【韓国】
8 月の市場動向トピックス
2017 年 8 月の訪日韓国人数は、前年同月比 35.3%増の 620,900 人となり、8 月として過去最高を記録。 夏のピークシーズンに合わせて、人気を集めている北海道へのチャーター便の運航をはじめ、LCC を中心に航空路 線の増便がなされ、日韓間の航空座席供給量が大幅に増加したことが、春から集中的に実施してきた現地旅行 会社との共同プロモーションなどの効果と相まって、訪日者数の増加に寄与した。8 月の主なプロモーション活動
今年度の重点プロモーション地域である四国地方(徳島・高知・香川)に招請した韓国メディア 5 社(新聞・雑誌) の各媒体に、「映画のようなプチ贅沢スタイル」をテーマにした記事が掲載された。栗林公園、大塚国際美術館、鳴 門海峡のうずしお、リゾートホテル、ゴルフ、温泉、ひろめ市場、アンパンマン列車など、ちょっとした贅沢を満喫できる 四国の魅力的な滞在コンテンツが動きやすい動線で紹介され、ターゲットである余裕層の訪日意欲を喚起した。 「月刊誌 ザ・ギャラリア」 8 月号掲載記事 8 月初旬に、韓国の教育旅行関係者を山口県に招請した。釜山と下関を結ぶ釜関フェリーを利用して山口県を 訪れる行程で、フェリーでの船内安全教育プログラム実習に加え、日本最大のカルスト地帯である秋吉台や秋芳 洞、萩陶芸の村での陶磁器体験など、教育旅行に最適なコンテンツを視察していただいた。同行した毎日経済新 聞、NAVER 旅行+によるオンライン記事も掲載され、一般消費者にも幅広く訴求することができた。 船内安全教育プログラム実習風景 陶磁器体験の様子 「NAVER 旅行+」掲載記事【中国】
8 月の市場動向トピックス
2017 年 8 月の訪日中国人数は、前年同月比 21.1%増の 819,700 人で、全市場を通じて初めて 80 万人台となり、 単月として過去最高を記録。 査証発給要件の緩和に伴う個人旅行(FIT)の増加やクルーズ船の増加に加えて、継続的な訪日旅行プロモーシ ョンが訪日者数の増加を後押しした。8 月の主なプロモーション活動
旅行先としての東北地方の認知度向上と、同エリアへの旅行検討層の増加を目的として、8 月 1 日より、クイズに 答えて正解すると東北往復航空券が当たる東北キャンペーンを開始し、微信や微博を通じて広く PR した。 8 月 26 日~27 日に、仏山市にて消費者向けイベントを開催した。ショッピングモール内にブースを設け、訪日旅行 の魅力を発信するとともに、現地旅行会社の訪日旅行商品の予約・販売を促進した。ブース内ではパンフレットの 配布、訪日観光 PR 映像の放映、カウンターでの観光案内を行った。また、浴衣体験や訪日旅行に関するクイズや ゲーム(神経衰弱・ジグソーパズル)を実施した。 浴衣体験の様子 パンフレット配布の様子 クイズゲームの様子 東北キャンペーンサイト 微信での PR 微博での PR【台湾】
8 月の市場動向トピックス
2017 年 8 月の訪日台湾人数は、前年同月比 13.4%増の 377,800 人となり、8 月として過去最高を記録。 タイガーエア台湾のチャーター便が旭川、佐賀など地方空港に向けて新規就航したほか、クルーズの催行も好調 で、訪日者数の増加を後押しした。特にクルーズは、石垣島や沖縄本島などの人気の寄港地だけでなく、南九 州を周遊するコースが設定されるなど、目的地の多様化が進んでいる。8 月の主なプロモーション活動
日本で撮影した写真にハッシュタグをつけて Instagram に投稿したユーザーの中から、魅力的で写真映えする投稿 をした方に賞品をプレゼントするキャンペーンを実施した。台湾市場の公式 Instagram アカウント「visitjapantw」の フォロワー数増加と、四季の魅力や観光地など新たな日本の楽しみ方を SNS 上で共有することを目的に、来年 2 月末まで全 4 回にわたって実施する予定である。 会員数 576 万人の「台湾 PONTA カード」と連携して、対象の店舗で消費した会員に PONTA ポイントをプレゼン トするキャンペーンを、今年度の重点プロモーション地域である東北地方、中部地方を対象に実施した。ダイレクト メールや PONTA 公式アプリからビジット・ジャパン(VJ)サイトへの誘引を図るとともに、カードを利用した位置情報 をもとに参加者の属性や具体的な消費額、消費場所などのデータを収集し、今後、訪日台湾人旅行者の行動 の分析・把握に活用する。 ウェブサイト SNS を活用した一般消費者キャンペーンの実施(PONTA カード協賛 訪日促進キャンペーン) Instagram でのキャンペーンの実施【香港】
