障害の有無を問わず、すべての学生にとって、大学生活が学業及び生活面において充実し たものになるか否かは、大学の存在そのものにかかわるものである ノーマライゼーション 社会の構築を日指す現代において、とりわけ心身に障害をもつ学十に障害のない学生と同様 の充実した学生生活をいかに保障するかは大学の社会的貞務である
障害学生の本学社会福祉学部への入学者の実態は正確には把握されていないが、その数は 限られていると思われる丁大学に受け人れ態勢がないから障害学生が人学しないのか、また は人学しないから受け入れ態勢ができないのか、相Z∫:の関係を含めて吟味する必要がある。
学習環境としての施設・設備、制度、人的支援は三位・体の性格を有し、個別に機能するも のではない、その根底には「共生社会一を支える基本的人権の尊重、障害者理解啓発、情報 及び移動保障等があるからである、
以ドば、主に本学部の学生が在学中に関わると考えられる熊谷キャンパスを中心に、障害 学生の修学支援の実態を報告し、考察する{,のである
なお、障害学生が本学部で学ぶ場合に配慮が必要であろうと想定される項目(表1−1,表 1−2,表1−3)について、筆者が担当しているゼミの学生(1年生21名、3年生20名、4 年生15名)に自由記述のアンケート形式で回答してもらった,内容は本キャンパスの実情を 踏まえ、障害学生への修学支援に必要と思われる〔D施設設備、②制度、3人的支援及びその 他である.回答した学生の中には本人に障害がある者、兄弟や家族に障害者がいる者、ボラ ンティア活動等でH常的に障害者と関わりをもつ者が多く含まれている,
第1節施設・設備
建造物については、本学部がある熊谷校舎では2007年度より2ヵ年をかけて大規模な校舎 の改築が行われているが、そのバリアフリーデザインの情報が十分には明らかにはなってい ない.そのため、施設・設備については本学部生が主に利用している現有の校舎およびその 他の建物と学牛食堂や書店等の売店等が人っている学生会館 ステラ を対象とした=
1述の通り、大規模な校舎改築が始まっており、教室棟、研究棟、キャリアサホートセン ター、情報センター、体育館等がその対象であるz
「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律一(通称「バリアフリー新法一、
交通バリアフリー法とハートビル法が廃止され、新法として統合された2006年12月20目 施行)は障害者等が利用しやすい建物や移動手段を促進することを日的にした法律である.
しかも、その対象になる「特定建築物一の第1に挙げられるのが「学校一であることに注目 ナる必要がある(同法第2条、同法施行令第4条)一この法律の理念を踏まえて熊谷キャンバ スの現状を把握し、今後の参考にしたい、
大学における障害学生支援
・方、現在、本学部生がi{:こ授業で利用する教室として利用されている4〜9号館の建物、
それに学生の厚生施設である学生会館の「ステラー(食堂、書店、売店等)及び学生生活課、
学事課、カウンセリング室等のある管理棟・教室等である1号館の.一部は解体されず、今後 もなんらかの形で利!iiされるれじである.これらの建物を中心に屋外施設を含むキャンパス 全体を調査の対象とした
今L・11の対象はi:に身fイミ障害(視覚障;†:、聴覚障害、肢体障害)に限定し、2007年度現在の、
熊谷キャンパスにおける施設・設備の実態について評価の観点を示したのが表1−1である。
障害種共通の課題としては、熊谷キャンパスの敷地全体に起伏があり、段差も多いため、
視覚障害者や車椅了禾r川者等にとって移動の困難とその際の危険を伴う結果になっている、
転倒、転落等の防止策にっいては、佼舎内外の段差に縁石又は視覚障害者用誘導ブロック(以
ドー点字ブロックーという)の敷設はなく、黄色のヘイント塗布による縁石等の注意喚起の 配慮等はなされていない
視覚障害については、1り・館(管理棟)の玄関のスm一プに点字ブロックが敷設されてい る これは熊谷キャンパス内で唯・の点字ブロックである一1号館ホール内の郵便局自動受 払機の前に点字ブロックおよび点 ;:表示がある(隣接するS銀行のATNI機には障害者への 配慮はない)
聴覚障害については、要約筆記用のフロジェクター、パソコン、移動式スクリーン等の機 器は備えられているが、授菜での活用はほとんどない.200」年に地元の熊谷市で第4回障害 者スポーツ大会が開催された折、ボランティア養成用に備えたものである、授業や実習等の 情報提供や学生9)呼び出し用としてとして大型ディスプレイが管理棟である1号館の1階ホ
ールに設置されている その他の連絡情報は従来の掲示板への掲示によっている、
肢体障害については、エレベーターが研究棟であろ9号館(3階建て)にのみ設置され、
本学部生が利用する他の建物にはない.スローフは1号館および4号館〜9号館の玄関にあ るが、 部の建物のスローフは荷物運搬用としては利用可能であっても、傾斜が急勾配(約 1/4)のため車椅子への対応としては不適である、新バリアフリー法の基準(]/12〜1/15)
とはf〈きな隔たりがある
また、売店、食堂のある学生厚生施設一ステラー(3階建て)はエレベーターやスm一フ.は なく、人り口付近の段互共、多く、車椅子では対応できない一一・般的な階段の手tりは一部建 物に敷設されているが、障害者の移動補助のものではない、1号館及び1号館の関係事務室 等のカウンターや学生川コピー機は床からの位置が高く、車椅子利用者には対応が困難であ
る
障害者用トイレの設置も 部あるが、障害者用であろことを示すマークがドアに張られた トイレの中には、洋式トイレであること以外に特別の配慮がないものがある 通常のトイレ の広さで途中に鉄製の弔:い観音開きのドアになっているなど、車椅子利用者には対応が困難 である 他にも段差があるなど、「障害者用トイレ として機能すろ設備ではない・
5
表1−1 施設設備に関する評価の観点
障害踵 修学支援に関わる施設・設備の内容
障害学生・支援学生・教職員の交流の場 障害学生川休憩室
エレベーター
障害学生共通 階段・段差等の色彩コントラスト その他の危険防止対策
教室の障害者用座席 障害に応じた教室の変更
点字ブロック(視覚障害者川誘導ブロック)
各種点字表示板 共 通
対面朗読室 視 覚 障 害
視覚障害者用ATNI 点訳その他の関係機器
ノ\ t二
{.. 目
音訳機器・録音室
弱 視 拡大文㍗対応(拡大読書機・拡大コヒ.一機)
教室等のノートテイク用座席 要約筆記用機器
共 通 ビデオ字幕起こし機器 緊急時対 策
聴 覚 障 害
文字情報による掲示板及びディスフ.レイ ルーフアンテナ
難 聴
FM補聴器
1エレベーター
移卜 | スローフ.
