StorageGRID
®Webscale NAS Bridge 2.0.2
アドミニストレーション ガイド
2017年5月 | 215-12536_A0
目次
StorageGRID Webscale NAS Bridge
のアーキテクチャ ... 4
NAS Bridgeストレージ環境 ... 4 NAS Bridgeの機能とメリット ... 5 Webブラウザの要件 ... 6 ドキュメントとWebリソース ... 7
ノード構成のワークフロー ... 8
構成の準備 ... 9
正式な導入計画から取得する情報 ... 9 NAS Bridgeノードへのサインイン ... 9キャッシュの管理 ... 11
キャッシュ デバイスを追加する場合の前提条件と制限事項 ... 11 新しいキャッシュ デバイスの作成 ... 11 仮想マシンへのハード ドライブの追加 ... 12 NAS Bridgeへのキャッシュ デバイスの追加 ... 12 キャッシュ デバイスの削除 ... 13ファイルシステムの管理 ... 14
ファイルシステムを追加する場合の前提条件と制限事項 ... 14 NFSファイルシステムの追加 ... 15 SMBファイルシステムの追加 ... 17 ファイルシステムの削除 ... 18NAS Bridge
の維持 ... 19
デバッグ パッケージの生成 ... 19 構成データのエクスポートとインポート ... 20 システム イベントの表示 ... 21 NAS Bridgeノードの運用停止 ... 21 NAS Bridgeソフトウェアのアップグレード ... 21 ソフトウェアのアップグレードの要件 ... 22 アップグレード時にシステムが受ける影響 ... 22 NAS Bridgeのアップグレード ファイルのダウンロード ... 23 アップグレードの実行 ... 23 NAS Bridgeノードのリブート ... 24NAS Bridge
のレポートの使用 ... 25
NAS Bridgeダッシュボードの表示 ... 25 ダッシュボードの変更 ... 28 カスタム グラフやチャートの作成 ... 30著作権に関する情報 ... 33
商標に関する情報 ... 34
マニュアルの更新について ... 35
索引 ... 36
目次 | 3StorageGRID Webscale NAS Bridge
のアーキテク
チャ
StorageGRID Webscale NAS Bridgeは、ファイルベースのワークロードをStorageGRID
Webscale上で実行できる仮想アプライアンスです。運用コンポーネントや主要な機能を理
解しておく必要があります。
NAS Bridge
ストレージ環境
NAS Bridgeを適切に使用するには、NFSおよびSMBクライアント、NAS Bridgeノード、
StorageGRID Webscaleオブジェクト ストレージ システム、DNSおよびNTPサーバなど、NAS
Bridgeストレージ環境を構成するコンポーネントを理解しておく必要があります。
ストレージ クライアント
ストレージ ネットワーク内のクライアントは、NFSまたはSMBプロトコルを使用 してNAS Bridgeノードにアクセスします。NAS Bridgeのエクスポートまたは共有 にマウントされると、クライアントは標準のファイルサーバのネットワーク ドラ イブに直接接続されているように見えます。
NAS Bridgeノード
NAS Bridgeノードは、VMware ESXiで実行されている仮想マシンとして導入され
ます。ノードは、フロントエンドとバックエンドでプロトコルを次のように変換 します。
• クライアント プロトコル → NAS Bridge(NFSまたはSMB)
• NAS BridgeからStorageGRID Webscale(S3 API) StorageGRID Webscale StorageGRID Webscaleは、冗長性、耐障害性、拡張性を提供するオブジェクト ス トレージ システムです。NAS Bridge環境では、各S3バケットに、単一のファイル システムのクライアント データとネームスペース情報が保持されます。各バケッ トは、NAS Bridgeによって、NFSエクスポートまたはSMB共有として公開されま す。クライアント データは変更されずに取り込まれ、格納されるため、 StorageGRID Webscale内のクライアント データには、直接S3プロトコルを使用し てアクセスすることもできます。 ネットワーク サービス NAS Bridgeは、ストレージ ネットワークに統合されると、ネットワーク ディレク トリとタイム サービスに依存します。DNSとNTPの両方のサーバが必要です。ス タンドアロンのDNSサーバとNTPサーバ、またはActive Directoryサーバ(両方の サービスを提供)のいずれかを定義できます。 管理Webユーザ インターフェイス
NAS Bridgeノードは、サポートされているブラウザを使用してアクセスできるWeb
ユーザ インターフェイスを提供します。ユーザ インターフェイスの機能は、構 成、メンテナンス、レポートのコンポーネントにグループ分けされ、ページの上 部にあるボタンを使用してアクセスできます。 関連資料 Webブラウザの要件(6ページ)
NAS Bridge
の機能とメリット
NAS Bridgeは、StorageGRID Webscaleのオブジェクト機能およびVMwareの仮想ランタイム環
境の機能を活用することにより、複数の主張機能とメリットを提供します。これらの機能 は、お使いのストレージ環境に付加価値をもたらす強力で柔軟なソリューションを提供しま す。 NAS Bridgeには次の重要な機能が含まれています。 標準のクライアント アクセス プロトコル クライアントは、標準のネットワーク ストレージ プロトコルを使用してNAS Bridgeにアクセスします。ノードによって公開されるマウント ポイントへの接続 を除き、クライアントの変更は不要です。 仮想マシンの導入
NAS Bridgeは、VMware仮想マシンとして実装および導入されます。このため、
NAS Bridgeは、高可用性(HA)などのVMwareのいくつかの機能を活用します。
また仮想マシンの導入場所についても、特に障害からのリカバリの際には柔軟な 設定が可能です。
StorageGRID Webscaleとの統合
NAS BridgeノードはS3 APIを通じてStorageGRID Webscaleオブジェクト ストレー
ジ システムと統合されます。この統合により、NAS Bridgeでは、データ ストレー ジの冗長性など、StorageGRID Webscaleの機能の多くを活用できます。
拡張性
NAS Bridgeでは、オブジェクト ストアに格納するファイルやオブジェクト ストア
から読みだすファイルの数に制限はありません。
オブジェクトベースのファイル アクセスへの移行
NAS Bridgeは、クライアント ファイルを取り込んで、変更せずにStorageGRID
