第3学年 国語科学習指導案
日 時:平成20年11月19日(水)第5校時 場 所:3年1組教室1 単元名
場面の様子をそうぞうしながら読もう 教材名 「ちいちゃんのかげおくり」2 指導の立場
(1) 教材観 本単元で取り扱う教材、あまんきみこの物語「ちいちゃんのかげおくり」は戦時中の様子を描いた 作品である。戦争を知らない児童にとっては、例えば町中火災で逃げる場面や、焼け野原になって右 も左も分からない様子、ちいちゃんがひとりぼっちで防空壕の中で過ごす様子など、様々な場面の様 子を想像することに適した教材である。 ちいちゃんのかげおくりは大きく分けて以下の5つの場面に分けることができる。 ① 家族でかげおくりを楽しんでいるちいちゃん。 ② 空襲によって家族と離れ離れになるちいちゃん。 ③ 暗い防空壕の中で家族の帰りを信じ、ひたすら待ち続けるちいちゃん。(本時) ④ たった一人でかげおくりをするちいちゃん。 ⑤ 公園で楽しそうに笑う子どもたち。 本時学習を進める第3場面では、ちいちゃんの心の中には家族が戻ってきてほしいと言い聞かせて いる部分と、心細い部分が入り混じっていることが分かる。 まず空襲の被害の大きさが「すっかり」やダッシュから読み取ることができる。家がどこにあるの か分からなく、これからどうしてよいかも分からずただ立ち尽くしているちいちゃんは不安でいっぱ いで、涙が止まらないだろう。泣くのを「やっと」こらえてという表現から、ちいちゃんは不安な気 持ちと、知っている人に会えた安心がいっしょになり、涙が止まらなかったことが考えられる。 右も左も分からなくなってしまった町の中で、唯一知っていた自分の家もやけ落ちてなくなってい た。戸惑いもあったであろうが、ちいちゃんは「ここがお兄ちゃんとあたしの部屋」と、言っている。 焼け落ちた家の上で自分の部屋やお兄ちゃんの部屋を探しているちいちゃんのけな気さ、家族を思う ちいちゃんの気持ちが描かれている。ちいちゃんはその場でしゃがんで何を見ていたのだろう。きっ と家族との思い出の品を探していたのであろう。唯一の知っているところもなくなってしまい、気持 ちの拠り所を探していたのであろう。 おばさんに「お母さんたち、ここに帰ってくるの。」と尋ねられたちいちゃんは、「深く」うなずい ている。ちいちゃんはまだ幼いので、家族が他の場所に帰るというイメージがわかないということも あるだろうが、「深く」うなずいているところに、ちいちゃんの家族に会いたいという強い願望が描 かれている。そして、おばさんがいなくなってしまうが、そこでも「また深く」うなずいている。2 回うなずくちいちゃんだが、どちらも「深く」うなずいている。しかし今回は、また一人になってし まうという心細さが押し寄せてくるが、必ずお母ちゃんたちは帰ってくるんだという気持ちを自分の言い聞かせている気持ちが大きいであろう。 その日の夜もちいちゃんはほしいいを「少し」食べたという表現や「こわれかかった暗い」防空壕 という情景描写から、心細かったであろうことが分かる。そして「お母ちゃんとお兄ちゃんは、きっ と帰ってくるよ。」と心の中で言っている。これは、一人で生活しているので、一人の寂しさや心細 さ、家族のいない悲しさがちいちゃんに押し寄せてくるが、自分に言い聞かせて、家族が帰ってくる んだ、待っているんだという気持ちをつなぎとめているのであろう。さらに「くもった」朝が来てと あるが、「くもった」というのは、町が焼け、煙で曇っただけであろうか。それ以外にも、ちいちゃ んの心の中の葛藤(心細さと家族を信じて待つ)が「くもった」という表現にこめられている。 ちいちゃんの心の声の前後で、文章が繰り返し使われているが、ほしいいの部分だけ、「少し食べ」 から、「少しかじり」というように変化している。これは、お母ちゃんたちがいつ帰ってくるか分か らないので、少しずつ食べようという気持ち(=家族の帰りを信じて待つちいちゃん)と、一人で生 活し体力も落ちてきて、食べられなくなった(=一人の心細さ)の二つの理由を意図的に描いている のであろう。 このように2つの気持ちがちいちゃんの中で交錯している。