テラヘルツ通信を実現する
300 GHz
帯
CMOS
送信機モジュール
高野
恭弥
†a)天川
修平
†片山
光亮
†原
紳介
††吉田
毅
†藤島
実
†300 GHz CMOS Transmitter Module for Terahertz Communication
Kyoya TAKANO
†a), Shuhei AMAKAWA
†, Kosuke KATAYAMA
†, Shinsuke HARA
††,
Takeshi YOSHIDA
†, and Minoru FUJISHIMA
†あらまし テラヘルツ帯は広い周波数帯域が確保できることから,高速無線への適用が期待されている.ディ ジタル回路との混載が可能なシリコンCMOS 集積回路を用いて送受信機を実現することができれば,テラヘル ツ無線通信の普及に貢献できると考えられる.本論文は,シリコンCMOS 集積回路技術を用いて著者らが実現 した300 GHz CMOS 送信機モジュールについて報告する.この CMOS 送信機と市販のブロックダウンコン バータを用いた無線通信実験では,通信速度が48 Gb/s に達することが示される. キーワード 送信機,無線通信,テラヘルツ,CMOS
1.
ま え が き
テラヘルツ帯の
190 GHz
から
320 GHz
には酸素
分子や水分子による吸収ピークがなく比較的大気中の
伝搬損失が小さいため,超広帯域を活用した高速無線
通信に適している
[1]
.
275 GHz
以上の周波数はこれ
までに割り当てが未定であり,
2019
年開催の
World
Radiocommunication Conference
で割り当てが議論
されることになっている.折しも,
2017
年には
252
∼
325 GHz
の約
70 GHz
の帯域を利用して
100 Gb/s
の無線通信を目指す規格
IEEE 802.15.3d
が定めら
れ
[2]
,テラヘルツ帯を利用した高速無線通信実現へ
の気運が高まっている.この
300 GHz
付近の帯域
(
300 GHz
帯)の送信機は化合物半導体
[3]
∼
[16]
や光
デバイス
[17], [18]
を用いて実現されてきた.それは,
これらの技術では
300 GHz
の信号を直接発生させる
ことができるからである.一方,
CMOS
プロセスで
は,先端プロセスでもトランジスタの最大発振周波数
†広島大学先端物質科学研究科,東広島市Graduate School of Advanced Sciences of Matter, Hiroshima University, 1–3–1 Kagamiyama, Higashihiroshima-shi, 739– 8530 Japan
††情報通信研究機構未来ICT研究所,小金井市
Advanced ICT Device Lab, National Institute of Information and Communications Technology, 4–2–1 Nukui-Kitamachi, Koganei-shi, 184–8795 Japan a) E-mail: [email protected]
(
f
max)が
300 GHz
に満たないか,
300 GHz
をわず
かに上回る程度であるため,
300 GHz
の信号を直接発
生させることができない.しかしながら,
CMOS
プ
ロセスはアナログ回路とディジタル回路との混載が可
能であり,また,量産に適しているといった利点があ
るため,
300 GHz
帯通信の実用化のためには
CMOS
プロセスを用いて
300 GHz
帯送信機を実現すること
が望ましい.そこで我々は,
2016
年に電力増幅器を
用いることなく高い出力電力を有し,これまで困難で
あった高度な変調方式が利用可能な送信機を実現し,
40 nm CMOS
プロセスを用いて
32 QAM
(直角位相
振幅変調)の変調方式で
30 Gb/s
の通信速度をもつ
300 GHz CMOS
送信機を達成した
[19]
∼
[22]
.更に
2017
年には,新たな構成の
300 GHz CMOS
送信機
を用い,単一チャネルで
32 QAM
,
105 Gb/s
の通信
速度を達成した
[23]
.また,
CMOS
送信機をモジュー
ル化し,受信機にブロックダウンコンバータを用いる
ことにより,
5 cm
の距離で
16 QAM
,
48 Gb/s
の通
信速度を達成した
[24]
.更に,無線通信性能を比較評
価するための評価指標を提案した
[20], [25], [26]
.本論
文では
300 GHz CMOS
送信機モジュールに用いら
れている技術やその性能について報告する.次章で
300 GHz CMOS
送信機の構成について説明し,
3.
