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(1)

2018年

台湾株式市場の概要と注目銘柄

商 号 等 : 藍澤證券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第6号 本 社 : 東京都中央区日本橋1-20-3 加 入 協 会 : 日本証券業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会 当社が契約する特定第一種金融商品取引業務に係る指定紛争解決機関 : 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター(略称:FINMAC)

アイザワ証券 投資リサーチセンター [審査番号:180312-A1]

(2)

主な内容

 台湾経済の概要と特徴

• 台湾の名目GDPと実質GDP成長率

• 台湾ドルの為替レート

 台湾株式市場の概要と特徴

• 加権指数と株式売買代金

• 台湾株式市場の投資主体別売買動向

• 加権指数の業種別時価総額ウェート

• 世界の半導体市況と台湾株の関係

• 半導体の製造プロセスと台湾企業

• iPhoneの中身と台湾企業

 台湾株式市場の注目銘柄

(3)

台湾経済の概要と特徴

製品

世界シェア

(2015年)

ケーブルCPE

96.5%

ノートPC

83.5%

マザーボード

80.8%

ネットワーク端末機器

59.0%

無線LANカード

57.6%

サーバー

53.9%

スモールセル

52.9%

デスクトップPC

47.5%

IPセットトップボックス

41.0%

タブレット端末

39.2%

台湾製品の世界シェア

注:ケーブルCPEは通信キャリアが顧客の建物内に設置する 通信設備のこと。スモールセルとは、携帯電話基地局の種類 の一つで、通常の基地局を補完するために用いられる、小出 力でカバー範囲の狭い基地局のこと。

[出所:台湾証券取引所、アイザワ証券作成]

人口

面積

主要都市

実質GDP成長率

1.5%(2016年)

名目GDP総額(国内総生産)

1人当たりの名目GDP

外貨準備高

経常収支(国際収支ベース)

723億米ドル(2016年)

貿易収支(国際収支ベース、財) 706億米ドル(2016年)

通貨

台湾ドル

年号

22,453米ドル(2016年)

4,342億米ドル(2016年)

民国107年=2018年

[出所:JETRO、ブルームバーグ、アイザワ証券作成]

台湾経済の概要

2,354万人(2016年末 内政統計年報)

36,197k㎡

台北、高雄

5,286億米ドル(2016年)

(4)

-1.0%

-0.5%

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5.5

6.0

純輸出((左軸))

総資本形成(左軸)

国内消費(左軸)

実質GDP成長率(右軸)

[ 出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成]

台湾の名目GDPの内訳と実質GDP成長率

 台湾の名目GDPの内訳を見ると、国内消費の伸びが限られている一方、総資本形成(主に半

導体企業の設備投資)と純輸出(輸出-輸入)が経済を左右する大きな変動要因となっている。

(兆台湾ドル)

(5)

台湾ドルの対米ドル、対円レートの推移

 2018年2月末時点で、台湾ドルの対米ドルレートはおおよそ1米ドル=29.2台湾ドル、台湾ドル

の対円レートはおおよそ1台湾ドル=3.7円となっている。

 台湾経済は世界経済や輸出の状況に左右されやすいため、電子部品など典型的な輸出産業

は台湾ドル安のほうが利益が出やすい傾向にある。

(6)

台湾株式市場の概要と特徴

 アジア株式市場の中で、台湾株式市場の時価総額は約1.2兆米ドルと、中国本土市場(上海+

深セン)と日本、香港、インド、韓国に次ぐ規模となっている。

 台湾株式市場は2つの取引市場に分かれており、このうち台湾証券取引所には910社が、グレ

タイ証券市場(店頭市場)には750社がそれぞれ上場している。

取引時間 売買単位 売買通貨 呼び値 値幅制限 台湾証券取引所:910社 (2018年1月時点) グレタイ証券市場:750社 (2018年1月時点)

台湾株式市場の概要

上場銘柄数 9:00~13:30(日本時間10:00~14:30) 1000株 台湾ドル 株価に応じて0.01~5.00台湾ドル 前日終値 ±10% [出所:台湾証券取引所、グレタイ証券市場、アイザワ証券作成]

(7)

加権指数と株式売買代金の推移

直近3年間、台湾市場の1日あたり株式売買代金は800億~1000億台湾ドル前後で推移している。

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200

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10000

11000

12000

株式売買代金(右軸)

加権指数(左軸)

[出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成]

(ポイント) (億台湾ドル)

近年、台湾市場の1日あたり株式売買代金は800億~1000億台湾ドル前後で推移している。

(8)

台湾株式市場の投資主体別売買動向

 台湾株式市場の売買代金に占める投資主体別の内訳を見ると、台湾の個人投資家が59%と

最も大きい投資主体となっており、そのほか外国人投資家と台湾の機関投資家がそれぞれ

26%と15%を占めている。

 台湾経済を代表する電子産業の成長を背景に、近年株式売買代金に占める外国人投資家の

比率は上昇傾向をたどっており、台湾株に対する海外の注目が高まっている。

(9)

