環境・社会報告書
2 011
〒456-8511 名古屋市熱田区桜田町19-18
環境・社会報告書はホームページでもご覧いただけます。
www.tohogas.co.jp
植 林 木
無塩素漂白(ECF)パルプ使用紙
漂白に、焼却後ダイオキシンに変化す ると言われる、塩素ガスを使っていな いフレッシュパルプを使用しています。
植林木使用紙
原野に植林を行い、育った木を製紙原 料として使用しています。この森のリサ イクルの考え方は、世界に広がりを見せ ています。
水なし印刷方式
インキ反発性物質としての湿し水が 不要になり、廃液による汚染がない環 境に優しい印刷方式です。
植物油インキ
再生産可能な大豆油、亜麻仁油、桐油、 ヤシ油、パーム油等植物由来の油、お よびそれらを主体とした廃食用油な どをリサイクルした再生油を使用した インキを使用しています。
ユニバーサルデザインフォント
亀山市
伊賀市
中部国際空港
四日市市 刈谷市
岡崎市
豊橋市
浜松市 豊田市
津島市
小牧市
稲沢市 一宮市
春日井市
瀬戸市
豊明市 東海市 桑名市
大垣市
岐阜市
各務原市
鈴鹿市 半田市
知多市
津市
松阪市
伊勢市
安城市
津
伊勢
半田 鶴里 桜田 日比津 守山
日進 丹陽
津LNGステーション
四日市 津島ガス
上野都市ガス
中部ガス 大垣ガス
犬山ガス
北部支社
名古屋西支社
西部支社
名古屋東支社
東部支社 上野
桑名
主要導管網概要および天然ガス供給先
(2011年3月末現在)水島ガス㈱の供給区域
水島ガス 倉敷市
供 給 区 域:岡山県倉敷市
2,300 2,400 (千件)
10(年度) 2,000
2,100 2,200
0
2,295 都市ガスお客さま数(連結)
06 07 08 09
2,2152,242
2,280 2,307
都市ガス販売量(連結)
4,000 (百万m3)
10(年度) 2,000
1,000 3,000
0
06 07 08 09
3,627 3,7493,9433,679 3,910
総売上高(連結)
5,000 (億円)
10(年度) 2,000
3,000 4,000
0
4,115
06 07 08 09
4,116 4,411
4,745 4,368
本支管延長
25,000 28,000(km)
10(年度) 06 07 08 09 26,000
27,000
0
27,148
25,831 26,162
26,856 27,419
01 03
07 08 10
11 13 14 15 15 05
17 19 21 22 29 33 34 35 37 40 41
設立 本社所在地 代表者
主な事業内容
資本金
都市ガス供給区域 従業員数
協力会社
1922年6月26日
名古屋市熱田区桜田町19番18号 取締役社長 佐伯 卓
● ガスの製造・供給および販売 ● 熱供給事業
● 電気供給事業
● ガス機器・設備の販売および
ガス配管工事 330億7,200万円
愛知・岐阜・三重の3県で52市21町1村 2,854人
関係会社 26社
エネドゥ
(ガス機器販売・サービス店) 121社 ガス工事会社 127社
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「独立した第三者保証報告書」の対象となる記載情報です。
東邦ガスの概要
会社概要
東邦ガスは、グループ各社とともに、 人々との信頼のきずなを大切にし、
うるおいと感動のあるくらしの創造と魅力にあふれ、 いきいきとした社会の実現に寄与します。
企業理念
(2011年3月末現在)
【編集方針】
1995年に「環境レポート」を発刊して以来、毎年記載内容を充実 させ、2006年版からは「環境・社会報告書」にタイトルを変更し、 東邦ガスグループのCSR活動全般を報告しています。
ガイドラインとして、環境省「環境報告ガイドライン2007年版」 を参考にしています。
●
●
Web
P.
00
Group
データ集
別冊
東邦ガスの概要 トップメッセージ
01 03
01
05
07
17
42
44
コーポレート・ガバナンス コンプライアンス
42 43
社外評価
東邦ガスの取り組みの歴史
44 46
目次
07 08 10
11 13 14 15 15 05
ガスを安定して供給し、
安全に安心してお使いいただくために
17 19 21 22 29 33 34 35 37 40 41
社会報告
特 集
環境報告
経営の透明性・健全性の確保
安定供給と安全確保
原料の安定調達と都市ガス工場の 安定操業のために
都市ガスを確実にお届けするために 都市ガスを安心してご利用いただくために
ステークホルダーとともに
お客さま 地域社会
株主・投資家の皆さま 取引先さま
社員
環境行動指針・ガイドライン・目標 事業活動と環境負荷
天然ガスの特性
地球温暖化防止に向けて 循環型社会に向けて 生物多様性への取り組み 環境社会貢献
トップ
メッセージ
地域に根ざしたエネルギー会社として、
環境調和型社会の実現に貢献してまいります。
東邦ガス株式会社 取締役社長
当社は、地域に根ざしたエネルギー会社として、
前身の名古屋ガスも含め100年以上にわたり、地域
とともに発展してまいりました。2010年度末で、
228万件のお客さまに都市ガスを、またグループ会
社を通じて32万件のお客さまにLPG(液化石油ガ
ス)をご利用いただいております。
今年3月の東日本大震災を踏まえ、日本のエネル
ギー政策の基本方針である「安定供給の確保」
「経済
の持続的成長」
「環境への適合」
(3E)に加え、
「安全
性確保」
(S)の重要性が再認識されています。
今後ともエネルギー消費の大半を化石エネル
ギーが占める中で、供給安定性・経済性・環境性に優
れた天然ガスの果たす役割が一層高まるものと考
えます。
当社グループでは、中期経営計画(2009年3月策
定)に沿って、エネルギーの安定供給と安全・安心を
確保しつつ、天然ガスの普及拡大を着実に推進し、
環境調和型社会の実現に貢献してまいります。
はじめに
お客さまに、ガスを安定してお届けし、安全に、
安心してお使いいただくことは、ガス事業の原点
です。
安定供給については、本年度に名古屋東部の輸
送幹線を完工、伊勢湾横断パイプラインの導管敷
設工事を着工するなど、製造・供給基盤の強化を
着実に実施していきます。また、原料調達の安定性
向上に向けて新たなLNGプロジェクトからの調
達を進めていきます。
安全・安心の確保については、安全型ガス機器へ
の取替促進、お客さま先での安全周知の強化、ガス
導管の耐震性向上、ガス導管網ブロックのさらな
る細分化などの取り組みを継続していきます。さ
らに、東日本大震災での知見を踏まえ、地震・津波
への防災対策や事業継続計画の見直しなど、ハー
ド・ソフト両面から、必要な対策を着実に実施して
まいります。
安定供給、安全・安心の確保
お客さま先での環境負荷低減に貢献すべく、当
社グループでは、天然ガスへの燃料転換はもちろ
ん、燃料電池などの分散型エネルギーシステムや、
高効率機器の開発・普及を通じて、エネルギーの高
効率・高度利用に努めてまいります。
今年4月には、家庭用燃料電池「エネファーム」
の新モデルや超高効率ガスヒートポンプ「エグゼ
ア」の販売を開始しました。さらに、太陽光やバイ
オマスなど再生可能エネルギーと天然ガスとのベ
