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幼児体育に関する研究 ; 2 : 幼児の体力つくりについて

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(1)幼児体育 に関す る研究. (No。 2). 一― 幼児 の体力 つ くりについて 一一 水. 1。. 谷. 英. 幼 児 の 体 力 と現 代 社 会. 最近 にお ける国民 の生活水 準 や文 化 の 向上 や社会情勢 の進 展 は,ま こ とに 目ざま しい ものが あ る。 また体育 の側面 か ら見 ると,乳 児 0幼 児 ・児童 ・ 少 年 ・ 青年 な どの体 格 につい て も,戦 争前 に比 べ ると,わ が 国 の経済成長や保 健体育 に対す る考 え方 の 向上 に伴 い,そ の伸 びは著 し くな った といわれ る。 11才 の小学生 は昭和28年 に,14才 の 中学生 は昭和 32年 に,そ れぞれ 戦前 の最 『 食生 活 の 改善 とともに,栄 養 も豊 か にな り,い っ 高水準を追 い越 して い る ぽ うには開放 的 なふん い きや生 活環境 な ども手伝 って,体 格 はい ちだん と改 善 されて きた といえ る。 しか しなが らこれ に伴 う体力 の伸 びは必ず しも充分 で あ るとはいえない。 これ らは多 くの専 門家 が体育学会 な どで発表 して い る こ とで ある。都会 へ の人 口集 中,交 通機 関 の発達 ,大 企業生産 のた めによ る 自然環境 の減少 ,核 家族分裂 は高層建築住宅を生 み,過 保護 の子 どもを つ く り,そ して痩 型 ・肥満型 の子 どもがふえ つつ あ る傾 向 がみ られ るよ うにな っ た。 そのた めに最近 で は学校 な どで も,体 力 つ くりが活発 に進 め られ るよ う にな って きた。水谷 は1964年 よ り神戸 YMCAを 中心 と して ,小 学生対 象 に 「 体育 のお くれた子 どもた ちの キ ャ ンプ」を 始 めた。 その後 ア フター トレー. 1)文 部省 :青 少年 の健康 と体力 1966 2)神 戸 YMCA,水 谷 ,古 谷 ,岩 田 :“ 体育 のお くれ た子 ど もた ちの キ ャ ンプ第 一 回 報告 書 "1964.

(2) 幼児体育 に関す る研究 (No.2). 158. ニ ング の重 要性 を感 じ,少 年体育教 室 を開 き,こ れを全 国 の YMCAに 普及 して きた。 こ う した 6才 ∼10才 を対 象 とした体育教室を通 しての研究 を深 め て い くに したが って,乳 児 ・ 幼児 の領域で の こ うした研究 の必要 さを感 じ. ,. 1967年 2才 ∼ 3才 を対 象 と した親子体育教室 を開 き,ま た1968年 3才 ∼ 5才 を対 象 と した幼児 の体育教室 を神戸 YMCA千 歳幼稚 園 に開 き,幼 稚 園児 を 対 象 と した幼児体育 に 関 しての研究 に務 めて きた。幼児 に関 しての科学 的研 究 は文献 を調 べ て も大 へ ん数 が少 な く,特 殊 な研究 に限定 されて い る。 そ こ で 水谷 は第 一報 と して「 幼児体育 に関す る研究」― 一 幼児 の運 動 の トレー ニ ング につ いて一」 を 発表 し, トレー ニ ングに現 われ る効果 につ いて 明 らか に した。 しか し これ らを研究 して い る段 階 で,幼 児 の体力 つ くりとは何 なのか. ,. 幼児 の体育 あそび とは何 か,幼 稚 園 や保 育所 で 体育 的 な こ とで何 がで きるの か な どの 疑間 が生 じて きた ので ,幼 児 の健康 で あ る こ との実態 を理念 的 に 明 らか にす る こ とや定義 づ けをす る ことに研究 の主 眼を おいた。. 2。. 幼 児 の体 力 つ くり. 「幼児 の体力つ くりとは何 か」 に関 しての資料 をもとめて も,こ の問 いに 対 して明快な解答 を与 えて くれ るものはどこに もない。 といって成長期 にあ る幼児を ほってお くわけにはいかない。幼児教育 の重要性 は数年前 より特 に 激 しく叫 ばれ るよ うになって きた。 また これは この急激な変化 の連続 である つ 今 日の社会生活を生 きぬいてい くための基礎的な全 てのものを含んだ能力 くりの大切 さが,認 識 されてきた表 われであると思 う。幼児 のか らだ は乳児 と同 じようにまだまだ柔軟で あるとともに毎 日が見 ていて楽 しくなるほど成 長 して い く。健康 な幼児 はつね によ く動 き,あ きることな く違 った遊 びを ど ん どん と変えてい く。 そ して これが成長力の現われであ り,生 きてい くため. 3)水 谷英 三 1971. :甲 南女子大学 研究紀 要第 8号 “幼児体 育 に関す る研 究 "pp。 141∼ 161.

