第 Ⅰ 部
「 多 様 化 調 査 」 デ ー タ の 再 集 計 結 果 の 概 説
序 「 多 様 化 調 査 」 の概 要 と 集 計 結 果 を み る前 提
1 . は じ め に
こ の資 料 シリ ー ズは 、労 働政 策 研究 ・ 研修 機構 (JILPT) の 多様 な雇 用形 態 に関 す る研 究 の一環 とし て平 成 29 年度に 実施 した 、厚 生 労働省 「就 業形 態の 多 様化に 関す る総 合実 態 調 査」( 以下 「多 様化 調査 」とい う。)の 再集 計・ 分析の 結果 をと りま と めたも ので ある 。
「 多様 化 調査 」 の再 集計 ・分 析 は、JILPT にお いて 、 これ ま で過 去3 回行 っ てき て おり、 今回 は 4回 目 に当 た る 1。こ の 取組 の 趣旨 ・ ね らい に つい て は、 過 去 の報 告 書に お いて 縷々 述べら れて いる とこ ろ であり 、こ こで 詳細 に 繰り返 すこ とは しな い が、代 表性 の確 かな 政 府 統計で ある 「多 様化 調 査」デ ータ の再 集計 ・ 分析を 通じ て、 近年 に おける 非正 規雇 用の 動 向 を捉え るた めの 基礎 デ ータを 整備 ・提 供す る こと、 加え て、 とき ど きの問 題意 識に 基づ い た 所要の 分析 を行 い、政策 的なイ ンプ リケ ーシ ョ ンを導 出す るこ とを 目 的とし てい る。さら に、 雇用の 多様 化の 進展 は 文字ど おり 多様 であ る ととも に、 とき どき の 経済社 会状 況に も影 響 さ れてお り、 的確 なデ ー タによ り常 にそ の動 向 を確認 する こと が求 め られる こと を付 け加 え て おきた い。
今回 は、「 多様 化調 査 」の 平成15年(西 暦で は2003年)、19年(同2007年)、22年(同
2010年)、26年(同2014年 )の 4回 分の デー タを再 集計・ 分析 の対 象とし た 。前 回の 対象
であっ た平 成22年ま で の3回 分に 新た に平 成26年デ ータ を加 えた もの となっ てい る 。し た がって 、飛 び飛 びの 時 点のデ ータ では ある が 、平 成15年 から26年 まで の11年 間の 変化 を 追うこ とが でき るこ と から、 この 間の 時系 列 的な変 化に 関す るデ ー タを可 能な 限り 整理 し て 提供す るこ とに 重点 を 置くこ とと した 。こ の ため、 巻末 の付 属集 計 表は、 原則 とし て、 項 目 ごとの 時系 列的 な推 移 が一覧 でき るよ うに デ ータを 配置 した 。巻 末 付属集 計表 が、 今回 の 取 組の最 重要 な成 果で あ るとも いえ る。 一方 、 前回ま では どち らか と いえば 再集 計に よる デ ー タの整 備・ 提供 より も テーマ 分析 の方 に重 点 を置い た面 があ った が 、今回 にお ける 分析 は 前 回の延 長上 のテ ーマ が 多く、 新た なデ ータ で の確認 的な もの にと ど まって いる こと は否 め な い。こ れは 今回 、デ ー タが新 たに 加わ った 平 成 26 年 が、 経過 的な 性格の 時点 であ った こ と による とこ ろが 大き い 。例え ば、 ごく 近年 に おける 多様 化動 向の 特 徴の1 つに 正社 員割 合 の 持ち直 し傾 向が ある が 、平成26年(調 査時 点 は10月 )の 時点 では そ の動き はま だ明 確で は なかっ た。 また 、最 近 におい て持 ち直 して き た派遣 労働 者の 活用 も 、その 時点 では 低迷 を 脱
1
過 去 3 回 の 結 果 は 、 次 の 成 果 に と り ま と め ら れ て い る 。
①JILPT労 働 政 策 研 究 報 告 書 №68「 雇 用 の 多 様 化 の 変 遷 :1994~2003」(2006年 ) ②JILPT労 働 政 策 研 究 報 告 書 №115「 雇 用 の 多 様 化 の 変 遷 Ⅱ :2003~2007」(2010年 )
してい なか った 。総 じ て人手 不足 感も 今日 の ような 拡が りは まだ み られて いな かっ た。 さ ら に、政 策面 に関 して も 、有期 契約 労働 者の5 年経過 後の 無期 雇用 へ の転換 制度 (平 成30 年 度以降 に実 際上 の適 用 )にし ても 社会 保険 の パート タイ ム労 働者 へ の適用 拡大 (平 成 28 年
10月施 行)に して も、実際的 な実 施に は至 っ ていな かっ た。また、均 等待遇 対象 の範 囲を 拡
大した 平成26年 改正 の パート タイ ム労 働法(平 成27年4月 施行 )も 施 行前で あり 、さ らに 、 平成 27 年に 大き な改 正が行 われ た労 働者 派 遣制度 も改 正さ れる 前 であっ た。 この よう に 、 平成26年は、経済 社会 動向に 基づ く雇 用情 勢 におい ても 、ま た、政策 実施の 面に おい ても 、 いまだ 確定 的な 分析 が 困難な 途中 経過 的な 時 点であ った とい わざ る をえな い。 この ため 、 今 回の取 組で は、 テー マ 分析は やや 控え めな も のにと どめ 、再 集計 に よるデ ータ の整 備・ 提 供 により 重点 を置 くこ と とした もの であ る。
2 .「 多 様 化 調査 」 の 概要 と 集 計 結 果 を み る 前提 情 報
以下 の集 計結 果等 を みるに 当た って 必要 と 思われ る範 囲で 、「多 様 化調査 」につ いて 簡単 に 紹介し てお こう 。た だ し、調 査を みる 前提 と して必 要な もの では あ るが、 技術 的な 事項 が 多 いので 、全 国の 事業 所 とそこ で働 く多 様な 形 態の労 働者 を対 象に 、 調査年 の 10 月時 点で 調 査され たも ので あり 、 調査項 目等 には 所定 の 変化は ある もの のほ ぼ 継続し た事 項に つい て 調 査され てい るも ので あ ること を念 頭に 置い た うえで 、以 下を 飛ば し て次章 以降 に進 まれ る の もよい と思 われ る。 必 要があ れば 、こ こに 戻 られて 確認 され れば よ いであ ろう 。
なお、 以下 にお いて 、 例えば 「平 成 15 年調 査」は 「H15」 とい う ように 略し て記 述す る ことと する 。
2 - 1 調 査 対 象
「多 様化 調査 」の 対 象は、 農林 漁業 及び 公 務(外 国公 務を 含む ) 並びに 家事 サー ビス を 除 いた産 業に 属す る常 用 雇用5人 以上 規模 の事 業所か ら抽 出さ れた 約1万 6~7千 事業 所及 び そこで 働く 労働 者か ら 就業形 態別 に抽 出さ れ た約5万 1~6千人(H15は、約3万 人)を対 象に 実 施さ れ てい る ( 図表 ・ 序- 1)。H22 まで は 、上 記 産業 に 属 する 民 間事 業 所が 対 象 と されて いた が 、H26で は上記 産業 に属 する 事 業所で あれ ば官 公営 の ものも 対象 とさ れた 。し たがっ て 、H26に は、企業規 模区 分に おい て 、H22ま では なか った「官 公営 」区 分が 表示 さ れてい る。
対象事業所数 対象労働者数
H15 約1 6 , 0 0 0 事業所、 有効回答数 1 1 , 6 2 4 ( 有効回答率 7 1 . 6 %) 約3 0 , 0 0 0 人、 有効回答数 2 4 , 9 3 0 ( 有効回答率 7 1 . 0 %)
H1 9 1 5 , 6 3 8 事業所、 有効回答数 1 0 , 7 9 1 ( 有効回答率 6 9 . 0 %) 5 6 , 2 1 2 人、 有効回答数 2 8 , 7 8 3 ( 有効回答率 5 1 . 2 %)
H2 2 1 6 , 8 8 6 事業所、 有効回答数 1 0 , 4 1 4 ( 有効回答率 6 1 . 7 %) 5 1 , 1 5 2 人、 有効回答数 3 3 , 0 8 7 ( 有効回答率 6 4 . 7 %)
2 - 2 調 査 項 目 と その 変 遷
事業所 には「 事業 所票」、労 働者 個人 には「個 人 票」とい う調 査票 によ り調査 され てい る。 調査 項目 は、 大き な 変更は 総じ て少 なく 、 概ね各 回に 共通 した も のとな って いる が、 選 択 肢等に おい て、 次の よ うな変 化が みら れて い る。
( 事 業 所 票 )