8 月の市場動向トピックス
2017 年 8 月の訪日香港人数は、前年同月比 23.5%増の 196,800 人で、8 月として過去最高を記録。 昨月に引き続き、朝鮮半島情勢や欧州のテロ等への不安を背景として、家族旅行が多い夏期休暇シーズンは、 比較的安心感のある旅行先として日本が選好される傾向がみられた。 夏季の需要増加を見込んで、香港エクスプレス航空で 7 月 11 日から福岡空港と中部国際空港それぞれに週 5 便、8 月 10 日から新石垣空港に 1 便、キャセイパシフィック航空で 7 月 6 日から中部国際空港に週 1 便の増便が 行われたことにより、8 月の航空座席供給量は昨年同月を上回った。8 月の主なプロモーション活動
ウェディングを目的とした訪日需要の増加と旅行消費の拡大に向けて、8 月 2 日に、福岡にて「訪日ウェディングツー リズムセミナー・交流会」を開催した。日本国内のブライダル事業関係者約 100 名、香港のブライダル関連会社 6 社が参加し、日本の事業者向けにセミナーや交流会を実施した。イベント終了後のアンケートでは、参加者の約 9 割が「非常に満足」または「満足」と回答、今後のウェディングツーリズムに関する取り組みについても、「積極的に取 り組みたい」または「取り組みたい」という回答が 9 割を超えた。ウェディングという新たな切り口の取り組みにおいて、 日本と香港双方の業界関係者が意見交換・関係構築を行う絶好の機会となり、日本国内の事業関係者が香港 市場に向けて訪日ウェディングビジネスを展開するきっかけ作りの場となった。 オープニングの様子 セミナー実施の様子 日本側事業者と有識者との交流会 「Visit Japan HK」の Facebook において、「ゆるたび」を訴求する動画を配信した。動画は、広島・山口・福岡の魅力を伝えるもので、再生回数は 1 万回を超えた。また、これから見頃を迎える紅葉やコスモスの絶景写真なども投 稿し、秋に向けた訪日需要の喚起を図った。SNS 上での反応は大きく、通常の記事投稿に比べ多くのいいね!が つくなど、好評であった。
【タイ】
8 月の市場動向トピックス
2017 年 8 月の訪日タイ人数は、前年同月比 4.4%増の 36,200 人となり、8 月として過去最高を記録。
8 月はタイ市場において旅行のオフシーズンとなるが、旅行博「Thai International Travel Fair #21」への出展、タイ 地方都市の旅行会社の招請、メディアミックス広告や旅行会社との共同広告など、様々な取り組みを通じて訪日 意欲を喚起したことが、訪日者数の押し上げに寄与した。
8 月の主なプロモーション活動
8 月 10 日~13 日に、バンコクで開催された旅行博「Thai International Travel Fair #21」に、日本側出展者 47 団体とともに 58 小間のジャパンゾーンを出展し、日本各地の観光情報を提供した。会場内では、旅行会社が旅行 商品の即売会を行い、約 7,300 名が訪日旅行商品を購入した。 JNTO ブースの様子 Japan ゾーンの様子 タイ市場において旅行のピークシーズンの一つである 10 月の訪日旅行を促進するため、8 月~9 月にかけて、全国 10 地域のクリエイティブを用いて「日本の秋の楽しみ方」をテーマとした広告宣伝を行い、Facebook やウェブサイトを 通じて広く発信した。広告は、バンコク及び地方都市在住の高・中間所得者層をターゲットにしたもので、交通広 告、ビル広告、新聞、オンラインなどを組み合わせたメディアミックスにて展開した。 特設サイトのトップページ Facebook でのキャンペーン
【シンガポール】
8 月の市場動向トピックス
2017 年 8 月の訪日シンガポール人数は、前年同月比 26.8%増の 15,300 人となり、8 月として過去最高を記録。 前年同月と比較して円安傾向であったために訪日意欲が喚起されたことに加え、例年、8 月は閑散期となることから 増加率が大きく表れるという統計的要因が働いた。 オンライン・オフライン双方で継続的に展開した訪日旅行プロモーションの効果が、恒常的な訪日需要の底上げに貢 献していると考えられる。8 月の主なプロモーション活動
