<研究ノート>
1.はじめに
本研究ノートは,2005年当時のドイツ株価指数(以下「DAX」とする)対象ドイツ企業のアニュ アル・レポートを過去に遡って経年分析することによって,ドイツ大企業にとっての国際会計基 準(以下「IFRS」とする)の意味を探ることを目的としている。分析過程において,ドイツ大企業 がその基本的性格を変えていく時期,およびその理由についても,アニュアル・レポートの情報 に基づき調査・確定させたい。2005年当時の
DAX
対象ドイツ企業は30社ほどあったが,この うちIFRS
をそれ以前から適用していた10社を任意で選択し,調査の対象とした。対象とした10社は,adidas, ALTANA, Bayer, BMW, Deutche Post, Henkel, Linde, Man, RWE,
Volks Wagen
である。BMWとRWE
以外の日本語表示と略称は,アディダス(AD),アルタナ(ALT),バイエル(BAY),ドイツポスト(DP),ヘンケル(HEN),リンデ(LIN),マン(MAN), フォルクスワーゲン(VW)である。
なお,調査対象とした各社のアニュアル・レポートは,平成18年度文部科学省研究設備整備 補助金により収集されたものの一部である(研究設備名:「ドイツ主要企業営業報告書コレクション 1980−2005年」)。当該研究設備は,現在神奈川大学横浜キャンパス1号館709室(戸田龍介研究 室)に保管されている。また,各社の経年変化表の作成にあたっては,平成21年度に神奈川大 学経済学研究科博士前期課程2年であった宮治恵介君および同1年であった樋口振君にお世話に なった。
2.ドイツ大企業10社のアニュアル・レポート分析
ここでは,2005年当時に
DAX
対象であったドイツ大企業であり,かつ2005年度までにIFRS
を会計基準として適用していた10社を任意に取り上げ,分析した結果を提示する。まず,各社 の特徴を文章で記述した後,次にそれぞれの経年変化表を掲げる。なお,企業名の後に,当該企 業に関連した経年変化表の図表番号を付している。ドイツ大企業のアニュアル・レポート分析(1)
―ドイツ大企業にとっての国際会計基準(IFRS)の意味―
戸 田 龍 介
adidas(図表−1)
アディダスは,1993年度から
IFRS
を適用しているが,IFRS適用後,利益がV
字回復してい る(AD
[2005]表紙裏AUSGEWAELTE FINANZDATEN
より)。また,2001年度にCEO
がR. L. Drey- fus
氏からH. Hainer
氏へと交代している。ちなみに,2000年度の財務数値を見ると,当期純利 益,純利益率,株価および時価総額ともに,非常に低調だったことが事実として指摘できる。ア ディダスは,2001年度版アニュアル・レポートから地域別持株比率を公開しているが,それに よると,2001年度から2003年度までは北米が第一位の地域であったのに対し,2004年度および 2005年 度 は ド イ ツ 国 外 欧 州 が 第 一 位 の 地 域 に な っ て い る。な お,機 関 投 資 家 の 持 分 割 合 が,2001年度から一貫して上昇しており,2005年度にはその割合が90% に達している。した がって,推論も交えて言えば,2005年度においてアディダスは,株式の過半以上を英米機関投 資家により保有される構造となっていたと言えよう。なお,アディダスのアニュアル・レポート のうち,1985年度版から1994年度版までが欠品のため,1994年以前の経過表を作成することが できなかった。ALTANA(図表−2)
医薬品大手の一つであるアルタナが
IFRS
を適用したのは1998年度であった。しかしなが ら,他のドイツ大企業のIFRS
導入前後とは異なった様相を呈している。他のドイツ大企業は,IFRS
導入期前に各種財務数値が悪化し,IFRS導入期後に急回復ないし改善していく傾向が見ら れる。しかしながら,アルタナにはそのような顕著な数値変動は見られない。この事情は,2002 年度のニューヨーク証券取引所(以下「NYSE」とする)への上場という局面でも同様であった。ちなみに,NYSE上場の影響からか,2003年度には監査法人を
KPMG
からPwC
へと変更して いる。このような,NYSE上場,あるいは他のドイツ大企業にはあまりない監査法人変更という ような事態でも,アルタナの決算数値に大きな変動は見られない。その理由については,持株比 率が一貫して50.1% という大株主の存在から説明できるかもしれない。1998年度のIFRS
導入 期も,2002年度のNYSE
上場においても,常に株式の過半数をSusanne Klatten
氏(Frau
)が所 有し続けていたという事実には注目しておきたい。なお,2000年度にCEO
がJ. Mische
氏からN. Schweickart
氏に交代している。2000年前後にCEO
が交代する傾向がドイツ大企業には見ら れるが,この点はアルタナも同様であった。Bayer(図表−3,図表−4)
バイエルは,1994年度という比較的早い時期に
IFRS
を導入している。そして,他の多くのド イツ大企業と同様,IFRS導入年度に利益額が大幅に増加したが,それだけでなく株価までもが 急上昇する結果となった。さらに,後に掲げる1986年度から1995年度までの経年表から,バイ エルとはいかなる特徴を持つ会社だったかを読み解いてみたい。結論から言えば,バイエルは昔ながらの体質を持つ会社だったといえる。それは,まず人事についてである。1991年度まで
CEO
を勤めてきたH. J. Strenger
氏が,1992年度より順当に監査役会会長に就いている。ま た,1988年度に英国がバイエル株の15.1% を握る事態となっても,その後の財務数値に格段の 変化は見られなかった。ただ,1992年度に監査法人がTreuhand
からC&L
に変更となったのは 大きな変化だった。バイエルが,他のドイツ大企業と同様なのは,CEOの交代時期である。2001年度において,CEOが
M. Schneider
氏からW. Wenning
氏へと交代している。ちなみにM. Schneider
氏は,2002年度より監査役会会長に就いている。バイエルが何故比較的早い時期に
IFRS
を適用したのかについては,同グループの株主構成に その理由を求められるかもしれない。バイエルの外国人株主全体の比率は,1985年度39.0%だったのが1988年度47.8% まで上昇した。また,1985年度の同比率1位はスイス(14.0%)
だったが,1988年度には英国(15.1%)であった(BAY[1988]p.111
.)