事業 所票 では 、事 業 所規模 、企 業規 模、 事 務所や 工場 とい った 事 業所の 形態 、就 業形 態 別 の労働 者数 、過 去3 年 及び今 後に おけ る就 業 形態比 率変 化の 実績 と 見込み 、非 正規 形態 ご と に活用 する 理由 と活 用 上の問 題点 、各 形態 に 対する 雇用 関連 各種 制 度適用 の有 無な どが 調 査 されて いる 。な お、 設 問以外 で産 業( 中分 類 )が把 握さ れて いる 。 調査項 目等 の変 遷は 、 図 表・序 - 2 のとお りで あ る。活 用理 由に 関す る設 問にお いてH19まで は 上限3 つま での 複数 回答で あっ たが 、H22以降は いく つで も回 答 できる こと とな った り 、制 度適 用に 関す る設 問 で、対 象制 度と して H19 まで は「 正社 員へ の 転換制 度」 であ った も のが、H22 以 降は 「フ ルタイ ム正 社員 」と 「 短時間 正社 員」 の2 つ の転換 制度 に分 離さ れ たり、 とい った 変化 は あ るもの の、 連続 性に 特 段の問 題は ない と考 え られる2。
H26 で は 、 就 業 形 態 別 の 労 働 者 数 に 関 し て 、 調 査 票 の 構 成 に や や 大 き な 変 化 が あ っ た 。
H22まで は回 答の ため の1つ の表 が提 示さ れ て「正 社員」から「そ の他」まで の各 形態 別 の
労働者 数の 記入 が求 め られて いた が 、H26で は、まず 、常用 労働 者 の雇用 期間 の定 めの 有 無 別の労 働者 数、 次い で 事業所 の常 用労 働者 で はない 「臨 時労 働者 」 と「派 遣労 働者 (受 け 入 れ)」 の人 数が 調査 され 、その うえ で、 改め てH22まで と同 様の 表が 提示さ れて 就業 形態 別 の労働 者数 が調 査さ れ ている 。と はい え、 就 業形態 別の 労働 者数 を 把握さ れて いる こと に は 特段の 変更 はな い。
( 労 働 者 個 人 票 )
労働 者を 対象 とす る 「個人 票」 では 、男 女 、年齢 、学 歴、 同居 家 族の状 況、 主な 家計 維 持 者など の個 人的 な属 性 、就 業形 態、職種 、在 籍 期間(勤 続期 間)、雇用 期間の 定め の有 無 、現 在の就 業形 態を 選択 し た理由 、今 後の 就業 や 働き方 の希 望、(9 月の )賃金 総額 (税 込み )、 実労働 時間 とそ の増 減 希望、 各種 雇用 関連 制 度の適 用の 有無 及び 今 後の希 望、 職場 満足 度 な ど が 調 査 さ れ て い る 。 調 査 項 目 等 の 変 遷 は 、 図 表 ・ 序 - 3 の と お り で あ る 。 項 目 の 変 更 は 、
H19まで 調査 され てい た資格 ・免 許に 関す る 調査 がH22以 降さ れて いない こと 、H19にお
いて労 働時 間や 在籍 期 間(勤 続期 間) が調 査 されな かっ たこ とな ど はある もの の、 それ 以 外 は概ね 新規 項目 が追 加 される 変更 であ る 。例 えば 、H19から 今後 の 働き方 の希 望と して 非 正 規雇 用 者が 正 社員 と な るこ と を希 望 する 場 合 にそ の 理由 を 尋ね る 設 問が 追 加さ れ たり 、H22 から実 労働 時間 に関 す る増減 希望 の有 無と 希 望する 時間 数を 尋ね る 設問が 追加 され たり 、 と いった こと があ る 。こ のほか にも 、H22から 職場の 満足 度に 関す る 対象項 目に「 職場 での 指
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企業全体の常用労働者数 問1(2) 企業全体の常用労働者数 問1(2) 企業全体の常用労働者数 問1 企業全体の常用労働者数
事業所の形態 問1(3) 事業所の形態 問1(3) 事業所の形態 問2(2) 事業所の形態
労働者派遣事業の有無、派遣している労働者数 問1(4) 労働者派遣事業の有無、派遣している労働者数 問1(4) 労働者派遣事業の有無、派遣している労働者数 問2(3) 労働者派遣事業の有無、派遣している労働者数
問3(1) 一般(フ ル)・パー ト・臨時・受入派遣別労働者数
問1 就業形態別 労働者数 問2(1) 就業形態別 労働者数 問2(1) 就業形態別 労働者数 問3(2) 就業形態別 労働者数
問2(2) 請負労働者の有無、請負労働者の数 問2(2) 請負労働者の有無、請負労働者の数 問4(1) 請負労働者の有無、請負労働者の数
問2(3)
請負労働者のうち物の製造を行っ ている者の有無、 製造を行っ ている請負労働者の数
問2(3)
請負労働者のうち物の製造を行っ ている者の有無、 製造を行っ ている請負労働者の数
問4(2)
請負労働者のうち物の製造を行っ ている者の有無、 製造を行っ ている請負労働者の数
問5(1) 正社員の人数の変化(3年前と比べて現在)
問2(1) 非正社員の比率の変化(3年前と比べて現在) 問3(1) 正社員以外の比率の変化(3年前と比べて現在) 問3(1) 正社員以外の比率の変化(3年前と比べて現在) 問5(2) 正社員以外の比率の変化(3年前と比べて現在)
問2(1) 増加した就業形態(3年前と比べて現在) 問3(1) 増加した就業形態(3年前と比べて現在) 問3(1) 増加した就業形態(3年前と比べて現在) 〃付問 増加した就業形態(3年前と比べて現在)
問2(2) 今後の非正社員の比率の変化見込み 問3(2) 今後の正社員以外の比率の変化見込み 問3(2) 今後の正社員以外の比率の変化見込み 問3(2) 今後の正社員以外の比率の変化見込み
問2(2) 今後、増加す る就業形態 問3(2) 今後、増加す る就業形態 問3(2) 今後、増加す る就業形態 〃付問 今後、増加す る就業形態
問3
非正社員を雇用す る理由( 3 つ ま で ) (正社員以外の各就業形態)
問4
正社員以外を活用す る理由( 3 つ ま で ) (正社員以外の各就業形態)
問4
正社員以外を活用す る理由( す べ て ) (正社員以外の各就業形態)
問6
正社員以外を活用す る理由( す べ て ) (正社員以外の各就業形態)
1)正社員を確保できないため 1)正社員を確保できないため 1)正社員を確保できないため 1)正社員を確保できないため
2)正社員を重要業務に特化させるため 2)正社員を重要業務に特化させるため 2)正社員を重要業務に特化させるため 2)正社員を重要業務に特化させるため
3)専門的業務に対応す るため 3)専門的業務に対応す るため 3)専門的業務に対応す るため 3)専門的業務に対応す るため
4)即戦力・能力のある人材を確保す るため 4)即戦力・能力のある人材を確保す るため 4)即戦力・能力のある人材を確保す るため 4)即戦力・能力のある人材を確保す るため
5)景気変動に応じて雇用量を調節す るため 5)景気変動に応じて雇用量を調節す るため 5)景気変動に応じて雇用量を調節す るため 5)景気変動に応じて雇用量を調節す るため
6)長い営業(操業)時間に対応す るため 6)長い営業(操業)時間に対応す るため 6)長い営業(操業)時間に対応す るため 6)長い営業(操業)時間に対応す るため
7)1日、週の中の仕事の繁簡に対応す るため 7)1日、週の中の仕事の繁簡に対応す るため 7)1日、週の中の仕事の繁簡に対応す るため 7)1日、週の中の仕事の繁簡に対応す るため
8)臨時・季節的業務量の変化に対応す るため 8)臨時・季節的業務量の変化に対応す るため 8)臨時・季節的業務量の変化に対応す るため 8)臨時・季節的業務量の変化に対応す るため
9)賃金の節約のため 9)賃金の節約のため 9)賃金の節約のため 9)賃金の節約のため
10)賃金以外の労務コ ストの節約のため 10)賃金以外の労務コ ストの節約のため 10)賃金以外の労務コ ストの節約のため 10)賃金以外の労務コ ストの節約のため
11)高年齢者の再雇用対策のため 11)高年齢者の再雇用対策のため 11)高年齢者の再雇用対策のため 11)高年齢者の再雇用対策のため
12)正社員の育児・介護休業対策の代替のため 12)正社員の育児・介護休業対策の代替のため 12)正社員の育児・介護休業対策の代替のため 12)育児・介護休業対策の代替のため
13)その他 13)その他 13)その他 13)その他
問4
非正社員活用上の問題 (正社員以外の各就業形態)
問5
正社員以外の活用上の問題 (正社員以外の各就業形態)
問5
正社員以外の活用上の問題 (正社員以外の各就業形態)
問7
正社員以外の活用上の問題 (正社員以外の各就業形態)
1)良質な人材の確保 1)良質な人材の確保 1)良質な人材の確保 1)良質な人材の確保
2)定着性 2)定着性 2)定着性 2)定着性
3)仕事に対す る責任感 3)仕事に対す る責任感 3)仕事に対す る責任感 3)仕事に対す る責任感
4)時間外労働への対応 4)時間外労働への対応 4)時間外労働への対応 4)時間外労働への対応
5)仕事に対す る向上意欲 5)仕事に対す る向上意欲 5)仕事に対す る向上意欲 5)仕事に対す る向上意欲
6)業務処理能力 6)業務処理能力 6)業務処理能力 6)業務処理能力