✸ 会員制訪日コミュニティウェブサイト「Japan by Japan」において、主に秋の訪日需要の喚起を目的とした新規コンテン ツを段階的に公開した他、Facebook 等を通じて継続的に情報を発信し、恒常的な訪日需要の維持と底上げを図 った。 <8 月に更新した主なコンテンツ> 【秋事業】秋の魅力発信を目的とした特設サイトの開設(8 月 1 日公開) 【九州事業】VISIT KYUSYU NOW 第 3 弾記事(8 月 7 日公開) 【秋事業】シルクエア広島線就航キャンペーンページ(8 月 1 日公開)【九州事業】初夏のインフルエンサー招請事業ページ(8 月 25 日招請内容を追加公開)
✸ シンガポールで最大規模の旅行博である「TRAVEL REVOLUTION 2017」(8 月 9 日~11 日)、「NATAS ホリデー 2017」(8 月 11 日~13 日)に出展し、訪日旅行に関する情報提供を行った。
TRAVEL REVOLUTION 2017: 日本ブース来場者 約 13,000 人(主催者発表 全体来場者 約 78,000 人) NATAS ホリデー 2017: 日本ブース来場者 約 60,000 人(主催者発表 全体来場者 約 81,000 人)
【マレーシア】
8 月の市場動向トピックス
2017 年 8 月の訪日マレーシア人数は、前年同月比 35.8%増の 21,100 人となり、8 月として過去最高を記録。 昨年は 9 月であった学校休暇が今年は 8 月に動いたことにより家族旅行需要が増加し、訪日者数は好調に推移 した。8 月の主なプロモーション活動
8 月 4 日~6 日の 3 日間、マレーシアの地方都市ジョホールバルで開催された旅行博「MATTA Fair ジョホールバ ル」に出展した。マレー半島の南端に位置するジョホールバルは、シンガポールから橋を渡って入国できるため、海外 旅行商品の多くがシンガポール発となっている。同旅行博においても、定番の旅行先である東京、大阪、北海道に 加え、シンガポールからのアクセスも良い中部地方の人気が高かった。総来場者数は前年比 8.3%増の 13,000 人と 盛況であった。 8 月 11~13 日に、旅行博「MITM Fair クアラルンプール」に出展した。MITM は、マレーシアの中華系旅行業者協 会(MCTA)が主催する旅行博である。JNTO カウンターでは、東京、大阪、北海道などよく知られたエリア以外に関 する情報や、その場所へのアクセスなどの質問が多く寄せられ、訪日旅行への関心の高さが窺えた。また、ステージ イベントの1つである寿司デモンストレーションと試食には、開始前から並んで待つ方も出るなど、日本の食コンテンツ についても人気が高かった。 「MITM Fair クアラルンプール」における Japan ブースの様子 「MATTA Fair ジョホールバル」における Japan ブースの様子
【インドネシア】
8 月の市場動向トピックス
2017 年 8 月の訪日インドネシア人数は、前年同月比 9.1%増の 14,000 人であった。 祝日が連休の取得も可能な日並びであったことに加え、定期路線の増便に伴う座席供給量の増加、航空会社が 独自に販売した格安な航空券が訪日意欲の喚起に貢献した。8 月の主なプロモーション活動
8 月 3 日~6 日に、インドネシア第 2 の都市スラバヤと第 3 の都市メダンにて開催された旅行博にそれぞれ出展した。 メダンの「SilkAir Travel Fair」では、4 日間合計で前回の 1.9 倍となる約 570 名が、初出展となったスラバヤの 「Cathey Pacific Travel Fair」では、4 日間合計で約 1,200 名が訪日旅行商品を購入し、後者の実績は昨年出 展した「Astindo Fair Surabaya」の 6 倍となるなど、地方都市における訪日需要の高まりが窺えた。 8 月 25 日~27 日に、ジャカルタ市内のショッピングモールにて、訪日旅行に特化した旅行博「Japan Travel Fair 2017」を主催した。日本から 18 団体が出展し情報提供を行ったほか、航空会社 5 社の協力の下、現地の主要旅 行会社 20 社ブースにて期間限定の特別運賃の航空券や訪日旅行商品を販売した。3 日間で販売された航空券 は約 6,300 枚となり、昨年 9 月の開催時に比べ 2 倍に増加した。
【ベトナム】
8 月の市場動向トピックス