動ト
共 通 レ享用馬陣場
肢 体 障 害
車椅r一対応の事務室カウンター 障害者川トイレ
障害者用シヤワー設備 ノートテイク用座席 L肢障害
市椅! ・用専用机
大学における障害学生支援
資料1−1 立正大学の障害学生入試情報(・昂抜粁・
アひ コぶココゴゴゴロコ ロ ロロ コ コ エロ ロ ロ ロゴ ロロけ コ コ ヘロ ゴゴ コ コココ コ ロロ ロ ロロロ ロロ ロロロ コ コ ぶロロコゴ
1 キャンパス情報 l
l l
オ オ オ オ
1◎設備や補助機器面での配慮 1
1
コ オ ミ ☆設1㍍面での配慮 1
1
コ : ・スII一フ. 教室棟 li}1:究棟 食堂(ホーノレ) 1
ミ 1
ミ ・叩1いす対応の・・1レベーター 教室棟 1
1
コ ト ヤ 1 ・中:いす用トイレ 教室棟 研究1ζ束 構内(建物外) 1
l l 1 ・中1い寸用座席 111111ド};1: : 1 1 オ 1 ・阻覚障害者対 応☆レ∴一η一 教室棟 : オ l l ロ 1 ・.・㍑㌦:フ コ ツ ク {iJ㍗先相] {:llii [ノiJ(建才勿夕卜) i
1 ド コ ミ ※熊谷キヤンハスがド l l l : ☆学内ノ)中1いす移動状況 1
1
1 1
さ オ 1 ・熊谷キャンパス ・部しり建物を利用(移動)できる l l , 1 1 オ
1 ☆補助機器 あり 点字対応ATNI(現金自動預払機) 低位置公衆電話 l
I l I
以土か施設設備についての実態であるが、本学部における障害学生支援への取り組みは緒 につこうとしているところであり、現状は積極的な対応はなされているとはいえない しか し、全国障害㌃:生支援センター「ノ\;::案内2008障害者版」は本学部の施設設備のバリアフリ ー化に!)いては資料1−1v)情報を発信している.
この情報と熊谷キャンバスの実態との問には隔たりがある,身体障害のある受験生はこれ らの情報を乏、とに修学支援を期待して、熊谷キャンバスにある本学部を選び,入学していろ とすると大学の対応は不11け(でま)る
第2節制度
本学部のホームヘージ位rE大学社会拓1;祉学部Webサイト)には障害を持っ学生の支援 について、〔D聴覚障害学生、言語障害学η二には授業に学生ボランティアがノートテイカーと
してつく、2その他の場合には必要に応じて学生ボランティアが介助としてつく、と掲載さ れている
ヒ記のホームページ以外にも、前述の全国障害学生支援センターにkり、障害学生就学支 援の情報が受験生に提供されていろ・
これらの情報を見ご障害学生は本学部に人学し、聴覚障害であれば、学部の責任でノート テイカーがつき、その他の障害の場合であれば、教室間の移動一を含め、授業を受けるの に必要な援助が得られると期待するのが自然であるその期待に応える義務があることから、
表1−2の項口について本学部の現状をt41,i 寸した
7
表1−2 制度に関する評価の観点
修学支援に関わる制度の内容 お:前受験相談(受験の際び)支援、人学後の支援)
入学試験 受験の可否 受験時の配慮
溺覚障害︸
講1義保障 , 1聴覚障害(授業に関わる情報保障)
人学後
1ほ支体障害1
定期試験等への配慮
r語学一及び『体育実技一等実技1斗日への配慮 各種実習等への配慮
その他
進路支援(障害者就業支援)
生活支援(心身の健康相談・アハート等σ)斡旋等)
経済支援(奨学金、貸付金制度等)
入学試験に関しては、全学の各学部が入試センターに集約されている.明文化されてはい ないが、本学入試センターによれば、障害学生への本学の対応は以ドの通りである、
人試センターへの直接の問い合わせやその他の相談の機会に、身体障害のある受験生から の事前相談があった場合には、入試センターは、その都度、該当学部にその障害についての 情報を提供し、受験の J否の判断を求める。そして学部の責任で判断がなされた場合、人試 センターは受験生に対してその結果を連絡している
障害学生の受け人れに関しては、全学で統・された対応はなされていない=すべて各学部 にfT:され、障害学生の受け入れを認めた学部が、人学後の対応に全責任を負うことになる.