。BMW(図表−5)
BMW
は,2000年度にIFRS
を採用している。BMWのIFRS
適用初年度の傾向は,他のドイ ツ大企業と似た傾向がある。IFRS適用の前年の1999年度における決算数値が非常に悪く,IFRS 適用初年度の2000年度に決算数値が急回復しているのである。ただし,2000年度の決算数値の 良好さは,決してIFRS
にのみその原因があるわけではない。ドイツ商法(以下「HGB」とする)に基づく決算数値でも,利益等の数値は急回復している。ただし,例えば2000年度の総資産額 は
HGB
に基づけば35,875百万ユーロになるのに対し,IFRSに基づけば49,340百万ユーロに までなる。さらに,当期純利益額はHGB
に基づけば1,026百万ユーロになるのに対し,IFRS に基づけば1,209百万ユーロになり,IFRS適用により約200百万ユーロあまり利益額が増加す る結果となっていた。BMWが2000年度においてIFRS
を適用したのは,1999年度の最悪の決 算に対して,2000年度決算数値のV
字回復をより確かなものにするためだったと考えられる。なお,BMWの
CEO
は,2002年度にJ. Milberg
氏からH. Panke
氏へと交代しているが,CEO 交代期は他のドイツ大企業と同時期だと指摘できる。Deutche Post(図表−6,図表−7)
ドイツポスト(
DP
)は1999年度にIFRS
を適用している。この年のIFRS
適用には大きな意味 があった。ドイツポストは,1999年度にDANZAS
を,2000年度にDHL
を買収し,郵便会社か ら総合物流会社への飛躍を遂げている。DANZASおよびDHL
の買収に伴い,多額の買入暖簾(営業権)が発生したはずであるが,1998年度まで適用していた
HGB
に基づけば暖簾の定期償却 を行わねばならず,1999年度以降の最終利益は赤字に転落していたはずである。買入暖簾はHGB
に基づけば償却の対象となり毎期定期的に費用化されるのに対し,IFRSに基づけば減損の 対象のみとなり場合によっては全く費用化されずに済む。ドイツポストは,1999年度からIFRS
を適用することにより,DHL等の買収により発生した買入暖簾を費用化しないことを有効に 使ったと考えられる。ドイツポストは1999年度以後,一定水準の最終利益を出し続けるが,こ れは
IFRS
適用の効果を十分に活用した結果だったと指摘し得るのである。前述のようにドイツポストは,1999年度および2000年度の
DANZAS
およびDHL
買収によっ て,それまでの郵便会社から総合物流会社へと変貌を遂げるわけだが,それには幾つかの条件が あった。まず,このような変革を主導する立場にあったCEO
の存在である。ドイツポストのCEO
には,1990年度より米国流の教育を受け米国で実務経験を積んだK. Zumwinkel
氏が就任 していた。K. Zumwinkel氏は,米国ウォートンビジネススクールで教育を受け,コンサルティ ング会社のマッキンゼー社(ニューヨーク)に勤務経験のある,それまでのドイツ大企業のCEO
とは異色の経歴を有していた。ただし,K. Zumwinkel氏は,その就任直後からすぐに米国流経 営をドイツポストにおいて展開できたわけではなかった。ドイツポストの決算数値が変動し始め るのは1990年代後半からであるが,この時期の少し前の大きな変化として,1996年度にJ. Hat- tig
氏が監査役会会長に新たに就任している。ちなみにJ. Hattig
氏は,前年度の監査役会のメン バーではなかったことが確認されている。J. Hattig氏のもと,K. Zumwinkel氏は大胆な買収に より,ドイツポストの企業構造をドラスティックに変えていったと推測されるのである。さらに,ドイツポストの株主構造が大きく変化するのは,2003年度からである。そして2005 年度には,米英機関投資家がドイツポストの大株主として躍進することになる。なお,2005年 度 に お け る 機 関 投 資 家 株 主 の 地 域 別 割 合 は,1位 米 国(32%),2位 ド イ ツ(30%),3位 英 国
(18%),4位フランス(4%)であった(DP[2005]p.23
.)
。Henkel(図表−8)
化学およびパーソナル・ケア製品大手のヘンケルは,1997年度に
IFRS
を適用している。1997 年度の最終利益は,1996年度に比して2倍以上になっており,その他の決算数値も明らかにそ れまでのトレンドとは異なったものとなっている。この傾向は,他のドイツ大企業のIFRS
適用 時と同様のものである。また,2000年度にCEO
が,H. D. Winkhaus氏からU. Lehner
氏へと 交代している。2000年前後にCEO
が交代しているのも,他のドイツ大企業の傾向と同様であ る。ただし,2000年度前後の顕著な財務数値の変動はないことから,業績不振等の理由からのCEO
交代ではなく通常の交代だったのではないかと考えられる。Linde(図表−9)
世界的な産業用ガス生産メーカーであるリンデは,2002年度に
IFRS
を適用しているが,この 2002年度はリンデにとって最も大きな変革の年であった。この年,CEOがG. Full
氏からW.
