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1 取組の概要

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Academic year: 2021

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科学研究費助成事業 研究成果公開促進費 国際情報発信強化(平成29年度採択分)

「Animal Scinece Journalの広報活動・国際編集体制強化等によるコンテンツ・国際情報発信強化の取組」

(課題番号:17HP2007)

学術団体名:公益社団法人 日本畜産学会 学術刊行物の名称:Animal Science Journal 事業期間:平成29(2017)年度~令和3(2021)年度

1 取組の概要

・取組内容の特徴と目的,意義及び方法

本取組は,日本畜産学会の英文機関誌Animal Science Journal(ASJ)のコンテンツ向上・国際発信強化を目的としたものである.ASJは我が 国の畜産学領域における優れた研究成果を,主に日本国内の学会員に発信すべく1924年に刊行された日本畜産学会報を起源とする.ASJは,現 在では狭義の畜産学にとどまらず,食品安全性や医学分野をも対象とし,動物に関する生命科学全般を広くカバーする総合誌としての地位を確立して いるオンラインジャーナルである.ASJが名実ともに国際的なジャーナルになるためには国際情報発信力が欠かせない.ASJの広報活動強化と出版内容 を向上するため,以下の取組を行うこととした.

Ⅰ.ASJの国際的な広報活動強化のための取組

1)オープンアクセス論文を増やし,アクセス数と引用数(IF)の上昇.2)海外での広報活動.3)仮想出版号(Virtual Issues)を再編整備によるプロ モーション.

Ⅱ.ASJのコンテンツ向上・国際発信強化のための取組

1)編集体制の拡充と強化(海外編集委員の増員等).2)編集支援システム(PublonsやORCID)の周知よる審査の質の向上・迅速化.3)審査員 賞(ASJ Reviewers Award)の授与を継続.4)掲載のさらなる迅速化(バックログを解消).5)投稿・査読システムの向上.

・応募時に設定した取組の目標・評価指標

Ⅰ.北米欧州,中南米中近東からの投稿数の割合を増やし(各25%),IF:2.0まで向上させることが目標である.

Ⅱ.海外編集委員を事業完了時までに30人にし,受理から掲載までの期間を180日までに短縮させることが目標である.

2 目標の達成状況

・現在までの目標の達成状況

Ⅰ.ASJの国際的な広報活動強化のための取組

1)毎年6編の論文をオープンアクセス化し,アクセス数は大きく増大している.IF値は,申請時

(2015)IF1.045→現在3年目(2018)1.301と,3年目の目標1.5には届いていないが上 昇している.2)毎年2大会以上の国際学会で広報活動を行っている.論文投稿数については 南米や中近東の地域からの投稿が増えている.3) ASJのホームページにある仮想出版号(Virtu al Issues)を再編整備し,トピックスを4種類増やした.

Ⅱ.ASJのコンテンツ向上・国際発信強化のための取組

1)各国の畜産学関連団体と連携をすすめるため,1年目(2017)にスペインとニュージーランド の研究者,2年目(2018)にアメリカの研究者,3年目(2019)にインドネシアの研究者を編 集委員に迎えた.海外の編集委員数は応募時点13人→3年目(2018)16人となった.2)

編集支援システム(PablonやORCID)について会報に掲載し,年次大会のセミナーにて周知して いる.3) 優秀審査員賞を1年目(2017)は14名,2年目(2018)は11名,3年目(20 19)は11名に授与した.4)2年目にASJの発行頁数を増やしバックログを解消した.それにより 受理から掲載までの期間を300日から110日に大幅短縮し,目標を達成した.

・今後の計画

Ⅰ.ASJの国際的な広報活動強化のための取組

引き続きオープンアクセス論文を増やし,アクセス数と引用数(IF)の上昇(IF=2.0)を目指す.海 外での広報用ブースの設置,広報ポスター掲示,プロモーショングッズ・リーフレットを配布による広 報活動を引き続き実施する.また,Virtual Issuesのリーフレットを作成・プロモーションを行う.

Ⅱ.ASJのコンテンツ向上・国際発信強化のための取組

引き続き編集体制の拡充と強化(海外編集委員の増員等)を行い,学会同士の交流を進める.

審査員賞(ASJ Reviewers Award)の授与を継続し,受理から掲載までのさらなる期間短縮

(60日)を目指す.

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