ストミックス、現場に密着した省エネルギー活動
も推進してまいります。
天然ガスの普及拡大・高度利用
当社グループは、地域社会とともに持続的に発展
し、お客さま、株主・投資家の皆さま、グループ会社な
どのパートナー、従業員など、ステークホルダーに支
持され続ける企業グループを目指してまいります。
このためには、社員一人ひとりがお客さまや地域
社会への感謝の気持ちと、事業を通して地域社会に
貢献するという社会的使命感を十分に自覚するよう
努めてまいります。また、コンプライアンス(法令遵
守)のさらなる徹底を図るなかで、経営の透明性や健
全性の確保などの取り組みを継続してまいります。
今年度から、当社グループ全体の環境ガバナンス
を強化するとともに、2013年に向けた新たな環境行
動目標を設定しましたが、この達成に向けて当社グ
ループ一体となって活動を推進してまいります。
本報告書を皆さまとの貴重なコミュニケーション
ツールとして位置づけております。当社の取り組み
にご理解をいただくとともに、当社のさらなるレベル
アップのため、忌憚のないご意見・ご感想をお聞かせ
願えれば幸いです。
お客さまからの信頼と支持を得るために
LNGタンク
高圧ガバナ
東邦ガス
ガスホルダー
工業用 商業用
家庭用
大規模工業用 大規模空調用
気化器
中圧A ガバナ
中圧B ガバナ
製造段
階
供給段
階
消費段
階
高圧導管
(圧力:1.0MPa∼) 中圧A導管 (圧力:0.3∼
1.0MPa)
中圧B導管
(圧力:0.1∼0.3MPa)
低圧導管
(圧力:∼0.1MPa)
ガスを安定して供給し、
安全に安心してお使いいただくために
工場で製造した都市ガスは、ガス導管を通じてお客さまのもとまでお届けしています。東邦ガスは、安定供給ととも に、安全・安心の確保をガス事業の原点と捉え、保安対策の強化に取り組んでいます。また、災害に備えた対策として、「設備対策」「緊急対策」「復旧対策」の3つを柱とした取り組みも着実に推進していま す。さらには、対応能力を向上させる教育・訓練の継続、他ガス事業者との相互支援体制の構築なども行っています。 2011年6月には、防災プロジェクトを設置し、東日本大震災を踏まえて、防災基本方針や事業継続計画の見直しなど を行い、必要となる対策を速やかに実施します。
特集では、都市ガスの製造から供給、お客さま先での使用まで、各段階における主な取り組みを紹介します。
特 集
LNGタンクは強固な基盤に支持さ れ、大震災に耐える性能を確保して います。
■LNGタンク
LNGが漏出した場合に備え、水幕 装置等を設置し、災害の拡大防止を 徹底しています。
■防災設備(水幕設備)
免震装置を採用した中央監視室に おいて、24時間体制で設備の運転・ 監視を行っています。
■運転監視体制
ガス導管の定期的な点検・整備を実 行し、安全性を確認しています。
■ガス導管の点検・整備
地中の堅い岩盤まで基礎杭を打ち 込み、大震災に耐える性能を確保し ています。
■ガスホルダー
耐震性に優れ腐食にも強いポ リエチレン管への入替えを推 進しています。
■低圧導管
<災害対策本部>
ガスの圧力を自動的に制御し、地震 発生時には被害の大きい地域のガ ス供給を停止します。
■中圧Aガバナ
供給エリア全域に地震 計を設置し、地震の大き さを常時監視しています。
■地震計
■被害が少ない地域へのガス供給の継続 耐震性に優れた材料・設計方法の採用、各種防災設備の設置、24時間監視など徹底し
た保安対策を講じています。
製造段階
ガス導管の耐震性向上、ガス導管の漏えい検査、ガス導管網の安全性の向上を推進し ています。万一ガス漏れが発生した場合に備え、緊急保安体制を整備しています。
供給段階
P.
07
P.
08
高圧導管 中圧A導管 中圧B導管 低圧導管 高圧ガバナ
ステーション 本社
中圧B ガバナ
中圧Bブロック バルブ(遠隔遮断)
低圧ブロック バルブ (常時閉止)
緊急措置ブロック境界 中圧Aガバナ (遠隔遮断)
ガスを安定して供給し、
安全に安心してお使いいただくために
特 集 社会報告 環境報告 健全性の確保
LNGタンク
高圧ガバナ
東邦ガス
ガスホルダー
工業用 商業用
家庭用
大規模工業用 大規模空調用
気化器
中圧A ガバナ
中圧B ガバナ
製造段
階
供給段
階
消費段
階
高圧導管
(圧力:1.0MPa∼) 中圧A導管 (圧力:0.3∼
1.0MPa)
中圧B導管
(圧力:0.1∼0.3MPa)
低圧導管
(圧力:∼0.1MPa)
都市ガスの供給状態を監視・制御し、 地震発生時には中圧Aガバナなどを 緊急操作します。
<供給指令室>
お客さまからの通報受付、緊急出動 体制を整備し、迅速かつ的確な保安 措置を行います。
<保安指令室>
ガスの安定供給と保安・ 災害時対応の中枢とな る本社西館は、建物自体 が免震構造になってい ます。
■東邦ガス本社西館
緊急時は災害対策本部を設置し、 ガスの供給停止から復旧に至る までの活動を指揮します。
<災害対策本部>
過熱防止装置、火の消し忘れ防止機 能、立ち消え安全装置を標準装備し ています。
■Siセンサーコンロ
お客さまを定期巡回し、ガス機器の 安全点検や安全使用に関するお願 いなどを実施しています。
■定期保安点検
ガス漏れや地震の際に は自動的にガスを遮断 します。
■マイコンメーター
火災・ガス漏れ・不完全 燃焼をランプと音声で お知らせします。
■火災・ガス・CO警報器
■被害が少ない地域へのガス供給の継続
大規模な地震が発生し、ある地域に被害が集中した場合、供給ブロック境界 にある中圧Aガバナや緊急遮断バルブを閉止し、被害の少ない地域と供給系 統を切り離します。
2011年度は、供給ブロックをさらに細分化して72ブロックにする計画です。
安全型ガス機器・安全設備の普及、定期保安点検の強化、安全使用に関するPR活動な どを推進しています。
消費段階
P.10
高圧導管 中圧A導管 中圧B導管 低圧導管 高圧ガバナ
ステーション 本社
中圧B ガバナ
中圧Bブロック バルブ(遠隔遮断)
低圧ブロック バルブ (常時閉止)
緊急措置ブロック境界 中圧Aガバナ (遠隔遮断)
ガスを安定して供給し、
安全に安心してお使いいただくために
本社
2 1
3 4
大垣ガス
知多緑浜工場 知多LNG共同基地 知多熱調センター 知多熱調センター 四日市工場
津島ガス
犬山ガス
中部ガス ラス・ラファン
(カタール)
カラサ
(オーストラリア) ボンタン (インドネシア)
ビンツル (マレーシア)
プリゴロドノエ (ロシア)
【当社のLNG調達先】
40km
20km
社 会 報 告
07 08
安定供給と安全確保
特 集 社会報告 環境報告 経営の透明性・健全性の確保
安定供給と安全確保
安定供給、安全・安心の確保は、公益事業であるガス事業の根幹との認識のもと、当社では、原料調達から生産・供給、お客さま先での保安対策まで、これを着実に推進しています。
都市ガス工場の防災訓練 ガス設備の点検状況
知多緑浜工場のLNGタンク
天然ガスは世界各地に広く分布し、供給安定性に非常 に優れたエネルギーです。その確認埋蔵量は187兆m3と
言われており、現在も世界各地で新しいLNG(液化天然 ガス)プロジェクトが開発されています。