 加権指数の業種別時価総額ウェートを見ると、情報技術(半導体・電子部品など)が49.1%と全

業種の中で最もウェートが大きく、そのほか金融も13.6%と比較的高いウェートを占めている。

 加権指数の時価総額上位20銘柄を見ると、台湾積体電路製造[TSMC]と鴻海精密工業[ホンハ

イ・プレシジョン・インダストリー]の2社合計の時価総額は全体の約25%を占めており、その業

績動向は指数全体の動きに強い影響を与えている。

加権指数の業種別時価総額ウェート

順位 銘柄コード 銘柄名 時価総額ウェート 1 2330 台湾積体電路製造 [TSMC] 19.9% 2 2317 鴻海精密工業 [ホンハイ・プレシジョン・インダストリー] 4.8% 3 6505 台塑石化 [フォルモサ・ペトロケミカル]  3.5% 4 2412 中華電信 [チョンホア・テレコム] 2.6% 5 2882 国泰金控 [キャセイ・フィナンシャル・ホールディング] 2.1% 6 1301 台湾塑膠工業 [フォルモサ・プラスチックス] 2.0% 8 1326 台湾化繊 [フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー]  2.0% 7 1303 南亜塑膠工業 [ナンヤ・プラスチックス] 2.0% 9 2881 富邦金控 [ブホン・フィナンシャル・ホールディング]  1.7% 10 3008 大立光電 [ラーガン・プレシジョン]  1.5% 11 2454 聯発科技 [メディアテック] 1.5% 12 2891 中国信託金融控股 [CTBTフィナンシャル・ホールディング] 1.3% 13 1216 統一企業 [ユニ・プレジデント] 1.2% 14 2002 中国鋼鉄 [チャイナ・スチール]  1.2% 15 3045 台湾大哥大 [台湾モバイル]  1.1% 16 2308 台達電子 [デルタ・エレクトロニクス]  1.1% 17 2311 日月光 [アドバンスド・セミコンダクター・エンジニアリング]  1.1% 18 2886 兆豊金控 [メガ・フィナンシャル・ホールディング] 1.0% 19 2912 統一超商 [プレジデント・チェーンストア] 1.0% 20 2474 可成科技 [キャッチャー・テクノロジー] 0.9% 加権指数の時価総額上位20銘柄 ※時価総額ウェートは2018年2月末時点 [出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成]

(10)

世界の半導体市況と台湾株の関係

 世界の半導体市況は、持続的な技術革新と製造技術の向上を背景に、約4年の周期で好不況

を繰り返している(シリコンサイクル) 。また、近年はAIや自動運転などに使われる半導体の新

規需要が拡大したことを追い風に、世界の半導体売上高の伸びが加速している。

 台湾株全体の動きを示す加権指数は、指数全体に占める情報技術の比率が49%と高く、シリ

コンサイクルの動きと強い連動性を示している。

(11)

半導体の製造プロセスと台湾企業

回路設計

前工程

後工程

①コンピューターを使って半

導体の回路(集積回路)を設

計する。

②前工程で露光させる際に

使用するフォトマスク(回路の

パターンを描画したガラス製

の板)を作成する。

①調達したシリコン・ウェハー

(シリコンの棒を薄くスライスし

た円盤状のもの)を洗浄する。

②シリコン・ウェハー上に膜を形

成し、感光剤を塗布する。その

後、フォトマスクを当てて露光さ

せ、ウェハー上に回路のパター

ンを転写する。

③シリコン・ウェハーから膜を除

去し、洗浄する。その後、配線

等の形状加工とイオン注入、研

磨を行う。

①シリコン・ウェハーをチップ

に切り分ける。

②チップをリードフレーム

(金属の薄板)に固定し、配

線を接続する。その後、樹

脂製の封入材で密封する。

③半導体チップの作動テス

トを行い、不具合がないかを

チェックする。

シリコン・ ウェハー

完成した

半導体チップ

[出所:アイザワ証券作成]

台湾積体電路製造

[TSMC]

日月光

[アドバンスド・セミコンダクター・エンジニアリング]

アップルなど欧米のファブレス企業

聯発科技 [メディアテック]

(12)