Reitzle
氏 に 交 代 し た。W. Reitzle氏 は,1976年 か ら23年 間 に わ た っ てBMW
社 に 勤 務 し た 後,1999年から2002年までフォード社のグループ副社長を務めている(『経済が数学を動かす』シュプリンガー・ジャパン,100頁)。注目されるのは,W. Reitzle氏が産業用ガス生産とは無関係の 自動車産業出身であると共に,4年間の米国における指導的立場における実務経験である。2002 年度における
W. Reitzle
氏のCEO
就任と軌を一にして,リンデの純利益やROE
といった決 算・財務数値がV
字回復していく。さらに,2002年度,機関投資家の地域別内訳において,初 めて北米地域が第2位(29%)の割合を占めるようになった。また,1999年度から2003年度ま での一株当り配当は記念配当を除きずっと135ユーロであったのに対し,2002年度から2年後 の2004年度は149ユーロ,2005年度は168ユーロと上昇する。さらに,後に示す表には掲載されていないが,2006年度および2007年度において,リンデと いう会社は,北米機関投資家が株式の過半数を握る会社となっていく。2007年度においては,
それまで安定的に12% 強を保有してきたアリアンツや,10% を保有してきたドイツ銀行の持株 比率が,それぞれ半分程度にまで減少する。北米機関投資家の持分割合の上昇は丁度それと呼応 する関係にある。2006年度の
ROE
は22.3% まで上昇するが,1999年度から2004年度までのROE
は2〜6% 後半しかなかった。また,2007年度末の株価は90.45ユーロであったのに対 し,2002年度末の株価は35ユーロに過ぎなかった。さらに,リンデは,2004年度に冷凍技術部 門を売却したり,その後AGA
社とBOC
社の買収により飛躍的な成長を遂げることになる(同上 書100頁)。つまり,リンデという会社は,2002年度のW. Reitzle
氏のCEO
就任を機に,選択と 集中という米国流経営を梃子に,高ROE・高株価を目指す会社へと変貌を遂げていったと考え
られるのである。なお,リンデのアニュアル・レポートのうち,1990年度版から1999年度版ま でが欠品のため,この期間の経過表を正確に作成することができなかった。MAN(図表−1
0)商用車製造大手のマンは,1998
/
1999年度にIFRS
を採用している。ただし,他のドイツ大企 業とは異なり,適用前年度の決算数値は良好 で あ っ た。ま た,CEOは,2004年 度 にR. Rup- precht
氏からH. Samuelsson
氏に交代になっている。ちなみに,R. Rupprecht氏の前任CEO
は 監査役会会長に就いたのに対し,同氏は監査役会会長には就いていない。監査役会会長は,2002 年度にK. Goette
氏からV. Jung
氏へと交代し,ドイツ大企業の監査役会会長としては比較的短 期であるが,2005年度にさらにE. D. Schulz
氏へと交代している。マンという会社は,2004・2005年度に大きな変革の時期を迎えるわけだが,それは上述のような
CEO
や監査役会会長の交 代のみをその理由とするわけではない。まず2004年度において,株主構造に大きな変化があっ た。それまで常にマンの株式の26.27% を保有してきたRegina
管理会社が,大量の株式売却を 行った。Regina管理会社の売却したマン社株式は,外国機関投資家が購入することになる。2005年度における第一位株主は,フランスの
AXA
であった。さらに注目されるのは,2005年度 に監査法人がBDO
からKPMG
へと交代している。ドイツ大企業が合併以外の理由で監査法人 を変更するのは極めて異例のことである。マンの変化は,財務数値の変化 に も 表 れ て い る。2003年 度 の
ROE
は8.4% だ っ た の に 対 し,2004年度および2005年度には10.7%・14.4% へと上昇していく。純利益も2003年度には 235百万ユーロだったのに対し,2004年度および2005年度には318百万ユーロ・472百万ユー ロ へ と 上 昇 し て い く。こ れ に 対 し て,従 業 員 数 は,2003年 度 に は64,158名 だ っ た の に 対 し,2004年度および2005年度には59,008名・58,203名へと減少していく。ちなみに,外国機 関投資家持株比率は,2003年度には 9% に過ぎなかったのに対し,2004年度および2005年度 には37%・46% へと急上昇する。つまり,マンという会社は,2004年度におけるRegina
管理 会社保有の大量の株式売却および外国機関投資家持株比率の急上昇を受け,新CEO
のもと,リ ストラクチャリングによる高ROE
を目指す米国流経営を採る会社へと変貌を遂げていったと考 えられる。RWE(図表−1
1)電 力 大 手 の 一 つ で あ る
RWE
は,1997/
1998年 度 にIFRS
をHGB
と 併 用 し つ つ 初 適 用 し,1998
/
1999年度に完全適用している。IFRS適用の初年度である1997/
1998年度には,前年度に 比して種々の決算数値が急上昇しているが,これは他の多くのドイツ大企業に見られる傾向と同 様である。また,RWEのCEO
は,2002年度にD. Kuhnt
氏からH. J. M. Roels
氏へと交代して いる。RWEにとって,2002年度は大きな改革の年であった。CEOの交代と共に,外国人投資 家比率の急上昇,1ユーロ安定配当路線の変更,従業員数削減開始等,それまでの会社の方針が 急激に変化したのが2002年度であった。2002年度のドラスティックな方針転換は,2001年度決 算数値が非常に悪かったことも関係しているかもしれない。いずれにしてもRWE
は,2002年度 の外国人投資家比率の急上昇を受けて,新CEO
のもと,リストラクチャリングを梃子にした高 収益体質を目指す米国流経営に乗り出していったと考えられる。Volks Wagen(図表−1
2,図表−13)フォルクス・ワーゲン(
VW
)は,2000年度にIFRS
を初めて適用している。2000年度の当期 純利益が1999年度の当期純利益の約3倍にまで跳ね上がったように,IFRS適用期に利益等の財 務数値が急上昇している。この事情は,他のドイツ大企業と同様である。なお,VWの財務数値 の変動率および変動額は,他のドイツ大企業と比しても大きいものがあった。同一年の同一項目 の財務数値でも,その後の修正IFRS
に基づき遡及修正された数値は,当初公開された数値と大 きく異なることが多く,まるで別会社といってよいほどの数値の開きがあるものもあった。IFRS
の初年度適用とは別に,2002年度にCEO
がF. Pieech
氏からB. Pischetsrieder
氏へと交代 している。これも,他のドイツ大企業と同時期のCEO
交代だと指摘できる。図表−1
ad id as
