ ス に 関 す る 合 意 、 そ の 提 供 、 監 視 の た め の 主 要 な ツ ー ル と し て 締 結 さ れ る も の で あ る 。 こ の 目 的14を 達 成 す る た め に は 、中 央 政 府 の 各 省 、そ の 執 行 機 関 、地 域 政 府 事 務 所 、地 方 自 治 体 、地 域 の パ ー ト ナ ー の 業 務 手 法 、慣 行 に お い て 大 幅 な 変 化 が 必 要 と さ れ る こ と を 我 々 は 認 識 し て い る 。 中 央 政 府 と 地 方 自 治 体 は 、 必 要 な 変 化 を 効 果 的 に 導 入 す る と い う 責 任 を 共 有 し て い る 。

15. 中央政府と地方自治体は、◎金銭的効率 性(value for money)を有する 公共サー ビ ス を 提 供 す る 、 ◎ 地 方 自 治 体 が 担 う 新 た な 責 務 を 含 め 、 公 共 サ ー ビ ス の 提 供 に 十 分 な 資 金 が 提 供 さ れ て い る こ と を 保 証 す る 、 ◎ 透 明 性 が 高 く 、 明 晰 で 、 説 明 責 任 を 有 す る と い う 原 則 が 地 方 税 に 適 用 さ れ る こ と を 保 証 す る ― ― と い う 責 任 を 共 有 す る 。

中 央 政 府 と 地 方 自 治 体 は 、 国 の 財 源 が ど の 程 度 地 域 に 投 入 さ れ て い る か に 関 し て よ り 明 確 で 透 明 性 の 高 い 情 報 を 地 域 住 民 に 提 供 し 、 ま た 「 欧 州 地 方 自 治 憲 章(The European Charter of Local Self-Government)」15が 言 及 す る 地 方 自 治 体 へ の 大 幅 な 自 11 3 年 毎 の省 別 予 算 配 分 計 画 である「包 括 的 支 出 見 直 し」の適 用 期 間 内 に政 府 が達 成 することが望 まれる優 先 課 題 を示 したもの。以 前 は省 別 に合 計 約 600 の達 成 目 標 を掲 げたものだったが、2007 年 版 より、全 省 で成 し遂 げ ることが望 まれる事 項 を 30 項 目 並 べただけのものになった。 12 2006 年 10 月 発 表 の地 方 自 治 白 書 「コミュニティの強 化 と繁 栄 のために」で提 案 され、「2007 年 地 方 自 治 ・保 健 サービスにおける住 民 関 与 法 」の成 立 によって実 現 した。2008 年 4 月 導 入 予 定 。 13 35 の達 成 目 標 に加 え、法 律 で定 められた学 校 生 徒 と就 学 前 の子 供 の学 習 到 達 目 標 も課 せられる。 14 地 方 自 治 体 が単 独 で、或 いはその他 の組 織 とパートナーシップを組 んで行 う各 地 域 における公 共 サービスに関 して合 意 し、その公 共 サービスを提 供 、監 視 するという目 的 。 15 欧 州 評 議 会 の閣 僚 委 員 会 が 1985 年 7 月 に採 択 、1988 年 9 月 発 効 。

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治 権 の 付 与 を 促 進 す る た め 、 資 金 調 達 方 法 に つ い て 自 治 体 に よ り 多 く の 柔 軟 性 を 与 え る べ く 協 働 す る 。 16. 中央 政府と地方 自治体は、地域企業と 自治体間の 新たな関係 を築くべく 協働す る。 こ の 目 的 は 、 特 に 警 察 と 保 健 サ ー ビ ス な ど 主 要 な 公 共 サ ー ビ ス の 地 域 に お け る 民 主 的 な 説 明 責 任 を 高 め る こ と 、 老 人 介 護 ・ 支 援 制 度 の 改 革 に 向 け た 選 択 肢 を 探 る こ と で あ る 。中 央 政 府 と 地 方 自 治 体 は 、「 コ ン パ ク ト(Compact)」16の 原 則 に 則 り 、第 三 セ ク タ ー と 協 働 す る と い う 責 任 を 共 有 す る 。 17. この 協定のパー トナーであ る中央政府 と地方自治 体は、本協 定によって 新たな 意 義 を 与 え ら れ た「 中 央 ・ 地 方 パ ー ト ナ ー シ ッ プ(Central-Local Partnership)」17の 会 合 で 定 期 的 に 顔 を 合 わ せ る 。「 中 央・地 方 パ ー ト ナ ー シ ッ プ 」の 役 割 の 一 つ は 、本 協 定 の 機 能 を 監 視 し 、 必 要 に 応 じ て こ れ を 改 訂 す る こ と で あ る 。 ( 参 考 ) http://www.lga.gov.uk/PressRelease.asp?lSection=0&id=SXDBAB-A784D798 【 ユ ニ タ リ ー 化 承 認 の 9 自 治 体 全 て は 当 初 予 定 通 り 2009 年4月に移行を果た せない 見 込 み に 】 英 国 コ ミ ュ ニ テ ィ ー ・ 地 方 自 治 省 は 、2007 年 12 月5日、同年 7月に既に一層制の自 治 体 で あ る ユ ニ タ リ ー へ の 移 行 が 承 認 さ れ た 9 自 治 体 の う ち 5 自 治 体 が 、 当 初 の 予 定 通 り 2009 年4月にユニタリー化を果たすことを明らかに した。5自 治体とは、コーン ウ ォ ー ル 県 、 ダ ー ラ ム 県 、 ノ ー サ ン バ ー ラ ン ド 県 、 シ ュ ロ ッ プ シ ャ ー 県 、 ウ ィ ル ト シ ャ ー 県 で あ る 。 残 り 4 自 治 体 の ベ ッ ド フ ォ ー ド 市 、 チ ェ ス タ ー 市 、 エ ク セ タ ー 市 、 イ プ ス ウ ィ ッ チ 市 は 更 な る 検 討 が 必 要 で あ る と さ れ た が 、 こ の う ち チ ェ ス タ ー 市 に つ い て は 2007 年 12 月 19 日、チェシャー県を2つのユニタリーに分割するという同市案 を 計 画 通 り 進 め る こ と が 同 省 に よ り 発 表 さ れ た 。 同 市 の 案 に 対 し て は 、 住 民 、 県 ・ 市 議 会 議 員 共 に 反 対 の 声 が 高 か っ た た め 、 実 施 は 先 送 り さ れ る も の と 見 込 ま れ て い た 。 今 回 の 一 連 の ユ ニ タ リ ー 化 に 向 け た 構 想 は 、コ ミ ュ ニ テ ィ ー・地 方 自 治 省 が 2006 年 10 月 に 発 表 し た 地 方 自 治 白 書 「 コ ミ ュ ニ テ ィ ー の 強 化 と 繁 栄 の た め に ( Strong and Prosperous Communities)」で初 めて明 らかに され た。同 白書は 、イン グラ ンドの 二 層 制 地 域 で ユ ニ タ リ ー 化 を 希 望 す る 自 治 体 は そ の 旨 を 申 請 す る よ う 呼 び か け て い た 。 こ れ を 受 け 、26 の自治体が申請を提出し、2007 年3月に最終候補の 16 の自治体名が 16 政 府 とボランタリーセクターの役 割 分 担 を明 示 し、協 働 関 係 を促 進 するため両 者 間 で締 結 される合 意 の覚 書 。