iPhoneの中身と台湾企業

製造元のアップルは約数百社

のサプライヤーから調達した約

800点の部品を組み合わせて

iPhone6を製造している。その中

で台湾企業は半導体の製造や

水晶振動子、カメラレンズ、プリ

ント基板などをアップルに供給

している(右図を参照)。

設計:アップル(米国:AAPL) 製造:TSMC(台湾:2330) NXPセミコンダクターズ(米国:NXPI) 無線通信チップ・モデム クアルコム(米国:QCOM) スカイワークス・ソリューションズ(米国:SWKS) ブロードコム(米国:AVGO) 無線接続部品 村田製作所(日本:6981) セイコー・エプソン(日本:6724) 日本電波工業(日本:6779) TXC(台湾:3042) クアルコム(米国:QCOM) ダイアログ・セミコンダクター(ドイツ:DLG) テキサス・インスツルメンツ(米国:TXN) ブロードコム(米国:AVGO) SKハイニックス(韓国:000660) 東芝(日本:6502) マイクロン・テクノロジー(米国:MU) サムスン電子(韓国:005930) 加速度・ジャイロセンサー STマイクロエレクトロニクス(スイス:STM) 指紋センサー アップル(米国:AAPL) 電子コンパス 旭化成(日本3407) LGディスプレイ(韓国:034220) ジャパン・ディスプレイ(日本:6740) シャープ(日本:6753) カバーガラス コーニング(米国:GLW) カーボングラファイトシート カネカ(日本:4118) イメージセンサー ソニー(日本:6758) カメラ・レンズ ラーガン・プレシジョン(台湾:3008) バッテリー バッテリー 徳賽電池テクノロジー(中国:000049) フジクラ(日本:5803) 日本航空電子工業(日本:6807) シーラス・ロジック(米国:CRUS) AACテクノロジーズ(香港:2018) イビデン(日本:4062) ユニミクロン・テクノロジー(台湾:3037) 村田製作所(日本:6981) ローム(日本:6963) TDK(日本:6762) 筐体 キャッチャー・テクノロジー(台湾:2474) ホンハイ・プレシジョン・インダストリー(台湾:2317) タッチスクリーン・コントローラー センサー ディスプレイ 液晶パネル カメラ iPhone6の構成部品別 上場サプライヤー一覧 (主要企業のみ抜粋) 区分 部品名 主要サプライヤー 基幹部品 システム・オン・ア・チップ (SoC) ワイヤレス半導体 水晶振動子 電源制御部品 記憶装置 DRAM 汎用部品 コネクター・ケーブル 音響部品 プリント基板 トランジスタ・コンデンサ 組み立て製造 NAND型フラッシュメモリー

(13)

 台湾積体電路製造

[TSMC] (コード:2330)

 日月光

[アドバンスド・セミコンダクター・エンジニアリング] (コード:2311)

 聯発科技

[メディアテック] (コード:2454)

 鴻海精密工業

[ホンハイ・プレシジョン・インダストリー] (コード:2317)

 可成科技

[キャッチャー・テクノロジー] (コード:2474)

 台達電子

[デルタ・エレクトロニクス] (コード:2308)

 統一企業

[ユニ・プレジデント] (コード:1216)

 美食達人

[グルメ・マスター] (コード:2723)

<台湾株式市場の注目銘柄>

(14)

TSMC (2330)

 台湾積体電路製造[TSMC]は世界最大の半導体受託製造会社(ファウンドリー)。同社は取引先が設計・開発した半導体の受託製造に特化しており、2016 年のウェハー製造能力は年間1000万枚(12インチ換算)、ファウンドリー業界での世界シェアは59%を誇っている。2017年の製品別の売上構成は、通信向 けICチップが59%、産業・一般向けICチップが23%、コンシューマー向けICチップが8%、PC向けICチップが10%。主な取引先は、アップルやクアルコム、メ ディアテック、エヌビディア、ファーウェイなど。  業績を見ると、同社の2017年1~12月本決算は、売上高前年比3%増の9774億台湾ドル、純利益が同3%増の3431億台湾ドルと、売上高と純利益はとも に過去最高を更新した。人工知能向けの特定用途IC(ASIC)や画像処理装置(GPU)の受託製造が増加したことを背景に、同社のPC向けICチップの売上 高は前年比25%増と大きく伸びたほか、産業・一般向けICチップの売上高も同14%増と好調に推移した。一方、通信向けICチップはiPhone8、8Plus、X向 けのSoCである「A11」の需要の伸びが限定的だったため、通信半導体の売上高は前年比2%減となった。また、同社最先端の製品は10ナノメートル・プロ セスの半導体であるが、現在次世代の5ナノメートル・プロセス半導体向けの設備投資を拡大させており、2020年に量産開始を目指している。  同社のモリス・チャン(張忠謀)会長は2018年の売上高見通しについて、上半期に約15%強の増収、下半期に約10%弱の増収、通期で10%~15%の増収 を見込んでいる。また、2018年の半導体の成長分野として、①高性能演算(AI・ビットコイン採掘用ASIC、GPUなど)、②モノのインターネット(IoT)、③車載 半導体の3つを挙げた上で、この中で①高性能演算は最も力強い成長が期待できると予想した。

(15)

国・取引所 業種 決算月 台湾 半導体製造 12月 業績推移 2 01 4/ 1 2 2 01 5/ 12 20 16 /1 2 20 17 /1 2 2 01 8/ 12 (予) 売上高 762,806 843,497 947,938 977,447 1,087,476 純利益 263,882 306,574 334,247 343,111 382,567 株主資本 1,046,328 1,222,634 1,390,051 1,522,760 ― EPS(注) 10.18 11.82 12.89 13.23 14.71 1株当り配当金 4.50 6.00 7.00 8.00 8.17 [出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 単位:百万台湾ドル、ただしEPS及び1株当り配当金は台湾ドル

2330

データ取得日:3月9日 半導体の受託生産世界トップ企業。ウエハー製造、プロービング、組み立て、検査のほか、マス クの製造、設計サービスを提供する。同社の集積回路(IC)はコンピューター、通信機器 、消費者向け電子製品、自動車、工業機器の各産業で使用される。 注:EPS及び1株当り配当金は分割・併合等調整済み。予想値はブルームバー グのアナリスト予想。 23.57 4.27 6,495,560 2017年実績PER % 株価指標 台湾ドル 百万台湾ドル 倍 実績ROE 250.50

Taiwan Semiconductor Manufacturing Company , Ltd.

