Japan Advanced Institute of Science and Technology
JAIST Repository
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Title
ネットワークを介した協調活動の支援環境
Author(s)
川上, 直木; 川瀬, 宏一郎; 小寺, 康男; 鈴木, 大輔;
萩原, 豊隆; 橋本, 雅嗣; 落水, 浩一郎
Citation
Research report (School of Information Science,
Japan Advanced Institute of Science and
Technology), IS-RR-96-0012S: 1-60
Issue Date
1996-04-16
Type
Technical Report
Text version
publisher
URL
http://hdl.handle.net/10119/8426
Rights
Description
リサーチレポート(北陸先端科学技術大学院大学情報
r ρ
ネ ッ トワー ク を介 した協 調 活動 の支 援 環境
川 上 直 木,川 瀬 宏 一 郎,小 寺 康 男 鈴 木 大 輔,萩 原 豊 隆,橋 本 昌嗣 落 水 浩 一 郎 1996年4.月16日 IS-RR-96-00125 北 陸 先 端 科 学 技 術 大 学 院 大 学 情 報 科 学 研 究 科 〒923-12石 川 県 能 美 郡 辰 口 町 旭 台1-1 knao◎jaist.acjp [email protected] [email protected] [email protected] [email protected] [email protected] ochimizuQjaist.ac.jp OKoichiroOchimizu,1996 1SSNO918-7553i;
騨 ■ r 要 旨 ネ ッ トワー クの普及 期 を迎 え、人 間 の社会 活 動 、仕 事 の形 態 は 大 き く変化 しつ つ あ る。 ニ ュー スや 電子 メー ル に よる情 報 の発 信 と獲 得 、内外 の研 究 者 とのデ ィスカ ッシ ョン 、 会 議 によ る合 意形成 、意 思決定 、共 同設 計作 業 、研 究成 果 の リアル タ イム な発 表 な どの 人 間の知 的諸活 動 を、ネ ッ トワー クを介 して実 施す るため の 、新 しい計算 機 環境 の実 現 に関する基礎 理論、基礎 技術 の開発 が必要 で ある。 この よ うな活 動形 態 にお い ては 、「活 動 の場 か ら、必要 な情報 に迅速 にア クセス で きる こ と、 さ らには活 動 の場 に それ を支 え る必要 な情 報が追 随 でき る こ と」 が肝要 で あ る。 本 報告 では上記 目的 の ため の研 究課 題 を以 下の点 に わた って 考察 す る。 ● イ ン ターネ ッ トに加 えて 、移 動計 算 環境 、偏 在計 算 環境 、移 動 体 通信 技 術 の充実 に よ る、計算機 環境 の携 帯性 の向上 ● ネ ッ トワー クに点在 す る膨 大 な量 のデ ー タか ら必 要 な情 報 の み を抽 出 ・利 用す る 情 報 フ ィル タ リング技 術(情 報検 索技 術の革 新) ● ご く限 られ た知識 しか持 ち合 わせ ない人 が 、計算 機 の助 け を借 りて 問題 を解決 す る探 求的 学習 の支援 ● 共有 情報 の管理 、決 定事 項 の 管理 、プ ロセ スや ノウハ ウの 共有 を促 進 す る、共 同 作 業支 援のた め の各種 サー バ類 の 開発 ●上 記 ソ フ トウ ェア群 を オブ ジ ェ ク ト指 向アー キ テ クチ ャに基 づ き効 率 よ く開発 す るた めの、 ソフ トウ ェア開発 環境 の
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、1 沖 轍纈 醐藺o醐 ■ 劇■噂 ■■願■■■■闘■■■■■圏■■膜も く じ
、r 1は じ め に 1.1先 端 的 ソ フ ト ウ ェ ア 創 出 の た め の 研 究 環 境 に つ い て... 1.2現 状 の 分 析... 1.3理 想 像...9σ9._eθ.._9。9.,....9.。9..,9.. 3 3 5 9 2各 論 2.1紙 コ ン ピ ュ ー タ... 2.1.1現 状 の 整 理... 2.1.2紙 コ ン ピ ュ ー タ の 定 義... 2.1.3紙 コ ン ピ ュ ー タ の イ メ ー ジ... 2.1.4紙 コ ン ピ ュ ー タ の 使 用 形 態... 2.1.5研 究 の 目 的...,... 2.1.6研 究 計 画 ・ 方 法...。... 2.2ア ク テ ィ ブ ・ チ ャ ネ ル_...,... 2.2.1必 要 な 情 報 の 選 択 に よ る 活 動 環 境 の 支 援... 2.3グ ル ー プ ウ ェ ア ベ ー ス... 2.3.1現 状 の 整 理... 2.3.2問 題 提 起... 2.3.3問 題 へ の ア プ ロ ー チ...g... 2.3.4今 後 の 課 題... 2.4プ ロ セ ス サ ー バ...,... 2.5分 散 サ ー バ...,.._...9... 2.6CSCWに お け る イ ン タ フ ェ ー ス メ タ フ ァ の 抽 出 と イ ン タ フ ェ ー ス の 設 計 2.6.1目 的...9...,...,1 ,り 2,6.2背 景 ・ 特 色...。...♪... 2.6。3研 究 計 画 ・方 法... 2.7CSCSDサ ー バ... 2.7.1異 種 プ ラ ッ ト ホ ー ム が 混 在 す る 共 同 作 業 環 境 の 理 想... 2.7.2ア プ リ ケ ー シ ョ ン 実 行 状 態 を 示 す 仮 想 フ ァ イ ル シ ス テ ム を 用 い た サ ー バ に よ る 端 末 間 移 動 の 透 過 性 の 設 計 と 実 現... 2.8パ タ ー ン を 利 用 し た オ ブ ジ ェ ク ト 管 理 機 構 の 設 計 と 実 現... 2.8.1Java言 語 の 特 性...。... 12 12 12 12 12 13 15 15 16 16 20 20 20 21 22 25 27 28 28 28 28 30 30 31 33 33 1一 2.8.2Java開 発 環 境 の 現 状 と 問 題 点... 2.8.3Visual開 発 環 境... 2.8.4デ ザ イ ン パ タ ー ン を 利 用 し たJAVA開 発 環 境.. Aデ ー タ 会 議 の 標 準 規 格 の 動 向 A.1は じ め に... A.2標 準 化 の 経 緯 と 、 関 連 す る 組 織... A2.11MTCの 歩 み... A.2.2関 連 企 業 の 動 き... A.3T.120とH.320シ リ ー ズ の 概 観...,.... A.4DataBeam社 の ツ ー ル キ ッ ト に つ い て... A.4.1MCATの 概 略... A.4.2GCCATの 概 略.。...。... BLinux環 境 の 実 現 に あ た っ て B.10peratingSystemお よ び 基 本 イ ン ス ト ー ル パ ッ ケ ー ジ B2商 用 ア プ リ ケ ー シ ョ ン お よ び 拡 張 ソ フ ト ウ ェ ア... B.3非 商 用 ア プ リ ケ ー シ ョ ン... B.4ハ ー ド ウ エ ア... CMS・Windows系OS環 境 の 実 現 に あ た っ て c.1Ms-Windows系osの 概 要...,... C.2MS-WindwosNT... C.3Windows95... c.4Windows系osの 開 発 環 境...,... DUnixとWindows系 開 発 環 境 の 統 合 r 34 37 38 41 41 41 41 43 44 45 46 49 52 52 52 54 55 56 56 57 58 58 so ! 「 ,u 1' 2
第1章
■ rは じめ に
1.1先 端 的 ソ フ ト ウ ェ ア 創 出 の た め の 研 究 環 境 に つ い て 先 端 的 ソフ トウ ェア創 出 のた めに は以 下の 点 を留意 す る必 要が あ る。 ● 広 く内外 の情報 に接す るこ とに よ り、新 しい ア イデ ィア、理論 、製 品 に関 す る情報 を発信/獲 得/利 用 す るこ と。 ・必 要に応 じて専 門家 達が集 ま り、 ブ レー ンス トー ミングや 評価 な どの活 動 を充実 させ るこ と。 ・既 存 の先 端技術 をハ ー ド ウェア、 ソフ トウェア面 に わ た って使 い こな しつ つ 、問 題 点 を発 見 し、解決 へ の糸 口をつ か める こ と。 そ のため には以 下の よ うな研 究環 境 を整 える必 要が あ る。 ● 情報 獲得/共 有/利 用 の支 援機 能 ● コ ミュニ ケー シ ョン(CSCW)の 支援機 能 ・共 同作業(ソ フ ト開発 、執筆 等)の 支 援機 能 本 論文で は、1.1に示 す ような視 点か ら、研 究 環境の 現状 の分析 、評価 を行 いつ つ 、紙 コン ヒ。ユー タ、ア クテ ィブ チ ャネ ル 、グルー プ ウェアベ ース 、プ ロセ スサーバ 、分 散 サ ー バ 、バー チ ャルルー ム等 の新 しい概念 を提案 し、現状 の計算 機環 境上 で 上記 ア イデ ィア を実 験す る手段 を論ず る。 ■ ,P ,.,,, 3■
r ソ フ トウ ェ ア開 発環 境 JAVA+デ ザイ ンパ ター ン ・コ ン ポー ネ ン トウ ェア イ ン タ フ ェ ー ス メ タ フ ァ 【電 子 会 議 ユー ザ イ ン タ フ ェー ス 】 探 究 的 学 習 の 支援 紙 コ ン ピュ ー タ ソ フ ト 【どこで も コ ン ピュー タ】 携 帯 性 の 向上 とウ ィン ドウシス テ ム に か わ る新 しい ユ ー ザイ ン タ フ ェー ス っ ぎ は ぎ機 能 群 舞 【共 有 情 報 管理 支援 】 ア クテ ィブ デー タベ ー ス 栞 【決 定事 項 管理 支援 】 研 修 ゲー ム 討 議 空 間 ア ク テ ィ ブ チ ャネ ル 【情 報 発 信/獲 得支 援 】 情 報 フ ィル タ リン グ 情 報 地 図 CSCSDサ ーバ 【共 同 作業 環 境 の 提 供】 重 くな い、制約 が少ない プラ ッ トフ ォー ムWindows95 WindowsNT