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発 表 さ れ た 。 政 府 は 同 年 6 月 、 政 府 の 財 政 ル ー ル が 許 容 す る よ り も 多 く の 申 請 が ユ ニ タ リ ー 化 の 基 準18を 満 た し た 場 合 に 備 え 、 こ れ ら 16 の自治体による申請に優先順位 を 付 け る と の 提 案 に つ い て 専 門 家 の 意 見 を 求 め た が 、 詳 細 な 検 討 の 後 、 優 先 順 位 付 け は 必 要 な い と の 結 論 に 至 っ た 。 ジ ョ ン・ヒ ー リ ー 地 方 自 治 担 当 相 は 、ユ ニ タ リ ー 化 を 承 認 さ れ た 9 自 治 体 を 2007 年 7 月 に 発 表 し た 際 は 、こ れ ら の 全 て が 2009 年4月にユ ニタリー化 を果たし、新たな 自 治 体 と し て 機 能 を 開 始 す る 見 込 み で あ る 旨 述 べ て い た 。 エ ク セ タ ー 市 と イ プ ス ウ ィ ッ チ 市 の 申 請 案 は 、 両 市 の 主 張 に 反 し て 、 金 銭 的 効 率 性 (value for money)を達成する ことになら ないと判断 され、ブリ アーズ・コ ミュニ テ ィ ・ 地 方 自 治 相 が 、「 イ ン グ ラ ン ド 境 界 委 員 会 (Boundary Committee for England)」 19に 対 し 、各 市 を 含 め た よ り 広 い 地 域 を カ バ ー す る 新 た な ユ ニ タ リ ー 化 案 を 提 案 す る よ う 依 頼 す る に 至 っ て い る 。 ベ ッ ド フ ォ ー ド 市 の 申 請 案 に つ い て は 、 政 府 が 同 市 を 除 く ベ ッ ド フ ォ ー ド シ ャ ー 県 の 残 り の 地 域 も ユ ニ タ リ ー 化 し た い 意 向 で あ る た め 、 そ れ ら の 地 域 に よ る ユ ニ タ リ ー 化 案 が 提 出 さ れ る ま で 実 施 が 延 期 さ れ て い る 。 上 記 6 自 治 体 の ユ ニ タ リ ー 化 に 必 要 な 命 令(Order)20は 既 に 下 院 に 提 出 済 み で あ る 。 こ れ ら 地 域 で は 、 ユ ニ タ リ ー 化 に よ る 影 響 を 受 け る 全 自 治 体 の リ ー ダ ー 及 び 事 務 総 長 で 構 成 さ れ る「 ユ ニ タ リ ー 移 行 委 員 会(Implementation Executive)」が設置され、財 政 や 人 事 面 な ど の 準 備 を 行 う 。同 委 員 会 は 新 た な ユ ニ タ リ ー の 創 設 と 同 時 に 解 散 す る 。 ( 参 考 ) http://www.communities.gov.uk/news/corporate/575159 【2007 年夏の洪水対応 に関する中 間報告書】 英 国 2007 年夏に英国を襲 った洪水に 関し、行政による対策 、対応等の点で学べる教訓な ど を 調 査 ・ 検 討 し て い る マ イ ケ ル ・ ピ ッ ト 氏 率 い る 独 立 の 調 査 チ ー ム が 中 間 報 告 書 を 発 表 し た(12 月 17 日)。同報告 書の目的は 、◎緊急な対応を必要 とする問題 を特定す る こ と ◎ 今 後 の 調 査 の 方 向 付 け を 行 う こ と ◎ 最 終 報 告 書 に 向 け た 意 見 集 約 作 業 の た め の 検 討 事 項 を 提 供 す る こ と ― ― と さ れ て お り 、最 終 報 告 書 は 2008 年夏に 発表予 定 18 政 府 がユニタリー化 の条 件 として設 定 した、地 域 のリーダーシップ強 化 、公 共 サービス改 善 、金 銭 的 効 率 性 など に関 する 5 項 目 の基 準 。 19 イングランドの地 方 自 治 の構 造 および行 政 区 画 の見 直 しなどを行 う「選 挙 委 員 会 (Electoral Commission))付 属 の法 定 委 員 会 。 20 議 会 での承 認 を必 要 としない副 次 立 法 の一 つ。

