［1］平成 22 年 12 月 15 日発行
きょういく武蔵野
第 113 号も く じ
１面 武蔵野市の学校教育 むさしの教育フォーラム
２面 全国学力テストの結果・小学校教科書の 採択・市内中学校総合体育大会の結果 ３面 教育委員会からのお知らせ
新教育委員長就任のご挨拶 ほか ４面 学校紹介（第二小学校・大野田小学校・
第一中学校）
知性・感性を磨き 未来を切り拓く 武蔵野の教育
武蔵野市教育委員会は、子どもたち一人ひとりの確かな学力と豊かな人間性、健康・体力を育むため、学校教育における様々な取組を行っています。
むさしの教育フォーラム
～ 11月20日 大野田小学校～
武蔵野市の学校教育について、広く市民の方々に関心をもっていただき、 家庭や地域と連携した質の高い学校教育を推
進していくことを目的としています。今年は、 国連が定める「国際生物多様性年」でもあり、 環境をテーマとして開催しました。
アトラクション 桜野小学校吹奏楽クラブによる演奏
第１部 武蔵野市立小中学校で行われている環境学習の実践報告 第一小学校と第六中学校の児童・生徒の皆さんが発表を行いました。 第２部 パネルディスカッション
テーマ「子どもたちの豊かな知性・感性を培う環境教育の実現に向けて ―学校・家庭・地域の連携をとおして―」
有識者と学校関係者・地域の方によるパネルディスカッションを行いました。 ■
問 指導課 指導事務担当 自然体験活動・長期宿泊体験の充実
セカンドスクール
学校と地域が一体となって取り組む教育
地域との協働による授業
子どもたちの科学的探究心を育む理科教育
むさしのサイエンスフェスタ
子どもたちの健康づくり・体力向上のための取組
市内中学校総合体育大会
子どもたちの感性を育む文化・芸術活動の充実
演劇鑑賞教室
情報教育の推進
ＩＣＴ機器を活用した教育
普段の学校生活（ファーストスクール）ではできないような体験学習を、自然豊かな農山漁村に長期滞在して行う「セカンドスクール」。小学校５年生と中学校１年生を対象に、授業の一部とし て実施しています。子どもたちは自然とのふれあいの中で豊かな感性を育み、宿泊体験をとおして 自主性や協調性を培います。
武蔵野市近隣の企業や大学と連携し、地域の教育力をいかした授業を行っています。
企業や大学の高い専門性に基づく観察・実験を体験し、子どもたちの知的好奇心はより高まります。
理科の授業の中で「水のはたらき」を調べるため、砂場に川の模型をつくりました。実際の水の 流れの様子を間近に観察することができました
会場には様々な実験ブースが出展され、子ども たちをはじめたくさんの人が来場します
書画カメラを活用し資料を大画面で映すことで、 説明が分かりやすくなります
子どもたちは 50 インチの地上デジタルテレビ の美しい映像を食い入るように見ています 洗剤と薬品を混合させてできる泡の大爆発に
びっくり!!