で
モジュール化に必要な導波管変換器について説明する.
また,
4.
では無線送受信機の性能指標について説明す
る.
5.
では
300 GHz CMOS
送信機モジュールの測
定結果について述べ,これまでに報告されているテラ
ヘルツ無線送受信機と性能比較を行う.最後に
6.
で
結論とする.
2. 300 GHz CMOS
送信機
図
1
に
300 GHz CMOS
送信機の回路構成を示す.
送信機は,イメージ抑圧用のフィルタ付きアップコン
バージョンミキサと,不要波を打ち消し,出力電力を
増加させるダブルバランスドスクエアミキサによって
構成される
[23]
.
2. 1
アップコンバージョンミキサ
送信機の初段にあるアップコンバージョンミキサは,
出力中間周波数信号(
IF
)側の整合回路に帯域通過
特性をもたせることにより,イメージ抑圧を実現して
いる
[23]
.図
2
にアップコンバージョンミキサの構成
と回路図を示す.アップコンバージョンミキサのコア
部分は
nMOSFET
によって構成され,入力
IF
信号
(
v
IF1)はソースから,
LO
信号(
v
LO)はゲートから
入力され,ドレインから出力
IF
信号(
v
IF2)が出力さ
れる.整合回路はショートスタブとキャパシタによっ
て構成され,帯域通過特性をもつ.図
3
にアップコン
バージョンミキサの出力信号スペクトルと,出力
IF
側
図 1 300 GHz CMOS送信機の回路構成 図 2 アップコンバージョンミキサの (a) 構成と (b) 回 路図整合回路の帯域通過特性の関係を示す.イメージが帯
域通過フィルタの帯域外になるように入力
IF
周波数
(
f
IF1)を設定することにより,イメージ信号を抑圧す
ることができる.図
4
に,アップコンバージョンミキ
サの入力
IF
信号周波数と,出力信号の上側波帯と下
側波帯電力の関係のシミュレーション結果を示す.
LO
信号の周波数は
135 GHz
,電力は
5 dBm
,入力
IF
信
号電力は
0 dBm
である.入力
IF
周波数が
15 GHz
の
ときのイメージ抑圧比はおよそ
8 dB
であった.
2. 2
スクエアミキサ
スクエアミキサは
2
次の非線形性を利用した高調波
ミキサである
[23], [25]
.図
5
にスクエアミキサの回路
図を示す.入力信号は
v
LO+ v
IF2であり,出力信号は
nMOSFET
によって
2
乗されるため,
(v
LO+ v
IF2)
2となる.展開すると
v
LO2,
v
IF22,
2v
LO· v
IF2の三つ
の信号成分が得られ,
v
LO2と
v
IF22が不要波であり,
図 3 アップコンバージョンミキサの出力信号スペクトル と,IF 信号出力側整合回路の帯域通過特性の関係 図 4 アップコンバージョンミキサの入力 IF 信号周波数 と,出力信号の上側波帯と下側波帯電力の関係のシ ミュレーション結果 図 5 スクエアミキサの回路図2v
LO· v
IF2のみを取り出すことによって線形な特性
をもつ周波数変換が可能となる.図
6
にスクエアミキ
サと
3
次の非線形性を用いたキュービックミキサ
[21]
の出力電力のシミュレーションによる比較を示す.ス
クエアミキサの入力
IF
信号周波数(
f
IF2)と
LO
信
号周波数(
f
LO)はそれぞれ
151 GHz
と
150 GHz
で
あり,キュービックミキサの
f
IF2と
f
LOはそれぞ
れ
101 GHz
と
100 GHz
であり,出力信号の上側波
帯(
RF
)の周波数は両者とも
301 GHz
である.また,
LO
信号の入力電力は両者とも
0 dBm
である.図
6
から,入力
IF
電力が
0 dBm
のとき,スクエアミキサ
の出力
RF
電力は
−5.5 dBm
であり,キュービックミ
キサの出力
RF
電力は
−15.7 dBm
であった.つまり,
このときスクエアミキサの方がキュービックミキサよ
りも
10 dB
ほど高い出力電力を得ることができる.