当社は、インドネシア・オーストラリア・マレーシア・カ タールに加え、2009年度からロシアのサハリンからも長 期契約に基づく輸入を開始し、輸入先の分散化による原 料調達の安定性が一層向上しました。
当社は、増加するガス需要にあわせて供給エリアを拡 大するとともに、安定して都市ガスを供給するために、中 長期的な視点からガス導管網を整備・拡充しています。 2009年10月には、愛知・岐阜方面への輸送幹線の環 状化が完成。さらに2010年11月には、三重幹線が運用 を開始し、三重方面への輸送能力ならびに供給安定性が
ガス漏れやガスが出ないなどの、万一の事態に備え、お 客さまからの通報を24時間365日体制で受け付けるとと もに、作業員が迅速に現場へ出動できる体制を整備してい ます。お客さま先へ一刻でも早く到着できるよう、お客さ まからの通報受付から、工作車への指示など一連の流れを システム化するなど、緊急保安体制を整備しています。 海外からタンカーで運ばれてくるLNGは、知多緑浜工
場・知多LNG共同基地・四日市工場の3工場で受け入れ、 LNGタンク内に貯蔵されます。その後、工場内のLNG気 化器で気化し、所定の熱量に調整するために、LPG(液化 石油ガス)を添加し、安全のために臭いを付け、都市ガス (13A)として送出しています。
都市ガス工場は、最新の制御システムにより自動化さ れており、設備の運転・監視は、中央監視室において、運 転員が24時間体制で実施しています。
当社では、ガス需要の増加に対応して、ガス生産基盤の 整備・拡充を進めています。知多緑浜工場では、世界最大 級の20万kℓの容量のLNGタンクを2基運用しています。
都市ガス工場におけるLNGタンクなどの設備は、兵庫 県南部地震クラスの地震や、台風による風水害にも耐え られるように設計されており、現在想定されている津波 に対しても十分な対策を施しています。また、各種安全装 置、自家発電設備などの予防設備を設置し、信頼性の高 い制御システムにより、24時間集中監視を行い、事故や 災害を未然に防止しています。
万一の発災時に備え、自衛防災組織を編成し、化学消 防車、水幕設備、消火設備などにより初期消火にあたる 体制を整備し、防災訓練を定期的に実施することにより、 万全の防災対策をとっています。
さらに、運転員は、設備トラブル発生時に迅速かつ的確 に対応するために、運転訓練シミュレーターを用いた 様々な訓練を重ねることにより、防災技術の向上に努め ています。
今後は、東日本大震災の被害状況などを勘案し、必要 に応じて保安対策の見直しを進めていきます。
原料の安定調達と都市ガス工場の安定操業のために
都市ガスを確実にお届けするために
防災情報「ホッ!とガス」詳しくはWebで■緊急保安体制の整備
■ガス設備の安全対策
今後も、将来のガス需給状況を的確に見通し、都市ガ スの安定供給に向けて、計画的にガス生産設備を建設し ていきます。
ガス導管の保安強化対策として、耐震性に優れ、腐食 にも強いポリエチレン管などへの入替えを計画的に進め ています。
一層向上しました。
当社がこれまで整備してきたガス導管の延長は、地球 の円周のおよそ2/3に相当する約2万7千kmにもおよび ます。
当社では、知多市と四日市市を結ぶ海底導管「伊勢湾 横断パイプライン」の建設を推進するなど、今後も計画的 にガス導管網を整備・拡充し、都市ガスの安定供給に努 めていきます。
LNG船
また、ガス事業法に基づいたガス導管の漏えい検査に 加え、幹線導管の定期的なパトロールの実施など、ガス設 備の点検、維持管理を日頃から継続して実施することに より設備の安全性を担保しています。
原料の安定調達
導管ネットワークの整備・拡充
安全確保のための対策
都市ガス工場の安定操業
都市ガス工場の保安対策
Web
No. 路線名 延長 工期
1 日進∼豊田線 10.2km 2007∼2011年度
2 名南幹線 5.3km 2010∼2013年度
3 東三河幹線 6.1km 2009∼2011年度
4 伊勢湾横断パイプライン 19.5km 2008∼2013年度
【供給エリア・輸送幹線網】
当社エリア
当社が天然ガスの供給を 行っているガス事業者エリア 工場
中圧A導管 輸送幹線
地震計配置 ブロック線
【地震計配置・ブロック概要図】
2011年3月11日、三陸沖を震源に国内史上最大のマグ ニチュード9.0の地震が発生、沿岸には過去に類を見ない 規模の津波が襲来しました。死者・行方不明者が2万人を 超えるなど、被害は広範囲で甚大なものとなりました。 この震災により、仙台市ガス局では約36万戸のお客さます べての供給を停止しました。
当社は、日本ガス協会からの要請に基づき、3月24日か ら4月16日までの23日間、約410人を派遣し、約3万6千 戸のお客さまの復旧作業を行いました。また、移動式ガス 発生設備20台を現地に貸し出し、病院や避難所などの臨
時供給に活用しました。
現地では厳しい寒さや余震が続く中、一日でも早くお客 さまにガスをお届けするため休むことなく作業を行い、被 災地の都市ガスの早期復旧に貢献することができました。
東日本大震災への都市ガス復旧応援隊の派遣
トピックス
当社の都市ガス供給エリアでは、「東海地震」「東南海 地震」「南海地震」という大規模地震の発生が懸念されて います。このような大規模地震の発生に備え、次の3つを 柱に着実に地震対策を進めています。2011年3月に発生 した東日本大震災を受けて、これまでの地震対策の検証、 見直しを行い、更に地震に強い都市ガス供給の実現を目 指していきます。
地震に備えた防災対策
都市ガスを安心してご利用いただくために
Web 防災情報「ホッ!とガス」詳しくはWebで都市ガス工場におけるLNGタンクなどの設備は、兵庫 県南部地震クラスの地震や、台風による風水害にも耐え られるように設計されています。
また、ポリエチレン管などの耐震性に優れ、腐食にも強 いガス管材料、接合方式を採用し、より安全なガス設備の 整備を進めています。
■安全なガス設備
災害の発生により、広い範囲で都市ガスの供給が停止 した場合に、一日でも早く供給を再開することができる よう、全国の都市ガス事業者との協力・支援も含めた復旧 体制の整備を進めています。また、病院などの社会的優先 度の高い施設に対し、早期にガス供給を再開できるよう、 移動式ガス発生設備を整備しています。さらに、近年発生 した大規模地震の復旧においても威力を発揮した、管内 テレビカメラなどの新
技術の開発・導入にも 積極的に取り組んで います。
また、地震で大きな被害を受けた地域の二次災害を防 止するため、遠隔操作にて迅速に都市ガスの供給を停止 するシステムを整備するとともに、被害の少ない地域に は都市ガスの供給を継続できるよう、ガス導管網を55ブ ロックに分割しており、さらなる細分化を進めています。
■災害復旧体制
東海地震の注意情報発表時や、地震が発生した場合は、 免震構造を採用した本社西館に災害対策本部を設置し、 地震発生後の初動対応か
ら、緊急措置、復旧にいた るまで、全社の活動を指 揮します。
地震発生時には約200 カ所に設置した地震計の データ、導管網の圧力や 流量データを直ちに収集 して導管網の被害状況を 予測し、都市ガスの供給 停止・継続などを判断し ます。
■緊急時の対応
安全にガスを使用していただくためには、“安全なガス 設備”を“正しく使用”することが大切です。