ハラハラ、ドキドキの冒険劇に、 子どもたちは皆引き込まれます
一球一球に思いを込めて、勝利を目指します！ 猛暑の中、力の限り走りました
会場には笑いがこぼれ、自然と手拍子がおこりました 第一中学校のセカンドスクール 長野県白馬村で、農機具を使用した本格的な稲刈りを体験しました
身近な実験や観察をとおして、科学の不思議さや面白さを体験し、子どもたちの理科への関心 や学ぶ意欲を高めることを目的に「むさしのサイエンスフェスタ」を開催しています。
市内小中学校の教員、土曜学校サイエンスクラブの児童、中学校の科学部の生徒、市内の大学・ 企業などが実験ブースを出展し、子どもたちは様々な科学実験を体験することができます。
中学生という心も体も大きく成長する時期に、スポーツを通じて心身を鍛え、競技の楽しさや チームワークの大切さを学ぶことは、大変有意義なことです。市内の市立・私立・都立中学校の生 徒が、日頃の厳しい練習の成果を発揮し、他校の生徒との交流を深める機会として、毎年「市内中 学校総合体育大会」を開催しています。（今年度の結果を２面に掲載しています。）
小学校３年生と中学校１年生を対象に、それぞれ年１ 回「演劇鑑賞教室」を実施しています。子どもたちが本物 の舞台を鑑賞することで、演劇の楽しさや素晴らしさを味 わい、豊かな情操や感性を養うとともに、鑑賞の態度や公 共のマナーを身に付けることをねらいとしています。
各学校に、プロジェクターや書画カメラ、地上デジタルテレビなどのＩＣＴ機器を整備してい ます。これらのＩＣＴ機器や教育用ソフトを授業の中で効果的に活用することで、子どもたちの興 味・関心を高め、学習意欲を喚起することへとつなげています。
平成 22 年 12 月 15 日発行［2］
きょういく武蔵野
きょういく武蔵野
「
全
国
学
力
・
学
習
状
況
調
査
」（
全
国
学
力
テ
ス
ト
）
は
、
児
童
・
生
徒
の
学
力
や
学
習
状
況
を
全
国
規
模
で
把
握
・
分
析
す
る
こ
と
、
ま
た
、
教
育
施
策
の
成
果
と
課
題
を
検
証
し
改
善
を
図
る
こ
と
な
ど
を
目
的
に
、
文
部
科
学
省
が
行
っ
て
い
る
調
査
で
す
。
今
年
度
は
、
過
去
３
年
間
で
行
わ
れ
た
全
員
参
加
方
式
か
ら
、
調
査
対
象
を
全
体
の
３
割
に
絞
る
抽
出
方
式
と
希
望
利
用
方
式
へ
と
変
わ
り
ま
し
た
。
武
蔵
野
市
で
は
、
抽
出
さ
れ
た
小
学
校
３
校
と
中
学
校
１
校
で
実
施
し
ま
し
た
。
１
調
査
の
概
要
◆
実
施
日
４
月
20
日
◆
調
査
対
象
学
年
小
学
校
・
特
別
支
援
学
校
小
学
部
…
…
６
年
生
中
学
校
・
中
等
教
育
学
校
・
特
別
支
援
学
校
中
学
部
…
…
…
…
３
年
生
◆
調
査
の
内
容
①
国
語
、
算
数
・
数
学
・
基
礎
的
知
識
を
問
う
Ａ
問
題
（
国
語
Ａ
、
算
数
・
数
学
Ａ
）
・
応
用
力
を
み
る
Ｂ
問
題
（
国
語
Ｂ
、
算
数
・
数
学
Ｂ
）
②
生
活
習
慣
や
学
習
環
境
、
学
校
の
取
組
を
尋
ね
る
ア
ン
ケ
ー
ト
◆
武
蔵
野
市
の
実
施
状
況
小
学
校
３
校
（
６
年
生
1
4
9
名
）
中
学
校
１
校
（
３
年
生
1
2
8
名
）
２
調
査
結
果
の
概
要
武
蔵
野
市
の
平
均
正
答
率
は
、
小
６
と
中
