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目 次 Ⅰ 調 査 の 概 要 調 査 目 的 調 査 項 目 調 査 設 計 回 収 結 果 報 告 書 の 見 方 標 本 誤 差... 2 Ⅱ 調 査 結 果 回 答 者 の 属 性

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(1)

泉佐野市民の人権に関する意識調査

報 告 書

( 概 要 版 )

2016年(平成28年)3月

(2)

目 次

Ⅰ 調査の概要 ... 1 1.調査目的 ... 1 2.調査項目 ... 1 3.調査設計 ... 1 4.回収結果 ... 1 5.報告書の見方 ... 1 6.標本誤差 ... 2 Ⅱ 調査結果 ... 3 1.回答者の属性 ... 3 (1)性別・年齢 ... 3 (3)近所付き合いや人間関係の満足度 ... 4 2.人権に関する考え方 ... 4 (1)人権に関する考え ... 4 (2)関心をもっている人権問題 ... 5 3.女性の人権問題 ... 6 (1)仕事と家庭に関する男女の役割分担 ... 6 (2)男女の地位の平等感 ... 7 (3)男女間で起きている人権問題 ... 8 4.子どもの人権について ... 9 (1)子どもの人権の尊重 ... 9 (2)身近な子どもが虐待されていることを知った際の対応 ... 9 (3)児童虐待発見時の通告義務の認知度 ... 10 (4)子どもに起きている人権問題 ... 11 5.高齢者の人権について ... 12 (1)高齢者の人権の尊重 ... 12 (2)高齢者に起きている人権問題 ... 12 6.障害者(児)の人権について ... 13 (1)障害者(児)の人権の尊重 ... 13 (2)障害者差別解消法の認知度 ... 13 (3)障害者(児)に起きている人権問題 ... 14 7.同和問題について ... 15 (1)同和地区の認知度 ... 15 (2)同和地区を知った経緯 ... 15 (3)同和地区への差別意識の変化 ... 16 (4)結婚相手の身元調査をする必要性 ... 16 (5)同和地区出身者との結婚の賛否 ... 17

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(6)住居を選ぶ際、人権的な問題を理由に忌避すると思うケース ... 17 (7)住居を選ぶ際、人権的な問題を理由に忌避意識が生まれる理由 ... 18 (8)人権的な問題を理由に不動産取引を避ける行為に対する考え ... 19 (9)同和問題を解決するために効果的な施策や対応 ... 19 8.外国人の人権について ... 20 (1)外国人の人権の尊重 ... 20 (2)ヘイトスピーチの認知度 ... 20 (3)外国人などに対するヘイトスピーチの行為に対する考え ... 21 (4)外国人に起きている人権問題 ... 21 9.HIV感染者やハンセン病を患った人の人権について ... 22 (1)HIV感染者やかつてハンセン病を患った人の人権の尊重 ... 22 (2)HIV感染者やかつてハンセン病を患った人に起きている人権問題 ... 22 10.情報化社会にかかわる人権問題について ... 23 (1)個人情報が適切に取り扱われている意識 ... 23 (2)本人通知等制度の認知度 ... 23 (3)インターネット上で起きている人権問題 ... 24 11.その他のさまざまな人権問題について ... 25 (1)さまざまな人権問題に対する考え ... 25 12.市の人権啓発に関する取組みについて ... 26 (1)人権に関する宣言、法律や条例などの認知度 ... 26 (2)人権問題に関する啓発活動の認知度 ... 27 (3)人権尊重社会の実現のために推進が必要な人権教育や啓発の施策 ... 28 (4)人権問題のよりよい理解を深めるために良い方法 ... 29

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1

Ⅰ 調査の概要

1.調査目的

泉佐野市民の様々な人権問題に関する意識の現状や傾向を把握し、人権課題の解決に 向けた施策を総合的に推進するための基本方針や実施計画の策定のほか、市民への人権 に関する教育・啓発のための基礎資料とすることを目的に実施した。

2.調査項目

(1)回答者の属性 (2)人権に関する考え方 (3)女性の人権について (4)子どもの人権について (5)高齢者の人権について (6)障害者(児)の人権について (7)同和問題について (8)外国人の人権について (9)HIV 感染者やハンセン病を患った人の人権について (10)情報化社会にかかわる人権問題について (11)その他のさまざまな人権問題について (12)市の人権啓発に関する取組みについて

3.調査設計

(1)調査対象 市内在住の20歳以上の方の中から3,000人を無作為に抽出 (2)調査方法 郵送配布・回収 (3)調査期間 平成27年11月1日~11月30日

4.回収結果

配布数 未着 回収数 有効回答数 有効回答率 3,000件 27件 935件 926件 30.9%

5.報告書の見方

(1)図表のn(number of case)は、設問に対する回答者数のことである。 (2)回答比率(%)は回答者数(n)を100%として算出し、小数点以下第2位を四 捨五入して表示した。四捨五入の結果、内訳の合計が計に一致しないことがある。 また、複数の回答を求める設問では、回答比率(%)の計は100.0%を超える。 (3)図表中の「MA%」(Multiple Answer の略)や「3LA%」(3 Limited Answer

の略)という表示は、複数回答形式の設問(回答選択肢の中から「○はいくつで も」や「○は3つ以内」選択する形式の設問)である。

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2

6.標本誤差

無作為抽出による統計調査においては、母集団を推定する際に誤差が生じるとされて いる(いわゆる「標本誤差」や「信頼区間」と呼ばれるもの。計算式は下記のとおり)。 【標本誤差を求める公式】(信頼度95%の場合) 標本誤差とは、調査対象者(サンプル)の回答から母集団全体の傾向を推測するとき、 どの程度母集団とのずれが生じるかを表す指標である。このずれが少なくなればなるほ ど、母集団の回答に近づくため、代表性があると言える。社会調査においては、一般に その誤差が±5%以内であれば問題ないと言われている。 通常、標本誤差を±5%以内に抑えるためには、400 名程度の回収サンプルを得るこ とが標本誤差の計算上必要とされている。 今回のアンケート回答者数(全体)から標本誤差を計算すると、下記のとおりである。 ○母集団 101,182 人(平成 27 年9月末現在) ○回答者数 926 人(市全体) ある質問の回答割合 標本誤差 5%又は 95% ±1.4% 10%又は 90% ±1.9% 15%又は 85% ±2.3% 20%又は 80% ±2.6% 25%又は 75% ±2.8% 30%又は 70% ±2.9% 35%又は 65% ±3.1% 40%又は 60% ±3.1% 45%又は 55% ±3.2% 50% ±3.2% 誤差率=1.96× N-n N-1 n P×(100-P) ×