Webscaleに格納します。そのため、データのオブジェクトとファイルの表示が統 一され、ファイルベースからオブジェクトベースのストレージへの移行が可能に なります。アプリケーションをお客様のニーズに基づいて拡張することができま す。 キャッシュの高速化 各NAS Bridgeノードは、読み取りとライトバックの両方のキャッシュを実行する キャッシュ デバイスを1つ以上提供します。このキャッシュは、オブジェクト ス トレージ向けに最適化されており、NAS Bridgeの全体的なパフォーマンスが向上 します。キャッシュ デバイスは、外部ネットワーク ストレージ上に配置できま す。 管理ネットワークとデータ ネットワークの分離
NAS Bridgeノードを構成する際に、複数の論理インターフェイス(LIF)を定義で
きます。これにより、ストレージ ネットワーク内で管理トラフィックとデータ ト ラフィックの分離を維持できます。
RESTful Webサービスの管理API
NAS Bridgeの管理には、RESTful WebサービスAPIを使用します。APIには、標準の
ブラウザ インターフェイス経由、Swaggerページ経由、代表的なプログラミング言 語やツールを使用するなど、複数の方法でアクセスできます。 広範なメンテナンスとサポート機能 標準のWeb管理ユーザ インターフェイスには、アラート通知やデバッグ パッケー ジの生成など、メンテナンスとサポートの機能が含まれています。 ダッシュボードとレポート機能 管理ユーザ インターフェイスは、NAS Bridgeの指標を表示するダッシュボードを 提供します。オープン ソース ツールを使用すると、さまざまなタイム スケール、 さまざまなタイプのグラフ、さまざまな指標を表示するようにダッシュボードを カスタマイズできます。
Web
ブラウザの要件
サポートされているWebブラウザを使用する必要があります。 Webブラウザ サポートされる最小バージョン Google Chrome 54Microsoft Internet Explorer 11(ネイティブ モード)
Mozilla Firefox 50
ブラウザ ウィンドウの幅を推奨される値に設定する必要があります。
ブラウザの幅 ピクセル
最小 1024
最適 1280
ドキュメントと
Web
リソース
一連のNAS Bridgeのコア ドキュメントおよびその他のリソースを確認して、NAS Bridgeの機 能、要件、および制限についての理解を深める必要があります。
関連情報
StorageGRID Webscale NAS Bridge 2.0.2インストールおよびセットアップ ガイド StorageGRID Webscale NAS Bridge 2.0.2管理APIガイド
StorageGRID Webscale NAS Bridge 2.0.2リリース ノート
ネットアップのマニュアル:StorageGRID Webscale ネットアップ サポート
NetApp University
ノード構成のワークフロー
StorageGRID Webscale NAS Bridgeノードを完全に展開するには、まず仮想マシンをインス
トールして初期設定を行う必要があります。NAS Bridgeノードを設定したら、導入計画に基 づいて、一連の追加タスクを実行して構成を完了する必要があります。 関連概念 キャッシュの管理(11ページ) ファイルシステムの管理(14ページ) NAS Bridgeの維持(19ページ) 関連情報
StorageGRID Webscale NAS Bridge 2.0.2インストールおよびセットアップ ガイド
構成の準備
NAS Bridgeノードを構成する前に、正式な導入計画から特定の情報を収集し、管理Webユー
ザ インターフェイスにサインインできることを確認する必要があります。
正式な導入計画から取得する情報
StorageGRID Webscale NAS Bridgeの計画および初期導入の一環として、正式な導入計画があ
ります。計画を参照し、必要な情報を収集して、ノード構成を完了する必要があります。 導入計画から次の情報を収集する必要があります。
• NAS BridgeノードのドメインまたはIPアドレス(管理IPアドレス)
• NAS Bridge管理者アカウントの詳細 • VMware vSphere管理者アカウントの詳細 • 作成するキャッシュ デバイスのリスト: ◦ サイズ ◦ 関連付けられているハード ドライブ • 作成するファイルシステムのリスト: ◦ タイプ(NFSまたはSMB) ◦ それぞれのエクスポートまたは共有のリスト ◦ 関連付けられているキャッシュ デバイス
導入計画の詳細については、『StorageGRID Webscale NAS Bridge 2.0.2インストールおよび
セットアップ ガイド』を参照してください。
NAS Bridge
ノードへのサインイン
NAS Bridgeのインストールと初期設定が完了したら、システム構成の準備にて、サインイン してノードにアクセスできることを確認する必要があります。 開始する前に NAS Bridgeがインストールおよび初期設定されている必要があります。仮想マシンを起動 して使用可能になったら、次の情報が必要です。• NAS Bridgeノードの管理IPアドレス
• 管理者アカウントのユーザ名とパスワード タスク概要 ユーザ名は、Eメール アドレスの形式にします。 手順 1. ブラウザを使用して、NAS Bridgeノードの管理IPアドレスに移動します。 9
2. 管理者のユーザ名とパスワードを入力し、[Sign In]をクリックします。
3. エンド ユーザ ライセンス契約および製品保証明細書を読みます。
4. [Agree]をクリックして承認し、サインインを完了します。
タスクの結果
NAS Bridgeユーザ インターフェイスが表示され、最上位の選択メニューに[Configuration]、
[Maintenance]、および[Reporting]が表示されます。
関連資料
Webブラウザの要件(6ページ)
キャッシュの管理
NAS Bridgeのライトバック キャッシュを実装してシステム全体のパフォーマンスを向上さ せるには、1つ以上のキャッシュ デバイスを作成して管理する必要があります。NAS Bridge のファイルシステムはそれぞれキャッシュ デバイスに割り当てる必要があります。キャッ シュ デバイスには、システムの読み取りキャッシュとライトバック キャッシュ内のデータ がまとめて含まれます。キャッシュ
デバイスを追加する場合の前提条件と制限事項
キャッシュ デバイスの追加または一般的な管理操作を行う前に、前提条件と制限事項を理 解する必要があります。また、ファイルシステムを追加する場合に関連する前提条件と制限 事項も参照する必要があります。 仮想マシンに接続されたハードドライブ NAS Bridge仮想マシンには、仮想ハード ドライブを含む一連のリソースが割り当てられま す。キャッシュ デバイスごとに使用可能な仮想ハード ドライブを設定する必要がありま す。キャッシュ デバイスを作成する場合は、特定の仮想マシンのハード ドライブと関連付 ける必要があります。実際の物理ドライブは、ローカル ドライブでも、リモートのNASま たはSANドライブでも構いません。 物理ドライブは、次のようにキャッシュされたデータを保持するのに十分な大きさにする必 要があります。 • 最小サイズは30GBまたは最大のファイルの1.5倍のどちらか大きいほうです。 • 最大サイズは10TBです。 • 推奨サイズはアクティブ データセットの1.5倍以上です。 重要:各キャッシュ デバイスに使用するドライブでライトバック キャッシュが有効に なっていることと、ストレージ コントローラや物理ドライブの障害など、ハードウェア の障害から保護されていることを確認しておく必要があります。NAS Bridgeは、基盤とな るハードウェアに依存してキャッシュ内のデータを保護しています。 関連資料 ファイルシステムを追加する場合の前提条件と制限事項(14ページ)新しいキャッシュ