(単位:百万ユーロ) 2005200420032002200120001999(厚く)1998(独語)1997(独語)1996(独語)1995(独語) 適用会計基準IFRSIFRSIFRSIFRSIFRSIFRSIFRSIFRSIFRSIFRSIFRS 重要な変更Salomon完売Salomon売却始修正IAS19,32/39Salomon買収改訂IAS12適合改訂IAS12適合 修正IAS19,32/39IPR&D関連費用Salomon買収決定1993よりIFRS開始 監査法人KPMGKPMGKPMGKPMGKPMGKPMGKPMGKPMGKPMGKPMGKPMG 監査役会会長HenriFilhoHenriFilhoHenriFilhoHenriFilhoHenriFilhoHenriFilhoHenriFilhoHenriFilho(最後)HenriFilho(最後)HenriFilho(中)n/a CEOHerbertHainerHerbertHainerHerbertHainerHerbertHainerHerbertHainerR.L.DreyfusR.L.DreyfusR.L.Dreyfus(前)R.L.Dreyfus(前)R.L.Dreyfus(前)R.L.Dreyfus(前) ROE14.320.320.221.220.522.333.544.333.132.942.4 自己資本比率46.734.830.725.424.320.319.014.432.238.032.5 第一位株主地域(%)独外欧州(43)独外欧州(36)北米(34)北米(31)北米(27)n/an/an/an/an/an/a 第二位株主地域(%)北米(25)北米(28)独外欧州(28)独外欧州(22)独外欧州(24)n/an/an/an/an/an/a 第三位株主地域(%)ドイツ国内(13)ドイツ国内(16)ドイツ国内(16)ドイツ国内(19)ドイツ国内(16)n/an/an/an/an/an/a 機関投資家持分割合(%)9084827669n/an/an/an/an/an/a 年度末株価(!)160.00118.7590.3082.3084.3066.0074.5593.30117.9138.768.18 株価変動(!)112.03−162.7088.76−120.9369.53−91.3664.28−88.9547.70−84.3049.81−73.1068.35−103.0077.20−168.3067.46−137.3936.01−40.2438.96−75.87 損益計算書データ 売上6,6365,8606,2676,5236,1125,8355,3545,0653,4252,4081,790 売上総利益3,1972,8132,8142,8192,6012,5282,3522,1241,437960710 営業利益707584490477475437482416316192129 うちライセンス及び手数料収益4742424642433545444951 金融損益−52−59−49−87−102−94−84−115−16−6−24 税引前利益655526438390376347398319346227151 法人税等221193167148147140153105955522 持分法投資損益−8−7−11−14−21−25−18−9−14−12−4 当期純利益383314260229208182228205237161125 貸借対照表データ 総資産又は総資本5,7504,4344,1884,2614,1834,0183,5873,2062,2241,288909 棚卸資産1,2301,1551,1641,1901,2731,2941,045975821556431 債権及びその他の短期資産1,5511,4251,3351,5601,5201,3871,2341,026592418288 短期経営資本2,5761,3361,4331,4451,4851,4171,096−32711284175 純金融債務−5516651,0181,4981,6791,7911,5911,655738174208 純資産2,6841,5441,2851,0811,015815680463717489295 各種経営指標(抜粋) 売上総利益率(%)48.248.044.943.242.643.343.941.941.939.839.7 販管費比率(%)36.536.535.634.433.334.533.832.731.830.931.3 営業利益率(%)10.710.07.87.37.87.59.08.29.28.06.9 税負担率(%)33.736.738.037.939.040.338.433.027.524.014.5 純利益率(%)5.95.54.23.53.43.14.34.06.96.77.0 負債比率(%)−20.543.179.2138.5165.5219.6234.0357.2103.035.670.6 株式データ 一株当り利益(希薄化前)(!)8.196.885.725.044.604.015.024.525.223.542.76 一株当り営業キャッシュ・フロー(!)8.1311.6814.3211.778.47−0.237.242.640.882.261.48 一株当り配当金(!)1.301.301.001.000.920.920.920.840.840.560.13 発行済株式数(年度末,単位:千)50,76245,85945,45445,42345,34945,34945,34945,34945,34945,34945,349 時価総額(年度末)8,1225,4464,1043,7383,8232,9933,3814,1235,3913,084n/a 従業員データ 従業員数(年度末)15,93514,25415,68614,71613,94113,36212,82912,0367,9936,9865,730 人件費706637709758695630580513331240199 上記の表は,アディダスの2005年度版営業報告書のZehn-Jahresuebersicht(AD[2005]S.166―167.)と,2001年度版営業報告書のFinanz-Highlights:UebersichtseitBoersengang(AD[2001]S.110―111.)を基本に,各年度のARあるいはGBを参照して作成したもの である。 1998年度において,効果発現前のIPR&D関連費用は369百万ユーロにのぼった。 「当期純利益」の原語は,Jahresueberschuss(AD[2001]S.110.)からAufAnteilseignerentfallenderGewinn(AD[2005]S.166.)に変更されている。 「持分法投資損益」における数値表示は,2001年度版ではマイナス表示されていないが,2005年度版にならい全数値をマイナス表示した。 「純金融債務」の原語は,Nettokreditaufnahme(AD[2001]S.111.)からNettofinanzverbindlichkeiten(AD[2005]S.166.)に変更されている。 「各種経営指標」は,原表中ではKennzahlenzurGewinn-undVerlustrechnungとBilanzkennzahlenに分かれているがここでは一項目とし,指標は任意に抜粋した。 監査役会会長やCEOの氏名の前後に()表示があるのは,どちらが先にARに登場するのかを示したものである。図表−2
A L TA NA