台湾積体電路製造 [TSMC/台湾セミコンダクター]

倍 倍 18.93 株価 時価総額 2018年予想PER 17.03 実績PBR 160 170 180 190 200 210 220 230 240 250 260 270 280 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 2,000 株価推移(週足) 出来高(百万株) 株価(台湾ドル)

TSMC (2330)

約912円 約24兆円 1台湾ドル=3.64円で換算

(16)

アドバンスド・セミコンダクター・エンジニアリング (2311)

 日月光[アドバンスド・セミコンダクター・エンジニアリング]は世界最大の半導体封止・検査会社。同社は半導体チップ(素子)を樹脂パッケージに封止 し、製品の品質チェックを行う「後工程」の最大手で、台湾や韓国、マレーシア、シンガポール、中国、米国、日本、欧州などに営業拠点を構えている。 2017年の取引先別売上構成は、アップルが39%、TSMCが5%、インテルが4%、メディアテックが3%、サムスン電子が3%、ブロードコムが2%、その他 が44%。  業績面をみると、同社の2017年1~12月本決算は、売上高が前年比6%増の2904億台湾ドル、純利益が同6%増の230億台湾ドルと増収増益。このうち 売上高は過去最高を更新した。2017年は好調な半導体市況を背景に、人工知能や車載部品向け半導体の封止・検査需要が増加したほか、iPhone8、 8plu、XやApple Watch3に搭載される半導体のシステム・イン・パッケージ(略称SiP、複数の半導体チップを1つにパッケージング技術)の受注が拡大し たことも業績の押し上げ要因となった。  2016年5月、同社は半導体封止・検査の業界3位であるシリコンウェア・プレシジョン・インダストリーズ(SPIL)の買収を発表し、その後各国で買収案件 が承認されたことを受けて、両社の経営統合は2018年5月頃にも実現する見通し。経営統合が完了した後の新会社の売上高は約3700億台湾ドル、世 界シェアは約30%に達すると予想され、経営統合によって今後コストダウンや研究開発費の削減といった収益性改善効果が見込まれる。

(17)

国・取引所 業種 決算月 台湾 半導体製造 12月 業績推移 2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 2018/12(予) 売上高 256,591 283,303 274,884 290,441 317,259 純利益 23,637 19,198 21,643 22,988 24,443 株主資本 158,438 168,139 169,327 204,001 ― EPS(注) 3.07 2.51 2.82 2.82 2.92 1株当り配当金 2.00 1.60 1.40 ― 1.65 [出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 単位:百万台湾ドル、ただしEPS及び1株当り配当金は台湾ドル

2311

データ取得日:3月9日 半導体の封止・検査会社。半導体チップを樹脂パッケージに封止し、製品の品質チェックを行う。世界各国に営業拠点を展開。 注:EPS及び1株当り配当金は分割・併合等調整済み。予想値はブルームバー グのアナリスト予想。 13.21 1.88 370,899 2017年実績PER % 株価指標 台湾ドル 百万台湾ドル 倍 実績ROE 42.45

Advanced Semiconductor Engineering Inc.

日月光 [アドバンスド・セミコンダクター・エンジニアリング]

倍 倍 15.05 株価 時価総額 2018年予想PER 14.53 実績PBR 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 2,000 株価推移(週足) 出来高(百万株) 株価(台湾ドル)

アドバンスド・セミコンダクター・エンジニアリング (2311)

1台湾ドル=3.64円で換算 約155円 約1.4兆円 未発表

(18)

メディアテック(2454)

 聯発科技[メディアテック]は台湾の大手ファブレス半導体メーカー。ファブレス半導体メーカーとは、ファブ(工場)を持たずに半導体の設計と開発のみを手 掛ける半導体メーカーのことで、同社は主にスマートフォンや家電向けの半導体を設計・開発している。メディアテックの製品はコストパフォーマンスが高 く、スマートフォン向け統合型チップ(演算機能と通信機能を統合したICチップ)の分野では、米クアルコムに次ぐ世界第2位のシェアを誇っている。  業績面をみると、同社の2017年1~12月本決算は、売上高が前年比14%減の2382億台湾ドル、純利益がほぼ前年並みの241億台湾ドル(少数株主持ち 分控除前)と業績の減速が目立った。減収になった主な要因は、中国市場などにおいて高性能なスマートフォンに対する需要が高まったことを背景に、メ ディアテック製よりも高性能なクアルコム製の統合型チップを採用するスマートフォンメーカーが増えたためと思われる。また、利益面では2017年1~3月に 投資先企業の特別利益が発生したため、通期の純利益はほぼ前年並みの水準を維持した。  近年、スマートフォン向け統合型チップの分野でメディアテックを取り巻く競争環境は厳しさを増しているため、同社はより高性能な製品の開発を加速させ ていると同時に、AIスピーカーや車載向けの半導体など他の分野に活路を見出している。このうちスマートフォン向けの統合型チップについて、同社が 2018年に発表した新型チップである「Helio P60」は高い評価を獲得し、AI機能を搭載する当該製品は2018年4~6月から出荷が始まる見通しだ。また、AI スピーカーについて同社は2017年からアマゾン・エコー向けの半導体供給を開始しており、今後AIなど新規分野での成長が注目される。