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Ⅱ 調査結果

1.回答者の属性

(1)性別・年齢

【図表1-1 性別】 【図表1-2 年齢】 回答者の性別は、「女性」が54.2%に対し、「男性」が45.1%となっている。(図表1-1) 回答者の年齢は、「70歳以上」が27.2%で最も多く、次いで「60歳代」が20.0%、「50歳 代」が17.9%となっている。(図表1-2) 【図表1-2-1 性別 年齢】 性別でみると、男女とも「70歳以上」が最も多く、女性27.3%、男性27.0%となってい る。次いで男女とも「60歳代」で女性19.9%、男性20.3%となっている。(図表1-2-1) 女性 54.2% 男性 45.1% 無回答 0.6% (n=926) 20歳代 9.0% 30歳代 11.6% 40歳代 13.9% 50歳代 17.9% 60歳代 20.0% 70歳以上 27.2% 無回答 0.4% (n=926) 9.4 8.6 11.0 12.4 14.9 12.7 17.5 18.7 19.9 20.3 27.3 27.0 0.0 0.2 女性(n=502) 男性(n=418) (%) 0 20 40 60 80 100 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳以上 無回答

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4

(3)近所付き合いや人間関係の満足度

【図表1-3】 近所付き合いや人間関係の満足度については、「満 足」が32.5%、「やや満足」が46.5%で、両者を合わ せた『満足』は79.0%、一方、「やや不満」と「不満」 をあわせた『不満』は19.3%となっている。(図表1-3)

2.人権に関する考え方

(1)人権に関する考え

問4 人権に関して、次のことについてお答えください。(それぞれに○は1つずつ) 【図表2-1】 “(1)「人権」に関心をもっている”については、「どちらかといえばそう思う」が47.6% で最も多く、「そう思う」(19.3%)をあわせた『関心をもっている』は66.9%となってい る。 “(2)泉佐野市は、人権が尊重された“まちづくり”をしている”については、「わ からない」が31.7%で最も多く、「そう思う」(9.2%)と「どちらかといえばそう思う」(28.6%) をあわせた『人権が尊重された“まちづくり”をしている』は37.8%、「どちらかといえば そう思わない」(17.2%)と「そう思わない」(12.3%)をあわせた『人権が尊重された“ま ちづくり”をしていない』割合は29.5%となっている。(図表2-1) 満足 32.5% やや満足 46.5% やや不満 14.3% 不満 5.0% 無回答 1.7% (n=926) 19.3 9.2 47.6 28.6 18.5 17.2 5.5 12.3 7.8 31.7 1.3 1.0 (1)「人権」に関心をもっている (n=926) (2)泉佐野市は、人権が尊重された “まちづくり”をしている(n=926) (%) 0 20 40 60 80 100 そう思う どちらかといえばそう思う どちらかといえばそう思わない そう思わない わからない 無回答

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5

(2)関心をもっている人権問題

問5 次にあげる人権問題の中で、あなたが特に関心をもっているものをお答えくださ い。(○はいくつでも) 【図表2-2】 関心をもっている人権問題については、「障害者(児)の人権問題」が40.2%で最も多く、 次いで「働く人の人権問題(職場におけるハラスメントや長時間労働など)」が40.0%、「高 齢者の人権問題」が38.8%となっている。(図表2-2) 40.2 40.0 38.8 37.4 34.7 33.9 25.2 19.9 15.6 12.9 12.3 12.0 11.3 11.2 9.8 8.3 4.0 0.8 7.6 2.1 0 10 20 30 40 50 障害者(児)の人権問題 働く人の人権問題(職場におけるハラスメントや 長時間労働など) 高齢者の人権問題 子どもの人権問題 女性の人権問題 インターネットへの書き込みによる人権侵害問題 同和問題 犯罪被害者およびその家族の人権問題 戦争による人権侵害 エイズ患者等・ハンセン病(元)患者や難病患者の 人権問題 ヘイトスピーチ 刑を終えて出所した人およびその家族の人権問題 外国人の人権問題 性同一性障害の人権問題 性的指向(異性愛、同性愛、両性愛)の異なる人の 人権問題 ホームレス(野宿生活者)の人権問題 アイヌ民族の人権問題 その他 特にない 無回答 (MA%) (n=926)

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6

3.女性の人権問題

(1)仕事と家庭に関する男女の役割分担

問6 仕事と家庭に関する男女の役割分担について、あなたのお考えに近いものはどれ ですか。(○は1つ) 【図表3-1】 仕事と家庭に関する男女の役割分担については、「男性、女性で役割を決めずに、その状況 に応じて分担する方が良い」が36.1%で最も多く、次いで「男性、女性ともに働き、家事・ 育児も分担する方が良い」が27.0%、「保育所や介護サービス等を利用し、男女が協力する方 が良い」が17.7%となっている。(図表3-1) 男性は働き、女性 が家事・育児をす る方が良い 10.4% 男性、女性ともに 働くが、家事・育 児は女性がする方 が良い 4.6% 男性、女性ともに 働き、家事・育児 も分担する方が良 い 27.0% 女性が働き、男性 が家事・育児をす る方が良い 0.1% 男性、女性で役割 を決めずに、その 状況に応じて分担 する方が良い 36.1% 保育所や介護サー ビス等を利用し、 男女が協力する方 が良い 17.7% わからない 2.1% 無回答 2.1% (n=926)

