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熱硬化性樹脂積層成形品の二,三の特性

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(1)

U.D.C.d78.072_419

熱硬化性樹脂積層成形品の二,

Some

of the

Characteristics

of Thermoset

Resin

紙および布を

の特性

Laminated

Molds

三*

Kenz6Shibahara Sh6Ishikawa

花田五佐堆*

Isao Hanada

材とした熱硬化性樹脂積層成形占占は従来より電気機器の主安絶縁物として,きわめて広範囲 に陵用されているが,経年劣化によりクラックを生じ電気 事故を起こしたりする場合もある。この経年射ヒ対 策を研究した結果,基材の方向によって収縮率,強度などに大きな差異が認められ,さらに紙,布,ガラス布 などの劣化の相異が判明し,適正な使f削こより経年劉ヒの影響を防止できることがわかった。 また,高温時の強度低下について,主要耐熱性材料につき比較を行ない,H種絶縁材料であるシリコーン樹 脂は,クリープの点で問題があることがわかった。高温での蓉度(特にクリープ)を重視するような場所に使 用することほ適当でない,この点を十分検討し負荷を軽減した上で使用しなければならない。

1.緒

言 熱硬イヒ性樹脂積層成形品,すなわち紙,和,ガラス布などの繊維 質の補強材に,熱硬化性樹脂を 形品は,機械的,電 布令浸し,これを積層成形した成 的性質にすぐれ各種の用途に広く使用されて いる。しかしその使用条件,環境によFフ,性質がいかに変化するか についての 項ほさらに明らかにしなければならない点が多 く,事実使用方法を誤まったり,過度の信頼を持たれたりして十分 その特長を発揮し得ない事例も皆無でほない。 この 告では,二,三の熱硬化性樹脂積層成形品の寸法変化, 高 温における強度変化および高温におけるクリープについての筆者ら の知見を概説するものである。使用上なんらかの参考となれば である。 2.寸 ラ去

化 合成樹脂 い 晶ほ使用中に寸法変化を生じ機器の性能に悪影響せ 及ぼし,ときには 故の原因となることがある。寸法変化には収縮 および膨張があるが,寸法収縮の原因としては,樹脂の硬化による 体棋の収縮および内部に包含されている揮発性物質の放出による体 積の収縮が考えられる(1)∼(5)。膨張の原因としては,加熱による体 積膨張のほかに,前記とは連な,外部より吸湿して,それにより こる体積の膨張が多くの場合かなり重要な問題としてとりあげられ る勺このような例では湿気の拡散現象として理論的な 明もでき, またごく簡単なモデル的形状では,その膨張産も推定できるもので あるが,実際には複雑な形状のため,寸法変化は非常に異なった様 相を示し,問題が多い。ここには二三の実験例をあげ検討を加え てみたい。 第1図ほ木粉基材フェノール樹脂成形品で,室軸こ1年間放置し で匿いた場合の寸 乾燥期にほ 変化を示したものである。冬期,すなわち低温 燥して収縮し,夏期,すなわち高温多湿期には吸湿し て膨張することを示している。これは水粉基材のフェノール樹脂成 形品の場合であるが,積層成形占領こおいても同様な変化を示すであ

ろうことは容易に推定できる。

これは,室rノづに自然放置された場合の寸法変化であるが,実 運転状態にある機器に取り付けられて,外部より熱を受けたりする 使用状態における寸法収縮について考えてみる0 鉄またほ銅製の角形または円形断面を有する心材の上に紙または 布を使用した樹脂含浸紙布を巻き付仇成形したものが制御盤の コンタクタなどの取付バーとして使用されている。弟2図は肉厚 * 日立製作所多賀工場 、 j‡「ノ 筆 立 彗Ⅰ +日、+、1

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、 / 〝・ 〟 ニノ r/ワ 照.ノブ じ1喜 ノ ガ∬元 1‥り山〃いJけ 二こ ㌘′釘僻併壷 ″扶 り巨〃いり〃 〔 軒」二甜"∵丁 1 2 3 4 虹 第1図 _・一′ \