(19)

国・取引所 業種 決算月 台湾 半導体設計 12月 業績推移 2 01 4/ 1 2 2 01 5/ 12 20 16 /1 2 20 17 /1 2 2 01 8/ 12 (予) 売上高 213,063 213,255 275,512 238,216 255,453 純利益 46,398 25,958 23,701 24,070 25,869 株主資本 247,606 247,087 246,663 ― ― EPS(注) 30.04 16.60 15.16 15.56 16.03 1株当り配当金 22.00 11.00 7.00 ― 10.60 310.50

MediaTek Ink.

聯発科技 [メディアテック]

倍 倍 19.96 株価 時価総額 2018年予想PER 19.37 実績PBR [出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 単位:百万台湾ドル、ただしEPS及び1株当り配当金は台湾ドル

2454

データ取得日:3月9日 台湾のファブレス半導体メーカー。無線通信およびデジタルマルチメディア、高解像度テレビ向けのSOC(システム・オン・ア・チップ)やシステムソリューションを提供する。 注:EPS及び1株当り配当金は分割・併合等調整済み。予想値はブルームバー グのアナリスト予想。 ― ― 491,036 2017年実績PER % 株価指標 台湾ドル 百万台湾ドル 倍 実績ROE 160 180 200 220 240 260 280 300 320 340 360 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 500 株価推移(週足) 出来高(百万株) 株価(台湾ドル)

メディアテック(2454)

約1.8兆円 約1131円 未発表 未発表 未発表 (※) (※)2017年の純利益24,070百万台湾ドルは少数株主持ち分控除前の値。 1台湾ドル=3.64円で換算

(20)

ホンハイ・プレシジョン・インダストリー (2317)

 鴻海精密工業[ホンハイ・プレシジョン・インダストリー]は世界最大の電子機器受託製造(EMS)会社。同社は3C製品(コンピュータ、通信、コンシューマー電 子製品)を中心に、アップルのiPhoneやソニーのプレイステーション、マイクロソフトのXboxなどの組み立て生産を手掛けている。2017年の取引先別売上 構成は、アップルが53%、HPが7%、ファーウェイが2%、レノボが2%、ソニーが2%、シスコが2%、その他が32%。  業績面をみると、同社の2017年1~9月決算は、売上高が前年同期比1%増の3兆台湾ドル、純利益が同16%減の671億台湾ドルと増収減益。減益になっ た主な要因としては、ホンハイが米アップルから組み立て生産を請け負っているiPhoneXの部品供給が遅れた影響で、7~9月のiPhoneXの生産量が当初 の想定よりも少なく、生産に関する初期コストが膨らんだことが考えられる。2017年10~12月以降、iPhoneXの量産が本格的に始まったのに伴って、同社 の業績は回復基調をたどると予想される。  現在、同社の主要事業は3C製品の組み立て生産となっているものの、今まで受託製造で培ったノウハウやデータを活用してビッグデータやAI、産業用ロ ボットの開発に力を入れている。同社のテリー・ゴウ(郭台銘)会長は、今後5年間でAI関連に100億台湾ドルを投じると表明し、ビッグデータやロボットなど を活用することで、生産の効率化を目指す考えだ。また、同社はシャープの買収を通じて高付加価値製品の開発と製造にも乗り出しており、生産の効率 化と高付加価値製品の売上比率向上を背景に今後更なる業績成長が期待される。

(21)

国・取引所 業種 決算月 台湾 EMS・ODM 12月 業績推移 2 0 14 / 12 2 01 5 /1 2 20 1 6/ 1 2 2 01 7 /1 2 (予) 2 01 8 /1 2( 予) 売上高 4,213,172 4,482,146 4,358,733 4,606,896 4,773,715 純利益 130,535 146,867 148,663 128,611 161,340 株主資本 984,677 1,060,391 1,133,789 ― ― EPS(注) 7.66 8.99 8.60 7.38 9.34 1株当り配当金 3.29 3.64 4.50 4.08 4.57 91.90

Hon Hai Precision Industry Co.,Ltd.