2. 3
ダブルバランスドスクエアミキサ
上述したように,スクエアミキサは
v
LO2と
v
IF22の二つの不要波を生じる.この問題を解決するため
に,ダブルバランスドミキサの構成をスクエアミキ
サに適用したダブルバランスドスクエアミキサを用
いる.図
7
にダブルバランスドスクエアミキサの構
成を示す.図
7
下側の四つの
nMOSFET
は
2. 1
の
図 6 スクエアミキサとキュービックミキサの出力電力の シミュレーションによる比較 図 7 ダブルバランスドスクエアミキサの構成アップコンバージョンミキサを二つ並べた構成を成し
ており,図
7
の
1
番左側の
nMOSFET
では
LO
信号
(
v
LO)が
IF1
信号(
v
IF1)によって変調されて
IF2
信
号(
v
IF2= v
LO· v
IF1)が出力されるとともに,
IF1
信号入力側に存在する
DC
オフセットによって
LO
信
号も出力される(
v
LO+ v
IF2)
.同様にして得られた四
つの信号,
v
LO+ v
IF2,
−v
LO− v
IF2,
−v
LO+ v
IF2,
v
LO− v
IF2は,それぞれスクエアミキサに入力され,
v
LO2+v
IF22+2v
LO·v
IF2と
v
LO2+v
IF22−2v
LO·v
IF2の信号が得られる.ここで,
v
LO2と
v
IF22が不要波で
あり,
v
LO·v
IF2が所望波である.四つのスクエアミキサ
から出力される所望波は位相が正相と逆相の
2
種類存在
するのに対し,不要波はスクエアミキサの
2
乗特性によ
り正相のみである.そのため,
v
LO2+v
IF22+2v
LO·v
IF2と
v
LO2+ v
IF22− 2v
LO· v
IF2を減算器で引き算する
ことにより不要波のみを打ち消し,所望波のみを得る
ことができる.
3.
モジュール化
300 GHz
帯ではオンチップアンテナの損失が大き
いため,外付けアンテナの利用が望ましい.本研究で
は損失が小さく,アンテナ利得の大きなホーンアンテ
ナを使用する.
CMOS
チップとホーンアンテナを接
続するためには,
CMOS
チップ上のアルミパッドか
ら出力される
300 GHz RF
信号をホーンアンテナの
導波管に入力する必要がある.そのためには,
RF
信
号のモードを疑似
TEM
モードから
TE
10モードに変
換する導波管変換器が必要となる.本研究では,安価
図 8 (a)送信機モジュール用基板の構造と (b) 導波管変 換器構造の拡大図,(c) CMOS チップとの接続部の 上面図な多層ガラスエポキシプリント基板(
PCB
)を用い
た導波管変換器を実現する
[24]
.図
8 (a)
に送信機モ
ジュール用基板の構造を示す.
PCB
上に
CMOS
チッ
プをフリップチップボンディング技術を用いて接続し,
更にその上から導波管フランジを被せることによって
ホーンアンテナと接続する.差動
IF
と
LO
は
PCB
に接続した同軸コネクタから入力し,
PCB
上に構成
したグランデッドコプレーナ線路(
GCPW
)を介し
て
CMOS
チップに入力する.図
8 (b)
に導波管変換
器構造の拡大図を,図
8 (c)
に
CMOS
チップとの接
続部の上面図を示す.
CMOS
チップから出力された
RF
信号は金バンプを介して
PCB
上の
GCPW
に入
力され,
PCB
の金属層
4
層を用いて形成された矩形
プローブとバックショート構造によって,
PCB
上部
に設置された導波管に出力される.電磁界シミュレー
タによって得られた導波管変換器の挿入損失はおよそ
0.2 dB
であり,実測によって得られた伝送損失はおよ
そ
8 dB
である
[24]
.そのため,伝送損失のほとんど
がミスマッチによる損失であると考えられる.
4.
無線通信機の性能指標
無線送受信機の性能を他の無線送受信機のものと比
較する場合,伝送速度や変調方式,アンテナ利得,許
容ビットエラーレート,伝送距離等の伝送条件が異な
り,単純に比較することができない.そこで,伝送条
件によらず無線送受信機の性能を評価できる性能評価
図 9 無線送受信機のレベルダイヤグラムと記号の定義指標(
FoM
)を提案する
[20], [25], [26]
.図
9
に無線送
受信機のレベルダイヤグラムと,
FoM
導出に用いる
記号の定義を示す.