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/ 、 ト 、 一-イ、-=\ \ \ \ ・〆、 ー1 ノ ブ J pl ア ♂ (ヂ 〝 月〔月) 使用成形材料 試験け寸法 数 値 lIS PM-、EE lOxlOX120mm接点距離99.94Inm 4ケの平均 湿度および温度ほおのおの1個月間の正午の値を平均Lた ものである。 木粉基材フェノー′し樹脂成形占Jlの室l勺放置の 場合の一年間の寸法変化 3mmの角形断面を有する鉄心入り積層成形【もー-の長さ方向の加熱に よる-、J・法収縮を求めたものである。 験は120℃の気中加熱を17時間行なったのち,室内放置7時間 を1サイクルとした加熱サイクル試験である。長さ方向の収縮率ほ 第3図の長さ方向の収縮此1と此2を求め,式(1)により収縮率を 計算L,それにより めた「 使用Lた成形材料ほ紙,布,またはガラス布にフェノール樹脂を 布含浸したものであり,それらを単独で,またはそれぞれを組み 合わせて心材の上に巻き積層成形した。そのほか心材の上にマイカ ペーパを巻き,その上に上述の成形材料を積層成形したものも試験 に供した。マイカペーパの使用ほ,積層成形品の 気的性能の向上 を目的としたものであり,寸法収縮に対して好結果を期待したもの ではない。 30サイクル(加熱時間の合計510時間)の試験の結果長さ方向の 収縮率ほガラス布を基材とした成形材料を使用したものが最も少な

(2)

の 以・-‡」¢文字 孔兢・こTj碩学弓 使椚戒∬.棚斗(†・ 使用引合いと′:て丁 ⊥∼ノメノノ′′フ.ンJ′東リ 加 執 萄 苛 、.々 第2図 肉厚3mmの矩形断面を有する鉄心入り巻付 積層成形品の長さ方向寸法の加熱収縮率 】 .「 収縮奉.「ブ;1--r』辻逗--ニX仰一= 」.」_l〉 元の長さ ( 乱(7) 上・:縮ん仁」i去し爪仰、 :縮んrご' 、Jう去〔爪仇1 + L′㌧ 、 (/ 第3国 鉄心入り巻付積層成形品の長さ方】句、ト法の 加熱収縮率の測定ノノ法と試料の寸法 く0.03%であるのに対し,マイカペーパの上に紙基材成形材料をi自二 接巻き付け,積層成形したものが最大で0.7%以上である。しかも, 航基材成形材料を単独で使用L.たものは,試験の途中で,いずれも 角の部分にき裂が発生した。弟2図にき製発生と′示してある部分が それである。 収縮率の大きさは,紙基材>布基材>ガラス布基材の順であり, 純量材のみを使用したものは収縮率がきわめて大きく,短時間でき 裂が発生するので,高温で艮時間使用するような場合ほ不適:-1であ る。 このような過酷な使用条件に対しては,布およびガラス布基材を 併用しなければならない。 マイカペーパを使用したものほ,使用Lないものに比べて収縮率 がいちじるしく大きい。心金の上に積層成形した製描lの収縮率の大 小ほ,心金と成形品の接触面のすべF)樺擦の大小にいちじるLく影 響されるはずであり,マイカペーパのようにすべF)のよい材料を供 用したものほ,マイカペーパの面を成形品がよくすべり,収縮率が 大きく出るものと考えられる。事実,マイカペーパを併用した試験 品ではマイカペーパの層が心金に密着したまま動かず,成形品がそ の上をすべり,収縮していることが観察された。 なお,本試験に供した試験晶は心金を材料の縦方向に対L両用に おいて巻き付け加圧成形した。 積層成形品のように,樹脂を含浸した紙あるいは布を積ふ鋸ユ, 積層成形した 品には,その性質に方向性がある〔、弟1表ほ実験に 使用した紙,布またはガラス布などの縦横方向の強さおよび齢斐を 示したものである。また策2表は紙および細糸綿布基材積層成形ん!l の縦および横方向の成形収縮率を示したものであるが, 方向の収 縮率ほ縦方向の1.7∼1.9倍である。一般に縦方向と横方向とでは基 材の密度と強度に があるので,このような基材を使用して積層方 向を一定とした製品の性質も当然方向性がある「.その例を第3表 に示す(6)。 の角形断面の私闘こおいて材料の巻き付け方向を縦ノブ向とL′ 心金をそれに対して直角 方向としたのはこのような事実によるもの であi),強度が大きく,Lかも収縮ヰくの小さい材料の縦ノルオむ製晶-● の縦方向にとり材料の収縮により生ずる収鮒応力による昏野.■-1の破填 ●I の