３
と
も
に
、
す
べ
て
の
教
科
に
つ
い
て
、
全
国
及
び
東
京
都
の
平
均
を
上
回
っ
て
い
ま
す
。特
に
、
小
６
と
中
３
の
国
語
Ａ
、
小
６
の
国
語
Ｂ
と
算
数
Ａ
に
つ
い
て
は
、
平
均
正
答
率
が
80
％
を
上
回
っ
て
お
り
、
相
当
数
の
児
童
・
生
徒
が
、
今
回
出
題
さ
れ
た
学
習
内
容
を
お
お
む
ね
理
解
し
て
い
る
と
考
え
ら
れ
ま
す
。
ま
た
、
中
３
の
数
学
Ｂ
の
平
均
正
答
率
が
、
武
蔵
野
市
の
場
合
60
％
近
く
と
な
っ
て
お
り
、
全
国
的
に
課
題
と
な
っ
て
い
る
「
知
識
・
技
能
を
活
用
す
る
力
」
の
習
熟
に
つ
い
て
も
、
お
お
む
ね
良
好
な
結
果
が
見
ら
れ
ま
し
た
。
さ
ら
に
、
３
年
前
の
学
力
テ
ス
ト
を
受
け
た
小
学
６
年
生
が
、
今
回
中
学
３
年
生
に
な
っ
た
こ
と
か
ら
、
小
６
時
の
テ
ス
ト
と
ほ
ぼ
同
じ
問
題
を
中
３
の
問
題
に
出
題
し
、
小
６
時
の
課
題
が
解
決
さ
れ
た
か
ど
う
か
を
調
査
し
ま
し
た
。
武
蔵
野
市
に
お
い
て
は
、
引
き
続
き
課
題
が
見
ら
れ
た
こ
と
か
ら
、
各
設
問
を
個
別
に
分
析
し
、
課
題
を
明
確
に
し
て
、
小
学
校
・
中
学
校
を
通
じ
た
継
続
的
な
指
導
を
行
っ
て
い
き
ま
す
。
■
問
指
導
課
指
導
主
事
種目等 優勝 ２位 ３位
バスケット ボール
男 二中 成蹊中 三中
女 六中 四中 聖徳学園中
バレーボール 女 成蹊中 六中 二中
バドミントン
男・2 団 三中 都立武蔵高等学校 附属中
女・2 団 都立武蔵高等学校 附属中 五中 三中
女・1 団 一中 三中 四中
卓 球 男・団 成蹊中 三中 四中
剣道（個人戦）
男・3 年 成蹊中 A 成蹊中 B 聖徳学園中成蹊中 C
女・3 年 成蹊中 A 成蹊中 B 武蔵野女子学院中成蹊中 C
ソフトボール 女 藤村女子中 二中 吉祥女子中
種目等 優勝 ２位 ３位
野 球 男 二中 成蹊中 聖徳学園中
ソフトテニス
男・団 成蹊中 A 一中 A 成蹊中 B
女・団 成蹊中 A 成蹊中 B 四中 A
水 泳
男 成蹊中 四中 一中
女 成蹊中 四中 法政大学中
サッカー 男 三中 成蹊中 二中
市内中学校 陸上競技大会
男 四中 六中 成蹊中
女 吉祥女子中 三中 武蔵野女子学院中
硬式テニス
男 成蹊中 聖徳学園中 都立武蔵高等学校 附属中
女 二中 成蹊中 五中
問 指導課 保健衛生担当
平成
22
年度 市内中学校総合体育大会の結果
採択した教科書
種 目 発 行 社 国語・書写・社会・生活 光村図書出版㈱ 地図 ㈱帝国書院 算数 東京書籍㈱ 理科 大日本図書㈱ 音楽 ㈱教育芸術社 図画工作 日本文教出版㈱ 家庭・保健 東京書籍㈱
公
立
小
・
中
学
校
で
使
用
す
る
教
科
書
は
、
教
育
委
員
会
が
採
択
す
る
こ
と
が
法
律
に
よ
り
定
め
ら
れ
て
お
り
、原
則
４
年
ご
と
に
行
わ
れ
ま
す
。
武
蔵
野
市
で
は
８
月
18
日
に
実
施
し
た
教
育
委
員
会
で
、
平
成
23
年
度
か
ら
使
用
す
る
市
立
小
学
校
の
教
科
書
を
採
択
し
ま
し
た
。
採