7)正社員との職務分担 7)正社員との職務分担 7)正社員との職務分担 7)正社員との職務分担
8)チー ム ワー ク 8)チー ム ワー ク 8)チー ム ワー ク 8)チー ム ワー ク
9)正社員との人間関係 9)正社員との人間関係 9)正社員との人間関係 9)正社員との人間関係
10)その他 10)その他 10)その他 10)その他
問5
制度の適用状況
(「その他」以外の各就業形態)
問6
制度の適用状況
(「その他」以外の各就業形態)
問6
制度の適用状況
(「その他」以外の各就業形態)
問6
制度の適用状況
(「その他」以外の各就業形態)
雇用保険 雇用保険 雇用保険 雇用保険
健康保険 健康保険 健康保険 健康保険
厚生年金 厚生年金 厚生年金 厚生年金
企業年金 企業年金 企業年金 企業年金
退職金制度 退職金制度 退職金制度 退職金制度
財形制度 財形制度 財形制度 財形制度
賞与支給制度 賞与支給制度 賞与支給制度 賞与支給制度
福利厚生施設等の利用 福利厚生施設等の利用 福利厚生施設等の利用 福利厚生施設等の利用
社内教育訓練 社内教育訓練 社内教育訓練 社内教育訓練
自己啓発援助制度 自己啓発援助制度 自己啓発援助制度 自己啓発援助制度
昇進・昇格 昇進・昇格 昇進・昇格 昇進・昇格
正社員への転換制度 正社員への転換制度 フ ルタイム 正社員への転換制度 フ ルタイム正社員への転換制度
短時間正社員への転換制度(育児・介護目的を除く) 短時間正社員への転換制度(育児・介護目的を除く)
状況
資料シリーズN
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問1(2) 年齢 (実数) 問1(2) 年齢 (カテ ゴ リー ) 問1(2) 年齢 (カテ ゴ リー ) 問1(2) 年齢 (カテ ゴ リー )
問1(3) 在学中か 問1(3) 在学中か 問1(3) 在学中か 問1(3) 最終学歴/在学中の学校
問1(4) 最終学歴 問1(4) 最終学歴 問1(4) 最終学歴
問2(1) 同居家族の有無 問2(1) 同居家族の有無 問2 同居家族の有無 問1(4) 同居家族の有無
問2(2) 同居家族の続柄 問2(2) 同居家族の続柄 同居家族の続柄 同居家族の続柄
(子ど も がいる場合)末子年齢 (実数) (子ど も がいる場合)末子年齢 (カテ ゴ リー ) (子ど も がいる場合)末子年齢 (カテ ゴ リー ) (子ど も がいる場合)子ど も の人数/末子年齢 (カテ ゴ リー )
問3 主な家計の維持者はだれか 問3 主な家計の維持者はだれか 問3 主な家計の維持者はだれか 問1(5) 主な家計の維持者はだれか
問4 就業形態 問4 就業形態 問4(1) 就業形態 問2(1) 就業形態
問6 (現在の会社で現在の就業形態での)在籍期間 問4(2) (現在の会社で現在の就業形態での)在籍期間 問2(2) (現在の会社で現在の就業形態での)在籍期間
*カテ ゴ リー 区分において、2~5年未満で調査されている。 問4(3) 現在の会社との雇用契約期間の定めの有無 問2(3) 現在の会社との雇用契約期間の定めの有無
H 22及び H 26では、2~3年未満と3~5年未満に細分化さ (定めありの場合)その期間 (カテ ゴ リー ) (定めありの場合)その期間(実数)
れている。 無期への転換希望の有無
問7 職種 問5 職種 問5 職種 問3 職種
2 管理的な仕事 2 管理的な仕事 1 管理的な仕事 1 管理的な仕事
1 専門的・技術的な仕事 1 専門的・技術的な仕事 2 専門的・技術的な仕事 2 専門的・技術的な仕事
3 事務的な仕事 3 事務的な仕事 3 事務的な仕事 3 事務的な仕事
4 販売の仕事 4 販売の仕事 4 販売の仕事 4 販売の仕事
5 サー ビスの仕事 5 サー ビスの仕事 5 サー ビスの仕事 5 サー ビスの仕事
6 保安の仕事 6 保安の仕事 6 保安の仕事 6 保安の仕事
7 運輸・通信の仕事 7 運輸・通信の仕事 7 生産工程の仕事 7 生産工程の仕事
8 生産工程・労務の仕事 8 生産工程・労務の仕事 8 輸送・機械運転の仕事 8 輸送・機械運転の仕事
9 その他の仕事 9 その他の仕事 9 建設・採掘の仕事 9 建設・採掘の仕事
10 運搬・清掃・包装等の仕事 10 運搬・清掃・包装等の仕事
11 その他の仕事 11 その他の仕事
問5 正社員・出向社員以外の就業形態選択の理由( す べ て ) 問6 正社員・出向社員以外の就業形態選択の理由( 3 つ ま で ) 問6 正社員・出向社員以外の就業形態選択の理由( 3 つ ま で ) 問4 正社員・出向社員以外の就業形態選択の理由( 3 つ ま で )
1)専門的な資格・技能を活かせるから 1)専門的な資格・技能を活かせるから 1)専門的な資格・技能を活かせるから 1)専門的な資格・技能を活かせるから
2)より収入の多い仕事に従事したかっ たから 2)より収入の多い仕事に従事したかっ たから 2)より収入の多い仕事に従事したかっ たから 2)より収入の多い仕事に従事したかっ たから
6)自分の都合のよい時間に働けるから 3)自分の都合のよい時間に働けるから 3)自分の都合のよい時間に働けるから 3)自分の都合のよい時間に働けるから
5)勤務時間や労働日数が短いから 4)勤務時間や労働日数が短いから 4)勤務時間や労働日数が短いから 4)勤務時間や労働日数が短いから
8)簡単な仕事で、責任も 少ないから 5)簡単な仕事で、責任も 少ないから 5)簡単な仕事で、責任も 少ないから 5)簡単な仕事で、責任も 少ないから
7)就業調整をしたいから 6)就業調整をしたいから 6)就業調整をしたいから 6)就業調整をしたいから
9)家計の補助、学費等を得たいから 7)家計の補助、学費等を得たいから 7)家計の補助、学費等を得たいから 7)家計の補助、学費等を得たいから
13)自分で自由に使えるお金を得たいから 8)自分で自由に使えるお金を得たいから 8)自分で自由に使えるお金を得たいから 8)自分で自由に使えるお金を得たいから
11)通勤時間が短いから 9)通勤時間が短いから 9)通勤時間が短いから 9)通勤時間が短いから
4)組織にしばら れないから 10)組織にしばら れたくなかっ たから 10)組織にしばら れたくなかっ たから 10)組織にしばら れたくなかっ たから
3)正社員として働ける会社がなかっ たから 11)正社員として働ける会社がなかっ たから 11)正社員として働ける会社がなかっ たから 11)正社員として働ける会社がなかっ たから
10)家庭の事情や他の活動と両立しやす いから 12)家庭の事情や他の活動と両立しやす いから 12)家庭の事情や他の活動と両立しやす いから 12)家庭の事情と両立しやす いから
13)他の活動と両立しやす いから
12)体力的に正社員として働けないから 13)体力的に正社員として働けなかっ たから 13)体力的に正社員として働けなかっ たから 14)体力的に正社員として働けなかっ たから
14)その他 14)その他 14)その他 15)その他
問5 最終学校卒業後働いた就業形態(す べて)
〃 付問 正社員以外での通算就業期間
問8(1) 今後の働き方の希望 問7(1) 今後の働き方の希望 問7(1) 今後の働き方の希望 問6(1) 今後の働き方の希望
(会社で働きたい場合↓) (会社で働きたい場合↓) (会社で働きたい場合↓)
問7(2) 現在の就業形態を続けたいか他に変わりたいか 問7(2) 現在の就業形態を続けたいか他に変わりたいか 問6(2) 現在の就業形態を続けたいか他に変わりたいか
問8(2) (他に変わりたい場合)変わりたい就業形態 (他に変わりたい場合)変わりたい就業形態 (他に変わりたい場合)変わりたい就業形態 (他に変わりたい場合)変わりたい就業形態
問7(3) (正社員になりたい場合)正社員になりたい理由 問7(3) (正社員になりたい場合)正社員になりたい理由 問6(3) (正社員になりたい場合)正社員になりたい理由
問10(1) 賃金算定の基礎 問8(1) 賃金算定の基礎 問8(1) 賃金算定の基礎 問7(1) 賃金算定の基礎
問10(2) 月間賃金総額(カテ ゴ リー ) 問8(2) 月間賃金総額(カテ ゴ リー ) 問8(2) 月間賃金総額(カテ ゴ リー ) 問7(2) 月間賃金総額(カテ ゴ リー )
問9(1) 1週間の所定労働日数(実数) 問9(1) 1週間の実労働時間数(カテ ゴ リー ) 問8(1) 1週間の実労働時間数(カテ ゴ リー )
問9(2) 1週間の所定労働時間(実数) 問9(2) 労働時間を増やしたいか減ら したいか 問8(2) 労働時間を増やしたいか減ら したいか
問9(3) 残業時間(実数) 問9(3) 希望す る1週間の実労働時間数 問8(3) 希望す る1週間の実労働時間数
問12(1) 資格・免許の有無、取得の意向 問9(1) 資格・免許の必要性
問12(2) 資格・免許の内容 問9(2) 資格・免許の有無、取得の意向
問9(3) 資格・免許の内容
