(4)キャリア教育の実施内容
各学部におけるキャリア教育の実施内容を表5と図17に示した。小・中・高等部で のキャリア教育の実施内容として上位3つを挙げると、小学部では「教育活動全般」が 73%、「領域・教科を合わせた指導」が60%、「領域・教科外活動」が58%であった。中学 部では「進路指導」が74%、「領域・教科外活動」が66%、「領域・教科を合わせた指導」
が51%であった。高等部では「進路指導」が80%、「領域・教科外活動」が68%、「領 域・教科を合わせた指導」が61%であった。
各学部におけるキャリア教育の実施内容の詳細を表6に示した。キャリア教育の実施 内容の詳細として上位4つを挙げると、小学部では「日常生活学習」、「生活単元学習」、
r自立活動」、r特別活動」であった。中学部ではr職場体験」、r先輩・卒業生の話」、
「自立活動」、「職場見学」であった。高等部では「職場体験」、「先輩・卒業生の話」、
「職場見学」、「自立活動」であった。
その他、噸別の教育支援計画など」の活用と回答した学部は、小学部で35%、中学 部で34%であったが、高等部では49%と多かった。
表5キャリア教育の実施内容
小学部. 中学部 高等部 個別の教育支援計画など 18 16 20 進路指導・職業教育 13 35 33 領域・教科を合わせた指導 31 24 25
領域・教科外活動 30 31 28
各教科・科目 14 7 15
教育活動全般 38 25 24
図17キャリア教育の実施内容(学部別)
個別の教育支援計画など 進路指導1職業教育 領域・教科を合わせた指導
領域・教同外活動 各教科・科目 教育活動全般
鰯
L_一一一 一
㎝20% 40% 60% 80%
口高等部い 一■中学部!
国小学部
ト学部N=52
中学部N斗7 高等部N=41 100%
表6 キャリア教育の実施内容の詳細
生活 国語 算数・数学 音楽 図画工作 体育 その他
繊…・鯛外活動
総合的な学習の時間 道徳
9 4 2 0 0 0 1
30
11 4
5 4 3 3 1 4 0 0 0 0 0 1 3 8
7 0
外国語活動 学級活動(HR)
児童・生徒会活動 委員会活動
クラブ・部活動 交流及び共同学習 交流(学内・一般学級)
交流(学外)
異学年交流(学内・重複学級)
特別活動 学校行事 運動会 修学旅行 学習発表会 遠足
社会科見学 その他
日常生活学習 朝の会 保活動 給食 清掃
トイレ 帰りの会 生活単元学習 調理
畑作業 制作活動
木工作業 遊び 作業学習 作業名 その他
職業調べ学習 先輩・卒業生の諸 職場見学
職場体験
外部講師による職業談話 先輩の作業学習を見学 その他
個別の指導計画 個別の移行支援計画
ボランティア活動
13 23 22 27 11 6 4
(5)キャリア教育の評価方法
各学部におけるキャリア教育の評価方法を図18に、さらに「その他」の詳細を類似 した内容の回答ごとに集めてカテゴリー分けをしたものを学部ごとに表7に示した。
小・中・高等部ともに、「その他」、「無回答」という回答が最も多かった。その次に「通 知表に欄がある」という回答が多く、小学部では9学部、中学部では7学部、高等部で は11学部であった。
キャリア教育の評価方法で「その他」という回答は、6つのカテゴリーに分けること ができた。それは、r通知表の中で評価している」、r現場実習や職場体験を通して評 価している」、「個別の教育支援計画・指導計画・移行支援計画で評価している」、「特
にキャリア教育として評価していない」、「今後、評価する予定」、「その他の方法で 評価している」であった。
「その他」の詳細については、「通知表の中で評価している」が小学部で9学部、中 学部で4学部、高等部で3学部あった。それ以外に、小・中学部では「キャリアノード に作成」や「個別の指導計画」、「日々の学習・生活記録」などの回答があった。高等部 では、r現場実習や職場体験を通して評価している」が5学部、r個別の教育支援計画・
指導計画・移行支援計画で評価している」が3学部あった。
「
( 10学 部 5
数 0
) そ無遅キにP巴里ポ教星保 程塞
中学部N=47 図18キャリア教育の評西方法(学部別) 幹部同1
表7学部ごとのキャリア教育の評価方法(「その他」の詳細)
小学部
通知表の中で評価している(9)
・総合的な学習の所見に記入欄あり、評価している。
・道徳との関連づけの中で評価。
・通知表の様々な教科・領域の欄に記入している。
・通知表にキャリア教育という欄はないが、教育活動全般を通して取組んでいるので 通知表で評価していることになる。
・通知表の生活単元学習の欄に評価をしている。
・通知表の特別活動の欄に記入している。
・通知表の各領域・教科の中でキャリア教育に基づいた部分の評価を行っている。
・キャリア教育という名ではないが、それに伴う必要な力についての評価を通知表で している。
・評価までは至らないが、実態や変容を懇談時に保護者に知らせたり、通知表に文章 で記入したりしている。
・特に、キャリア教育としての評価はしていない。
・1名の学級であるため、本児の成長等を保護者と話し合っている。
・個人記録。
・毎日の指導記録をつける。
・各教科や領域内で実施した項目について、学期末に評価する。
・各担任の記録。
・キャリアノードの作成。
・授業や活動内での評価。
・年間指導計画の評価欄。
・十分な評価システムがない。
中学部
・通知表には欄がないが、職場見学や職場体験のための事前と事後学習した様子や進 路に関する勉強をした時に記述をしている。
・通知表のr総合的な学習の時間」の欄に記入
・通知表の総合所見欄に記入
・キャリアのための特別の欄ではないが、通知表の中に記載している。
・特設したものとして評価はしていない。
・特に評価はしていない。
・個別の指導計画による評価
・職場体験等のしおりに組み込む。
・教員の中で、職場見学や体験を通して、PDCAサイクルによる評価を実施している。
・個別面談時に、保護者と進路の話をする。
・文化祭での販売などで作文を書かせる。
・日々の学習・生活記録
・キャリアノードの作成
・指導要録の総合所見欄に記入
・生徒の体験をもとに新聞作り等
・通知表に検討中
高等部
・現場実習先からの評価表と巡回時の教員側の評価を綴じ込んでいく。
・産業現場等における実習先から評価表で評価してもらう。
・職場実習や体験実習での評価を受け、学校でも振り返りを行いながら評価を行う。
・職場体験や現場実習をさせてもらった事業所の方に評価表を記入してもらう
・就業体験における作業所・事務所からの評価
・通知表の作業学習や就業体験の欄に記入。
・通知表に欄はないが、コメントを記入する。
・通知表の中に「産業現場における実習」の評価欄があり、評価する。
佃麹の教育麦援詐繭≡…指導詩画・移行支援計南で評価tてい姦=≡=ζ§)
・個別の教育支援計画に記入 ・個別の指導計画
・個別の移行支援計画
・特になし。
・各担任が別途把握して記録する。
・授業の申での評価
・各教科等の中で記述による評価を実施
(6)キャリア教育を推進する校内組織 ①校内組織の有無
学校全体におけるキャリア教育を推進する校内組織の有無を図19に示した。学校全 体における校内組織では、小・中・高等部の全体平均42%に「ある」、全体平均42%に
rない」という回答であった。
各学部におけるキャリア教育を推進する組織の有無を図20に示した。各学部におけ る組織では、小・中・高等部の全体平均27%に「ある」、全体平均67%に「ない」とい
う回答であった。
小・中・高等部の重複学級間における組織の有無を図21に示した。小・中・高等部 の重複学級間における組織では、小・中・高等部の全体平均6%に「ある」、全体平均 89%に「ない」という回答であった。
回 答 数
(
学 部 数
100%
80%
60%
40%
20%
0%
小学部 中学部 高等部 図19学校全体におナる校内組織の有無学部別
、口無回答.