そのため、立正大学として障害学生の受け入れ状況についての各学部の情報を集約してはい ない特に人学後の障害学生への対応はすべて該当学部の責任で行うのが本学の実態であり、
本学部においてもすべて学部の責fT:で障害学生への支援が行われている。
さらに同一学部内においても、人試相談の場であるオーフンキャンパス及びその他の受験 相談等の折に、受け人れとその後の対応について統・基準のもとに障害学生本人や保護者、
それに高校の進路指導の教員に対する相談に臨んでいるとはいえない、そのため対応した教 職員により、異なる情報が提供され、責任の所在も暖味になる恐れがある、現に障害学生が 入学し、期待通りの支援が得られないことへの不満を訴えているケースもある
定期試験及び「語学,「体育実技一での支援及び配慮はすべて授業者(教員)の判断に任さ れており、特に学部の方針等は明確にはなっていない,現在、聴覚障害学生のためにとられ ているのは、講義等におけるノートテイクと、定期試験で監督者が口頭で説明する内容を印
大学における障害学生支援
資料1−2本学部の障害学生支援の申し合わせ
コ ロ ロ コ ロ コ ココ ロ ロロロロロ ロロ ロロロロ コ シ コ コ コココ ロ ロ ロ ロロロロ ロ ロロロロ ココ コ ロ ロロロロ ロ ロ ココロ ロ ロ ロゴロ ロ ロロロ ロゴコ コ コ コ コ コ ヒ
1 社会福祉学部障害を有する学生のサポートに関する申し合わせ 1
「 E 冑 冑 ロ ロ コ
l l.こ/l申しr>わせは、}㍑∫こ福祉学;;];に在籍寸るil章害を有する学生の学習環境整fl紗)環l
I I
1 とLて、修学にきた.1− )::Tの授※等に関してのサポートをH的とする二 l
l I I I コ コ
1 2.こ・川11し合わせにLる ll.ポートとは、障害を有する学 ヒの状態によりノートテイカl
l i も ロ ロ
1 −一、授1寝介助、その他1. J−1 る 1
1 「 コ ロ
1 3.こ.わけポートを后亡ll!+る学生は、毎学年の初めに、サポートを受けようとする授業をミ
1 コ コ
1 特定L川請づ一る |
1 1 コ
1 4.サホートを希望寸る学川は、授業ごとにサポートに必要なものを用意する :
1
: 5.サホー一トする者は1}}・:1!i」1:Lてイ\学1;二「;の学1}:とし、公募する l
I 1
: 6.礼∫こ隔祉学;ll;は、 1} ポートを必要とする }::生が出席する授業の担当教員に対して、文:
1 1
: ,1::にて協力要請を行う :
1 1
: 7.この申し合わせに川『i る」旭1「は、仕会福祉学部運営委H会と十る, i
I 1 ト ド
} 8.こ川llし合わせに関『|ーる 1}:務潅務の担当は、社会福祉学部事:務室とすろ l
l l
{ ト じ
1 9.この川し合わせの改廃は、川会福祉学:1[;教授会で行う |
1 1 ロ
1 、ド成17年4月1目施行 :
1 L
刷したフリントを、そソ堵「;度学生に提・Jミすることである.各種の実習等への配慮は般学生 と同様にf固別に対応されている その他、進路支援、生活支援、経済支援についても 一般の 学生と同じ扱いである
以11u)こtからも、社会侃祉 1}詩「;の障害学生修学支援については、申し出ているのは聴覚 障害学生だitであることから、倍記によるノートテイクを除いては見るべき制度はない=障 害種を川わず、現状では障川学 }三が人学してきてはじめて対応を検討するというのが本学部 の現状である,
学部内では資料1−2の一トヒ会福祉学部障害を有する学生のサポートに関する叩し合わせ一 があるが、全教職員の間で共通理解され、有効に機能しているかという課題がある しかし、
本学部の障害学生修学支援の対外的な情報はこの申し合わせが根拠になっている 少なくと も本学部に人学してきた障害学生は、手続きさえ踏めば、障害を有する学生の実態によりノ
ー トテイカー、授業介助等の修学支援が受けられることになっているが、現実の対応はどう か考えて与たい・
なお、2006年度途中から、申し合わせ i}:項7の運営のうちノートテイカーの部分にっいて のみ学∴;i;学生の生活に関わる教員組織である学生委員会に移管され、同様に2007年度から8 のノートテイカーの事務業務にっいても学生委H会に、またボランティアのコーディネイト については社会福祉学部ボランティア活動推進センターに移管された しかし、現在は聴覚 障害以外に支援を申し入れていろ学牛はいないこともあり、ノートテイク以外の支援につい
9
ての対応は明確にはなっていない.
障害学生への支援、特にノートテイカーについては、2005年度までは ・}f:部の運営委員会が 担当し、これらのボランティアの募集・配置等のコーディネイト及び事務処理は、実質的に は本学部事務室がすべて対応してきた.障害学生からの相談窓口も事務室及び一部の関係教 員が担ってきたようであるが、組織化されてはいない,
2006年度の途中より学部の学生委員会に対応が移されることになっていたが、実際は学生 の]:目談窓口を含めて継続して事務室がすべて対応してきた そのため学生委員会は実務レベ ルではかかわりをもたずに2007年度を迎え、/川1に至っている.
