高等学校
平 成14年 度
教 育 研 究 員 研 究 報 告 書
匝
東 京 都 教 職 員 研 修 セ ン タ ー
平 成14年 度
教 育 研 究 員 名 簿(保 健 体 育)
氏 名 学 校 名
齋 藤 栄 昭 都 立 大 山 高 等 学 校 柳 澤 真 宏 都 立 南 多 摩 高 等 学 校
○ 鎭 西 克 延 都 立小 金井 北高 等学校
◎ 清 水 真 都 立東 村 山西高等 学校 大 村 達 哉 都 立 田 無 工 業 高 等 学 校 梶 原 敏 幸 都 立 府 中 西 高 等 学 校
◎ 世話人O副 世話人
(担当)東 京都 教職員 研修セ ンター 指導 主事 鯨 岡 廣 隆
目 次
「評 価 規 準 を示 す こ とに よ り、学 習 意 欲 と課 題 解 決
能 力 を高 め 、 生 き る 力 を育 て る体 育 授 業 の 工 夫 」
1主 題 設 定 の 理 由 及 び 研 究 計 画
1主 題 設 定 の 理 由 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …2 2研 究 計 画 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …2
II研 究 内 容
1仮 説 の 設 定 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …3 2年 間 の 研 究 の 経 過 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …3 3研 究 の 視 点 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …4 4研 究 の 構 想 図 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …4 5研 究 の 方 法 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …D・ ・ …5 6資 料 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …6 7実 践 報 告 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …8 (1)A高 等 学 校 授 業 概 要 ・ 単 元 計 画(評 価 規 準 表)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …8 (2)B高 等 学 校 授 業 概 要 ・ 単 元 計 画(評 価 規 準 表)・ ・ ・ ・ ・ ・ …10 (3)C高 等 学 校 授 業 概 要 ・ 単 元 計 画(評 価 規 準 表)・ ・ ・ ・ ・ ・ …12 (4)D高 等 学 校 授 業 概 要 ・ 単 元 計 画(評 価 規 準 表)・ ・ ・ ・ ・ ・ …14 (5)E高 等 学 校 授 業 概 要 ・ 単 元 計 画(評 価 規 準 表)・ ・ ・ ・ ・ ・ …16 (6)F高 等 学 校 授 業 概 要 ・ 単 元 計 画(評 価 規 準 表)…6・ ・ …18 8調 査 結 果 と 考 察 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …20
皿 研 究 成 果 と 今 後 の 課 題 1教 師 に よ る 授 業 分 析 2研 究 の 成 果 ・ … 3今 後 の 課 題 … 4ま と め ・ ・ …
..
..
..
..
.23 .23 .24 .24
1
1主 題 設 定 の 理 由 及 び 研 究 計 画 1主 題 設 定 の 理 由
学 校 に お け る 教 育 活 動 は 、 校 長 の 学 校 経 営 方 針 に 基 づ き 、 生 徒 の 実 態 を 踏 ま え て 指 導 計 画 を 立 案 し、 実 践 ・評 価 し、 計 画 を 修 正 しな が ら よ り よ い 教 育 活 動 を 展 開 して い く こ とが 基 本 で あ る。 と りわ け 教 科 指 導 に お い て は 、 生 徒 の 学 習 状 況 を 常 に 評 価 し、 そ の 成 果 と課 題 を 還 元 しな が ら、 次 の 指 導 に 生 か す こ と が 重 要 で あ る。
現 在 、学 校 に お い て は 、完 全 学 校 週5日 制 の 下 、教 育 内 容 を厳 選 し 、ゆ と りの 中 で 基 礎 的 ・ 基 本 的 内 容 を確 実 に 身 に 付 け 「生 き るカ 」 を育 成 す る と と も に 、 基 礎 的 ・基 本 的 内 容 と 「生
き る カ 」 を 適 切 に 評 価 す る た め に 、 観 点 別 の 学 習 状 況 の 評 価 や 目標 に 準 拠 した 評 価 ・個 人 内 評 価 を 一 層 重 視 す る こ と が 求 め られ て い る 。
教 科 「保 健 体 育 」 に お い て は 、 「心 と体 を 一 体 と して と ら え 、健 康 ・安 全 や 運 動 に つ い て の 理 解 と運 動 の 合 理 的 な 実 践 を 通 して 、 生 涯 に わ た っ て 計 画 的 に 運 動 に 親 しむ 資 質 や 能 力 を 育 て る と と も に 、 健 康 の 保 持 増 進 の た め の 実 践 力 の 育 成 と体 力 の 向 上 を 図 り、 明 る く豊 か で 活 力 あ る生 活 を 営 む 態 度 を 育 て る 。」こ と を 目標 と して 、各 学 校 の 状 況 や 生 徒 の 実 態 に 応 じて そ れ ぞ れ 学 習 指 導 が 計 画 され 実 践 ・展 開 され て き て い る 。 しか し、 生 徒 の 学 習 状 況 の 評 価 に つ い て は 、基 本 的 な 考 え 方 が 定 着 し て い な い 状 況 も あ る 。
そ の た め 、 す べ て の 生 徒 の 健 康 ・体 力 や 生 涯 ス ポ ー ツ の 基 礎 を培 う とい う大 き な ね らい に 則 して 、 学 習 状 況 の 評 価 に 当 た っ て 観 点 別 の 学 習 状 況 評 価 と 目標 に 準 拠 した 評 価 の 原 則 に 立 ち 返 る こ と が 「生 き る 力 」 を 育 成 し て い く 上 で 、 重 要 な 課 題 で あ る。