;口検討中1
■なし一
.ある」一
j、学部N=52 中学部N=47 一
群部同1一
」..」
「一
回 答 数
(学 部 数
)
100%
80%
60%
40%
20%
0%
小学部 中学部 高等部
図20各学書刊こ才劃ナる維鮪(!学者睨11)
6融 客一
』学部N=52 中学部N=47 高等部N斗1
LI.
口無回答一 回
1■なし , 数
学 40%
部
数 2説
小学部 中学部 高等部 小学部N・52
中学部N=471 図21小中高等部の重複学級こお1据組織の有無(学部民1D 高等部N.41 一
②組織名と構成
組織名の詳細を類似した内容の回答ごとに集めてカテゴリー分けをしたものを学部 ごとに表8に、さらに、構成の詳細を類似した内容の回答ごとに集めてカテゴリー分け をしたものを学部ごとに表9に示した。
まず、校内組織の組織名については、3つのカテゴリーに分けることができた。それ は、「進路指導」、「キャリア教育」、喀別支援教育」であった。小・中・高等部ともに、
r進路指導」が最も多く、小学部は11学部、中学部は12学部、高等部は11学部であ った。次に、rキャリア教育」が多く、小学部は4学部、中学部は3学部、高等部は6 学部であった。その他、小学部にr特別支援教育」が3学部、rその他の名称」が6学 部あった。中学部では、rその他の名称」が2学部であった。高等部では、rその他の名 称」が5学部あった。
次に、校内組織の構成についても、3つのカテゴリーに分けることができた。それは、
「各学部の教諭によるメンバー構成」、「管理職十各学部の教諭によるメンバー構成」、
rキャリア教育推進委員会によるメンバー構成」であった。
小・中・高等部ともに、「各学部の教諭によるメンバー構成」が最も多く、小学部で 16学部、中学部で15学部、高等部で16学部であった。その次に、r管理職十各学部の 教諭によるメンバー構成」で、小学部は3学部、中学部は1学部、高等部は2学部であ った。rキャリア教育推進委員会によるメンバー構成」という回答は、各学部に1学部
表8組織名の詳細(校内組織)
小学部
・進路指導部 キャリア教育推進事業
・進路指導部(8)
・進路指導委員会
・進路部
・キャリア教育研究グループ
・キャリア教育推進委員会
・キャリア教育 領域・教科会
・キャリア教育推進係
・特別支援教育部
・支援教育部
・支援部 進路支援係
・「知る」グループ
・特別新教育委員会の中の作業部会
・教育課程検討委員会
・企画部教務課
・職業自立推進委員会
・校内就学指導委員会
中学部
・進路指導部(8)
・進路指導検討委員会
・西部地区進路支援委員会
・進路部
・進路課
・キャリア教育推進委員会(2)
・領域・教科会「キャリア教育」
・企画部 教務課
・研究部(分掌の1っとして)
高等部
・進路指導部(7)
・進路指導委員会(2)
・進路委員会
・進路部
・キャリア教育推進委員会(3)
・キャリア教育部(2)
・教科会「キャリア教育」
・領域
・研修部
・教育課程検討委員会
・高等部会
・職業自立推進委員会
表9構成の詳細(校内組織)
小学部
・主任(高等部)、部員(各学部から1〜2名)※主任は学校運営委員のメンバーで
ある。
・幼稚部主事、小学部主事、中学部主事、高等部主事、進路指導主事
・幼稚部の教員1名、小学部の教員2名(うち!名は特別支援コーディネーター兼主
任)
・進路指導部幼稚部、小学部、中学部、高等部の各学部より数名
・小学部、中学部、高等部から!名ずつ。
・幼稚部1名、小学部7名、中学部3名、高等部(聴覚障害担当)5名、高等部(知 的障害担当)4名の教員
・専任教師1名、中学部・高等部より教員5名、就職開拓支援員1名
・グループチーフ(研究部から)、各学部(地域支援、幼稚部、小学部、中学部、高
等部)から2〜3名ずつ
・各部教務、進路課長、コーディネーター、生徒指導課長
・進路部員(4名)
・幼稚部主事、小学部主事、中学部教諭・幼稚部、小学部、中学部より6名(うち 進路指導主事1名)
・小学部1名、中学部1名、高等部3名(主任1名含む) 計5名
・幼稚部を除く小学部、中学部、高等部より部員が参加している。
・中・高等部教員
・幼稚部1名、小学部1名、中学部2名、高等部4名による部担当
・各学部の進路指導担当者1名
・校長、副校長、教務、各学部主事、コーディネーター、担任。
・教育課程検討委員会教頭、部主事、教務主任、研究部長等
・管理職、各課長、事務係長、各部主事、会務担当者、通級指導担当者、人権・同和 教育主任、該当担任
・各学部から選出されたキャリア教育推進委員(5名)、部主事(2名)、教頭(1名)
中学部
・教務部のメンバー
・主任(高等部) 部員(各学部から1〜2名) *主任は、学校運営委員のメンバ ーである。
・進路指導主事、各学部の進路担当者
・幼稚部、小学部、高等部主事、進路指導主事
・各学部の進路係
・幼稚部から高等部までの各学部より1〜2名ずつ(役職は教諭のみ)
・進路課長、課員(小中高等部、寄宿舎より1名ずつ)
・各担任、中学部は学部主任と担任が中心、高等部は進路指導部メンバーが中心
・各学部より1名(研究部の中の研修係が担当している)
・各学部の進路担当教員
・幼稚部主事、小学部主事、中学部教諭
・進路指導主事、各学部の進路担当者
・中学部1名、高等部3名
・進路指導主事、支援教育部
・幼稚部1名、小学部1名、中学部2名、高等部4名
・校長、副校長、教務主任、各学部主事、コーディネーター、中学部副主事、中学部 代表
・各学部から選出されたキャリア教育推進委員(5名)、部主事(2名)、教頭(1名)
高等部
・進路指導主任(高等部)、部員(各学部から1〜2名)
・進路指導主事と各学部より1名
・幼稚部主事、小学部主事、中学部主事、高等部主事、進路指導主事
・小学部1名、中学部2名、高等部3名
・進路指主任
・高等部6名、しかし重複学級担任(副担任)はいない。普通学級担任の進路指導部 員2名が重複学級生徒の進路活動にあたっている。
・高等部1名、研究2名、教務1名、総合1名
・研修部部員9名
・各科より複数名(役職は部長あり)
・進路指導部と高等部3年の学年団及び重複学級担任
・運営委員、人権同和教育主任、該当担任
・進路部員4名
・総務(学校統括、渉外、ビルドアップ、就職指導、進学指導、資料編集)
・高等部職員(進路指導主任を含む)
・幼稚部1名、小学部1名、中学部2名、高等部4名
・小中高等部から教諭1〜2名すっ
・管理職、学部主事、進路指導部、卒担