聴覚障害学生のためのノートテイク業務が移管された学生委員会は3名の由二任教員で楠友 されている.人的措置、予算措置、場所的な保障がないま撒、従来の担当業務に新たな責任 が加わることになった,また、現在、聴覚学生以外には支援を申し出ている学生が在籍して いないこともあり、ノートテイク以外の支援にっいては検討されていない
第3節人的支援
身体障害を抱えながら本学に人学してくる学生は期待と同時に不安を抱えていることが推 測される=そのような学生の不安に対応し、その後の学生生活を豊かなものにするためには 相談機能の充実は・[く 1・∫欠であるそのためには、必要に応じた人的な支援体制が求められる 表1−3の内容についての実態を把握するとともに、時代の要請に応えられる組織の構築を検 討すろ機会としたい=
なお、表1−1の施設設備、表1−2の制度の内容が三位・体となって有機的に機能するか はこの人的支援の充実にかかっている.
障害学生に共通した人的支援として第]に考えられるのは、いつでも相談できる専用窓口 である.しかし、現在は相談窓日は明確ではなく、その都度、授業担当者等の関係者が1固別 に対応している、
現在ノートテイカーは本学部の学生による有償ボランティアで対応しているが、登録ボラ ンティアが常時イく足し、コーディネイトに困難をきたしている.該当する障害学生が少ない ということもあり、学生からの要望にはすべて応えることを日標に努力しているが課題ぱ多 い このコーディネイトは学生委員会とは学部内の別組識であるボランティア活動推進セン ターの職員が担当している、そのため全体的な責任を担っている学生委員会との連携は今後 の課題である.
視覚障害については、現在のところ該当学生が在籍していないことから、どのような対応 が1・r能かは不明であるTしかし、大学生活を送るうえで、点訳及び朗読ボランティアに加え、
校舎間の移動に関しては危険箇所が多いため、障害の種類・実態により安全確保のヒからも ガイドヘルハーの支援も必要になろことが考えられる,
聴覚障害については、上述のように手書きによるノートテイカーの措置が一応なされてい
大学における璋害学生支援
表1−3 人的支援に関する評価の観点
!l<学支援に関わる人的支援の内容
㍉:川川談窓ド.・パピ11.lC川]}1処理窓口を含む)
1靖害学生支」ノこ担1il教職1∵山L織の確立 A−AA−一AA−一一一一
障害学生
共通 支援体制の侃、]:(川ランティアのコーディネイトを含む) 一一一AA−A−一
支援にかかる費用のP算摺」;ぱ(研修費、人件費、消耗品費等)
点訳、 肖:1沢ボランテrア AA−一一 視覚障吉: 対『面朗読ボランテ・γ
モ多酋力1 ;1fドiりj:]fラ ン .ド イ 『r
1㍉活通1沢ボランテでγ
一一一一一
聴覚障害
ノートテイカー一 〔「・書き及びパソコンによる)
要約筆記ボランテ/ア(複数学生ぺ0)対 応}
ビデオ£「:起こL川ランティア
肢体障害
移動アト助ボランテブ〆
卜肢障害者のたぴ)のノートテイカー
授業担当教職員一しノ)障害学生ゾ)ニーズについての情報提供等
その他 股学生への障 、i㍉:二生支援についての理解啓発・情報提供 教職日への障害学生支援(ノ)理解啓発、協力依頼等
るが、十分組織化されて機能しているとはいえない,詳細は第4節に譲ろ.
サービスメニューとして2006年度.kで硬約筆記講座一が開講されてきたが、これは不特 定多数の聴覚障 ;1渚対象のイベントを前提とした講座であるため、個別の聴覚障害学生の支 援としては機能してはいない,
肢体障害については、キャンパス内のバリアフリー化の遅れがあり、エレベーターや車椅 1「一で利用できるスローフが少ないために移動が困難であることや段差が多い・1(地のため危険 な箇所が多く、安全・安心な学生生活を送るためには障害の種類や程度によっては人的支援 がイく可欠である
その他に、障害学生への情報提供、 一般学生への障害学生支援についてぴ)理解啓発のため の情報提供、教職員及び・般学生への協力依頼等、今後いっそうの改善が求められる,
前述の全国障害学生支援センター「ノ\学案内2008障害者版一(|}1∫掲)は人的支援にっいて は資料1−3の情報を発信している
障害のある受験生はこれらの限られた情報から進学先の大学を選択し、修学支援の期待を もって入学してくるという事実を受けとめることが大学及び学部の責任である
l l
資料1−3 立正大学の障害学生への人的支援
1 入学後の支援状況 l l ぶ・授業全体の配慮 あり ※主として社会福祉学部 l l ・方針 障害学生への配慮内容を担当教員に依頼する 障害学生が履修していることl l を担当教員に伝える 各教員が障害学生に配慮していることを把握する l l rr・般講義での配慮 あり ミ 1 ・内容 講義に補助者をつける 講義の準備に補助者をつける : 1 ☆体育実技での配慮 なし ※個々の教員の対応に 任していろ :