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と さ れ て い る 。 イ ン グ ラ ン ド 、ウ ェ ー ル ズ の 2007 年5∼7月の降雨量は、観測が始まった 1766 年 以 降 、 最 高 を 記 録 し た 。 特 に イ ー ス ト ・ ラ イ デ ィ ン グ ・ オ ブ ・ ヨ ー ク シ ャ ー 市 や キ ン グ ス ト ン ・ ア ポ ン ・ ハ ル 市 、 サ ウ ス ・ ヨ ー ク シ ャ ー 地 方 な ど の イ ン グ ラ ン ド 北 部 、 グ ロ ス タ ー シ ャ ー 県 、 ウ ス タ ー シ ャ ー 県 、 オ ッ ク ス フ ォ ー ド シ ャ ー 県 、 バ ー ク シ ャ ー 県 な ど の 同 中 西 部 、 南 部 が 深 刻 な 水 害 に 見 舞 わ れ 、13 人 が死亡、4 万 8,000 件の一般家 屋 と 7,000 に及ぶ企業の事業所 が被害に遭 った。電気 や水道の供 給が止まっ たほか、 鉄 道 や 高 速 道 路 が 閉 鎖 さ れ 、 被 害 地 域 の 多 く が 機 能 停 止 に 陥 っ た 。 ピ ッ ト 氏 の 報 告 書 に 先 立 ち2007 年 12 月6日に発表された環境庁( Environmental Agency)の報告書に よ れ ば 、今 回 の 洪 水 の 被 害 者 に よ る 保 険 会 社 へ の 保 険 金 請 求 額 は 、約 30 億ポンド( 約 6,450 億円 )にも達し ている。 な お 、マ イ ケ ル・ピ ッ ト 氏 は 、国 民 医 療 制 度(NHS)の戦略的保健局(Strategic Health Authorities)21の う ち イ ン グ ラ ン ド 南 西 部 を 管 轄 す る「NHS サウス・ウェスト」の局 長 で も あ る 。ユ ニ バ ー シ テ ィ・カ レ ッ ジ ・ロ ン ド ン で 土 木 工 学 を 学 ん だ 後 、地 方 自 治 体 の 技 術 関 連 部 門 で 経 験 を 積 み 、チ ェ シ ャ ー 県 及 び ケ ン ト 県 の 事 務 総 長 を 歴 任 し て い る 。 英 国 の 地 方 自 治 体 業 務 に 最 も 精 通 し た 人 物 の 一 人 と さ れ 、2005 年には「サー(Sir)」 の 称 号 を 付 与 さ れ て い る 。 報 告 書 は 、2007 年 の洪 水を、「 英国 に 対す る警 鐘 」であ ったと 指 摘 した。 洪水対 策 は 「 テ ロ や イ ン フ ル エ ン ザ に 対 す る 対 策 と 同 様 の 優 先 権 を 与 え ら れ る べ き 」 と し て 断 固 た る 措 置 を 訴 え 、15 項目の「緊急提言」と、72 項目にわたる「暫定的な 結論」を掲 げ た 。 今 回 の 洪 水 は 、短 時 間 の 大 量 降 雨 の た め 、排 水 施 設 の 排 水 能 力 が 追 い つ か な く な り 、 地 面 に 地 表 水 が 溢 れ 出 し て 家 屋 や 建 物 に 被 害 を 与 え た ケ ー ス が 多 か っ た 。 地 表 水 は 、 多 量 の 降 雨 の た め 地 下 水 量 が 地 層 の 保 水 能 力 を 超 え 、 水 が 地 中 か ら 地 表 へ 溢 れ 出 す こ と で 発 生 す る 。 こ の た め 報 告 書 は 、 地 下 水 の 量 が 地 層 の 保 水 機 能 の 限 界 を 超 え る 危 険 性 が あ る 場 合 は 、 環 境 庁 が 地 下 水 量 の 検 査 を よ り 頻 繁 に 、 系 統 立 て て 行 う こ と を 緊 急 提 言 の 一 つ と し て い る 。 地 表 水 の 溢 水 は 、 河 川 の 氾 濫 や 海 面 上 昇 に 比 べ て 予 測 困 難 で あ る が 、 報 告 書 は 、 環 境 庁 が 地 方 自 治 体 や 水 道 会 社 と 協 力 の う え 、 地 表 水 の 溢 水 に よ る 洪 水 の 発 生 リ ス ク が 高 い 地 域 を リ ス ト ア ッ プ し 、 そ の 情 報 を 「 地 域 回 復 フ ォ ー ラ ム (Local Resilience Forum)」22に 伝 え る こ と 、 そ の 後 更 に 数 ヶ 月 か け て そ の 他 の 「 危 険 地 域 」 を 特 定 す る 21 保 健 省 に属 する NHS の地 域 の出 先 機 関 。地 域 の NHS サービスの管 理 、監 督 、改 善 を担 う。