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1)雇用保険 1)雇用保険 1)雇用保険 1)雇用保険
2)健康保険 2)健康保険 2)健康保険 2)健康保険
3)厚生年金 3)厚生年金 3)厚生年金 3)厚生年金
4)企業年金 4)企業年金 4)企業年金 4)企業年金
5)退職金制度 5)退職金制度 5)退職金制度 5)退職金制度
6)財形制度 6)財形制度 6)財形制度 6)財形制度
7)賞与支給制度 7)賞与支給制度 7)賞与支給制度 7)賞与支給制度
8)福利厚生施設等の利用 8)福利厚生施設等の利用 8)福利厚生施設等の利用 8)福利厚生施設等の利用
9)自己啓発援助制度 9)自己啓発援助制度 9)自己啓発援助制度 9)自己啓発援助制度
10)フ ルタイム正社員への転換制度
10)短時間正社員への転換制度 11)短時間正社員への転換制度
問11(1) 職業能力を高めたいか 問10(2) 各種保険制度等 今後の適用希望 問9(2) 各種保険制度等 今後の適用希望
問11(2) (高めたい場合)活用している・したい方法 1)雇用保険 1)雇用保険
1)会社内での教育訓練(研修) 2)健康保険 2)健康保険
2)公共職業能力開発施設の講座の受講 3)厚生年金 3)厚生年金
3)民間教育訓練機関の講座の受講 4)企業年金 4)企業年金
4)通信教育の受講 5)退職金制度 5)退職金制度
5)その他の自主的学習 6)財形制度 6)財形制度
7)賞与支給制度 7)賞与支給制度
8)福利厚生施設等の利用 8)福利厚生施設等の利用
9)自己啓発援助制度 9)自己啓発援助制度
10)フ ルタイム正社員への転換制度
10)短時間正社員への転換制度 11)短時間正社員への転換制度
問14 職場での満足度 問11 職場での満足度 問11 職場での満足度 問11 職場での満足度
1)仕事の内容、やりがい 1)仕事の内容、やりがい 1)仕事の内容、やりがい 1)仕事の内容、やりがい
2)賃金 2)賃金 2)賃金 2)賃金
3)労働時間・休日など の労働条件 3)労働時間・休日など の労働条件 3)労働時間・休日など の労働条件 3)労働時間・休日など の労働条件
4)人事評価、処遇のあり方 4)人事評価、処遇のあり方 4)人事評価、処遇のあり方 4)人事評価、処遇のあり方
5)職場の環境 5)職場の環境 5)職場の環境 5)職場の環境
6)職場の人間関係、コ ミュニケー ショ ン 6)職場の人間関係、コ ミュニケー ショ ン 6)正社員との人間関係、コ ミュニケー ショ ン 6)正社員との人間関係、コ ミュニケー ショ ン
7)正社員以外の労働者との人間関係、コ ミュニケー ショ ン 7)正社員以外の労働者との人間関係、コ ミュニケー ショ ン
8)職場での指揮命令系統の明確性 8)職場での指揮命令系統の明確性
7)雇用の安定性 7)雇用の安定性 9)雇用の安定性 9)雇用の安定性
8)福利厚生 8)福利厚生 10)福利厚生 10)福利厚生
9)職場訓練、能力開発のあり方 9)職場訓練、能力開発のあり方 11)教育訓練、能力開発のあり方 11)教育訓練、能力開発のあり方
10)職業生活全体 10)職業生活全体 12)職業生活全体 12)職業生活全体
資料シリーズN
独立行政法人労働政策研究・研修機構(J
揮命令 系統 の明 確性 」 が追加 され るな どの 追 加的変 更が あっ た。
H26に は 、2 つの 項 目が追 加さ れた 。有期 雇用者 の無 期転 換希 望 の有無 と学 卒以 降の 就 業
形態の 経験 状況 とト ー タルと して の非 正規 形 態経験 期間 に関 する 設 問であ る。
2 - 3 就 業 形 態 の 定義
「多 様化 調査 」で 用 いられ る就 業形 態は 、H26では 次の よう に定 義 されて いる 。
・「正 社員 」・ ・・ 雇用 してい る労 働者 で雇 用 期間の 定め のな い者 の うち、 他企 業へ の出 向 者 などを 除い たい わゆ る 正社員
(注 )短時 間正 社員(フ ルタ イム 正社 員 より1 週間 の所 定労 働 時間(所 定労 働日 数)
が短い 正社 員)、育 児・ 介護休 業中 の正 社員 も 含める 。
・「契 約社 員」・・ ・特 定職種 に従 事し 、専 門 的能力 の発 揮を 目的 と して雇 用期 間を 定め て 契 約する 者
・「嘱 託社 員(再 雇用者 )」・・・定年 退職 者等 を 一定期 間再 雇用 する 目 的で契 約し 、雇用 する 者
・「出 向社 員」・・ ・他 企業よ り出 向契 約に 基 づき出 向し てき てい る 者(出 向元 に籍 を置 い て いるか どう かは 問わ な い)
・「派 遣労 働者」・・ ・「 労働者 派遣 法」 に基 づ き派遣 元事 業所 から 派 遣され てき てい る者 。
( 注 )派 遣 労 働者 は 、個 人 票で は 「 登録 型 」と 「 常時 雇 用 型」(H22 ま で は「 常 用
雇用型 」)とに 区分 され ている 。後者 は、以下「 常雇型 」と略 する こと がある 。 ・「臨 時労 働者 」・ ・・ 常用労 働者 に該 当し な い労働 者( 雇用 契約 期 間が日 々又 は1 カ月 以 内 の労働 者の うち 、8 月 又は9 月 に雇 われ た日 数がい ずれ かの 月に お いて17日 以下で ある 者
( 注 )H22 ま では 、「 臨 時的 雇 用者 」 とい う 名称 が 用い ら れ 、雇 用 期間 が 1カ 月以
内の者 で、 臨時 的に 又 は日々 雇用 して いる 者 と定義 され てい た。
・「パ ート タイ ム労 働者 」・・ ・常 用労 働者 のう ち、フ ルタ イム 正社 員 より1 日の 所定 労働 時 間が短 いか 、1 週の 所 定労働 日数 が少 ない 者
( 注) 一定 期 間育児 や介 護等 のた め に勤務 時間 を一 時的 に 短縮し てい る人 (一 定 期
間後、 勤務 時間 が元 に 戻る場 合) は、 本来 の 勤務時 間で 判断 する 。 ・「そ の他」・・ ・上 記 以外の 労働 者
この 各就 業形 態の 定 義は 、H22から 変化 し ている 部分 もみ られ る が、実質 上の 変化 はわ ず かなも のに とど まる と 考えら れる 。む しろ 、 それぞ れの 形態 ごと の 定義よ りも 留意 され る 必 要があ るこ とは 、同 時 に2以 上の 定義 に該 当 する場 合で あり 、概 ね 次のよ うに 取り 扱わ れ て いる 3。
3 H15
・「契 約社 員」 に該 当す るとき は、 同時 に、 定 年退職 者等 の再 雇用 者 (=「 嘱託 社員 」)、「臨 時労働 者」(H22ま では「臨 時的 雇用 者」)、「パ ートタ イム 労働 者」、「 その他 」に当 ては ま る場合 も「 契約 社員 」 とする 。
・「嘱 託社 員」に該 当す るとき は 、同 時に、「臨 時労働 者」(H22ま では「臨 時的 雇用 者」)、「パ ートタ イム 労働 者」、「 その他 」に 当て はま る 場合も 「嘱 託社 員」 と する。
なお 、い わゆ る「 短時 間正社 員 」の 取扱 いに ついて は 、H26で 初め て明記 され た 。H22ま では、「正 社員 」の 定義 は、「 雇用 して いる 労働 者で雇 用期 間の 定め の ない者 のう ち、 パー ト タイム 労働 者や 他企 業 への出 向者 など を除 い た、いわ ゆる 正社 員 」と されて おり 、「短 時間正 社員」 は「 パー トタ イ ム労働 者」 とし て取 り 扱われ てい たと みら れ る余地 があ る。 しか し な がら、 実務 の実 態か ら みてそ のよ うな 取扱 い をする 可能 性は 小さ く 、定義 末の 「い わゆ る 正 社員」 にウ ェイ トが 置 かれた 判断 が行 われ た と考え てお いて よい と 思われ る。 した がっ て 、
H22まで も短 時間 正社 員は、 正社 員と して 回 答され てい たと みて よ いであ ろう 4。
2 - 4 産 業 分 類 、 職業 分 類 の 変 更
政府 統計 は、 原則 と して日 本標 準産 業分 類 及び日 本標 準職 業分 類 に基づ くこ とと され て い る。「多 様化 調査」も当 然に両 分類 に基 づき 、産業と 職業 を調 査・表 示して いる 。日 本標 準 産 業分類 は平 成19年(11月)に、日本 標準 職業 分 類は平 成21年に それ ぞ れ改訂 され たた め、 産業・ 職業 ともH19ま でとH22以 降と では 異 なる分 類と なっ てい る 。
産業 分類 の改 訂に つ いては 周知 のこ とで は あるが 、大 分類 では 、 従前 の 14 分 類か ら平 成
19年11月 改訂 では16分類に 増や され てい る 。おお まか にい えば、従 前の「 サー ビス 業(他