(3) i水. 谷 英 三. 159. のI社 会性 や 協調性 を つ くって い くよ き経験 に結 びつ いて い るわ けで あ る。 し か し生 活 の 習慣 や環 境 な どによ って,こ の成長 が正 し く伸 ば されて い るとは い え な い場合 もあ る。 だか らこの成長力を健 やか に育 てて い くと ころに幼児 体育 の基本 の意義が あ ると考 え る。 そのため には幼児 の形態 ,生 理 機能 ,感 覚機能 ,運 動機能 な どの発達 強化 され る時期 の と らえ方 が大切 で あ り,そ れ らの こ とを よ く理 解 した上 で の体力 つ くりが必要 とな らて くる。. A B C D. 形 態 (身 長 ,体 重 ,胸 囲,骨 格 など計 測 で判 断 で きるもの) 生理機能 (脈 博 ,呼 吸,睡 眠な どの生 理 的なは た らき) 感覚機能 (視 覚 ,聴 覚 ,触 覚 な どのはた らき) 運動機 能 (運 動 に必要 な筋機能 ,神 経機能 ,関 節機能 ,感 覚機能,1循 環機能 な どのはた らき). これ らは身体 的 な発達 の面 で あ るが,精 神 的 な面 で の発達す る時期 の と ら え 方 も大切 で あ る。. A B C D E. 情緒 (恐 怖 ,恥 ず か しさ,怒 り,笑 い な ど) 知能 理 解 と思考 (相 貌 的知覚 ,空 間,時 間,世 界観 ,推 理 ,数 の観念 な ど) 記憶 と想 像 言語 5). また幼児 の社会 的発達 を と らえ る こ とも大切 で あ る。. A B C D. 自我意識 (自 己表現 な ど) 社会 的関係 (幼 児社会 ,友 人 ,男 女 関係 な ど) 社会 的行動 (遊 び, り‐ ダー シ ップ,協 力,競 争 ,反 抗 な ど) 道徳意識. この身体 的 な面 ,精 神 的 な面 ,社 会 的 な面 の発達す る時期 に刺激を与 え. ,. よ りい ちだん と発達を 強化 させ る こ とが幼児 の体力 つ くりに結 びつ くので は な いだ ろ うか。. 4)阪 本一郎 :児 童心理 (岩 崎書房 ) 5)教 師養成研究会叢書第 5輯 :成 長 と発達. (学 芸図書 ).

(4) =δ. 幼児体育に関する研究 (No.2). θ. c 。︲ s  . r  ︲   と a.   o. ,. つ 形   a  い. J. y猟 h 拗P. 佐 W 口榊 O , し福      士 P胎数れがれ 臨け勧拗し. 幼児 の体力 とは何か とい うこ とを考 え るな らば体力 の定義づ けを考 えねば. 6)福 田邦三 ,長 島長郎 :体 育学 通論 p.9 文 明堂 1949 7)吉 田章信 ,鈴 木繁 ,浦 本 政三 郎 ,八 木高次 :“ 身体適性 に関す る研 究 "体 育学研究 v01, 1, No。 6 pp。. 400-430. 1953. 8)佐 々木 隆 :“ 歩 行時 の エ ネル ギ ー 代謝率 と体 力 との関係 "体 育学 研究 V012,4 p。. 177 1957. 9)体 育大辞典 :p.674. 不 昧堂. 1957.