択
に
あ
た
っ
て
は
、「
武
蔵
野
市
立
小
学
校
及
び
中
学
校
教
科
用
図
書
採
択
要
綱
」
に
基
づ
き
、「
教
科
用
図
書
採
択
協
議
会
」
と
「
教
科
別
調
査
委
員
会
」が
調
査
研
究
を
行
い
、
そ
の
結
果
に
学
校
意
見
や
市
民
意
見
な
ど
を
添
え
て
教
育
委
員
会
に
提
出
し
ま
し
た
。
★
採
択
議
事
録
等
の
資
料
は
、
市
政
資
料
コ
ー
ナ
ー
（
市
役
所
西
棟
７
階
）
で
公
開
し
て
い
ま
す
。
平
成
23
年
度
か
ら
使
用
す
る
市
立
小
学
校
の
教
科
書
を
採
択
し
ま
し
た
（平均正答率 ％）
小学校6年生（小6） 中学校3年生（中3） 教 科 武蔵野市 東京都（公立） 全国（公立） 武蔵野市 東京都（公立） 全国（公立）
国 語 A 89.9 84.5 83.3 82.8 76.3 75.1
国 語 B 86.6 79.5 77.8 75.3 66.7 65.3
算数・数学A 84.3 76.5 74.2 79.2 65.5 64.6
算数・数学B 64.1 52.7 49.3 59.8 44.1 43.3
平
成
22
年
度
「
全
国
学
力
・
学
習
状
況
調
査
」
の
結
果
に
つ
い
て
団：団体戦
■
問
指
導
課
指
導
事
務
担
きょういく武蔵野
［3］第 113 号
きょういく武蔵野
６
月
か
ら
10
月
ま
で
の
間
、
定
例
会
を
５
回
開
催
し
ま
し
た
。
主
な
活
動
内
容
な
ど
は
次
の
と
お
り
で
す
。
◆
協
議
事
項
：
東
京
都
市
町
村
社
会
教
育
委
員
連
絡
協
議
会
第
５
ブ
ロ
ッ
ク
研
修
会
に
つ
い
て
、「
武
蔵
野
ら
し
さ
」
を
活
か
し
た
生
涯
学
習
事
業
に
つ
い
て
◆
報
告
事
項
：
平
成
21
年
度
生
涯
学
習
関
連
事
業
の
点
検
・
評
価
、歴
史
資
料
館
（
仮
称
）
調
査
検
討
委
員
会
報
告
書
◆
施
設
見
学
：
６
月
29
日
武
蔵
野
プ
レ
イ
ス
予
定
地
、
市
民
会
館
、
総
合
体
育
館
、
み
ど
り
の
こ
ど
も
館
、
吉
祥
寺
美
術
館
◆
懇
談
会
：
８
月
４
日
教
育
委
員
と
の
懇
談
会
◆
研
修
会
：
10
月
２
日
平
成
22
年
度
東
京
都
市
町
村
社
会
教
育
委
員
連
絡
協
議
会
第
５
ブ
ロ
ッ
ク
研
修
会
（
テ
ー
マ
「
家
庭
・
学
校
・
地
域
と
の
連
携
事
例
か
ら
地
域
教
育
の
未
来
を
探
る
。」
）
問
生
涯
学
習
ス
ポ
ー
ツ
課
生
涯
学
習
係
武
蔵
野
市
の
教
育
に
関
す
る
様
々
な
施
策
は
、教
育
委
員
会
の
会
議
で
決
め
て
い
ま
す
。
６
月
か
ら
10
月
ま
で
の
間
、
定
例
の
会
議
を
５
回
、
臨
時
の
会
議
を
２
回
開
催
し
ま
し
た
。
主
な
議
決
事
項
な
ど
は
次
の
と
お
り
で
す
。
◆
議
決
事
項
：
平
成
22
年
度
武
蔵
野
市
教
育
委
員
会
の
権
限
に
属
す
る
事
務
の
管
理
・
執
行
の
状
況
の
点
検
及
び
調
査
報
告
書
（
平
成
21
年
度
分
）
に
つ
い
て
、
武
蔵
野
市
文
化
財
保