: ☆実験での配慮 あり l l ・内容 レポートで代用する l l ☆実習での配慮 あり l l ・内容 実習先に配慮を依頼する l l ☆定期試験での配慮 あり l l ・決定方法 ノミ学と本人が相談して個別に決める l l ・内容 試験時間の延長、別室受験、問題用紙の拡大 l l [障害別の支援] [ 1 ☆視覚障害学生への支援 あり : 1 ・内容 授業に補助者をつける l l ☆聴覚障害学生への支援 あり l l ・内容 授業にノートテイカーをつける l l ☆肢体障害学生への支援 なし l l ☆支援者 : 1 ・視覚障害学生の授業補助者 一般学生 l
l I
l ・聴覚障害学生のノートテイカー 一般学生 l l ☆コーディネーター l l ・視覚障害学生の授業補助関連 大学 障害学生本人 : 1 ・聴覚障害学生のノートテイク関連 大学 障害学生本人 l l v費川負担 あり 1
: ・視覚障害学生の授業補助関連 人件費 l l ・聴覚障害学生のノートテイク関連 人件費 1
(全[d障害学生支援センター:大学案内 2008 障害者版』に仁ろ)
大学における障害学生支援
資料1−4 本学A学部掲示板の掲示
1 聴覚障害者への授業サポートボランティア募集 { 1 私は現在.. ㌃部3午川で聴覚障害をもっていまナ 私は普通に授業を受講しても、 1
: 先生の説明かなかなか聞き取ね/こいため、授業の内容が少ししか理解できず、ただ黒 :
: 板を眺めているだillにな・・こLEいます、 1
: なぜなら1ソL川の、1 ;1明で111(話す場合もあり、11の動きを読みとれないたダ)、②補 1
: 聴器は高二かつなかってきこえこしkうためです ところがサポーターがいると、他の :
: 学生と同じ!tうにll謂㍑・得られ、授業内容を理解することができます ノートやハソ :
: コンで通訳していただけるりを1;;1集しています : 1 (科Rにkってはノートテイクだけになってしまうこともあります・) : 1 学部を問わず、どなたでも結楢ですので、自分の講義が入っていない時間帯で、余裕 |
1
1 のある方、やっていただければと思います. :
1 今1卜度の授業サポート : 1 1コマでもkいので是非お願いいたします. l
l 「 一 一一一一一一一一一一一一一一一 一一一 一 一 T 一 −一一 一一一 一一一一一 一 一一 一.一.一.一.一一一一一一一.一 一 一^一^一^一 一^一 一 一一一一一7 1
1 !ここに当該学生の1週1川の受講科目の時間割表が示されている、 ! l
l I I l
l l受講している13科日中、7月ll日現在でサポーター(ノートテイカーボランテ | 1 一イア)が既に見つかっぷ・・の撲に赤で⇔のゴム肪・恥れている・締泊一
1 1 1 1 1 1 1
: ◎学部学科は問いkせんU)で、多くの方のご協力をお願いします、 l l ◎ボランティアのため、謝礼金は支払われません. l l 連絡先はA学部事務室{
第4節本学部における聴覚障害学生への支援の実態
1.障害学生に対する立正大学及び本学部の姿勢
既述の通り、・」臼Eノ\学では障 、▲;:学生修学支援の統 方針はなく、対応は各学部に任:されて いる。現在、8学部はそれぞれ狙!自の対応をしており、支援の姿勢及び内容についての詳細 は不明である
そのため障害学生の修学支援に関して、今後取り組むべき課題は多い.他学部の事例に触 れるとともに、本学部に在籍する2名の聴覚障害学生の帽列を紹介する.1名の学乍(Aさ ん80dB 感1]二性難聴)は、2006年度はノートテイカーをつけたが、2007年度は本人の意 向でつけていない 修学支援を要請しているBさん(12C)dB男子3年生)を中心に学部の現 状と課題について報告し、今後の展望を検討したい
13
資料1−5 本学部ノートテイカー募集の配付ビラ
コ コ ココ コ コ ココ ロ ロロロロ ロ ロロロ ロパずド ココココ ココゴ コゴゴコ ココ ロ ロロヨ
1 19年度 ノートテイカーの募集について l l 社会福祉学部では、障害を有する学生の学習環境整備の・環として、一ノートテイカー1
ロ ロ
1制度.を実施してい2す ノートテイカーをしてくださる学生は、下記の通り応募してくl lださい. l
l l ロ コ タ
{*事前にノートテイクについて勉強していただくために、このボランティアを希望した学l
I , オ
ミ生には.大学ノートテイク人門!(人間社発行)を配付いたし2す, 1
コ コ
: 記 l
I l I l
: 〔Lド記が(B)君の時間割(予定)です l
I l I 1 ロ
1 ②社会福祉学部としては、『学部の仲川の力』で彼の志を支援したいと考えます, l
l l l l オ オ
1 ③これは有償のボランティアです、 { l Zl l教科あたり2名のノートテイカーが必要ですが、 f備を含め3名を募集します, |
1
1 ;もしあなたのどれかの教科の一時間枠一が空いていたら協力してください : 已・た肌教科を受講す・仲間・・いた・臥かでチ∋を組んで協力・て・ださい,/
⑦1教科3名で体制を糸日みますので、応募いただいてもお断りする場合がで主す.