それがよく現れているのが、「少し食 べました」と「少しかじりました」であると考える。自分の置かれている状況も理解できていない幼 いちいちゃんが寂しさや心細さに耐え、お母さんの帰りを信じて待っているのだが、次第に気力も体 力も衰えて弱ってきている。会いたいという一心から暗くて怖い防空壕に耐え、命をつないでいる。 そのちいちゃんの変化が少し食べましたから、少しかじりましたの表現に変化している。 (2) 児童の実態 本学級は男子22名、女子18名、合計40名の学級で、素直で明るい子が多い。学習課題につい て取り組んでも、進んで発表する児童は偏っており、促されなければ挙手をしないという子もいる。 「読むこと」の指導を振り返ると、1学期「3年とうげ」では主人公であるおじいさんの心情やそ の変化を本文から読み取る学習を行った。初めての一人読みの学習で、方法を教えることから始まっ た。始めは疑問(?)の書き込みばかりであったが、疑問が解決するように読むように声をかけたり、 絵から分かることを本文内の言葉から探させたりするようにした。学習を進めるうちに「この言葉か ら、○○というイメージが感じられます」という発言や、疑問を自力で解決してそれを分かったこと として発表するようになってきた。このような姿を認め、価値付けたりすることで、書き込みを意欲 的にできるようになってきたり、挙手が増えてきたりした。2学期は「すがたをかえる大豆」での「一 人読み」「仲間読み」を行った。説明文であるが、繰り返し出てくる言葉に注目したり、接続語に気 をつけたりして読み進める姿があった。 意欲的に書き込み、発表しているが、仲間読みの段階では一人読みの発表で終わっており、深まっ たという感じはしてこない。また、依然として文字面だけを読んで、課題とあまり関わりのない疑問 ばかり書き込む児童もいる。 以上のような実態から、本単元では「一人読み」の段階でじっくりと時間を取って取り組ませ、戦 争の写真を見せたり、動作化をしたりしてちいちゃんの心情やちいちゃんの置かれた状況をつかませ たい。また、「仲間読み」の段階で仲間の意見のもととなる表現やその前後関係をつかむために文章 を覚えるぐらい音読をさせたい。
(3) 指導の力点 本単元は、児童が初めて出会う戦争が題材となった作品である。しかし、「死」は間接的に描かれ ているし、当時の生活や時代背景をつかませるには難しい。そこで、「一人読み」の時間には一面の 焼け野原の写真や防空壕の写真を見せて、当時の生活をつかませてから書き込みを始めさせたい。ま た、1学期から取り組んできて成果も出ているお助けコーナーを使い、なかなか書き込みができない 児童の援助を行っていく。 また、「仲間読み」の時間では自分の意見を話さないと深め合うきっかけとならない。そこで個々 の書き込みに丸を付けたり、発言を肯定的に認める。自分の意見を話し、仲間の意見をただ聞くだけ ではなく、「練りあう」ために「○○さんにつなげて(似ていて)・・・」や「今と同じところで・・・」 というように関連付けて話すことができるように話し方の指導も行う。
3 研究主題に関わって
・ 研究内容1 主体的な学習を作り出す単元指導計画の作成と評価の工夫 本単元の出口では、自分の好きな場面の音読発表を計画している。自分の読みたい場面を一つ選 ばせ、そこを重点的に読むことで、読み取ったことを音読に生かすことができると考える。 ・ 研究内容2 意欲・関心をもって自分なりの思いや考えを伝え合うことのできる学習活動 <一人読みのときに・・・> 一人一人の書き込みを読み、どんな意見に対しても読み取れたことを価値付けるために丸をつけて、 自信をもたせる。これが意欲へとつながり、自分なりの思いや考えを伝えることにつながると考える。 <仲間読みのときに・・・> 児童一人一人が「1人読み」の発表の段階で、お互いの話をよく聞き、疑問や関連する意見をもつ ことで、更に読みを深めることができるようになる。教師は児童の発言内容を聞きながら、読みを深 めるための発問を投げかけるようにする。この話題の提示が確実にできなければ児童は意欲的に思い や考えを伝えあうことができない。