第 408 回集談会(ご案内)
1.日時: 2009 年 7 月 27 日(月)16:30~
2.場所: 2A講義棟(中央棟2階)
3.座長: 薬理学教室助教 中川西修先生(内線3702)
4.演者: 細胞制御学教室講師 福田友彦先生(内線 4508)
5.演題: 糖鎖欠損マウスは統合失調症のモデルになるか
6.要旨:
α1,6
フコース転移酵素(Fut8)
は広範囲な組織に発現しており、多くの 糖タンパク質の機能制御に関わっていると考えられています。これまでにα1,6
フコースの生理的機能を明らかにするため作成した全身性Fut8
欠損マウスに 肺気腫様の変化などが認められることを報告してきました。Fut8
は他の臓器に 比べ、脳組織で高い発現が認められますが、脳神経での機能はほとんど不明で した。2006
年に「細胞制御学教室」が開設されたのを機に、脳神経におけるα1,6
フコースの機能を明らかにするため、Fut8
欠損マウスを用いた解析を進めてい ます。行動解析からFut8
欠損マウスに、作業記憶の障害、自発運動量の増加、易攻撃性の増加、社会的行動の障害といった統合失調症様行動を見出しました。
さらに、統合失調症の治療薬に一定の改善効果も確認されました。現在、肺気 腫様の病態変化による脳の高次機能への影響を排除するため、脳特異的