そ こ で 、 本 研 究 部 会 で は 、 科 目 「体 育 」 の 分 野 に お い て 、 基 礎 的 ・基 本 的 内 容 を確 実 に 身 に 付 け 「生 き る カ 」 を 育 成 す る た め に 、 学 習 指 導 計 画 の 工 夫 の 中 で も観 点 別 評 価 と 目標 に 準 拠 した 評 価 に つ い て 具 体 的 に 研 究 す る こ と と し た 。 そ の 中 で も特 に 、 目標 に 対 す る 学 習 の 評 価 規 準 を具 体 的 に 明 示 す る こ とが 、 生 徒 の 学 習 意 欲 と 課 題 解 決 能 力 を よ り一 層 高 め る の で は な い か と の 仮 説 を 立 て 、 「評 価 規 準 を 示 す こ とに よ り、学 習 意 欲 と課 題 解 決 能 力 を 高 め 、生 き
る力 を 育 て る 体 育 授 業 の 工 夫 」 と い う研 究 主 題 を 設 定 した 。
こ う した 実 践 研 究 の 内 容 や 授 業 の 工 夫 が どの よ う な 影 響 と成 果 を も た ら して い る の か に つ い て は 、 教 師 に よ る授 業 分 析 の み な ら ず 、 生 徒 の 自 己 評 価 や ア ン ケ ー ト、 そ して 授 業 評 価 な
ど多 角 的 に 検 証 す る こ と と した 。
ひ と つ ひ とつ は そ れ ぞ れ 大 き な 課 題 が あ る が 、 実 際 の 授 業 の 取 組 み を 通 して 、 活 力 あ る 生 徒 の 活 動 を 導 き 出 ず こ と の で き る 授 業 改 善 と実 践 研 究 を 進 め て い く こ と とす る。
2研 究 計 画
(1)新 学 習 指 導 要 領 の 確 認 及 び 指 導 要 録 改 善 に 伴 う評 価 ・評 定 の 基 礎 研 究(1学 期) (2)評 価 の 視 点 を 明 確 に し た2学 期 の 単 元 計 画 の 見 直 し(夏 季 休 業 期 間)
(3)事 前 指 導(ガ イ ダ ン ス)、 研 究 授 業 の 実 施 と研 究 協 議(9月 〜12月) (4)単 元 計 画 、 授 業 、 生 徒 ア ン ケ ー ト ・授 業 評 価 実 施 結 果 の 考 察(11月) (5)今 後 の 学 習 指 導 計 画 及 び 各 学 校 に お け る 評 価 実 施 後 の 課 題 等 検 討(11月) (6)研 究 報 告 書 の 作 成(12月)
(7)研 究 発 表 会 及 び 各 学 校 に お け る 研 究 成 果 報 告(3学 期)
皿 研 究 内 容 1仮 説 の 設 定
本 研 究 部 会 が 目指 す 体 育 の 授 業 は 、 どの 生 徒 も 「各 種 の 運 動 の 合 理 的 な 実 践 を通 して 、 運 動 技 能 を 高 め運 動 の 楽 し さや 喜 び を深 く味 わ うこ とが で き る よ うに す る と と もに 、体 の 調 子 を整 え 、体 力 の 向 上 を 図 り、 公 正 、 協 力 、 責 任 な ど の 態 度 を 育 て 、生 涯 を通 じて 継 続 的 に 運 動 が で き る資 質 や 能 力 を育 て る。」 と い う科 目 「体 育 」 の 目標 を 実 現 で き る授 業 で あ る。
新 学 習 指 導 要 領 に お い て は 、基 礎 ・基 本 を 重 視 す る こ とは も と よ り、生 徒 の よ さや 進 歩 の 状 況 な ど を積 極 的 に評 価 し、 生 徒 の 可 能 性 を伸 ばす こ と を重 視 した 「新 しい 学 力 観 」 に 基 づ く教 育 の 在 り方 を 求 め て い る。 こ う した 指 導 と評 価 は 各 学 校 ・各 授 業 の 中 に 浸 透 して き て い る 現 状 で は あ る が 、従 来 ど お り知 識 ・技 能 面 を 測 定 す る 評 価 が 依 然 と して 行 わ れ て い る面 も あ る。
こ う した 状 況 の 中 、 平 成13年 度 「東 京 の 教 育21」 の研 究 開発 委 員 会 保 健 体 育 部 会 に お い て は 、
「関 心 ・意 欲 ・態 度 」 「思 考 ・判 断 」 「技 能 ・表 現 」 「知 識 ・理 解 」 の4観 点 を バ ラ ン ス よ く評 価 す る 観 点 別 学 習 状 況 の 評 価 に つ い て 研 究 を行 っ た。 高 等 学 校 で は 平 成15年 度 か ら学 年 進 行 で 新 学 習 指 導 要 領 を実 施 す る。 こ う した 時 期 に 、 先 の 研 究 等 を 実 践 に 結 び つ け て い く こ とが 大 切 で あ る。
本 研 究 部 会 で は 、 科 目 「体 育 」 の 目標 を 実 現 す る授 業 を 目指 す た め に 、PDSサ イ クル で 「授 業 改 善 」 を行 い 授 業 の 質 を高 め て い く と と も に 、 生 徒 に も、 授 業 を 見 つ め る 力 や 振 り返 る力 を 求 め て い き た い と考 え た 。
次 に 、 生 徒 の 学 習 意 欲 や 課 題 解 決 能 力 を効 果 的 に 高 め る た め に は 、 予 め 授 業 計 画 を示 し、授 業 の ね らい や ポ イ ン ト、 そ して観 点 別 の 評 価 規 準 を 明 示 して い く こ と が 大 切 で あ る と考 え た 。
そ こで 、各 学 校 の 状 況 や 生 徒 の 実 態 に応 じて 学 習 指 導 計 画 を 立 て 、 そ の 学 習 計 画 に 応 じた 観 点 別 の 評 価 規 準 を 設 定 す る こ と と した。 こ の よ うな 授 業 の 基 本 に 関 わ る研 究 は 、都 立 高 等 学 校 の い ず れ の 課 程 に お い て も 必 要 な 考 え方 で あ る。 そ の た め 、本 研 究 部 会 の 委 員 が 所 属 す るい ず れ の 学 校 に お い て も 学 習 計 画 ・評 価 規 準 の提 示 と学 習 効 果 の 関 わ りにっ い て 共 通 に 研 究 を 進 め る こ と と した 。