(13)

こ と も 緊 急 提 言 と し て 挙 げ た 。

地 方 自 治 体 の 責 務 に つ い て は 、 水 害 発 生 時 、 近 隣 の 自 治 体 と 連 絡 を 取 り 合 い な が ら 被 害 状 況 を 見 極 め 、地 域 レ ベ ル で 複 数 の 機 関 に よ る 対 応23を 開 始 さ せ る 役 割 を 広 域 自 治 体(upper tier local authorities)が担うべ きであるこ とを暫定的 提言の一つ として盛 り 込 ん だ 。 今 回 の 水 害 で は 、 地 域 の パ ー ト ナ ー と 協 議 し 、 複 数 の 機 関 に よ る 対 応 を 開 始 さ せ る 役 割 を 誰 が 担 う か が 明 確 で は な か っ た た め 、 混 乱 が 生 じ た 地 域 も あ っ た 。 な お 、 地 域 で 特 に 取 り 決 め が あ る 場 合 を 除 き 、 複 数 の 機 関 に よ る 対 応 を 現 場 で 指 揮 す る の は 警 察 の 役 割 で あ る と し た 。 上 記 を 含 む 同 報 告 書 の 15 の緊 急提言は下記の通りである。 ① 地 下 水 の 量 が 地 層 の 保 水 機 能 の 限 界 を 超 え る 危 険 性 が あ る 場 合 は 、 環 境 庁 が 、 地 下 水 量 の 検 査 を よ り 頻 繁 に 系 統 立 て て 行 う 。地 下 水 の 溢 水 に よ る 大 規 模 な 洪 水 を 今 冬 以 降 か ら 予 測 、被 害 を 緩 和 す る た め 、こ の 措 置 は で き る だ け 早 く 始 め ら れ る べ き で あ る 。 ② 環 境 庁 は 、 地 方 自 治 体 や 水 道 会 社 と 協 力 の う え 、 地 表 水 の 溢 水 に よ る 洪 水 が 起 こ る 可 能 性 の 高 い 地 域 を リ ス ト ア ッ プ し 、 そ の 情 報 を 「 地 域 回 復 フ ォ ー ラ ム (Local Resilience Forum)」に伝える。その後、更に数ヶ月かけて、その他の「危険 遅滞 」 を 特 定 す る 。 ③ 環 境 庁 は 、取 り 外 し 可 能 な 臨 時 の 洪 水 被 害 防 止 設 備24の 使 用 に 関 す る 明 確 な 方 針 を 緊 急 に 策 定 、 導 入 す る 。 ④「 地 域 回 復 フ ォ ー ラ ム 」は 、2007 年夏の洪水被害の状況と各々 の「コ ミュ ニ ティ・ リ ス ク 登 録 」の 内 容 を 考 慮 し て 、現 在 の 水 害 時 救 援 体 制 が 十 分 で あ る か ど う か 早 急 に 検 討 す る 。 ⑤ 「 地 域 回 復 フ ォ ー ラ ム 」 は 、 公 式 の 救 援 施 設 及 び そ の 他 の 主 要 施 設 に つ い て 緊 急 に 見 直 し 作 業 を 行 い 、そ れ ら が 洪 水 や そ の 他 の 大 規 模 な 緊 急 事 態 に 対 応 で き る レ ベ ル の も の で あ る か 、 或 い は そ れ ら の 施 設 を 使 わ な い 代 替 案 が あ る こ と を 確 認 す る 。 ⑥ 内 閣 府 は 、 他 省 と 協 力 し て 、 大 規 模 な 災 害 の 際 に 救 援 物 資 を 緊 急 に 調 達 す る 取 り 決 め を 確 立 す る た め の 費 用 、 そ の 利 点 、 実 行 可 能 性 を 早 急 に 検 討 す る 。 ⑦ 保 健 省 は 、 警 察 の 緊 急 時 救 援 隊 の 戦 略 担 当 部 門 「 ゴ ー ル ド ・ コ マ ン ド (Gold Command)」 に 対 し て 科 学 的 、 技 術 的 ア ド バ イ ス を 提 供 す る 組 織 の 役 割 及 び 説 明 責 任 を 明 ら か に し た ガ イ ダ ン ス を 可 能 な 限 り 早 く 発 行 す る 。 ⑧ 内 閣 府 は 、「 社 会 的 弱 者 」の 定 義 と 見 極 め の 方 法 及 び 緊 急 時 に お け る こ れ ら の 人 々

組 織 で構 成 される。その地 域 のリスク評 価 を行 い、それをコミュニティ・リスク登 録 (Community Risk Register)に記 録 する。

23 警 察 、消 防 、自 治 体 など複 数 の機 関 による水 害 への対 応 を意 味 する。 24 柵 、砂 袋 など。

(14)