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7

(2)男女の地位の平等感

問7 あなたは、男女の地位は平等になっていると思いますか。次のすべての項目につ いてお答えください。(それぞれに○は1つずつ) 【図表3-2】 男女の地位の平等感については、「平等である」が、“(4)学校教育”が58.6%で最も高 く、次いで“(3)地域活動”が35.1%、“(6)法律や制度”が31.9%となっている。 『男性優遇』(「男性が優遇されている」と「どちらかといえば男性が優遇されている」 をあわせた割合)は、“(7)しきたりや慣習”が70.7%で最も高く、次いで“(5)政治の 場”が67.0%、“(8)社会全体”が66.6%、“(2)職場”が65.4%となっている。一方、 『女性優遇』(「どちらかといえば女性が優遇されている」と「女性が優遇されている」を あわせた割合)はいずれの項目も1割未満と低い。(図表3-2) 13.8 22.0 7.8 2.5 28.1 10.4 25.6 15.2 43.0 43.4 26.2 10.7 38.9 27.8 45.1 51.4 25.7 15.2 35.1 58.6 14.7 31.9 12.7 15.0 6.0 4.1 5.3 2.3 1.6 4.3 1.9 3.2 1.7 1.5 0.9 0.9 0.9 1.7 0.4 0.9 7.0 8.9 21.4 19.5 12.5 19.2 10.8 11.0 2.7 4.9 3.3 5.5 3.3 4.8 3.3 3.2 (1)家庭生活 (2)職場 (3)地域活動 (4)学校教育 (5)政治の場 (6)法律や制度 (7)しきたりや慣習 (8)社会全体 (%) 0 20 40 60 80 100 男性が優遇 されている どちらかといえば 男性が優遇されている 平等である どちらかといえば女性が優遇されている 女性が優遇されている わからない 無回答 (n=926)

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(3)男女間で起きている人権問題

問8 あなたは、男女間で、どのような人権問題が起きていると思いますか。(○はいく つでも) 【図表3-3】 男女間で起きている人権問題については、「職場において、採用あるいは昇進等で男女の あつかいに違いがある」が52.9%で最も多く、次いで「家事・育児や介護など男女共同の 社会の仕組みが整えられていない」が52.3%、「男は仕事、女は家事・育児など男女の固定 的な役割分担意識がある」が44.4%、「議員や会社役員、管理職などに女性が十分に参画し ていない」が38.4%となっている。(図表3-3) 52.9 52.3 44.4 38.4 26.0 24.5 24.2 23.7 18.5 18.4 16.0 11.2 1.5 2.9 5.2 3.3 0 20 40 60 職場において、採用あるいは昇進等で男女のあつかい に違いがある 家事・育児や介護など男女共同の社会の仕組みが 整えられていない 男は仕事、女は家事・育児など男女の固定的な 役割分担意識がある 議員や会社役員、管理職などに女性が十分に参画 していない 妊娠や出産など母性健康管理について、十分に 保障されていない 職場においてセクシュアル・ハラスメントや マタニティ・ハラスメントがある 地域において、女性の伝統行事参加を制限する 慣習等が残っている 夫や恋人等から暴力・暴言、恐怖を感じる脅迫や 行動制限をうける 女性への性暴力が発生している 特定の人にしつこくつきまとわれる(ストーカー) 行為が発生している 売春、買春、援助交際が行われている 商品広告等で内容に関係なく女性の水着姿・裸体等 を使用している その他 特に問題のあるものはない わからない 無回答 (MA%) (n=926)

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9

4.子どもの人権について

(1)子どもの人権の尊重

子どもの人権の尊重については、「あ る程度尊重されている」が57.5%で最 も多く、「尊重されている」(10.2%) をあわせた『尊重されている』は67.7% となっている。一方、「あまり尊重され ていない」(14.9%)と「尊重されてい ない」(2.2%)をあわせた『尊重され ていない』は17.1%となっている。(図 表4-1)

(2)身近な子どもが虐待されていることを知った際の対応

問10 あなたは、近所や身近なところにいる子どもが、親(保護者)や同居人から虐待を 受けていることを知ったらどうしますか。(○はいくつでも) 【図表4-2】 問9 あなたは、子どもの人権は尊重されてい ると思いますか。(○は1つ) 【図表4-1】 尊重されている 10.2% ある程度 尊重されている 57.5% あまり尊重 されていない 14.9% 尊重されていない 2.2% わからない 13.3% 無回答 2.1% (n=926) 65.8 33.2 32.6 24.2 20.1 18.6 13.8 7.8 6.2 0.9 2.3 1.8 0 20 40 60 80 市役所や児童相談所などの行政機関に連絡する 子どもの様子を見る 警察に通報する 近所の人に相談する 自治会長、民生委員(児童委員)などに連絡する 児童相談所全国共通ダイヤル「189」に連絡する 保育所・幼稚園・学校などに連絡する その子どもの祖父母や親族に連絡する 子どもを虐待している保護者・同居人と直接話をする その他 何もしない 無回答 (MA%) (n=926)

(13)

10 身近な子どもが虐待されていることを知った際の対応については、「市役所や児童相談所 などの行政機関に連絡する」が65.8%で最も多く、次いで「子どもの様子を見る」が33.2%、 「警察に通報する」が32.6%となっている。(図表4-2)

(3)児童虐待発見時の通告義務の認知度

問11 「児童虐待の防止等に関する法律(児童虐待防止法)」では、虐待を発見した時に 通告することを義務づけていますが、そのことを知っていましたか。(○は1つ) 【図表4-3】 児童虐待発見時の通告義務の認知度については、「ある程度知っている」が 38.7%で最も 多く、「よく知っている」(13.8%)をあわせた理解度は 52.5%、さらに「法律の名称のみ知っ ている」(13.3%)をあわせた認知度は 65.8%となっている。一方、「知らない」は 31.6%と なっている。(図表 4-3) よく知っている 13.8% ある程度 知っている 38.7% 法律の名称のみ 知っている 13.3% 知らない 31.6% 無回答 2.6% (n=926)

(14)

11

(4)子どもに起きている人権問題

問12 あなたは、子どもについて、どのような人権問題が起きていると思いますか。 (○はいくつでも) 【図表4-4】 子どもに起きている人権問題については、「仲間はずれ、身体への暴力や相手の嫌がる行 為等のいじめを行う」が75.6%で最も多く、次いで「親(保護者)が子どもへの暴力、育 児放棄、心理的虐待をする」が60.2%、「携帯電話によるインターネットの書き込み等で特 定の子どもが攻撃される」が49.7%となっている。(図表4-4) 75.6 60.2 49.7 38.3 33.9 31.3 19.9 19.7 19.3 18.6 15.3 10.3 1.7 1.5 6.6 2.5 0 20 40 60 80 仲間はずれ、身体への暴力や相手の嫌がる 行為等のいじめを行う 親(保護者)が子どもへの暴力、育児放棄、 心理的虐待をする 携帯電話によるインターネットの書き込み等 で特定の子どもが攻撃される ひとり親家庭などで、子どもの貧困がある 暴力や性など子どもにとって有害な情報が たくさんある 親(保護者)がしつけのために、子どもに 体罰をする 学校や就職の選択で子どもの意見を聞かず 大人の意見を押しつける 児童福祉施設などにおいて処遇に不十分な 面がある 登下校時の安全が十分確保されていない 買春、援助交際が行われている 教師が指導のために、児童、生徒に体罰を する 親(保護者)が子どもの部屋に勝手に 入ったりメールを見たりする その他 特に問題のあるものはない わからない 無回答 (MA%) (n=926)