護
委
員
の
選
任
◆
報
告
事
項
：
平
成
23
年
度
学
校
裁
量
予
算
編
成
に
つ
い
て
、
武
蔵
野
プ
レ
イ
ス
建
設
現
場
見
学
会
に
つ
い
て
◆
学
校
訪
問
：
９
月
８
日
第
一
小
学
校
（
授
業
参
観
、
教
職
員
と
の
意
見
交
換
会
）
◆
そ
の
他
：
７
月
６
日
教
育
委
員
と
市
立
学
校
長
と
の
懇
談
会
10
月
６
日
教
育
委
員
と
市
長
と
の
懇
談
会
問
教
育
企
画
課
教
育
企
画
係
子どもたちが健康な心身を育み、確か な学力と豊かな人間性を培って、生涯学 習社会を自分らしく生きる基盤を築いて いくことを願っています。武蔵野市の学 校教育において、学校と保護者と地域の 方々が共に連携・協働する強い絆がある ことは頼もしい限りです。
また、市民一人ひとりがライフスタイルに応じた学びの機会 をもつことは大切なことです。これまで継承してきた伝統と誇 りを大事にして、武蔵野市らしい学びの場の充実・発展を共に 図っていきましょう。
今、武蔵野市の学校教育計画や生涯学習計画をはじめ、各分 野の基本計画が着々と始動しています。学校教育や生涯学習に かかわる諸施策の充実と課題解決のために、皆様方のご協力を いただきながら、更に活気ある教育委員会の実現に努めます。
11月１日付けで、山口彭みち子こ氏が教育委員長に就任しました。 山口氏は、関前南小、桜野小、第二小の校長を歴任し、平成 18年4月より教育委員をつとめています。
山口委員長の挨拶
■
問 教育企画課 教育企画係
就学援助費の受給申請の対象者を
国公立小中学校在学の方にも拡大しました
教員用コンピュータを導入しました
「濵家住宅西洋館」が国の登録有形文化財に
吹奏楽 第三小学校
関前南小学校が快挙 !!
スポーツ祭東京2013
第68回国民体育大会・第13回全国障害者スポーツ大会
経済的な理由で小中学生のお子様の教育費の負担が困難な保 護者の方に、学校生活に必要な費用の一部を援助します。
◆
10
月より、受給申請の対象を国公立小中学校在学の方にも拡大 しました。◆市立小中学校在学の方も、随時申請を受け付けています。
◆申請用紙に必要書類を添付し、教育支援課（市役所南棟
5
階）に提出してください。（既に申請している方は、改めて申請の
必要はありません。）
☆申請用紙は、武蔵野市のホームページからダウンロードできます。 HPアドレス：http://www.city.musashino.lg.jp/cms/guide/
00/00/48/00004864.html
◆受給の要件や添付書類などについては、教育支援課［☎（
60
）1900
］までお問合せください。□
問 教育支援課 学務担当9
月末までに市立小中学校全18
校に教員用コンピュータを導入 しました。今後、校務や教材作成の効率化、個人情報の管理徹底 を行っていきます。□
問 指導課 指導事務担当「濵家住宅西洋館（吉祥寺北町
3
丁目）」が、武蔵野市内では初 めて、国の登録有形文化財に登録されました。この建物は、大正末期に成蹊学 園がアメリカから輸入した木造プ レハブ住宅です。当初は学生寮と して使われていましたが、現在は 個人所有の住宅になっています。
□
問 生涯学習スポーツ課 生涯学習係11
月7
日、文京シビックホールで行 われた「2010
（第16
回）日本管楽合奏 コンテスト全国大会（主催：㈶日本音楽教育文化振興会）」で、第三小学校
吹奏楽団が最優秀グランプリ賞を受賞しました。最優秀グランプ リ賞は全国の代表
30