(単位:百万ユーロ) 2005200420032002200120001999199819971996 適用会計基準IFRSIFRSIFRSIFRSIAS(IFRS)IAS(IFRS)IAS(IFRS)IAS(IFRS)Germanlegal(HGB)Germanlegal(HGB) 重要な変更NYSE上場株式分割約3分割CEO交代 監査法人PwCPwCPwCKPMGKPMGKPMGKPMGKPMGKPMGKPMG CEON.SchweickartN.SchweickartN.SchweickartN.SchweickartN.SchweickartN.SchweickartJ.MischeH.WeissH.WeissH.Weiss 自己資本比率(%)55.4160.9857.0755.0955.0154.3055.4055.2054.8250.12 ROE(%)18.8322.5822.9123.1821.0618.1614.3612.6911.889.47 大株主(第一位)(%)SusanneKlatten50.1SusanneKlatten50.1SusanneKlatten50.1SusanneKlatten50.1SusanneKlatten50.1SusanneKlatten50強SusanneKlatten50強SusanneKlatten50強SusanneKlatten50強SusanneKlatten50強 大株主(第二位)(%)機関投資家32.4機関投資家35.6機関投資家30.7機関投資家25弱機関投資家25弱機関投資家30弱機関投資家25弱機関投資家25弱機関投資家25弱n/a 大株主(第三位)(%)その他17.5その他14.3その他19.2その他25強その他25強その他20弱その他25弱その他25弱その他25弱n/a 株価(!)39.88−53.9539.31−54.3535.03−59.5936.17−65.3431.67−59.1015.97−46.3951.50−73.3047.42−79.7158.54−98.32832−1,344(DM) 年度末株価(!)46.0046.5147.6543.5056.0046.1168.0066.4763.1460.00 売上高3,2722,9632,7352,6092,3081,9281,5861,4761,3451,163 薬剤2,3652,1091,9801,8611,5911,2621,034975900819 化学製品907854755748717666552501445344 税引き前利益684611580526448329234188164116 売上利益率(%)20.920.621.220.219.417.114.812.812.210.0 少数株主持分前利益4383783453242561791271069070 準備金の分配2842452282191589175615234 利益配当154133117105988649403330 営業活動によるキャッシュ・フロー645427425442348282164188118152 固定資産1,7961,048943790783627481410370313 無形資産69123723016517914483655325 有形固定資産1,048763687610579478394336310283 金融資産574826152554975 流動資産1,8371,6581,5891,4791,3441,1851,1491,0721,011912 棚卸資産404329319303277252227192180173 債権829749690593515445374316303236 現金及び現金同等物604580580583552488548564528503 純資産2,0131,6501,4451,2501,170984903818757614 発行済み株式140140140140140100100100100100 準備金1,4351,132960786702703660601558436 純利益4383783453243281811241018564 純資産比率(%)55.461.057.155.155.054.355.455.254.850.1 税引き後純資産利益(%)23.924.425.626.823.819.114.813.412.211.6 負債1,6201,0561,0871,019957828727664624611 引当金と見越し金734585553563522436431405392377 債務886471534456435392296259232234 総資産3,6332,7062,5322,2692,1271,8121,6301,4821,3811,225 資本的支出246226237225225163109887677 (有形固定資産と無形固定資産に対する) 減価償却費139121106102837061585257 (有形固定資産と無形固定資産に対する) 研究開発費465448412369285219172153134118 薬剤41841037633525219014412911297 化学製品47383634332928242221 従業員13,27610,78310,4029,8539,1228,5568,2187,7807,3737,436 薬剤8,8328,2007,7027,5046,8676,4896,3085,9065,7895,866 化学製品4,3842,5212,6342,2992,2172,0361,8831,8481,5621,548 人件費691606557535495453391365355321 ALTANA一株当たりの価格 配当(!)1.100.950.830.750.600.440.350.280.230.21 純利益(!)3.232.782.532.371.861.300.880.720.610.46 上記の表は,アルタナの2005年度ARのTEN!YEARREVIEW(ALT[2005]p.176―177.)を基本に,各年度のARを参照して作成したものである。図表−3
Ba y e r
(単位:百万ユーロ) 2005200420032002200120001999199819971996 会計基準IFRSIFRSIFRSIFRSIFRSIFRSIFRSIFRSIFRSIFRS 監査法人PwCPwCPwCPwCPwCPwCPwCC&LC&LC&L 監査役会会長(後)M.SchneiderM.SchneiderM.SchneiderM.SchneiderH.StrengerH.StrengerH.StrengerH.StrengerH.Strenger(後)H.Strenger CEO(前)W.WenningW.WenningW.WenningW.WenningW.WenningM.SchneiderM.SchneiderM.SchneiderM.Schneider(前)M.Schneider ROE14.4%6.1%−9.7%6.5%5.8%11.7%14.4%12.9%13.1%14.0% 自己資本比率30.4%29.1%32.9%37.5%46.0%44.9%48.5%43.5%44.2%42.6% 人件費(年金費用を含む)5,9126,0267,9068,1707,8497,7357,5498,1067,8957,718 従業員数(年度末)93,70091,700115,400122,600116,900122,100120,400145,100144,600142,200 一株当り配当(!)0.950.550.50.90.91.401.301.020.970.87 年度末株価(!)35.2923.4523.2220.4535.856.2547.1535.8334.2131.98 年度株価最安値−最高値(!)22.11−35.9218.33−23.9210.28−23.8517.45−40.8024.05−57.8038.75−56.2530.25−38.7530.29−49.4029.73−40.4919.65−33.27 純売上27,38323,27828,56729,62430,27530,97127,32028,06228,12424,853 