Linux(Caldera)
SunOS図1.1:「 自 在++」 環 境
馳1 !' い,
1.2現 状 の 分 析 落水研 究室 の現在 の研 究環境 を題 材 に して 、研 究活 動支 援 に 関す る対象 を以下 の よ う な視点 か ら構 造的 に分 類 す る。, ●既 設 の計算機 設備(ハ ー ド、 シス テム)を 使 い こなす た めの 作業 ・既 存の 計職 に よる支 援環 境(ソ フ トウェア)を 使L'こ なすた め鍔 業 ・ 計 算 機 に依 存 し な い 思 考 活 動 上 記 を分 類 マ ト リ ッ クス の横 軸 と し、縦 軸 を 以 下 の3つ の 項 目 とす る 。 ・ 要 求 され る時 間(1.2) ● 要 求 され る経 験 度(1.3) ● 要 求 され る 独 創 性(1.4) 図1.2,1.3,1.4中 の 時 間 、経 験 、独 創 性 の 要 求 度 の 高 い も の を な るべ く軽 減 す る 、 つ ま り、 そ の サ ポ ー トを お こな っ て くれ る環 境 が 必 要 に な る と考 え られ る 。 よ っ て 、 これ を 考 え る こ とで 、現 在 の 計 算 機 環 境 に 何 が 足 りな い か を発 見 す る 手 が か りに な るで あ ろ う。
ゴ
5計算機 を使用するための 作業 計算機 を 使用す る作業 計算機を使用 しない作業 時 間 が か か る 時間 が か か らない システ ム のメ ンテナ ンス デバ イス ドライバ の新 規作 成 環境設定 ボ ー ドの セ ッ トア ッ プ デ ー タベ ー ス 、Webの 検 索 に よ る オ ン ラ イ ン情 報 収 集 プ ロ グ ラ ム の コ ー デ ィ ン グ 、 コ ン パ イ ル 、 デ バ ッ グ 、 テ ス ト 実 験 文 書 作 成 プ ロ グ ラ ム の ソー ス の 記 述 z{五 デz二 わ ヨ」セーッLサ な ど に よ る 分 析 情 報 の 整 理 分 類 日々 のMail,News書 き 日 々 のMail,News読 み 幽 アプ リケー シ ョンを用 い た プ レゼ ンテー シ ョン 図 書館 、出版 物 か らの 情 報 収集 収 集 した情 報、 研 究 の構想 デー タの 分析 」 プログラ仏設計 実験 打ち合せ ツー ル 購入 情 報の フ ァイ リン グ OHPな どを用 い た プ レゼ ンテー シ ョン 図1.2:効 率 化 へ の 指 針 と して の 分 類 コ ・11 1い , 6
経 験 を 必 要 と しない シ ステ ムの メ ンテ ナ ンス デ バイ ス ドライ バ の新 規 作成 凍境 設 定 ボー ドのセ ッ トア ップ デ ー タベー ス 、Webの 検 索 に よるオ ン ライ ン情 報収 集 アイ デア ブ ロセ ッサ な どに よ る 分析 実 験 プ ロ グラム の コー デ ィン グ、 コンパ イル 、デ バ ッグ、テ ス ト ヲ 盲 グ ラ ム の ソ ー ス の 記 述 情 報 の 整 理 分 類 ア プ リケ ー シ ョ ン を 用 い た プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン 文 書 作 成 日々 のMail,News書 き 日 々 のMail,News読 み 収集 した情 報 、 デ..'.タの分 析 ツー ル購 入 ;I r 図書 館 、 出版 物 か らの 情 報 収集 打 ち合 せ 実 験 OHPな どを用 い た プ レゼ ンテー シ ョン 情 報 の フ ァイ リン グ 図1.3:経 験 の有 無 に よる負 荷 軽減 へ の指針 としての 分類 ,l il l・:' 7
計算機を使用するための 作業 計算機を 使用す る作業 計算機 を使用 しない作業 独創性が 必要 独創性が 必要でない デバ イ ス ドライバ の新 規 作成 環境設定 シス テム のメ ンテナ ンス ボ ー ドの セ ッ トア ッ プ 実 験 ア プ リケ ー シ ョン を用 いた プ レゼ ンテー シ ョン ア イデ ア ブ ロセ ッサ な どに よ る 分 析 プ ログ ラム の コー デ ィン グ、 コンパ イ ル 、デバ ッグ 、テ ス ト 文 書作 成 プ ログ ラム の ソー ス の 記 述 情報の整理分類 日々 のMai1,News書 き デ ー タ ベ ー ス 、Webの 検 索 に よ る オ ン ライ ン情 報 収 集 日 々 のMail,News読 み 研 究 の構 想 プ ロ グラ ム設 計 実 験 ■ 収集 した情 報 、 デ ー タ の分 析 OHPな どを用 い た プ レゼ ンテー シ ョン 打 ち合 せ 図 書館 、 出版 物 か らの 情 報収 集 情 報の フ ァイ リン グ ツー ル 購入 図1.4:独 創 性 へ の 指 針 と して の 分 類 ! 口 `1 い, 8 一
1.3理 想 像 図1.2,1.3,1.4を 分 析 す る こ と に よ り、 情 報 獲 得/共 有/利 用 、 コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン 、 共 同 作 業 ρ 支 援 の た め に は 、 以 下 の よ うな 新 しい 考 え方 で そ の 活 動 性 を 高 め る必 要 が あ る と判 断 す る 。(1.3) 11 紙 コン ピ ュー タ ア クテ ィブチ ャ ネル グル ー プ ウェア ベ ー ス プ ロセ スサ ー パ 分散サーバ パ ーチ ャル ルー ム 共同作業 情報検索 ・獲得 f コ ミュ ニ ケー シ9ン い つで も どこで も
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い つ で も どこ で も 必要な情転 調整支援1 、 、國
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、 、 、 匠 ・の共有倒 filtering曳
新 しい アイ デ ィア 、理 論 、製 品 、 、 、 ' ' ' ' ' ' い つ で も どこで も銀 、
ノ璋z鋤
∠ 。ニケ_ン_ヒ 、 、 、 、 討議空間 討議 プ ロ セス 討議の型 ' ' '受
図1.5:新 しい研 究環境 の 構成 要素 問題 点発見 の支援. (1)人 間 系 …分 散環 境 にお け る共 同活 動の 阻 害要 因(人 間系 、 ツール 系 、ネ ッ ト ワー ク系)を 、 プ ロ トコル解 析 に よ り分 析 し形式 化 す る 。ネ ッ トワ〒 岩 の あ りな しに依 存す る作 業の促 進/阻 害要 因 を 明確 にす る こ とを最終 目標 とす る 紙 コ ン ピュー タのNotePCに よる試 作. (1)携 帯性 …計算 機環 境 の携帯性 を向上 す る。 情報獲 得/共 有/利 用 の支 援. 9騨 (1)ア クテ ィブ チ ャネル …研 究活 動 の推進 に必 要 な情 報 の管理 、獲 得 、提供 を支 援 す るよ うなデー タベ ースが 望 まれ る。紙 コン ピュー タに装着 され るア クテ ィ ブ チ ャネ ル は、情 報 フ ィル タ リング、 グルー プ ウ ェア と連 動 しつ つ 、最 新 の 情報 を獲得 提供 す る。 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ンの 支 援. r (1)グ ループ ウェア ベー ス(栞)… ソ フ トウ ェアプロセ ス の実行 に と もな って発 生 す るコ ミュニケ ー シ ョン内容 を 、討 議 プ ロセス ・討 議 空 間 ・討 議 の型 に よ り 構造 的 に記 録 し、討 議 内容 の相 互 関係 ・進 捗状 況 の把握 、討 議 経過 の把握 を 支援 す るまた 、人 間系 におけ る閉塞状 態 を検 出 し調 整す るこ とを支 援 す る よ うな機 能 の実現 も望 まれ る (2)プ ロセ スサーバ とグル ープ ウ ェア ベー ス … 変換プ ロセ ス と コ ミュニケー シ ョ ンプ ロセ ス を融 合 す るこ とに よ り、ソ フ トウェア開発 活 動全 体 をカー バ す る ソフ トウ ェアプ ロセ スモ デル を定義 し、作 業 の連 続 性 を保持 す る手 段 を検討 す る (3)グ ル ープ ウ ェア ベ ース とオ ブ ジ ェク トベー ス … オブ ジ ェ ク トベ ー スは成果 物 とその 間の依存 関係 を管理 し、グルー プ ウ ェアベ ー ス はプ ロセ ス の実 行や コ ミュニケー シ ョン によ って発 生す る 「決 定 事項 とそ の間 の 因果 関係 」 を管理 す る。 共 同 ソ フ トウ ェア 開 発 の 支 援. (1)プ ロセ ス サ ー バ(皆 伝)・ ・標 準(設 計 基 準 、 品 質 基 準)/作 業 ガ イ ド(方 法 論/開 発 環 境 に 関 す る情 報 提 供)/ル ー ル(決 定 事 項 の 文 書 化 、 文 書 管 理 、 変 更 管 理 、 コ ミュ ニ ケ ー シ ョン プ ロ ト コル)/イ ン タ フ ェ ー ス(他 者 と の 仕 事 の 関 係)等 の 情 報 を 、 プ ロ ジ ェ ク ト構 成 員 毎 に 提 供 しつ つ 、 サ ー バ 間 の 交 信 に よ り、 チ ー ム 活 動 状 況(プ ロ ジ ェ ク ト進 捗 状 況)を 把 握 す る。 オブ ジ ェ ク ト指 向 方 法 論 に 対 す る メ トリ クス 体 系 を 開 発 し、 そ れ に 基 づ く標 準 化 体 系=作 業 標 準(ガ イ ド)/ル ー ル/イ ン タ フ ェ ー ス の 開 発 が 必 要 で あ る (2)人 間 系 とプ ロセ ス 系(Vela)… 事 例 推 論 とモ デ ル 推 論 を 用 い て ノ ウ ハ ウ を 形 式 化 し、 再 利 用 と技 術 移 転 を 促 進 す る(ド メ イ ン に 依 存 す る作 業 イ1ウ妹 ウ の 提 供) (3)分 散 サ ー バ(群 舞)… 共 有 デ ー タの 動 的 変 更/ア クセ ス 制 御/変 更 管 理 をWorkspace Manager,lntelligentMeditator,HalfProtocolに よ り支 援 す る 。 ま た 、 作 業 結 果 の 伝 達 ・整 合 に 関 す るル ー ル の 動 的 管 理 を 開発 す る (4)人 間 系 と分 散 サ ー バ … デ ー タベ ー ス 分 野 に お け る 諸 成 果(並 行 制 御 、 ト ラ ン ザ ク シ ョ ン管 理 、 ト リガ)を 、 人 間 系 を 含 め た シ ス テ ム に適 用 可 能 で あ る よ うに拡 張 す る 10 }醐 醐 劇■圏■■圏■■■■■■關■■■■勝