(15)

12

5.高齢者の人権について

(1)高齢者の人権の尊重

問13 あなたは、高齢者の人権は尊重されている と思いますか。(○は1つ) 【図表5-1】

(2)高齢者に起きている人権問題

問14 あなたは、高齢者について、どのような人権問題が起きていると思いますか。 (○はいくつでも) 【図表5-2】 尊重されている 9.7% ある程度 尊重されている 54.8% あまり尊重 されていない 18.4% 尊重されていない 4.6% わからない 9.3% 無回答 3.2% (n=926) 56.2 38.9 37.1 32.3 31.9 25.5 23.7 23.2 10.9 2.3 3.8 5.8 3.0 0 20 40 60 オレオレ詐欺や振り込み詐欺に狙われる 病院や施設、家庭等において拘束や虐待などがある 特別養護老人ホームなどの介護や福祉サービスが十分 ではない 道路や駅などのバリアフリー化が進んでいないため 外出しづらい 仕事やボランティアなどを通して高齢者が能力を発揮 する機会が少ない 高齢者を子ども・邪魔者あつかいし意見や行動を十分 に尊重しない 判断能力が十分ではない高齢者に経済生活をめぐる 権利侵害がある 様々な施設や製品が高齢者が利用しやすいように つくられていない スポーツや文化活動などへの参加に配慮がなされて いない その他 特に問題のあるものはない わからない 無回答 (MA%) (n=926) 高齢者の人権の尊重については、 「ある程度尊重されている」が 54.8% で最も多く、「尊重されている」(9.7%) をあわせた『尊重されている』は64.5% となっている。一方、「あまり尊重され ていない」(18.4%)と「尊重されてい ない」(4.6%)をあわせた『尊重されて いない』は23.0%となっている。 (図表5-1)

(16)

13 高齢者に起きている人権問題については、「オレオレ詐欺や振り込み詐欺に狙われる」が 56.2%で最も多く、次いで「病院や施設、家庭等において拘束や虐待などがある」が38.9%、 「特別養護老人ホームなどの介護や福祉サービスが十分ではない」が37.1%となっている。 (図表5-2)

6.障害者(児)の人権について

(1)障害者(児)の人権の尊重

問15 あなたは、障害者(児)の人権は尊重され ていると思いますか。(○は1つ) 【図表6-1】

(2)障害者差別解消法の認知度

問16 あなたは、平成28年4月に「障害を理由と 障害者差別解消法の認知度ついて する差別の解消の推進に関する法律(障害者差別 は、「知らない」が76.9%を占めて 解消法)」が施行されることを知っていますか。 おり、「内容を知っている」(3.7%) (○は1つ)【図表6-2】 「法律の名称のみ知っている」 (16.8%)をあわせた認知度は 20.5%となっている。(図表6-2) 尊重されている 6.7% ある程度 尊重されている 42.0% あまり尊重 されていない 26.1% 尊重されていない 5.9% わからない 16.5% 無回答 2.7% (n=926) 内容を知っている 3.7% 法律の名称のみ 知っている 16.8% 知らない 76.9% 無回答 2.6% (n=926) 障害者(児)の人権の尊重について は、「ある程度尊重されている」が42.0% で最も多く、「尊重されている」(6.7%) をあわせた『尊重されている』は48.7% となっている。一方、「あまり尊重され ていない」(26.1%)と「尊重されていな い」(5.9%)をあわせた『尊重されてい ない』は 32.0%となっている。 (図表 6-1)

(17)

14

(3)障害者(児)に起きている人権問題

問17 あなたは、障害者(児)について、どのような人権問題が起きていると思います か。(○はいくつでも) 【図表6-3】 障害者(児)に起きている人権問題については、「就労機会が少なく障害者(児)が働く職 場環境整備が十分ではない」が53.9%で最も多く、次いで「障害者(児)の人権に関する 人々の認識や理解が十分ではない」が52.3%、「道路や駅などのバリアフリー化が進んでい ないため外出しづらい」が37.8%となっている。(図表6-3) 53.9 52.3 37.8 26.3 26.2 23.8 21.6 20.5 18.6 18.5 17.9 15.4 15.4 11.0 1.4 2.4 12.0 4.3 0 20 40 60 就労機会が少なく障害者(児)が働く職場環境 整備が十分ではない 障害者(児)の人権に関する人々の認識や理解 が十分ではない 道路や駅などのバリアフリー化が進んでいない ため外出しづらい 学校等の受入体制が十分ではない 精神科の病院やクリニック、施設に対する偏見 がある 本人やその家族に対する結婚差別がある 障害者(児)を避けたり傷つける言葉や障害を たとえた表現を使う 地域での福祉サービスが十分ではない 病院や施設、家庭で障害者(児)に対する不当 な扱いや虐待がある 障害があることを理由に、資格取得などに制限 がある 判断能力が十分ではない障害者(児)に対する 詐欺等の犯罪がある スポーツ活動や文化活動などへの参加に配慮が なされていない 事件報道で因果関係が不明確でも精神科受診歴 や疾患名が公表される 障害があることを理由に、乗り物や店・施設の 利用を断られる その他 特に問題のあるものはない わからない 無回答 (MA%) (n=926)

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15

7.同和問題について

(1)同和地区の認知度

問18 あなたは、同和地区があることを知って いますか。(○は1つ) 【図表7-1】

(2)同和地区を知った経緯

問19 同和地区があることを知っている場合は、どのようにして知りましたか。(○はい くつでも) 【図表7-2】 36.4 34.6 33.8 31.7 14.7 12.4 10.5 10.5 7.9 6.9 6.7 3.8 2.2 2.7 0.5 0 10 20 30 40 50 近くに同和地区があった 家族 学校の先生や授業 友人・知人 府や市の広報誌など 近所の人 職場の人 テレビ・ラジオ・新聞・本など 親せきの人 講演会・研修会 自分の身近で同和問題に関する差別があった 覚えていない インターネットのサイトなど その他 無回答 (MA%) (n=780) 知っている 84.2% 知らない 7.0% わからない 7.1% 無回答 1.6% (n=926) 同和地区の認知度については、「知っ ている」が 84.2%に対し、「知らない」 が 7.0%となっている。(図表 7-1)