校の中から最高位の学校に授与される賞で、 東京都で初めての快挙です。また、
11
月20
日、大阪城ホールで行われた「第29
回全日本小学 校バンドフェスティバル（主催：全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社）」に、関前南小学校吹奏楽クラブが初出場し、全国
35
団体の出場校の中から銅賞を受賞しました。
□
問 指導課 指導事務担当※掲載写真は、コンテスト当日の写真ではありません
3
年後の平成25
年は、「スポーツ祭東京2013
」開催の年です。 東京での国体開催は54
年ぶり3
回目となり、開催期間は平成25
年
9
月28
日から10
月14
日の予定です。多摩・島しょ地域を中心に、都内
62
の市区町村において様々な 競技が行われます。武蔵野市では、バスケットボールとラグビー フットボール（正式競技）、ウォーキング（デモンストレーション）、 グランドソフトボール（視覚障害者の方の競技）の4
種目を行います。 「スポーツ祭東京2013
武蔵野市実行委員会」を8
月25
日に設 立しました。関係機関・団体の緊密な連携のもとで大会を開催で きるよう準備を進めています。□
問 生涯学習スポーツ課 スポーツ振興係第三小学校吹奏楽団
社
会
教
育
委
員
の
会
議
（
6
月
〜
10
月
）
教
育
委
員
会
の
会
議
（
6
月
〜
10
月
第
二
小
学
校
は
開
校
１
３
７
年
を
迎
え
る
伝
統
と
歴
史
の
あ
る
学
校
で
す
。
武
蔵
境
駅
の
北
側
に
位
置
し
、
学
校
の
近
く
に
は
玉
川
上
水
や
武
蔵
野
山
野
緑
地
な
ど
が
あ
り
、
豊
か
な
自
然
に
囲
ま
れ
て
い
ま
す
。
武
蔵
野
山
野
緑
地
は
通
称
「
ど
っ
ぽ
の
森
」（
国
木
田
独
歩
に
由
来
）
と
呼
ば
れ
、
武
蔵
野
で
唯
一
残
っ
て
い
る
雑
木
林
で
す
。
四
季
折
々
の
姿
を
見
る
こ
と
が
で
き
、
ま
た
学
校
か
ら
１
分
と
い
う
近
さ
も
あ
り
、
学
習
活
動
で
有
効
活
用
し
て
い
ま
す
。
先
日
は
、
１
年
生
が
ど
ん
ぐ
り
を
拾
い
、
拾
っ
て
き
た
ど
ん
ぐ
り
で
工
作
を
し
ま
し
た
。
５
・
６
年
生
は
、
コ
ナ
ラ
の
苗
の
移
植
を
し
た
り
、
環
境
保
全
に
役
立
つ
た
め
に
ど
の
よ
う
に
し
た
ら
よ
い
か
を
考
え
た
り
し
ま
し
た
。こ
れ
ら
の
学
習
活
動
を「
ど
ん
ぐ
り
ク
ラ
ブ
」「
武
蔵
野
の
森
を
育
て
る
会
」
の
皆
さ
ん
が
支
え
て
く
だ
さ
っ
て
い
ま
す
。
ま
た
、「
境
福
祉
の
会
」
の
皆
さ
ん
に
も
支
え
て
い
た
だ
い
て
い
ま
す
。
本
校
の
特
色
で
あ
る
武
蔵
野
ば
や
し
ク
ラ
ブ
や
琴
ク
ラ
ブ
の
演
奏
、
５
年
生
の
歌
な
ど
を
、
地
域
の
高
齢
者
の
方
々
に
披
露
し
交
流
し
て
い
ま
す
。
生
活
科
の
学
習
で
は
、
昔
遊
び
の
講
師
と
し
て
、
お
招
き
し
て
い
ま
す
。
「
青
少
協
第
二
地
区
」
主
催
の
親
子
運
動
会
や
ど
ん
ど
焼
き
、「
あ
そ
べ
え
委
員
会
」
主
催
の
グ
ラ
ウ
ン
ド
ゴ
ル
フ
や
紙
飛
行
機
大
会
な
ど
、
地
域
の
方
々
に
よ
る
行
事
が
多
