竹 取 物 語 ② 《蓬 莱 の 玉 の 枝 》 中 学 国 語
(C) 2014 Prisola International Inc.
古 文 講 座
【 担 当 講 師 】 秀 浦 り き
基本と応用
無料版
美し成長したかぐや姫は五人の貴公子に求婚される。
かぐや姫は自分と結婚する条件として、五人それぞれに入手困難な物を持参するよう要求する。
東方海上にあるといわれる「蓬莱の玉の枝」を持ってくるよう言われ、探すために出航する。
しかし、すぐ引き返し、人目のつかない場所に身を潜め、職人たちに偽物をつくらせる。
三年後、くらもちの皇子は、今船を下りたばかりというふうをよそおって、完成した偽物を手にかぐや姫の前に現れる。 そのうちの一人、くらもちの皇子は、
くらもちの皇子は、入手するためにしてきた冒険話を語る。 《これまでの話の流れ》
これやわが求むる山ならむと思いて、さすがに恐ろ
しくおぼへて、山のめぐりをさしめぐらして、二、三
日ばかり、見歩くに、天人のよそほひしたる女、銀
の金鋺を持ちて、水をくみ歩く。これを見て、船よ
り下りて、「この山の名を何とか申す。」と問ふ。女
答へていはく、「これは、蓬莱の山なり。」と答ふ。これ
を聞くに、うれしきことかぎりなし。その山、見る
に、さらに登るべきやうなし。その山のそばひらを巡
れば、世の中になき花の木ども立てり。金・銀・瑠璃
色の水、山より流れいでたり。それには、色々の玉の
橋渡せり。そのあたりに、照り輝く木ども立てり。
その中に、この取りてまうで来たりしは、いとわろか
りしかども、のたまひしに違はましかばと、この花を
折りてまうで来たるなり。 《蓬莱の玉の枝本文》
(C) 2014 Prisola International Inc. 3
《本文》ポイント
これやわが求むる山ならむと思いて、 ①
()
(① )私が(② )と思って、〔訳〕
さすがに恐ろしくおぼへて、()
(③ )恐ろしく(④ )、〔訳〕
山のめぐりをさしめぐらして、
山の(⑤ )を(⑥ )、〔訳〕
二、三日ばかり、見歩くに、
二、三日くらい、(⑦ )、〔訳〕 ②
③④
⑥⑤
⑦あり
(C) 2014 Prisola International Inc. 5
天人のよそほひしたる女、 ⑧
()
天人の(⑧ )をした女が、山の中(⑨ )〔訳〕 () 山の中よりいで来て、 ⑩
銀の金鋺を持ちて、水をくみ歩く。
銀の(⑪ )を持って、水をくみ歩いている。〔訳〕 ⑨
(⑩ )、
⑪
かなまるしろかね
これを見て、船より下りて、
〈(主語)= 〉これを見て、船から下りて、〔訳〕
「この山の名を何とか申す。」と問ふ。
「この山の名は( )。」と尋ねた。〔訳〕 () ⑫
二、三日ばかり、見歩くに、 あり これやわが求むる山ならむと思いて、() 《蓬莱の玉の枝》本文ポイント
①
ん
(① )私が(② )と思って、〔訳〕
さすがに恐ろしくおぼへて、()え
(③ )恐ろしく(④ )、〔訳〕
山のめぐりをさしめぐらして、
山の(⑤ )を(⑥ )、〔訳〕
二、三日くらい、(⑦ )、〔訳〕 ②
③④
⑥⑤
⑦ これこそが求めた山だろう
そうはいってもやはり思って
周りこぎ回らせて
見回っていると ~すると
「この山の名を何とか申す。」と問ふ。() 銀の金鋺を持ちて、水をくみ歩く。 かなまるしろかね (⑩ )、 天人のよそほひしたる女、()()
(C) 2014 Prisola International Inc. 7
⑧
お
天人の(⑧ )をした女が、山の中(⑨ )〔訳〕 い服装 山の中よりいで来て、
から
出て来て ⑩
銀の(⑪ )を持って、水をくみ歩いている。〔訳〕 ⑨
お椀 ⑪
これを見て、船より下りて、
〈(主語)= 〉これを見て、船から下りて、〔訳〕私は
「この山の名は(⑫ )。」と尋ねた。〔訳〕 と ⑫
何というのですか ★係り結びの法則
疑問の係助詞 連体形 私(=くらもちの皇子)は が