デバイスの作成
キャッシュ デバイスを作成するときは、2段階のプロセスに従う必要があります。キャッ シュ デバイスは、ファイルシステムを作成する前に作成する必要があります。 開始する前に キャッシュ デバイスを追加する場合の前提条件と制限事項をよく理解する必要がありま す。 手順 1. 仮想マシンへのハード ドライブの追加(12ページ) 2. NAS Bridgeへのキャッシュ デバイスの追加(12ページ) 11関連資料 キャッシュ デバイスを追加する場合の前提条件と制限事項(11ページ)
仮想マシンへのハード
ドライブの追加
NAS Bridgeにキャッシュ デバイスを追加するには、使用可能な仮想マシンのハード ドライ ブが必要です。使用可能なハード ドライブがすでに仮想マシンに定義されている場合は、 新しく追加する必要はありません。定義されていない場合は、NAS Bridge仮想マシンにハー ド ドライブを追加する必要があります。 開始する前にVMware vSphereおよびESXiに精通していることと、この環境での仮想マシンの管理経験が
必要です。
手順
1. VMware vSphere Web Clientにサインインします。 2. NAS Bridge仮想マシンを見つけます。 3. 仮想マシンの設定を編集して新しいハード ドライブを追加します。 4. ハード ドライブの場所を選択して、[OK]をクリックします。
NAS Bridge
へのキャッシュ
デバイスの追加
作成するファイル システムはすべてキャッシュ デバイスに関連付ける必要があります。作 成する予定のファイル システムに基づいて、NAS Bridgeノードにキャッシュ デバイスを追 加する必要があります。 開始する前に NAS Bridge仮想マシンに定義された使用可能なハード ドライブが必要です。 手順 1. Webページの上部にある[Configuration]をクリックします。 2. [Cache Devices]をクリックします。 3. [Add]をクリックします。 4. 新しいキャッシュ デバイスの名前を入力し、関連付けるディスクを選択します。 選択可能なハード ドライブが[Disk]ドロップダウン ボックスに表示されます。 5. [保存]をクリックします。 キャッシュ デバイスが作成され、新しいファイルシステムを追加するときに使用可能に なります。このキャッシュ デバイスの使用方法がダッシュボードに表示されます。 6. 変更が完了したら、構成ファイルをエクスポートします。a. [Maintenance] > [Configuration Exports]をクリックします。 b. [Generate Export]をクリックします。
c. ダウンロード アイコンをクリックしてファイルをローカル ワークステーションにダ
ウンロードします。
キャッシュ
デバイスの削除
導入計画、クライアント アクティビティ、および全体的なシステム パフォーマンスによっ ては、NAS Bridgeキャッシュ デバイスの削除が必要になる場合があります。一般に、ファイ ルシステムに関連付けられていない、今後のファイルシステム用に計画されていないキャッ シュ デバイスは、削除する必要があります。 開始する前に キャッシュ デバイスを任意のファイルシステムと関連付けることはできません。 手順 1. Webページの上部にある[Configuration]をクリックします。 2. [Cache Devices]をクリックします。 3. 削除するキャッシュ デバイスの行で削除アイコンをクリックします。 キャッシュ デバイスが、NAS Bridgeの構成から削除されます。ただし、ハード ドライブ は、NAS Bridgeでは使用されなくなりますが、NAS Bridge仮想マシンには引き続き関連 付けられています。4. 変更が完了したら、構成ファイルをエクスポートします。
a. [Maintenance] > [Configuration Exports]をクリックします。 b. [Generate Export]をクリックします。
c. ダウンロード アイコンをクリックしてファイルをローカル ワークステーションにダ
ウンロードします。
ファイルシステムの管理
1つ以上のファイルシステムを定義して、クライアントがStorageGRID Webscaleシステム内で データの保存とアクセスができるようにする必要があります。ファイルシステムを追加する場合の前提条件と制限事項
ファイルシステムの追加または一般的な管理操作を行う前に、前提条件と制限事項を理解し ておく必要があります。またキャッシュ デバイスを追加する場合は、関連する前提条件と 制限事項も参照する必要があります。 ネットワークサービスSMBファイルシステムを追加するには、NAS Bridgeに対してActive Directoryサーバを定義し
ておく必要があります。NFSファイルシステムを追加するには、Active Directoryサーバまた は、DNSサーバとNTPサーバを定義しておく必要があります。通常、これらのネットワーク サービスは、NAS Bridgeノードの導入および初期構成時に設定します。 キャッシュデバイス ファイルシステムはそれぞれキャッシュ デバイスに関連付ける必要があります。ファイル システムをキャッシュ デバイスに割り当てるには、次の2つの方法があります。 • 複数のファイルシステムを単一のキャッシュ デバイスに関連付ける(N:1)。 • 1つのファイルシステムを単一のキャッシュ デバイスに関連付ける(1:1)。 1:1モデルの方が、設定が必要なドライブ数や手間が増えますが、ファイルシステム間の分 離性は高くなります。この分離によってパフォーマンスが向上し、キャッシュ デバイスの 問題による影響が限定されます。 したがって、1:1モデルを使用して、ファイルシステムごとに専用のキャッシュ デバイス を指定することを推奨します。そのためには、次の操作を実行する必要があります。 • 追加するファイルシステムごとに別々のキャッシュ デバイスを定義します。 • 各ファイルシステムを専用のキャッシュ デバイスに関連付けます。 StorageGRID Webscaleのバケット ファイルシステムを追加するには、StorageGRID Webscaleシステムをアクティブにし、NAS
Bridgeに対して定義する必要があります。StorageGRID Webscale APIゲートウェイ ノードの