・教頭、各学部主事、教務主任、教育課程係長、教務副部長、研究部長、自立活動係 長、聾教育委員会長
・各学部から選出されたキャリア教育推進委員5名、部主事2名、教頭1名
③活動内容
校内組織における活動内容を学部ごとに表10に、各学部の校内組織における活動内 容の詳細を類似した内容の回答ごとに集めてカテゴリー分けをしたものを学部ごとに 表11に示した。
校内組織における活動内容については、14つのカテゴリーに分けることができた。
それは、「外部関係機関や講師との渉外や連携」、「教職員向けの研修会」、「キャリア教 育の推進や取り組み」、「教員のキャリア教育に関する学習会」、「校内進路指導・進路相 談」、「就業体験・現場実習などの企画と実施」、「職場・実習先・進路先の開拓」、「進路 学習」、「進路希望調査」、「進路指導計画などの作成」、「相談事業」、「卒業生支援」、「保 護者への情報提供や支援」、「その他の校内指導」であった。
小学部では上位3っとして、「校内進路指導・進路相談」が11学部、「キャリア教育の 推進や取り組み」が9学部、「就業体験・現場実習などの企画と実施」が9学部であった。
中学部では上位3っとして、「キャリア教育の推進や取り組み」が8学部、「就業体験・現 場実習などの企画と実施」が同じく8学部、「保護者への情報提供や支援」が6学部で
あった。高等部では上位3っとして、「校内進路指導・進路相談」が11学部、「就業体験・
現場実習などの企画と実施」が10学部、rキャリア教育の推進や取り組み」が8学部であ
った。
表10各学部の校内組織における活動内容 小学部
回答数
校内進路指導・進路相談 11
キャリア教育の推進や取り組み 9 就業体験・現場実習などの企画と実施 9
進路指導計画などの作成 8
保護者への情報提供や支援 8
教員のキャリア教育に関する学習会 6 外部関係機関や講師との渉外や連携 5
職場・実習先・進路先の開拓 5
卒業生支援 3
教職員向けの研修会 3
進路希望調査 3
相談事業 2
進路学習 2
その他の校内指導 4
中学部
回答数 キャリア教育の推進や取り組み 8 就業体験・現場実習などの企画と実施 8
保護者への情報提供や支援 6
進路指導計画などの作成 4
進路学習 3
校内進路指導・進路相談 1
外部関係機関や講師との渉外や連携 1
職場・実習先・進路先の開拓 1
卒業生支援 1
進路希望調査 1
教員のキャリア教育に関する学習会 o
教職員向けの研修会 0
相談事業 O
その他の校内指導 1
高等部
回答数
校内進路指導・進路相談 11
就業体験・現場実習などの企画と実施 ユ0 キャリア教育の推進や取り組み 8 教員のキャリア教育に関する学習会 4
保護者への情報提供や支援 3 外部関係機関や講師との渉外や連携 3
教職員向けの研修会 3
進路学習 3
職場・実習先・進路先の開拓 2
卒業生支援 2
進路指導計画などの作成 1
進路希望調査 1
相談事業 0
その他の校内指導 2
表11各学部の校内組織における活動内容の詳細 小学部
・進路指導/進路指導/進路相談/進路相談/進路相談/小6死への進路支援/職業ガイ ダンス/中・高等部生の進路状況報告/進路状況報告/職業定着指導の実施/児童の 専攻科見学
・キャリア教育の推進/キャリア教育の推進/キャリアプランニングの検討/キャリ ア教育段階表作成/キャリア教育推進計画に基づき、教育目標の推進と実施結果 の分析等/保護者と教員のキャリア教育についての懇談会等/キャリア教育年間 計画作成/本校におけるキャリアプランニング表を作成/キャリア教育の推進と
して、各学部で以前より行われているキャリア教育に対し、進路支援係として企 画、運営に参加し、学部と連携して指導
・就業体験等の企画、立案、実施/就業体験の企画と実施/会社見学の計画/現場実 習の計画/職場見学/実習/福祉施設体験/作業体験/作業学習の充実
進路指導詩画なξg作成(8)
・中学部、高等部における進路指導計画を作成/進路指導計画/進路指導計画立案/
進路指導計画/小中高等部での事業計画の作成/進路に関する講和の計画と実施/
障害者就職面接会への参加計画/職業評価の計画
・保護者向けの研修会の企画及び運営/保護者への説明会の実施/保護者との連携/
保護者への対応/小学部PTA研修会での講和(講師は、進路指導部主任)/保護者 を対象とした見学会、説明会の実施/他校種の学校公開の周知/「進路指導だより」
を出す
・キャリア教育について学習/授業研究を行う/本校の研究で、今年度から3年計画 で縦割りグループでの研究を進めている。r知る」グループは、縦割りの3グル ープのうち1つ。rキャリア発達支援」を柱にしたグループ/現状と課題の分析/
キャリア教育や進路指導に関する研究/1年目の内容は、キャリア発達とは何か、
4領域8能力の本校版段階表の作成、キャリア発達支援の年間計画作成。2年目 の内容は、キャリア発達支援の年間計画見直し、段階表の見直し、授業実践。3 年目の内容は、成果と課題のまとめ、研究発表
・外部講師との連絡調整/一般企業や自営業など外部の方を講師として学校に招き、
講義や実技等を実施/関係機関との連携/関係機関との連携(諸会議出席)/他機 関との連携
・現場実習先の開拓/職場、実習先の開拓/進路先開拓/職場、実習先の開拓/進路情 報収集
・卒業生の状況把握と追指導/卒業生支援/卒業生の話をきく
・職員研修/教職員向けの研修会の企画及び運営/校内の教員に対して、定期的な情 報提示と情報交換
準路寿望溺養≡(台)
・進路調査/中高等部生徒の進路希望調査報告/進路希望の早期把握と計画的指導
・地域の聴覚障害児の相談/就学相談
・職業調べ/進路学習の資料作成・進路学習(生活指導、自己理解・障害認識等)
審の艦の校繭指導(鋤1
・医療機関などへのパンフレット配布など理解啓発/発達検査等のアセスメント/
校内支援会議(重複認定など)/中学部と高等部の生徒を対象とした見学会、説 明会の実施
中学部
・キャリア教育(授業)/キャリア教育、進路指導/各学部のキャリア教育の推進/キ ャリア教育推進計画に基づき、教育目標の推進と実施結果の分析等/キャリア教育 の推進(全体計画、講演会等)/本校のキャリア教育推進、卒業生のアフターケア、
西部地区聴覚障害者の進学や就労、生活支援についての審議/キャリア教育の年間 計画作成/進路情報やキャリア教育に関する情報提供
・職場体験やインターンシップの支援/職場体験の企画/就業体験/インターンシップ、