(5)ooA/ooD/ooP… デ ザ イ ンパ ター ン と オブ ジ ェ ク ト管 理 機 構 、 メ タ オプ ジ ェ ク トに よ る オブ ジ ェ ク ト指 向 アー キ テ クチ ャ 、 オ ブ ジ ェ ク トモ デ リ ン グ に 関 す る 事例 研 究 と ド メ イ ン モ デ リン グ。 既 存 概 念is-a(整 理),is-part-of(構造 化)に 加 えて 、 新 し い 基 本 概 念 の 発 見 。 オブ ジ ェ ク ト指 向 プ ロ グ ラ ミ ン グ 以 外 の 分 野(分 析 ・設 計)で の オ ブ ジ ェ ク ト指 向 技 術 の 有 効 性 の 証 明 仮 想 現 実 感 に基 づ くユ ー ザ イ ン タ フ ェ ー ス.り r (1)バ ーチ ャルルーム …上記 のシ ス テムすべ て にお い て、状況 に応 じた 活動 メタ フ ァを基 に設 計 された ユーザ イン タフ ェー スが必 要 で あ る。ネ ッ トワー ク を 介 した 、話 し合い 。作業 、情 報 交換/検 索 に的 した作 業 メ タフ ァを、仮 想現実 感 の 技術 を背景 に して 、新 た に設 計す る必 要 があ る。 また 作業状 況 に応 じた コンテ キス トを提供 す る機 能 も必 要で あ る 。 計算 機環 境 の整備. (1)CSCSDサ ー バ(飛 翔)…Platformの 異 な るマ シ ン ・OSを 土 台 に して 、上 記 の機 能 群 を 円 滑 に 作 動 させ る に は 、OS、 開 発 環 境 の 連 携 、種 々 の デ ー タ形 式 の 変 換 ・共 有 が 効 率 よ く、 制 限 の 少 な い 形 で 実 現 され な けれ ば な ら な い 。 ま た 、 適 切 なパ ラ メー タ(適 切 な メ デ ィア 、 会 話 形 態)(ド メ イ ン と方 法 論 、 計 算 機 環 境 、 ゴー ル と コ ス ト、 人 間 要 因)に 基 づ き 、 作 業 状 況 に 応 じた 資 源 を 提 供 す る 。
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11一
第2章
■
r各論
2.1紙 コ ン ピ ュ ー タ 2.1.1現 状 の 整 理 現 在 普 及 して い るパ ー ソ ナ ル コ ン ピ ュ ー タ(PC)の シ ス テ ム は 、 基 本 的 に1人 の ユ ー ザ が1台 の デ ィス プ レ イ装 置 を利 用 す る こ とを 前 提 と して 構 成 さ れ て い る 。 そ の 理 由 の 1つ と して 、デ ス ク トップ 型PCの デ ィス プ レイ装 置 と して広 く利 用 され て い るCRTモ ニ タ の 場 合 、 必 要 な設 置 スペ ー ス が 大 き い 上 に 重 い の で 、机 の 上 に複 数 台 設 置 す る の は 物 理 的 に 困 難 で あ る こ とが 挙 げ られ る 。 た だ し、NotePCで 利 用 され て い る 液 晶 モ ニ タ で あ れ ば 、CRTモ ニ タ に 比 べ て 必 要 な 設 置 ス ペ ー ス が 小 さ く軽 い の で 、 机 の 上 に 複 数 台 設 置 す る の は 容 易 で あ る 。 ま た 、NotePCは よ り薄 くよ り軽 くと い う方 向 で 進 化 して い くと思 われ る 。 2.1.2紙 コ ン ピュ ー タ の 定 義 PCを 構 成 す る様 々 な デ バ イ ス の 小 型 化 ・軽 量 化 が 進 む こ と に よ り、 将 来 以 下 に 定 義 す る よ うな 紙 コ ン ピ ュ ー タ が 実 現 で き る と 仮 定 す る 。 紙 コ ン ヒ。ユ ー タ とは 、 ・ 薄 い ・軽 い ・安 価 で あ る 『紙 』 ・ 計 算 能 力 を 持 ち 、 ネ ッ ト ワー ク に 接 続 で き る 『コ ン ピ ュー タ 』 ● 動 的 な表 示 を行 な え る 『デ ィス プ レ イ装 置 』, ii と い う3種 類 の デ バ イ ス の 特 性 を兼 ね備 え た1個 の デ バ イ ス で あ る 。 ゾ' 2.1.3紙 コ ン ピ ュー タ の イ メ0ジ 私 が 思 い 描 い て い る 紙 コ ン ピ ュー タ の 具 体 的 な イ メー ジ は 以 下 の 通 りで あ る 。 ● 外 見 はA4サ イ ス罐 度 の ボ ー ル 紙 に 近 い 。 ● 表 の全 面 は表 示 画 面 か つ ペ ン入 力 用 の デ ジ タ イザ で あ り、ペ ン コ ン ピ ュ ー タ と し て 使 用 で き る 。 12● キーボー ドや マ ウスが接 続 で き、PCと して使 用 で き る。 ● 重 量は片手 で持 ち歩 い て も気 に な らない ほ ど軽 い 。 ● 無線通信 機能 を持っ 。 そ の イ メー ジ を 図2.1に 示 す 。
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図2.1:1枚 の 紙 コ ン ヒ。ユ ー タ 2.1.4紙 コ ン ピ ュ ー タ の 使 用 形 態 私 が 想 定 す る紙 コ ン ピ ュー タ の 使 用 形 態 に つ い て 述 べ る 。 1枚 の 紙 コ ン ピ ュ ー タ の 使 用 形 態 この 場 合、 現 存 のPCの 使 用 形 態 と大 き な 違 い は な い 。 机 上 で 作 業 す る と き に は 、 デ ス ク ト ップ 型PC兼 ペ ン コ ン ヒ。ユー タ と し て使 用 で き る 。 つ ま り、 キ ー ボ ー ドや マ ウ ス を接 続 して 入 力 した り、ペ ン入 力 を行 な え る。 携 帯 して 作 業 す る とき に は 、NotePC兼 ペ ン コ ン ピ ュー タ と して使 用 で き る 。 複 数枚 の紙 コン ピュー タの使用 形 態 紙 コ ンピュー タの 特性 を活 か した使 用形 態 と して 、同時 に複数 枚 の紙 コン ピュー タを 使用 して 作業す る形態 を想 定 して い る。 1枚 の紙 コンピュー タよ りも広 い面積 を持 つ紙 コン ピュー タが必 要な場 合 には 、複 数枚 の紙 コン ピュー タ をタ イル状 に結 合 す る こ とに よ り、1枚 の 大 き な紙 コ ン ピュー タを作 る こ とがで きる。そ して隣接 す る紙 コンピ ュー タの継 目にま たが って表 示 やペ ン入 力 を 行 な える。なお 、結合 と分 離は作 業 中に動的 に行 なえ る。そ の イ メー ジ を図2.2に 示 す。 机 上で の作 業 にお いては 、無 線LANで 接 続 され た複 数枚 の紙 コ ンヒ.ユー タを1人 で 同時に使 用で きる。紙 コン ピ ュー タの枚数 は、作業 状況 に応 じて動 的に増 減 で き る。紙 コン ピュー タと して 、前 述の大 きな紙 コン ピュー タを混 在で きる。 また 、机 上 の紙 コン ピュー タは必 要な枚 数 を携 帯 で きる。出先 で作 業 した り情報 を蓄積 した後 、持 ち帰 って そ のま ま元 の(あ るいは別 の)机 上 の作 業環 境 にマー ジで きる。 そ の イ メー ジ を図2.3 に示 す。 13[][1[]
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r f r 図2.2:複 数 枚 の 紙 コ ン ピ ュー タ と1枚 の 大 き な 紙 コ ン ピ ュー タ圖
困 口=口團[工 工】圃 圖囲
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1 図2.3:机 上 お よ び 携 帯 時 に お け る紙 コ ン ピ ュ ー タ の 使 用 形 態 142.1.5研 究 の 目的 本 研 究 の 目的 は 、第2.1.4節 で 述 べ た よ うな 紙 コ ン ピ ュ ー タ な らで は の 使 用 形 態 を 実 現 す る た め の ソ フ ト ウ ェ ア を開 発 す る こ と で あ る 。 こ れ に よ り、 現 実 の 机 の 上 を イ ン テ リジ ェ ン ト化 す る こ と を 目指 す 。 2,1.6研 究 計 画 ・方 法 本 研 究 の 計 画 ・方 法 を以 下 に 述 べ る 。 ド 疑 似 紙 コ ン ピ ュー タ の準 備 紙 コ ン ピュ ー タ は 現 存 しな い デ バ イ ス で あ る か ら 、 と りあ え ず は 現 存 の コ ン ピ ュー タ (NotePCや ペ ン コ ン ピ ュ ー タ)で 紙 コ ン ヒ。ユ ー タ を シ ミュ レ ー トす る こ と に す る 。 こ れ を疑 似 紙 コ ン ヒ。ユ ー タ と呼 ぶ 。 そ して 疑 似 紙 コ ン ピ ュー タ を複 数 枚 用 意 し て机 上 に 無 線LANを 構 築 す る こ と に よ り、1人 で 同 時 に 複 数 枚 の 紙 コ ン ピ ュー タ を使 用 す る 作 業 形 態 を シ ミュ レー トす る 。 ソ フ ト ウ ェア の設 計 ・実 装 第2.1.5節 で 述 べ た ソ フ トウ ェ ア を 設 計 し、 前 述 の 無線LAN上 に実 装 す る 。 こ の ソ フ トウ ェ ア は 疑 似Xサ ー バ と して 設 計 す る 予 定 で あ る 。 こ の 疑 似Xサ ー バ の 仕 事 は 、 第 2.1.4節 で 想 定 した 使 用 形 態 に お い て 、 各 紙 コ ン ヒ。ユ ー タに お け る 画 面 表 示 お よ び ペ ン 入 力 の 受 け付 け を 適 切 に 行 な うこ と で あ る 。 評 価 実際 に疑似 紙 コ ン ピュー タで構 成 した無線LANを 使 用 し、前述 の ソ フ トウェアお よ び私 が想定 した使用 形態 の評価 を行 な う。ま た、本研 究室 でそ の研 究 が進 め られ てい る 機 能群 と連係 して使 用 し、全 体の評 価 を行 な う。