定義または特定は、通常はNAS Bridgeノードの初期構成時に実行します。 すべてのファイルシステムは、単一の、専用のStorageGRID Webscale S3バケットに配置され ます。ファイルシステムを追加すると、NAS Bridgeは指定したバケットを検索し、見つかっ た場合はそれを使用します。バケットが見つからない場合は、NAS Bridgeがバケットを作成 します。以下の理由により、ファイルシステムを追加する時点で指定したバケットがすでに 存在していることがあります。 • 以前のファイルシステムが同じバケット名を使用していたが、そのファイルシステムが 削除されている(バケットの孤立)。 • StorageGRID Webscaleシステムへのアクセス権を持つユーザが、S3準拠ツールを使用して NAS Bridge外にバケットを作成している。 14
注:NAS Bridgeファイルシステムが削除されても、バケットが変更されたり、StorageGRID
Webscaleシステムから削除されたりすることはありません。したがって、あとから同じバ
ケットを使用してファイルシステムを追加すると、前のファイル データがバケットから 読み出され、新しいファイルシステムを介してエクスポートされます。
注意:S3準拠ツールを使用してStorageGRID Webscale S3バケット内のNAS Bridgeクライア
ント データを表示および読み出すことはできますが、NAS Bridgeで使用されているS3バ ケットに対してオブジェクトを削除、変更、または追加するとデータの破損や損失が発生 する可能性があります。 既知の制限事項 ファイルシステムを作成する際に適用されるいくつかの既知の制限事項があります。 setuidビットとsetgidビット マウントされたNFSクライアントによるchown処理中、setuidビットおよび
setgidビットは対応するStorageGRID Webscaleオブジェクトに保存されません。
通常これらのビットはchown処理で変更されますが、この場合は消去されてしまい ます。 SMBファイル属性 NAS Bridgeで承認または保存されないSMBファイル属性がいくつかあります。次 の属性はサポートされていません。 • FILE_ATTRIBUTE_OFFLINE(0x1000) • FILE_ATTRIBUTE_TEMPORARY(0x100) 関連資料 キャッシュ デバイスを追加する場合の前提条件と制限事項(11ページ)
NFS
ファイルシステムの追加
NAS Bridgeノードで公開されているエクスポートにNFSクライアントをマウントする前に、 1つ以上のNFSファイルシステムを追加する必要があります。 開始する前に ファイルシステムを追加する場合の前提条件と制限事項をよく理解する必要があります。 また、次の管理エンティティをNAS Bridgeノードに定義する必要があります。 • StorageGRID Webscaleゲートウェイ ノード(初期設定にて定義) • システムで使用可能なキャッシュ デバイス タスク概要 NFSファイルシステムを追加するときは、ページ上に表示されるすべてのパラメータの値を 入力または選択する必要があります。ファイルシステムの権限も含めることができます。 権限に関しては、次の点に注意する必要があります。 • 権限のないNFSファイルシステムは読み取り専用 • 書き込みアクセスには権限の追加が必要 • 権限はファイルシステムの定義中または定義後に追加可能 ファイルシステムの管理 | 15手順 1. Webページの上部にある[Configuration]をクリックします。 2. [NFS Filesystems]をクリックします。 3. [Add]をクリックします。 4. 導入計画とストレージ環境に応じて、すべての設定値を入力または選択します。 • StorageGRID • バケット - 指定したバケットがStorageGRID Webscaleシステム内に存在しない場合 は、NAS Bridgeがそのバケットを作成します。 • キャッシュ デバイス • エクスポート - エクスポート名はスラッシュで始める必要があります。エクスポート は/mntディレクトリの下に公開されます。 5. [Add Permission]をクリックし、NFSエクスポートへの書き込みアクセスを許可する権限 の値を入力または選択します。 a. クライアントのIPアドレスまたはドメイン名を入力します。 ワイルド カード名がサポートされています。 b. [Readwrite]をクリックします。 c. [Squash]値と匿名IDを必要に応じて選択します。 d. [Add]をクリックします。 6. [Save]をクリックしてファイルシステムを作成します。 7. 変更が完了したら、構成ファイルをエクスポートします。
a. [Maintenance] > [Configuration Exports]をクリックします。 b. [Generate Export]をクリックします。
c. ダウンロード アイコンをクリックしてファイルをローカル ワークステーションにダ
ウンロードします。
8. NAS BridgeでNFSクライアントを追加したあとに、NAS Bridgeノードで公開されているエ
クスポートにそのクライアントをマウントできます。
NFSクライアントをマウントするときは、rsizeパラメータおよびwsizeパラメータを使
用して、読み取り処理と書き込み処理のブロック サイズを指定することを推奨します。 そうしないと、処理が遅くなる可能性があります。次に例を示します。
sudo mount {IP or Hostname}:/mnt/{export} {local folder} -o rsize=1048576,wsize=1048576
関連資料
ファイルシステムを追加する場合の前提条件と制限事項(14ページ)
SMB
ファイルシステムの追加
NAS Bridgeノードで公開されている共有にSMBクライアントをマウントする前に、1つ以上 のSMBファイルシステムを追加する必要があります。 開始する前に ファイルシステムを追加する場合の前提条件と制限事項をよく理解する必要があります。 また、次の管理エンティティをNAS Bridgeノードに定義する必要があります。 • StorageGRID Webscaleゲートウェイ ノード(初期設定にて定義) • システムで使用可能なキャッシュ デバイス • Active Direcrtoryサーバ 手順 1. Webページの上部にある[Configuration]をクリックします。 2. [SMB Filesystems]をクリックします。 3. [Add]をクリックします。 4. 導入計画とストレージ環境に応じて、すべての設定値を入力または選択します。• StorageGRID – StorageGRID Webscaleゲートウェイ ノードです。
• バケット – StorageGRID Webscaleシステム内のバケットです。指定したバケットが存 在しない場合は、NAS Bridgeがそのバケットを作成します。 • キャッシュ デバイス • Active Directory • 共有名 • 所有者 – ドメイン内の有効なユーザIDです。 • グループ – ユーザが所属するグループです。 5. [Save]をクリックします。 6. 変更が完了したら、構成ファイルをエクスポートします。
a. [Maintenance] > [Configuration Exports]をクリックします。 b. [Generate Export]をクリックします。