社会見学/職場見学、職場経験を実施する/職場見学/実習/福祉施設体験
・他学部、他校の見学会や説明会に関する情報提供や企画/校内研修会の開催/保護者 や教職員への研修/保護者や職員向け研修会の企画/校外研修の案内/進路指導だよ りの発行
・指導計画の作成/進路指導計画立案/年間指導計画の作成/年間計画の見直し
準鶴≡学習(書)
・進路学習(生活指導、自己理解、障害認識等)/進路学習に関する年間指導計画の 作成/進路学習の推進
粒南進鰭指薄・≡1≡拳蕗相談ω一
・進路相談
外蔀関儀磁蘭や講虐離め渉外キ薄携(ミi)
・関係機関との連携(例えば、職場や実習先の開拓と諸会議出席)
職場、実習鋳・灘撃先≡め≡鞠観1)≡1
・進路情報収集 宰薬塗塞織≡均
・卒業生支援 緯嬢希撃繭奪鱒1
・進路諸検査の実施
・各学部で子どもたちの課題となることを話し合い、テーマを設定し、年度末には実 践とその報告レポートを作っている。
高等部
・進路相談/進路に関する相談/進路相談/卒業生の話/卒業生と語る会/研修会(先輩 の話を聞く会など)/進路指導に関わること/進路指導全般/個々の生徒の状況を総 合的に判断し、進路指導部の情報をもとに進路決定を行う/オリエンテーション/
研修
・進路に関する連絡や調整(問題点、課題を含む)/職場見学の立案と実施/職場体験 実習の立案と実施/職場見学、職場実習、体験実習の企画と実施/就業体験等の企画、
立案/実施/就業体験学習及び報告会/職場見学/実習、福祉施設体験/現場実習
・幼児児童生徒の進路指導(キャリア教育)全体計画の作成/推進/キャリア教育の年 間計画作成/高等部のキャリア教育年間計画の作成、キャリア教育全体計画の作成/
キャリア教育の表を作成/「キャリア・プランニング」と「キャリア教育学習内容
表」の作成と検討、調整/キャリア教育推進計画に基づき、教育目標の推進と実施 結果の分析等・高等部の研修として、キャリア教育について、全体研修を行った。
その後、授業研究を行ったり、進路指導主事から講話を聞いたりする/全校生徒の 進路やキャリアに関わる情報収集と指導
・キャリア教育と進路指導の研究/進路指導「キャリア教育」学習会の計画及び実施/
学習会の立案と実施/職員に対しての勉強会の主催
・進路指導だより発行/「進路だより」の発行/保護者対象の研修
・関係機関との連携(職場、実習先の開拓、諸会議への参加など)/関係機関との連 絡調査/大学進学説明会参加
・職員対象の研修/各生徒の進路状況の報告/職員に対しての講演会主催
・進路学習(生活指導、自己理解、障害認識など)/職業調べ/生徒に対しての講演会 や勉強会の主催
・進路情報収集/職場開拓
・卒業生支援/追跡指導
・進路指導計画立案
・進路希望調査
・各学部の進路指導年間計画の確認/生活体験発表会
④今後の必要性について(キャリア教育を推進する校内組織)
キャリア教育を推進する組織が「ない」場合、今後、必要かどうかを図22に、さら に「必要」・「不必要」・「わからない」の理由を類似した内容の回答ごとに集めてカテゴ
リー分けをしたものを学部ごとに表12に示した。
ここではキャリア教育を推進する校内組織が「ない」と答えた学部に対し、今後の必 要性について、「必要」、「不必要」、「わからない」の選択肢を設けて質問した。また、
その回答に対する理由について記入してもらった。
まず、今後の必要性については、小・中・高等部ともに、「無回答」という回答が最 も多く、次に「わからない」という回答であった。小・中・高等部の全体平均78%は、
「無回答」と「わからない」という回答であった。そして、「必要」という回答は、小 学部が17%、中学部が13%、高等部が15%であった。「不必要」という回答は、小学 部が2%、中学部が11%、高等部が10%であった。
次に、r必要」、r不必要」、rわからない」という回答への理由について記入してもら った。まず、「必要」という回答の理由として、3つのカテゴリーに分けることができ た。それは、「組織的、系統的な一貫した指導が必要なため」、「小・中・高等部の連携 が必要なため」、「その他」であった。
小学部では「組織的、系統的な一貫した指導が必要なため」が6学部、「小・申・高 等部の連携が必要なため」が5学部であった。中学部では「組織的、系統的な一貫した 指導が必要なため」が1学部、「小・中・高等部の連携が必要なため」が1学部であっ た。高等部では「組織的、系統的な一貫した指導が必要なため」が2学部であった。
「不必要」という回答の理由として、小学部では「キャリア教育推進委員会等を設け なくても、学部組織の中でキャリア教育について話し合える機会を設けることができ る」が1学部であった。中学部では、「これまでの取り組み全てがキャリア教育であり、
特設するのではなく、学部としてそれらを整理・工夫していけばよい」が2学部であっ た。高等部では「改めて校内組織を設けなくても、学部、学年で相談し、連携し、さら に、進路指導課が中心となって行うことで推進できるため」が3学部であった。
最後に、「わからない」という回答の理由として、小学部では「教員数が少ないこと」
が1学部、「委員会の形式をとることがよいのかわからない」が1学部であった。中学 部ではr生徒数、教員数が少ないこと」が2学部、r個に応じた指導がなされており、
今後、組織としてどの程度、必要かわからない」が2学部、「進路指導部があり、該当
の教員が行っている」が1学部、r学校評価等で改善案は特になかった」が1学部であ った。高等部では「個に応じた指導がなされており、今後、組織としてどの程度、必要 かわからない」が2学部であった。
l l
口無回答
回 口切・らない1一
数 團必震 j ( 学 6α%
部
数 棚
)
㎜
小学部N=52中学部N=47
小学部 中学部 高等部
図・・抑リア教訓嫡鮒なし蝪合・今麦必要か @」
表12 r必要」・r不必要」・rわからない」の理由(校内組織)
「必要」の理由 小学部
組織的、系統的な一貫した指導が必要なため(6)
・小学部の段階からキャリア教育は必要
・中学部、高等部については、職場体験、職業実習を行っているが、担任が中心に取 り組んでいるため、今後は組織的な取り組みが必要であると考えている。
・教育的な二一ズもあるし、現在、行われている先輩との交流で話をきき、将来のこ とを考える活動をキャリア教育として位置づけていけたらと考える。
・子どもの発達段階に合わせて系統的な指導が必要だと思う。