の 支 援 策 に 関 す る ア ド バ イ ス を 記 載 し た 地 域 の 災 害 対 応 者 向 け ガ イ ダ ン ス を 早 急 に 発 行 す る 。

⑨ 環 境・ 食 糧・農 村 問 題 省(Defra)は、水害リスク管理と緊急時対応の指揮役とし

て の 役 割 を 効 果 的 に 果 た す べ く 、水 害 時 対 応 策 を ま と め た 全 国 統 一 の 枠 組 み を 緊 急 に 策 定 、 共 有 す る 。

⑩ 「2004 年一般緊急事態法(Civil Contingency Act 2004)」によって「第一分類」 に 分 類 さ れ て い る 災 害 対 応 者25に 対 し 、管 轄 地 域 の 主 要 イ ン フ ラ 設 備 に 関 す る 詳 細 な 評 価 結 果 を 提 供 し 、こ れ ら の 設 備 が 水 害 に 対 し て ど の 程 度 ぜ い 弱 で あ る か を 判 断 で き る よ う に す る 。 ⑪ 環 境 庁 は 、 電 話 会 社 と 協 力 の う え 、 必 要 な 場 合 は 情 報 コ ミ ッ シ ョ ナ ー と も 協 議 し な が ら 、希 望 す れ ば 対 象 か ら 外 れ る こ と も で き る 電 話 に よ る 洪 水 警 告 シ ス テ ム を 、既 に 電 話 帳 で の 電 話 番 号 掲 載 を 取 り 止 め て い る 世 帯 、事 業 所 も 含 め 、洪 水 被 害 に 遭 う 可 能 性 の 高 い 全 て の 世 帯 、 事 業 所 へ 徐 々 に 拡 大 す る 。 ⑫ 「 地 域 回 復 フ ォ ー ラ ム 」 は 、 洪 水 被 害 に 遭 う 可 能 性 が 高 い と 判 断 さ れ た 地 域 ( 地 域 分 け は 郵 便 番 号 別 と す る )で 、地 方 自 治 体 が 各 世 帯 を 戸 別 訪 問 し て 洪 水 を 警 告 す る 計 画 を 早 急 に 策 定 す る 。 ⑬ 「 地 域 回 復 フ ォ ー ラ ム 」 は 、 地 域 に お け る 洪 水 対 策 に 地 域 の 報 道 機 関 の 代 表 者 を 関 与 さ せ る た め の 取 り 決 め を 確 立 し 、一 般 市 民 へ の 情 報 伝 達 と い う 報 道 機 関 の 役 割 を 支 援 す る 。 ⑭ 一 般 市 民 は 、洪 水 に 備 え て 非 常 袋 を 用 意 す る 。非 常 袋 に は 、重 要 書 類 、保 険 証 書 、 非 常 時 連 絡 用 電 話 番 号 ( 地 方 自 治 体 、 救 急 サ ー ビ ス 、「 フ ラ ッ ド ラ イ ン 」26の 番 号 な ど )、 懐 中 電 灯 、 電 池 、 手 動 充 電 式 ラ ジ オ 、 携 帯 電 話 、 ゴ ム 手 袋 、 ウ ェ ッ ト テ ィ ッ シ ュ 、 抗 菌 ハ ン ド ジ ェ ル 、 救 急 セ ッ ト 、 毛 布 な ど を 入 れ る 。 ⑮ 一 般 市 民 は 、 環 境 庁 の ア ド バ イ ス に 適 宜 従 っ て 、 洪 水 に 備 え 、 洪 水 に 対 す る 耐 性 を 高 め る 。 一 般 市 民 が 取 る こ と の で き る 措 置 の 一 例 は 下 記 の 通 り で あ る 。 ・ 自 宅 及 び 所 有 物 に 対 し 、 十 分 に 保 険 を 掛 け る 。 ・ 環 境 庁 の ウ ェ ブ サ イ ト で 、 家 屋 に 対 す る 洪 水 被 害 の リ ス ク を チ ェ ッ ク す る 。 ・環 境 庁 の 洪 水 警 告 シ ス テ ム に 登 録 す る 。( た だ し こ れ は 地 表 水 の 溢 水 に よ る 洪 水 は カ バ ー し な い た め 、 同 シ ス テ ム に 登 録 し て い て も 天 気 予 報 に 注 意 を 払 う こ と が 必 要 で あ る ) ・ 資 産 関 連 書 類 、 法 律 関 係 書 類 、 思 い 出 の 品 な ど の 重 要 な 所 有 物 は 、 自 宅 の 上 階 ま た は で き る だ け 高 い 場 所 に 防 水 の 入 れ 物 に 入 れ て 保 管 す る 。 短 時 間 の 間 に 所 有 物 を 移 動 で き る よ う に し て お く 。 ・自 治 体 、緊 急 サ ー ビ ス 、「 フ ラ ッ ド ラ イ ン 」な ど を 含 む 緊 急 時 に 必 要 と な る 可 能 性 の あ る 電 話 番 号 を 控 え て お く 。 25 消 防 、警 察 、救 急 、地 方 自 治 体 など緊 急 時 サービスの中 核 となる機 関 。