c. ダウンロード アイコンをクリックしてファイルをローカル ワークステーションにダ
ウンロードします。
ファイルシステムの削除
導入計画、クライアント アクティビティ、および全体的なシステム パフォーマンスによっ ては、NAS Bridgeノードからファイルシステムを削除する必要が生じることがあります。 開始する前に ファイルシステムによって公開されているNFSエクスポートまたはSMB共有からすべての クライアントをアンマウントする必要があります。 タスク概要 削除したファイルシステムはストレージ クライアントで使用できなくなりますが、 StorageGRID Webscaleバケットが削除されたりバケット内のファイル データが変更された りすることはありません。 手順 1. Webページの上部にある[Configuration]をクリックします。 2. ファイルシステムに応じて、[NFS Filesystems]または[SMB Filesystems]をクリックしま す。 3. 削除するファイルシステムの行で[unmount]アイコンをクリックします。 処理が完了すると、ファイルシステムのステータスはUNMOUNTEDになります。ファイ ルシステムはアンマウント処理中にフラッシュされ、キャッシュ内のデータはすべて永 続的なオブジェクト ストアに書き込まれます。 4. 削除するファイルシステムの行で[delete]アイコンをクリックします。 ファイルシステムが削除され、ページから削除されます。 5. 変更が完了したら、構成ファイルをエクスポートします。a. [Maintenance] > [Configuration Exports]をクリックします。 b. [Generate Export]をクリックします。 c. ダウンロード アイコンをクリックしてファイルをローカル ワークステーションにダ ウンロードします。 次のタスク ファイルシステムを削除したあとも、ファイルシステムに関連付けられていたStorageGRID Webscaleバケットは引き続き存在します。同じバケットを含む新しいファイルシステムを 追加すると、前のファイル データが読みだされてエクスポートされます。ただし、ファイ ル データが不要になった場合は、S3準拠のファイル ブラウザなど、NAS Bridge以外のツー ルを使用してバケットを削除する必要があります。
NAS Bridge
の維持
NAS Bridgeのメニューの[Maintenance]セクションでは、NAS Bridgeの導入を維持するための
オプションが提供されています。これらのオプションには、デバッグ ファイルの生成、構 成データのエクスポートおよびインポート、イベント ログの表示、NAS Bridgeノードの運用 停止、NAS Bridgeソフトウェアのアップグレード、ノードのリブートが含まれます。 手順 1. デバッグ パッケージの生成(19ページ) 2. 構成データのエクスポートとインポート(20ページ) 3. システム イベントの表示(21ページ) 4. NAS Bridgeノードの運用停止(21ページ) 5. NAS Bridgeソフトウェアのアップグレード(21ページ) 6. NAS Bridgeノードのリブート(24ページ)
デバッグ
パッケージの生成
エラーやシステム バグのデバッグに利用するために、NAS Bridgeを使用してデバッグ パッ ケージを生成できます。サポートから指示があった場合は、デバッグ パッケージを生成す る必要があります。 タスク概要 デバッグ パッケージは、複数の手順からなるプロセスで生成します。まず、NAS Bridgeノー ドでパッケージを生成する必要があります。これによって必要なログおよびその他の内部 情報がキャプチャされます。パッケージの準備ができたら、圧縮されたtar.gzファイルを ローカル ワークステーションにダウンロードできます。また、必要に応じてAutoSupportの 更新も生成できます。 手順 1. Webページの上部にある[Maintenance]をクリックします。 2. [Debug]をクリックします。 3. [Generate Debug]をクリックし、デバッグ パッケージが作成されるまで待ちます。 パッケージが作成され、ダウンロードの準備ができると、[Ready] 列に緑のチェックマー クが表示されます。 4. ページに表示されるデバッグ パッケージのいずれかを管理するには、オプションで次の いずれかも実行できます。 a. [download]アイコンをクリックしてデバッグ パッケージをローカル ワークステー ションにダウンロードします。b. [send to ASUP]アイコンをクリックしてネットアップにAutoSupportの更新を送信しま
す。
構成データのエクスポートとインポート
NAS Bridgeノードの構成データをエクスポートできます。その後、障害が発生したノードの
リカバリが必要な場合に、構成データをインポートできます。
タスク概要
NAS Bridgeノードの構成を大幅に変更するたびに、NAS Bridgeの構成データをエクスポート
する必要があります。構成データを保存すると、障害が発生したノードのリカバリが簡単に なります。何か不具合が発生した場合に、構成ファイルをアップロードし、リカバリされた ノードにデータをインポートすることにより、設定を簡単にリストアできます。 手順 1. Webページの上部にある[Maintenance]をクリックします。 2. [Configuration Exports]をクリックします。 3. ノードの現在の構成をエクスポートおよびダウンロードするには、次の手順を実行しま す。 a. [Generate Export]をクリックします。 データがWebページ上のテーブルに表示されます。 b. [download]アイコンをクリックし、ローカル ワークステーションに構成ファイルを保 存します。 4. 保存した構成ファイルをNAS Bridgeノードにインポートするには、次の手順を実行しま す。 注:インポート機能は、障害からのリカバリの一環としてのみ使用します。このこと は、『NAS Bridgeインストールおよびセットアップ ガイド』で説明されています。 a. [Choose File]をクリックし、以前にエクスポートした構成ファイルを選択します。 b. [Upload]をクリックします。 構成ファイルがWebページ上のテーブルに表示されます。
c. [import]アイコンをクリックして、構成データを含めてNAS Bridgeノードを更新しま
す。 d. プロンプトが表示されたら、[Yes]をクリックしてファイルをインポートし、ノードを リブートします。 構成ファイルをインポートすると、ノードがリブートします。システムのリブート中 にノードまたは管理APIにアクセスすると、エラー メッセージが表示される場合があ ります。これらのエラーを回避するには、インポート プロセスを開始後に約15分間待 機してからノードまたは管理APIにアクセスします。 e. ノードのリブートが完了したら、もう一度ログインします。 5. 構成ファイルを削除するには、[delete]アイコンをクリックします。 関連情報