已ご陪いただける垣・ド記にご記人いただき・4脳H(金)までに9酬2階の 已ランティアセy vの゜°コーディネーバご提出ください・ 、
iここにBさんの1週川の受講科目の時間割(資料1−6)が示されている.(筆者注)[
I I
|次のどちらかあるいは両方の数字に○を付けてくだきい
ミ1私の空き時間にノートテイカーとして協力します、協力できる時間枠をこで囲みます i
i
ミ2 同じ教科をとってい£すので、ノートテイクに協力します、協力できる時聞枠を黒く1 塗りつぶします,
(1)他学部の場合
立正大学のA学部掲示板に資料1−4が掲示されていた(2007年7月11日現在).これは 本学の 般的な障害学生への対応の一例である.入学はしたものの、1期の授業が終わり、
中間試験が始まろうとしている時期に、1講義に1名でもノートテイカーをつけることがで きたのはIO°。にも満たない.ノートテイカーがっかなければ一授業の内容が少ししか理解で きず、ただ黒板を眺めているだけになってしまいます一と訴える聴覚障害学生の悲痛な叫び が聞こえてくる、
この事例では、当該学生が自らボランティアを募集するに当たって、学部掲示板の使用を 認めることと連絡先が学部事務室であるといった配慮以ヒの支援は見られない 入学は認め られたものの授業等への対応はすべて自己責任とするには障害学生にとって過大な課題であ
る,
大学における障害学生支援
(2)本学部の場合
本学部は多少scなる姿勢で1川 1,:学生支援に取り組んでいる 2007年度は資料1−5のビラ を学生委具会から各ゼミノ4ぴ、Iliil.i 這の授業を通して全学生に配付することにkってノートテイ カーの募集は行われた
このビラの内容からは、いミつ∴・の原則;1ミ見えてくる 例えば、
①このノートテイカーは、イペ/]::川の学4こであることを前提に有償であること 21教科2名体制とす2f)か、 J frifiとして1名を加え、]講義計3名で対応すろこと
3聴覚障害学 ヒと「li]じ授辻を乏講している学生が、白分もその授業を受けながらノートテ イカーになりうること、三た二の学生もイ1 償ボランティアであること
等である しかし、これ.らの原則は必 ] L しも教職員問で共通理解されたものではなく、授業 も開始され時間的に検言・「の余地のないなかで実施されており、今後の検討の必要がある
2.本学部における現状と課題
現在、本学部に在籍する2名の障害学ノ1:への支援の現状を通し、今後の課題を考えてみた
い・
(1)Aさんの事例
Aさんは現在2年生であるが、聴覚障害があるために本学受験に際しで拝前相談を受け、
人学試験当日は別室受験等の特別な配1邑:を受けた80dBの難聴の学生である.2006年度の入 学試験に合格し、人学のr続きか終わり、1月1口の人学式を迎えた 人学当初の各種のオ リエンテーションに引き続き、|月70、8日の2日にわたって行われる新入乍キャンフに参
1川した
このキャンフの2日前に1年 ヒの教養基礎演習(ゼミ)の担当である筆者に、このクラス に聴覚障害学生がいろことを告げられた=軍者がこのキャンフの担当であったこともあり、
キャンプを直前にして事前にその学生と連絡をとる時間的余裕はなかった、キャンフ当日、
この学生についてなんのf 備知識もないまkに、現地のホテルではじめてその学生に会うこ とができた
それ以降、筆者がこの学生の柑談を受けることになるのだが、入学が決定してから人学す るtでにはかなりの期間があった しかし、障害学生が受験すること、及び入学するという 情};艮は伝えられなかった一大きな期待をもって入学してきた障害学生本人の方が筆者以上に 不安と戸惑いを覚えていたにちがいない=Aさん本人の話によると、合格し入学手続き後、
kたキャンフに出発するまでの問に数回、実務を担当していた学部事務室にノートテイカー をつけてもらうこと及び受講する各科日担当教員にAさんの障害の実態を伝え、授業で配慮
Lてほしい旨を依頼に行っていろ・
この間の学生の不安は大きかったことが想像される、現に、〔①インターネット等で li:前に 本学部が障害学1生支援の対応をしてくれる学部だと知って、この学部を選択し入学してきた
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こと、2その情}≡ilとちがって、授業保障等の面で対応ぶなされていない、という⊆C問を後日 筆者に訴えてきている。学生σ泣場からは至極自然な反応であると思われる,
このケースは必ずしもr算的な措置がなくても対応できる内容であり、障害学生修学支援 への学部の姿勢にかかっている
(2)Bさんの事例
Bさんは本学科3年の男1㌘学生で、聴ノ」は120dB、聴覚及び言語の百複障害により身体障 害者障守程度等級は1級である 本人によれば、ノートテイカーがっかなければ、授業の内 容はほとんど理解できないだけではなく、たとえついても実際には講義の60%程度の内容し か理解できてはいないのではないかという
Bさんには他大学で学ぶ同じ聴覚障害の兄がいる。兄の影響もあり、聴覚障害者支援団体 や他大学の障害学生支援の情報は比較的多く得ている その情報によって、本学部への修学 支援の要望となっている。
Bさんが本学部への入学を決めた動機の・っは、事前の人試情報により本学部が障害学生 支援の体制がある程度整っており、支援が受けられるという期待によるものであると}三張し ている.公表されている本学部の障害学生支援の情報と現実の障害学生受け入れ及び支援の 実態との問にはギャッフがあると感じており、本学部の現状には納得はしていない この点 ではAさんと同様である=
聴覚障害学生への修学支援には十話通訳、ビデオ字幕起こし、パソコンによるノートテイ ク及びその他の施設設備等が考えられるが、本学部において実施されている支援は、従来の