ドイツ外売上84.7%86.9%85.8%86.4%85.5%85.6%84.3%83.6%83.9%82.2% 外国連結会社シェア74.7%76.4%73.3%72.2%70.9%69.0%68.3%67.5%67.0%65.4% 営業利益(EBIT)2,8121,875−1,1191,5181,6763,2873,3573,1553,0772,306 税引前利益2,1991,222−1,9949561,1152,9902,8362,7282,6112,282 税引後利益1,595682−1,3491,0639611,8422,0181,6151,5091,405 固定資産20,13016,85918,23223,51321,70220,34415,61413,98112,23010,689 営業権及び無形固定資産7,6885,9526,5148,8795,0144,8432,2131,9091,051729 有形固定資産8,3217,6629,93712,43613,54313,34511,98610,97010,3078,974 その他の固定資産4,1213,2451,7812,1983,1452,1561,4151,102872986 流動資産16,59215,97217,67316,89015,33716,10715,66515,39615,46714,593 棚卸資産5,5044,7385,8856,3425,8186,0954,9925,7815,4245,144 受取債権7,5657,6358,9259,7528,7489,3087,5337,8947,5887,028 当座資産3,5233,5992,8637967717043,1401,7212,4552,421 総資本(総純資産)11,15710,94312,33615,45517,02016,37715,18212,77912,23210,765 資本金1,8701,8701,8701,8701,8701,8701,8701,8671,8671,851 準備金(純利益を含む)7,6108,27711,70412,40514,08712,45411,1349,0878,6387,287 当期純利益1,597685−1,3611,0609651,8162,0021,6141,5041,393 少数株主持分8011112312098237176211223234 総負債25,56526,64523,01323,32020,01920,07416,09716,59815,46514,517 総資産36,72237,58837,44541,69237,03936,45131,27929,37727,69725,282 諸経営指標 固定資産比率54.8%51.4%48.70%56.4%58.6%55.8%49.9%47.6%44.2%42.3% 流動資産比率45.2%48.6%47.20%40.5%41.4%44.2%50.1%52.4%55.8%57.7% 金融負債8,9529,1919,42610,1597,3806,6654,4664,7303,8963,520 うち固定分7,1857,0257,3787,3183,0712,8032,3592,4042,1501,620 うち流動分1,7672,1662,0482,8414,3093,8622,1072,3261,7461,905 純支払利息−341−229−353−449−349−311−196−179−157−44 売上利益率10.3%8.1%−3.9%5.1%5.5%11.2%11.2%12.6%11.0%9.3% ROE14.4%6.1%−9.7%6.5%5.8%11.7%14.4%12.9%13.1%14.0% 総キャッシュ・フロー3,4772,8852,8642,7823,0094,1643,1923,3943,3132,959 有形・無形固定資産への資本的支出1,3889771,7392,3832,6172,6472,6322,7032,3311,931 減価償却費合計1,7581,9332,6342,8142,4642,1221,7441,5211,4791,326 資本的支出に占める減価償却費割合126.7%197.9%151.5%118.1%94.2%80.2%66.3%56.3%63.4%68.7% 人件費(年金費用を含む)5,9126,0267,9068,1707,8497,7357,5498,1067,8957,718 従業員数(年度末)93,70091,700115,400122,600116,900122,100120,400145,100144,600142,200 研究開発費1,8861,9272,4042,5882,5592,3932,2522,0451,9831,845 自己資本比率30.4%29.1%32.9%37.5%46.0%44.9%48.5%43.5%44.2%42.6% 負債比率69.6%61.4%61.4%56.5%54.0%55.1%51.5%56.5%55.8%57.4% バイエルAG 当期純利益613274−1851,1626571,7021,0761,095746695 利益剰余金への配分−81−12855050506801273483666 配当金総額6944023656576571,022949747710629 一株当り配当(!)0.950.550.50.90.91.401.301.020.970.87 上記の表は,バイエルグループの2005年度版ARの裏表紙表を基本にして,各年度のARを参照して作成したものである。図表−4
Ba y e r
(単位:百万DM
) 1995199419931992199119901989198819871986 適用会計基準IFRS完全適用IFRS(+HGB)HGBHGBHGBHGBHGBHGBHGBHGB 監査法人C&LC&LC&LC<reuhand−V.AGTreuhand−V.AGTreuhand−V.AGTreuhand−V.AGTreuhand−V.AGTreuhand−V.AG 監査役会会長H.J.StrengerH.J.StrengerH.J.StrengerH.J.StrengerH.GruenewaldH.GruenewaldH.GruenewaldH.GruenewaldH.GruenewaldH.Gruenewald CEOM.SchneiderM.SchneiderM.SchneiderM.SchneiderH.J.StrengerH.J.StrengerH.J.StrengerH.J.StrengerH.J.StrengerH.J.Strenger 重要な変更英国(15.1%)AR大きく 創立125周年 年度末株価(DM)380.20358.50363.90266.00277.50215.00310.00307.00265.50317.50 株価最安値−株価最高値(DM)333.30−387.80331.60−400.50253.60−365.10240.00−306.00213.00−293.50192.00−331.00n/an/a248.00−377.00262.00−350.00 発行済株式総数(百万,額面50DM)70.569.367.165.764.563.963.963.461.846.03 ROE(%)13.711.47.79.111.311.913.513.011.712.0 一株当り配当金(DM)15.013.011.011.013.013.013.012.011.010.0 純売上44,58043,42041,00741,19542,40141,64343,29940,46837,14338,284 