以 上 の 理 由 か ら 、 以 下 の よ うに 仮 説 を設 定 した 。
《 仮 説 》
学 習 目標 に 対 す る 、 評 価 規 準 を 具 体 的 に 明 示 す る こ と で 、 生 徒 の 学 習 意 欲 と 課 題 解 決 能 力 を よ り一 層 高 め る こ とが で き る。
2年 間の研究の経過
本研究の一年 間の研究経過 は次 の とお りである。
主題の設定 ⇒
・基 礎 研 究
・先 行 研 究 の 確 認
・意 識 ・実 態 調 査 か ら、 課題 を把 握
・方 向 性 の 確 認
[⇒
仮説の設定 ⇒
・各 校 に よ る研 究
・指 導 計 画 の 作成
・実証 授 業 の
分析 ・考察 ⇒
まとめ
3
3研 究 の 視 点
仮 説 を 実 証 す る た め に 、 下 記 の 視 点 を 中 心 に 研 究 を進 め た。
(1)異 な る課 程 ・異 な る 運 動 領 域 で 実 証 授 業 を実 施 す る
ど の よ うな 課 程 ・運 動 領 域 で あ っ て も 、 生 徒 と教 員 の 関 わ り方 は 共 通 で あ る。 本 研 究 部 会 で は 、研 究 部 員 全 員 の 所 属 す る 課 程 、 担 当す る運 動 領 城 に お い て 、 実 証 授 業 を 実 施 す る こ と と した 。
① 課 程 全 日制 課 程 ・定 時 制 課 程 ・普 通 科 ・工 業 科
② 運 動 領 域 球 技(バ スケッ トボール ・バ レーボール)・ 武 道(剣 道 ・柔 道)・ 陸 上 競 技(長 距 離 走) (2)評 価 規 準 を 明 示 す る
学 習 目標 に対 す る評 価 規 準 を 事 前 に 明 示 す る こ とに よ り、 生 徒 自身 が 、 単 元 の ね ら い ・該 当授 業 の 目標 や 内 容 を理 解 し、 意 欲 的 に 参 加 で き る よ うに支 援 す る。
① 単 元 計 画 にお い て 、 評 価 規 準 を設 定 す る。
② 評 価 規 準 の 設 定 で は 「意 欲 ・関 心 ・態 度 」 「思 考 ・判 断 」 「運 動 の 技 能 」 「知 識 ・理 解 」 の4観 点 を 具 体 的 に 明 示 す る。
③ 評 価 規 準 は 、 お お む ね 満 足 で き る段 階 を 想 定 し示 す こ と と した 。 (3)生 徒 ・教 師 の 自 己評 価 ・授 業 評 価 を 実 施 す る
自己 評 価 表 を記 入 す る こ と に よ り、 生 徒 自身 が 授 業 を振 り返 る の に 役 立 て る と と も に 、学 習 参 加 状 況 を把 握 す る。
① 生 徒 に よ る 、 毎 時 間 の 自己 評 価 と授 業 評 価 を 実 施 す る。
② 生 徒 に よ る、 自己 評 価 と授 業 評 価 を参 考 に し て 計 画 の 修 正 と単 元 計 画 の 改 善 に 取 り組 む 。
③ 教 師 に よ る授 業 分 析 を 実 施 す る。(研 究 授 業)
4研 究 の 構 想 図
(1)授 業 の 質 を 高 め 、 学 習 の 改 善 に 生 か すPDSサ イ ク ル の 重 要 性
学 校 の 教 育 活 動 で は 、 計 画 、 実 践 、 評 価 と い う一 連 の 活 動 が 繰 り返 され な が ら、 生 徒 の よ り よ い 成 長 を 目指 した 指 導 を 展 開 して い く こ と が 基 本 で あ る。 自 ら学 び 、 自 ら考 え るカ な どの 「生 き る 力 」 は 、 日 々 の 教 育 活 動 の 積 み 重 ね に よ っ て 生 徒 に は ぐ く ま れ て い く も の で あ り、 そ の 育 成 に 資 す る よ う、 日常 の 指 導 の 中 で 、 評 価 が 生 徒 の 学 習 の 改 善 に 生 か さ れ る こ と が 重 要 で あ る 。
生
PLAN
授 業計画 評価計画 ・規準
SEE
(2)研 究の全体構想 図
研 究 主 題
「評 価 規 準 を示 す こ と に よ り、 学 習 意 欲 と課 題 解 決 能 力 を高 め、 生 き る力 を 育 て る体 育授 業 の 工夫 」
評価
現 状 把 握 ・事 前 調 査
撒鍾繍騨 鉱駄蟄臓戴漉
仮 説
学 習 目標 に 対 す る評 価 規 準 を具 体 的 に明 示 す る こ とで 、生 徒 の 学 習 意 欲 と課 題 解 決 能 力 を よ り一 層 高 め る こ とが で き る
磯
指導計画
磯
灘
蝕
単元計画
授 業の実施
(実証授業)
事後調査
護 譲
実証授 業の分析 と考察 護灘 事前 ・事後調査の比較
懇灘
麟
騰 、 灘騨
5研 究方法
(1)生 徒の事前調査の実施
① 運動、体育授業及び運動種 目に対す る経験 や興味 ・関心の実態調査を実施す る。
② 過去 の体育授業に対す る意識調査を実施する。
5
(2)単 元 計 画 の 作 成
① 各 学 校 の 状 況 と生 徒 の 事 態 に応 じて 単 元 計 画 を 作 成 す る。
② 授 業 計 画 を 生 徒 に 説 明 す る 。
③ 授 業 時 間 ご とに ね らい を説 明 す る 。 (3)評 価 規 準 の 明 示
① 単 元 計 画 を 作 成 す る と と も に 評 価 規 準 を設 定 す る。
② 評 価 規 準 を 生 徒 に説 明 す る。
(4)授 業 の 実 施
① 実 証 授 業 を実 施 す る。
② 生 徒 に よ る 自 己評 価 と授 業 評 価 を 実 施 す る。
③ 生 徒 の評 価 を 参 考 と して 、 計 画 の 修 正 と単 元 計 画 の 改 善 に 努 め る。
(5)単 元 終 了後 の 生 徒 の 意 識 調 査 を 実 施 す る。
① 授 業 実施 後 に 、 体 育 授 業 へ の 意 識 や 取 組 み の 変 化 を調 査 す る。
(6)授 業 者 に よ る授 業 分 析
① 授 業 者 に よ る 、仮 説 の 検 証 を行 う。
〈調 査 対 象 〉 都 立 高 等 学 校6校
