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共同研究 二神家・二神島の歴史・民俗研究 期間:

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Academic year: 2021

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写真 1 文書の仕分け・保全作業

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 2008年度から神奈川大学日本常民文化研究所が進めてきた「共同研究 瀬戸内海の歴史民俗」

が、2015年度に一段落したことをうけ、2016年度からは、所員田上繁、小熊誠、前田禎彦の3名 を中心に二神島及び二神家の歴史民俗研究を継続することになった。

 2017年度は、2018年3月22日から25日にかけて二神島に一部置かれたままになっていた「二 神司朗家文書」の確認・整理を実施した。

 二神家は、江戸時代に二神村庄屋を代々務めた家柄で、その文書は、中世から現在に至る二神島 の歴史を知る上で最も基本となる貴重な史料群である。1994年、当主二神司朗氏(画家・教員)の ご意向により神奈川大学日本常民文化研究所の所蔵となったが、移管に際し、司朗氏やご親族に関 わるごくプライベートな書簡・メモをはじめ、一部の文書は二神島に残しておくことになった。し かし、まもなく司朗氏がなくなり、それから20年以上たって、無人となった司朗氏旧宅の傷みが

共同研究 二神家・二神島の歴史・民俗研究

期間:2016年~

[所員]前田禎彦  小熊 誠  田上 繁

[客員研究員]萬井良大

[特別研究員]鈴木江津子 日本常民文化研究所

「二神司朗家文書」の整理・保全の進捗状況

前田 禎彦

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写真 2 害虫駆除対策をして箱に保管

写真 3 二神島の風景

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日本常民文化研究所年報 2017 共同研究 二神家・二神島の歴史・民俗研究

激しくなるにつれ、近年は残された文書類をどうするかが課題となっていた。

 そこで今回、神奈川大学への移送を前提に、所員の田上繁・前田禎彦、客員研究員の関口博巨・

萬井良大、職員の窪田涼子、院生の東出紘明・山室陸の7名が参加して、残置文書の仕分け・保全 の作業を行うことになった。作業内容は、①旧宅に残る書類・文書を、司朗氏が描かれた絵画や襖 なども含めて、ご近所にお借りした作業場に一通り運び出すこと、②書簡・メモを中心とした書 類・文書を内容別に分類すること、③仕分けした書類・文書を殺虫剤を入れた箱に詰め、しばらく 保管しておくことであった。正味3日間ほどの突貫作業であったため、翌2018年度中に、改めて 大学に送って「二神司朗家文書」に加えるものと、そのまま地元に保存しておく分(絵画や教員関 係資料など)を最終的に判断し直すこととした。長年調査に関わってきたお宅の資料だけに最善の 状態で保存できるよう注意を払いたい。

 なお、2017年度は、関連して2017年12 月9日に第21回常民文化研究講座「二神 島 その歴史と民俗を訪ねて―二神島調査 と神奈川大学日本常民文化研究所―」を松 山市で開催した。二神島の歴史・民俗をめ ぐる所員・客員研究員による5本の調査報 告が用意され、二神島・二神家の関係者や 地元の歴史・民俗に興味を抱く方々が多数 参加して盛況をみたことを付け加えておき たい。

■活動データ 2017 年度の活動

○二神司朗家文書の整理保全 2018322日~25

 愛媛県松山市二神(二神司朗家) 前田禎彦・田上繁・関口博巨・萬井良大・窪田涼子、東出絋明・山室陸(院生)

参照

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