受信機出力に必要な信号対雑音比(
SNR
OUT)は次
のように書ける.
SNR
OUT=
P
rBW
· N
p· NF
(1)
式
(1)
とフリスの伝達公式から,
P
t=
P
rT
r=
4πd
λ
2BW
· SNR
OUT· N
p· NF
G
tG
r(2)
の関係が得られる.信号帯域
BW
がシンボルレート
r
sに等しいと仮定し,
FoM
を以下の式で定義する.
FoM
4πd
effλ
2N
p· r
s=
P
tNF
[W]
(3)
ここで,
d
effを実効距離とし,
d
effd
SNR
OUTG
tG
r(4)
と定義する.式
(3)
は電力の次元をもち,受信機の雑
音指数が
1
のときに所望の通信速度を実現するのに必
要な送信電力に等しく,
FoM
が大きいほど無線通信機
の性能が優れていることを示す.これにより,伝送条
件によらずに無線通信機の性能比較が可能となる.
5.
性 能 評 価
まず初めにモジュール化する前の
300 GHz CMOS
送信機の性能を示す.送信機チップは
40 nm CMOS
プロセスを用いて試作された.チップ写真を図
10
に
示す.チップサイズは
1880 μm × 2760 μm
である.
図
11
に測定系のブロック図と写真を示す.測定には
図 10 送信機のチップ写真RF
プローブを用い,受信機として用いたブロックダ
ウンコンバータ(
Virginia Diodes, Inc VDI-WR3.4
MIXAMC
)の入力に
RF
プローブの出力を直結する
図 11 送信機チップの測定系の (a) ブロック図と (b) 写真 図 12 入力 IF 信号として (a) 32 QAM,105 Gb/s の変 調信号と,(b) 128 QAM,24.64 Gb/s の変調信 号を 6 チャネルに分けて入力したときの出力 RF スペクトル 表 1 テラヘルツ無線通信機の性能比較ことにより性能評価を行った.図
12
,図
13
に,入
力
IF
信号として
32 QAM
,
105 Gb/s
の変調信号と,
128 QAM
,
24.64Gb/s
の変調信号を
6
チャネルに分
けて入力したときの,出力
RF
スペクトルとコンス
タレーションの測定結果をそれぞれ示す.図
12
から,
LO
リークがノイズフロア以下に抑えられており,イ
メージも
RF
に比べて抑圧されていることが分かる.
また図
13
により,単一チャネルで
105 Gb/s
,
6
チャネ
ルに分けた場合に
1
チャネル当たり
24.64 Gb/s
の通
信速度が達成できていることが分かる.表
1
に,本研
究の送信機と,近年報告された化合物半導体とシリコ
ン半導体を用いたテラヘルツ送信機の性能比較を示す.
次に,
300 GHz CMOS
送信機モジュールを送信機
に,ブロックダウンコンバータ(
Virginia Diodes, Inc
VDI-WR3.4 MIXAMC
)を受信機に用いた無線送受
信機の性能を示す.図
14
に試作した送信機モジュール
の写真を示す.まず,アンテナを取り外し,送信機モ
ジュールと受信機を直結して送信機モジュールの特性
を評価した.図
15 (a)
に入力
IF
電力を変化させたと
きの出力電力の変化を,図
15 (b)
に
RF
周波数を変化
させたときの出力
RF
電力の変化を示す.
LO
電力は
6 dBm
,
IF
周波数は
1 GHz
であり,図
15 (a)
の
LO
図 13 送信機チップの通信性能図 14 300 GHz CMOS送信機モジュールの写真 図 15 送信機モジュールの特性.(a) 入出力特性,(b) 周 波数特性 図 16 送信機モジュールとブロックダウンコンバータを 用いた無線通信機の測定系写真
周波数は
48.5 GHz
,図
14 (b)
の入力
IF
電力
4 dBm
である.所望波の最大出力電力は
−13.5 dBm
であっ
た.送信機チップの最大出力電力が
−5.5 dBm
である
ため,モジュール化による損失は
8 dB
である.次に,
無線通信性能を評価した.図
16
に測定系の写真を示
す.受信機には上述のブロックダウンコンバータを用
い,送受信機のアンテナにはアンテナ利得が
24 dBi
のホーンアンテナをそれぞれ用いた.図
17
に通信距
離を変えたときの
EVM
の変化を変調方式や,シンボ
ルレートを変えて測定した結果を示す.