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・ ガ ス 、 電 気 、 水 道 の 元 栓 の 場 所 を 確 認 し て お く 。 分 か ら な い 場 合 、 メ ー タ ー チ ェ ッ ク を す る ガ ス 、 電 気 、 水 道 会 社 従 業 員 に 聞 く 。 元 栓 の 場 所 に ラ ベ ル で 印 を つ け て お く 。 ヒ ラ リ ー・ベ ン・環 境・食 糧・農 村 問 題 相 は 、報 告 書 が 発 表 さ れ た 2007 年 12 月 17 日 の 声 明 で 、「 政 府 は 15 の緊急 提言の全て に同意して おり、これ らをできる だけ早 く 実 行 す る よ う 関 係 機 関 と 協 働 し て い く 」と 述 べ た 。72 の「暫定的 な結論」に関しては 、 慎 重 に 検 討 し た う え で 政 府 か ら の 意 見 を ピ ッ ト 氏 に 伝 え る と し た 。 ピ ッ ト 氏 は 今 後 、 「 暫 定 的 な 結 論 」 の 内 容 に つ い て 意 見 集 約 作 業 を 行 い 、 最 終 報 告 書 に 反 映 さ せ て い く こ と に な っ て い る 。 冒 頭 で 述 べ た よ う に 、 環 境 庁 と し て も 2007 年 12 月初旬、今回の洪水に関する報 告 書 を 発 表 し て い る 。 同 報 告 書 は 、 地 表 水 の 溢 水 に よ る 洪 水 に 対 す る 警 告 シ ス テ ム が な い 現 状 を 批 判 し 、 住 宅 建 設 数 の 増 加 、 イ ン フ ラ 施 設 の 老 朽 化 、 気 候 変 動 な ど に よ り 、 こ の 種 の 洪 水 が 発 生 す る 可 能 性 は 今 後 高 く な る 見 込 み で あ る と 警 告 。 地 表 水 に よ る 洪 水 の リ ス ク が 高 い 地 域 の 地 図 情 報 化 を 検 討 す る こ と な ど を 政 府 に 提 言 し た 。 ま た 、 気 候 変 動 の 影 響 に よ る 洪 水 被 害 の 増 加 を 見 越 し た 洪 水 対 策 費 の 引 き 上 げ 、 洪 水 警 告 シ ス テ ム の 大 幅 拡 大 な ど も 提 言 に 盛 り 込 ん で い る 。 2007 年夏の洪水につ いては、ハル市とグロスターシャー県が既に独自の報告書を 発 表 し て い る 。 ま た 、Defra が被害者及び救 援組織から聞き取り調査を行っているほか、 上 下 水 道 会 社 の 代 表 団 体 で あ る「 ウ ォ ー タ ーUK」及び 上下水道サ ービスの規 制機関 で あ る 「 水 道 サ ー ビ ス 規 制 局 (Ofwat)」も今後、報告書を発表する予定である。 マ イ ケ ル ・ ピ ッ ト 氏 に よ る 中 間 報 告 書 は 下 記 の リ ン ク を 参 照 。 http://www.cabinetoffice.gov.uk/upload/assets/www.cabinetoffice.gov.uk/flooding_r eview/flood_report_web.pdf 【 地 方 自 治 体 改 革 を 行 う 州 の 法 的 限 界 を 明 ら か に す る 判 決 】 ド イ ツ ド イ ツ に お い て 、 地 方 自 治 体 は 州 の 管 轄 下 に あ る た め 、 構 造 改 革 な ど 地 方 自 治 体 の 制 度 改 正 は 連 邦 で は な く 、 州 に よ り 行 わ れ て い る 。 最 近 二 つ の 州 で 出 さ れ た 裁 判 所 の 判 決 は 、 州 政 府 は 地 方 自 治 体 の 改 革 に 関 し て 、 法 律 的 な 問 題 に 直 面 す る こ と が 明 ら か に な っ た 。 シ ュ レ ス ヴ ィ ヒ ・ ホ ル シ ュ タ イ ン 州 で は 、 州 政 府 は こ の 数 年 間 、 市 町 村 の 合 併 、 ま た は 合 併 に 至 ら な い 場 合 で も 、 全 面 的 な 市 町 村 間 の 協 力 関 係 の 構 築 を 推 進 し て き て い る 。 し か し 、 同 州 で は 歴 史 的 な 背 景 も あ り 、 規 模 が 小 さ く と も 市 町 村 の 独 立 意 識 が 強 い 。 市 町 村 の 現 代 化 、 つ ま り 能 率 向 上 や コ ス ト 削 減 の た め に 、 伝 統 を 放 棄 す る だ け で