2017 年 8 月の訪日ベトナム人数は、前年同月比 43.6%増の 24,700 人となり、8 月として過去最高を記録。 夏季の需要増加を見込んだチャーター便や臨時便の就航に伴う座席供給量の増加や、複数の報奨旅行の催行 が訪日者数の押し上げに寄与した。 現地旅行会社と連携して実施したキャンペーン事業やウェブ広告をはじめ、多岐にわたる訪日旅行プロモーションも 訪日意欲を喚起した。8 月の主なプロモーション活動
ベトナム市場では 8 月 1 日から、ベトナムの人気歌手Nooヌ ー ・ Phướcフ ッ ク ・ Thịnhテ ィ ン氏をキービジュアルに用いた広告をウェブ サイトの特設ページや SNS を通じて展開した。また、現地の旅行会社と連携した消費者向けキャンペーンも 7 月 15 日より継続的に実施している。これらは主に秋の需要喚起を目的としたキャンペーンであるが、旅行会社からの報 告では、8 月も合計で 400 名以上が訪日旅行商品を購入したとのことである。 JNTO キャンペーンのパートナーとして参画しているジェットスター・パシフィックが、9 月 1 日より関西-ハノイ線、9 月 2 日より関西-ダナン線を開設するのに合わせて、ベトナム市場向け Facebook ページなど訴求力の高い媒体に同社 の広告を掲載した。 ベトナム・ハノイから仙台へ初のチャーター便が就航するのに伴い、JNTO からはギブアウェイの提供を行った。 (日程:2017 年 8 月 11 日~8 月 15 日 人数:141 名) (左下)ビジットジャパンブー 消費者向けキャンペーン事業 (Nooヌ ー ・ Phướcフ ッ ク ・ Thịnhテ ィ ン氏の動画ページ) Facebook ページに掲載した ジェットスター・パシフィックの広告【インド】
8 月の市場動向トピックス
2017 年 8 月の訪日インド人数は、 前年同月比 8.2%増の 10,100 人となり、8 月として過去最高を記録。 ANA は 7 月 31 日までの期間において、今年 12 月 31 日までの航空券を割安で販売するプロモーションを実施し た。JAL も同様の割安価格での航空券の販売を行っており、こうした日系航空会社によるプロモーションの効果に より、今月の訪日旅行者数の増加に一定の影響をもたらしたと考えられる。 北インドにおいてはヒンズー教のお祭り Raksha Bandhan が 8 月 7 日、南インドにおいては Krishna Jayanthi が 8 月 14 日、ムンバイにおいては Ganesh Chaturthi が 8 月 25 日、また独立記念日が 8 月 15 日であったため、今 月はインドの各地において、3~4 日間の連休があった。降雨の多いインド国内旅行を避け、短期ではあるものの 連休を利用した海外旅行需要が高まったと考えられ、日本も少なからず影響を受けたと考えられる。
8 月の主なプロモーション活動
8 月~10 月の期間、Facebook キャンペーン及びオンラインプロモーションを実施している。
8 月 20 日に、在インド日本国大使館にて開催された尾上菊之助氏による歌舞伎公演の会場に JNTO ブースを 出展し、招待したインドの政府高官やメディアに旅行先としての日本の魅力を PR した。 7 月に実施したメディア招請の成果として、現地の新聞に、東京のみどころを紹介する記事が掲載された。 左: メディア招請後の掲載記事 右: 大使館の JNTO ブース【豪州】
8 月の市場動向トピックス
2017 年 8 月の訪日豪州人数は、前年同月比 14.5%増の 22,200 人となり、8 月として過去最多を記録。 高温多湿な季節であることを理由に訪日旅行が敬遠されがちな時期にも関わらず、訪日人気を受けて安定的に 増加している。8 月の主なプロモーション活動
8 月 19 日、20 日の 2 日間にわたりシドニーで開催された日本アニメ/マンガの祭典「SMASH !」に出展した。総来 場者数は 2 日間で約 19,000 人、そのうち VJ ブースを訪れたのは約 1,300 人であった。VJ ブースで行ったアンケート によると、来場者は男女比が約半数ずつで、30 歳以下が約 6 割弱であった。アニメ観光ポスターを掲示したほか、 日本の夏祭りをイメージした装飾で楽しさを演出するなど、アニメと訪日旅行を結び付け、来場者の趣味嗜好に訴 える PR を行うことにより訪日意欲の喚起と訪日需要の拡大を図った。 8 月 19 日~27 日に、シドニー郊外のオーバン市にある Japanese Garden で開催された「Sydney Cherry Blossom Festival」に、26 日、27 日の 2 日間、VJ ブースを出展した。2 日間の来場者数は 35,000 人、そのうち VJ ブースを 訪れたのは約 1,600 人であった。桜や自然、日本文化に興味のある来場者に訪日旅行の魅力を紹介する絶好の 機会となった。