に分類 され ない もの )」の中か ら「学 術研 究、専門・技 術サ ービ ス業 」及 び「 生活 関連 サー ビ ス業、 娯楽 業」 の2 つ が独立 した 分類 とさ れ たもの であ る。 また 、 そのほ かの 大き な変 更 点 として は 、従 前「 情報 通信業 」に含 まれ てい た「 信書 送達 業」( 小分 類)が「 郵便 業」とし て 「運輸 業」と統 合さ れ、「運輸 業、郵便業 」と い う大分 類と され たこ と、従前「 サー ビス 業(他 に分類 され ない もの )」に含ま れて いた「 物品 賃貸業 」( 中分 類 )が「 不動産 業 」と 統合 され、 「不動 産業 、物 品賃 貸 業」と いう 大分 類と さ れたこ と、 など があ る 。この ほか 、細 かな 区 分 間の移 動が 行わ れて い る。こ のた め、H19 ま でと H22 以降 とで 、産 業別に みた デー タの 連 続性が 必ず しも 確保 さ れてい ると はい えな い 状態と なっ てい る。そ こ で、今 回「多 様化 調査 」 を時系 列デ ータ の整 備 を重点 とし て再 集計 す るに当 たっ ては 、「多 様 化調査 」では 中分 類ベ ー スまで の分 類が 把握 さ れてい るこ とか ら、 中 分類ま での 段階 で可 能 な限り 範囲 を合 わせ て 調 整・再編 した 独自 の分 類を設 定し 、「特 別集計 産業分 類 」と して デー タを再 集計 する こと と し た。詳 細は 、第 1章 を ご覧い ただ きた い。 中 分類以 下の 小分 類等 で 行われ た分 類変 更ま で は
4
調整で きな いの で 、完 全 な連続 性が ある わけ で はない が 、産 業ご との 時 系列変 化(H15~H26) のおお まか な傾 向を み ること がで きる デー タ となっ てい ると 思わ れ る。
職業 分類 につ いて は 、大 分類 で、従前の10分類か ら12分類 へと 変 更され た 。そ の変 更の 概要は 、図 表 ・ 序 - 4にまと めた 。名 称が 変 更され てい る分 類は も とより 、同 一の 名称 で あ っても 内容 に変 更が あ った分 類が ある 。し かし ながら 、「多 様化 調査 」では、職業(種)は「 個 人票」 にお いて 大分 類 で調査 され てい るの み である ので 、上 述の 産 業の場 合の よう に所 定 の 調整を する こと もで き ない。 した がっ て、 こ うした 分類 改訂 に留 意 しなが ら、 デー タを み て いくほ かな い。 とは い え、大 分類 記号 でA ( 管理的 職業 )か らG ( 農林漁 業従 事者 )ま で で あれば 、お おむ ね連 続 したデ ータ であ ると み てもよ いと 思わ れる 。
2 - 5 そ の 他 の 留 意事 項
「多 様化 調査 」で は 、デー タは 抽出 率か ら 設定さ れる 復元 倍率 に よりウ ェイ トバ ック し て 集計さ れ、 原則 とし て 各項目 のカ テゴ リー の 比率と して 表示 され て いる。 この 資料 シリ ー ズ
平 成 9 年 ( 旧 分 類 ) ( 大分類間移動) 平 成 2 1 年 ( 新 分 類 ) 大 分 類 間 の 移 動 状 況 ( 移 入 の 視 点 か ら )
B管理的職業従事者 A管理的職業従事者
A専門的・ 技術的職業従事者 B専門的・ 技術的職業従事者
C 事務従事者 C 事務従事者
D販売従事者 D販売従事者 旧「 事務従事者」 のうちの「 現金出納事務員」 の一部が移入。
Eサービス職業従事者 Eサービス職業従事者 旧「 販売従事者」 のうちの「 飲食店主」 が移入。
F保安職業従事者 F保安職業従事者 ※民営事業所ではほとんどが「 警備員」 であると思われる。
G農林漁業従事者 G農林漁業従事者
H運輸・ 通信従事者 H生産工程従事者
I 生産工程・ 労務作業者 I 輸送・ 機械運転従事者
J建設・ 採掘従事者
K運搬・ 清掃・ 包装等従事者 旧「 運輸・ 通信従事者」 のうちの「 郵便・ 電報外務員」 が移入。
J分類不能の職業 L分類不能の職業
旧「 生産工程・ 労務作業者」 のうちの「 建設躯体工事作業者」 、 「 建設作業 者( 建設躯体工事作業者を除く ) 」 、 「 電気作業者」 、 「 採掘作業者」 、 「 土木 作業従事者」 が移入。
旧「 生産工程・ 労務作業者」 のうちの「 運搬労務作業者」 、 「 その他の労務作 業者」 ( 「 清掃員」 など) が移入。
資料: 総務省「 日本標準職業分類新旧対照表」 から作成。
図 表 ・ 序 - 4 職 業 分 類 に お け る 旧 分 類 ( 平 成 9 年 改 訂 ) と 新 分 類 ( 平 成 2 1 年 改 訂 ) と 分 類 の 変 化
旧「 運輸通信従事者」 のうちの「 無線通信技術従事者」 、 「 有線通信員」 、 「 その他の通信従事者」 が移入。
旧「 運輸/ 通信従事者」 のうちの「 電話交換手」 が移入。
旧「 生産工程・ 労務作業者」 のうちの「 他に分類されない労務作業者」 の一 部が移入。
旧「 生産工程・ 労務作業者」 のうちの「 製造・ 制作作業者」 ( I -1) の一部が 移入。
におい ても 、デ ータ 集 計につ いて は同 様に ウ ェイト バッ ク集 計し 、 カテゴ リー の比 率と し て 表示し てい る。 一方 、 回帰分 析等 に用 いる 場 合は、 ウェ イト によ り 加重し て分 析す るか 、 そ れとも ウェ イト を用 い ずに分 析す るか は、 い ずれに よっ たか を明 記 するこ とを 条件 に、 各 分 析担当 者の 判断 によ っ ている5。
また 、上 述の よう に データ は、「 事業 所票」による デー タと「個 人 票」に よる デー タと が あ る。さ らに は、 両デ ー タを労 働者 の就 業先 の 事業所 によ って 結合 さ せた「 マッ チン グ・ デ ー タ」を 作成 し、集 計や 分 析を行 って いる 。そ の 際、「事 業所 票」に 回答 のあっ たす べて の事 業 所の労 働者 から「 個人 票」に回 答が あっ たわ けでは ない ので 、「 事 業 所 票 」と「 マ ッ チ ン グ ・ データ 」と では 所収 さ れてい る事 業所 の範 囲 が異な って いる こと は 、留意 が必 要で ある 。
なお 、今 回の 再集 計 におい ては 、上 述の 「 特別集 計産 業分 類」 で の集計 をは じめ とし て 、 不詳( 無回 答) の取 扱 いなど が異 なり 、厚 生 労働省 から 既に 発表 さ れてい る「 多様 化調 査 」 の報告 デー タと は必 ず しも同 じ範 囲で の集 計 となっ てい ない ので 、 微妙に 異な る数 値と な っ ている もの もあ るこ と は、前 もっ て承 知さ れ たい。
3 . こ の 資 料 シ リ ー ズの 全 体 構 成
この 「資 料シ リー ズ 」の全 体の 構成 は、 次 のよう にな って いる 。
第Ⅰ部 では 「多 様化 調 査」デ ータ の再 集計 結 果を概 説し てい る。 再 集計の 結果 は、 巻末 の 付属集 計表 に整 理し て 掲載し てい るが 、第 Ⅰ部 では、その 中か ら特 徴的 なデー タを 取り 出し 、 コンパ クト な図 表に し て解説 して いる 。第 1章 では、日本 標準 産業 分類 の改訂 があ った 中で 、 できる 範囲 で時 系列 的 な継続 性を 確保 する よ うに試 みに 編成 した 「 特別集 計産 業分 類」 に よ り、そ の産 業別 を中 心 に、対 象期 間に おけ る 雇用の 多様 化の 進展 状 況を跡 づけ てい る。 続 い て第2 章で は、「 多様 化 調査 」な らで はの デー タ である 事業 所が 非正 規 形態の 雇用 を活 用す る 理由や 活用 上の 問題 点 、非正 規雇 用に 対す る 賞与や 福利 厚生 施設 等 の利用 とい った 各種 制 度 の適用 状況 を概 観し 、第 3章で は勤 続別 を中 心 とした 賃金 に関 する 集 計結果 を概 観し てい る。 第4章 では 、雇用 の多 様化の 実態 にさ らに せ まるべ く、「 小売 業の販 売職 」な ど産 業と 職業 と をとも に特 定し たう え で、そ の形 態構 成や 賃 金など を概 観し てい る 。また 、第 5章 では 、 ラ イフス テー ジを 設定 し たうえ で、 ステ ージ ご とに形 態構 成や 形態 選 択理由 など を概 観し 、 あ るいは ステ ージ 間で 比 較して いる 。第 6章 は 、今回 初め て集 計対 象 となっ た平 成 26 年調 査 で新設 され た調 査項 目 (有期 雇用 者の 無期 雇 用転換 希望 と過 去の 非 正規形 態経 験状 況) に つ いて、新設 趣旨 を踏 まえ た集計 結果 を概 観し て いる。さら に、補 章と し て、「学 生ア ルバ イト 」
5
に関し て試 みに 行っ た 集計結 果を 粗描 して い る。