全 日制 普 通 科(4校)男 女 全 日制 工 業 科(1校)男 女 定 時 制 普 通 科(1校)男 事 前 調 査532名 、 事 後 調 査479名
〈調 査 方 法 〉
事 前 調 査 と事 後 調 査 の 結 果 を、 統 計 学 的 手 法(1%水 準 の 対 応 の あ るt検 定)を 用 い て 、 そ の 差 の 有 無 を検 討 した 。
6資 料
(1)自 己 評 価 表(毎 時 間 終 了 時 に 、 以 下 の 自 己評 価 レポ ー トを記 入 させ た 。)
体 育 学習 レポ ー ト
OO高 校 年 組 氏名
日付 項 目 評 価 感 想 ・ 要 望意 見 ・質 問 等
月
日
互 い に協 力 して授 業 に取 り組 め た(準 備 な どを含 む) 5 4 3 2 1
一 生 懸命 、授業 に取 り組 めた 5 4 3 2 1
課 題(目 標)を 持 って 取 り組 む こ とが で き た 5 4 3 2 1
課 題(目 標)を 克 服 す る こ とが で き た 5 4 3 2 1
自分 の 実 力 を発 揮 す る こ とが で き た 5 4 3 2 1
これ ま で よ り種 目 へ の 知 識 ・理 解 が 深 ま っ た 5 4 3 2 1
今 日の授 業 の 自己総 合 評 価 5 4 3 2 1
(2)事 前 調 査(単 元 の 第1時 間 目に オ リエ ン テ ー シ ョン を実 施 し、 全 体 説 明 を行 っ た 。 生 徒 に 、 単 元 の ね らい を理 解 させ る と 同 時 に 、 評 価 規 準 を 明 示 した 。 ま た 、以 下 の 事 前 調 査 を 実 施 す る こ とに よ り、 生 徒 の 実 態 及 び 意 識 調 査 を行 った 。)
体 育 に 関 す るア ンケー ト
年 組 番 氏名
123456789
体 育 の授 業 は好 き です か 運 動 は 好 きです か
()は 好 き で す か
()に 興味 は あ りま す か
()を 経 験 した こ とが あ ります か
① 授 業 ② 授 業以 外 今 ま で 授 業 の ね らい を理 解 して 臨 ん で い ま した か
普段 の体 育 の授 業 に意 欲 的 に 取 り組 ん で い ます か 毎 時 間 ご と、 目標 を もっ て 取 り組 ん で い ま した か
i⊥11←‑占
2222
3333
4444
55FO5 ーム﹁⊥1
222
︑333しな444
③555
体 育 の 授 業 で 、 技 能 ・体 力 の 向 上 を感 じた こ と が あ り ま す か
54 10体 育 の 授 業 は 楽 し い で す か54
11授 業 の 中 で 、 自 ら練 習 方 法 を 工 夫 した こ と が あ り ま す か
54 12今 ま で の 授 業 で 、 体 育 ・運 動 に 関 す る 知 識 が 深 ま っ た こ と が あ りま す か
54
321 321
321
321
(3)単 元 終 了 時 調 査(単 元 の 最 終 授 業 の 終 了 時 に 、生 徒 の 意 識 の 変 化 を調 査 す る た め 以 下 の 調 査 を 実 施 した。 あ わ せ て 生 徒 に よ る授 業 評 価 を 行 っ た 。)
体 育 に関 す る ア ンケ ー ト
年 組 番 氏 名
【一 般 質 問 項 目 】
123456789
()が 好 きで す か(以 前 よ り好 き に な りま した か) ()に 対 して 興 味 が 深 ま りま した か
()の 授 業 で ね らい を理 解 して 臨 め ま した か ()の 授 業 は 意 欲 的 に取 り組 めま した か 毎 時 間 ご と 目標 を持 って 取 り組 め ま したか
()の 授 業 で 技 能 の 向上 を感 じられ ま した か ()の 授 業 で 体 力 の 向上 を感 じ られ ま した か ()の 授 業 は楽 しめ ま した か
( 10
【授 業 評 価 質 問 項 目】
11
11111111
22222222
33333333
44444444
55555555
)の 授 業 の 中 で 自 ら練 習 方法 を工 夫 す る こ とが で き ま した か 54 )の 授 業 で そ の種 目に 関 す る知 識 が深 ま りま したか54
321 321
今 回 の授 業 で は 、 皆 さん に授 業 の ポ イ ン ト(ね らい 、 評 価 をす る上 での 規 準)を 最 初 に提 示 し、 そ れ を理 解 して も ら った 後 、 授 業 を進 め て い く方 法 を と りま した。 今 回 の よ うな授 業 の進 め 方 を皆 さん は納 得 の上 で 取 り組 み ま した か
54321
12今 回 の よ うな授 業 の方 法(授 業 の ポ イ ン トを最 初 に 明 示 す る方 法)を 行 うこ とで 、 皆 さ ん の授 業 へ の 取組 み 方 に変 化 は あ りま した か。 以 下 の項 目に それ ぞれ 答 え て くだ さい。
13
これ か らの授 業 も、 今 回 と同 様 の方 法(授 業 の ポ イ ン トを最 初 に 明示 す る方 法)を す る こ14 と を期 待 します か54321
15感 想 、 そ の 他(授 業 で よか った こ とや 次 の 授 業 に生 か す た め の提 案 が あれ ば、 具体 的 に記 入 して くだ さい)
0積 極 的 ・意 欲 的 に な っ た
○ ポ イ ン トを考 え な が ら授 業 を 受 け られ た
○ 技 能 が 向 上 した
○ 種 目へ の理 解 が深 ま っ た
授 業 全 体 にや りが い を感 じま した か
55555 44444 33333 22222 11111
7
7実 践 報 告
(1)A高 等 学 校 第2学 年 男 子 種 目 「剣 道 」 1課 程 全 日制 課 程 普 通 科
2学 校 規 模3学 年18学 級 3学 校 の 現 状
グ ラ ン ド、 体 育 館 が 大 変 広 く 、 格 技 棟 、 プ ー ル 、 テ ニ ス コ ー ト、ア ー チ ェ リー 場 、多 目的 ス ペ ー ス な
ど、 体 育 施 設 は 充 実 して い る。 体 育 は9単 位 実 施 。 1学 年 で2ク ラ ス4展 開 、2学 年 で2ク ラ ス3展 開 の 習 熟 度 授 業 を 行 っ て い る 。