8 月 31 日にメルボルンにて、地元の教員を対象に現地旅行会社と訪日教育旅行促進を目的としたセミナーを開 催した。The National Gallery of Victoria(NGV)で開催されている葛飾北斎の展覧会に参加者を招待し、日本 文化や芸術への更なる理解を深めてもらった後、市内のレストランでセミナーを実施。日本語学習者のみならず、 芸術や科学など他の教科を学んでいる学生にとっても、日本がいかに魅力ある旅行先であるかを説明すると共に訪 日教育旅行の実施を働きかけた。
【米国】
8 月の市場動向トピックス
2017 年 8 月の訪日米国人数は、前年同月比 3.6%増の 92,000 人となり、8 月として過去最高を記録。 米国経済の好調や、羽田発着便を中心とした座席供給量の増加などが影響し、訪日者数は堅調に推移した。8 月の主なプロモーション活動
8 月 13 日~17 日に、ラスベガスで開催された富裕層向け旅行を取り扱う会社や組織が加盟する団体である 「Virtuoso」が主催するイベント、「Virtuoso Travel Week (総会)」に参加した。JNTO は 2007 年に同団体に加盟し、 2009 年から 9 年連続で参加している。今年は現地旅行代理店と約 600 件の商談を行ったが、訪日商品の売れ 行きは堅調に伸びているとのコメントが多く、基本的な観光情報のみならず、目新しい情報を求める声も聞かれた。 また、JNTO 主催の朝食セミナーには約 120 名の旅行代理店担当者が集まり、日本側サプライヤーのホテル、航空 会社、旅行会社等と共に、訪日観光 PR を行った。 日本各地の港湾施設や周辺の観光地に対する知識向上と魅力発信、クルーズにおける日本航路の増加と販売 促進を目的として、日本を周遊する米国系クルーズ会社である「プリンセスクルーズ」の航路計画担当者やセールス 担当者を 8 月 1 日~8 月 8 日の 8 日間、横浜、神戸、金沢に招請した。各都市の港を視察する等、各地の魅 力を体験してもらったことで、今後のさらなる訪日クルーズ航路の拡大に繋がる良い機会となった。【カナダ】
8 月の市場動向トピックス
2017 年 8 月の訪日カナダ人数は、前年同月比 2.3%増の 22,400 人となり、8 月として過去最高を記録。 カナダでは長い冬の反動で、夏季に国内旅行志向が強まる傾向にある。特に今年は、カナダ建国 150 周年記念に あたる節目の年ということもあり、国内の国立公園や国定史跡の入場料が無料となっているため、例年以上に国内 旅行志向が高まったとみられる。8 月の主なプロモーション活動
8 月 4 日~6 日の 3 日間、ケベック州モントリオールで開催されたアニメ、マンガ、ゲームなど日本のポップカルチャーを 紹介するイベント「Otakuthonオ タ ク ソ ン 2017」に、在モントリオール日本国総領事館と連携し、訪日観光ブースを出展した。 3 日間で延べ 35,000 人以上が来場し大盛況であった本イベントには、若者を中心に大勢のポップカルチャーファンが 集まったが、その多くが訪日旅行に関心を持っており、JNTO ブースには計 2,000 名以上が訪れた。また、会期中、 計 2 回、来場者を対象に訪日観光セミナーを開催したところ、いずれも約 300 名の参加があり、訪日旅行の魅力 や JNTO の取り組みについて PR する有意義な機会となった。 8 月 26 日~27 日の 2 日間、トロント市に隣接するミシサガ市で開催されたカナダ最大の日本関連イベント「Japan Festival Canada」にビジット・ジャパン(VJ)ブースを出展し、訪日旅行の魅力を PR した。主催者の発表で計 70,000 人が来場し、VJ ブースにも 2 日間で約 3,000 人が訪れた。本イベントは、地元有志がカナダや世界へ日本 の魅力を発信することを目的に、昨年初めて開催されたものである。静岡県、神奈川県、横浜市、箱根町など計 13 の地方自治体の資料を PR に活用し、「オールジャパン」として効果的なプロモーションを展開することができた。【英国】