・ライフステージを考えたキャリア教育は必要である。
・学部の教育内容にキャリア教育を考慮した指導が含まれている。
・中学部、高等部との連携も必要である。
・重複学級の学部を超えた連携に課題を感じているので。
・聾学校では、個別指導の形態が多い。一人の子どもを系統的に見るには、システム が必要だと思う。
・各学部の連携をとりながら、社会参画を検討する必要がある。
・学校全体としてはキャリア教育を推進する校内組織はあるが、重複学級間における キャリア教育の連携などについては十分に話し合われていない。
・雇用が少ない中、いかに卒業生の居場所を確保していくかは急務的な課題である。
中学部
・現在は、個々で取り組んでいる状態であるため、一貫した指導ができていないと思 われる。今後は、組織的に、系統的な取り組みが必要であると考える。
・学部間でも連携をとっていくことが大切だと考える。
高等部
・発達段階に応じて指導が必要であることから幼心申高の校内全体の組織を設置する ことが望まれる。
・キャリア教育は学校全体で取り組むべきことだと思うから。
・本校は高等部のみであり、教育活動全体が社会への出口を意識し、構成されている。
創設時より変わっていないと思う。もともとがキャリア教育だったと感じている。
・年間計画の中に、生徒の実態に合ったキャリア教育を組み入れていくべきだと考え ているから。
「不必要」の理由 小学部
・特にキャリア教育推進委員会等を設けなくても、学部組織の中でキャリア教育につ いて話し合える機会を設けることができるため。
中学部
・これまでの取り組み全てがキャリア教育であり、特設するのではなく、学部として それらを整理していけばよいと考える。
・進路指導部や重複研究会で行っているので。
・これまでの進路指導の内容をさらに工夫して進めていきたい。
高等部
・担任と進路担当が緊密に連絡を取り合いながら、卒業後の進路に向けて取り組んで いるので。
・改めて校内組織を設けなくても、学部、学年で相談し、実施している。また、学部 間は学部主事による連絡調整を行い、連携している。
・キャリア教育の内容については、進路に関する分掌、領域研で実施しているので。
・進路指導課が中心となって行うことで推進できるため。
「わからない」の理由 小学部
・委員会の形式をとることがよいことなのかは、現状では明言できない。重複学級の 児童もほぼ全員が高等ろう学校に進学するため、高等ろう卒業後を見通したキャリ
ア教育が必要と思われるが、小学部段階ではr生きる力」を育むことがキャリア教 育につながるものと考えている。
・小学部の教員数が少ないため、必要とは思うが参加が難しい。
中学部
・重複生徒の人数が少ないことや聴覚障害という特性もあると思われる。
・校内でキャリア教育を推進する委員会などの組織はないが、分掌として進路指導部 があり、該当の学年の教員が行っていると思う。
・個に応じた指導がなされているから。
・生徒数、職員数が少ない中、現在、進路担当は中学部主事が兼任しているため。
・学校評価等で改善案は特にあがっていない。
・校内でキャリア教育という名称では取り組んでいないが、個に応じてキャリア教育 と同じ内容の取り組みはしている。今後、組織としてどの程度必要であるかわから
ない。
高等部
・現在、進路指導部と重複学級担当とが協力して、その役割を果たしている。今後に ついてはわからない。
・個に応じた指導がなされているから。
(7)キャリア教育に関する校内研修会 ①校内研修会の有無
学校全体におけるキャリア教育に関する研修会の有無を図23に示した。学校全体に おける校内研修会では、小・中・高等部の全体平均35%に「ある」、全体平均54%に「な い」という回答であった。
各学部におけるキャリア教育に関する研修会の有無を図24に示した。各学部におけ る研修会では、小・中・高等部の全体平均18%に「ある」、全体平均77%に「ない」と いう回答であった。しかし、高等部だけに注目すると、41学部中15学部(37%)に研修 会が「ある」という回答があった。
小・中・高等部の重複学級間におけるキャリア教育に関する研修会の有無を図25に 示した。小・中・高等部の重複学級間における研修会では、小・中・高等部の全体平均 5%に「ある」、全体平均91%に「ない」という回答であった。
100%
80%
回答i数60%
i (
字40%
部数20%
0%
)≡口無回答一
口検討中
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数
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口無回答 口検討中
■なし 国ある
小学部 中学部 高等部 。j、学部N.52
中学部N47
図24各学部こおナる 多 、・(学部別) 高等部同1回 答 数
(学 部 数
)
100%
80%
60%
40%
20%
0%
!口無回答=
口検討中1≡
■なし 国ある :
小学部 中学部 高等部
・学部N=52 中学部N=47 i
図25小中静部の戴≡学級調協研絵所撫(学割刷)高等部同11
②講師と内容
研修会の講師の詳細を類似した内容の回答ごとに集めてカテゴリー分けをしたもの を学部ごとに表13に、さらに、研修会の内容の詳細を類似した内容の回答ごとに集め てカテゴリー分けをしたものを学部ごとに表14に示した。
まず、研修会の講師として、3つのカテゴリーに分けることができた。それは、「外 部講師」、r進路担当などの教員」、r卒業生」であった。小学部ではr外部講師」が10 学部、「進路担当などの教員」が6学部、「卒業生」が5学部であった。中学部では「外 部講師」が8学部、r進路担当などの教員」が9学部、r卒業生」が2学部であった。高 等部では「外部講師」が12学部、「進路担当などの教員」が11学部、「卒業生」が7学 部であった。
講師の詳細については、小・中・高等部全体で「外部講師」として割合が多かった順 に、大学教員、施設関係者、企業の方、行政の方などであった。「進路担当などの教員」
として割合が多かった順に進路指導・進路支援部などの進路担当の教員、学部主事、学 部の教員などであった。「卒業生」には、本校高等部の卒業生や教員になった卒業生と いう回答があった。
次に、研修会の内容について記述してもらった。まず、「外部講師」と「進路担当な どの教員」による内容として、2つのカテゴリーに分けることができた。それは、「キ ャリア教育に関する学習会」、「進路に関する情報提供や学習会」であった。