16 QAM
の変
調方式を用いたときに,
5 cm
の距離で
48 Gb/s
の通
信速度を達成し,そのときのビット誤り率(
BER
)は
図 17 送信機モジュールとブロックダウンコンバータを用 いた無線通信機の通信距離を変えたときの EVM の変化 図 18 テラヘルツ無線通信機の性能比較.横軸(実効距 離)は式 (4) を波長λ で規格化した値およそ
10
−4であった.表
1
と図
18
に本研究の送信機
モジュールとブロックダウンコンバータを用いた無線
通信機と,近年報告された
CMOS
,化合物半導体や光
デバイスで構成されたテラヘルツ無線通信機との性能
比較を示す.図
18
の斜めの点線は等
FoM
線である.
本研究の送信機モジュールとブロックダウンコンバー
タを用いた無線通信機は,近年報告された化合物半導
体や光デバイスだけで構成されたテラヘルツ無線通信
機と比較しても遜色のない性能をもつことが分かる.
6.
む す び
本論文では,
300 GHz CMOS
送信機モジュールに
用いられている技術やその性能について報告した.送
信機チップでは,イメージ抑圧用のフィルタ付きアッ
プコンバージョンミキサや,不要波を除去して出力電
力を増加させるダブルバランスドスクエアミキサを実
現した.モジュール化では,多層
PCB
上に構成する
導波管変換器を実現した.本研究の
CMOS
送信機と
ブロックダウンコンバータを用いた受信機による無線
通信実験では,
5 cm
の距離,
16 QAM
の変調方式で,
48 Gb/s
の通信速度を達成した.本研究の無線通信機
の性能と近年報告されたテラヘルツ無線通信機の性能
を,提案した
FoM
を用いて比較した結果,化合物半
導体や光デバイスだけで構成されたテラヘルツ無線通
信機と遜色のない性能を有していることが示された.
CMOS
プロセスを用いてテラヘルツ送信機が実現で
きることが示されたことにより,テラヘルツ通信の実
用化が促進されるものと期待される.
謝辞 本研究は,総務省電波利用料制度,電波資源
拡大のための研究開発「テラヘルツ波デバイス基盤
技術の研究開発
—300 GHz
帯シリコン半導体
CMOS
トランシーバー技術
—
」の一環として行われたもので
ある.
文
献
[1] P. Baron, J. Mendrok, Y. Kasai, S. Ochiai, T. Seta, K. Sagi, K. Suzuki, H. Sagawa, and J. Urban, “AMATERASU: Model for atmospheric terahertz ra-diation analysis and simulation,” J. National Insti-tute of Information and Communications Technology, vol.55, no.1, pp.109–121, 2018.
[2] “IEEE Standard for High Data Rate Wireless Multi-Media Networks Amendment 2: 100 Gb/s Wireless Switched Point-to-Point Physical Layer,” IEEE Std 802.15.3d-2017 (Amendment to IEEE Std 802.15.3-2016 as amended by IEEE Std 802.15.3e-2017), pp.1– 55, Oct. 2017.
[3] H.-J. Song, J.-Y. Kim, K. Ajito, N. Kukutsu, and M. Yaita, “50-Gb/s direct conversion QPSK modu-lator and demodumodu-lator MMICs for terahertz commu-nications at 300 GHz,” IEEE Trans. Microw. Theory Tech., vol.62, no.3, pp.600–609, March 2014. [4] C. Jastrow, S. Priebe, B. Spitschan, J. Hartmann,
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[26] K. Takano, S. Amakawa, T. Yoshida, and M. Fujishima, “A figure of merit for terahertz transceiver modules,” Vietnam Japan Microwave 2017 Confer-ence, June 2017. (2019 年 2 月 13 日受付,6 月 23 日再受付, 11月 13 日公開)