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16 同和地区を知った経緯については、「近くに同和地区があった」が36.4%で最も多く、次 いで「家族」が34.6%、「学校の先生や授業」が33.8%となっている。(図表7-2)

(3)同和地区への差別意識の変化

問20 同和地区や同和地区の人への差別意識に 同和地区に対する差別意識の変 ついて、いまでも残っていると思いますか。 化については、「差別意識は弱まっ あなたのお考えに近いものを選んでください。 ている」が48.9%で最も多く、次い (○は1つ)【図表7-3】 で「差別意識は変わっていない」が 23.4%、「差別意識はない」が20.3% となっている。(図表7-3)

(4)結婚相手の身元調査をする必要性

問21 あなたやあなたの子どもが結婚する場合、 結婚相手の身元調査をする必要があると思いま すか。(○は1つ) 【図表7-4】 差別意識は強く なっている 2.1% 差別意識は 変わっていない 23.4% 差別意識は 弱まっている 48.9% 差別意識 はない 20.3% 無回答 5.3% (n=926) 必要である 17.8% 必要ではない 49.4% わからない 29.5% 無回答 3.3% (n=926) 結婚相手の身元調査をする必要性 については、「必要ではない」が 49.4%で最も多く、次いで「わから ない」が29.5%、「必要である」 17.8%となっている。(図表 7-4)

(20)

17

(5)同和地区出身者との結婚の賛否

問22 仮に、あなたに子どもがおり、あなたの子どもが、結婚しようとする相手が、同 和地区出身であるとわかった時、あなたはどうしますか。(○は1つ) 【図表7-5】 同和地区出身者との結婚の賛否については、「当然、子どもの意思を尊重する」が44.3%で 最も多く、次いで「反対だが、子どもの意思であれば、仕方がない」が24.8%、「わからない」 が20.3%であり、『結婚に反対する』(「家族や親せきに、反対意見があれば、結婚に反対する」 と「絶対に、結婚には反対する」をあわせた割合)は7.2%となっている。また、『結婚に反 対する』と「反対だが、子どもの意思であれば、仕方がない」をあわせた割合は32.0%となっ ている。(図表7-5)

(6)住居を選ぶ際、人権的な問題を理由に忌避すると思うケース

問23 あなたが住居を選ぶ際(購入、賃貸契約等)、価格や立地条件などが条件にあって いても次のような条件の物件の場合、避けることがあると思いますか。(それぞれ に○は1つずつ) 【図表7-6】 当然、子どもの 意思を尊重する 44.3% 反対だが、子ども の意思であれば、 仕方がない 24.8% 家族や親せきに、 反対意見が あれば、 結婚に反対する 3.1% 絶対に、結婚には 反対する 4.1% わからない 20.3% 無回答 3.3% (n=926) 26.2 11.4 13.7 11.4 10.2 30.7 24.7 27.3 26.1 22.4 7.9 15.9 15.1 18.7 20.2 14.7 26.2 20.1 21.2 25.4 16.7 17.0 18.6 17.5 17.0 3.8 4.8 5.2 5.1 5.0 (1)同和地区の地域内にある (2)小学校区が同和地区と同 じ区域になる (3)近隣に低所得者・生活が 困難な人が多く住んでいる (4)近隣に外国籍の住民が多 く住んでいる (5)近くに精神科病院や障害 者施設がある (%) 0 20 40 60 80 100 避けると思う どちらかといえば 避けると思う どちらかといえば避けないと思う まったく気にしない わからない 無回答 (n=926)

(21)

18 住居を選ぶ際、人権的な問題を理由に忌避すると思うケースについてみると、“(1)同 和地区の地域内にある”は「避けると思う」(26.2%)と「どちらかといえば避けると思う」 (30.7%)はそれぞれ他の項目に比べて高く、両者をあわせた『避けると思う』は56.9% を占めている。それ以外の項目ではいずれも『避けると思う』は3~4割であり、『避けな いと思う』(「どちらかといえば避けないと思う」と「まったく気にしない」をあわせた割 合)が4割前後を占めている。(図表7-6)

(7)住居を選ぶ際、人権的な問題を理由に忌避意識が生まれる理由

問24 問23のような場合に、住居の購入や入居を避ける人がいるのはなぜだと思います か。あなたのお考えに近いものを選んでください。(○はいくつでも) 【図表7-7】 住居を選ぶ際、人権的な問題を理由に忌避意識が生まれる理由については、「生活環境や 文化の違い、言葉の問題等でトラブルが多いと思うから」が48.7%で最も多く、次いで、 「治安の問題などで不安があると思うから」が47.9%、「売却の際に不利になると思うから」 が31.0%となっている。(図表7-7) 48.7 47.9 31.0 23.2 14.4 1.9 11.1 4.8 0 20 40 60 生活環境や文化の違い、言葉の問題等でトラブルが 多いと思うから 治安の問題などで不安があると思うから 売却の際に不利になると思うから 自分もその地域の住人と同じだと思われるのがいやだから 学力の問題などで、子どもの教育上、問題があると 思うから その他 わからない 無回答 (MA%) (n=926)

(22)

19 9.8 11.1 8.5 15.9 9.0 11.4 13.7 12.2 16.0 19.7 20.4 25.4 34.4 22.8 32.4 34.7 21.6 27.9 28.5 20.8 19.0 13.8 22.1 14.8 14.0 16.7 13.4 18.5 10.9 10.7 9.9 16.8 9.7 8.4 19.4 8.6 16.0 28.8 29.5 18.9 22.2 24.0 21.2 23.2 27.5 7.6 7.9 6.9 7.0 7.0 7.7 8.0 6.8 6.6 (1)差別を法律で禁止する (2)戸籍制度を大幅に見直す (3)同和地区住民の自立を支援する取組み を一般の対策ですすめる (4)学校教育・社会教育や企業内研修を通 じて、広く人権を大切にする教育・啓発活動 を行う (5)同和問題に悩んでいる人たちが、差別 の現実や不当性をもっと強く社会に訴える (6)行政だけでなく、民間の各種団体も課 題解決に取り組む (7)同和地区と周辺地域の人々が交流を深 め、協働して「まちづくり」を進める (8)同和問題や差別があることを口に出さ ないで、そっとしておく(自然に差別はなく なる) (9)同和地区の人々がかたまって住まない で、分散して住むようにする (%) 0 20 40 60 80 100 非常に効果的 やや効果的 あまり効果的ではない 効果的ではない わからない 無回答 (n=926)