4「 保 健 体 育 」 に お け る 生 徒 の 取 組 状 況 と課 題
「運 動 」や 「体 育 」が 好 き と い う生 徒 が 多 い 。 教 師 の 指 導 に 対 し て も 素 直 で 、お お む ね 意 欲 的 に 授 業 に 取 り組 め て い る 。
5本 単 元 計 画 の 特 徴
授業概要
箇 糠 講.霧 羅
y覇鮒 銅﹂
一 冒 ・i
..ぐ 、 、r
剣 道 の 授 業 は 、 柔 道 との 必 修 選 択 と して1・2学 年 の 男 子 を 対 象 に 通 年 で 週1時 間 実 施 し て い る 。1講 座12〜14名 、2学 年 約40名 の 選 択 者 の ほ と ん ど は 初 め て 剣 道 を 学 習 す る 生 徒 で あ る。毎 年2学 年 末 に 行 わ れ る ク ラ ス 対 抗 の 剣 道 大 会 を 大 き な 目標 と して い る。本 単 元 で は 、試 合 の 実 施 及 び 審 判 を 含 め た 試 合 運 営 を 学 習 す る こ と を 中 心 と した 授 業 を 計 画 した 。 6評 価 方 法 の 工 夫
今 時 の 目標 は 「得 意 技 」 の 学 習 で あ る。 「思 考 ・判 断 」 の 観 点 を 重 視 し、 約 束 練 習 に お い て は 反 復 練 習 の 中 で 自分 に 適 した 技 を 選 択 して い く こ と、互 角 稽 古 ・一 本 勝 負 に お い て は 相 手 に 応 じ た 技 の 工 夫 を す る こ と を 強 調 した 。一 本 勝 負 で は 、生 徒 同 士 で の 有 効 打 突 の 判 断 が 曖 昧 と
な っ た の で 、 次 回 以 降 の 課 題 と した 。 7授 業 展 開 例(概 要)
本 時 の ね らい と展 開 の 工 夫
1互 い に 協 力 して 約 束 練 習 ・互 角 稽 古 ・一 本勝 負 を行 う。
2自 分 の 能 力 に適 した 得 意 技 を 身 に付 け 、 互 角 稽 古 ・一 本 勝 負 の 中 で 発 揮 で き る よ うに す る。
時 間 学 習 内 容 ・活 動 評価 規 準 と評価 方 法 配慮事項
導 入
○ 整 列 、挨 拶 、 出 席 確 認
0本 時 の ね ら い と学 習 内 容 を理 解 す る 0準 備 運 動 ・素 振 り
0防 具 の 着 用
・本 時 の ね らい を理 解 す る こ とが で きた か。
・防 具 の 着 装 は 乱 れ て い な い か 。
・本 時 の ね ら い を 理 解 させ るD
展 開
0基 本 打 突(面 ・小 手 面 ・胴) 0約 束 練 習
・面 に 対 す る応 じ技
・小 手 に対 す る応 じ技
・仕 掛 け技
○ 互 角 稽 古
○ 一 本 勝 負
○ 整 理 運 動
・互 い に 協 力 して 練 習 し て い る か 。・間 合 い や 体 の さば き、相 手 の 隙
を作 る 工 夫 が で き て い る か 。
・相 手 の 技 能 に応 じた 技 や 戦 略 の 工夫 が で き て い る か 。
・得 意 技 を 生 か して い る か 。 (観察 法)
・打 突 の機 会 につ い て説 明 す る。
・連 続 技 や 担 ぎ技 な ど相 手 を崩 す 方 法 に つ い て示 範 、 助 言 す る。
・有 効 打 突 の 判 断 に つ い て 助 言 す る。
ま と め
○ 整 列
O本 時 の ま と め 、 次 回 授 業 の 連 絡
○ 挨 拶
○ 記 録 カ ー ドの 記 入
・課 題 を 持 っ て授 業 に 取 り組 む こ とが で きた か 。
・相 手 に 応 じて 力 を 発 揮 で き た か。(自 己評 価)
・工 夫 の 見 られ た 点 に っ い て 取 り上
げ て 評 価 す る。
o
灘棚欝
1234 名元単
5
蝿 剣蹴
2学 年 男子(剣道選 択者) 第2学 期(9月 〜12月)
「褥意 技 で一本を取ろう」
6学 習計画と評価規準概要
単元の授粟計画(A高 等学校)
時 ね らい 評価規準 配慮事項
間 学習活動
運動への麟沁O意 欲O態 度 運動についての思考O判 断 運動の技能 運動についての知織O理 解 評価方法
単 剣道の特性に関心を持 O得 意技の学習 ・相手の 動きや技 に対応 した攻 ・自分の 能 力に適した技 を習 得 ・得 意技を身に 付け、相手の技 ・審 判の 方法 、試合の進め方に レ 元 ち 、自らの 得意 技 を身 ・丁合 の実施 及び還営 防や勝敗を競い合う剣道の楽 し、試 合で発揮す るため の工 夫 や動きに応じた攻防を展開して ついて理解す る
の に 付 け 、礼 法 に則 り安 しさを味 わう。 をして い る。 試 合ができる。 ・課 題に合 った練習の方 渕 こつ
評 全 に 留 意 して楽 しく試 ・礼 法 を 重 ん じて 相 手 を尊 重 いて理解する。
価 合す ることができるよう し、協 力し合って練習 や試 合を
規 準
に す る 。 行 う。
1 02学 期の目標を知る O第1回 アンケー ト記入 ・学 習計画 、評 価規 準
晴 O学 習の進め方を知る Oオ リエンテー ション を明示する。
間 ・自己 評価 のため の個
目 人 記 録 シー ト。
2 O得 意技を作る①〜③ O約 束稽古(仕掛 け技 ・応 じ技) ・相手 と協 力し合 って練 習する。 ・相 手 の隙 を作 る工夫 をして い ・自分 の能 力に適 した得 意技 を ・有効打 突につ いて理解 してい ・「思 考 ・判 断 」の 観 点
2 O互 角稽古 ・自分 に適 した技 を得意 技 とし
る 。 身 に付け 、互角稽 古、一本勝 負 る 。 を重視 し、得意 技 習得
4 m本 勝負 て習 得しようとして いる。 ・相 手の動 きを予測しようとして の 中で発揮 できる。 ・約束 練習の方 法を理 解する。 に 向 けて 技 の 工 夫 を
時 い る 。 ・打 突の 機会 について理解 して 促 す 。
間 ・相手 の 技 能程 度 に 合わ せ た い る 。
目 技 を選 んでいる。