鴻海精密工業 [ホンハイ・プレシジョン・インダストリー]

倍 倍 10.69 株価 時価総額 2017年予想PER 12.46 実績PBR [出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 単位:百万台湾ドル、ただしEPS及び1株当り配当金は台湾ドル

2317

データ取得日:3月9日 台湾に本社を持つ世界最大のEMS(電子製品の受託生産)企業。主に中国本土に工場を保有し、ベトナムやブラジルなどでも生産・組立工場を展開している。デスクトップ、ノートブッ ク PC、携帯電話端末、ネットワーク機器、その他家庭用電子機器のほか、ケーブル、プリント基板、コネクタなどの受託生産を手掛ける。 注:EPS及び1株当り配当金は分割・併合等調整済み。予想値はブルームバー グのアナリスト予想。 14.25 1.49 1,592,511 2016年実績PER % 株価指標 台湾ドル 百万台湾ドル 倍 実績ROE 60 65 70 75 80 85 90 95 100 105 110 115 120 125 130 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 2,000 株価推移(週足) 出来高(百万株) 株価(台湾ドル)

ホンハイ・プレシジョン・インダストリー (2317)

1台湾ドル=3.64円で換算 約335円 約5.8兆円

(22)

キャッチャー・テクノロジー (2474)

 可成科技[キャッチャー・テクノロジー]は世界最大の金属筐体加工会社。同社はアルミニウムやマグネシウム、亜鉛の合金、ステンレス、ガラスなど様々な 素材の加工を手掛けており、世界で最も多くのCNC工作機械(コンピュータによるデジタル制御が可能な工作機械)を保有している。現在、同社売上高の 大部分はスマートフォンとパソコン向けで、高い金属加工能力を活かしてiPhoneやMacBookといった製品の金属筐体を製造している。2017年の取引先別 売上構成は、アップルが63%、レノボが13%、HPが4%、その他が20%。  業績面をみると、同社の2017年1~12月本決算は、売上高が前年比18%増の933億台湾ドル、純利益が同1%減の218億台湾ドルと増収減益。2017年は iPhone8、8Plus向けの新型筐体(アルミフレームとガラスパネルを組み合わせたもの)の出荷が大きく伸びたため、金属加工と補強技術に強みをもつ同社 の売上高は18%増収となり、営業利益率も前年の35%から36%に上昇した。一方、利益面では、台湾ドル高に伴う為替差損が発生した影響で純利益が 微減となった。同社が発表した月間報告によると、2018年1~2月の売上高は前年同期比45%増の139億台湾ドルと足元の業績は好調に推移している。  近年、アップルのiPhoneに代表されるように、多くのスマートフォンメーカーが製品にアルミ合金製の筐体を採用しているが、2017年のiPhone8シリーズ発 売をきっかけに、金属フレームとガラスパネルを組み合わせた筐体を採用する動きが広がっている。金属とガラスの筐体は無線充電に対応しているほ か、電波の接続性も良好であるため、今後アップルや他の大手スマートフォンメーカー向けに同社の製品出荷が更に増加すると予想される。

(23)

国・取引所 業種 決算月 台湾 金属製品・金物 12月 業績推移 20 14 /12 2 01 5/ 12 20 16 /1 2 2 01 7/ 12 20 18 /1 2(予) 売上高 55,277 82,413 79,114 93,296 112,468 純利益 17,877 25,121 22,020 21,843 27,637 株主資本 96,089 115,965 122,830 ― ― EPS(注) 23.52 32.61 28.58 28.35 35.83 1株当り配当金 6.00 10.00 10.00 12.00 12.55 362.50

Catcher Technology Co., Ltd.

可成科技 [キャッチャー・テクノロジー]

倍 倍 12.79 株価 時価総額 2018年予想PER 10.12 実績PBR [出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 単位:百万台湾ドル、ただしEPS及び1株当り配当金は台湾ドル

2474

データ取得日:3月9日 金属加工メーカー。ノートパソコン、携帯電話、ハードディスク・ドライブ・ケースで使用されるアルミ筐体の製造を手掛ける。 注:EPS及び1株当り配当金は分割・併合等調整済み。予想値はブルームバー グのアナリスト予想。 ― ― 279,267 2017年実績PER % 株価指標 台湾ドル 百万台湾ドル 倍 実績ROE 180 200 220 240 260 280 300 320 340 360 380 400 420 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 500 株価推移(週足) 出来高(百万株) 株価(台湾ドル)

キャッチャー・テクノロジー (2474)

約1320円 約1兆円 未発表 未発表 未発表 1台湾ドル=3.64円で換算

(24)

デルタ・エレクトロニクス (2308)

 台達電子[デルタ・エレクトロニクス]は世界最大の電源メーカー。同社はパソコンやスマートフォン向けの電源ユニット、産業用自動化装置、太陽光発電用 パワーコンディショナー、電気自動車用電力制御装置・充電装置、データーセンター向け無停電回路電源などの製造を手掛けている。2017年の事業別売 上構成は、電源及び電子部品部門が53%、インフラ部門(太陽光発電やデーターセンター向け電源、電気自動車用充電装置など)が31%、自動化部門 (産業用制御装置やロボット、ビル管理システムなど)が15%、その他が1%。  業績面をみると、同社の2017年1~12月本決算は、売上高が前年比4%増の2236億台湾ドル、純利益が同2%減の184億台湾ドルと増収減益。主要事業 の売上高は、電源及び電子部品が前年比1%減、インフラが同5%増、自動化が同22%増。自動化の売上高が大きく伸びた背景としては、スマートフォン や自動車の工場自動化設備に対する需要が高まったことで、同社製の産業用制御装置の出荷が増加したためと考えられる。一方、利益面ではマーケ ティング費用や研究開発費が増加した関係で、同社の純利益は前年に比べて微減となった。  現在、同社の売上高の大部分は電源及び電子部品といった利益率が低い製品が占めているものの、工場自動化やビル管理システムといった利益率の 高い製品の売上比率は上昇し続けている。同社の海英俊会長によると、今後は最大の成長エンジンである自動化部門に注力していくと一方で、EV用充 電器や電流変換機などの車載関連事業を強化し、大手自動車メーカーのサプライチェーン入りを進めたいとしている。