StorageGRID Webscale NAS Bridge 2.0.2インストールおよびセットアップ ガイド
システム
イベントの表示
NAS Bridgeには、システムのアクティビティに関する情報を提供するイベント ロギング ファシリティが含まれています。問題をデバッグする場合やサポートから指示があったと きにイベント ログの内容を表示する必要があります。 手順 1. Webページの上部にある[Maintenance]をクリックします。 2. [Events]をクリックします。 3. 必要に応じて、用語を入力してイベントをフィルタリングするか、クリックしてデータ、 重大度、またはメッセージでイベントを昇順または降順でソートします。NAS Bridge
ノードの運用停止
NAS Bridgeノードが不要になった場合は、ノードの運用を停止する必要があります。運用停 止プロセスでは最初にすべてのファイル システムがフラッシュされ、キャッシュ内のデー タが永続的なオブジェクト ストアに書き込まれます。その後、すべてのファイル システム がアンマウントされ、仮想マシンがシャットダウンします。 手順 1. Webページの上部にある[Maintenance]をクリックします。 2. [Tasks]をクリックします。 3. [Decommission]をクリックします。 4. [Yes, decommission]をクリックして要求を確定します。 タスクの結果 運用停止プロセスが開始します。システム ファイルの数およびサイズによっては、完了す るまでに数時間かかることがあります。NAS Bridge
ソフトウェアのアップグレード
システム停止を最小限に抑えてアップグレードを完了できるように、NAS Bridgeソフトウェ アのアップグレードを計画する必要があります。 NAS Bridgeバージョン2.0.1からバージョン2.0.2へのアップグレードを開始する前に、このセ クション全体を読んで、要件および必要な手順を十分に理解しておく必要があります。 開始する前に、次の点に注意してください。 • バージョン2.0.2にアップグレードするには、現在のバージョンが2.0.1である必要があり ます。 • アップグレード中にシステムがどのような影響を受けるかを理解しておく必要がありま す。 関連概念 アップグレード時にシステムが受ける影響 (22ページ) NAS Bridgeの維持 | 21ソフトウェアのアップグレードの要件
ソフトウェアのアップグレードを開始する前に、必要な資料を入手し、アップグレードの要 件を確認して、アップグレードを正常に完了できることを確認します。 必要なもの メモ 関連ドキュメント • 『リリース ノート』 注:アップグレードを開始する前に、『リリース ノー ト』をよくお読みください。 • 『NAS Bridgeインストールおよびセットアップ ガイド』 サービス ラップトップ サービス ラップトップには、以下のものが必要です。 • ネットワーク ポート • SSHクライアント(PuTTYなど) • サポートされているWebブラウザ アップグレード前に、仮想マシンに割り当てられているRAMの容量およびvCPUの数を、 64GBのRAMと16 vCPUに増やしておく必要があります。 関連資料 Webブラウザの要件(6ページ) 関連情報StorageGRID Webscale NAS Bridge 2.0.2リリース ノート
StorageGRID Webscale NAS Bridge 2.0.2インストールおよびセットアップ ガイド
アップグレード時にシステムが受ける影響
ソフトウェアのアップグレード プロセス中は、NAS Bridgeノードは利用できません。 アップグレードの進行中は、NAS Bridgeノードの構成を一切変更しないでください。 サービスが停止する ソフトウェアのアップグレードを開始すると、NAS Bridgeのすべてのサービスが停止しま す。これらのサービスは、ソフトウェアのアップグレード プロセスが完了すると、自動的 に再開します。 ログインしているユーザがログアウトされる ソフトウェアのアップグレードを開始するときにNAS Bridgeのユーザ インターフェイスに ログインしているユーザは切断されます。 現在の読み取り処理と書き込み処理が停止する ソフトウェアのアップグレードを開始するときに行われているファイルの読み取りまたは 書き込み処理は停止されます。 注意:データ損失を防止するため、アップグレード プロセスを開始する前に、すべてのク ライアントでファイル システムをアンマウントする必要があります。NAS Bridge
のアップグレード
ファイルのダウンロード
NAS Bridgeのアップグレード ファイルを、ネットアップ サポート サイトからダウンロード する必要があります。 手順 1. NAS Bridgeのダウンロード サイトへのアクセス権を取得するには、ネットアップの営業 担当者にお問い合わせください。StorageGRID WebscaleのNAS Bridgeコンポーネントをダウンロードするには、Process Variance Request(PVR)を完了する必要があります。
2. NAS Bridgeのアップグレード ファイルをローカル ワークステーションにダウンロード
します。
NAS Bridge仮想マシンはOpenVirtualization Format(OVF)標準に従ってフォーマットされ
ます。圧縮ファイル名の一般的な形式は次のとおりです。 NetApp_StorageGRID_Webscale_NAS_Bridge_version-date.bin
アップグレードの実行
ダウンロードしたファイルをアップグレード対象の各NAS Bridgeノードにコピーして、NAS Bridgeユーザ インターフェイスからインストーラを実行する必要があります。 開始する前に • CLI管理者アカウント(pb)の現在のパスワードを知っている必要があります。このアカ ウントには、ダウンロード ファイルのコピーに必要なsudo権限が設定されています。 • すべてのクライアントで、ファイルシステムをアンマウントしておく必要があります。 • 仮想マシンに割り当てられているRAMおよびvCPUを、64GBのRAMと16 vCPUに増やし ておく必要があります。 手順1. NAS BridgeノードとSecure Copy Protocol(SCP)のセッションを開始します。
2. CLI管理者アカウント(pb)とアカウントの現在のパスワードを使用してログインしま す。 3. NAS Bridgeアップグレード ファイルを/tmpディレクトリにアップロードします。 4. SCPセッションを終了します。 5. NAS Bridge仮想マシンのコンソールを開きます。 6. CLI管理者アカウント(pb)とアカウントの現在のパスワードを使用してログインしま す。 このアカウントにはsudo権限が必要です。 7. アップグレード ファイルを/var/local/pb-upgrade.runに移動して名前を変更します。 # sudo mv /tmp/NetApp_StorageGRID_Webscale_NAS_Bridge_version-date.bin /var/local/pb-upgrade.run 8. サポートされているブラウザから、NAS Bridgeユーザ インターフェイスにサインインし ます。 NAS Bridgeの維持 | 23