小学部では「外部講師」による内容は「キャリア教育に関する学習会」が5学部、「進
路に関する情報提供や学習会」が5学部であった。「進路担当などの教員」による内容 は「キャリア教育に関する学習会」が2学部、「進路に関する情報提供や学習会」が8 学部であった。「卒業生」による内容は「卒業生による体験談とアドバイス」が8学部
であった。
中学部では「外部講師」による内容は「キャリア教育に関する学習会」が3学部、「進 路に関する情報提供や学習会」が5学部であった。「進路担当などの教員」による内容 は「キャリア教育に関する学習会」が5学部、「進路に関する情報提供や学習会」が10 学部であった。「卒業生」による内容は「卒業生による体験談とアドバイス」が2学部
であった。
最後に、高等部では「外部講師」による内容は「キャリア教育に関する学習会」が5 学部、「進路に関する情報提供や学習会」が9学部であった。「進路担当などの教員」に よる内容は「キャリア教育に関する学習会」が7学部、「進路に関する情報提供や学習 会」が7学部であった。「卒業生」による内容は「卒業生による体験談とアドバイス」
が12学部であった。
表13研修会の講師の詳細 小学部
・大学教員(4)/施設関係者(2)/行政の方/福祉課/企業の方/ハローワーク職員
・進路指導部主任/進路指導主任/進路研修部の部員/支援教育部/小学部主事/高等聾 学校の教員
・卒業生(5)
中学部
・大学教員(3)/施設長/企業の方(2)/福祉課/外部講師 進欝担当などゆ教員(9)
・進路指導部長/進路指導主事/校内教育課程委員会の教員/コーディネーター/学部主
事/学級担任/本校の教員
・卒業生(2)
高等部
・大学教員(3)/他校の教員/事業所の方/大企業の人事担当者/雇用主/労働局などの行 政の方/外部講師(4)
・進路指導主事/進路指導部の教員/進路支援部の教員/進路部の教員/進路担当の教員
/キャリア教育部員/高等部学部主事/高等部研究担当/研究部/本校の教員
・卒業生(4)/本校の高等部卒業生/卒業生(教員になった者)/本校卒業生
表エ4研修会の内容の詳細 小学部
「外部講師」
・特別支援教育におけるキャリア教育/キャリア教育の考え方と教育活動への展開 一から始めるキャリア教育/キャリア教育についての講義/聴覚障がいのある子ど
もの一人ひとりの将来を見据えた支援を考える〜聴覚障がい児におけるキャリア 発達支援〜
・高等部の生徒と教員が具体的な清掃方法等を指導してもらっている様子を、小学部 の児童は見学/現行の福祉制度について/施設訪問/夏季休業中に、卒業生や在校生 の適所施設や実習していた施設等の見学や話をきく会を企画、実施/卒業後の生活 や在学中にしておいた方がよいことなどを体験談
「進路担当などの教員」
・新学習指導要領の改定に合わせ、キャリア教育の位置づけに関して/キャリア教育 の教科課程への盛り込み方などに関して
・進路に関わる情報提供/本校の進路指導全般について/就労状況などに関する情報提 供/就労先での悩みなど進路体験について/就労するために必要なことについて/就 労支援セミナーについて/卒業生の進路先について/卒業生の悩みについて(例え ば、どういうところに困っているかなど)
「卒業生」
・職場での様子など/夏季休業中に、卒業生や在校生の適所施設や実習していた施設 等の見学や卒業生の話(体験など)をきく会を企画、実施/保護者や在校生にも広
く参加を呼びかけ、卒業後の生活や在学中にしておいた方がよいことなどを体験談
/就労状況などに関する情報提供/就労先での悩みなど進路体験について/就労する ために必要なことについて/職場に関して/学生生活を振り返って
中学部
「外部講師」
・キャリア教育の考え方と教育活動への展開 一から始めるキャリア教育/キャリア 教育に関する研究授業を行い、それに対する助言など
・施設見学時などに施設長より「働く」ということについて講和/重複学級の生徒と 教員を対象に、清掃方法について実技指導/現行の福祉制度について/生徒と教員を 対象に、企業の方々からの講和/卒業後の就学についての現状紹介や支援方法など
「進路担当などの教員」
・キャリア教育の概要や具体的な指導内容等について、全教職員で共通理解するため の研修/キャリア教育の概論/キャリア教育学習プログラムの活用/キャリア教育に 関する基礎研修/キャリア教育とは等
・新教育課程の説明会の中で進路について扱う/進路学習計画について/職業見学計画 について/職場見学計画について/高等部進学について/求められる生徒の様子/卒 業生の話/卒業後の就学についての現状紹介や支援方法など/卒業生のこと/卒業後 のトラブルの例など
「卒業生」
・生徒と教員を対象に、卒業生からの講和/卒業後の就学についての現状紹介や支援 方法など/
局等部
「外部講師」
・キャリア教育の考え方と教育活動への展開/キャリア教育について/広義でのキャリ ア教育として捉え、福祉サービスの学習会や職業ガイダンス、進路ガイダンスを行
い、職員も参加している。/キャリア教育についての概要など/特別支援学校におけ るキャリア教育の実際について
・進路先の方による講演/進路保障について/清掃の実技指導/研修報告/企業が求める 人材について/事業所が求める人材の説明と生徒にお願いしたいこと/事業所と労 働者とのトラブルや悩みの解決法の説明など事業所にお願いしていることと生徒 にお願いしたいこと/学校教育に求めること/保護者向け、教員向け、生徒向けの3
部構成で、会社の概要や生徒に身に付けてもらいたい力について等
「進路担当などの教員」
・キャリア教育の意義/キャリア教育の教育活動全体での取り組みについて/キャリア 教育についての概要など/キャリア教育の概要/キャリア教育とは何かについて説 明をしてもらった。今後は、高等部の中で対象の生徒を挙げ、実態把握や授業研究 を行うことを検討している。/キャリア教育の必要性/キャリア教育の概念
・就労の現状を考える/学部研究として取り組んでいる。/進路先の方による講演/進 路保障について/研修報告/現場実習反省会を実施(高等部2年生以上は、2週間(実 質10日間)の現場実習を年に2回以上実施する。実習後は、実習が終わった次の 月曜日に開催する。それぞれの事業所での実習の様子のビデオを見ながら、一人ず つ、感想や反省を述べる。)
「卒業生」