(25)

国・取引所 業種 決算月 台湾 電子部品 12月 業績推移 20 14 / 12 20 15 /1 2 2 01 6/ 12 20 17 / 12 20 18 /1 2( 予) 売上高 190,635 203,452 214,356 223,578 237,837 純利益 20,704 18,715 18,798 18,381 20,617 株主資本 115,668 129,553 129,009 133,773 ― EPS(注) 8.49 7.67 7.24 7.08 8.05 1株当り配当金 6.70 5.00 5.00 ― 5.51 [出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 単位:百万台湾ドル、ただしEPS及び1株当り配当金は台湾ドル

2308

データ取得日:3月9日 電源装置メーカー。主な製品は、スイッチング電源装置、電気通信装置、無停電電源 装置 (UPS)、プロジェクターなど。磁性部品や通信製品も製造する。 注:EPS及び1株当り配当金は分割・併合等調整済み。予想値はブルームバー グのアナリスト予想。 14.78 2.68 351,967 2017年実績PER % 株価指標 台湾ドル 百万台湾ドル 倍 実績ROE 135.50

Delta Electronics Inc.

台達電子 [デルタ・エレクトロニクス]

倍 倍 19.14 株価 時価総額 2018年予想PER 16.83 実績PBR 100 110 120 130 140 150 160 170 180 190 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 株価推移(週足) 出来高(百万株) 株価(台湾ドル)

デルタ・エレクトロニクス (2308)

約494円 約1.3兆円 1台湾ドル=3.64円で換算

(26)

ユニ・プレジデント (1216)

 統一企業[ユニ・プレジデント]は台湾の食品・流通大手。同社は台湾やフィリピンでセブン・イレブンを運営しているほか、食品や物流など様々な事業を手 掛けている。2017年1~9月の事業別売上構成は、コンビニ・チェーン(台湾国内のセブンイレブン)が35%、インスタント麺や飲料、食用油などの食品が 30%、ドラッグストアやクロネコ宅急便、フィリピンのセブンイレブンなどの流通が13%、ペットボトル・ビンなどの包装容器が5%、飼料や小麦粉、水産物な どの食糧が4%、その他が13%。地域別の売上構成は、台湾が56%、中国が32%、その他が13%。  業績面をみると、同社の2017年1~9月決算は、売上高が前年同期比4%減の3050億台湾ドル、純利益が同12%増の149億台湾ドルと減収増益。主要事 業の売上高は、コンビニ・チェーンが前年同期比3%増、食品が同12%減、流通がほぼ前年並み。このうち食品事業は、中国の炭酸飲料企業を売却した ことが減収要因となった。一方、利益面では販管費の削減によって営業利益率が改善し増益を確保した。また、2017年7月、同社は保有する中国のスター バックスの権益を米スターバックスに売却したため、今後発表される2017年10~12月と2017年通期決算で多額の売却益を計上する見通し。  近年、中国の消費構造の変化を背景に、同社の成長をけん引してきた中国の食品事業の売上高は2013年をピークに減少し続けている。この状況に対し て、同社はより高付加価値の食品や飲料を投入することで、製品単価と利益率を引き上げていく方針。また、同社は台湾と中国、フィリピンで数多くのコン ビニとドラッグストア、アイスクリームショップ、スーパーマーケットを展開しているため、消費者のニーズが多様化する中でこれら小売関連事業の成長が見

(27)

国・取引所 業種 決算月 台湾 加工食品 12月 業績推移 2014/12 2015/12 2016/12 2017/12(予) 2018/12(予) 売上高 418,327 416,151 413,364 405,556 426,732 純利益 11,126 14,108 14,527 31,644 17,171 株主資本 150,639 155,690 152,700 ― ― EPS(注) 1.88 2.48 2.56 5.23 3.04 1株当り配当金 1.35 2.00 2.10 2.84 2.57 68.20

Uni-President Enterprises Corp.