安心センサーをすべてに搭載したSiセンサーコンロ※、
不完全燃焼防止装置を搭載したファンヒーター・小型湯 沸器などの安全型ガス機器の普及促進に努めるとともに、 不完全燃焼防止装置のない屋内型の湯沸器・風呂釜、お よび金網ストーブをお使いのお客さまに対し、ダイレクト メールによるご案内や、修理や開栓などの業務機会での 説明など、安全型機器への取り替えをお勧めしています。 また、消費生活用製品安全法の改正に伴い、2009年4月 から製品の経年劣化による事故を防止することを目的と して長期使用製品安全点検制度※が開始されており、お客
さまへの情報発信を行うなど制度の普及に努めています。 ガス機器以外についても、お客さま資産である敷地内 のガス管のうち、設置年代が古いものについては、専門の 担当者がお客さま一軒一軒を訪問し、耐震性・耐腐食性に 優れたポリエチレン管などへの入替をお勧めしています。
業務用分野においては、業務用厨房でパン焼器やめん ゆで器などをお使いのお客さまに対し、換気設備の不使 用や不備による一酸化炭素中毒の防止を目的に、業務用 換気センサーの取付けを進めています。さらに、業務用厨 房でガスをお使いのお客さまに、ダイレクトメールなど で換気の重要性についてお知らせしています。
安全なガス機器・設備の普及促進
お客さまが所有するガス設備の健全性を確認するため、 家庭用・業務用のすべてのお客さまを一軒一軒定期的に 巡回し、ガス配管や屋内設置の湯沸器・風呂釜の給排気 設備点検などを実施しています。
また、安全点検の実施機会の他、ガス展・各種イベント への出展機会、マスメディアを活用して、安全にガスをご 使用いただくための注意事項をお知らせしています。
ガス設備の安全点検・安全対策
万一の場合に備え、お客さまの保安について、二重三重 の安全対策を行っています。例えば、震度5相当以上の地 震発生時に自動的にガスを遮断する「マイコンメーター」 を家庭用のすべてのお客さま宅に設置している他、 ヒューズ付の「ガス栓」、うっかり・ひやりの見張り番「住 宅用火災・ガス・CO警報器」、異常時にガスを遠隔遮断 する「自動通報サービス」など、安全設備の普及やサービ スの向上に努めています。
万一の場合の安全対策
【ガス安全設備・警報器の安全・安心機能】
大きな揺れを検知したり、ガス漏 れなどで過大なガスの流量を検知 した時、自動的にガスをストップ
マイコンメーター
ゴム管がはずれたりして、多量の ガス漏れがあった時、自動的にガス をストップ
ヒューズ付ガス栓
ガス漏れや不完全燃焼による一 酸化炭素などを検知し、警報ラン プと音声でお知らせ
住宅用火災・ガス・CO警報器
※ Siセンサーコンロ
天ぷら油の発火を防ぐ過熱防止装置や、火の消し忘れ時の消火機能、吹きこぼれな どで火が消えた場合、ガスを止める安全装置を標準搭載したガスコンロ ※ 長期使用製品安全点検制度
製造・輸入事業者、販売事業者、関連事業者、消費者などそれぞれが適切な役割を 果たし、適切な時期に製品を点検することにより経年劣化による製品事故を防止 するための制度
移動式ガス発生設備による臨時供給 災害対策本部
お客さま宅における開栓作業 ガス導管復旧作業
安全点検
Siセンサーコンロ
社 会 報 告
安定供給と安全確保
40
38
36
34
32
注)50点満点
2007 2008 2009 2010(年度)
36.2
33.7 34.3 36.8
38.6
35.2
38.8
35.2
修理
開栓
2006
36.5 34.5
お客さまの 声登録
対応結果 再発防止策
内容詳細 確認 お客さまの声 分析・集計 閲覧・検索
(個人情報を除く)
対応依頼
迅速な対応
ご
不
満
・
お
ほ
め
な
ど
お
客
さ
ま
受
付︵
お
客
さ
ま
セ
ン
タ
ー
︶
対
応
部
署
経営層 社員 協力会社
業務改善 活動への 取り組み
CS推進 事務局
声DAS
11 12
社 会 報 告
ステークホルダーとともに
特 集 社会報告 環境報告 経営の透明性・健全性の確保
ステークホルダーとともに
当社は、お客さまをはじめ、地域社会、株主・投資家、取引先、従業員などステークホルダーの皆さまから常に信頼され、支持され続ける企業であるために、様々な活動に取り組んでいます。
CS表彰大会
マナー研修
お客さまセンター 防災訓練
CS※活動の全社的な基本方針を決定するCS推進会議
のもと、CS推進幹事会や部門毎のCS組織などの設置に 加え、関係会社、エネドゥ、ガス工事会社などの協力会社 が一体となり、グループ全体でお客さまの声の共有化や それに基づく業務改善を行っています。
また、東邦ガスグループ全体のCS意識向上と日頃の CS活動の共有化を図るため、CS表彰大会を開催し、特に 優秀な活動を展開した担当者、部署、協力会社を表彰し ています。
開栓(ガスの使用開始)やガス機器の修理をお申し込 みいただいたお客さまに対して、受付から作業完了まで の作業者の態度や説明内容などに関する「お客さま満足 度調査」を継続的に実施し、お客さまからの評価を確認 しています。
調査結果は、各営業所やエネドゥへフィードバックし、 業務改善課題の発掘と対応策の検討・実践を繰り返すこ とで、業務品質とお客さまサービスの向上に役立ててい ます。
お客さま
CS推進体制
お客さま満足度調査
お客さま宅を訪問する際、遵守すべき事項の中で最も基本的な5つの項目を掲げ、「5つの約束」として徹底を図っ ています。
また、お客さま宅訪問時におけるマナーの重要性を再認 識しその向上を図るため、教育用DVDなどの教材作成や 教育指導者を養成する研修の実施など教育面の充実に努 めました。
「5つの約束」活動&マナー教育の充実
お客さまと接する機会において、お客さまに喜んでい ただけるようなプラスαのサービスを行う活動を実施し ています。機器の安全な使い方や省エネの工夫からお困 りごとの相談まで、各部署がそれぞれの業務内容に応じ て内容を定め、円滑なコミュニケーションを図りながら、 お客さまとの信頼関係の構築に努めています。
プラスワンサービス活動
お客さまから寄せられたご意見やご要望、ご不満、お ほめは、貴重な経営資源であることから、「お客さまの 声」としてデータベース化し一元管理しています。収集し たお客さまからの声を関係部署で共有化し、迅速な対応 を図るとともに、情報を分
析して業務改善に努める など、業務品質・サービス の向上に活用しています。
声DAS(お客さまの声収集・分析・発信システム)
【「声DAS」システムの流れ】
【お客さま満足度調査「総合満足度の推移】
当社では、「お客さま第一主義」の考えのもと、CS活動 の目標を設定し、部門毎に活動を展開しています。全社的 な取り組みが必要なテーマについては、関係部署が組織 横断的に協力しながら進めています。
■2010年度CS活動
点検や修理の現場で協力いただく工事会社とも一丸とな り、よくあるお申し出の根本原因を分析しての業務改善 活動や、お客さまの目線に立ったプラスαサービスの実 施など、お客さまに、安全に快適にガスをお使いいただけ るよう、業務分野ごとにCS向上のテーマを決めて改善に 取り組みました。
また、大規模災害発生時のガスの安定供給・早期復旧 のため、管内の災害拠点病院といった防災上重要なお客 さまと、実践的な防災訓練を実施するなど、地域の安全・ 安心を見守る活動にも継続して取り組んでいます。