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15一
一 2.2ア ク テ ィ ブ ・チ ャ ネ ル 2.2.1必 要 な情 報 の選択 に よ る活動 環境 の支 援 コン ピュー タ ・ネ ッ トワー クの著 しい発 達に伴 い 、コ ン ピュー タ環境 下 での研 究活 動 にお い ては 、ネ ッ トワー クを通 して多 種 ・大 量 の情 報 を手 にす る ことが 可能 にな って い る。 しか し一 方 では 、その情 報 の多種 ・大 量性 は爆 発 的に増 大 してお り、 もはや個 人 が それ らの 情報すべ て を処理す るのは 、事実 上 不可能 に な って しま ってい るLし たが って 、 r ネ ッ トワー クを流れ てい る情報源 か ら、 自分 に とって必 要 であ る と思 われ る情 報 を優 先 的 に選 択 す る何 らか の手段 を講 じない限 り、情 報の 収集 ・吟 味 に割 く時 間 と労力 は増加 の一途 を辿 る羽 目に陥 るこ とに な る。研 究活 動 にお け る情報 収集 は、あ る最 終 的 な 目的 へ至 るた めの 、不 可欠 では あるが過 渡的 な作 業 であ る と言 える 。 したが って 、その作 業 の負 担 を軽減 してや る ことによ り、研 究活 動が よ り生産 的 な もの にな る よ うに支 援す る こ とが可 能 にな るので あ る。 以 上 の点 を踏 ま え て、活動環 境 、 と りわけ情 報 を利 用す る環 境 を支援 す るため のシス テム を今後検 討 して行 きたい。 情報 フ ィル タ リング とア クテ ィブ ・チ ャネ ル によ る、情報 環境 の 支援 のた め の シス テ ム コン ピュー タ ・ネ ッ トワー クに流れ て い る大 量 の情 報 に対 して 、ユー ザ のニ ーズ ・興 味 ・嗜 好 に よる フ ィル タをか ける こ とに よ って 、ユ ーザ が必 要 とす る情 報だ け を優 先 的 に選択 し、提 供す るための技 術 として 情報 フ ィル タ リングが あ る。 情 報 フ ィル タ リング に よって獲得 した 情 報には 情報 提供 者や そ の コ ミュニ テ ィに 関す るア ド レス も保持 してお く。 これ らの ア ド レス情 報 は 、情 報源 に 向か うた めの 、言 わば 地図で あ る。その 地 図を基 に して 、関心 の ある情報 につい て は 、そ の提供 者 と直接 の コ ミュニ ケー シ ョン ・チ ャネル を開 く。 情報 環境 の支援 の た めには 、 ・ ネ ットワー クニュー ス と電子 メール で取 り交わ され てい る膨 大 な情報 の 中か ら、個 人 そ してグル ー プが必 要 とす る情報 を、情 報 フ ィル タ リン グに よ って効 率 良 く的 確 に収集 して分 類 ・整 理 し、 ● そ う して 形 成 され た 新 しい 情 報 を利 用 した コ ミュ ニ ケ ー シ ョン ・チ ャネ ル の サ ポ ー ト もす る 、 そ の よ うなシス テム を構 築 す るこ とを考 えてみ る。 ■ 一般 に情 報 フ ィル タ リングは 、ユーザが必要 とす る情報 を優先的に収集 する是あに、 そのユー ザの ニーズ ・興 味 ・嗜好 を反映 させ たプ ロ ファイル に基 づ いて行 なわれ る。 しか し一方 で 、ユーザ 個人 のプ ロフ ァイル のみ に依存 す る場合 、ユ ー ザ個 人 の価値 観 に よっ て限定 され た情報収 集 を繰 り返 す こ とに な り、新 しい知識 に 出 くわす楽 しみ を味わ った り、積 極 的な探求欲 求 を刺激 した りす るの を狭 めて しま う危 険性 もあ る。 この点 を鑑み て 、 この シス テムで は、あ る個 人の プ ロ フ ァイル と他人 の プ ロフ ァイル を組 み 合わせ る こ とに よる柔 軟 なプ ロ ファイル の形成 を提 案 す る。ネ ッ トワー ク上 での知的 生産 活動 を 考 える とき、個人 に よる概 念の捉 え方や発 想方 法の違 い を積 極的 に利用 しな い手は ない。 16 藷縄}M欄 醐繭 嘲■■馴 ■職 ■■圏■ ■顧 ■■■ ■■■■■■騨
ただ しその一方 で 、プ ロフ ァイル は個 人 的 な情 報 を格納 す る こ とにな るの で 、プ ラ イバ シー の保 護 も重要 な問題 と して扱 われ な けれ ば な らない 。 上 記の よ うな個人差 を よ り直載的 に利用 して い く機 能 も考 える。それ に は、「電子 メー ルや 電子 ニ ュー スは発信 者 が誰 で あ るか を明示 して い る」 とい う特徴 に着 目して み る。 それ に よって 、「こ うい うこ とが知 りた いな らば 、この人 に聞 け」 とい うよ うに、情 報 と その 提供者 のマ ッピングが 可能 に な る。 このマ ッピング に よ って 、獲 得 され た情 報 は 、 ゴ 外 に 開 か れ た チ ャネ ル を持 つ こ と に な り、 そ の チ ャネ ル を通 じて 情 報 提 供 者 と コ ミュ ニ ケ ー シ ョン を と る こ とが 可 能 に な る わ け で あ る。 さ らに 、そ の マ ッ ピ ン グ を した 結 果 生 成 され る 情 報 地 図 は 、 一 過 性 の もの で は な く、 将 来 も活 動 グ ル ー プ 内 で 利 用 で き る よ う な デ ー タベ ー ス と して保 持 され る。 こ の コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン ・チ ャネ ル に よ って 、 よ り ユ ー ザ 本 位 の 情 報 検 索 を進 め て い くこ とが で き る で あ ろ う。 シ ス テ ム の構 築 へ 向 け て の ア プ ロー チ と課 題 この シ ス テ ム の 研 究 の ア プ ロー チ と し て は 、 以 下 の2つ が あ る 。 1.情 報 フ ィル タ リン グ シ ス テ ム に お い て 核 と な る 要 素 ・機 構 に つ い て 、 そ れ ら を ど の よ うな も の にす る の か を 追 求 す る 。 2.そ の 核 と な る各 要 素 ・機 構 に 連 結 した 形 で 機 能 す る 、 何 ら か の 機 構 に つ い て 追 求 す る 。 1.の アプ ロ ー チ は 、 フ ィル タ リ ン グ シ ス テ ム の 基 本 アー キ テ クチ ャ 内 で な され る こ とに な り、2.の ア プ ロー チ は 、 そ の 基 本 ア ー キ テ クチ ャ を拡 張 させ た シ ス テ ム を 考 え る こ とに な る 。 この 両 ア プ ロー チ に つ い て 、 図 を用 い て 説 明 して お こ う。 本 研 究 で 取 り組 む シ ス テ ム の ア ー キ テ ク チ ャ の 抽 象 図 に つ い て 、一 般 的 な フ ィル タ リ ング シ ス テ ム の 基 本 ア ー キ テ クチ ャ を元 に 図 示 す る と 、 以 下 の よ うに な る 。 この 図 に 書 か れ て い る4っ の バ ッ フ ァ(一 時 的 に 何 らか の 形 で 情 報 が 貯 め られ る と こ ろ) は 、情 報 源 か らユ ー ザ ヘ フ ィル タ リン グ を 介 して 情 報 が 配 送 され る過 程 で 用 い られ る も の で 、 そ れ ぞ れ が 以 下 の よ う な働 き を す る 。 buffer・1フ ィル タが か け られ る 前 の 情 報 を保 持 す る 。 buffer・2フ ィル タ リ ン グ に よ っ て 選 択 され た(ま だ ユ ー ザ に は 配 送 され て い な い)情 報 に 対 して 、 何 らか の 処 理 を施 す こ とが で き る 。 buffer-3ユ ー ザ の手元 に配 送 され て は い るが 、ま だ読 まれ てい な い情 報 に対 レUさ ま ざ ま な 追 加 処 理 を 施 す こ とが で き る 。 国, buffer.4ユ ー ザ か らの フ ィー ドバ ッ ク を受 け 取 り処 理 す るた め の 、柔 軟 な 処 理 が で き る 。 1.の アプ ロー チ フ ィル タ リング システ ムの核 とな る各 要素 ・機 構(上 図の 点線 内の部 分)に つい て検 討 と構築 を進 め て行 く。基 本的 な方 針 と して は、情 報環境 支援 の ための シ ス テム全体 の 中での各機能 間の連動 に留 意 しなが ら、既 存 の フ ィル タ リングエ ンジ ンを改変 してい く こ とを考 えてい る。そ の際 に は、主 に以 下の課 題 に取 り組 む こ とに な る。 17
一 Checked 報 地 図DBItems AddressDat ヤ ル ● 璽 I lE-Ma董1 ■ _■ 隔_L-_
情報源