く
企
画
さ
れ
、
多
数
の
方
々
が
運
営
し
て
く
だ
さ
っ
て
い
ま
す
。
こ
の
よ
う
な
つ
な
が
り
の
中
で
、
子
ど
も
た
ち
は
大
き
く
成
長
し
、
保
護
者
同
士
の
コ
ミ
ュ
ニ
ケ
ー
シ
ョ
ン
も
広
が
っ
て
い
ま
す
。
学
校
の
周
り
の
豊
か
な
自
然
環
境
、そ
し
て
地
域
と
の
つ
な
が
り
、
第
二
小
学
校
な
ら
で
は
の
よ
さ
が
息
づ
い
て
い
ま
す
。
大
野
田
小
学
校
は
、
24
学
級
と
い
う
大
規
模
校
で
す
。
ま
た
、
特
別
支
援
学
級
の
併
設
校
で
も
あ
り
ま
す
。
こ
の
特
色
を
生
か
し
、
異
学
年
で
の
交
流
を
積
極
的
に
行
っ
て
い
ま
す
。
ペ
ア
活
動
と
呼
び
、
特
別
支
援
学
級
の
児
童
も
入
っ
て
、
遊
ん
だ
り
、
給
食
を
食
べ
た
り
、
落
ち
葉
は
き
を
し
た
り
し
て
い
ま
す
。
今
年
か
ら
、
学
習
面
で
の
交
流
も
積
極
的
に
行
う
よ
う
に
な
り
ま
し
た
。
そ
れ
は
、
特
別
支
援
学
級
の
子
ど
も
た
ち
が
、
通
常
学
級
で
の
学
習
に
参
加
す
る
交
流
教
育
で
す
。
時
間
割
や
行
事
の
関
係
で
限
ら
れ
た
教
科
に
は
な
り
ま
す
が
、
楽
し
く
学
習
を
進
め
る
こ
と
が
で
き
て
い
ま
す
。
今
ま
で
は
、「
時
間
が
合
え
ば
…
」
と
い
う
こ
と
が
多
か
っ
た
の
で
す
が
、
今
年
は
校
内
で
の
副
籍
学
級
を
決
め
、
継
続
し
た
学
習
を
す
る
こ
と
が
で
き
て
い
ま
す
。
最
初
は
、
お
互
い
に
気
を
使
う
様
子
が
見
ら
れ
ま
し
た
が
、
２
学
期
に
な
り
、
全
く
違
和
感
な
く
学
級
の
一
員
と
し
て
一
緒
に
学
習
し
て
い
ま
す
。
休
み
時
間
に
も
手
を
取
り
合
っ
て
遊
ぶ
姿
が
見
ら
れ
る
よ
う
に
な
り
ま
し
た
。
日
常
的
な
交
流
活
動
と
と
も
に
、
学
習
面
で
の
交
流
を
す
る
こ
と
で
、
お
互
い
を
よ
り
深
く
知
る
機
会
と
な
っ
て
い
ま
す
。
ま
た
、
人
に
は
「
得
意
な
こ
と
不
得
意
な
こ
と
」「
で
き
る
こ
と
で
き
な
い
こ
と
」
が
あ
る
こ
と
を
理
解
し
、
友
達
を
大
切
に
す
る
心
が
育
っ
て
き
て
い
ま
す
。
こ
の
交
流
教
育
は
、「
個
に
応
じ
た
指
導
」
の
必
要
性
が
叫
ば
れ
る
今
だ
か
ら
こ
そ
、
障
が
い
も
個
性
の
一
つ
と
し
て
受
け
入
れ
ら
れ
る
教
員
・
子
ど
も
を
育
て
、
一
人
ひ
と
り
が
自
他
を
大
切
に
す
る
心
を
育
ん
で
い
く
教
育
に
つ
な
が
っ
て
い
る
と
考
え
て
い
ま
す
。
第
一
中
学
校
は
、
二
学
期
に
体
育
祭
、
セ
カ
ン
ド
ス
ク
ー
ル
、
職
場
体
験
、
一
中
フ
ェ
ス
タ
な
ど
大
き
な
行
事
が
実
施
さ
れ
、「
一
中
生
は
二
学
期
に
成
長
す
る
」
と
い
わ
れ
て
い
ま
す
。
中
で
も
、
一
中
フ
ェ
ス
タ