2010年度は、「基本事項の徹底を通じてお客さま満足 を達成」を合言葉に、ガス工事の折衝や施工、ガス設備の
▶ 供給部門
▶ 営業部門
2010年度は、開栓(ガスの使用開始)、検針、ガス機器 の修理、定期保安点検などの業務において基本事項を確 実に行っていくとともに、お客さまに喜ばれるサービスの 実践度向上を目指し、お客さま宅訪問時の基本事項徹底 やマナー教育の拡充、業務時におけるプラスαサービス の遂行などを実施しました。
また、お客さまから寄せられた声を継続的にチェック &フォローしてお申し出に対して再発防止や改善を図る とともに、お客さま満足の向上につながるテーマを設定 し、業務の点検や改善に取り組みました。
※ CS(Customer Satisfaction) お客さま満足
Group
私たちガス設備点検員は、お客さまに直接お会いでき る最前線で仕事をしています。その際、私たちは2つのこ とにポイントを置いています。
1つ目は、私たちは点検のプロとしてお客さまに安全・ 安心をご提供することが使命であり、そのために、愚直 なまでに点検業務の基本とルール遵守を徹底していく ことです。2つ目は、必ずお客さまへ「何かお困り事はあ りませんか」と、お声をかけさせていただくことです。 常日頃お客さまはガス機器の使い勝手に関すること や、当社や東邦ガスグループに対するご意見・ご要望を お持ちです。これを少しでも多くお聞きし、迅速に対応 することが接点業務の使命と感じています。「お客さま 第一」「お客さま目線で」などのスローガンを単なる形だ けにすることなく、気持ちを込めてお客さまと接するこ とで満足を感じていただけるよう努めています。
藤田 直樹
東邦ガスセイフティライフ(株) 日進チーム
次世代へのエネルギー・環境教育
地域社会
株主・投資家の皆さま
キッズプラザ 詳しくはWebで
Web
株主・投資家の皆さま 詳しくはWebで
Web
■食育活動
※ ウィズガスクラブ
住環境に携わる4つの団体(住宅関連事業者、キッチン・バスメーカー、機器メーカー およびガス体エネルギー事業者)が設立した企業団体連合(コンソーシアム)。より よい住まいや暮らし方へのご提案を協力してお客さまに行うことを目的としている
ガスエネルギー館が1985年に開館して以来、小・中学 校の校外学習や子ども会行事などの機会を中心に、多く の方にご来館いただいています。2010年12月には、累計 来館者数は90万人を超えました。
ガスエネルギー館では、「地球温暖化とエネルギー」を テーマに、楽しく学べる参加・体験型の展示を導入するな ど、身近なところから環境の大切さを考えていただく機 会を提供しています。ま
た、親子を対象とした 「環境学習イベント」も 開催しており、これらイ ベントとあわせ、2010 年度は約4万1千人の お客さまにご来館いた だきました。
食育活動として、ウィズガスクラブ※が主催する全国親
子クッキングコンテストの東海大会を他ガス事業者と共 同で実施し、2010年度は2,274組の親子から応募をい ただきました。
その他に、愛知県・三重県・岐阜県下の小・中学校で家 庭科実習室を利用したPTA向け料理教室を64回実施し、 1,317人の方に参加いただきました。また、2011年2月 には(財)母子衛生研究会とのタイアップで「マタニティ 料理教室」を開催するなど、大人を対象とした食育活動も 実施しています。
■東邦ガス名フィルコンサート
お客さまの日頃のご愛顧への謝恩と地域の方々との一 層の交流のため、毎年名古屋フィルハーモニー交響楽団 を招いてコンサートを開催しています。
24年目、第34回と なった2010年度は、多 治見市文化会館大ホー ルで、約1,200人のお 客さまに演奏を楽しん でいただきました。
■東邦ガス旗争奪少年野球大会
地域のスポーツ振興と小・中学生の皆さんの健全な育成 を支援するため、(財)日本少年野球連盟(ボーイズリーグ) 愛知県西支部とともに、少年野球大会を開催しています。 18回目となった2010年度は、小学生11チーム、中学生 23チームが参加し、3日間にわたって熱戦が繰り広げられ ました。
■ガスエネルギー館
各種団体との連携
名古屋商工会議所、(社)中部経済連合会などに社員を 派遣して各経済団体の事業遂行を支援しています。 また、地域の事業やイベントにも積極的に参画し、地域 の活性化に貢献しています。名古屋商工会議所などが地 域の産業振興をねらいに開催している「メッセナゴヤ」に は2006年から出展し、地球環境保全や安全・安心な暮ら しを支える当社の取り組みを紹介しています。
■地域の経済団体
EPOCは、東海地方の行政・企業などが中心となり設立 された団体で、業種や事業規模の垣根を越え、環境保全 活動などに関する研究・交流・実践および情報発信を 行っています。現在当社を含め約270社が加盟していま す。2010年度、当社は、次世代交流活動の幹事会社とし て、愛知県、名古屋市の小・中学校などを対象に、環境教 育講座を実施しました。
■環境パートナーシップ・CLUB(EPOC)
IR
※活動
当社は、株主や投資家の皆さまに、長期にわたってご支 援いただくため、企業情報や財務情報の迅速かつ適切な開 示に努めています。
機関投資家や証券アナリストの皆さまには、決算内容を 中心に年4回の説明会を行うとともに、定期的な訪問や取 材対応を積極的に実施し、関係者との対話を深めています。 個人投資家の皆さまには、当社事業への理解をより深め ていただくため、都市ガス工場や研究所・ショールームを 実際にご覧いただく施設見学会や会社説明会を実施して います。ホームページについても、より多くの皆さまにご覧 いただけるよう、個人投資家向けコーナーを設け、会社情 報やIRイベントのお知らせなど、タイムリーな情報発信に 努めています。また、株
主総会終了後には、当 社経営陣が株主の皆さ まと直接意見交換させ ていただく株主懇談会 を実施しています。
株主還元の考え方
当社は、中期経営計画(2009∼2013年度)の主要経 営目標で掲げているように、天然ガスの普及拡大を進め るなかで、所要の利益水準を確保するとともに、株主還元、 財務体質強化などのバランスを考慮しつつ、財務健全性 の確保を図っています。株主還元については、安定配当を 基本とするとともに、資本効率の向上などを目的として 自己株取得・消却を機動的に実施し、株主の皆さまへの 還元に努めています。
次代を担う子どもたちに「エネルギーと環境」、「食育」 について学んでいただくため、小・中学校におうかがい し出前授業を実施しています。授業は、「天然ガスと地球 環 境 」、「 栄 養 いっぱ
い!手作りおやつ」など 4コースがあり、2010 年度は143校で276 回の出前授業を行い ました。
■学校教育の支援活動
文化・スポーツを通した貢献
次代を担う小・中学生の皆さんに、読書の喜びを感じて いただくとともに、自然と人との関わりについて考えてい ただくことを目的に、読書感想文コンクールを実施して います。
10回目となった2010年度は、約5,100作品の応募を いただき、感動大賞をはじめとする58作品を表彰させて いただきました。
■読書感想文コンクール「こころの木」
※ IR(Investor Relations) 株主・投資家向け広報