9. Webページの上部にある[Maintenance]を選択します。 10. [Tasks]を選択します。 11. [Upgrade]を選択します。 12. [Yes, upgrade]を選択してアップグレード プロセスを開始します。 13. ソフトウェアのアップグレードが完了するまで待ちます。 14. ブラウザの[Refresh]ボタンをクリックします。 新しいバージョンを表示するには、ブラウザを更新する必要があります。 15. アップグレードが成功したことを確認します。
a. ページの右上から、[Help] > [System Info]を選択します。
b. バージョンが正しいことを確認します。 アップグレード プロセスが5~10分以内に完了しないか、正しいバージョンが表示され ない場合は、テクニカル サポートにお問い合わせください。
NAS Bridge
ノードのリブート
必要に応じて、ユーザ インターフェイスからNAS Bridgeノードをリブートできます。 手順 1. Webページの上部にある[Maintenance]をクリックします。 2. [Tasks]をクリックします。 3. [Reboot]をクリックします。 4. [Yes, reboot]をクリックして要求を確定します。NAS Bridge
のレポートの使用
NAS Bridgeメニューの[Reporting]の選択肢に含まれるオープンソース ツールを使用すると、
NAS Bridgeダッシュボードを管理およびカスタマイズできます。
NAS Bridgeダッシュボードでは、Grafanaダッシュボード ツールとPrometheusシステム監視
ツールを使用します。Grafanaは設定可能なグラフおよびチャートで時系列のデータを表示 し、Prometheusはバックエンドのデータ ソースとして機能します。
開始する前に
NAS Bridgeユーザなら誰でもダッシュボードを表示できます(MonitorまたはAdminロール)。
ただし、ダッシュボードを変更する場合や、独自のカスタム グラフおよびダッシュボード を作成する場合は、AdminロールのユーザとしてNAS Bridge Webページにサインインする必 要があります。 詳細情報 Grafanaダッシュボード ツールおよびPrometheusデータ ソース ツールを使用すると、カスタ マイズされたNAS Bridgeのグラフおよびダッシュボードを作成できます。本ドキュメント では、作業の開始時に役立つ手順の概要を説明しますが、これらのツールを使用して実行で きる操作について説明しているわけではありません。 Grafanaダッシュボードの使用に関する完全な情報については、GrafanaのWebサイトを参照 してください。Prometheusでの照会の詳細については、PrometheusのWebサイトを参照して ください。 注:必ず、NAS Bridgeで使用されているバージョンであるGrafanaバージョン3.0の手順を使 用してください。 手順 1. NAS Bridgeダッシュボードの表示(25ページ) 2. ダッシュボードの変更(28ページ) 3. カスタム グラフやチャートの作成(30ページ) 関連情報 Grafanaのマニュアル Prometheus:「Query basics」
NAS Bridge
ダッシュボードの表示
NAS Bridgeダッシュボードには、システムの指標を示す設定済みのグラフが表示されます。
タスク概要
NAS Bridgeダッシュボードには、Cache Usage(キャッシュ利用率)、Disk Rate(ディスク速
度)、Network Rate(ネットワーク速度)、CPU Load(CPU負荷)、およびMemory(メモリ)
の標準的なグラフが含まれています。ダッシュボードの情報を確認して、NAS Bridgeノード の現在の状態を迅速に評価できます。
標準のNAS Bridgeダッシュボードは読み取り専用で、変更できません。
重要:標準のダッシュボードを変更する場合は、[Save as]を使用して変更を保存する必要
があります。
グラフ 説明 Cache Usage キャッシュ デバイスごとに、指定した期間(デフォルトは過去6時 間)のキャッシュ利用量を表示します。[Cache Device]ドロップダ ウン リストを使用して、表示するキャッシュ デバイスを選択しま す。 Cache Usageグラフには次の2つの線が含まれます。 • Cache線は、メイン キャッシュの使用量を示します。メイン キャッシュは卓越したパフォーマンスを発揮し、キャッシュ デ バイス上の使用可能なスペースの80%を消費します。メイン キャッシュは、NAS Bridge 2.0.2以降を実行しているノードに書 き込まれるすべての新しいファイル用に使用されます。 • Legacy Cache線はレガシー キャッシュの使用状況を示します。 レガシー キャッシュはキャッシュ デバイス上の使用可能なス ペースの20%を消費します。レガシー キャッシュは次のデータ 用に使用されます。 ◦ ノードがNAS Bridge 2.0.2にアップグレードされる前に キャッシュ内に存在した可能性のあるデータ ◦ StorageGRID Webscaleシステムへのコミット後にメイン キャッシュから「除外」(削除)されたデータ ◦ StorageGRID Webscaleシステムから読みだされたデータ Disk Rate 指定した期間(デフォルトは過去6時間)にシステム内の各ディス クによって1秒あたりに読み書きされたデータのバイト数を表示し ます。スクリーンショットの例はsdaとsdbの2つのディスクを示し ています。 Network Rate 指定した期間(デフォルトは過去6時間)のネットワークとノード の間のデータ速度を表示します。送受信データの速度の最小、最 大、および平均値を示すテーブルも含まれています。
CPU Load 指定した期間(デフォルトは過去6時間)のCPU負荷を表示します。
このグラフには、1分間隔、5分間隔、および10分間隔の平均負荷を 示す3つの線が含まれています。 Memory 指定した期間(デフォルトは過去6時間)のノードのRAM使用率を ギビバイト(GiB)単位で表示します。 • Total線は使用可能なRAMの総容量を示し、変化しません。 • Used線は現在使用されているRAMの量を示します。 手順 1. Webページの上部にある[Reporting]をクリックします。 2. グラフ内の情報を確認します。 目的 操作 ある特定の時間における データの値を特定 グラフ上でカーソルを動かします。 NAS Bridgeのレポートの使用 | 27
目的 操作 表示する時間の幅を拡大 [Zoom Out]をクリックするか、Ctrl+Zを押します。 時間を戻す [<]をクリックするか、左矢印キーを押します。 時間を進める [>]をクリックするか、右矢印キーを押します。 グラフの別の時間範囲を指 定 時計アイコン をクリックし、範囲を選択または入力します。デフォルトの設定は[Last 6 hours]です。 データの更新 更新アイコン をクリックします。 自動更新頻度の設定 時計アイコンをクリックし、データの更新頻度を選択して、[Apply] をクリックします。デフォルトの更新頻度は1分です。 3. 特定のデータ線の表示と非表示を切り替えます。 目的 操作 グラフの線を非表示にする 非表示にする線の凡例をクリックします。 非表示だった線を表示 非表示の線の凡例をクリックします。