(8)人権的な問題を理由に不動産取引を避ける行為に対する考え

問25 あなたは、不動産取引の際に、問24のような理由で避けることをどう思いますか。 (○は1つ) 【図表7-8】 人権的な問題を理由に不動産取引を避ける行為については、「判断できない(一概にはいえ ない)」が43.5%で最も多く、次いで「差別につながると思う」が25.6%、「差別とは無関係 だと思う」が14.1%となっている。(図表7-8)

(9)同和問題を解決するために効果的な施策や対応

問26 同和問題を解決するために、次にあげる施策や対応は、どの程度効果的だと思い ますか。次のすべての項目についてお答えください。(それぞれに○は1つずつ) 【図表7-9】 差別につながると 思う 25.6% 差別とは無関係だ と思う 14.1% 判断できない(一 概にはいえない) 43.5% わからない 11.7% 無回答 5.1% (n=926)

(23)

20 「非常に効果的」と「やや効果的」をあわせた『効果的である』は“(4)学校教育・社 会教育や企業内研修を通じて、広く人権を大切にする教育・啓発活動を行う”が50.3%で 最も高く、次いで“(7)同和地区と周辺地域の人々が交流を深め、協働して「まちづくり」 を進める”が48.4%、“(9)同和地区の人々がかたまって住まないで、分散して住むよう にする”が43.9%となっている。一方、「あまり効果的ではない」と「効果的ではない」を あわせた『効果的ではない』は“(1)差別を法律で禁止する”が47.0%で最も高く、次い で“(5)同和問題に悩んでいる人たちが、差別の現実や不当性をもっと強く社会に訴える” が38.9%、“(8)同和問題や差別があることを口に出さないで、そっとしておく(自然に 差別はなくなる)”が36.1%となっている。(図表7-9)

8.外国人の人権について

(1)外国人の人権の尊重

問27 あなたは、外国人の人権は尊重されている と思いますか。(○は1つ) 【図表8-1】

(2)ヘイトスピーチの認知度

問28 あなたは、「ヘイトスピーチ」という行為が あることを知っていますか。(○は1つ) 【図表8-2】 尊重されている 6.7% ある程度 尊重されて いる 40.8% あまり尊重されて いない 17.8% 尊重されていない 2.9% わからない 27.2% 無回答 4.5% (n=926) 知っている 62.2% 知らない 33.7% 無回答 4.1% (n=926) 外国人の人権尊重については、「あ る程度尊重されている」が 40.8%で 最も多く、「尊重されている」(6.7%) をあわせた『尊重されている』は 47.5%となっている。一方、「あまり 尊重されていない」(17.8%)と「尊 重されていない」(2.9%)をあわせ た『尊重されていない』は 20.7%と なっている。(図表 8-1) ヘイトスピーチの認知度について は、「知っている」が62.2%、「知ら ない」が33.7%となっている。 (図表8-2)

(24)

21

(3)外国人などに対するヘイトスピーチの行為に対する考え

問29 あなたは、外国人などに対しヘイトスピーチ を行うことについてどう思いますか。(○は1つ) 【図表8-3】

(4)外国人に起きている人権問題

問30 あなたは、外国人について、どのような人権問題が起きていると思いますか。 (○はいくつでも) 【図表8-4】 外国人に起きている人権問題については、「外国人の生活習慣や宗教・文化への理解や認識 が十分ではない」が54.1%で最も多く、次いで「日常生活で外国語の情報が少ないため十分 別に問題は ないと思う 2.8% 共感する部分 がある 4.9% よくないと思う 56.4% 法律で禁止 すべきだと思う 12.5% その他 1.4% わからない 16.4% 無回答 5.6% (n=926) 54.1 37.5 32.4 31.4 30.7 21.9 17.2 5.6 1.1 3.0 16.0 5.0 0 20 40 60 外国人の生活習慣や宗教・文化への理解や認識 が十分ではない 日常生活で外国語の情報が少ないため十分な サービスを受けれない 就職や仕事の内容、待遇などで、不利な条件に おかれている 外国人への偏見などで住宅を容易に借りること ができないこともある 外国人の為の日本語や日本文化に関する教育の 機会が十分ではない 選挙権がないなど権利が制限されている 結婚問題で周囲から反対を受ける 入店を断られる店や施設がある その他 特に問題のあるものはない わからない 無回答 (MA%) (n=926) 外国人などに対するヘイトスピー チの行為については、「よくないと 思う」が56.4%で最も多く、次いで 「わからない」が16.4%、「法律で禁 止すべきだと思う」が12.5%となって いる。(図表8-3)

(25)

22 なサービスを受けれない」が37.5%、「就職や仕事の内容、待遇などで、不利な条件におかれ ている」が32.4%、「外国人への偏見などで住宅を容易に借りることができないこともある」 が31.4%となっている。(図表8-4)

9.HIV感染者やハンセン病を患った人の人権について

(1)HIV感染者やかつてハンセン病を患った人の人権の尊重

問31 あなたは、HIV感染者やかつてハンセン病 を患った人の人権は尊重されていると思いますか。 (○は1つ) 【図表9-1】

(2)HIV感染者やかつてハンセン病を患った人に起きている人権問題

問32 HIV感染者やかつてハンセン病を患った人について、どのような人権問題が起 きていると思いますか。(○はいくつでも) 【図表9-2】 尊重されている 2.7% ある程度尊重 されている 18.8% あまり尊重されて いない 25.8% 尊重されていない 11.7% わからない 36.2% 無回答 4.9% (n=926) 61.8 44.0 36.2 33.7 33.5 28.7 19.7 11.0 0.3 1.0 20.3 5.1 0 20 40 60 80 病気についての理解や認識が十分ではない 本人や家族が世間から好奇または偏見の目で見られる 結婚や就職で差別がある 差別的な言動を受ける 患者や回復者の社会復帰が困難である 医療施設や療養環境が十分ではない 学校や職場で不利な扱いを受けたり、退職や退学 に追い込まれる 賃貸住宅等への入居を断られたり、制限される その他 特に問題のあるものはない わからない 無回答 (MA%) (n=926) HIV感染者やかつてハンセ ン病を患った人の人権の尊重につ いては、「わからない」が36.2%で 最 も 多 く 、「 尊 重 さ れ て い る 」 (2.7%)と「ある程度尊重されて いる」(18.8%)をあわせた『尊重 されている』は21.5%となってい る。一方、「あまり尊重されていな い」(25.8%)と「尊重されていな い」(11.7%)をあわせた『尊重さ れていない』は37.5%となってい る。(図表9-1)