❶お客さま数 都市ガス:240万件(2013年度末)LPG:36万件(2013年度末)
都市ガス:40億m(2013年度)3
LPG:44万t(2013年度)
❷ガス販売量
ROA3%程度(2013年度)
❸利益の確保
年8円の安定配当を基本 自己株取得の機動的実施
❹株主還元
有利子負債残高1,800億円程度(2013年度末) 自己資本比率40%以上(2013年度末)
❺財務体質の 強化
自己株式 0.4%
その他国内法人 外国人
18.4% 9.9%
金融機関 42.9%
【当社の株主構成】
(2011年3月末)
【中期経営計画における主要経営指標】
個人 28.4%
東邦ガスでは教育支援の一環として、実験や調理体験 などを取り入れた出前授業を小・中学校へ訪問して行っ ています。エネルギーと環境の関わりや食の大切さにつ いて子どもたちに考えていただくきっかけとなるよう、 楽しく、印象に残る授業を心掛けています。
受講した子どもさん一人ひとりが環境のことを考え て活動に取り組んでいただき、元気にすくすくと成長し てもらえるとうれしいですね。
中川 茉有
広報部 制作グループ
社員の声
ガスエネルギー館
名フィルコンサート
株主さま向け施設見学会(知多緑浜工場) 出前授業
全国親子クッキングコンテスト
「こころの木」表彰式
社 会 報 告
ステークホルダーとともに
東邦ガス
購買活動の行動基準
オープン 公正
法令の遵守 相互信頼
取引先さま 購買の基本方針
グリーン調達 ガイドライン
協力会社との協働
取引先さま
※ 環境マネジメント規格
ISO14001・エコアクション21などの環境管理の仕組み
事務用品・ガス導管材料・工事作業などを対象に、環境 負荷低減や生物多様性保全を図ることを目的に「グリー ン調達」を実施しています。事務用品類の対象は約1万5 千品目になります。また、関係会社においても主要な12 社でグリーン調達を行っています。
資材調達額の全体の約8割は、環境マネジメント規格※
を取得している取引先さまからの調達となっています。 今後とも取引先さまと協力して環境への取り組みを推進 していきます。
■人材の育成
「持続的な企業発展の源泉は人材である」との認識のも と、採用や処遇・育成を含めた総合的な人材力強化に努め ています。若手から管理層に至る全社員が期待される役割 を発揮し、成果に結び付けることができるよう、集合研修、 自己啓発支援、OJT※の3本柱を中心とした人材育成を行
い、社員の自立的な能力開発と成長を支援しています。
■ENEDO(リベナス エネドゥ、エネドゥ)
「企業倫理行動指針」「コンプライアンス行動基準」で、 国籍・身体障がいなどによる差別の禁止や個人の人格の 尊重を掲げ、実践することを徹底しています。また、セク シャルハラスメント撲滅のため、「セクハラ相談窓口」を 設置するなどの取り組みを進めています。
■人権の尊重
労働組合との対話を重視し、相互の信頼に基づいた健全 かつ良好な労使関係を継続するため、労使協議会や経営懇 談会などを定期的に開催し、相互理解を図っています。
■対話重視の労使関係
■ガス工事会社
■グリーン調達
「業績・成果の重視」「多様な人材の活用」「自立的な人 材の育成」などをねらいとした人事処遇制度となってい ます。「複線型役割等級制度※」や「役割遂行・目標管理制
度」などを採用し、仕事を通した個人の成長を促進すると ともに、業績・成果やそれに至るプロセスを適切に評価す ることで、納得感と緊張感のある処遇を目指しています。 定年退職者の約7割が、長年培ってきた技術・技能・専門 知識・経験を発揮し、定年後も引き続き活躍しています。
▶ 障がい者雇用
障がい者の自立と社会参加を支援するため、積極的な 雇用に取り組んでいます。2011年3月時点の障がい者雇 用率は、1.93%(法定雇用率1.8%)となっています。
■人事処遇制度
雇用と人材育成
▶ 公正・公平な採用
当社ホームページ・説明会などにより採用情報を公開し、 公正かつ公平な選考を実施することで「広い視野を持って、 自ら課題を見出し、その解決に向けて果敢にチャレンジす る気概を持ち合わせた人」の採用を目指しています。
▶ 高齢者雇用
定年退職社員のなかで、能力・意欲がある希望者を再 雇用する「シニアエキスパート制度」を導入しています。
■人材の確保と活用
社員
働きやすい環境づくり
▶ 労務コンプライアンスの遵守
適正な労働時間管理に向けて労使による委員会を開催し、 管理方法や業務の見直しによる働き方の変革を検討・実施 するとともに、「労働時間相談窓口」を人事部と労働組合の 双方に設置し、個別の相談や問い合わせに対応しています。
▶ 仕事と子育て・介護の両立支援
子育て・介護支援制度を充実させ、仕事との両立を支 援しています。子育て支援では、育児休業は妊娠中から子 が満3歳に達するまでのうち通算2年間、短時間勤務制度 は妊娠中から子が小学校1年生の年度末まで取得可能と しています。また、介護では、介護休業を短時間勤務期間 とあわせて2年間取得できるようにするなど、より働きや すい環境の整備を進めています。
■ワークライフバランスの推進
安全衛生への取り組み
安全で健康に働ける職場環境を構築するため、災害を 撲滅し、健康で活力のある職場づくりに取り組んでいま す。社長を委員長とする「中央安全衛生委員会」を開催し、 全社安全衛生活動を推進しています。
■安全衛生活動方針・推進体制
関係会社や協力会社を含めた「安全衛生協議会」を組 織して、安全衛生会議および安全パトロールを実施する など、グループ全体での災害防止に努めています。
■グループ全体での安全衛生活動
身体の健康づくり活動では、胃・歯科検診、個別面談な どを加えた総合健康診断を実施し、「若年時からの健康 づくりの促進と生活習慣病の予防」を徹底しています。ま た、メタボリック症候群対策として、2008年から特定健 康診査と特定保健指導を実施しています。
心の健康づくり活動では、メンタルヘルス活動方針の もと、社員・管理監督者教育および専門医による心の健 康相談の充実などを進めています。
■健康づくり活動の推進
災害情報の周知や再発防止の徹底、各種教育など多岐 にわたる活動を実施しています。特に、運転者認定制度は、 若年者などへの的確な指導により、交通災害防止に効果 を上げています。
■「ゼロ災害」に向けた取り組み
当社管内には、リベナス エネドゥが60社、エネドゥが 61社あります。お客さまに、より安全で快適なガス機器を ご利用いただくための窓口として、ガス機器の販売や修 理、ガスの開閉栓などの幅広いサービ スをご提供しています。特に、リベナス エネドゥではリフォームプランの提案 からアフターケアまで、お客さまにあわ せた住まいの提案も行っています。
当社管内には、ガス工事会社が127社あり、ガス導管 の敷設工事や維持管理業務を行っています。定期的な各 種講習会の開催などにより、業務に必要な知識や技術の 習得、各種資格取得を支援しています。 さらに、災害発生時には、工事会社から 所要の人員および資機材の提供を受け るなど、お客さまの安全・安心を守るた めの協力体制を構築しています。
購買活動
資材調達にあたっての基本姿勢である「購買活動の行 動基準」を示して、公平・公正な取引を進めるとともに、取
引先さまにお願いする事項を記した「購買の基本方針」、 「グリーン調達ガイドライン」を定め、取引先さまと協力