0試 合をしよう① 〜③ o鼠 合 ・試 合において攻防 や勝敗 を競 ・相 手の技 能に応 じた戦略 の工 ・相手 の動 きに応 じた攻 防を展 ・審 判の 方法 ・試合の 進め 方に ・良い試合 や課題の 残 グ1レー7内り→ 職 O試 合の 運営(審 判、時計係 、記 うことを楽しんでいる。 夫をしている。 開 し、賦合をすることが できる。 ついて理解 している。 る試合を取り上げて評
5 録係) ・勝 敗 に対 して 公正 な態度 をと ・得意技を生かすための攻撃 ・得意 技を生 か して試 合をする ・試 合の 礼法 、反則行為につい 価、説朗をす る。
t る 。 パ ターンを工夫 している。 ことが できる。 て理 解してい る。 ・試合 、審判方法につ
7 ・相 手 を尊重 し、礼法 に則 って ・試 合の 結果を踏まえて 自らの い て マニ ュア ル を 作
時 試 合を行 おうとす る。 課 題 を見 つけ 、解 決 のた め の ・相 手の 動 きに対応 して、身に 成 、説 明 。
闘 ・協 力して試合 の運 営 にあたっ 工 夫をしている。 付 けた得意技 で一本 が取れ ・試 合記 録 ノー ト。
目 て い る 。 る 。 ・審 判 として参 加 。
O技 能 テスト O技 能 テス ト(仕掛け技 ・応じ技) ・礼 法 を重 ん じて相 手 を尊 重 ・相 手 の隙 を作 る工 夫をしてい ・相 手の 動 きに 対応 して、身 に
8 し、協 力し合って練習 を行う。 る 。 付 けた得意技 で一本 が取れ
時 ・相 手の 動きを予測しようとして
る 。
間 い る 。
目 ・相手の技能程度に合わせた
技 を選 んでいる。
(2)B高 等 学 校 第2学 年 男 子 1課 程 定 時 制 課 程 普 通 科
2学 校 規 模4学 年16学 級 在 籍346名 3学 校 の 現 状
多 様 な 生 徒 を受 け 入 れ て お り、 生 徒 に 応 じた 受
種 目 「柔道」授 業概要
容 的 な 対 応 が 学 校 の 特 色 と して あ げ られ る 。 年 齢 層 が 幅 広 く 、 仕 事 、 ア ル バ イ ト後 に 通 学 す る者 も 多 い 。 部 活 動 、 生 徒 会 活 動 も活 発 で あ る。
4「 保 健 体 育 」 に お け る 生 徒 の 取 組 状 況 と課 題 第2学 年 の 体 育 は2単 位 で 木 曜 の3・4時 間 目 に 実 施 して い る。 対 象 生 徒 は2学 級 男 子 で 計20 名 。 体 育 が 苦 手 な 生 徒 も 多 い が 、 場 面 設 定 や 教 師 の 支 援 を 工 夫 す る こ とで 活 発 に 活 動 す る こ とが で き る生 徒 た ち で あ る。
5本 単 元 計 画 の 特 徴 武 道 は9月 か ら11月
灘,雛
生鎌\︑
暴藩
、 一 ∫ 触"♪ 一 ㍉
〔一編 轟 譲
℃マ ニ㌫碍
(計8回16時 間 〕 に 実 施 し て い る。 ほ と ん ど の 生 徒 は 柔 道 を 初 め て 学 習 す る 。 そ の た め 乱 雑 な 行 動 、 態 度 は 事 故 に っ な が る こ とを 十 分 に 理 解 させ 、 安 全 で 公 正 な 態 度 の も と正 確 な 礼 法 や 動 作 を 身 に つ け る こ と を 重 視 して い る。 設 定 時 間 数 の 制 限 上 、 特 に 基 本 的 な投 げ 技 と、 そ れ に 対 応 す る 受 け 身 に っ い て 技 能 の 習 熟 を ね らい 、 互 い
に 正 確 に 技 の 応 酬 が で き る よ うに す る 。 6評 価 方 法 の 工 夫
毎 時 間 、 活 動 内 容 や 到 達 目標 を 具 体 的 に 示 し 、 関 心 ・意 欲 を 引 き 出 す よ うな 働 き か け を 行 う。 ま た 、 時 間 内 に 数 多 く正 確 に 活 動 課 題 を こ な した 者 に は 比 例 して 配 点 を 行 うな ど 、 評 価 に つ な が る技 能 以 外 の 観 点 を 具 体 的 に 示 し 、目標 や 課 題 を 各 自意 識 で き る よ うに す る 。 7授 業 展 開(概 要)
本時 のね らい と展 開の工夫
1柔 道着 の着付 け と帯結 びの定着=授 業開始時 にチ ェ ック
2前 回 り受け身 の定着 と実戦的 な発 展形 への移行:遅 い→ 速い 、分習→ 全習 、な ど段 階的指導 3投 げ技(背 負 い投 げ、大腰)の 習熟:遅 い→ 速い、分習→ 全 習、 な ど段階 的指導
4自 己評 価活動:各 自活動 を振 り返 り自己の課 題を明確 に して 次時 に引 き継 ぐ
O挨 拶 、 本 時 の 説 明
○ 準備 運 動
0受 け身(前 、後 、 左 右 、前 回 り)
○ 受 け身 発 展(立 前 、立 後 、落 差 左 右 、立 前 回 り)
0前 回 り受 け身
0半 助 走 前 回 り受 け 身(止 め → 立 ち 上 が り)
〇 二 人 組 前 回 り受 け 身
○ 背 負 い 投 げ
○ 大 腰(時 間 と習 熟 度 に よ る)
○ 整 理 運 動
○ 個 人 記 録 表 の 記 入
○ 座 礼 、 着 替 え 、 柔 道 着 整 理
○ 本 時 の ね ら い を 理 解 す る こ とが で き た か(活 動 予 定 表 の 確 認 、 活 動 の 観 察)
○ 受 け 身 の 正 確 な 形 を 意 識 で き て い る か
○ 前 回 り受 け身 テ ス ト:正 し い 流 れ で 動 け て い る か 、 正 し い 形 で受 け身 を して い る か 0投 げ技 は くず し と体 勢 重 視 受 け身 の 形 も重 視 、 安 全 確 認 0本 時 の 講 評 に て 重 要 ポ イ ン
トの 再 確 認 、 次 時 の 評 価 の ポ イ ン トを提 示
○ た た み 方 帯 結 び 確 認
○ 生 徒 の 健 康 状 態 装 飾 品 の 確 認 0本 時 の ね らい と 到 達 目標 を 理 解 さ せ る
0評 価 の 観 点 を わ か りや す く伝 え 自 分 で 意 識 で き る よ
うに す る
○健康状態 の確認
○ 自分の 課題 を個 人記 録表 に記 入す
る
一ド
1運 勘領域 2種 目 3案 施学年 4実 施期間 5単 元 名
踊 醜 2年 生男子
平成14年9月 ・10月 ・11月