国外売上比率(%)80.581.68178.778.378.378.678.677.978.3 外国連結子会社売上比率(%)63.465.364.561.260.158.158.357.355.355.5 税引前利益4,1853,2932,3542,6933,2063,3664,1053,7763,0662,840 法人税1,7641,2819821,1301,3531,4631,9891,8671,5221,486 税引後利益2,4212,0121,3721,5631,8531,9032,1161,9091,5441,354 非流動資産18,45816,74816,14715,62115,38315,55213,23912,06211,31310,877 無形固定資産955756321314322282220128118116 有形固定資産15,58014,76214,68114,20314,11213,95912,18211,17010,3469,929 投資等1,9231,2301,1451,1049491,311837762849832 流動資産25,83825,61524,02422,70722,53422,39522,89722,28320,84019,889 棚卸資産9,3148,3338,1678,5178,3458,4198,2357,8927,2207,176 売上債権11,31811,50210,61510,43610,72410,76710,6569,9058,5208,209 現金預金等5,2065,7805,2423,7543,4653,2094,0064,4865,1004,504 資産合計44,29642,36340,17138,32837,91737,94736,13634,34532,15330,766 純資産18,30117,05518,20617,54516,74316,05216,03315,28414,08112,286 バイエルAGの資本金3,5273,4653,3543,2873,2253,1953,1953,1713,0892,946 資本準備金及び利益剰余金11,89511,16713,09412,32811,30810,56910,2849,7669,0207,545 純利益2,3941,9701,3271,5161,8241,8812,0831,8551,4981,322 少数株主持分485453431414386407471492474473 負債25,99525,30821,96520,78321,17421,89520,10319,06118,07218,480 引当金13,54013,27611,74111,06511,27610,94611,02810,0348,8227,952 その他の負債12,45512,03210,2249,7189,89810,9499,0759,0279,25010,528 負債・純資産合計44,29642,36340,17138,32837,91737,94736,13634,34532,15330,766 総資産及び総資本の比率 非流動資産(%)41.739.540.240.840.641.036.635.135.235.4 流動資産(%)58.360.559.859.259.459.063.464.964.864.6 純資産(%)41.340.345.345.844.242.344.444.543.839.9 負債(%)58.759.754.754.255.857.755.655.556.260.1 金融債務6,2686,2765,2644,9455,1326,0144,4874,4395,2146,275 長期2,8092,4632,5803,0683,2163,4333,0663,0843,3023,857 短期3,4593,8132,6841,8771,9162,5811,4211,3551,9122,418 純利息費用1188−51−180−251−236−185−270−339−545 各種財務比率及び数値 非流動資産純資産比率(%)99.1101.8112.8112.3108.8103.2121.1126.7124.5113.0 売上利益率(%)9.27.55.76.77.58.59.99.98.88.6 純資産利益率(ROE)(%)13.711.47.79.111.311.913.513.011.712.0 ドイツGAAPによるキャッシュ・フロー5,4245,0064,8524,6965,0505,3665,8365,2734,2024,170 資本的支出3,1693,5093,1562,8593,0743,6873,4473,1452,5652,408 減価償却(無形資産も含む)2,3152,4312,6882,5522,6832,5742,4372,3272,0141,943 資本的支出に対する減価償却比率(%)73.169.385.289.387.369.870.774.078.580.7 人件費14,62414,45714,30614,43414,60413,38613,22812,61611,83311,315 従業員数(年度末)142,900146,700150,400156,400164,200171,000170,200165,700164,400164,100 研究開発費3,2593,1773,1573,0963,0072,7382,6952,4602,3432,159 BayerAG 税引後純利益1,1589318188731,0381,0411,2211,011895839 利益剰余金への配分(Allocation)1003080150200210390250215250 配当金支払総額1,058901738723838831831761680589 一株当り配当金(DM)DM15.00DM13.00DM11.00DM11.00DM13.00DM13.00DM13.00DM12.00DM11.00DM10.00 上記の表は,2005年度版バイエル社のARの裏表紙表にあるTen!YearFinancialSummary,BAY[1995]を基本としながら,各年度のARを参照して作成したものである。 「負債・純資産合計」は筆者が付け加えた項目である。 原表中にあった「非流動資産及び棚卸資産が純資産及び長期債務でカバーされる率」は「非流動資産純資産比率」に5〜15%上乗せした比率にしかならないので,ここでは省略した。 「非流動資産純資産比率」は,非流動資産を純資産で単純に除した数値ではない。純資産により調達された部分を算出しているようで,単純計算数値より数%高い。 1994年度版ARの監査意見報告書によれば,財務諸表はIFRS(IAS)に準拠しているが,無限定適正意見の表明はHGBに,監査はドイツ法規定に従っている(BAY[2004]p.77.)。 外国人株主全体の比率は,1985年39.0%だったのが1988年47.8%まで上昇した。また,1985年の同比率1位はスイス(14.0%)だったが,1988年には英国(15.1%)であった(BAY[1988]p.111.)。図表−5
BM W