ユ ー ザ Information Items Relevance Feedback Buffer-1 Buffer-3 Selected Items Buffer-2 フ ィ ル タ generalized flteringr system Buffer-4 プ ロ フ ァイ ルDB _ProfileData 図2.4:情 報 環 境 支 援 シ ス テ ム の アー キ テ ク チ ャ 「フ ィル タ 」 機 構 一 フ ィル タ リ ン グ そ の も の に は ど の よ う な 手 段 を用 い る の か プ ロ フ ァ イル に 基 づ い て フ ィル タ リン グ を行 な う とき 、そ の 方 式 は 、booleanモ デ ル 、 ベ ク トル 空 間 モ デ ル 、 統 計 的 モ デ ル と い った 手 法 に 基 づ い た テ キ ス ト検 索 技 術 を用 い る こ とに な る 。 "buffer・4"一 プ ロ フ ァ イル の 表 現 は どの よ う な も の に す る の か 一 般 に は、 プ ロ フ ァ イル は 、 キ ー ワ ー ドや 規 則 に よ っ て 記 述 され る 。 「ユ ー ザ 」 一→"buffer-4,,の 機 構 一 フ ィル タ リ ン グ 結 果 を プ ロ フ ァ イ ル に フ ィー ド バ ッ ク させ る に は ど の よ う な方 法 を用 い る の か ユ ー ザ が 情 報 の 価 値 を採 点 す る 、 ユ ー ザ の 振 舞 い か ら見 出 され た 何 らか の 規 則 性 に よ って プ ロ フ ァ イル を変 更 す る 、 とい っ た 方 法 が あ る 。 "buffer・2"一 情 報 をユ ー ザ に と って 利 用 しや す い 形 に処 理 して お くに は ど うす れ ば よ し 、カ 、 ・;ll` フ ィル タ リングに よ って 選択 した情 報 を、プ 。フ ァイル との関連 性 薩 ら いて 順 序 付 け て お く、 とい った 処 理 が 考 え られ る。 2.の ア プ ロー チ ・ 活 動 グ ル ー プ 内 で の プ ロ フ ァ イル 参 照 機 構 や 、 コ ミ ュニ ケ ー シ ョ ン ・チ ャネ ル の構 築 に取 り組 む 。 こ こで の 課 題 は 、 以 下 の よ う な もの に な る。 18の 保 護 に つ い て は 、 ユ ー ザ が 匿 名 で 個 人 プ ロ フ ァ イ ル を 提 供 す る と い っ た 方 法 が 考 え られ る 。 ■ "buffer-4,,← → 「プ ロ フ ァ イ ル ・デ ー タ ベ ー ス 」 の 機 構 一 個 人 プ ロ フ ァ イル 情 報 を 如 何 に して や り取 りす る の か 「ユーザ 」 一→ 「情 報地 図デ ー タベー ス 」の機 構 一 ユーザ が フ ィル タ リング を介 して 得 た情 報か ら、情 報地 図 を生成 す る には どうすれ ば よいの か 「こ うい うこ とが知 りたい のな ら、 この人 に聞 け」 とい う地 図の生成 には 、ユ ーザ の判 断 を用 い るこ とにな る。 なぜ な ら、発信 者 が問題 解決 のた めの 力 を有 す るか ど うか は、記事 の 内容 を理解 しな い と解 らな いか らで あ る。 した が って、情 報 地 図の生 成 の手順 は、 記 事が フ ィル タ リング され て手 元 にや って くる→ 読 む → ユー ザ が知 りたか った こ とが書 いて ある記 事 があ った → そ の記事 を、「見出 し(扱 われ てい る問題)・発 信者 の ア ドレス ・記事 本 文」 とい った形 でデ ー タベ ー ス化 す る とい うこ とに なるが 、最後 のプ ロセ ス のた め の機 構 を考 えなけれ ば な らな い。 「情報 地 図デー タ ベース」 機構 」一 情 報 地 図DBに は どの よ うなデ ー タが保 持 され る べ きな のか 将 来 もそ のデ ー タを参 照で き る よ うに した い 。ま た 、誰 が どの こ とを どの レベ ル で力 にな って くれ そ うか をブ ラウズ す る機 能 や 、何度 も同 じこ とを同 じ人 に問 い 合 わせ る こ とがな い よ うにす る機 能 も必 要 であ る。 「ユー ザ」 が 「チ ャネル」 を介 して 「情 報源 」 にア クセ スす るための 機構 一 ユーザ が 情報 地 図DBを 参 照 に して 直 に情 報源 に問 い合 わせ をす る方法 と して は 、 どの よ うなデ ザ インが な され るべ きか ユーザ が情 報地 図DBの 中 のデ ー タ を横 目で 見 なが ら、エ デ ィタ上 で メー ル を書 く、 とい った方 法 の場 合 、「コ ミュニケー シ ョン ・チ ャネル 」 とは メ タ フ ァと して の意 味合 い を持っ 。一方 、ユーザ が情報 地図DBに アクセ ス した ときに 、情 報源ヘ サ の 問 い 合 わせ 専 用 の ウ ィ ン ド ウが 開 く機 能 が あ れ ば 、 「コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ セ知 チ ャ ネ ル 」 は イ ン タ フ ェ ー ス と して の 意 味 合 い を 持 つ 。 ・訊 19
一 2.3グ ル ー プ ウ エ ア ベ ー ス 2.3.1現 状 の 整 理 近年 のネ ッ トワー ク社会 の広 ま りに よ り、電 子 メール は電 話や 手紙 、 フ ァクシ ミリな どに代 わ る情報媒 体(メ デ ィア)に な りつ っ あ る。 瞬時 に届 く、簡 単に複 数 の相 手 に送 る事がで きる、受 け取 ったデー タを二次的 に利 用 で きる とい った、従来 の メデ ィアが持 っ ていなか った特徴 を持 つ 事か ら、そ れ らに置 き換 わ る とい うよ りも、む じろ新 た な手段 が加 わ った とい う表 現 の方 が正確 か も しれ な い。共 同作 業 にお い ては 、情報 の伝 達 、不 確定 な事 項の確 認、意識 合わせ とい った よ うな コ ミュニ ケー シ ョンに利 用 され て いるが 、 先の よ うな特質 を活 か して 、 メー リング リス トに よる電子 会議 を行 な うとい った利 用形 態 もあ る。会議 の参加者 は時 間や 場所 を同 じにす るこ とな く、意見 の交 換や方 針 の決 定、 情 報伝 達 とい った一般 的な会議 の 目的 を果 た す こ とが で き る。 この よ うに して 交 わ され る コ ミュニ ケー シ ョン を追 跡 す る こ とに よ り、共 同 作 業 に と っ て 利 益 とな る 点 を 見 い 出 そ う とい う動 き は 以 前 か ら存 在 して い た 。TheCoordinatorで は 、 ウ ィ ノ グ ラー ド と フ ロー レ ス の 会 話 モ デ ル に 基 づ き 、 構 造 化 電 子 メ ー ル に よ り利 用 者 が 発 信 す る メ ッセ ー ジ の種 別 を 明 示 す る こ とで 、 議 論 の 状 況 を 把 握 し よ う と試 み た 。 gIBISは 、 議 論 の プ ロ トコ ル に従 っ て 発 言 して い くこ とで 、 問 題 、 案 、 意 見 と そ の 間 の 関 係 か らな る議 論 ネ ッ ト ワー ク を利 用 者 に 提 供 す る と い うグ ル ー プ ウ ェ ア で あ る 。や は り議 論 の 流 れ を つ か む の に 有 効 で あ るが 、 も と も とのIBISモ デ ル は 、 ソ フ トウエ ア設 計 の 上 流 工 程 で 交 わ さ れ る コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン を 、 グ ル ー プ 共 有 の 知 識 と して 記 録 して 再 利 用 す る こ と を 目的 と して い た 。 2.3.2問 題 提 起 前に述 べた よ うな 、特 定の世 界や 作業 手順 を明示 的 にモデ ル化 して設 計 され た グル ー プ ウェアには 、柔軟性 を欠 いて汎用 的 でない とい う問題 があ る。つ ま り、モデル が対象 と してい る範 囲 にマ ッチ す る世界 は、 うま く扱 うことがで きて効果 が あ るもの の 、す こ しで も対象 の範 囲 を外れ る とシス テムは無力化 して しま うので あ る。同 じよ うに、対 象 とす る 範囲内を扱 っていて も、モデル として明示化 され ていない例外 的 な事象 には対応 が難 しい 。 対象 世界 をモデル 化 す る とい うこ とは 、計 算機 が扱 いや す い よ うに利 用者 にあ る種の 構 造的制約 を要求 す る とい うこ とで あ る。そ れ らの制約 が利 用者 に受 け入れ られ なけれ ば 、シス テムは利 用 者 を支援 で きない 。また 、現実世 界 の会話 や 作 業 は一つ のベ ラダ イ い ロ ムでモ デル化 で きるほ ど単純 な もので もな く、個 人 レベ ル で さえモデ ル の捉 え方 が異 な ると言 え る。 さらに は 、会話 や作 業 のプ ロ トコル に は国や 世代 に よって は、モ デル化 の 困難 な文化 や しきた りとい った概 念 が存在 す る。例 えば 、あ る確 認 を投 げか け て時 間が 経 って も返 事が ない場 合、それ は異 論が ない と見倣 す こ と もあ る。 この ようなプ ロ トコ ルはモ デル化 す るのは難 しいだ ろ う。 グル ー プ ウ ェ アベ ー ス 「栞 」 は 、 プ ロ トタ イ プ と して メー リ ン グ リス ト を利 用 した 電 20