第Ⅱ部 では 、特 定の テ ーマに 関す る分 析結 果 を掲載 して いる 。第 1 章は多 様な 形態 で働 く 人々の 仕事 満足 度の 時 系列推 移と 満足 度を 左 右する 要因 に関 する 分 析であ り、 第2 章は 子 育 て中の 女性 が就 業時 間 を希望 どお りに 設定 で きずに いる とい う不 完 全就業 に関 する 分析 で あ り、い ずれ も前 回の 取 組でも 実施 され たも の である 。新 たに 加え ら れたデ ータ でも 分析 す る ととも に、 析出 され た 結果を 提示 して いる 。 第3章 は、 正規 ・非 正 規の賃 金に つい て、 簡 単 な関数 (賃 金関 数) を 推計す るこ とを 通じ て 、賃金 格差 を中 心に 分 析結果 を提 示し てい る 。 第4章 は、 この ほか の トピッ クス につ いて 、 例えば 有期 雇用 者の 無 期転換 希望 やパ ート タ イ ム労働 者の 労働 時間 数 の増減 希望 に関 する 分 析など 、政 策面 と関 連 するテ ーマ につ いて 、 可 能な範 囲で 行っ た分 析 結果を 提示 して いる 。
第 1 章
多 様 化 の 進 展 状 況 ( 産 業 別 を 中 心 に )
この 章で は、「多 様化 調査」 の事 業所 調査 結 果デー タに より 、平 成 15年以 降 26年 (西 暦 では2003年 以降2014年)まで の雇 用の 多様 化の進 展状 況を 概観 す る。その 際 、多 様化 の進 展は、 産業 によ って 違 いがみ られ るこ とか ら 、主に 産業 別の 状況 に 焦点を 当て るこ とと し た い。と はい え、 日本 標 準産業 分類 の改 訂に 伴 い平 成 15 年 調査 (以 下「H15」 と略 す。 他 の 年の調 査に つい ても 同 様)及びH19とH22及 びH26とで 産業 分類 が 異なっ てお り 、必 ずし も産業 ごと にデ ータ の 連続性 が確 保さ れて い ない面 があ る。 そこ で 、大分 類を 基調 とし な が ら、デ ータ の得 られ る 中分類 ベー スの 産業 分 類を用 いて 可能 な限 り 範囲を 合わ せる こと に よ り、H15 から H26 ま でにお いて ある 程度 の 連続性 をも った 分類 (「 特別集 計産 業分 類」)に ケース を編 集し たう え えで、 集計 を行 った 。 以下、 産業 別に みた 雇 用の多 様化 の進 展を 中 心 に、集 計結 果を みて い くこと とし たい 。
なお 、上 述の 序の 冒 頭で述 べた よう に、 今 回の「 多様 化調 査」 の 再集計 ・分 析の 取組 は 、 特にこ の第 Ⅰ部 にお い ては、 集計 結果 デー タ の整理 ・提 供を 第一 の 目的と して いる 。今 回 行 った集 計結 果は 、そ の ほとん どを 巻末 の付 属 集計表 とし て掲 載し て おり、 それ が今 回の 取 組 の最大 の成 果と なっ て いる。 以下 では 、付 属 集計表 掲載 のデ ータ の 中から 主要 なも のを 抽 出 して、 図表 化等 の加 工 を施し たう えで 提示 し 、若干 の解 説を 加え た もので あり 、例 示的 な 性 格のも ので ある 。こ こ で取り 上げ なか った も ので関 心の ある 分野 に ついて は、 読者 が付 属 集 計表か らデ ータ を取 り 出して 、活 用さ れる こ とを期 して いる 。
1 - 1 「 特 別 集 計 産業 分 類 」 の 概 説
集計 結果 をみ る前 提 として 、「 特別 集計 産業 分類」 の編 集内 容に つ いて、 解説 して おこ う。 その概 要は 、図 表1 - 1-1 に整 理し たと お りであ る。「多 様化 調査 」の対 象産 業に つい て、 日本標 準産 業分 類で は 、平成14年3月 改訂 の 第11回 改訂 版で は89、平成19年11月 改訂 の第 12回改 訂版 で は 91の 中分 類が それ ぞれ 設定さ れて いる 。こ の 中分類 をベ ース とし て、 両 者 を 通 じ て 可 能 な 限 り 範 囲 が 同 じ に な る こ と を 念 頭 に お き な が ら 分 類 を 再 編 し 、 ま ず 49 の「 特 別集 計 産業 分 類 (中 分 類)」に 編 集し た 6(図 表 1- 1 -1 の 左側 の 表)。次 い で、 こ の49の 分類 をベ ース と して 、16の「 特別 集計 産業分 類(大 分類)」と 7つの「 特別 集計 産業 分類( 特掲 中間 分類 )」 とに分 類し た( 同図 表 の右側 の表 )。 集計 は、 主にこ の「 大分 類」 と 「特掲 中間 分類 」と に ついて 行っ た。
分類後 の事 業所 の分 布 は、図 表1 -1 -2 のと おりで ある 。な お、 以 下にお いて は、 誤解
6
特 別 集 計 産 業 ( 中 分 類 ) 特 別 集 計 産 業 ( 大 分 類 )
H1 5 及びH1 9 調査 H2 2 及びH2 6 調査 ( 第1 1 回番号) ( 第1 2 回番号)
鉱 業 、 採 石 業 、 砂 利 採 取 業 1 鉱 業 、 採 石 業 、 砂 利 採 取 業 1
1 鉱業、採石業、砂利採取業 5 5 2 建 設 業 2 ,3
建 設 業 3 製 造 業 4 ~1 3
2 総合工事業 6 6 4 電 気 ・ ガ ス ・ 熱 供 給 ・ 水 道 業 1 4
3 職別・ 設備工事業 7 ,8 7 ,8 5 情 報 通 信 業 1 5 ,1 6
製 造 業 6 運 輸 業 、 郵 便 業 1 7 ~2 2
4 食料品製造業 9 9 7 卸 売 ・ 小 売 業 2 3 ~2 5
5 繊維工業 1 1 ,1 2 11 8 金 融 ・ 保 険 業 2 6 ~2 8
6 木材・ 家具・ パルプ・ 紙等製造業 1 3 ,1 4 ,1 5 1 2 ,1 3 ,1 4 9 不 動 産 業 、 物 品 賃 貸 業 2 9 ,3 0 7 その他の消費財関連製造業 1 0 ,1 6 ,2 1 1 0 ,1 5 ,2 0 1 0 学 術 研 究 、 専 門 ・ 技 術 サ ー ビ ス 業 3 1 ~3 3 8 化学・ 石油・ 石炭・ プラスチッ ク・ ゴ ム・ 窯業・ 土石製品製造業 1 7 ,1 8 ,1 9 ,2 0 ,2 2 1 6 ,1 7 ,1 8 ,1 9 ,2 1 11 宿 泊 業 、 飲 食 サ ー ビ ス 業 3 4 ,3 5 9 金属関係製造業 2 3 ,2 4 ,2 5 2 2 ,2 3 ,2 4 1 2 生 活 関 連 サ ー ビ ス 業 、 娯 楽 業 3 6 ,3 7 1 0 はん用・ 生産・ 業務用機器製造業 2 6 ,3 1 2 5 ,2 6 ,2 7 1 3 教 育 、 学 習 支 援 業 3 8 ,3 9 11 電気関係機器製造業 2 7 ,2 8 ,2 9 2 8 ,2 9 ,3 0 1 4 医 療 、 福 祉 4 0 ~4 2
1 2 輸送用機器製造業 3 0 3 1 15 複 合 サ ー ビ ス 業 4 3 4 4
1 3 その他の製造業 3 2 3 2 1 6 サ ー ビ ス 業 ( 他 に 分 類 さ れ な い も の ) 4 5 ~4 9 電 気 ・ ガ ス ・ 熱 供 給 ・ 水 道 業
1 4 電気・ ガス・ 熱供給・ 水道業 3 3 ,3 4 ,3 5 ,3 6 3 3 ,3 4 ,3 5 ,3 6 特 別 集 計 産 業 ( 特 掲 中 間 分 類 ) 情 報 通 信 業
15 情報通信業( 放送業を除く) 3 7 ,3 9 ,4 0 ,4 1 3 7 ,3 9 ,4 0 ,4 1
1 6 放送業 3 8 3 8 1 消費関連製造業 4 ~7
運 輸 業 、 郵 便 業 2 素材関連製造業 8 ,9
1 7 鉄道業 4 2 4 2 3 機械関連製造業 1 0 ~1 2
1 8 道路運送業 4 3 ,4 4 4 3 ,4 4 4 卸売業※ 2 3
1 9 水運業 4 5 4 5 5 小売業 2 4 ,2 5
2 0 航空運輸業 4 6 4 6 6 通信・ 郵便業 (3 7 ,7 8 / 3 7 ,4 9 ,8 6 )
2 1 倉庫業・ 運輸附帯サービス業 4 7 ,4 8 4 7 ,4 8 7 社会保険・ 社会福祉・ 介護事業 4 2
2 2 郵便業( 信書郵便事業を含む) 4 9 ※卸売業は、中分類に同じ。
卸 売 ・ 小 売 業 ( )内は、元の日本標準産業分類・ 中分類番号である。
2 3 卸売業 4 9 ,5 0 ,5 1 ,5 2 ,5 3 ,5 4 5 0 ,5 1 ,5 2 ,5 3 ,5 4 ,5 5 2 4 各種食品・ 飲食料品小売業 5 5 ,5 7 5 6 ,5 8 ,7 7 2 5 繊維類・ 機械器具・ その他の小売業 5 6 ,5 8 ,5 9 ,6 0 5 7 ,5 9 ,6 0 ,6 1
金 融 ・ 保 険 業
2 6 銀行業等金融機関( 金融商品・ 商品先物取引業を除く) 6 1 ,6 2 ,6 3 ,6 4 ,6 6 6 2 ,6 3 ,6 4 ,6 6