統一企業 [ユニ・プレジデント]

倍 倍 26.64 株価 時価総額 2017年予想PER 13.04 実績PBR [出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 単位:百万台湾ドル、ただしEPS及び1株当り配当金は台湾ドル

1216

データ取得日:3月9日 台湾の食品・小売最大手。子会社を通じて、インスタン ト麺、乳製品、冷凍食品、清涼飲料、醤油、缶詰製品、肉製品、飼料、食用油、パ ン、ケーキ、デザートなどを製造、加工、販 売。自動販売機、食品物流センター、コンビニチェーン、外食の運営も手掛ける。 注:EPS及び1株当り配当金は分割・併合等調整済み。予想値はブルームバー グのアナリスト予想。 15.23 4.11 387,513 2016年実績PER % 株価指標 台湾ドル 百万台湾ドル 倍 実績ROE 48 50 52 54 56 58 60 62 64 66 68 70 72 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 500 株価推移(週足) 出来高(百万株) 株価(台湾ドル)

ユニ・プレジデント (1216)

約249円 約1.4兆円 1台湾ドル=3.64円で換算

(28)

 美食達人[グルメ・マスター]は台湾の大手ベーカリーカフェ・チェーン。社長の呉政学氏が「外資系より手頃な価格でパンとコーヒーを提供したい」というコ ンセプトを掲げて2005年に創業。同社は「85℃」というブランド名で台湾と香港、中国本土、米国でベーカリーカフェ・チェーンを展開しているほか、鍋チェー ンの「這一鍋」や焼肉店の「焼肉同話」の運営も手掛けている。2017年末時点の「85℃」の店舗数は1000店舗以上。2017年の地域別売上構成は、中国本 土が65%、台湾が17%、米国が16%、その他が2%。  業績面をみると、同社の2017年1~12月本決算は、売上高が前年比4%増の230億台湾ドル、純利益が同23%増の21億台湾ドルと増収増益。地域別の売 上高は、中国がほぼ前年並みの148億台湾ドル、台湾が同2%減の40億台湾ドル、米国が同36%増の38億台湾ドル、その他が同57%増の5億台湾ドル。 このうち米国ではカルフォルニア、テキサス、ワシントンで新規出店が増収に寄与した一方、中国では人民元安の影響により売上高が前年並みの水準に とどまった。また、利益面では、商品の製造と配送を大型の食品工場に集約したことでコストの削減が進み、営業利益率は前年の10.7%から12.3%に上昇 して純利益を押し上げた。  同社が展開するベーカリーカフェ・チェーンの「85℃」は、手ごろな価格で美味しいパンやケーキ、コーヒーを顧客に提供しており、カフェ文化が根付き始め ている中国市場と、カフェ文化が成熟している米国市場で好評を博している。このうち中国市場では、一人あたりの年間コーヒー消費量が5~6杯と欧米の 265~295杯に比べて圧倒的に少なく、今後の成長余地が大きいと考えられる。また、米国市場では、カフェチェーンは他の外食産業に比べて比較的高い

グルメ・マスター(2723)

(29)

国・取引所 業種 決算月 台湾 飲食サービス 12月 業績推移 2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 2018/12 (予) 売上高 17,921 20,457 22,047 23,018 26,079 純利益 528 1,139 1,741 2,138 2,517 株主資本 6,775 7,693 8,668 9,927 ― EPS(注) 3.24 6.99 9.71 13.12 15.51 1株当り配当金 1.04 2.16 4.55 6.00 6.93 396.00

Gourmet Master Co Ltd

美食達人[グルメ・マスター]

倍 倍 30.18 株価 時価総額 2018年予想PER 25.54 実績PBR [出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 単位:百万台湾ドル、ただしEPS及び1株当り配当金は台湾ドル

2723

データ取得日:3月9日 美食達人[グルメ・マスター](Gourmet Master Co Ltd)は飲食店経営会社。台湾、中国、香港でコーヒーとパンを提供するカフェを運営する。 注:EPS及び1株当り配当金は分割・併合等調整済み。予想値はブルームバー グのアナリスト予想。 23.18 6.94 64,545 2017年実績PER % 株価指標 台湾ドル 百万台湾ドル 倍 実績ROE 180 200 220 240 260 280 300 320 340 360 380 400 420 440 460 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 株価推移(週足) 出来高(百万株) 株価(台湾ドル) 約1442円 約2350億円

グルメ・マスター(2723)

1台湾ドル=3.64円で換算

(30)

本資料について

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お客様にご負担いただく外国株式の手数料等について

(1)委託取引の場合 外国証券の外国取引にあたっては、取引口座に応じて以下の委託手数料(税込)をいただきます。 対面口座 : 売買代金に対し、最大0.8640%(2,700円に満たない場合は2,700円(買付けの場合のみ)) インターネット口座「ブルートレード」 : インターネット発注 2,160円/コールセンター発注 4,320円 コンサルティングネット口座「アイザワプラス」 : インターネット発注 6,480円/コールセンター発注 12,960円 (2)国内店頭取引の場合 外国証券の国内店頭取引の場合は、所定の手数料相当額を含んだお客様の買付け及び売却の単価を当社が提示いたします。 ※ 外国証券の外国取引にあたっては、外国金融商品市場等における売買手数料及び公租公課その他の賦課金が発生します。外国取引に係る現地諸 費用の額は、その時々の市場状況、現地情勢等に応じて決定されますので、本書面上その金額をあらかじめ記載することができません。 ※ 外国証券の売買、償還等にあたり、円貨と外貨を交換する際には、外国為替市場の動向をふまえて当社が決定した為替レートによるものとします。

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