・卒業生の体験談/社会人になって気づかされた事/仕事をする上で大切なこと/学生 時代とのように過ごすか/卒業生による進路講演会/聴覚障害教員としてろう教育 の現場から感じること/夏季休業中に、卒業生の話を聞く会を実施。大学での生活 や就職先での話。/現在の様子、会社で気をつけていること、苦労したこと/在籍中 にやっておけぱよかったこと、後輩への一言/仕事の内容や会社の説明、困ったこ
とや工夫していること/在校生へのアドバイス/休日の過ごし方
③今後の必要性について(キャリア教育に関する研修会)
キャリア教育に関する校内研修会が「ない」場合、今後、必要かどうかを図26に、
さらに、「必要」・「不必要」・「わからない」の理由を類似した内容の回答ごとに集めて カテゴリー分けをしたものを学部ごとに表15に示した。
ここではキャリア教育に関する研修会が「ない」と答えた学部に対し、今後の必要性 について、「必要」、「不必要」、「わからない」の選択肢を設けて質問した。また、その
まず、今後の必要性については、小・中・高等部ともに、「無回答」という回答が最 も多く、次に「わからない」という回答であった。小・中・高等部の全体平均88%は、
「無回答」と「わからない」という回答であった。そして、「必要」という回答は、小 学部が27%、中学部が28%、高等部が12%であった。r不必要」という回答は、小学 部が6%、中学部が4%、高等部がO%であった。
次に、「必要」、「不必要」、「わからない」という回答への理由について記述してもら った。「必要」という回答の理由として、3つのカテゴリーに分けることができた。そ れは、「キャリア教育の推進のため」、「教員の進路指導に関する学習のため」、「その他」
であった。
小学部では「キャリア教育の推進のため」が7学部、「教員の進路指導に関する学習 のため」が3学部、「その他」が4学部であった。中学部では「キャリア教育の推進の ため」が7学部、「教員の進路指導に関する学習のため」が3学部、「その他」が4学部 であった。高等部では「キャリア教育の推進のため」が7学部であった。
「不必要」という回答の理由として、小学部に「現在、他の研修会で弓一杯である」
という回答が1学部だけであった。
最後に、「わからない」という回答の理由として、小学部では「キャリア教育につい てわかる教員がいない」が1学部、「抽象的な講演ではなく、具体的な事例がほしい」
が1学部、「研修会は学校以外でもある」が1学部などであった。中学部では「教育セ ンター研修を活用したらどうか」が1学部、「研修会も良いが、まずは教育課程への位 置づけなど学部内での意識付けが優先」が1学部、「文部科学省の手引き等の活用」が 1学部であった。高等部では「個に応じた指導がなされている」が1学部、「研修では ないが、必要に応じて連携して、行っている」が1学部であった。
回 答 数
(学 部 数
)
100%
8説
60%
伽
.1
一 一一 一 ■ 1一
口無回答 !一
口わカ軌、一
■不必要 =一 一i L雫必震 」1
小学部N=52 中学部N斗7 高等部N=41
小学部 中学部 高等郁
図26キャリア教育の研修会肘な川場合、今後、必要か
表15 「必要」・「不必要」・「わからない」の理由(研修会)
「必要」の理由 小学部
キー≡ヤー一リテ教育φ推進のだ晦≡紡)
・キャリア教育に関する情報を得ておくことは、子どもの日常的な指導場面に生かし て行くことができると思われるため。
・学校全体で児童生徒の進路に関して考え、取組んでいかなければならない。小学部 からのキャリア教育が必要である。
・早い時期から職業教育についての視点を持って、教育活動を行えると良いため。
・教育活動全般の中で、キャリア教育に該当する内容の指導はしているが系統的に行 う必要がある。
・学校全体としても、低年齢のうちからキャリア教育が必要であるとの認識は持って いるが、それにつながるような研修会はいまのところ不十分だと思う。
・キャリア教育が、将来の本校児童・生徒の自立に向けて必要であるから。
・キャリア教育の意義を全教職員が知り、統一した考えをもっため。
教員の進路指導に関する学習のため(3)
・子どもたちがより主体的に生きていくために、教師側もより一層、研鎖を積んでい
かなくてはならないのではないか。
・ろう学校の、特に重複学級に関しては、進路先が限定されるため、地域の実情につ いて知る機会は必要だと思う。
・教育の意識を高める上でも、詳しい方に研修をお願いできれぱと思う。
・学校としてのおさえはあった方がよい。
・自立活動の内容にもつながる大切なものなので。
・小学部の内から保護者の意識を明確にしていき、子どもたちにも目標をもたせるこ とで、学習等への積極的な取り組みにっなげていくため。
・社会に出ることに積極的になってほしいため。
中学部
・卒業後の進路を考えた時に、自分を生かし、自立を目指す指導・支援が早期に、し かも一貫してできるため。
・教員間の共通理解を深め、卒業後を見据えた上での指導体制を作っていく必要があ
る。
・職員間で生徒の目標を検討し、共通理解を図った上で教育活動を展開できるので。
・聴覚障害の理解や児童生徒への指導、発達障害に対する研修ぱかりのため、キャリ ア教育に関する研修会が必要
・聴覚特別支援学校におけるキャリア教育の専門一性を高めるため。
・学部同士の連携が必要だから。
・内容について、周知されていない部分が多いと思われるので。
・幼稚部や小学部の保護者にも必要なので
・職員の意識向上のため。
そφ他(4)
・現在、学部ごと、幼児・児童・生徒の実態に合わせ自己理解や障がい認識に関する
学習会を検討している。
・重複生徒の割合が増えていることと、重度化していることから。
・生徒の自立に必要だから
高等部
・校内研修で職員が重複生徒に対するキャリア教育の知識を深めることが大切であ
る。
・職員にとって、共通理解のよい機会でもある。
・進路指導部を中心に、重複学級とも連携して生徒の将来に向けて、小中高と系統的 な指導をするために。
・幼心中高等部の重複学級では、進路指導が系統的に行われていないので、進路指導 部が中心となって進める必要がある。
・今年度は、キャリア教育に関する全体研修会を行う。今年度の全体研修会はキャリ ア教育について職員の意識向上と課題研修である。来年度以降は、現在キャリア教 育の担当分掌である進路指導係を中心にした学校全体のキャリア教育プランが話 し合われていく予定。