2 7 金融商品・ 商品先物取引業 6 5 6 5
2 8 保険業( 保険媒介代理業、保険サービス業を含む) 6 7 6 7 不 動 産 業 、 物 品 賃 貸 業
2 9 不動産業 6 8 ,6 9 6 8 ,6 9
3 0 物品賃貸業 8 8 7 0
学 術 研 究 、 専 門 ・ 技 術 サ ー ビ ス 業
3 1 学術・ 開発研究機関 8 1 7 1
3 2 専門・ 医術サービス業 8 0 7 2 ,7 4
3 3 広告業 8 9 7 3
宿 泊 業 、 飲 食 サ ー ビ ス 業
3 4 宿泊業 7 2 7 5
3 5 飲食店 7 0 ,7 1 7 6
生 活 関 連 サ ー ビ ス 業 、 娯 楽 業
3 6 生活関連サービス業 8 2 ,8 3 7 8 ,7 9
3 7 娯楽業 8 4 8 0
教 育 、 学 習 支 援 業
3 8 学校教育 7 6 8 1
3 9 その他の学校、学習支援業 7 7 8 2
医 療 、 福 祉
4 0 医療業 7 3 8 3
4 1 保健衛生 7 4 8 4
4 2 社会保険・ 社会福祉・ 介護事業 7 5 8 5
複 合 サ ー ビ ス 業
4 3 郵便局 7 8 8 6
4 4 協同組合( 他に分類されないもの) 7 9 8 7
サ ー ビ ス 業 ( 他 に 分 類 さ れ な い も の )
4 5 廃棄物処理業 8 5 8 8
4 6 自動車整備/ 機械等修理業( 別掲を除く) 8 6 ,8 7 8 9 ,9 0
4 7 その他の事業サービス業 9 0 9 1 ,9 2
4 8 政治・ 経済・ 文化団体/ 9 1 ,9 2 9 3 ,9 4
4 9 その他のサービス業 9 3 ,9 4 9 5
図 表 1 - 1 - 1 「 特 別 集 計 産 業 分 類 」 の 編 集 ( 日 本 標 準 産 業 分 類 ( 中 分 類 ) と の 関 係 )
( 注) 「 第1 1 回番号」 及び「 第1 2 回番号」 は、それぞれの回の日本標準産業分類・ 中分類の番号である。 番 号
特別集計中分類 番号 番 号
番 号
が生じ るお それ があ る 場合を 除き 、「特 別集計 産業分 類に 基づ く産 業 」な どと いわ ずに 、単に 「産業 」と 記述 して い る。以 上を 前提 とし て 、集計 結果 を紹 介し て いこう 。
1 - 2 そ れ ぞ れ の 雇用 就 業 形 態 が い る 事 業所 の 割 合 の 推 移
「多 様化 調査 」は 事 業所を 対象 とし た調 査 でもあ るこ とが 、大 き な特徴 の1 つで ある 。 そ の結果 、そ れぞ れの 雇 用就業 形態 がい る事 業 所の割 合を 把握 する こ とがで き る 7。H26に お ける産 業計 でみ ると 、正社員 がい る事 業所 が95.1% とほ とん どの 事業 所に正 社員 がお り、パ ート タ イム 労働 者 (以 下単 に 「パ ート 」 と略 する こ とが ある 。) の そ れが 60.7% と 半数 以上 の事業 所に パー トが い る。こ れに 対し て。 嘱 託社員 が18.3% 、契 約 社員は13.0% 、派 遣労 働者は9.9% とこ れら の 形態が いる 事業 所は 1 ~2割 とな って いる 。な お、「 その 他」が17.4% 、 臨時労 働者 が7.2%、 出 向社員 が6.1%と なっ て いる8。
正社 員、 契約 社員 、 派遣労 働者 及び パー ト の4つ の形 態に つい て 、それ ぞれ がい る事 業 所 の割合 の推 移を 、産 業 計と特 徴的 ない くつ か の産業 にお ける 推移 を みたも のが 、図 表1 - 1 - 3 で あ る 。 正 社 員 が い る 事 業 所 の 割 合 は 、H15の96.3% か らH19の94.4% へ と 低 下 し 、
7
「 多 様 化 調 査 」 で は 、「 就 業 形 態 」 と い う 用 語 が 用 い ら れ て い る が 、 非 正 規 性 の 基 準 の 1 つ に 雇 用 関 係 が 含 ま れ て い る こ と か ら 、 こ こ で は 「 雇 用 就 業 形 態 」 と い う 用 語 を 用 い る こ と と し た い 。
8
「 臨 時 労 働 者 」 はH26に お け る 名 称 で あ り 、H22ま で は 「 臨 時 的 雇 用 者 」 と い う 名 称 で 調 査 さ れ て い る 。 以 下 に お い て 、 こ の 形 態 を 通 期 的 に 扱 う 場 合 は 、「 臨 時 的 雇 用 者 」 と い う こ と と し た い 。
復元事業所数 構成比 復元事業所数 構成比 復元事業所数 構成比 復元事業所数 構成比
計 1 , 7 6 2 , 6 0 3 1 0 0 . 0 1 , 6 6 4 , 0 5 8 1 0 0 . 0 1 , 7 2 6 , 4 1 2 1 0 0 . 0 1 , 8 1 6 , 4 6 6 1 0 0 . 0 【 大分類】
鉱業・ 採石業・ 砂利採取業 2 , 1 9 4 0 . 1 1 , 8 4 3 0 . 1 1 , 6 7 9 0 . 1 1 , 0 5 3 0 . 1 建設業 2 0 3 , 4 9 4 1 1 . 5 1 7 8 , 7 2 0 1 0 . 7 1 7 0 , 7 3 1 9 . 9 1 5 5 , 3 6 2 8 . 6 製造業 2 5 7 , 0 1 9 1 4 . 6 2 3 2 , 6 0 3 1 4 . 0 2 2 7 , 2 2 3 1 3 . 2 2 0 4 , 8 1 9 1 1 . 3 電気・ガス・熱供給・水道業 2 , 6 8 4 0 . 2 2 , 4 3 1 0 . 1 2 , 4 0 3 0 . 1 6 , 2 5 4 0 . 3 情報通信業 3 0 , 9 2 4 1 . 8 2 9 , 1 1 0 1 . 7 3 3 , 3 6 3 1 . 9 3 1 , 4 6 9 1 . 7 運輸業、 郵便業 7 8 , 1 8 2 4 . 4 7 4 , 7 6 2 4 . 5 7 7 , 1 9 2 4 . 5 6 4 , 4 6 0 3 . 5 卸売・ 小売業 5 1 8 , 7 3 2 2 9 . 4 4 8 5 , 6 9 4 2 9 . 2 4 8 1 , 2 1 3 2 7 . 9 4 9 7 , 6 4 1 2 7 . 4 金融・保険業 5 6 , 2 9 3 3 . 2 4 9 , 3 2 2 3 . 0 4 7 , 9 5 8 2 . 8 5 0 , 1 4 2 2 . 8 不動産業、 物品賃貸業 3 1 , 4 1 6 1 . 8 3 5 , 6 5 8 2 . 1 3 8 , 5 4 4 2 . 2 3 8 , 8 6 8 2 . 1 学術研究、 専門・ 技術サービス業 4 3 , 6 7 1 2 . 5 3 9 , 6 4 3 2 . 4 5 1 , 4 1 5 3 . 0 5 3 , 1 6 3 2 . 9 宿泊業、 飲食サービス業 1 7 5 , 4 9 1 1 0 . 0 1 6 9 , 7 5 1 1 0 . 2 1 7 2 , 4 0 3 1 0 . 0 1 7 6 , 9 6 3 9 . 7 生活関連サービス業、 娯楽業 7 5 , 8 6 4 4 . 3 7 6 , 0 8 8 4 . 6 8 4 , 8 7 9 4 . 9 8 2 , 0 2 2 4 . 5 教育、 学習支援業 4 2 , 5 5 6 2 . 4 4 1 , 8 5 2 2 . 5 4 5 , 2 8 6 2 . 6 9 0 , 1 1 7 5 . 0 医療、 福祉 1 2 1 , 4 3 0 6 . 9 1 3 3 , 7 0 3 8 . 0 1 5 7 , 2 0 7 9 . 1 2 1 8 , 5 7 5 1 2 . 0 複合サービス業 1 5 , 1 5 6 0 . 9 1 3 , 7 5 7 0 . 8 2 4 , 4 1 9 1 . 4 1 9 , 3 4 0 1 . 1 サービス業( 他に分類されないもの) 1 0 7 , 4 9 7 6 . 1 9 9 , 1 2 2 6 . 0 8 1 , 7 4 4 4 . 7 1 0 3 , 5 2 0 5 . 7 【 特掲中間分類】
消費関連製造業 1 0 2 , 7 4 8 5 . 8 8 5 , 8 9 3 5 . 2 8 4 , 5 1 3 4 . 9 7 0 , 7 5 9 3 . 9 素材関連製造業 7 4 , 2 4 6 4 . 2 7 1 , 7 0 5 4 . 3 6 7 , 9 1 9 3 . 9 6 6 , 8 1 0 3 . 7 機械関連製造業 7 1 , 9 3 2 4 . 1 6 6 , 7 3 8 4 . 0 6 6 , 5 2 5 3 . 9 5 8 , 4 0 2 3 . 2 卸売業 1 7 6 , 7 6 4 1 0 . 0 1 6 5 , 1 1 4 9 . 9 1 5 8 , 5 6 0 9 . 2 1 4 8 , 1 6 0 8 . 2 小売業 3 4 1 , 9 6 8 1 9 . 4 3 2 0 , 5 8 0 1 9 . 3 3 2 2 , 6 5 3 1 8 . 7 3 4 9 , 4 8 1 1 9 . 2 通信・ 郵便業 4 , 6 2 5 0 . 3 4 , 2 0 2 0 . 3 2 0 , 1 2 8 1 . 2 1 4 , 6 5 0 0 . 8 社会保険・ 社会福祉・ 介護事業 4 3 , 0 3 7 2 . 4 5 0 , 5 8 8 3 . 0 5 8 , 5 7 1 3 . 4 1 0 0 , 3 7 1 5 . 5