そのため、事前に学習プリントを見ながら一人一人の読みの状況 を確かめて、話題の方向を探っておく。 本時では「「少し食べました」から、「少しかじりました」に変わったのは、どうしてだろう。」 という発問により、ちいちゃんの心細さや悲しさとともに、家族の帰りを待つ気持ちがあることをとら えさせたい。 また、児童がお互いの話をよく聞いて、疑問やつなぎ発言ができるようになるために、話し方の指 導も必要になってくる。これまでも話型の指導をしてきたが、本単元でも行っていく。 研究主題 自分なりの思いや考えを主体的に伝え合うことのできる子の育成 ~国語科における「読むこと」の指導を通して~・ 研究内容3 伝え合う力を高める学習環境の工夫 単元で歩んできた学習の足跡の掲示をすることで、前場面とのつながりや主人公の変容が明らかに なる。そのため、どんな言葉に注目したかや、どんな気持ちであったかを明記した足跡の掲示をして いく。 また、伝え合う力を高めるために、「話す・聞く ステップ表」を掲示する他、ハキハキ発表週間 とも関わらせて本単元を進めていく。さらに、発言をするときは日ごろから自分の立場(同じ、違う、 逆など)を明確にしてから話すように日ごろから指導をしている。
4 単元の目標
◎ 「場面」について理解し、情景や登場人物の様子・心情について叙述に基づいて想像して、戦争 時を描いた作品世界に迫ることができる。5 単元評価規準
[国語への関心・意欲・態度] 言葉や表現に即して、場面の様子やその移り変わりを想像しようとしている。 [話す・聞く能力] 自分なりの思いや考えを、文章中の言葉をもとにして話している。 [読む能力] 会話や動作を表す言葉をもとにして、情景を想像しながら読み取ったり、場面の様子がよく分かる ように声に出して読んだりしようとしている。 [書く能力] ちいちゃんの様子や気持ち、置かれている状況が分かる言葉をもとに、自分の考えをまとめて書こ うとしている。 [言語についての知識・理解・技能] 言葉のイメージや使い方に関心をもち、様子を表す言葉に着目しようとしている。6 単元指導計画(全17時間) 次 時 ねらい 学習活動 主な指導援助 評価規準 評価方法 1 2 「ちいちゃん のかげおくり」 に興味をもち、 初 発 の 感 想 を 書 く こ と が で きる。 ① 単元の学習の仕方を確認する。 ② 範読を聞きながら難語句や新出漢 字の読み、登場人物の確認をする。 ③ 分かったことや、心に残ったこと、 疑問を書き、交流する。 ④ 場面ごとに疑問をまとめ、各段落 の課題作りをする。 (1)一人読みの方法を 確認する。 ・言葉を消す。 ・言葉を比べる。 ・自分の経験から想像する。 ・気持ちがどう変わってい るか。 (3)書けない子には、 ちいちゃんについ てどう思ったかを まとめさせる。 感想を進ん で書いたり、 発表したりし ている。 (意欲・関心) 学 習 プ リ ン ト へ の 記 述 や 発 言 の 様 子 か ま え る 3 難 語 句 の 意 味を調べ、本文 へ の 理 解 を 深 め る こ と が で きる。 ① 本文を音読する。 ② 難語句の意味を調べる。 (2)本文にあった意味 を辞書から選んで 写させる。また、戦 争用語についても 調べさせる。 本文に合う 正しい意味を つかむことが できる。 (言語事項) 学 習 プ リ ン ト へ の記述 4 5 家 族 全 員 で か げ お く り を し て 楽 し ん で いるときの、ち い ち ゃ ん の 楽 し い 気 持 ち を 読 み 取 る こ と ができる。 ① 本時の課題を確認する。 ② 本時学習する場面を音読する。 ③ 一人読みを付け足したり、発表の 準備をしたりする。 ④ 一人読みの発表、仲間読みをする。 ⑤ 深める発問「ちいちゃんはかげお くりをどんな気持ちでやっている かな」 ⑥ 本時の学習をまとめる。 (5)「四人は手をつな ぎました」や、「み んなで」、「すごう い」という表現に 注目させたり、会 話 文 がテ ンポ よ く 進 む様 子に 気 付かせたりして、 家 族 でか げお く り を 楽し んで い る様子や、ちいち ゃ ん の気 持ち を 想像させる。 