昭和
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1
日福井県南部の地震調査報告持
阪
井
~ 1. ま え が き 昭和32(1957)年 12月 31日, 22時 30分 35秒 Cろ, 福井市で震度Eの地震を感じた. この地震について,福井の普通地震計記象紙から験測 したら南万30km付近が震央のようであるが,初動の南 北動は明りようにでているけれども,東西動の相はあま りはっきりでていないので,万向は南南東か南南西か明 らかでない. もし,南南西であるならば沿岸または沿海 となり,これがもし前震とすると,将来津波の起るおそ れも考えられる.また,この地震は震度EまたはIV程度 の地震であるが,福井県としては昭和23年 (1948) 6月 28日の福井地震とその余震を除けば県内で発生した地震 としては最強のものである. これらの理由により地震の震央を調査し,今後の参考 に備えることにした. ~ 2. 調 査 の 方 法 ‘ ( 1) -敦賀湾内にある福井県河港課所属のリシヤーJレ 型検潮儀の記録を調べたが地震による異常記録は全く認 められないので震央は一応内陸と考えられる. (2) 敦賀測候所と岐阜地万気象台および彦根地方気 象台の地震験測結果と各区内地震観測を知らせてもらい, 地震の深さを Okmと仮定して ,P
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S
定時表(鷺坂, 竹花)によりムを求めると福井25km,敦賀 19km,岐 阜63km,彦根 52kmとなり,各観測所を中心として円 をえがいたが福井と敦賀との円は交わらない.しかし福 井における浅い小区域地震の場合のムは二,三の調査 だけなので決定的ではないが,前記のムは幾分長くな るようである. 例えば,地震月報によると1956年 2月 8日の愛知県 中部の地震 (34.09N,137.02E,深さ 20km), 1956牟 9月14日滋賀県西部の地震 (35.035N, 135.085 E,深さ 骨K.Sakai: On the Earthquake of Dec: 31, 1957 in Southern Part of Fukui Pref.(Received ]an.一 1~, 1959). 制 福 井 地 万 気 象 台
雄掛
550.341
10km) で、, それぞれ福井のP
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S
は18.7s, 9.1sでム を実測才ると, 前者はム150km=18.7s>く8.0km/s 後者は.d85 km = 9. 1s X9. 3 km/sとなる. したがって今回の福井のP
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S
は 3.7sであるから 9.0 km/sと仮定すると 3.7sく>9.0km/s=33 kmとなる. そ 町f~ 量失 P叫 J6 2 4 • ,,' 4'・"
131 Fig. 1. 福井,敦賀, 彦根,岐阜の震央距離 と等初期微動線 こ で 福 井 , 敦 賀 , 彦 根 , 岐 阜 の ム に よ る 円 の 交 わ り は今庄町の東万でほとんど集まる結果となうた (Fig. 1 参照). (3) この結果に基き震央と思われる周囲の部落,す なわち日野川支流の宅良川流域の部落と日野川上流の部 落の区長または有力者あてにー(Tab. 1), 回答するのに 面倒でなくしかもわかり易い次のような文書を17か所 に出した.回答は16か所からあった. 25→24巻 1号 報 時 震 験 26 1. Tab. 名 者 回 答 右, 先 ム 一 品 照 寸 │ 震 地 名 武 生 市 姫 川 町2ノ6 武 生 土 木 出 張 所 長 武 生 西 出 俊 雄 南 保 郡 今 庄 町 湯 尾 今 庄 町 役 場 出 張 所 長 湯 尾 山 内 文 助 南 保 郡 今 庄 町 JーSす. . メ寸'>. 庄 中 学 校 長 庄 飛 田 邦 夫 南 傑 郡 今 庄 町 大 門 大 r~ 区 長 大 r~ 土 田 喜 代 治 // 宇 津 尾 堺 郵 便 局 長 宇 津 尾 奥 田 東 右 衛 門 ノY 広 野 広 野 区 長 広 野 高 嶋 清 兵 衛 メY 大 小 場 大 場 区 長 大 場 山 田 甚 兵 衛 //. 桝 谷 桝 谷 区 長 桝 谷 桝 谷 区 長 F 大 河 内 橋 本 五 良E 兵 衛 大 河 内 橋 本 五 郎 兵 衛 五Y 久 喜 久 喜 区 長 久 喜 上 山 喜 蔵 // 古 木 宅 良 学 校 長 古 木 大 塚 佐 七 ノア 小 倉 谷 倉 谷 区 長、 倉 谷 永 野 政 治 郎 点 , 杉 谷 今 庄 町 役 場 宅 良 出 張 所 長 杉 谷 辻 清 教 大 野 郡 西 谷 村 中 島 中 島 中 校 長 中 島 高 山 俊 二 今 立 郡 池 田 村 稲 荷 巡 査 駐 在 所 稲 荷 長 谷 川 菊 雄 南 保 郡 今 庄 町 二 ツ 屋 一
一
ツ 屋 区 長 一-
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ツ 屋 谷 口 稔 F 瀬戸 浄 円 寺 ( 回 答 な し) 氏 '名 落 部 先 宛 所 住 告 報 担 日 観 測 者 住 所 氏 名 昭 和32年12月 31日午後10時31分 頃 の 地 震 に つ い て 1. 乙の時間頃に地震を感じたか. どうか? 観 震 地 V 強 震 知らなかった. 2. 感 じ た な ら ば (1) 場 所 付 ) 屋 外 , 屋 内 (ロ)歩行中,仕事中,静止中 (2) 感 じ た 程 度 ( 別 紙 の 震 度 階 級 と 解 説 を よ く 読 ん で か ら 記 入 し て 下 さ い .) I 微 震 E 軽 震 JII 弱 震 VI 中 震 (3) 感 じ 方 的 ど ち ら の 方 向 か ら 地 震 が 来 た と 思 わ れ ま し た か . 東 , 南 東 , 南 , 南 西 , 西 , 北 西 , 北 , 北 東 , わ か ら な ド . 感じた. 上 , 下 動 は あ っ た か ど う か . 有 (始め上から下へか,下から上へか, (ロ) わからない). 秒 位 . わ か ら な い . 急 か 極 れ は い 一 ゆ 質 な 一 い 性 ら 一 ら の し 一 か 一 ぐ 万 無 一 わ 一 秒 れ 何 ゆ ヤ可 緩. 急. 判 有 っ た . 無 か っ た . わ か ら な い . 有 っ た ら ど ん な 音 で し た か . 有 っ た な ら 地 震 の 始 め か . 中 頃 か . 終 り か . 地 鳴 は 白骨 同時か.わからない. 其 の 他 , 被 害 や 特 に 変 っ た こ と が あ っ た ら 書 い て 下 さ い . (注) 3. 以 上 の ア ン ダ ー ラ イ ン ( 一 一 ) に 該 当 し た も の をOで囲んで下さい. ヮ “昭 和32年12月31日福井県南部の地震調査報告一一阪井 ~ 3. 調 査 の 結 果 結果はTab.2,およびFig.2rc::.示しであるが,大小 場 , 久 喜 , が 震 度 耳 で 最 も 大 き く そ の 他 は ll.-..lIIであ る. 地鳴は久喜,古木,小倉谷の宅良川一帯と大門,宇津 Tab. 2. 福井県南保郡地区地震観測報告結果
-体 感 方 向 被程 度害 部落名 震度性 質地鳴 体感時間