は
、
青
少
年
問
題
協
議
会
地
区
委
員
会
（
第
一
地
区
・
井
之
頭
地
区
）
の
方
々
と
生
徒
会
お
よ
び
生
徒
実
行
委
員
会
を
中
心
に
行
う
、
地
域
と
連
携
し
た
特
色
あ
る
行
事
で
す
。
一
中
フ
ェ
ス
タ
は
、
地
域
の
方
々
が
、
様
々
な
職
業
、
趣
味
・
特
技
を
生
か
し
、
講
師
と
な
っ
て
講
座
を
開
設
し
、
生
徒
は
、
自
分
が
体
験
し
た
い
講
座
を
選
び
、
楽
し
く
体
験
し
ま
す
。
今
年
は
、
ス
キ
ュ
ー
バ
ダ
イ
ビ
ン
グ
、
ピ
ザ
作
り
、
菓
子
作
り
、
セ
パ
タ
ク
ロ
ウ
、
デ
コ
ア
ー
ト
、
琵
琶
・
三
味
線
、
茶
道
な
ど
、
ス
ポ
ー
ツ
・
文
化
か
ら
料
理
ま
で
幅
広
い
ジ
ャ
ン
ル
か
ら
講
座
が
開
設
さ
れ
ま
す
。
生
徒
は
、
日
頃
の
授
業
で
は
体
験
で
き
な
い
内
容
を
地
域
の
方
々
に
教
え
て
い
た
だ
く
の
で
、
と
て
も
真
剣
な
表
情
の
中
に
も
楽
し
そ
う
に
活
動
し
て
い
ま
す
。
楽
し
い
講
座
が
終
わ
る
と
、
講
座
ご
と
に
講
師
の
方
々
と
生
徒
が
一
緒
に
昼
食
を
食
べ
な
が
ら
、
直
接
地
域
の
方
々
に
武
蔵
野
の
思
い
出
な
ど
を
聞
く
時
間
も
楽
し
い
交
流
の
ひ
と
時
と
な
り
ま
す
。
ま
た
午
後
は
、
体
育
館
で
講
師
の
方
々
、
Ｐ
Ｔ
Ａ
の
皆
さ
ん
と
生
徒
全
員
が
集
ま
り
、
実
行
委
員
や
生
徒
会
役
員
が
企
画
・
運
営
を
す
る
、
体
験
講
座
の
発
表
会
、
地
域
の
方
々
と
の
ゲ
ー
ム
や
ク
イ
ズ
で
楽
し
み
ま
す
。
そ
し
て
、
最
後
に
「
も
み
じ
」「
ふ
る
さ
と
」
を
全
員
で
合
唱
し
、
一
中
フ
ェ
ス
タ
を
締
め
く
く
り
ま
す
。
一
中
は
、
こ
れ
か
ら
も
地
域
の
方
々
の
ご
支
援
を
い
た
だ
き
な
が
ら
、
地
域
と
共
に
歩
む
一
中
生
と
し
て
、
大
き
く
成
長
し
て
い
く
こ
と
を
願
っ
て
い
ま
す
。
地
域
と
共
に
一
人
ひ
と
り
を
大
切
に
し
た
教
育
活
動
を
め
ざ
し
て
地
域
と
共
に
歩
む
一
中
フ
ェ
ス
タ
平成 22 年 12 月 15 日発行［4］
きょういく武蔵野
第 113 号
第
二
小
学
校
境
４ ― ２ ― 15 ☎ （ ５ １ ） ４ ４ ７ ８
大
野
田
小
学
校
吉
祥
寺
北
町
４ ― 11 ― 37 ☎ （ ５ １ ） ０ ５ １ １
第
一
中
学
校
中
町
３ ― 9 ― 5 ☎ （ ５ １ ） ８ ０ ４ １
どっぽの森での校外学習（５年生）
第39回親子運動会「地区対抗順送球」
初めてのダイビングにワクワク
大野田まつり 学年をこえて楽しく活動しています
講師の方のリズムに合わせて
問合せ
教育企画課 教育企画係 （60）1894 指導課 指導事務担当 （60）1897 指導課 保健衛生担当 （60）1901 指導課 指導主事 （60）1898 教育支援課 学務担当 （60）1900 生涯学習スポーツ課 生涯学習係 （60）1902 生涯学習スポーツ課 スポーツ振興係 （60）1903