子 会議 内容 の進 捗把握 を支援 す る シス テム を実 現 して い る。 「栞 」 は 、個 々の メール の 内容 に構 造 上 の制約 を与 えず 、管理 者 がそれ らを討議 プ ロセ ス の概 念 で分割 、編 集 し、 グル ープ で共有 す る討議 空 間を構 築 す るこ とで 、この問題 に対応 で き るシス テム を 目指 した 。そ の結果 、一応 の効 果 を得 られ るもの の 、 ● 管理者 が討 議 プ ロセ ス の編 集 に労力 を要 す る ■ ●討 議 空間 の構 築 には 、管理 者 の主観 が反 映 され て しま う r とい う点 で議論 の余 地が あ る。 これ らの懸案 事項 を一層深 刻 にす る トピ ックス と して 、 コ ミュニ ケー シ ョンの範 囲 が あ る。一般 に共同作 業で発 生す る コ ミュニケ ー シ ョンは 、グル ープ全 員 で行 な う必 要の あ るもの、特 定の メンバだ けが行 な うもの に大 別 で き、 これ は コ ミュニ ケー シ ョンの内 容や 、 メンバの グルー プ内 の権 限や 、作業 の状 態 とい った要 素 に よ り変化 す る。 ところ が これ まで のシス テムや モデル は 、共 同作業 に参加 して い る メンバ 全員 が フラ ッ トに 同 じ情報(コ ミュニ ケー シ ョンの記 録)を 共有 して い る世 界 を対 象 に して い る と言 え る。 例 えば 、共 同作業の コ ミュニケー シ ョンに メー リング リス トを利 用 した場合 、 コ ミュニ ケー シ ョンの範 囲は 固定 的 にな り、そ の情 報 が 全員 に必 要 とい う場 合以 外 は冗 長 な 情 報 を消 化/共 有 す る こ とにな って しま う。 さ らに 、 も う少 し強 い 意 味 で は 、特 定 の範 囲以外 に は伝 搬 して ほ し くない情 報 も存在 す るだ ろ う。 この よ うな場合 、情 報 の共 有 を 行 ないたい範囲毎に メー リング リス トを設けて 、それ ぞれ を管理す る必要が生 じて しま う。 それ ぞれ の コ ミュニ ケー シ ョンは 、それ ぞれ の範 囲で行 なわれ て きた コ ミュニ ケー シ ョ ンを前提 に発生 してい る。従 って 、膨 大 な コ ミュニ ケー シ ョンの記 録 の 中か ら、行 なお うとす るコ ミュニ ケー シ ョンの範 囲 に必 要 な ものだ け を、そ の コ ミュニ ケー シ ョンの範 囲 に含 まれ るメンバ 間で 共有 して 、その範 囲 で行 な ってい る議論 の状 態 を的確 に判 断で き るよ うな仕 組み が必 要で あ る と考 え られ る。 2.3.3問 題 へ の ア プ ロー チ この よ うな シ ス テ ム を検 討 す る に あ た り、 ま ず 各 個 人 の 属 す る コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョン の 範 囲 が任 意 で あ る こ とか ら 、管 理 者 が 空 間 の 構 築(コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン記 録 の 編 集)を 行 な う とい う方 法 は ふ さ わ し くな い と考 え る 。 ま た 、 前 述 の 構 造 的 ア プ ロー チ の 欠 点 も 解 消 した い 。 す る と、 理 想 的 に は ■ ,;1」 ● コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン に は構 造 的 な 制 約 を 伴 わ な い,∴ ・ 議 論 や 会 話 の 状 態 を 表 す 空 間 を 自動 的 に 生 成 す る ・ グ ル ー プ で 変 化 す る コ ミュ ニ ケ ー シ ョン の 範 囲 に 柔 軟 に 対 応 で き る とい う要 件 を満 た す こ と が 望 ま し い 。 電子 メール に よるコ ミュニケー シ ョンに伴 う制約 を極力 排 除 し、会話 のプ ロ トコルや 議論 モデル の導入 も行 な わない で 、議 論や 会話 の状 況 を把 握 す る、あ るいは有 効 な知識 21
情報 として記 録す るには どうした らよいか?ま ず第一 歩 として、電 子 メール に よ るコ ミュ ニ ケー シ ョンに付随 す るパ ラ メタか ら、議 論 や 会話 の性 質 、状態 を推測 で き るの では な いか とい う予 測が あ る。例 えば 、サ ブ ジ ェ ク トは議 題 を、宛 先 は情 報の 共有 範 囲 を表 し てい る とい う直接 的 な もの の他 に ●短 い 間隔で メール が交 わ され るの は議 論 が活発 な状 態 を示 す 一 ●小 さいサ イズ の メール は 、確認 の 要求 や 、それ へ の応 答 で あ る r ・ 大 き なサ イズ の メー ル は情 報量 が多 い 可能性 が あ る ・ 返答 の要 求 に対 し長 い 間反 応 がな い の は、思 考 の最 中で あ るか 、他 の負 荷 が 重 い た めで ある とい った特性 が確 認 で きれ ば 、そ れ を利 用 者 に何 らかの 形 で視覚 的 に提 供 す る こ とで 、 議論 や会話 の状態 を理解 させ る ことがで き るので はな いか と考 え る。 さ らに各 個 人 の持 つ情 報か ら空 間 を構 築 す る こ とで 、各個 人 の視 点 で捉 えた空 間 を演 出 で き る と考 え る。 しか もそれ ぞれが属 してい る、様 々な コ ミュニ ケー シ ョンの範 囲 を対象 に す る こ とが で きそ うで ある。
留
To:A,C留
Subject:議 題 To:A,C留
Date: Size: 情報 の共有範囲 時 間 関 係 To:6 情報量 To:A,C レ ス ポ ン ス To:6 To:C To:B To:A,C ▼ ▼ ▼ 図2.5:電 子 メー ル に よ る コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョン に 付 随 す るパ ラ メ タ ピ ・'Ll 2.3.4今 後 の 課 題 今 後 、 課題 と して 消 化 して い か な け れ ば な らな い 項 目 と、 そ の 論 点 を あ げ て お く。 22ニ ケー シ ョンの範 囲やべ 一ス とな る共同作 業 の内容 に は拘 らず に 、何通 りか の実 験 を行 な う。 その記 録 を分析 して、一つ 一つ の メール そ の もの に付随 す るパ ラメ タ(サ ブ ジ ェ ク ト、大 き さ、宛 先 な ど)と 、それ らメー ル 間に存 在 す るパ ラ メ タ(レ ス ポ ンス 、大 き ミ さの比 、宛 先 の変化 な ど)が 、その時 の議 論や 会話 の 状態 と特別 な 関係 力1認め られ るか に焦 点 を絞 る。 空間演 出方 法(ユ ー ザ イ ンタフ ェー ス) 電子 メー ル に よって進 め られ る議論 に よ って 、ひ とつ の空間 が構 築 され てい る と捉 え て 、 これ を利 用 者に視 覚的 に演 出す る こ とを考え る。 この際 、先 の実験/分 析 結 果 を踏 ま えて、 よ り的確 な表 現 を実 現 す るよ う注 意 す る。重 要 なのは利 用 者が それ を見 て 、議 論 、会 話 の状 態 を的確 に判 断 で きる もの で な くては な らない とい う事 であ る。 システム のア ーキ テ クチ ャ と機能 仕様 電子 メール は、我 々が 日々使 用 してい るe-mai1を 使 用す る予定 で あ るが 、その ままの デー タで システム が扱 え るか 、あ るいは最 低 限の構 造 化 が必要 な のか とい った 見極 めが 必 要 とな る。それ と同時 に シス テムの アー キ テ クチ ャを設計 し、必 要 な機 能 も見 積 も っ てお く。新 たな コ ミュニケー シ ョン ツール との融 合 とい った要 求 に も耐 え うる よ うな汎 用性 も考慮 しなけれ ば な らない。 システ ム評価 の ため のモデ ルの設 定 シス テム の構 築 に成 功 した時 には、そ の効 果 を検 証 しな くては な らないが 、そ のた め のモデル を設定す る。これ に 「研 修ゲ ーム」 と呼 ばれ る問題 を利用 で きないか 模索 中であ る。「研 修ゲ ー ム」 とは 、い ろい ろなゲー ム を通 して社 員 の能力 開発 を図 る研 修 技法 で、 親近感や 相互理解 を促進 す るもの、チー ム ワー クの醸成 に役 立つ もの 、コ ミュニ ケー シ ョ ンを考 え させ る もの とい った分類 がで き る。 もちろん 、多 くの場合 それ らは複 合 してい る。 この よ うな 目的 は シス テム評価 のモ デル と しては 不 要で あ るが 、必 要な特 徴 をい く っか兼 ね備 えて いそ うな もの もあ る。モデ ル と して望 まれ る要素 は以 下の 通 りで あ る。 ・権 限 の異 な るメ ンバ でグル ープ が構成 され る1 ,:t」 ・ コ ミュニケー シ ョンの範 囲が複 数存 在 して い て 、各 メンバ が 複数 の範 囲 に属 して い る ●事 務 的な作 業 では な く、創 造性 を問 う ●作 業 内容 が一 定 では な く、変化 に富 む で きあが ったモ デル を使 用 して 、共同作 業 の実験 を行 ない 、シス テ ムの効果 の検 証 、利 点/欠 点 の抽 出 を行 な う。 23
一 研修ゲ ーム の例 以 下 に コ ミュニ ケー シ ョンの重要 さ と、役 割分 担 を理 解す るた めの研 修ゲー ムの 一例 を示 す。 あ[ヨ Manager[ヨ お