して、法令遵守・環境配慮・安全性の確保などの社会的責 任を果たすことを目指しています。
▶ コミュニケーション活動
毎年、東邦ガスグループ会 社の社員および家族を対象に、 会社見学会を開催しています。 会社施設の見学や業務の疑似 体 験などを通じて、職 場コ
ミュニケーションの向上、当社の事業や業務の理解促進を 図っています。また、あいさつ活動やコミュニケーション活性 化イベントなどにも積極的に取り組んでいます。
※ 休業度数率
労働災害の発生率を表す安全指標のひとつ。延べ労働時間100万時間あたりの労 働災害による休業件数によって、災害発生の頻度を表す
休業度数率=(休業件数)/(労働者の延べ労働時間数)×1,000,000 資材調達ガイド
詳しくはWebで
Web
採用情報 詳しくはWebで
Web
Group
Group
※ 複線型役割等級制度
自らの能力や適性に合わせて複数のコースから進路を選択することができる、役 割をベースとした人事処遇制度
※ OJT(On-the-Job Training) 仕事を通した能力開発
2.0 1.5 1.0 0.5 0
【社員の状況】
【育児・介護休業取得者】
【休業度数率※】 集合研修
自己啓発 支援
OJT
若手層 中堅層 管理職層
階層別研修 役職別研修 選択型研修(マイセルフプログラム)
公的資格取得支援 通信教育 社外留学・社内認定試験など
注)2011年3月末時点。出向者は含まず
従業員数(人) 2,854
平均年齢(歳) 42.4
平均勤続年数(年) 21.3
育児休業取得者
年 度 2009
23 2 2006 2007 2008
29 1
31 0
29 2
2010 19
3 介護休業取得者
(単位:人)
2006 2007 2008 2009 1.62 1.90 1.83 1.75
グリーン調達 ガイドラインの 主な内容
省エネルギー製品などの購入の促進 3R(リデュース・リユース・リサイクル)の推進 低公害車の使用やエコドライブによるグリーン配送
●
●
●
OJT
0.37 0.97
0.16 0.18
2010(暦年) 1.61
0.55 全産業平均 当社
社 会 報 告
15 16
ステークホルダーとともに
特 集 社会報告 環境報告 経営の透明性・健全性の確保
リベナス エネドゥ
ガス工事の教育訓練
【環境行動ガイドライン(2011年3月制定)】
基本方針
指針
指針1 お客さま先における環境負荷低減に貢献します。 指針2 事業活動における環境負荷を低減します。 指針3 地域・国際社会と協働し、環境貢献を推進します。 指針4 環境に関する技術開発を推進します。
東邦ガスは、グループ各社とともに、地域および地球規模での環境保全の 重要性を深く認識し、クリーンなエネルギーの供給を柱として、
企業活動のあらゆる場面を通じて、環境調和型社会の実現に貢献します。
環境行動指針
地球温暖化対策
環境性に優れた天然ガスをはじめとするクリーンエネルギーの普及拡大と 高効率・高度利用、さらには再生可能エネルギーの活用を通して、お客さま 先におけるCO2排出を抑制し、効果的かつ現実的な地球温暖化対策を推進
する。
業務の継続的改善により、自社事業活動におけるCO2排出の低減に努める。
●
●
資源循環 ●事業活動の各段階において資源の有効活用を図るとともに、廃棄物の発生抑制・再利用・リサイクルにより外部排出量の最小化に努める。
生物多様性保全 生物多様性について、その重要性を認識し、事業活動における影響の把握・
分析に努め、生物多様性に配慮した活動を推進する。 ●
環境社会貢献 ●地域・国際社会と協働した環境活動・プロジェクトへの参画や次世代層への啓発活動などを通して、環境に関する社会貢献活動を行う。
環境技術開発 ●ガス体エネルギーの高効率・高度利用、再生可能エネルギーの活用など、環境負荷低減に資する技術開発を推進する。
環境マネジメント ●ら行動する人材を育成する。環境影響を認識し、環境マネジメントを徹底するとともに、環境に配慮し自
【環境行動目標(2011∼2013年度)】
地球温暖化対策 都市ガス事業CO2排出原単位(ガス販売量あたり) △5%
熱供給事業CO2排出原単位(熱・電気販売量あたり) 2009年度水準の維持
① ②
資源循環
都市ガス工場におけるゼロエミッションの維持
ガス導管工事における非開削工法適用率の向上(新設工事20% 入替工事50%)
ガス導管工事から発生するアスファルト・コンクリート塊、使用済みポリエチレン管の100%リサイクル オフィスにおける紙ごみ100%リサイクル
③ ④ ⑤ ⑥
【環境行動目標(2007∼2010年度)】
区 分 環境行動目標 (目標達成状況)2010年度評価
参照頁
資源循環 地球温暖化 対策
お客さま先におけるCO2排出量を、天然ガスや高効率ガス機器の普
及により、2010年度に100万t抑制する。(2001年度を基準年度と する)
❶
○(103万t)
P.
22
P.
29
P.
37
P.35
P.34
P.33
参照頁
P.
22
P.
26
P.
28
P.
30
P.
30
P.
31
P.28
P.27
都市ガス工場全体における2010年度のCO2排出原単位を、2006年度と同水準に維持する。※1
❷ ×(2%増加)
地域冷暖房全体における2010年度のCO2排出原単位を、2006年
度に対して2%削減する。※2
❸ ○(12%削減)
当社・関係会社のオフィスにおける2010年度の延床面積あたりの CO2排出原単位を、2006年度に対して2%削減する。※3
❹
○(3%削減)
空見環境センターの土壌処理量における2010年度のCO2排出原単
位を、2006年度と同水準に維持する。 ❺
○(12%削減)
当社が保有する車両のうち、天然ガス自動車導入台数割合を2010年 度に100%とする。(緊急工作車や作業車、特殊用途の車両を除く)
❻ ○(100%)
ガス導管工事で発生する掘削土の外部排出量を、発生抑制・リサイク ルを推進することにより、2010年度に75%以上削減する。
❼ ×(71%)
ガス導管工事で発生するアスファルト・コンクリート塊および使用済 みポリエチレン管のリサイクル率100%を維持する。
❽
○(100%)
オフィスにおける紙ごみリサイクル率100%を維持する。
❾ ○(100%)
※1 対象事業所は、知多LNG共同基地、知多緑浜工場、知多熱調センター、四日市場、津LNGステーション ※2 対象事業所は、名駅南、栄三丁目、小牧駅西、栄三丁目北、東桜
※3 対象事業所は、本社(関係会社含む)、名古屋東支社、名古屋西支社、東部支社、北部支社、西部支社
注) CO2排出原単位は2009年度を基準とする。 2009年度実績(①16.5g-CO2/m3 ②85.2kg-CO2/GJ ④新設工事8%、入替工事33%)
データ集
○ 目標達成 × 目標未達成
注) 環境行動目標中のCO2排出量のt表示はt-CO2を表す数値は小数点以下第一位を四捨五入 100万t-CO2
天然ガスの普及拡大などによるお客さま先CO2抑制効果
環境行動指針(東邦ガスグループ)
環境行動ガイドライン(東邦ガスグループ)
環境行動目標
(東邦ガス) 環境行動目標(関係会社)
【環境行動指針体系】
地球温暖化対策
環 境 報 告
環境行動指針・ガイドライン・目標