・幼稚部、小学部、中学部の保護者や職員に、高等部における進路指導とキャリア育 成について周知する必要性を感じているため。
「不必要」の理由 小学部
・現在、他の研修で目一杯である。必要と思う人は、研修会に参加してほしい。また、
経験のある人も多いため、必要な時は個別に対応することができている。
rわからない」の理由 小学部
・進路について、夢や希望、目標、それぞれの学習については、教師間で話し合いが もたれている。キャリア教育とひとまとめにした校内研修等については検討中。
・抽象的な講演ではなく、具体的な事例がほしい。
・キャリア教育を考えさせる前に、聴覚障害者としての自分を認識すること、その上 で社会ではどのような仕事に就けるのかを見通すカは、重複障害ではないろう児に とっても難しい課題で、色々なアフロ]チがあると。子どもの実態を含め、年度に
よって違ってくるので画一的な研修がどの程度、役に立つのかという疑問がある。
各担任が柔軟に対応する必要がある。
・過去に、研修会をやったことがあるがろう教育におけるキャリア教育についてわか る人がいない。
・研修会は学校以外でもある。
中学部
・発達段階に応じ、特別活動や総合的学習の中で計画的に行うことが大切だと思う。
特に地域や保護者の協力がなくては進められない。研修も良いが、教育課程への位 置づけ等、学部内での意識づけ(3年間の)が最初に必要だと思う。
・教育センター研修を活用したらどうか。
・文部科学省の手引き等を活用が考えられる。
高等部
・個に応じた支援がなされているから。
・校内研修という形は特には取っていないが、必要に応じて連携して、行っている。
(8)小・中・高等部の重複学級における学部間連携 ①学部間連携の有無
小・中・高等部の重複学級における学部間連携の有無を図27に示した。小・中・高 等部の全体平均48%が連携を行っており、平均52%が連携を行っていなかった。
100%
80%
60%
40%
数 20%
刈博部N=52 小学部 中学部 高等部 高等都同1
二曲仲高の蝋燭醐髄繍(靭)
②連携内容
各学部における小・中・高等部における学部間連携の内容を図28に示した。小・中・
高等部の学部間連携の内容としては、小学部で上位3つとして、「個別の教育支援計画 による教員間の引継ぎ」が14学部、r小・中・高等部重複学級担任者による重複部会」
が13学部、「小・中・高等部重複学級で合同の授業・特別活動」が6学部であった。
中学部で上位3っとして、「個男■」の教育支援計画による教員間の引継ぎ」が11学部、
「小・中・高等部重複学級担任者による重複部会」が11学部、「小・中・高等部重複学 級で合同の授業・特別活動」が8学部であった。
高等部で上位3っとして、「小・中・高等部重複学級担任者による重複部会」が14 学部、順列の教育支援計画による教員間の引継ぎ」が9学部、r小・中・高等部重複学 級で合同の授業・特別活動」が5学部であった。以上の3つが、小・中・高等部ともに 主な学部間連携の内容であった。
16 14 答10 回12
8
数6
( 4
0
字2
部
合体生音図運学連そ教枚重 個
数特同育 活 楽 画 動 習 足 別の 工 会 発 活授 作 表
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※複数回答 図28 刈、中高潮の重麟鋼こま劃ナる遣劃繍(学部易1D
そ
「團小学部1!
.中学部1
≡口高等部.
程粋1㌧盛
中学部N=47 高等部N斗1.
③「ない」の理由(学部間連携)
学部間連携を「行っていない」の理由の詳細を類似した内容の回答ごとに集めてカ テゴリー分けをしたものを表16に示した。ここでは小・中・高等部の重複学級におけ
る学部間連携を「行なっていない」と回答した学部に、その理由を記述してもらった。
学部連携を「行っていない」理由として、5つのカテゴリーに分けることができた。
それは、「児童・生徒の人数や実態と重複学級の有無」、「キャリア教育として取り組んでい ない」、「学部単独の取り組みがある」、「高等部のみなので」、「その他」であった。
小学部では、「児童・生徒の人数や実態と重複学級の有無」が16学部、「キャリア教育 として取り組んでいない」が8学部、「その他」が7学部であった。中学部では、「児童・
生徒の人数や実態と重複学級の有無」が8学部、「キャリア教育として取り組んでいない」
が6学部、「学部単独の取り組みがある」が3学部、「その他」が5学部であった。高等 部では、「児童・生徒の人数や実態と重複学級の有無」が4学部、「キャリア教育として取 り組んでいない」が3学部、r高等部のみなので」が2学部、rその他」が6学部であっ
た。
表16 「行っていない」の理由の詳細 小学部
児童・生徒の人数や実態と重複学級の有無(16)
・在籍児童生徒が少ないため、年度によっては学部に重複学級が存在しない場合もあ
り、行なっていない。
・子どもの実態が違うので、行っていない。
・小学部に1つだけのクラスであるため。
・小学部1名、中学部3名の少人数のため。
・重複学級があるのは小学部1クラスなので、現状では重複学級同士の学部間の連携 は行っていないが、個別の教育支援計画等のツールを活用した引継ぎは行っていけ ると思う。
・他学部に重複学級がないため。
・重複学級は小学部に1学級あるだけなので。
・児童生徒の実態が大きく異なることから、各学部で個別の教育支援計画及び個別の 指導計画を基に進めている。
・対象となる子どもが少ないこと。また、幼・小学部のみの学校であるため。
・現在までの対象児童のケースでは、必要性を感じなかったので。
・中学部、高等部に重複学級がない。
・該当の児童・生徒数が少ない。また、個々の様子が非常に違うため、共通の課題意 識等を持って行っていくのが難しいため。
・在籍児童の人数がすくないため。
・高等部に、重複学級がない。
・重複児童の人数が少ない(小学部1名、高等部1名)
・子どもの障害の実態や状態が様々である。
・キャリア教育に特化した引継ぎを行っていない。
・指導上、必要な連携はもちろん行っているが、キャリア教育のために行っているの ではない。
・生活単元学習で合同学習をしていたり、小学部から中学部、中学部から高等部に上 がる際に引継ぎの会をしていたりするが、「キャリア教育を行う上で」という視点
は薄い。
・毎月一回、幼稚部〜高等部の重複学級担当者が集まる会は行われているが、キャリ ア教育に関する話し合いや情報交換をする機会は少ない。学校全体として、キャリ