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r 、 い え Readerえ お あ い Workerう う GroupA あ あ Reade「 い え い う Workerお お Gro叩B 図2.6:研 修 ゲ ー ム の 一 例 ル ー ル: ◇ この ゲ ー ム は リー ダ ー と作 業 員 で 構 成 され る 二 つ の グ ル ー プ と 、 そ れ を 管 理 す る マ ネ ー ジ ャ で 行 な う。 ◇ 各 員 の 手 元 に は 、 文 字 を書 い た カ ー ドが 適 当 に4枚 配 られ て い る 。 こ の カ ー ドは 、 同 じ文 字 を 書 い た もの が4枚 存 在 ナ る 。 ◇ カ ー ド を 交 換 し て い き 、 各 員 の 持 って い る カ ー ド が そ れ ぞ れ 同 じ文 字 で 統 一 され て い る状 態 を 目指 す 。最 初 に この 目的 を 知 っ て い る の は マ ネ ー ジ ャだ け で あ る 。 ◇ 作 業 員 は 同 じ グ ル ー プ の リー ダ ー と しか コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン で き ず 、 各 リー ダ ー は マ ネ ー ジ ャ と コ ミュ ニ ケ ー シ ョン で き る 。 ll ◇ コ ミ ュニ ケ ー シ ョン の 際 、 一 度 に 交 換 で き る カ ー ド は1枚 の み 。 口掃 ◇ リー ダ ー や マ ネ ー ジ ャは 、 あ る人 との コ ミ ュニ ケ ー シ ョ ン の 内 容 を 第 三 者 に知 ら せ て は い け な い 。 242.4プ ロ セ ス サ ー バ 開 発 工 程 全 体 を把 握 、 分 析 、制 御 す る もの と して プ ロセ ス サ ー バ を 構 築 し、 そ の 特 性 を評 価 す る 。 本 研 究 で 対 象 とす る 開 発 環 境 は 、DataRun方 法 論 に 基 づ くケ ー ス ツ ー ル で あ るSilverRunを 基 礎 に お き 、 さ ら に 「コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン ツー ル 」 「テ ス ト ツー ル 」 等 を基 本 ア クテ ィブ と して 追 加 した も の とす る 。 研 究 の方 針 と して は 、 従 来 か ら本 研 究 室 で 研 究 され て き た デ ー タ共 有 機 構 ま た コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン に 関 す る機 構 等 の 知 見 を 有 r 効 に 利 用 で き る よ う な機 構 を プ ロ セ ス サ ー バ に 組 み 込 む こ と とす る 。 図 に 関 し簡 単 な 説 明 を加 え る 。 ま ず 、 ケ ー ス ツー ル と して 図 下 部 に あ る 「SilverRun」 を採 用 した 。 さ らにrSilverRun」 に 不 足 分 の 機 能 をrCASEツ ー ル 基 本 ア ク テ ィブ 群 」 と して 図 の 中 段 に 描 い て い る 。 これ ら基 本 ア ク テ ィブ 群 は 、 従 来 、本 研 究 室 に お い て 開 発 され て き た ツー ル 類 を も ち い 、 ま た 、相 当 す る機 能 が 市 販 品 で 存 在 す る場 合 は 市 販 品 の 購 入 も検 討 す る 。最 後 に そ れ ら ツー ル 類 を使 用 した 開 発 に お け る 開 発 の 進 行 等 を 把 握 、 分 析 、制 御 す る もの と して プ ロセ ス サ ー バ を 考 え る 。 プ ロセ ス サ ー バ は 開 発 に 参 加 す る 複 数 の メ ン バ ー か ら ア クセ ス され る も の と し 、各 メ ンバ ー に 自分 の 仕 事 に 関 す る情 報 を 提 供 す る。 さ ら に 開 発 に お け る 管 理 者 に は 進 捗 状 況 と開 発 工 程 設 計 に 必 要 な デ ー タ等 も 提 供 で き る よ うに した い 。 なお 、本 研 究 で は 、今 回使 用 す る 「SilverRun」 等 の ケ ー ス ツ ー ル を始 め 、MS-Windows 系 のOSで 動 作 す る ツー ル 類 が 多 く存 在 す る 。 従 来 か らの 研 究 室 環 境 は 、Unixを 中 心 と し た 環 境 で あ った た め 、 今 回 、研 究 の 推 進 と合 わ せ て 、従 来 ツー ル のWindows環 境 へ の 移 行 、Unix環 境 とWindows環 境 の 統 合 等 を行 う必 要 が あ る 。 ゆ ,IL、 25
へ
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鼻 鼻
プ ロセ ス サ ー バ{永続的ブoセ スとして存倒 、鼻
' 、 o ' ● ・ル ー ル ベ ー ス に よ る 起 述 ・デ ー タ フ ロ ー に よ る 記 述 ブ0セ ス記 述:轟
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インタプリタ
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警 些リブ』
CASEッール基本 アクテ ィブ群 8§ ヨ≡7」=記ヨ 見積もり テ ス トツ ールド
醜 謁 じ
CASEツ ー ル 予算管理 SilverRUNBPM PM CDM ISA SPM RDM aoM ISM ブ0グ ラム自動生成
データ共有機構 DataBase, し の 1! 弔1 ' 図2.7:プ ロセ ス サ ー バ の 実 現 26 、..__端 劇 ■噂 幽■一 ■■ 圏一 ■■■■■ ■ ■■ ■■ ■■ ■ 匡
1.ワ ー クスペー スマ ネ ー ジ ャオブ ジ ェ ク トを成 果 物 オブ ジ ェク トに よ り、個 人 の 作 業 の責 任範 囲 を明示 化 し、ま た 、共有情 報 の ア クセ ス を制御 す る。, ll 2.自 律 メデ ィエ ー タ オ ブ ジ ェ ク トに よ り、 共 有 情 報 の 変 更 に 関 連 した ネ ゴ シ エ ー シ ョ ン と そ の コー デ ィネ ー シ ョン を 支 援 す る 。 3.こ れ らの オブ ジ ェ ク トそ れ ぞ れ に メ タオ ブ ジ ェ ク ト を 設 け 、 個 人 の 作 業 の 責 任 範 囲 や 共 有 情 報 の 内 容 や 範 囲 の 動 的 変 更 、 作 業 状 況 に 応 じた 処 置 の 動 的 選 択 を 可 能 に す る こ とに よ り、 作 業 方 針 の 変 更 に 関 す る 対 応 を 可 能 に す る 。 詳 し くは 、 堀 、 落水:ソ フ トウ ェ ア 開 発 にお け る 自 己 反 映 オ ブ ジ ェ ク ト指 向 モ デ ル に 基 づ く共 有 情 報 の 管 理 法 コ ン ピ ュ ー タ ソ フ ト ウエ アVo1.13,No.1(1996),PP.37-54参 照 や 1 i) 27
一 2.6CSCWに お け る イ ン タ フ ェ ー ス メ タ フ ァ の 抽 出 と イ ン タ フ ェ ー ス の 設 計 2.6.1目 的 現実 の会議 にお いて は 、議 長 、書記 、 タイム キー パー と役 割が 割 り振 られ てい るのに 対 し、ネ ッ トワー クを介 した電 子会 議 で は参加 者 は 、すべ て 同 じイン タ フ ェー ス を持 っ ロセ た ツール を介 して会議 を行 ってい る。現状 では 、 ツー ルの イン タ フェー ス に人 間が 振 り 回 され てい る感 が拭 いきれ ない。電 子 会議 にお いて も会議 にお け る役 割 を 明確 に し、人 間の意志決 定の助 け とな るた めに 、役 割 や権 限 に従 った情報 を効 率 的 を引 き出 して 、発 信 す る必要 があ る。そ のた めに は役 割 や 権限 に応 じて最適 化 され た イン タフ ェー ス を導 入す る必要 があ る。 本研 究で は インタフェー ス メタフ ァに注 目し、階層 分析法(AnalyticHierarcyProcess 以 下A且P)を 用 いて役割 ご との イン タ フェー ス の機能 の重 要性 を評価 し、CSCWに お け る役割 に最適化 され た イン タフェー ス メ タフ ァの抽 出 を行 う。得 られ た評 価結 果 か ら 仮想現 実の 技術 を背景 と したシー ム レス な イン タフ ェー ス を提案 す る。 2.6.2背 景 ・特 色 本研究室 では先端的 ソ フ トウェア創 出 のための研 究環境 の提 案 を してお り、そのた め に は知識獲得/共 有/利 用の 支援 を行 うアクテ ィブ チ ャネル 、コ ミュニケー シ ョン(CSCW) の支援 を行 うグル ープ ウ ェアベ ース(栞)、 共 同作業(ソ フ ト開発 、執筆 等)の 支 援 を行 う 分 散サーバ(群 舞)等 が設 計 され てい る 。 これ らのシ ステ ムすべ て にお いて 、状況 に応 じた活 動 メタ ファ を基 に設 計 され た ユー ザ イン タフェー スが必要 で あ る。ネ ッ トワー クを介 した、話 合 い 、作業 、情 報交換/検 索 に適 した作 業 メ タフ ァを、仮 想現 実 の技 術 を背 景 に して、新 た に設計 す る必 要が あ る。 また作業状 況 に応 じた コ ンテ キス トを提 供する機 能 も必要 で あ る。 また現在 多 く使用 され て い る電 子会 議 ツ.___ル、vat,vic,nvで は 、多 くの 人数 が 参加 し た場合 、画面 上 には多 くの ウ ィン ド ゥが溢 れ返 り、そ の オペ レー シ ョン に多 くの 労力 が 必 要 とされ 、それ らの軽 減 も必 要で あ る。 2.6.3研 究 計 画 ・方 法 電子会議 にお け る メタフ ァの抽 出 とそれ に基 づ くイ ンタフ ェー スの提 案 は以 下 の手順 で行 う。 一 司1' 1.イ ン タ フ ェ ー ス メ タ フ ァ抽 出 実 験', 電 子 会 議 ツー ル の 参 加 者 の 役 割 に応 じ た機 能 メ タ フ ァ を抽 出 す る の に 以 下 の よ うな 実 験 を行 う。本 実 験 の 目的 は 電 子 会議 に お い て タ イム キ ー パ ー 、議 長 用 の イ ン タ フ ェ ー ス に ど の 程 度 の 差 異 を 与 え れ ば よ い か の デ ー タ を得 る こ と で あ る。会 議 を開 く事 前 打 合 ぜは メー ル で 行 うとす る 。以 下 に 行 う会 議 の 議 題 は 、あ る 問 題 に対 して 創 造 的 な会 議 が な され る も の とあ るた た き台 が あ って そ れ を チ ェッ クす る もの の2つ を 取 り上 げ る 。ま た 時 間 コ ス ト、 ス トレ ス 、話 題 の展 開 、 収 束 を比 較 す る た め に通 常 の 会 議 と既 存 のvat,vic,nv,lnPerson 等 の 電 子 会 議 ツー ル を使 用 して 会 議 を実 施 す る 。 実 験 は タ イ ム キー パ ー 、議 長 の 権 限 に 28