第1表 紙,和およびガラス布の密度と引張り臆さ 1809 * 本数/10mm 第2表 紙および紳糸綿布基材積層成形品の材料の 積層方向と成形収桁率 (.単位 %-) 往 訪験什はいずれも10xlOx120mmの棒を成形し,それを用いた。 第3蓑 積層方向を揃えた紙基材7ェノー′し樹脂積層板の 縦,横方向の特性の一例(6) ㌧∵体質〆丁/ソ.「/聖ナ、〔 祈媛吋叫∵〔ドれ畔 ′レ ⊥‖ ト J ハ/ 「∴.軒■.→一甘‥頗桝 /甜 う娩7 β卯 脚 /仇財 /J沈7 加 熱処理 ∃ 数(d」 第4図 紙基材フェノール樹脂楕層管の長畔間加熱 による寸法および重量の変化 を防止する必要がある。収縮率の大きい材料の横方 向は子 品の長手 方向に置いて収縮を軸軸こ行なわせることが望ましいr. このように材料の収縮,膨張が拘束される馳11-1の場合(特に心金 の入った積層成形l一品)材料の巻き付け方向が,笹射∼l-Ⅰの作能,掛こ耐 き裂性をいちじるL.く左右するので巻き付け方向の決定ほ十分検-;寸 のうえなされなければならない∩ 次に紙牒調 フユノー′し樹胎積層管を長時間加熱した場合の寸法収

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1飢0 昭和37 年11月 第44巻 第11-ぢ・ - 】---一紙碁叔フェノール樹脂積層管 //♂ロビ ー--ンー=・、一微量枕フェノール樹脂積層管 /∬℃ …rトーーじ--ガラス布基枚メラ ーー∧.---△-一刀ラス布基枚メラ ン粛脂積層菅//♂℃ ン樹脂積層管 人打℃ ーー1トーーー●-〒トロン布基勅エポキシ榊旨積層管ノ/♂γ -▲---▲-〒トロン帝基祇エポキシ樹脂積層管脚OJ7 牡.ニー β ノ仲7 ンくノ′1 t軌′J ▲仲 川 熱 暗 闇 りJ 第5図 硬化条件の異なるフェノー′し樹脂成形I冒lを 加熱した場合の収縮(7) 縮の一例を述べる。弟4図ほ紙基材フェノール樹脂積層管を110℃ およぴ135℃の温度で長時間連続して加熱した場合の寸法の変化を 示したものである。試料は40¢×50¢×15のものであり,外径およ び長さ寸法の収縮寸法を元の寸法で割り収縮率を算出した。 110℃でほ,外径,長さとも60日ごろから一定の値を示し,1,200 日後もさほど変化しないが,135℃のものは200日ごろから急激に 収縮する傾向を示している。また,135℃のものは,加熱後800日 ごろから炭化現象が認められた。紙基材フェノール樹脂成形品の耐 熱温度区分はⅠ.E.C.の熱区分によれは E種で120℃であり,本 結果からも一応この妥当性がうなずける。 第4図の下の図は寸法変化を測定した試験片の重量変化を示Lた もので,寸法の収縮と重量の減少が比例することを示している。第 5図は硬化条件を異にしたフェノール樹脂成形品を加熱した場合の 寸法の変化を示したもので,→度加熱してくj 一法がほぼ一定となった ものをさらに高い温度で加熱すると再び寸法収縮が起こることを示 している(7)。これらの事実ほ寸法収縮が成形品の内部に包含されて いる水分あるいほ未反応物が加熱により外部に放出されたた捌こ体 積の収縮が起こることを説明している。 したがって寸法精度を要求される場合にほ,あらかじめ使用温度 以上の温度で予備加熱して寸法収縮を安定させたのち,これを乾 状態のままで,外部から吸湿しないように処理して使用すれば,寸 法変化ほ加熱による熱膨張の克となり,高精度で使用することがで きる。

