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-Ⅳ 就職活動情報力支援システムの形成
1 学生キャリア・ポートフォリオの位置づけ 学生の就職活動は、概ね、<自己の将来像→希望職種・業種→諸能力形成→企業研究→履歴書・ 自己紹介書(自己PR)→エントリー(企業等説明会)→入社試験>という流れで行われる。こ の就職活動の過程でとくに重要なのは、学生生活での<諸能力形成>を、<自己PR>=<学習 面と課外活動面での取組・自己の強み>として、<履歴書・自己紹介書>のなかにきちんと書き 込むことである。これができないと、エントリーの書類(入社試験願書)や面接等に対応できな い。 学生キャリア・ポートフォリオは、この<自己PR>を書くための情報支援システム=仕組み である。フリーソフト“Mahara”は、そのシステムである。 ・フリーソフト“Mahara”を使って、学生-教員-就職支援室等の間の情報交換・蓄積・活用 を行う。 ・学生は、学習履歴、成果物(レポート等)、目標、スキル等を“Mahara”に随時、書き込み、 保存する。 ・ゼミ担当教員と就職支援室は学生のニーズに応えて、諸情報を提供し、対応する(例えば、 レポートの添削)。 ・ 学生は“Mahara”での蓄積情報を活用して、履歴書・自己紹介書、あるいは企業が要求す る課題レポートを作成する。 2 平成 23 年度におけるポートフォリオの活用方向 (1)「飛ぶノート」の検討 平成22 年の5月(2~3年次)と 10 月(1年次)に、ゼミ別に学生に対して、“Mahara”活 用の説明会を開催したが、なかなか円滑な活用状態に移行できなかった。そのため、酪農学園大 学の「飛ぶノート」(PDF化文書)の活用により、“Mahara”の活用を促進することとした。 平成23 年度に入り検討したが、一般的な「飛ぶノート」活用ではなく、より限定したところか ら、始めた方がよいということになり、「飛ぶノート」の活用は時間をおくこととした。 (2)ポートフォリオ打合せ会議での検討と今後の活用方向 平成 23 年8月以降、「ポートフォリオ打合せ会議」(原田就職委員長を中心に中村、吉川、村山、 各担当教員参加)を開催し、次の方向で(11 月以降)、“Mahara”の活用を促進することとした。 ・委員長提案・・・自己紹介書/自己紹介書作成補助シートを書けるようにするため、学生の 授業・課外活動等資料を“Mahara”に蓄積させる。当面、ポートフォリオ活用の基本は、< 諸ファイルの蓄積+学生とのコミュニケーション>置き、かつ、1年生から利用ぐせをつけ ることとする。 ・当面の活用方策・・・次の通り。教員研修会は12 月 14 日に実施済み。 ①科目等としては、キャリア開発Ⅰ(1年後期)、自分史(2年ゼミ)、キャリア開発Ⅱ-2 (2年後期)、履歴書・自己紹介書(3年社会人講座=キャリア開発Ⅲ)を対象にする。 ②これらは、すべて、ワープロ作成文章とし、学生自身がポートフォリオ・フォルダに登録・ 蓄積させる。飛ぶノートによるスキャナ・PDFによる登録は当面行わない。 ③12 月教授会後の全教員の“Mahara”活用研修会を行い、ゼミ・授業での活用促進を図る。 ④今後の検討課題・・・学外からの自由アクセス、および取得単位一覧、履修登録状況、自 己発展チェックシート、就職活動状況等の情報蓄積・提供等、さらに、本学の情報化・活 用(情報共有システム、学生証のカード化、スマートフォン活用、情報関係専門家の配置 等)の検討。52 -キャリア・ポートフォリオ