「F苫き一によるノートテイクに限られている.しかし、この方法による支援だけを考えて も多くの課題を抱えており、今後の改善か期待される
Bさんは将来的には特別支援学校(聴覚障害)の教員になることを[1標に、教職課程を履 修している、中学校 社会一等のいわゆる基礎免許状に加え、養護学校教諭免許状取得を目 指しているため、 般学生と比較して受講科日数は多い 2006年度、2年次の受講科目は週 あたり18コマであった
2007年度1期を例にとると、資料1−6に示したように授業科目の13講座に力[[え、キャリ アサホートセンター芒催の一教員採用試験対策講座一(サービスメニュー)の2講座を受講し ている・この計]5コマのすべてに2名ずつのノートテイカーを無条件につけることを本人は 希望し、本学部としてはボランティア学生数の不足という課題を抱えつつも、希望通りに対 応してきた,併せて、本人の要請により授業以外の各種説明会等に剖受業と同様の条件でノ
ー トテイカーをつけている
2007年度、学生委員会が担当することになったのは、障害学生修学支援のうちの・部であ る「聴覚障害学生のためのノートテイカー一に限られ、その他の修学支援全体に対応する担 当部署は現在も確認されていない,現在のところ聴覚障害学生のBさん1名以外からは支援 の要請がないことが一因と思われる。
大学における障害学生支援
資料1−6 Bさん(3年生)の2007年度1期履修科目および時間割表
具体的には、学生た員会がノー一トニアイカー制度運営の責任を負い、ボランティアの募集活 動を行い、ノートテイカ…の舶;¢1讐のコーディネイトは社会福祉学部ボランティア推進セン
ターのコーディネーターか担当+ることになった この学生委員会と同センターというそれ ぞれ独・[ 1した2・油組織が「;1 ;〔害学生の修学支援に関係することになったが、連携のうえでは 課題が多い
学部内組織であフ5学生委員会は、新イド度に向けての準備のないまま2007年4月を迎え、授 業開始後はじめてボランティア募集に動き出したのが現状である、資料1−6によると正規の 授業だけではなく、サ…ビスメニューであるキャリアサボートセンター主催の教員採用試験 受験対策講座も含支れている これらに対して既に授業が開始されていたため、検討される こともなく、単位取得科日と同様にノートテイカーをつけることになった,以後は臨時的に 行われる各種オリエンテーション等についても、本人の申し出通りにIE規の授業と同じ条件 でノートテイカーがつけられることになった.
Bさんは既に在籍して3年になる学生である.この課題については本学部としても周知の 事実であるが、事前に何の準備t、なされずに新学年を迎え、対応に呂:慮することになった,
引き継ぐことになった関係者(学生委員会およびボランティア活動推進センターのコーデ ィネーター)は方針や基準を検討する時間的余裕もなく、前年度と同じレベルで支援を保障 するために全力を注ぎ、日々の調整のなかでかろうじて対応し、今日に至っている,
単純に計算しても]科目2名のノートテイカーを必要とし、サービスメニューを含めて15 科日であるから、最低週あたり延べ30名(予備の1名を含めると45名)が最低必要であろ.
しかし、その時々の対応をしてきた経緯からは、この人数のノートテイカーを確保すること は困難である。この事態は事前に予想されたことであるが、現在も改善はされてはいない。
前年の2006年度は1授業に1名のノートテイカーで対応することが多く、このことがボラ ンティア学生に過重な負担をかけた結果、有償ボランティアであるにもかかわらず学生から 敬遠され、申し込みが少なくなった 因であると推察できる,
Bさんによると、全聾という障害の実態からはノートテイカーがつかない授業は出席して
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もまったく意味をなさないということである.これまでの経緯から、要望すべてに応じられ るkうノートテイカーの配置に努めてきた しかし、1コマの空きもないように毎日、毎時 問コーディネイトすることは想像以Eの時間と労力を必要とすろ作業である
・方、3〜4年生のボランティア学生は2〜4週間の福祉施設や学校における実習に複数回 参加するケースが多く、同一学生が年間継続してノートテイカーをつとめることは困難であ る そのため、実際には必要人数の何倍かのノートテイカー要員が常時ボランティア登録さ れていなければ対応できない
これらのことから、すべての授業等に確実にノートテイカーを配置できるようにするため には、学部(むしろ全学)としての明確な方針及び組織は不可欠である、また・般学生及び 教職員への障害学生支援の和要性について理解啓発は欠かせない
2007年度1月、全学組織である学生生活委員会において、各学部に一任ではなく、立正大 学全体として障害学生修学支援について同委員会で検討することを本学部として要請し承認
され、今後の対応が期待される.
3.障害学生から本学部への支援の期待
般的には心身に障害をもつ学生はあらゆるメディアを通じて得た障害学生修学支援の情 報によって受験する大学を選択し、人学試験を経て人学してくる その主要な情報源は各大 学のホームヘージ及び全国障害学生支援センター発行の書籍やWebサイト等である,換言 すれば、入学した大学は障害及び障害学生を理解し、障害学生への修学支援が得られる大学 であるという情報をもとに学生は入学してきている
本学部のWebサイトには障害を持つ学生の支援について、資料1−7のように掲載されて
いる 〔htτP: IVII . rls−fuku.℃fMl campus]ire suPP∩rτ.]1/ml)
r大学案内2008障害者版一(前掲)は本学障害学生の支援体制にっいては次の資料1−8の 情報を発信している.