3.高温における強度の変化

合成樹月旨材料の強度は,高温でほ常温における強度よりもいちじ るしく低下し,高温で長時間加熱された場合にほさらに低下するが, 一般にこの点が等閑視され,しばしば こで 故の原田となっている。そ 老らは現在知られている代表的な耐熱絶縁材料について高温 で加熱された場合の強度変化の実験を行なった。 葬る図ほ紙基材フユノー′レ樹脂積層管,ガラス布基材メラ 卿 占次7 カ口熱処王里 日 敬.h上 ム免帯 ノ:.管財 第6図 各種積層管の加熱処理による辟=ザ強さの変化 脂積層管およびチトロソ布基材エポキシ樹脂積層管を110℃および 135℃の二種の温度で,1,200日間加熱地坪した時の曲げ強さの変化 を求めたものである。試料の寸法は,40¢×5(対×15である。 いずれの場合も275日ごろまでは曲げ強さが急激に低下するが, それ以後ほ,変化がごく少なく,漸減の傾向を示す。最初の強度の 半分の強度となる時間は,紙基材フェノール樹脂積層管110℃800 日。135℃150日。ガラス布基材メラミソ樹脂積層管110℃1,200口

以ヒ。135℃650日。テトロン布エポキシ樹脂積層管110℃125日。

135℃163日である。これら三種のうちでほ,耐熱性としては,ガラ ス布基材メラミン樹脂積層管が最も高い。 B.M.Axilrod,M,A.Sherman民らの試験結果によれば,ガラ ス布基材の各種積層板の高温における曲げ強さは策4表のとおりで あり(8),筆者の一人がさきに報告した結果(9)と試験条件の差はある が傾向としてはほぼ似ている。 耐熱性があるといわれ賞用されているガラス布基材シリコーン樹 脂積層板も高温では強度の低下がかなり大きい。Lかし,その低下 ほ温度が上昇しても他の樹脂ほど急激でほなく,ゆるやかであり, また一度高温にさらしたものでも低温で試験を行なうと強度の保持 率が大きく,劣化があまり認められないという結果を示した。この ような現象はシリコーン樹脂の熱軟化性に原因するものと考えられ 樹脂が熱によって侵され強度が劣下したということとほ異なる。 フェノール・ガラス,メラミン・ガラス,およびシリコーン・ガ ラスの三者についていえば,短時間の加熱試験でほガラス布基材フ ユノール樹脂積層板が最も強度の保持 が高く,メラミン樹脂積層 板がこれに次ぐ。フェノール樹脂積層板ほ300℃でも短時間の加熱 処理でほよく耐え,第4表によれば強度の保持率は43%で三者のう ちで最高であるT.しかし,200℃以上では,やや加熱時間が長くなる とフユノー/L,メラミンともほぼ同程度の強度となり(9),さらに 第 4 ガラス布基材積層板の高温における曲げ強さ(8)(単位 kg/mmカ) 品 種 シ リ コ ーー ソ 樹 脂 7 ェ / -ル 樹 ガ旨 メ ラ ミ ン 樹 脂

試験粂㌃

処理温諾H

測定値l平均値

農品陽

測定値 平均値

豊島雫読

測定値 平均値

豊品綜

(4)