前 回り受け身 、背負 い投げ(大腰)を修得 する
単 元の授業計画(B高 等学校)
6学 習計画と評価規準概要 時
間 ね らい 掌習活動 評価規準 配慮事項
運 動へ の関心 ・意 欲 態 度 運動 につ いての思考 ・判 断 運動の技能 運動 についての知識 ・理 解 評価方法 単
元 騨 価 規 準
O柔 道 の 特 性 を理 解 し、正しい裕 去、動 作を 身に付 ける。
O褐 童 技として の投 げ 技 を一 つ身につ ける。
Q前 回り受け身、背負い投 げ(大 腰)を覚えよう。
・受 け 身 、背負い投げを習得 し、相手 との動 きの 中で技 を使 い 、上 手 に決 め た り技 能の 向 上に 伴う柔 道の 楽 しさと喜 びを 味わ う。
・基本動 作 と対 人的な技 能との 関連を図っている。
・授 業に 対 し、臼己のカ、相手 の 動き、体格差をふ まえ、評価 規準を意識 して取り組む 。
・基本動 作 と新しい 披に 対して ゆ っくりでも正確 に 習 熟し、習 熟 度に 合わ せて速 く力強くでき るよう練習する
ことが できる。
・相 手の動 きに応じタイミングよ く技をか けることが できる。
・柔道 の特性 や基 本動作、対人 的な技 術の ポイン ト、自分 の潔 題を知り練 習す る方法を学 ぶ こ とが
・柔道 の 礼法 、ル ール 、安全 にできる。
ついて知 る。
・活動 の 観祭 、個 人記 録 表より判断す る。
1 2 時 間
Q柔 道 の 掌 習 の 進 め 方 の 見 通 しを持 ち、理 解 する。
Qオ リエンテーション O礼 法(立礼 ・正座 ・座礼l O受 け身(前後、左右)
・これか ら学 んでいく受 け身 ・投 げ 技 に つ い て知y.興 味 を持 つ 。
・これ か ら学 んで いく内容 の 中 で 、得 童技 としたい 技につ いて 考える。
・礼 法につ いて実際に体 験し理 解する。
・安 全に 留意 しなが ら基本 とな
る する。
・示 範 をしつつ 興味 を 持 って取 り組 め るよう にする。
34 時 間
Q基 奉動作
礼法を覚え基本的な動 作になれる。
O前 後左右の受け身を 体験する。
O基 本 動作
(礼法 、立 ち方座 り方 、姿勢 と組 み方 、足さばき)
O受 け身(前後左右)
・基一本動 作を体 験し正しくできる か 挑戦す る。
・基本 動作 を正確 に行うた めの ポ イントを理解 し、自分の 動 き の 中で 工 夫 、試行 錯 誤 してみ る。
・基本勤作 の 流れ と.個々 の手 順につ いて理 解し、自分で調整 しな がら動くことが できる。
・各 動作 の名称 、手順 等を理解 す る。
56 時 間
O前 回り愛 け身を体験 しゆっくりでも正確 な動 作を覚 える。
o基 本動 作 O受 け身(前後左右) O前 回 り受け身
・前 回 り受 け 身に つい て 、より 正 しい動 作で行 えるよう関心 と 意 欲を高め る。
・基 本勤作 、削 回 り受 け身 をよ り正 確 に 行 え るよう工 夫 し修 正 、改善をす る。
・基 本動作 、前回 り受 け身 の一 連の 動作を体験 し、反復 練習を 通 し体で理 解する。
'基本動 作 、前 回 り受 け身の 動 作の 流れ を理 解し、どうす れ ば 正確 な動 きとなるか ポイントを 理解す る。
7 8 時 間
Q前 回 り受け身 の動 作 を覚 え 、より正 確 に 安 全にできるようにする。
O背 負 い投 げで腰 乗せ までを経験 する。
O前 回り受け身 O背 負い投げ導入
腰に乗せるまでを経験
・前 回り受 け身の発展 練 習を通 して背 負 い投 げへ の関 心 、意 欲 を高め る。
・正 しい動 作 、体 位を とるた め に、より速く正確 に動けるよう工 夫 、修正 、改善をする。
・反復 練 習を通 し、徐 々に 速 く 正 確にできるように段階 を追 っ て身 に付 ける。
・分習法や 全習法の 練習の 成り 立ち につ い てもふ れ 、技 の 流 れ の 中 で現 在練 習 して いる部 分につ いて理解す る。
9 10 時間
Q速 く強 く正確 に前回 り 受 け 身が できるように なる。
O背 負 い 投 げ の 腰 乗 せ まで正碗;覚 える。
O前 回 り受 け身 o背 負い投 げ
・足さばき
・腰に乗 せる
・そのまま落とす
・正確な受 け身をとる
・次回 の前 回 り愛け 身の テスト に向け意欲 を高 める。
・背 負 い投 げ の 一連 の動 作 に 向 け意欲 を高め る。
・発展 練 習を通 し、留意点を意 識 し正 確な受 け身が できるよう に工 夫、修正、改 善をす る。
・背 負い投 げの 足さばきが どう す れ ば うま くい くか 学 び 考x る
。
・背負い投 げ の 足さば き、体 璽 移 動 、相手 を腰に乗 せるまでを 速
く正確 にできるようにする。
・技 に対 しての 動 作の ポイント を理 解 し思考 判 断 につな げ て いく。
・力強く、速くなるにつ れ 危 険 度 も上 が る 旨 を 理 解 させ 意 識 させ
る。
O背 負い投 げの 技を一 連 の 流れ で行 い 、受け 取 りともに 正確 にで き るようにする。
O前 回り受 け身テス トO背負 い投げ(大腰)
・上 手に投 げられ るか 、正しく愛 け身 をとれ るか 協 力しなが ら正 確 にできるよう閨 心、意 欲を高 め る。
・これ まで掌んだ動 作を一連 の 流 れ で 経 験 し.動 作 のポ イン ト、コツな どを考 え 、工 夫 、修 正 、改 善を行 う。
・足さばき 、腰に乗せるまでの 動きを速く正 確に できるよう反 復練習 にて身に付 ける。
・一 連 の 動 作の ポ イン ト、動き の コツな どを理解 し、正確 に安 全 にできるよう意識 する。
・前 回 り受 け身 アス ト は今 回は 速さ強さより も正確 性 、意 欲をより
璽視する。
13 14 時 間 15 16 時 間
Q腰 技(背 負い 、大腰) と受 け身を互 い の動 き の 中で正 確 にできるよ うにす る。
O前 回り受 け身テス ト(2回口) O背 負い投げ(大腰)テスト
・これまで字ん できたことをテス トで も出せ るよう集 中 して取 り 組 む。