熊谷キャンパスの実情からは、この情報との間に大きなギャッフがある.支援実態とはギ ャッフのある情報が障害学生に伝わっているのではないかと懸念される。
4.ノートテイカー必要人数の確保の困難性
Bさん1人の修学支援をする場合、標準的にはどれだけのノートテイカーのボランティア 登録が必要であろうか。また本学部の対外的にホームヘージ等で公開している修学支援の情 報と、それに基づいて学生の本学部への期待に応えうる修学支援はどの程度のものであろう か 1人の聴覚障害学生のために、活動できるボランティアは何人ぐらいスタソフとしてリ ストアップしておく必要があるかの課題である。
二はじめて障害学生を受け入れるにあたって;圧|本 1}:・生支援機構2006)を参考に、1人の 聴覚学生が必要とするノートテイカーの必要人数を算出し、本学部の現状と課題を考えてみ
大学における障害学生支援
資料1−7本学部Webサイトによる障害学生支援情報
ド コココ コ ゴゴゴエココ ロコゴ コロ ロ ロ ココココココ ココココココ エコエゴココ ロロ コ コ ココゴゴココ コココ ゴコココココゴゴゴ ゴゴゴゴゴコ コココ コ コロ コ エココ コココ ココ コ コ コ コ コ
ミ障害学生支援 1
コ
1ノートテイカー制度(要約 1川山 ミ 1 ・本学部の学生:]1ランテt∵か、聴覚障害・言語機能障害を持つ学才と同席し、教員のミ
ヨ
1 授業中の発∴・板☆を日∫能な限り逐一文七化し、障害を持つ学生はそぴ)ノートを見るミ
コ
1 ことにより授業内容を同川に理解することを可能とするものです. :
1 1
1授業介助 :
1・障害を持つ ;:: i:か授菜・り乏ilil・1に際し、 fp∫らかの支障をきたす場合に、本学部の学生ボミ
1
1 ランティアが、その受講を∫「助します :
1 1
資料1−8 立正大学の障害学生の支援体制
コ ロ
1◎学生の支援 l
l I コ オ コ
1 ☆相談窓川 あり 1
1 ・担当窓日 各部課(・股学生とは区別していない)学部事務室 1
1 オ
{ ・相談にあごる人 ノ\学職ほ 大学教[i l
1 ロ コ
1 ・対応できる川談内容 履修K i受業 就職や進路 1
1 1 ロ コ
1 ☆就職支援 ・般学牛とilr比 1
ミ ☆自動車通学 [・1 ミ
ミ ・駐声場 中:いす使用者が利用できる広さの駐車スヘースを設ける ミ
ミ ☆学生寮 あり ミ
ミ ・障害学生の利用 ・∫ ミ
: ・利用できる障害種別 障 さ;▽)状況と設備により要相談 :
| t.Lt F宿紹介 1
1 ロ
| ・一般学生一の紹介 あり 1 1 1 オ
: ・障害学生一の紹介 あり 紹介時の配慮 あり 1
1
: ※前例がないため、具体的配慮なし 1 1 1
吟国障害学生支援センターつ\学案内 200S 障害者版1にkる)
たい この基準が今後の筆記によるノートテイカーの配置の平均的な対応として、 ・つU)指 針となると考えられるからである
本学部では福祉に関連する各種の資格取得を口指している学生が多いため、授業のコマ数 も他学部と比較すると多くなる傾向があり、必然的にノートテイカーをつけろ時間数そのも のも増えることになる.以下は1 記の日本学生支援センターの資料をもとにノートテイカー の必要人数等を算出したものである
(D授業1コマに最低2名のノートテイカーが必要になるそれはノートテイカーの集中力
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の低下や、疲労を考えると90分の授業の間に2人が15分から20分毎に交代してノートを とることになるからである
(2)ノートテイカーの学生は、自分の授業の時間を確保するためには、週1人2コマ程度を ヒ限とするのが適当である、
(3)ノートテイカーが体調を崩したり、実習に出たりして責任が果たせないことがあること がf 測される.・般に、ボランティア登録者の実稼働率は50%以ドであると言われている、
1コマの授業に2人のノートテイカーをつけるとすると、最低必要人数の2倍ほどのノー トテイカー登録者が必要になる。かなりのノートテイカーの登録者がいないと確実な授業 保障ができなくなるおそれがあるz
(1)週あたり ・人の学生が15コマの講義を受けるためには、ノートテイクを休むボランテ ィアが1人もいないと仮定しても、30人が必要になろ 1人のノートテイカーが週2回を 限度に担当すると最低で人数は15人になるが、実稼働率が50%以ドとなると2倍以ヒの 30人〜50人近い登録者が必要になる.
(5)ノートテイカーは最低のノートテイクの技術を身にっけていなければその責任を果たす ことができないため、その資質向上の研修会を開く必要がある.
(1)〜(5)はその対応を示したものである。要するに、授業保障の観点から、いかなる 事情があろうとノートテイカーの必要人数分はIOO%配置することが求められていろ しか
し、現状では「同一の授業を受けている学生によるノートテイクを避ける一などの条件をつ けなくても、最低限の30名を確保すること自体が困難な状況にある
また、ノートテイカーが突然病気等のために対応できなくなることも珍しくなく、その都 度、電話やメールでその穴を埋める一あと補充一の作業は過大な労力と気配りが必要である,
例えば、日曜等の休目にノートテイカーのボランティア学生が急に月曜の授業のノートテイ クができないことがわかった場合は、その日のうちに翌日の手当をしなければならなくなり、
放置することは許されない 現在はこの任に当たるのは学部のボランティア活動推進センタ
ーのコーディネーターであるが、責任を課された者は、休日、勤務時間の内外を問わずその 連絡調整にあたることになる
ここでは、聴覚障害学生 人への障害学生修学支援を例として取り上げたが、この取り組 みは、いかに時間と労力、そして神経を使うかがわかる 要は、組織を作り、方針を明確に し、必要な人的・物的・場所的な保障と教職員間の共通理解がなければ、取り組める事業で
はない,
一方、条件が整わないことを理由に放置できる性格の問題ではないことも自明である,そ の場限りの対応や、一部教職Hの情熱だけで対応できるものではないことは認識すべきであ る.明確な方針と組織及び予算的裏付けなしには、障害学生に対して責任のある対応は困難
である,
ノートテイカー登録学生の絶対数が不足するのが現状のもとで、有償ボランティアとして