(26)

23 HIV感染者やかつてハンセン病を患った人に起きている人権問題については、「病気に ついての理解や認識が十分ではない」が61.8%で最も多く、次いで「本人や家族が世間か ら好奇または偏見の目で見られる」が44.0%、「結婚や就職で差別がある」が36.2%となっ ている。(図表9-2)

10.情報化社会にかかわる人権問題について

(1)個人情報が適切に取り扱われている意識

問33 あなたは、自分や家族の個人情報が保護され、 適切に取り扱われていると思いますか。(○は1つ) 【図表10-1】

(2)本人通知等制度の認知度

問34 あなたは、泉佐野市に戸籍謄本や住民票にか かわって「本人通知等制度」があることを知って いますか。(○は1つ) 【図表10-2】 そう思う 6.7% どちらかといえば そう思う 25.9% どちらかといえば そう思わない 24.6% そう思わない 23.5% わからない 14.3% 無回答 5.0% (n=926) 登録している 4.5% 登録はしていないが、 制度は知っている 9.3% 聞いたことがある 9.6% 知らない 71.9% 無回答 4.6% (n=926) 個人情報が適切に取り扱われてい る意識については、「どちらかといえ ばそう思う」が25.9%で最も多く、 「そう思う」(6.7%)をあわせた『そ う思う』は32.6%となっている。一 方、「どちらかといえばそう思わな い」(24.6%)と「そう思わない」 (23.5%)をあわせた『そう思わな い 』 は 48.1 % と な っ て い る 。 (図表10-1) 本人通知等制度の認知度について は、「知らない」が71.9%を占めてい る。「登録している」(4.5%)と「登 録はしていないが、制度は知ってい る」(9.3%)、「聞いたことがある」 (9.6%)をあわせた認知度は23.4% となっている。(図表10-2)

(27)

24

(3)インターネット上で起きている人権問題

問35 パソコンや携帯電話などを利用したインターネット上のサイトやSNSなどでは、 どのような人権問題が起きていると思いますか。(○はいくつでも) 【図表10-3】 インターネット上で起きている人権問題については、「他人への誹謗中傷や差別を助長す る表現を用いた情報を掲載する」が63.1%で最も多く、次いで「子どもたちの間で、イン ターネットを利用したいじめ問題が発生している」が58.7%、「犯罪を誘発する場となって いる」が53.5%となっている。(図表10-3) 63.1 58.7 53.5 44.0 43.4 43.0 36.7 36.6 1.3 0.4 14.6 5.6 0 20 40 60 80 他人への誹謗中傷や差別を助長する表現を用いた 情報を掲載する 子どもたちの間で、インターネットを利用した いじめ問題が発生している 犯罪を誘発する場となっている 個人情報の不正な調査や取扱い、流出等が発生 している わいせつ画像(ネットポルノ)や残虐な画像な ど有害な情報を掲載する 個人情報の流出で知らない企業や団体からダイ レクトメールが届く 事件当事者や捜査対象の未成年者や家族の実名 や顔写真を掲載する インターネットが悪質商法の取引の場となっている その他 特に問題のあるものはない わからない 無回答 (MA%) (n=926)

(28)

25

11.その他のさまざまな人権問題について

(1)さまざまな人権問題に対する考え

問36 次にあげるさまざまな人権問題について、あなたのお考えをお聞きかせください。 (それぞれに○は1つずつ) 【図表11-1】 さまざまな人権問題に対する考えについてたずねた。 「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」をあわせた『そう思う』は、“(4)非正 規雇用などの不安定就労や長時間労働などは問題である”が81.9%で最も高く、次いで“(7) 戦争は最大の人権侵害である”が80.6%、“(3)犯罪被害者の氏名などを関係者の了解な しに報道することは問題である”が73.9%、“(6)ホームレス(野宿生活者)が生活して いる場所は避ける”が73.8%となっている。一方、「どちらかといえばそう思わない」と「そ う思わない」をあわせた『そう思わない』は“(5)アイヌ民族は、今も就職や結婚などで 差別を受けている”が43.2%で最も多く、次いで“(2)刑を終えて出所した人に対して、 他の人と変わりなく接することができないのは問題である”が38.9%となっている。(図表 11-1) 34.2 13.8 48.4 54.5 11.0 34.0 65.0 38.6 38.6 25.5 27.4 28.0 39.8 15.6 12.0 27.3 9.7 6.2 25.7 11.8 5.3 6.9 11.6 7.1 3.3 17.5 4.6 5.0 8.3 8.7 9.3 8.5 17.8 9.7 9.2 (1)同性愛者や性同一性障害のある人 に対して、他の人と変わりなく接するこ とができないのは問題である (2)刑を終えて出所した人に対して、 他の人と変わりなく接することができな いのは問題である (3)犯罪被害者の氏名などを関係者の 了解なしに報道することは問題である (4)非正規雇用などの不安定就労や長 時間労働などは問題である (5)アイヌ民族は、今も就職や結婚な どで差別を受けている (6)ホームレス(野宿生活者)が生活 している場所は避ける (7)戦争は最大の人権侵害である (%) 0 20 40 60 80 100 そう思う どちからといえばそう思う どちらかといえばそう思わない そう思わない 無回答 (n=926)

(29)

26 15.1 5.3 7.6 5.3 10.4 7.0 7.6 19.7 21.6 35.5 9.4 9.4 58.0 25.7 40.3 26.2 38.4 32.5 31.2 49.1 49.5 46.7 44.4 40.8 19.8 60.8 44.8 60.2 43.3 53.0 52.8 23.7 21.3 10.2 38.8 42.2 7.1 8.2 7.3 8.3 7.9 7.5 8.4 7.6 7.7 7.7 7.5 7.6 (1)世界人権宣言 (2)内閣同和対策審議会答申 (3)泉佐野市人権擁護都市宣言 (4)部落差別調査等規制等条例 (5)子どもの権利条約 (6)泉佐野市差別撤廃条例 (7)泉佐野市個人情報保護条例 (8)ストーカー行為等の規制等 に関する法律 (9)DV防止法 (10)個人情報保護法 (11)高齢者虐待防止法 (12)障害者虐待防止法 (%) 0 20 40 60 80 100 内容を知っている 名称は聞いたことがある 知らない 無回答 (n=926)