ダッシュボードの変更
組み込みのGrafanaツールを使用して、パネルを並べ替えたり、デフォルトのグラフを変更 することができます。 タスク概要 標準のNAS Bridgeダッシュボードは読み取り専用で、変更できません。 重要:標準のダッシュボードを変更する場合は、[Save as]を使用して変更を保存する必要 があります。 手順 1. Webページの上部にある[Reporting]を選択します。 ダッシュボードが表示されます。 2. ダッシュボードのドロップダウン リストに[NAS Bridge]が表示されることを確認しま す。3. 必要に応じて、新しいダッシュボードでパネルを並べ替えます。 a. 移動するパネルのタイトルをクリックしたままにします。 b. パネルを新しい場所にドラッグします。 行の左上にある緑のメニュー アイコンをクリックして[Move]を選択することもできま す。 4. 必要に応じて、グラフのデータ行の色を変更します。 a. 凡例で行の色キーをクリックします。 b. 別の色を選択します。 5. 必要に応じて、個々のグラフを変更します。 a. グラフのタイトルを選択します。 b. [Edit]を選択します。 c. 何を変更するかによって、[Graph]パネルのいずれかのタブを選択します。 NAS Bridgeのレポートの使用 | 29
選択するタブ 変更対象 General グラフのタイトル Metrics 凡例形式で行ごとに表示されるテキスト、および解像度 注:別の指標を表示する場合は、カスタムのグラフやチャート の作成手順を参照してください。 Axes X軸とY軸 たとえば、Y軸の最小値と最大値を定義したり、ユニットやスケー ルを変更したり、グラフが特定の値を超えたときに簡単に確認でき るようにしきい値を定義したりできます。 Legend 凡例の表示場所と表示方法 たとえば、データの最小、最大、平均値をテーブルに表示できま す。 Display グラフの表示 たとえば、バー、線、または一連の点でデータを表示できます。 Time range グラフの時間範囲 たとえば、時間シフトを追加できます。 6. [×]をクリックして[Graph]パネルを閉じます。 7. 新しいダッシュボードを保存します。 a. [Manage Dashboards]アイコン を選択します。 b. メニューから[Save As]を選択します。 c. ダッシュボードのコピーの新しい名前を入力し、[Save]をクリックします。 関連タスク カスタム グラフやチャートの作成(30ページ)
カスタム
グラフやチャートの作成
組み込みのGrafanaツールとPrometheusツールを使用して、カスタムのグラフやチャートを表 示できます。 タスク概要 標準のNAS Bridgeダッシュボードは読み取り専用で、変更できません。 重要:標準のダッシュボードにカスタムのグラフやチャートを追加する場合は、[Save as] を使用して変更を保存する必要があります。 手順 1. Webページの上部にある[Reporting]を選択します。 2. ダッシュボードのドロップダウン リストに[NAS Bridge]が表示されることを確認しま す。 3. ダッシュボードの最後までスクロールし、[Add Row]を選択します。 4. 新しい行の左上にある緑のメニュー アイコンをクリックします。5. [Add Panel] > [Graph]をクリックします。
Singlestat、Table、Dashboard List、Plugin List、またはTextの追加に関してヘルプが必要な
場合は、Grafanaのオンライン ドキュメントを参照してください。 空白のグラフが表示され、[Metrics]タブが選択されます。 6. [Metric lookup]テキスト ボックスに、「 node_ 」と入力します。 7. リストをスクロールし、表示する指標を見つけます。 データ クエリ構築の手順については、Prometheusのドキュメントを参照してください。 8. [Legend Format]フィールドに、線ごとに表示するテキストを入力し、解像度を選択しま す。 9. [Graphs]ページの他のタブの入力を完了し、グラフの外観と動作を指定します。 NAS Bridgeのレポートの使用 | 31
選択するタブ 変更対象 General グラフのタイトル Axes X軸とY軸 たとえば、Y軸の最小値と最大値を定義したり、ユニットやスケー ルを変更したり、グラフが特定の値を超えたときに簡単に確認でき るようにしきい値を定義したりできます。 Legend 凡例の表示場所と表示方法 たとえば、データの最小、最大、平均値をテーブルに表示できま す。 Display グラフの表示 たとえば、バー、線、または一連の点でデータを表示できます。 Time range グラフの時間範囲 たとえば、時間シフトを追加できます。 10. [×]をクリックして[Graph]パネルを閉じます。 11. 新しいダッシュボードを保存します。 a. [Manage Dashboards]アイコン を選択します。 b. メニューから[Save As]を選択します。 c. ダッシュボードのコピーの新しい名前を入力し、[Save]をクリックします。 関連情報 Grafanaのマニュアル Prometheus:「Query basics」
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商標に関する情報
Active IQ、AltaVault、Arch Design、ASUP、AutoSupport、Campaign Express、Clustered Data ONTAP、Customer Fitness、Data ONTAP、DataMotion、Element、Fitness、Flash Accel、Flash Cache、Flash Pool、FlexArray、FlexCache、FlexClone、FlexPod、FlexScale、FlexShare、 FlexVol、FPolicy、Fueled by SolidFire、GetSuccessful、Helix Design、LockVault、Manage ONTAP、MetroCluster、MultiStore、NetApp、NetApp Insight、OnCommand、ONTAP、 ONTAPI、RAID DP、RAID-TEC、SANscreen、SANshare、SANtricity、SecureShare、 Simplicity、Simulate ONTAP、Snap Creator、SnapCenter、SnapCopy、SnapDrive、 SnapIntegrator、SnapLock、SnapManager、SnapMirror、SnapMover、SnapProtect、
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