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な く 、実 際 に 有 す る 権 限 を 放 棄 す る こ と に は 強 く 反 対 す る 住 民 と 市 町 村 が 少 な く な い 。 そ の 中 で 、 フ レ ン ズ ブ ル ク 市 ( 人 口 8 万 6,000 人)とグリュックスブルク市(人 口 6,000 人 ) は 、 合 併 で は な く 、 独 立 し た 自 治 体 と し て 共 同 で 行 政 を 行 う た め の 「Verwaltungsgemeinschaft 行政共同体」 の設立を検 討している。この場合 、グリュ ッ ク ス ブ ル ク 市 は 引 き 続 き 専 任 市 長 を 置 こ う と し た が 、 同 州 内 務 省 は グ リ ュ ッ ク ス ブ ル ク 市 の 専 任 市 長 制 維 持 の 申 請 を 却 下 し た た め 、 同 市 は 行 政 裁 判 所 に 訴 え た 。11 月 末 の 判 決 で は 、 行 政 裁 判 所 は 、 同 州 内 務 省 が グ リ ュ ッ ク ス ブ ル ク 市 の 特 別 な 事 情 に 十 分 配 慮 し な か っ た と 判 断 し 、 専 任 市 長 の 維 持 を 却 下 し た 通 知 を 取 り 消 し 、 裁 判 所 の 法 律 解 釈 に 基 づ き 新 し い 決 定 を す る よ う に 命 じ た 。 フ レ ン ズ ブ ル ク 市 と グ リ ュ ッ ク ス ブ ル ク 市 は 、 引 き 続 き 行 政 共 同 体 を 発 足 さ せ る 意 思 を 発 表 し て い る 。 次 に 、 ニ ー ダ ー ザ ク セ ン 州 の 例 を あ げ る 。 ニ ー ダ ー ザ ク セ ン 州 政 府 は 、 リ ュ ホ ー ・ ダ ン ネ ン ベ ル ク 郡 ( 人 口 5 万 2,000 人)の 市町村改革 を目指す法 律を施行し た。同 郡 は 、 西 ・ 東 ド イ ツ 分 裂 時 代 か ら 高 失 業 率 と 過 疎 化 な ど 数 多 く の 問 題 を 抱 え て い た が 、 統 一 後 も そ れ が 続 い た 。 州 政 府 は 、 そ の 解 決 策 の 一 つ と し て 郡 内 の 市 町 村 か ら 、 委 託 事 務(Aufgaben des übertragenen Wirkungskreises)27を す べ て 郡 に 移 管 す る こ と を 目 指 し て い る の で あ る 。 郡 に は 27 市 町 村 が 存 在 し 、 そ れ ぞ れ 3 つ の 市 町 村 小 連 合 (Samtgemeinde)を形成し、共同で行政 を行っている。この州の事務移管を目指す法 律 に 対 し て 、 あ る 市 町 村 小 連 合 と そ れ を 構 成 す る 8 つ の 市 町 村 は 、 ニ ー ダ ー ザ ク セ ン 州 憲 法 裁 判 所 に 対 し 、 こ の 法 律 を 違 憲 と す る 訴 訟 を 提 起 し た 。12 月はじめに 、同州 憲 法 裁 判 所 は 、 市 町 村 側 の 主 張 を 支 持 す る 判 決 を 下 し た 。 判 決 は 、 ニ ー ダ ー ザ ク セ ン 州 の 憲 法 に お け る 自 治 の 保 障 に は 、 自 治 事 務 だ け で な く 、 委 託 事 務 も 含 ま れ て い る と い う 解 釈 を し た 。 し た が っ て 、 委 託 事 務 を す べ て 市 町 村 か ら 郡 に 移 管 す る こ と は 、 州 憲 法 に 違 反 す る こ と と な る 。 必 要 性 と 事 務 移 管 に よ っ て 改 善 が も た ら さ れ る こ と が 証 明 で き れ ば 、 州 は 事 務 移 管 す る こ と も で き る が 、 今 度 の 法 律 で は 、 移 管 の 必 要 性 を 示 す 証 拠 が な い と 裁 判 官 の 意 見 が 一 致 し た 。 こ の 二 つ の 例 は 、 7 月 の メ ク レ ン ブ ル ク ・ フ ォ ア ポ ン メ ル ン 州 に お け る 同 様 の 判 決 と 共 に 、 ド イ ツ で の 地 方 自 治 体 の 法 的 地 位 の 強 さ を 証 明 す る も の で あ る と 同 時 に 、 政 治 家 や 学 者 が 必 要 性 を 訴 え る 地 方 自 治 体 の 現 代 化 ・ 改 革 を 実 施 し て い く 上 で 、 州 政 府 が い か に 難 し い 立 場 に 置 か れ て い る か を 示 す 証 拠 で も あ る 。 ( 参 照 )

Städteverband SchleswigHolstein, Pressemitteilung 22.11.2007, “Innenministerium muß neu entscheiden – Städteverband begrüßt das Urteil des Verwaltungsgerichts Schleswig zur Frage der Hauptamtlichkeit von Städten und Gemeinden“;

27委 託 事 務 は 基 本 的 に 日 本 の 法 定 受 託 事 務 に 相 当 す る 。 こ の 中 に は 、 支 持 に よ る 義 務 的 事 務 と 裁 量 の 余

地 の な い 委 託 事 務 が あ る 。前 者 は 、一 定 の 枠 内 で あ る 程 度 の 余 地 が 決 め ら れ る 事 務 で あ り 、道 路 交 通 監 視 、 建 築 確 認 、 営 業 監 視 等 で あ る 。 後 者 は 、 連 邦 ま た は 州 の 委 託 に よ る 事 務 で 、 裁 量 の 余 地 の な い も の

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http://www.staedteverband-sh.de/inhalte/Pressemitteilungen2007/UrteilVGSchles wigvom22112007.pdf