会話文や動 作を表す言葉 をもとに、家 族みんなでか げおくりを楽 しんでいる様 子や、ちいち ゃんの気持ち を想像しなが ら 読 ん で い る。 (読むこと) 学 習 プ リ ン ト へ の 記 述 や 、 発 言 の様子 6 7 お 父 さ ん が 戦争へ行き、お 兄 ち ゃ ん と か げ お く り を し ていたけれど、 戦 争 が 激 し く な っ て か げ お く り が で き な く な っ た ち い ち ゃ ん の 悲 し い 気 持 ち を 読 み 取 る こ と が できる。 ① 前時のまとめを振り返る。 ② 本時の課題を確認する。 ③ 本時学習する場面を音読する。 ④ 一人読みを付け足したり、発表の 準備をしたりする。 ⑤ 一人読みの発表、仲間読みをする。 ⑥ 深める発問「ちいちゃんにとって、 空はどんなところになったのか な」 ⑦ 本時の学習をまとめる。 (5)「かげおくりなど できなくなりまし た」「ばくだんをつ んだ・・・」「とてもこ わいところ」という ところから、戦争の 激化に伴ってそこ には敵の戦闘機が 飛んできて、自分た ちの命が脅かされ るところになって いることに気付か せる。 1場面前半 の空と、1場 面後半の空を 比べて、違い に気付いてい る。 (読むこと) 時代設定を 正しく読み取 ることができ る。 (読むこと) 学 習 プ リ ン ト へ の 記 述 や 、 発 言 の様子 ふ か め る 8 9 空 襲 の た め に、知らない人 た ち の 中 で ひ と り ぼ っ ち で 寝 る ち い ち ゃ ん の さ み し い 気 持 ち を 読 み 取 る こ と が で きる。 ① 前時のまとめを振り返る。 ② 本時の課題を確認する。 ③ 本時学習する場面を音読する。 ④ 一人読みを付け足したり、発表の 準備をしたりする。 ⑤ 一人読みの発表、仲間読みをする。 ⑥ 深める発問「ちいちゃんはどんな ことを考えながら一人で寝たのか な」 ⑦ 本時の学習をまとめる。 (5)「ちいちゃんの目 に」や、「さけぶと」 「たくさんの人の 中で」といった表現 に注目させ、ひとり ぼっちで眠るちい ちゃんの気持ちを 考えさせる。 お母さんた ちとはぐれ、 ひとりぼっち になってしま う流れを正し くつかむこと ができる。 (読むこと) 学 習 プ リ ン ト へ の 記 述 や 、 発 言 の様子 「ちいちゃんのかげおくり」を 読んで、初めの感想を書こう。 分からない言葉の意味を調べよ う。 1場面の前半のちいちゃんの様子 から、分かることを読み取ろう。 2 場面の ちいちゃ んの様 子か ら、分かることを読み取ろう。 1場面の後半のちいちゃんの様子 から、分かることを読み取ろう。
10 11 本 時 お 母 さ ん や お 兄 ち ゃ ん と は ぐ れ て し ま ったけれど、き っ と 帰 っ て く る と 信 じ て 待 ち 続 け る ち い ち ゃ ん の 決 意 を 読 み 取 る こ とができる。 ① 前時のまとめを振り返る。 ② 本時の課題を確認する。 ③ 本時学習する場面を音読する。 ④ 一人読みを付け足したり、発表の 準備をしたりする。 ⑤ 一人読みの発表、仲間読みをする。 深める発問「『少し食べました』か ら、『少しかじりました』に変わった のは、どうしてだろう」 ⑥ 本時の学習をまとめる。 (5)戦争が激しいこと や、「深くうなずき ました」、情景描写 (「こわれかかった 暗いぼうくうごう」 「くもった朝」「暗 い夜」)から、いつ 死ぬかも分からな い状況でも、家族に 合えることを信じ て必死に生きてい るちいちゃんの気 持ちに気付かせる。 ちいちゃん のさみしさだ けでなく、家 族にきっと会 うんだという 強い気持ちを 読み取ること ができる。 (読むこと) 学 習 プ リ ン ト へ の 記 述 や 、 発 言 の様子 12 13 家 族 に 会 い た い と 強 く 思 っ て い た ち い ちゃんが、幻の 中 で 家 族 に 会 え た と き の 気 持 ち を 読 み 取 る こ と が で き る。 ① 前時のまとめを振り返る ② 本時の課題を確認する。 ③ 本時学習する場面を音読する。 ④ 一人読みを付け足したり、発表の 準備をしたりする。 ⑤ 一人読みの発表、仲間読みをする。 ⑥ 深める発問「どうしてちいちゃん にはかげが4つ見えたのかな」 ⑦ 本時の学習をまとめる。 (5)「暑いような寒い ような感覚」「ひど くのどがかわいて いる」様子から、ち いちゃんの心身の 疲れを読み取らせ、 さらに「ふらふらす る足をふみしめ」と いう部分から家族 に会えた喜びを読 み取らせる。また、 「ちいちゃんが空 を見上げると・・・白 いかげが4つ」とい う部分に疑問をも たせる。 幻の中で家 族の声を聞き ながら一人で かげおくりを して、そこで やっと家族に 会えたという 喜びを読み取 ることができ る。 (読むこと) 学 習 プ リ ン ト へ の 記 述 や 、 発 言 の様子 ふ か め る 14 15 一 面 の 花 畑 の中で、やっと 家 族 に 会 え た ち い ち ゃ ん の 気 持 ち を 読 み 取 る こ と が で きる。 ① 前時のまとめを振り返る。 ② 本時の課題を確認する。 ③ 本時学習する場面を音読する。 ④ 一人読みを付け足したり、発表の 準備をしたりする。 ⑤ 一人読みの発表、仲間読みをする。 ⑥ 深める発問 ⑦ 本時の学習をまとめる。 (5)「きらきらわらい だしました」という ちいちゃんの様子 と、平和な公園での 兄弟が「きらきらわ らっている」様子 を、「きらきら」に 注目させて読み取 らせる。 やっと家族 に会えたちい ちゃんの気持 ちを読み取る ことができて いる。 (読むこと) 学 習 プ リ ン ト へ の 記 述 や 、 発 言 の様子 16 ち い ち ゃ ん と か げ お く り の 関 わ り に つ い て 考 え な が ら 各 場 面 を 振 り返り、作品を 味 わ う こ と が できる。 ① 全文を通読する。 ② 場面ごとに振り返り、ちいちゃん の気持ちの変化や、かげおくりの 役割の変化についてまとめる。 (2)家族とのかげおく り、お兄ちゃんとの かげおくり、一人で のかげおくりを比 べさせる。 ちいちゃん の心情の変化 やかげおくり とちいちゃん の関係につい てまとめるこ とができてい る。 (書くこと) 学 習 プ リ ン ト へ の 記 述 や 、 発 言 の様子 ま と め る 17 一 番 心 に 残 っ た場面を選び、 場 面 の 様 子 が 現 れ る よ う に 音 読 を す る こ とができる。 ① 一番心に残った部分や表現を選 ぶ。 ② 工夫して読む部分、どうやって工 夫するかを明らかにして音読す る。 (2)場面を選んだ理由 や、どう工夫するか 書けない子は、これ までの学習の足跡 から、ちいちゃんの 気持ちを振り返ら せる。 自分が一番 心を打たれた 場 面 の 様 子 を、聞き手を 意識して声に 出して読んで いる。 (読むこと) 音 読 の 様 子 3 場面の ちいちゃ んの様 子か ら、分かることを読み取ろう。 4場面の前半のちいちゃんの様 子から、分かることを読み取ろ う。 4場面の後半と5場面のちいち ゃんの様子から、分かることを 読み取ろう。 作者はどうしてこの物語に「ち いちゃんのかげおくり」と名前 を付けたのだろう。 ちいちゃんのかげおくりを工夫 して音読しよう。
7,本時のねらい 第3場面から、ちいちゃんの置かれた状況や「やっと」から、ちいちゃんの心細い様子や、「深くうなずきました」から、はぐれてしまったお母ちゃんやお兄ちゃんはきっと帰ってくると信じて待っている ちいちゃんの様子を読み取ることができる。 校内研究のねらい 暗い防空壕で一人寝ているちいちゃんの場面状況が板書で分かるようにし、寂しさをじっとこらえ家族に会えると信じて待ち続けるちいちゃんの様子や気持ちの多様な読み取りを、「やっと」や「深くうなずきました」 という言葉と結びつけながら板書で表すことができる。 8,本時の展開