(単位:百万ユーロ) 20052004200320022001200020001999199819971996 適用会計基準IFRSIFRS(05修正)IFRSIFRS(再分類)IFRSIFRSHGBHGBHGBHGBHGB 重要な変更会長途中交代AR厚及び順変更 監査法人KPMGKPMGKPMGKPMGKPMGKPMGKPMGKPMGKPMGKPMGKPMG 監査役会会長J.Milberg(前)J.Milberg(前)V.Doppelfeld(前)V.Doppelfeld(前)V.Doppelfeld(前)V.Doppelfeld(後)V.Doppelfeld(後)V.Doppelfeld(後)E.Kuenheim(後)E.Kuenheim(後)E.Kuenheim(後) CEOH.Panke(2)H.Panke(2)H.Panke(2)H.Panke(2)J.Milberg(2冊目)J.Milberg(前)J.Milberg(前)J.Milberg(前)J.Milberg(前)B.Pischetsrieder(前)B.Pischetsrieder(前) ROE(%)13.2013.6012.1014.6017.0013.0021.10−63.307.2012.309.10 年度末普通株株価(!)37.0533.2036.7528.9239.1534.7534.7530.65662,84467.01380.37 普通株株価最安値及び最高値(!)32.04−39.9731.78−37.4421.12−38.4027.97−47.6024.15−41.4923.33−41.5923.33−41.5932.00−23.041,015.02−466.50540.83−368.58384.99−266.06 顧客への引渡数 乗用車1,327,9921,208,7321,104,9161,057,344905,6571,011,8741,011,8741,180,4291,187,1151,196,0961,151,364 バイク97,47492,26692,96292,59984,71374,61474,61465,16860,30854,01450,465 生産数 乗用車1,323,1191,250,3451,118,9401,090,258946,7301,026,7751,026,7751,147,4201,204,0001,194,7041,143,558 バイク92,01293,83689,74593,01090,47874,39774,39769,15760,15254,93348,950 金融サービス 契約数2,087,3681,843,3991,623,4251,443,2361,297,7021,317,150970,7471,010,839855,250719,861665,234 B/S計上額に基づく取引額40,42832,55628,62426,50525,30624,95817,57816,85912,56410,8628,589 損益計算書 売上46,65644,33541,52542,41138,46337,22635,35634,40232,28030,74826,723 グループの売上総利益率(%)22.923.222.722.825.322.818.116.416.117.1 売上総利益10,68410,2869,4269,6709,7318,4886,3995,6425,1975,258 産業部門の売上総利益率(%)20.921.922.122.724.023.5 金融部門の売上総利益率(%)12.012.512.310.516.012.0 金融損益前利益3,7933,7743,3533,5053,3562,0651,5789311,2321,451965 税引前利益3,2873,5833,2053,2973,2422,0321,6631,1111,0611,293849 売上利益率7.08.17.77.88.45.54.73.23.34.23.2 法人税1,0481,3411,2581,2771,376823637448537590365 実効税率31.937.439.338.742.440.538.340.350.645.643.0 当期純利益2,2392,2421,9472,0201,8661,2091,026−2,487462638420 貸借対照表 非流動資産47,55640,82236,92134,66731,28230,07920,05619,85718,58616,73513,413 流動資産27,01026,81224,55420,84419,97719,26115,81917,65012,05310,5069,770 純資産16,97316,53416,15013,87110,7709,4324,8963,9326,4455,2404,636 グループの純資産比率(%)22.824.426.325.021.019.113.610.521.019.220.0 産業部門の純資産比率(%)39.141.645.443.137.035.919.111.928.725.325.0 金融部門の純資産比率(%)10.49.79.89.48.48.18.08.710.010.011.5 非流動引当金及び負債29,50926,51722,09020,02819,22317,38613,45714,7859,33110,2888,597 流動引当金及び負債28,08424,58323,23521,61221,26622,52217,52218,79014,86311,7139,950 資産合計又は資本合計74,56667,63461,47555,51151,25949,34035,87537,50730,63927,24123,183 キャッシュ・フロー計算書 現金及び現金同等物1,6212,1281,6592,3332,4372,9272,8792,0551,9351,2571,379 キャッシュ・フロー5,6025,1874,4904,3744,2023,7793,1982,8072,4792,5182,092 営業キャッシュ・フロー6,1846,1574,9704,5534,3043,966 資本的支出3,9934,3474,2454,0423,5162,7812,1382,1552,1792,3111,958 売上に対する資本的支出比率(%)8.69.810.29.59.17.56.06.36.87.57.3 従業員 年度末在籍従業員数105,798105,972104,342101,39597,27593,62493,624114,952118,489117,624116,112 従業員一人当り人件費(!)75,23873,24173,49969,56066,71163,54862,30755,71051,70350,49346,122 配当 配当総額424419392351350310310269234203152 普通株/優先株一株当り配当額(!)0.64/0.660.62/0.640.58/0.600.52/0.540.52/0.540.46/0.480.46/0.480.40/0.4210.23/10.7410.23/10.747.67/8.18 上記の表は,基本的にBMWの2005年度版ARの136頁および137頁の表を基本に(BMWGroup10―yearComparison,BMW[2005]pp.136―137.),各年度のARから必要な情報を抜粋して作成したものである。 なお,原表は2005年度から年度を遡って表示されているが,ここでは他の企業との比較のために,1986年度から年度を追って表示し直してある。 「売上総利益」は,「売上」に「売上利益率」を乗じて,筆者が計算したものである。また,ROEも,表中の「当期純利益」を「純資産」で除し100を乗じて独自に計算したものである。 1998年度において,5対1でボーナス株式発行を,12対1で増資を行っている(BMW[1998]p.206.)。図表−6ドイツポスト(