図 表 1 - 1 - 2 事 業 所 の 特 別 集 計 産 業 分 類 別 分 布
( 所、 %)
H22(94.5%)は ほぼ 横 ばいで 推移 した が、H26には95.1% とや や上 昇とな った 。産 業別 に
みると 、卸 売業 や金 融・保険業 では99% 台で ほ とんど の事 業所 に正 社 員がお り、ほぼ 天井 に 張りつ いた 形で 推移 し ている 。一 方、 宿泊 ・ 飲食サ ービ ス業 で は H26 で 84.2% と正 社員 が いない 事業 所も かな り あり、 また 、正 社員 の いる事 業所 の割 合は 低 下して きて いる 。小 売 業 も正社 員の いる 事業 所 の割合 が相 対的 に低 い 産業で ある が、H15(94.0%)からH19(83.6% ) にかけ てか なり 低下 し たが 、そ の後 上昇 して きてい る(H26:93.2% )9。一方 、他 のサ ービ ス業( サー ビス 業( 他 に分類 され ない もの )) では、H15 の 98.1%か ら H26 の 94.8%へ と 低下し てき てい る。
契約 社員 がい る事 業 所の割 合は 、H15の10.3%か らH26の13.0% へと上 昇し てい る。 産 業別に は、教育・学 習支 援業(H15:28.1%→H26:33.3% )や 情報 通信 業(同23.9%→26.1% ) などが 割合 の高 い産 業 であり 、ま た、 この 間 に上昇 して いる 。ま た 、社会 保険 ・社 会福 祉 ・ 介護事 業(「社 会保 険等 」と 略称 して いる 。以 下 同じ。)で は、割合 が大 きく変 動し てい るが 、
H26で27.7%と 割合 の 高い産 業と いえ る 10。一 方、小 売業 (同 7.5%→10.8%) や機 械関 連
製 造 業 (同 7.7% →10.2% )な ど が 割 合 の 低 い 産 業 で ある が 、 こ れ ら の 産 業 でも 割 合 は 上 昇
9
以 下 の 記 述 及 び 図 表 に お い て 、 産 業 の 名 称 は 誤 解 さ れ な い 範 囲 で 略 称 を 用 い て い る 。
10
社 会 保 険 等 は 、 特 別 集 計 産 業 分 類 の 特 掲 中 間 分 類 で あ る が 、 中 分 類 産 業 の 1 つ (42番 ) で も あ り 、 か な り 細 か な 範 囲 で の 集 計 で あ る( 図 表 1 - 1 - 1 参 照 )。し た が っ て 、か な り 幅 を も っ て み る 必 要 の あ る デ ー タ で あ る こ と は 、 念 頭 に お か れ た い 。
図 表 1 - 1 - 3 そ れ ぞ れ の 雇 用 就 業 形 態 の い る 事 業 所 の 割 合 の 推 移 ( 産 業 計 と 特 徴 的 な 主 な 産 業 )
( 注) グラフご とに目盛軸が異なっていることに注意されたい。 産業計のみ、 データ値を表示している。
96.3
94.4 94.5
95.1
80 85 90 95 100
H15 19 22 26
正 社 員 がいる事業所の 割合(%)
産業計 金融・ 保険 宿泊・ 飲食 他サービス 卸売 小売
10.3 10.9 13.8 13.0
0 5 10 15 20 25 30 35 40
H15 19 22 26
契 約 社 員がいる事業所 の割合(%)
産業計 情報通信 教育・ 学習支援 社会保険等 機械製造 小売
7.6
11.6
9.6
9.9
0 5 10 15 20 25 30 35 40
H15 19 22 26
派 遣 労 働者がいる事業 所の割合(%)
産業計 金融・ 保険 情報通信 機械製造 小売 宿泊・ 飲食
57.7 59.0
56.8
60.7
20 30 40 50 60 70 80 90 100
H15 19 22 26
パ ー ト タ イム労働者がいる事 業所の割合(%)
してき てい る 11。
派遣 労働 者が いる 事 業所の 割合 は 、H15の7.6%からH19には 11.6%へと 大き く上 昇し た が、H22には 9.6% と低 下し 、H26(9.9%)はほ ぼ横ば いと なっ てい る 。金融・保 険業(H15:
33.6%)が もっ とも 割 合の高 い産 業で あっ た が、H22(26.7%)、H26(17.8%)と大 きく 低
下 し て い る 。 代 わ っ て 、 情 報 通 信 業 (H15:18.3% →H26:26.9% ) が も っ と も 割 合 の 高 い 産 業 と な っ て い る 。 機 械 関 連 製 造 業 で は 、 平 成 16 年 の 製 造 業 務 派 遣 の 解 禁 を 背 景 に H15 (13.0% ) か ら H19(25.4% ) に か け て 急 上 昇 し た が 、 リ ー マ ン シ ョ ッ ク を は さ ん で H22 (16.8% )に は大 きく 低下し た 12。そ の後 、H26(23.2% )に は再 び上 昇し、H19の 水準 近 くまで 戻し 、情 報通 信 業に次 いで 割合 の高 い 産業の 1つ とな って い る。一 方、 宿泊 ・飲 食 サ ービ ス 業(H15:1.8% →H26:2.6%) や 小売 業( 同 3.0%→3.7% ) では 派 遣労 働 者の いる 事業所 は数 %に とど ま ってい る。
パー トタ イム 労働 者 がいる 事業 所の 割合 は 、H15の57.7%からH26の60.7% へと 強含 み ほぼ横 ばい で推 移し て いる 。割 合の もっ とも 高 い産業 は宿 泊・飲 食サ ー ビス業(H15:89.7% →H26:91.6% )で、次 いで医 療・福 祉(同78.7%→78.9% )や 小売 業(同78.0% →74.3% ) などと なっ てい る。医 療・福 祉の 中の 社会 保 険等(同77.1%→80.6%)を みる と、医 療・福 祉全体 では ほぼ 横ば い である 中で 、やや 上昇 が みられ てい る 。一 方 、建 設業(同 21.4%→24.0%) は割合 の低 い産 業で あ る。
それ ぞれ の雇 用就 業 形態を 活用 する かど う かは、 事業 所に おけ る 事業特 性を 背景 とし た そ の活用 理由 に大 きく 依 存して いる と考 えら れ る。こ の点 につ いて は 、第2 章で 形態 の活 用 理 由をみ ると とも に、 補 論とし て簡 単な 関数 に よる分 析を 行っ てい る ので、 参照 され たい 。
1 - 3 契 約 社 員 、 派遣 労 働 者 及 び パ ー ト タイ ム 労 働 者 の 3 形 態 相互 の 存 否
これ まで は、 それ ぞ れの雇 用就 業形 態の 存 否をみ たが 、こ こで は 、契約 社員 、派 遣労 働 者 及びパ ート タイ ム労 働 者の3 形態 につ いて 、 相互の 存否 につ いて み ておき たい (図 表1 - 1 -4)。
産業 計を みる と、「3 形態と もい ない 」事 業 所は、3割 程度 で 経 年 的 に 徐 々 に 低 下(H15:
34.0% →H26:30.5% ) し て お り 、 い ずれ か の 形 態 が い る 事 業所 が 7 割 程 度 と な っ てい る 。
3 形態 の う ち 「パ ー ト の みい る 」 事 業所 が 半 数 程度 (H26:49.4% ) であ り 、 こ れに 「 契 約 社員の みい る」(同 4.3%)、「 派遣 のみ いる 」( 同 3.4% )を 加え 57% 程度が 3形 態の うち 1 形態の みが いる 事業 所 となっ てい る。 経年 的 にも、 この 割合 に特 段 の変化 はみ られ てい な い (H15:57.4% →H26:57.1% )。 2 形 態 以 上 が と も に い る 事 業 所 で は 、「 契 約 社 員 と パ ー ト
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本 文 で と り あ げ て い な い が 、 こ の 間 に 嘱 託 社 員 が い る 事 業 所 の 割 合 が 上 昇 し て き て い る ( 数 値 デ ー タ は 、 巻 末 付 属 集 計 表 参 照 )。そ れ は 、高 年 齢 者 の 再 雇 用 の 進 展 に よ る と こ ろ が 大 き い が 、こ の 契 約 社 員 に つ い て も 同 様 の 事 情 が 背 景 の 1 つ に あ る も の と 考 え ら れ る 。
12