特 集 社会報告 環境報告 経営の透明性・健全性の確保
環境行動指針は、基本方針と指針から構成され、指針は「お客さま」「事業活動」「環境貢献」「環境技術開発」の4つにま とめています。
■環境行動指針
新しく設定したこのガイドラインは、東邦ガスグループが取り組む重要な環境活動に対する考え方や方向性を示しています。 また、ガイドラインに基づき、当社も含め、関係会社が個別の環境行動目標を設定し、環境活動に取り組んでいきます。
天然ガスの普及拡大、高効率・高度利用など、中期経営計画に沿って事業展開することで、お客さま先におけるCO2排
出量を累計100万t-CO2抑制する効果となります。
主要な環境活動である地球温暖化対策と資源循環に関して、2013年度を目標年度とする数値目標を設定しました。 地球温暖化対策では、都市ガス事業と熱供給事業(地域冷暖房)に大別し、それぞれのCO2排出原単位の低減に取り組
んでいきます。資源循環では、従来からの活動を継続することに加え、新たに非開削工法の適用率向上を目標に掲げ、活 動に取り組んでいきます。
■環境行動ガイドライン
■環境行動目標(2011∼2013年度)
これまでの環境行動目標は、2010年度が最終評価年度であり、各目標の達成状況を下表にまとめました。
9つの数値目標のうち、お客さま先CO2抑制量など7つの目標は達成できました。工場のCO2排出原単位と掘削土外
部排出量削減は未達となりました。 ■今までの環境行動目標の評価
環境行動指針・ガイドライン・目標
環境調和型社会の実現に向けて、環境行動指針体系、具 体的には、環境行動指針・環境行動ガイドライン・環境 行動目標のもと、グループの環境活動に取り組んでいま す。社会の動向を踏まえ、グループ環境経営の拡充およ び環境ガバナンスの強化の視点から、環境行動指針体 系の見直しを行いました。
大気・水域への排出
外部排出
外部排出
都市ガス事業 ガス工事 検針業務など
LPガスの販売など
ガス事業関連 LPG事業関連
関係会社の事業活動
2010年度事業活動における環境フローチャート
※1都市ガス 原料
LPガス原料
資源・ エネルギー
原料 LNG
原料 LPG
購入電力 都市ガス使用量 車両用燃料 用水
2,305万kWh 88万2千m3
3,799kℓ(原油換算)
20万m3
1
万
9
千
t
21
万
t
資源・
エネルギー ※2
※8
※4
※3
※2
購入電力 都市ガス使用量 車両用燃料 用水 鋳鉄管・鋼管 ポリエチレン管 土砂・舗装材
1億2,663万kWh 1,667万m3
899kℓ(原油換算)
139万m3
3,210t 1,670t 67万t
都市ガス
原料 原料 LPG
18
万
t
原料 LNG
296
万
t
※5
大気への排出 大気への排出
大気への排出 大気・水域への排出
●採掘時
●海上輸送
………
13万t-CO
2●液化時……
124万t-CO
2 ……26万t-CO
2温室効果ガス(CO2換算)
採掘・液化・海上輸送
ガス製造・ガス供給
都市ガス工場
ガスホルダー
ガス製造・供給・オフィスなどの事業活動に伴う環境負荷 として、CO2・NOX・廃棄物などが排出されます。当社各事業
所において省エネルギー、廃棄物の排出抑制・リサイクルな どに取り組むことにより、外部排出の最小化に努めました。
外部排出 大気への排出
大気への排出
東邦ガスの事業活動
※1 当社と全関係会社を対象 ※2 都市ガス使用量は都市ガス原料の内数、鋳鉄管・鋼管はガス工事会社分(ポリエチレン管・土砂塗装材は当社分も含む)
※3 別途一部購入ガスあり ※4 掘削土は当社管内のガス導管工事に伴う外部排出量 ※5 他ガス事業者、LPガス事業者への販売量を除く ※6 当社単体による排出量
事業活動と環境負荷
東邦ガスグループは、環境性に優れた天然ガスの普及により、お客さま先におけるCO2排出量の抑制に貢献してい
ます。天然ガスをはじめとするエネルギーの輸入から都市ガスなどをお届けするお客さま先まで、事業により生じる 環境への影響を把握し、環境負荷の低減に取り組んでいます。
海外から輸入されたLNG(液化天然ガス)は都市ガス工場で気化・熱量調整後、ガス導管を通してお客さまに届け られます。都市の中心部では、地域冷暖房により、熱や蒸気の供給を行っています。
関係会社では、LPG(液化石油ガス)事業やエンジニアリング事業などを行っています。当社グループの事業活動に 伴う、CO2や廃棄物などの2010年度の環境負荷は以下のとおりです。
・産業廃棄物
・一般廃棄物
………
528t
………74t
・CO
2・NO
X………
11万6千t-CO
2 ………33t
・CO
2 ……2万t-CO
2 外部排出※6 都市ガス供給
・CO
2排出量
・NO
X排出量
・CO
2抑制量
…
872万t-CO
2 …………6,110t
…103万t-CO
2LPガス供給
・CO
2排出量
……62万t-CO
2資 源
資 源
※7
(当社事業活動の範囲外)
(当社事業活動の範囲外)
19 20
環 境 報 告
事業活動と環境負荷
特 集 社会報告 環境報告 経営の透明性・健全性の確保
都市ガスの性状
総発熱量 CO2排出係数
46.04655
M J / N m3(11,000kcal/Nm3)
2.36
kg-CO2/Nm3
77
70 64
出典:「LNG および都市ガス13A のライフサイクル温 室効果ガス排出量の将来予測」/エネルギー・資源第 28巻第2号、(2007.3)をもとに算出(総発熱量基準) ※LCA ライフサイクルアセスメント
100 80 60 40 20 0
100
燃焼以外
石炭 石油 LPG LNG
燃焼
LCA※による化石燃料の
温室効果ガス排出量の比較
1億2,663万kWh 1,667万m3
899kℓ(原油換算)
139万m3
3,210t 1,670t 67万t
18
万
t
都市ガス 販売量
LPガス 販売量
4
千万
m
321
万
t
都市ガス 販売量
※5 ※5
他ガス事業者への ガス販売量
35
億
9
千万
m
32
億
7
千万
m
3熱販売量
40
万
9
千
GJ
エンジニアリング 冷熱販売 情報システム 不動産など
その他事業
大気への排出
大気への排出
地域冷暖房・オフィス
お客さま
地域冷暖房 オフィス
お客さま先では、天然ガスの利用によりCO2が排出
されます。2010年度は872万tのCO2が排出されまし
たが、高効率ガス機器・システムの普及と他燃料から天 然ガスへの転換により、お客さま先のCO2排出量を
103万t抑制しました。
大気への排出
大気への排出
※7 関係会社の一般廃棄物については未集計 ※8 東邦ガスおよび関係会社の原料LNG分について「LNGおよび都市ガス13Aのライフサイクル温室効果ガス排出量の将来予測」 /エネルギー・資源第28巻第2号、(2007.3)をもとに算出(総発熱量基準)
・産業廃棄物
………1,991t
※6 都市ガス供給
・CO
2排出量
・NO
X排出量
・CO
2抑制量
…
872万t-CO
2 …………6,110t
…103万t-CO
2LPガス供給
・CO
2排出量
……62万t-CO
2・掘削土
………21万t
・SO
X・COD
………
0.2t
………1.9t
エネルギー 販売量
エネルギー 販売量
19 20
環 境 報 告
事業活動と環境負荷