肪.. ト 互 イノ 鮮 1 旧 ′:r■l■、:† し・■.ノ_lLl咤1月]∴子思喜ミ√≡ ・畑ギⅧ■「苧..リ1二'試頼 ■批難・机帽・寺意識矩 。1L.リ:!_幸雄i聖二肌1三郎責 .■.ヂ′■㌻て■ ノ/ヅ. L =蟹11ゴ日・・′.り T「[妄1■J= ▲二 日: 第7βくlガラス布基材フェ/【ル樹眼精層板 の加熱処刑にエろtlhげ弧さの変化 一- 一周汀伸納粧埋ぺ篤甜朋 -・-・-ノ彿ノ㍗J「創世棋1′・・■鉦r試掴 丑ノ 帖組町聖・ヰ㍊試嘩 J帖ケ植■1僅′′し肌'訪韓 7 .辛I・が バ7/ ∫〉〟 ∼/′ 二}ソ Jノ / 井 上..打 叩 ハ:謂 、 第8図■:ガラス布寒村メ 加熱処理による仰げ強 ラ さ :.ヰノ ニ:ノ .▲/ノ ン樹脂積層板の 200℃以仁の温度で長時間加熱L.た場合ほフェノール樹軋ヒりもメ ラミン樹脂の刀が載度が大きい「. 弟7∼8図ほガラス布基材フェノール樹脂積層板およびメラミン 剛旨積層板を100℃および150℃に加熱し,その温度で朝げ臆さを 測定Lた結果と,零阻にもどしてから掛ず威さを測定した 果を示 L_たものである。、フェノール樹脂の場合加熱処ユ‥【1をの初婚Jの段階にぉ いて曲げ強さの増加が見られる。.これは,試験片の硬化が進み,曲 げ触さが増加したものと推察される。第4表の結果と策7∼8図の 結果とから150℃以下の温度では,フェノール樹脈のカがメラミソ 刷脈よりも耐熱性がすぐれているといえる(10)ヮ 4.高温におけるクリープ 合成樹脂製ぶは金属に比較し,クリープ性が大きいことが欠∴-、くの 一つである「_.熱硬化性樹脂では熱可塑性樹脂よりもクリープ件は少 ないが,この欠点は免がれない(11ト(13)。弟9図は各穫フェノール樹 脂成形■■青■の温度,応力のクリープに与える影響を示すものである が(14-,このように合成樹脂製謂lのクリープ特性ほ温度に対し特に鋭 敏であF),高温ではごく低い応力でもクリープ性を呈する「, 次に一例としてガラス布を基材とLたシリコーン樹月旨およびフェ ノール樹脂積層成形品のクリープ特性を測定した結果をホす「(第 10,11図) 測定ほ測定器および試験片を恒温三言内におさめ,加熱し,一定荷 重を加えた時の試験片のたわふを求めることによi)行なった.-.魚苗 時間はいずれも60分である「.n荷条件が過酷になればなるほどい ずれのものもたわみ(仲仕変ノ捌こ粘性変形の加わったものニュたJっ・左 という未収ほ適、11でないが,適切克夫現ノ用甘呪、-1らないので, 鄭 ′㌧.や一、∵ 〃 、、 ト.剃∴∵肇 小■」ヒト\ ÷上 / 〃抑 r/守J〕 第9凶 行種族不才フェ 応ノ.HゴよJご温度とク 三三∠ニノ.適越 ∠訂バニみ三1「▼こ一「・1賞し1ヱ 都で ′ミタロr ヽ、、 ノール樹脈状形材料Ⅵ リープひでム -∠ニ硯フー〔〔 ----〝√ハ`■ 1811 一1三モ三!一■▲---▲一一一--■●▲----一一●ト▲ `1●▲】 ▼ 一●卜 戊7枕ノ蹄′ 打旬′′〃 シJ」]-ン樹脂 狂三暫′ノ叩 ノ挽7ノ転′と眉 ィ■___●___・・●___.●一一斗--・-一-●-一一・-、∴ _‥ ----ノ娩フロJ′「 ′打舟/桓 -一丁-て・●ヽ ∴T--●-レトー_.___・___トーL---一トーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・■一 ∠√ L野 L訂 功7 頁 両 帝 閏(仰/`〃) 塙10lズ1ガラフ」l りお材フェノー′り封肝=#層成形1-■lIl二巨エコご シり=!-ン樹隋精闇成形■l-■-■の高温高荷車卜折)クリ【▼ノ Tl[王子 試雉上溝.月掛持

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1

一.・・J:J - キ 試験苦しつ \ざ 哀し単位ノ仰) 第11図,試料の形状と]て要、J一法およびクリ【プ試験の■ノブ法 応これを用いた)は増加するが,その増加量ほ,シリコーン桝脈に おいていちじるしく,200℃125kg/cmの負荷条件では0.48mmに 達する。また180℃75kg/(:nlにおいては0.17111111であー),これは フェノール樹脂の200℃125kg/cmの場斜こ等しい「. 策12図は弟11図の装澤勧脚1】L,200℃1251くg/cmのn鞘な8 帖l朋11えたのち,′銅材二除き16畔聞放昭せ1サイク′しとLたサイク /し.さぺ験の結果であノ,て,シリコーン樹胴のたわ・九はフユノーノり封椙 のJ易√†`い.)もー大きく,いず′†しも酢榔ノ)仰向存ホすが,増加の柏向㍑

(5)

昭和37年11月 〃 伽〟 〃 へ∈トニ確言=\ へぢにご戊エJ ・ ・1. ′J 〃レ ィJ llレ っ∠ ,ノ ノ βn パりい (以 J ノ㌘ 〝 鳶フ 」才 し野 山訂 〝 ガ し伊 .メ㌻ JZブ 処理有数 (サイクル) 第12図 ガラス布基材フェノール樹脂積層成形品および シリコーン樹脂積層成形品の長時間負荷時のクリープの 変動 シリコーン樹脂の方が急である。200℃の高温では使用不可能とい われているフェノール樹脂がH種絶縁用として一般に用いられてい るシリコーン樹脂よりも,むしろ好成績を示しているが,弟4表の ような結果もあり,フェノール樹脂をこのような高温度で長時間使 用することはできない。しかし短時間であれば,200℃のような高 温度においてもガラス 材フェノール樹脂積層成形品を使用できる ことほ,本試験結果の示すところである。 このように,シリコーン樹脂は高阻におけるクリープが大きいの で,高温で機械的強度を必要する場所に使用するときは十分注意す る必要がある。