・事前 の 練習でどうすれ ば スム ー ズ に 技 が か か る か 考 え 工 夫、修 正、改髄 す るa
・動きの 中で受け、取りともに無 理な 体 勢は作 らず 、技に入った ら協 力しあ ってきれ いな形 の技 と受け身になるようにす る。
・試 合 形式 を通 し挨拶 、礼儀 に つ いて学 び理解 する。
・観 点別 に3段 階 で評 価する。
0ま どめ として腰技(背 負い 、大腰)と受 け身を 互 い の動 きの 中で正確 にできるようにする。
Q前 回りAけ 身テスト(3回口) O背 負 い投 げ(大腰)テ スト(2回 目)
・これ ま で掌 ん できた ことと前 回のテストの 反省を生 か し集 中 して取 り組む 。
周揃 の 練習 で、どうす れ ば ス ムー ズに 技が かか るか前回 の 反 省を生 か し、さらに工 夫 、修 正 、改醤をする。
'削 回 の テ ス トの 経 躾 を生 か し、技 に 入ったら協 力しあって きれ い な形 の 技 と受け 身に な るようにする。
・試合 形 式を通し挨 拶 、礼儀 に ついて学び 理解 するとともに 自 ら実践 する。
・観 点別 に3段 隅 で評 価する。
(3)C高 等 学 校
123
第2学 年 男 子 課 程 全 日制 普 通 科
学 校 規 模3学 年18学 級 学 校 の 現 状
落 ち着 い た 雰 囲 気 で 、ク ラ ブ 活 動 が 盛 ん で あ る。生
種 目 「バ ス ケ ッ トボ ー ル 」 授 業 概 要
徒 は 授 業 や 学 校 行 事 に 対 し積 極 的 に 参 加 し 主 体 的 に 行 動 す る 。
4「 保 健 体 育 」 に お け る 生 徒 の 取 組 状 況 と課 題 生 徒 の 授 業 に 取 り組 む 姿 勢 は 積 極 的 で 、主 体 的 に 行 動 で き る 。授 業 態 度 も 良 好 で 、課 題 に 対 して も ま じめ に 取 り組 む 。比 較 的 運 動 能 力 も あ り、到 達 度 や 運 動 欲 求 も高 い 。
5本 単 元 計 画 の 特 徴
(1)生 徒 は 中 学 校 に お い て バ ス ケ ッ トボ ー ル の 授 業 を経 験 し て き て い る が 、今 回 は 「シ ュ ー トを 打 つ 」を メ イ ン テ ー マ と し、多 く の シ ュ ー トを 打 つ こ と で バ ス ケ ッ トボ ー ル へ の 興 味 や 関 心 を 高 め る こ と を 重 視 し た 計 画 を 立 て た 。
(2)チ ー ム ご と に ミー テ ィ ン グ を行 うこ とで 、そ れ ぞ れ が 目標 を 立 て た り、戦 術 を 考 え た りす る よ うに して 、 よ り活 発 な ゲ ー ム を展 開 す る こ と を 目指 した 計 画 を 立 て た 。 6評 価 方 法 の 工 夫
(1)評 価 規 準 を 事 前 に 示 す こ と に よ り、 生 徒 の 学 習 意 欲 や 課 題 解 決 能 力 を 引 き だ す 。 (2)「 個 入 記 録 カ ー ド」 を 点 検 す る こ と に よ り生 徒 の 現 状 を把 握 し、 次 の 指 導 に 生 か す 。 7授 業 展 開 例(概 要)
本 時 の ね らい と展 開 の 工 夫
1バ ス ケ ッ トボ ー ル の ゲ ー ム を 行 う 中 で 、 自 分 の チ ー ム や 個 々 の 課 題 を 見 つ け る 。 2そ れ ぞ れ の課 題 に 対 処 す る 方 法 を 工 夫 し、 積 極 的 に 楽 しく ゲ ー ム を進 行 させ る。
3評 価 規 準 を示 す こ とで 、 生 徒 の 積 極 的 な態 度 を 引 き だ す 。
時間 学 習 内 容 ・活 動 評 価規準 と評価 方法 配 慮事項
0出 席 点 呼 ○ チ ー ム で の 戦 術 を 工 夫 し 、 バ ス ケ ッ ・用 具 や 場 の安
○ 準 備 運 動 を行 う。 ト ボ ー ル へ の 興 味 ・関 心 を さ ら に 深 全 を 確 認 す
導 ○ 本 時 の 説 明 を行 う。 め て い る か 。 る 。
入 ○ 説 明 を 聞 い た うえ で 、チ ー ム ご とに ・各 チ ー ム を 巡
本 時 の 目標 、 ね ら い を 考 え さ せ る 。 回 し様 子 を 把
握 す る 。
○ チ ー ム別 練 習 ○ チ ー ム で の戦 術 を 工 夫 し、 い か に 多 ・安 全 に 配 慮 し 各 チ ー ム で 考 え た 練 習 を ゴ ー ル を く の 得 点 を 上 げ られ る か 考 え て い て い る か 気 を
使 い 行 う。 る か 。 配 る 。
Oゲ ー ム ○ お 互 い に 協 力 す る こ とに よ り、勝 敗 ・公 正 に審 判 が
① 各 コ ー トク ラ ス 別 に3試 合 行 う 。 を競 い合 う喜 び や 楽 しさ を深 め る。 行 わ れ て い る 展開
② 試 合 時 間 は7‑8分 で行 う。
③ 各 チ ー ム は2試 合 行 う。
④ 試 合 を して い な い チ ー ム が 審 判 、
○ 他 の チ ー ム の 試 合 を 見 る こ と に よ り 自 分 の チ ー ム の 戦 略 の 参 考 と し て い る か 。
か確 認 す る。
得 点 、 タ イ マ ー を す る 。 ○ お 互 い に 協 力 し あ い 興 味 を 持 っ て 結 果 は 記 録 用 紙 に 記 入 す る。 ゲ ー ム を 楽 し ん で い る か 。
Oル ー ル を 良 く理 解 し、公 正 に ゲー ム が行 わ れ 、安 全 に 配 慮 して い る か。
0公 正 に審 判 が 行 わ れ て い る か 。
○ 整 理 運 動 を 行 う。 0自 分 た ち が 最 初 に 考 え た チ ー ム に ・各 チ ー ム を 巡 0ボ ー ル な どの 用 具 を 片 づ け る。 近 づ い て い る か 判 断 させ る。 回 し どの よ う
ま 0班 別 で 本 時 間 の 反 省 を 行 い 、 次 回 へ な 反 省 が され
と の 課 題 を 明確 に す る。 て い る か 観 察
め 0個 人 カー ドを記 入 し 、本 時 間 を 振 り す る 。
返 る 。
○ 次 回 の説 明 を行 う。