8 月の市場動向トピックス
2017 年 8 月の訪日英国人数は、前年同月比 3.5%増の 22,200 人となり、8 月として過去最高を記録。
継続的に展開している訪日旅行プロモーションが訪日者数の増加を後押ししたが、日欧間の航空便数が 2015 年夏と比較して 15%減少したことや、日本発アウトバウンド需要の増加を背景に、欧州発の航空座席が 逼迫していることに加え、史上最高の観客動員数を記録した世界陸上 2017 ロンドン大会開催の影響などに より、訪日者数の伸びは限定的であった。8 月の主なプロモーション活動
8 月 22 日から、航空会社 4 社(日本航空、ブリティッシュエアウェイズ、フィンランド航空、イベリア航空)と、英国を含 め欧州の 9 か国を横断する共同広告キャンペーンを開始した。 在日英国人 YouTuber の Chris Broad 氏(チャンネル名:Abroad in Japan)と連携した情報発信の第一弾として、 「How Expensive is it to Travel Japan? | Budget Travel Tips」を公開した。公開後 1 か月で 100 万回以上再生 され、Like!は 40,000 件を獲得、急上昇動画トップ 10 にもランクインした。訪日旅行の割高イメージの払拭に貢献 するとともに、コメント欄では同トピックについてユーザーによる活発な情報交換が行われるなど、訪日旅行に対する 興味関心の喚起に繋がった。
キャンペーンサイト
航空会社 4 社との共同広告キャンペーン
在日英国人 Youtuber Chris Broad 氏の動画 “How Expensive is it to Travel Japan | Budget Travel Tips”
【フランス】
8 月の市場動向トピックス
2017 年 8 月の訪日フランス人数は、前年同月比 3.9%増の 24,600 人となり、8 月として過去最高を記録。 継続的に展開した訪日旅行プロモーションの効果もあり、訪日者数は 8 月として過去最高となったが、夏期休暇需 要も含む日本発アウトバウンド増を背景に、フランス発の航空座席が逼迫していることから、その伸びは限定的とな った。8 月の主なプロモーション活動
パリで行われたレスリング世界選手権において、大会会場に在フランス日本国大使館と共同で訪日観光コーナーを 設置した。観光パンフレットの配布や観光案内の他、試合の合間等には打掛の試着や記念撮影ブースを設け、訪 日旅行に対する興味関心を喚起した。 和歌山、三重への取材支援の成果として、エールフランス機内誌「AIR FRANCE MAGAZINE」の 8 月号に、12 ペ ージにわたる日本特集が組まれた。夫婦岩をはじめとした伊勢志摩エリアのみどころや、海女文化、宿泊施設など が写真とともに紹介されている。
【ドイツ】
8 月の市場動向トピックス
2017 年 8 月の訪日ドイツ人数は、前年同月比 0.8%増の 14,300 人となり、8 月として過去最高を記録。 夏期休暇需要も含んだ日本発の欧州行き需要の増加により、ドイツ発の航空座席供給量が減少したものの、旅 行先としての日本への関心の高まりは続いており、前年同月比微増となった。8 月の主なプロモーション活動
JNTO フランクフルト事務所では、訪日旅行の魅力を拡散するとともに、さらに訴求力を高めるため、インフルエンサ ーや雑誌社に対する取材支援を積極的に行い、日本の露出増加に繋げている。具体的な事例として、ビジネス・ パートナーの協力の下、ドイツで人気のブロガーの取材を支援し、審美性の高い写真を通じて、旅行やファッション、 食、美容、健康などへの感度の高い層に訴求しうるハイセンスな訪日旅行を PR した。同様に取材支援を行った主 要旅行雑誌には、その成果として、京都のみどころを紹介する記事が掲載された。JNTO フランクフルト事務所では、 こうした認知度向上に向けた活動や販売促進、購入に至るチャンネルをさらに拡充し、実際の訪日に繋げていく。主要旅行誌「abenteuer und reisen 9 月号」 (8 月発行)発行部数:9 万 3 千部 Jasmin Fatschild のブログ記事
(URL:http://my-berlin-fashion.com/) Unique Visitor:月 12 万