以 下の4つ の差異 を設け て行 う。 (1)参 加者 に役 割 を決 めず 、会議 を行 う方 法(通 常会 議/電 子会議) (2)タ イムテー ブル に従 って進 める方法(通 常会 議/電 子 会 議) (3×2)の条 件 に、ブ レー ンス トー ミングの(自 由 に アイデ アを出 し合 う)手 法 、ノーマル グルー プ ・テ クニ ックの(参 加 者 が解 決策 を書 き出 して 発 表 す る)手 法 を選択 して加 え る。(通常会議/電 子 会議) ,,1 ほ げ (4)(3)の条 件 に会 議 の テンシ ョンを保 つ手 法や 課 題 を明確 にす る手 法 を加 える。(通常会 議/電子 会議) 2.実 験デ ー タの分 析 イン タフェース メ タフ ァの抽 出に は,..を 用 い る。,..の 特徴 は問 題対象 を問題 、評 価基 準 、代 替案 とい う階層構 造 で表現 し、評価 基準 の ウエ イ トを1対 比較 の手 法 を用 い て決 定 し、代 替案 を検討 す る。結 果 の利 用 法 と して は 、代 替案 の 中 か らウエ イ ト(優先 度)を も とに多角 的 に評価 す る こ とが で き る。ま た判 断 の 整 合性 をチ ェックす る こ とも 可能 で あ る。今 回 の分 析で は役割 ご との機 能 の重 要性 を計 る。 3.イ ンタ フ ェー ス の設計 ウィン ドゥの数 をでき るだけ減 ら し、仮 想 現実 の技 術 を用 いた シー ム レスな先 進 的 な イ ン タフェース を提案 す る。上 記 の分析 よ り限 られ た画面 空 間 によ りAHPで 得 られ た ウエ イ トの数値 を基 準 と して 、必要 な機 能 を効 果 的 に配置 す る。ス ムー ズ な イン タ ラクテ ィ ブサ イバ ー スペー ス を実現す るた めに参加 者 間 で交換 され る情報 量 をで き るだ け抑 えた い。ま た計算機 の初 心渚 ユーザ に も使 い易 く、好 奇 心 をそ そ るエ ン ター テ イメ ン ト性 を も取 り込 みた い。電 子会議 の イン タフェー ス は以 下の モ ー ドか ら構 成 され る。 (1)議 長 ・タ イム キーパ ーモー ド ・タイム テーブル機 能 ・コーデ ィネ ーシ ョン機 能 ② 書記 モー ド ・記録 機能 ・議 事録 配布機 能 (3)参加 者モ ー ド ・情報獲 得発信 機 能 り ,;ll・ Lい 29
一 2.7CSCSDサ ー バ 2.7.1異 種プ ラ ッ トホー ムが 混在 す る共同 作業 環境 の理想 複 数人 で計算機 を用 いた共 同 作業 をす る ときには 、以下 の よ うな ことを実 現 したい と い う要求 が あ る。 ● 各人 の利用す る計算機やOSな ど、プ ラ ットフ ォー ムが異 な って も共 同作 業 したい。 ^r ● 各人 が離 れた場 所 にい なが ら共 同作業 した い。 ●各 人 が作業 す る時間 が異 な る場 合 に も共 同作業 したい 。 ● よ り効 率的 に共 同作業 した い。 こ こま でで 述べた よ うに計算機 環 境 を構 築す る と以 下の よ うな概 念図 に な る。 //WaveLAN ほ コ ン ビュ-4
(雛欝 陣 織 ・]
UI Ethernet ^/WaveLAN _^/WaveLAN ほコンピュ-4 ぼコンビュ タ(鷺 新 勇臓
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輩3・]
UIUI Ethernet IMndowsNTServerDatabaseServer'Ethernet WavePoint PC 驚 慧 鰭(Oracle(RDBObjectStore》 Internet WS ノ [OS.AA3A環アプ リケーション]境← SAM8Aに よ る Windowsと のFib共 用[
WS UNIX/BSD OS←闘発環境a アプリケーション WS ロ ][OS◎ 隔発環境a7ブリケーション] WS ATM コラポ コ ラポ コ ㌦1 ∵1,l ONIX INDY (OpenGL) 図2.8:落 水研 究 室 計算機 環境 の概念 図 30 `剛}賢…一 ■■■■■■■■膨一2,7.2ア プ リケ ー シ ョ ン実 行 状 態 を示 す 仮 想 フ ァ イ ル シ ス テ ム を用 い た サ ー バ に よ る 端 末 間 移 動 の 透 過 性 の 設 計 と実 現
す で に 、WABI,WINE,samba等 に よ りUNIX上 で のWindowsア プ リ ケ ー シ ョ ン の 実 行 や 、 フ ァ イル の 互 換 性 等 の 支 援 は 実 現 され て い る が 、CSCSDサ ー バ は そ れ らの 機 能 を 前 提 と して 、 作 業 環 境 につ い て もそ の 連 続 性 を保 証 す る も の で あ る 。 上 で 述 べ た 環 境 に お い て 、違 う端 末 間 を 自 由 に 移 行 し た り、 そ の 間 の連 続 性 を 保 つ と い うこ と を を実 現 す る に は 、 以 下 で 述 べ る よ うな こ とが 必 要 で あ る 。r 1.CSCW機 能 群 の マ ッ ピ ン グ 前 述 した 機 能 群 を現 状 で 最 適 と思 わ れ る もの で 実 現 を す る 。 こ こ で は 、 本 研 究 に と くに 関係 の 深 い もの に つ い て 述 べ る 。
ノー トPCに は 、そ のOSと して 、Linuxお よびWindows95、WS側 に は 、UNIX を利 用 す る 。 ま た 、 あ ら ゆ る場 所 で 、 ネ ッ ト ワ ー クに 接 続 で き る こ と を 実 現 す る た め に 、 無 線LANの 利 用 も考 え られ る 。 ま た 、 開 発 環 境 、 コ ミ ュニ ケ ー シ ョン 環 境 な ど は 各 々 に 応 じた もの を 使 用 す る 。 2.現 況 の分析 ノー トPC,WSな どが混在 し、それ らを時 と場 合 に応 じて使 い分 け る環 境 とな る ため 、いつ で も 、作 業べ 一 スの変 更 を行 な え 、かつ 、そ の 間 の連続 性が保 証 され なけれ ば な らない 。そ こで 、既存 の ソ フ トウ ェア を用 い る こ とで 、解 決 可能 な機 能 を洗 い出 し、 その上 で不 足 してい る機能 をCSCSDサ ー バ と して実 現 す る。現 状 で は 、デー タの受渡 し、デー タ形 式 の変 換等 は容 易 に行 な えるが 、 それ を連続 的 に す るこ とは難 しい 。 3.CSCSDサ ーバ の設 計 既 存 の もの の組 合せ で は 、デー タの受 渡 し、デー タ形式 の変 換 等 は容 易 に行 な え るが 、それ を連 続的 にす るこ とは難 しい 。ま た 、プ ロセ スマ イグ レー シ ョンや仮 想マ シ ンの利 膚 では重 い とい う問題 が あ る。そ こで、CSCSDサ ーバ で は 、アプ リ ケー シ ョン自体 はそれ ぞれ の環境 で 動 くもの を用 い る。環 境 の移 行 に必 要 な情報 は アプ リケー シ ョンの種 類 、抱 えて い る フ ァイル 名 とその位 置 、状 態 で あ る。 こ こで 、状態 とは例 え ば、エ デ ィタで あれ ば 、編 集 中の場 所 等 があ る。 ま た 、移 動 元 、移 動先 の情 報 を得 られ る よ うにそ の た めの情 報 も必 要 で あ る。 これ らを一括 して髄 す るCSCSDサ ーバ を各WS/PCで 動 か し・各 サ ーバ 間 の通 信`'よ り 移動 をサポー トす る。1μ ・∵ 4.上 で設計 したCSCSDサ ー バ をデザ インパ ター ン に基づ き、 で きる限 り、拡張 が 容 易 な形 で実 装 す る。初 期 の段階 で は最低 限の機 能 のみ を用意 し、各拡 張機 能 は モ ジュール の形 で実装 で き るこ とが望 ま しい 。 5.こ の サーバ に必 要 な機 能 の確 認の手 段 と して 、以 下 の よ うな環境 が実 現 で きるか どうか、 とい うこ とを判 断 の材 料 と して利 用す る。 ・文 章1図作 成 (1)作 業 中 の環境 を任 意 に ノー トPC/WSへ 相互 に移 行 で き る。 31
一 (2)共 同 編 集 中 に あ る参 加 者 か ら全(あ る い は 特 定 の)参 加 者 へ 同 じ画 面 を見 せ る 。 (3)共 同 作 業 中 に 作 業 べ 一 ス(マ シ ン)が 変 わ った 時 、 そ の 環 境 の 自 動 転 送 。 (4)別 の マ シ ン か らあ る マ シ ン上 の 自分 の 環 境 を 呼 び 出 す 。 (5)異 種 デ ー タ形 式 の 変 換 。 ■ ● プ レゼ ン テ ー シ ョン 環 境r (1)Windowsで 作 成 した プ レゼ ン テー シ ョン の デ ー タ をuNIxで 表 示 す る 。 (2)会 議 参 加 者 の 手 元 のWS/NotePCへ 任 意 の 画 面 を 表 示 させ る 。 ● 開 発 環 境 (1)Windows環 境 で 作 成 した も の を 、UNIXで 使 用 す る 。 (2)異 種 プ ラ ッ トホ ー ム 間 で 共 通 の ソ ー ス コー ド を使 うた め の ツ ー ル キ ッ ト。 ● コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン環 境 (1)Windows用 グ ル ー プ ウ ェ ア との 接 続 。 この サ ー バ が 実 現 され る こ と に よ っ て 、携 帯 型 端 末 と固 定 型 端 末(WS)間 、 異 な る プ ラ ッ トホ ー ム 間 で の 作 業 環 境 の 移 行 容 易 性 を 実 現 で き る。 1 ! 111、、1 32