12.市の人権啓発に関する取組みについて

(1)人権に関する宣言、法律や条例などの認知度

問37 あなたは、次の人権に関する宣言、法律や条例などについてどの程度知っていま すか。すべての項目についてお答えください。(それぞれに○は1つずつ) 【図表12-1】 「内容を知っている」は“(10)個人情報保護法”が35.5%で最も高く、「名称は聞いた ことがある」をあわせた認知度も“(10)個人情報保護法”が82.2%で最も高くなっている。 次いで“(1)世界人権宣言”が73.1%、“(9)DV防止法”が71.1%、“(8)ストーカー 行為等の規制等に関する法律”が68.8%となっている。一方、「知らない」は、“(2)内閣 同和対策審議会答申”が60.8%で最も高く、次いで“(4)部落差別調査等規制等条例”が 60.2%、“(6)泉佐野市差別撤廃条例”が53.0%、“(7)泉佐野市個人情報保護条例”が 52.8%となっている。(図表12-1)

(30)

27 17.6 17.7 14.8 46.5 21.2 21.0 8.7 10.9 17.2 21.6 10.8 7.7 7.0 8.2 15.3 7.5 6.9 4.1 7.1 8.7 9.9 5.4 66.0 66.2 66.4 29.7 61.9 62.0 77.9 72.2 65.2 59.8 75.4 8.7 9.1 10.6 8.4 9.5 10.2 9.3 9.7 8.9 8.6 8.4 (1)人権対策本部による 啓発活動 (2)人権を守る市民の会 による啓発活動 (3)人権啓発冊子「人と して生きる」 (4)「人権のひろば」 (5)いずみさの女性セン ターでの啓発活動 (6)市の相談事業 (7)「人権研究集会」 (8)市民交流センター (旧人権文化センター) (9)「人権のつどい」 (10)「人権作品展」 (11)いずみさの男女共同 参画ひろめ隊 (%) 0 20 40 60 80 100 知っている 参加したことがある (利用したこと、見たことがある) 知らない 無回答 (n=926)

(2)人権問題に関する啓発活動の認知度

問38 泉佐野市では、市民の皆さんに人権問題への関心をもっていただくために、取り 組んでいる啓発活動があります。下記の各活動についてお答えください。(それぞ れに○は1つずつ) 【図表12-2】 人権問題に関する啓発活動の認知度についてたずねた。 「知っている」は、“(4)「人権のひろば」”が46.5%で最も高く、次いで“(10)「人権 作品展」”が21.6%となっている。「参加したことがある(利用したこと、見たことがある)」 も“(4)「人権のひろば」”が15.3%で最も高く、次いで“(10)「人権作品展」”が9.9%と なっている。「知っている」と「参加したことがある(利用したこと、見たことがある)」 をあわせた認知度は、“(4)「人権のひろば」”が61.8%で最も高く、次いで“(10)「人権 作品展」”が31.5%、“(5)いずみさの女性センターでの啓発活動”が28.7%、“(6)市の 相談事業”が27.9%となっている。一方、「知らない」は、“(7)「人権研究集会」”が77.9% で最も高く、次いで“(11)いずみさの男女共同参画ひろめ隊”が75.4%、“(8)市民交流 センター(旧人権文化センター)”が72.2%となっている。(図表12-2)

(31)

28

(3)人権尊重社会の実現のために推進が必要な人権教育や啓発の施策

問39 あなたは、人権が尊重される社会を実現するために、どのような人権教育や啓発 の施策の推進が必要だと思いますか。(必要と思われる番号に○を3つ以内) 【図表12-3】 人権尊重社会の実現のために推進が必要な人権教育や啓発の施策については、「学校・家 庭等における人権教育を充実させる」が55.2%で最も多く、次いで「人権侵害を受けた人 に対する相談窓口の広報・周知をはかる」が28.9%、「企業、事業所における人権尊重に向 けた取組を支援する」が27.5%となっている。(図表12-3) 55.2 28.9 27.5 23.5 22.5 19.7 19.4 14.8 12.5 2.3 1.8 8.6 9.0 0 20 40 60 学校・家庭等における人権教育を充実させる 人権侵害を受けた人に対する相談窓口の広報・ 周知をはかる 企業、事業所における人権尊重に向けた取組を 支援する 教員や行政職員等の人権意識を高める 公共施設等で行う人権教育・啓発を充実させる 行政が住民の人権意識を高めるための啓発活動 を推進する 行政が人権尊重の視点に立って様々な施策を行う あらゆる人権に関する情報収集や提供を充実させる 住民や各種団体による人権尊重に向けた取組を 支援する その他 特にない わからない 無回答 (3LA%) (n=926)

(32)

29

(4)人権問題のよりよい理解を深めるために良い方法

問40 あなたは、人権問題によりよい理解を深めるためには、どうすれば良いと思いま すか。(良いと思われる番号に○を3つ以内) 【図表12-4】 人権問題によりよい理解を深める方法については、「難しいテーマは参加しにくいので、 親しみやすく分かりやすくする」が39.1%で最も多く、次いで「市で行われる講演会、人 権研修会や市のホームページ等を充実する」が22.4%、「形式にこだわらず、マンネリ化し ないように内容を充実させる」が22.0%となっている。(図表12-4) 39.1 22.4 22.0 20.3 20.1 19.8 19.0 18.4 8.9 6.7 6.0 5.7 2.9 11.1 9.0 0 10 20 30 40 50 難しいテーマは参加しにくいので、親しみやすく 分かりやすくする 市で行われる講演会、人権研修会や市のホームページ等 を充実する 形式にこだわらず、マンネリ化しないように内容を 充実させる テレビ、ラジオ、インターネット、新聞広告で啓発 を推進する 職場(企業・事業所等)での研修会、講演会、社内報 等を充実する 同和問題はもとより様々な人権をテーマにした学習 機会を多くする 映画会、コンサート等、若年層も参加しやすいように 工夫をする 体験活動を取り入れた人権教育を推進する フィールドワークや当事者の話を聞く機会を多くする 市民交流センターが実施する地域交流事業などを 推進する 講演会等は現状差別を知り人権意識高揚の機会なので 回数を増やす いずみさの女性センターのイベントに参加し 人権意識と交流を深める その他 わからない 無回答 (3LA%) (n=926)

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