(5) 水. 谷. 英. 161. 三. 宮 島俊名 は「 体 力 (Physical Fitness)と は, 人 間 の生 活現象 のための総合 的 能 力で あ って,身 体 的能力 も精神 的能力 も含 まれ た もので あ る。 これ らふ た つ の完備 と能力発揮 とは相互 に 因果 関係 に あ る。 この す べ ての身体 の総合 的 な能 力があ り, しか も これが完全 に発揮 され るものが健全 な体力 で あ り. ,. 健康 とい う状態 にお いて成立 す るもので あ る。」とい う。奈良 岡健 三 は “ 体育 の 科学 的基礎 "の なか に,Miller,Bの 次 の論 が引用 されてい る。 す なわ ち 「 Physical Fitnessと 健康 とは 同 じ意 義 を もつ 言葉 と考 え る人 もあ るが,そ れ は 同意語 で はない。 Physical Fitnessと は人 間 の力 が到達で きる範 囲 内で 筋力 0運 動能力 ・運 動速度 お よび運 動 によ って得 られ た極度 の疲労 ,あ るい は疲労を伴 わない持久を もち,ま たす べ ての能 力を もって あ らゆ る活動 にお い て もっとも有効 ,か つ 能率 的 にそれを使用で き,そ れを発揮 しうるよ うな 身体 的状態を い う。」で あ る。 ここで奈良 岡健 三 は,適 性 と健康 の違 い を 指摘 し,体 力 の考 え方 に少 しふれてい る。猪飼 ,杉 本 ,石 河 な “スポー ッの生理 学 "の 中 に「体 力 は,人 間 の 活動 の基礎 を なす 精神 的 お よび身体 的能 力で あ る と い うこ とがで きる。 したが って,体 力 が強 いか 弱 い かを 判定す るために は,い ろい ろな方 向か ら考 え る こ とが必要 で ,ひ とつ の測定法 で体力を判定 す る こ とはで きない。」と述 べ ,体 力 を 身体 的 な面 と精神 的 な面 の両面 か ら捉 えて い る。飯塚鉄雄 は “アメ リカ に お け る体力を高 め る方 法 "の なか に次 の よ うにい って い る。 「体 力 は,筋 力や持久力 だ けで な く,適 性 (Fitness)と い う概 念 に発展 し,も はや粗 野 な筋力 や 体格 で な く,今 日の複雑 な社会生 活 に必要 な全 体 的 な適 性 ,す なわ ち全体適性 (Total Fitness)と い うこ とが間 題 とな って きて い る。 アメ リカ にお いて適性 を,(1)PhySiCal Fitness,(2). Emotional Fitness,(3)Mental Fitness,(4)Social Fitnessの. 4つ に分け. て い る。 また 飯 塚 鉄 雄 は,身 体 適 性 学 に 関す る文 献 研 究 の なか に Physical. 10)宮 島俊名 :体 育運動医学概論 小り 61957 │1書 房 11)奈 良岡健三 :体 育 の科学的基礎第 4章 身体適性 pp.43∼ 62 1958 12)猪 飼 杉本 石河共著 :ス ポーッの生理学 p.134 1960 13)飯 塚鉄雄 :新 体育 “アメ リカにおける体力を高 め る方法"p.77 1963 14)飯 塚鉄雄他 :身 体適性学 に関す る文献研究体育学研究 V019,1,p.144 1963 p。.

(6) 162. 幼児体育 に関す る研究. (No。 2). Fithessす なわ ち身体適性 とは「筋力 ・持久力 0敏 捷性 ・柔軟性 ・ 弛緩性 な どの積 極 的体力 の水準 が高 く,か つ 形態お よび内臓 諸器官 の機能 な どの消極 ス 的体 力 が正 常 で あ り, 個体 として の 身体 が あ らゆ る 環境 にお け る ス 、ζ に耐 え うる抵抗能 で あ る。」と述 べ て い る。 A.Hス タイ ンハ ウ ス 博士 は ,. “How to keep it and like it''の なか に「 フ ィ ッ トネ ス とい うことを ひ と 口で定 義 づ けれ ば,人 間 の精神 と肉体 が現代 の生 活 にフ ィ ッ ト (適 す る。適 応す る。)す るとい う意味 で あ って ,具 体 的 な項 目として あげれ ば次 の 4つ を 意味す るといえ るで あ ろ う。. 1)健 康一 つ ま り病気 と無縁 な丈 夫 な身体 2)身 体 の機能一 あ らゆ る筋 肉・心 臓 0肺 が充 分 に発達 して いて,. 日常 の. 生 活 になに不 自由 な くやれ るよ うな力 ・速 さ・持久力 が そなわ って い る こ と。. 3)旺 盛 な気分一 よけ いな心 配 や恐怖 や 緊張 を もち こむ ことな く,休 む べ きときには完全 に休 み,休 みが終 れ ばただ ち に仕事 に集 中 して,打 込 め る旺盛 な精神 力を持 つ ことっ. 4)精 神 の もち方一利 己的な動機 を はなれて,積 極 的 に世 のため社会 のた めにつ くす気持 を持 ち,ま た じっさいにその 役割を果 た す こと。 と書 かれ てい る。現代社 会 に適 した体力 ,ま たは現代社会 に適応 す る体 力 つ ・ くりを考 え るとき には,現 代社会 に適す る身 体 的能 力 ・精神 的能 力 社 会人 として生活 で きる社会 的能力 をす べ て 含 んだ もの として考 えねばな らな い。 水谷 は多 くの体力 につ いての参考文献 か ら体力 の定義 づ けの抽 出を試み た結 果 ,ひ と くち にいえ ば「体 力 とは,人 間が活動 して い くため に必要 な身体 的 ・精神 的 0社 会 的能力 で あ る。」といえ る。 さ らに幼児 の体力 を定義 づ けるな らば「 幼児 が単 に生命 を保 って い るだ けで な く,元 気 よ く健康 的 な毎 日を送 り,遊 び に精 を 出 し,将 来社会 の一員 とな るため の経験を充分積 んで い け る だ け の 身体 的 ・ 精神 的 0社 会 的能力 で あ る。」といえ る。 この こ とを ふ まえ て , 15)Arthur H Steinhau鋭 “HOW. TO KEEP FIT AND LIKE IT"p.101966.