5.緒

熱硬化性樹喘偏僧職形l▽1の件質についての筆者らの知見を二, 電 ハ イ サ フ炭硫高洋 第44巻 第11号 述べた。 近時,合成樹脂ち酎■r-tの電気機器へ町応用がきわめて広穐囲となり, 従来は不可能と考えられているような個所へまで,かなり無理な条 件で使用されるようになってきている。これほそのような目的に沿 った新らしい材料の誕生によることほもちろんであるが,その性質 の長所が広く認 され出し,応用範開が拡大したことにもよる。し かし,合成樹脂製品のように,歴史の浅い,発展途Ⅰ二にある材料に おいては,その性質についてのデータが不足勝ちであり,応用例も 少なく思わぬ失敗を招くことがある。使用者側と材料供給者側の密 接な接触が望まれる所以(ゆえん)である。 1 2 3 4 (11) (12) (13) (14) 参 芳 文 献 W.Baner,W.Gruber二 Kunststoffe,49,297(1959) A.J.Guzzetti:Mod.Plast.,34,111(Feb.1957) Keller,MacGlone:SPEJり12,32(Apri.1956) W.R.MacGlone,LB.Keller:Mod.Plast.,35,125(Feb. 1958)35,117(March1958) 村ILl新一 松井千里 フェノール樹脂,183(昭一36 日刊工業新聞社) 「熱硬化性樹脂」日本棟械学会第103回講習会 構造用プラスチックス材料講習会,24(昭一34) 同 上: 向 上 30(昭一34)

Benjamin M.Axilrod,Martha A.Sherman:Journalof

Research,45(July1950) 樋口,石川:目立評論,別13,77(昭31-3) W.N.Findley,H.W.Peithman,W.J.Worley:Mod. Plast.,34,185(March1957) W.N.Findley:Mod.Plast.,31,150(Nov.1954) W.N.Findley:SPEJournal,57(Jan.1960) 前掲(10)と同じ r「TechnicalData on PlasticsJp.21,ManufacturingChe-mists Association,Inc.,(Feb,1957)

せ 口_-.て(二製作所巾央研究所の創立二十周年を記念し,このほどRlンニ評論別冊論文 二十周年記念論文菓 として「 R立製作所中央研究所創立 を発行いたL■まLた。掲載論文は,口 -■/二製作所の基礎研究を担1する1 ∫央研究所の最近の研究 成果の一端を紹介したものであり,<技術の目立>の基盤を知るに好適な論文の集大成です。 1部150「二J,送料110円でおわけいたしておりますので取扱店までお申込みください。

ル 酸 融ミ ム 化酸分 エ棚グ ギ 一 分 析 カ ル シ ウ ムーカ ド ウ ム蛍光体 液からのゲ/してニウム 単結晶の再成長 素リ ス タ イ ト の 研 究 の 合 シ ソ の の鈍 焼 子温 低 グ 緩 和 現 象 的 性 質 の 理 研 の 層 界 境 流 層 元 次 二 、 に グ ン チ ッ ビ の 発 行 所 日 立 取 次J.t子 株式会社 オーム社 究性究て ・質 量 分 析 計 に よ る 同体試料の同位体分析 ・高 速 度 記 録 計 の 二,三 の 問 題 点 ・ビジコソの感度制御によ る動作光量領域の拡大 ・ミ リ 波 低 損 失 伝 送 導 波 管 ・日 立 ア ナ ロ グ 計 算 機 の 研 究 ・HARPlO3(HIPAClO3 のl]動プロブラ ソグシステ ム) ・半導体整流器を用いたカスケード形整流回路における庶 流電圧降下 ・速 中 性 ・沸騰 水 数 是 組 と の 流 口H日 大「 二 る け お に 炉 子 原 形 東京都千代川l天九ノI勺1丁目4番地 東京都千代田lべ神田錦町3丁目1番地 計 算 法 動特件

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