Niedersächsischer Staatsgerichtshof, Pressemitteilung 6.12.2007, Urteil des Nierdersächsischen Staatsgerichtshof vom 6.12.2007“

http://www.nst.de/media/custom/437_4685_1.PDF?loadDocument&ObjSvrID=437& ObjID=4685&ObjLa=1&Ext=PDF&La=1&object=med|437.4685.1 【 東 ド イ ツ 地 域 か ら の 人 口 流 出 防 止 対 策 強 化 を 訴 え る ド イ ツ 市 町 村 連 盟 】 ド イ ツ ド イ ツ の 東 側 の 地 域 か ら 引 き 続 き 多 く の 人 が ド イ ツ の 西 側 の 地 域 に 移 住 す る 傾 向 が 続 い て い る 、 と ド イ ツ 市 町 村 連 盟 が 警 鐘 を 鳴 ら し て い る 。 ラ ン ズ ベ ル ク 事 務 局 長 は 、 イ ン タ ビ ュ ー の 中 で 、 こ の 状 況 を 変 え る た め に は 、 東 ド イ ツ 地 域 に お け る 失 業 対 策 を 強 化 す る こ と が 緊 急 課 題 で あ り 、 中 で も 、 教 育 と 研 修 、 資 格 の 取 得 と 地 域 へ の 投 資 が 最 も 重 要 な 要 素 で あ る と 述 べ て い る 。彼 は 、「 教 育 を 終 了 し 、資 格 を 持 っ て い る 人 、特 に 若 い 人 は 就 職 で き る 西 の 地 域 へ 行 っ て し ま う 傾 向 が あ る 」 と 述 べ た 。 ま た 、 高 い 失 業 率 と 将 来 へ の 絶 望 と い う 環 境 の 下 で 右 翼 的 な 思 想 が 根 を 張 り や す い 事 実 に も つ な が っ て い る 。 東 ド イ ツ 地 域 で は 、 生 活 環 境 を 改 善 す る こ と が 今 で も 重 要 な 課 題 で あ り 、 そ の 中 で は 雇 用 の 創 出 が 不 可 欠 で あ る 。ラ ン ズ ベ ル ク 氏 は 、1989 年の東西ドイツ統一 から、150 万 人 が す で に 東 側 地 域 を 後 に し た と 強 調 し て い る 。 し か し な が ら 、 今 以 上 に イ ン フ ラ と サ ー ビ ス の 質 が 悪 く な れ ば 、 こ の よ う な 移 動 は も っ と 増 え る 可 能 性 が あ る と も 付 き 加 え た 。 こ う し た 傾 向 を 食 い 止 め る た め に は 、 学 校 や 青 少 年 の た め の 施 設 の 改 善 と 拡 大 が 特 に 重 要 で あ り 、「 全 面 的 な 社 会 投 資 が 必 要 で あ り 、そ の た め に は 投 資 カ ッ ト ど こ ろ か 、 投 資 の 増 加 が 必 要 で あ る 」 と ラ ン ズ ベ ル ク 氏 は 言 う 。 そ の た め に も 、 現 在 ド イ ツ で 議 論 さ れ て い る 「 連 帯 付 加 税 」 の 廃 止 は 間 違 っ て い る と い う 見 方 を 付 け 加 え て い る 。 連 帯 付 加 税 は 、 西 側 地 域 の 人 が 納 税 す る 東 側 地 域 の た め の 特 別 財 源 で あ る 。2007 年での連帯付加税の税収は 120 億ユーロ(約 1兆 9,200 億 円 )に な る 見 込 み で 、導 入 以 降 の 税 収 総 額 は 1,600 億ユーロ(約 25 兆 6,000 億円)に 上 っ て い る 。 連 邦 は 、 こ の 財 源 な し に は 東 西 ド イ ツ 統 一 の 長 期 的 な 費 用 を 負 担 す る こ と は で き な い し 、 東 側 地 域 の 5 州 に と っ て は 、 現 在 の 「 第 2 連 帯 協 定 」 の 下 で 予 定 さ れ て い る 全 体 で 1,565 億ユーロ(約 25 兆 400 億円)の財源は、将 来の計画を 確固たる も の に す る た め に 不 可 欠 で あ る 。 一 般 的 な 見 方 と し て 、 東 西 ド イ ツ 統 一 を 批 判 し す ぎ る 最 近 の 傾 向 に つ い て も ラ ン ズ ベ ル ク 氏 は 警 告 し た 。 た し か に 統 一 当 時 の コ ー ル 首 相 が 訴 え た 「 繁 栄 す る 風 景 」 を 旧 東 ド イ ツ の す べ て の 地 域 に お い て も 実 現 す る こ と は で き な か っ た が 、 良 く な っ て い る 都 市 や 地 域 も た く さ ん あ る の で あ る 。 ま た 、 統 一 は 経 済 的 な 問 題 だ け で は な い 。 国 民 の 自 由 と 権 利 に か か る 問 題 で あ り 、 旧 東 ド イ ツ 国 家 は 人 々 を 秘 密 警 察 で 監 視 し 、 移 動 の 自 由 と 発 言 の 自 由 な ど 市 民 の 基 本 的 な 自 由 を 制 限 し て い た 。 こ の 事 実 を 忘 れ て は い け な い 。 特 に 最 近 旧 東 ド イ ツ 時 代 の よ い 点 に つ い て 話 が 良 く 出 る が 、 真 実 の こ と を ま

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ず 思 い 出 す 必 要 が あ る 、 と ラ ン ズ ベ ル ク 氏 は 締 め く く っ た 。 ( 参 照 )

Deutscher Städte- und Gemeindebund, „Städtebund warnt vor zunehmender Ostabwanderung“;

http://www.dstgb.de/homepage/pressemeldungen/staedte_und_gemeindebund_war nt_vor_zunehmender_ost_abwanderung/index.html

参照

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