(7) 水 谷 英 三. 163. 現代社会 に適応 した刺激を与 え幼児 を成長 させ る こ とが 幼児 の体力 つ くりだ といえ る。. 3。. 幼 児 と体 育 あ そ び. い ままで に述 べ て きた文 献 をみて も,福 田,長 島,や 吉 田,は 身体 的能力 と精神 的能力を と らえて い るが, 佐 々木 は作業遂行能力 の 総合 力 とい って い る。 また宮 島 は生 活現象 のた めの 総合 的能力 とい って い る。 奈良 岡 は, Physical Fitnessを 福 田や 吉 田の体 力 の解釈 と同意義 に考 えて い る。 これ ら をみ ると体力 の考 え方 は大 へ んむ つ か し くな る。 その他 の大部分 の専 門家 も 体 力を身体 的能力を中心 に と らえて述 べ てい る。 これ に対応 す るもの は精神 力 で あ り,精 神面 も生理学 的 にみれ ば中枢神経 の働 きで あ るか ら体力 の一 部 と考 え るべ きで知能 ,意 欲 ,感 情 ,言 語 な ども含 めて 精神力 に属す る し,社 会 的関係 ,社 会 的行動 ,道 徳意識 , 自己表現 な どの社会性 も大切 な体 力 の一 部 と考 え るべ きで あ る。幼児 が 4才 の終 り こ ろには,す で に長時間作業 の運 動 にたえ られ るよ うにな るの も,身 体 的持久性 と精神 的持久性 がそなわ って くるか らで あ る。 ひ と りっ子 ,お ばあち ゃん子 の 3才 ,. 4才, 5才 ,に お け. 16). る体力 比較か らみ て も友人 ので きな い環境 の幼児 が あ そびを通 して得 る身体 的,精 神 的,社 会 的体力 に成長 の延 びを鈍 ら して い る こ とを証 明 して い る。 教育社会学者 Brown F.J:7)は 「 社会学者 は成人 にな ってか らの生活準備 と して の遊戯 に 関心 を もって い る。 しか しそれ はあそびで 習得 した特殊 な技 能 がお となに まで持 ち越 され るで あろ うとい う理 由か らで はない。社会学者 はあそびか ら,と くに集団 に あ らわれたあそびの様相 か ら,子 供 が社会化 し て 同志 的感情 の意 味を さと り,集 団 内での 自 らの役割 をみ い だ し,適 応 や対 立 や 協力 の意義を学 ぶ のを 知 って い る。 また子 どもの生 活 において,遊 戯集. 16)水 谷英三 :体 育 のお くれた子 ど もたちのキャンプ報告書 神戸 YMCA体 育事業 委員会. pp。. 11∼ 14. 1966. 17)体 育 の科学社 :大 学 の保健体育 ppe 21∼ 22“ 体育 と人間関係 ".

(8) 幼児体育 に関す る研究 (No.2). ■64. 団 は い くら強調 して も し足 りな い ほ ど大切 な もので あ る。遊戯集 団を通 じて 子 どもは協調性 ,団 体遊戯 や競技 の 規則を習 いお ぼえ る。子 どもが は じめ遊 戯 集団 に参加す るの は,ほ ん らい一人 でで きな い こ とをす るためで あろ う。 そ こで まもな く子 どもはそ の集団 に長 く加 わ ってい よ うと思 えば 自分 もまた 他 人を助 けなけれ ばな らな い こ とを知 るよ うにな る。 そ して 自分 ほんいの利 害 か ら発展 して集団活動 の利害 を気 にか ける よ うにな る。」とい って い る。 こ れ は子 どもの遊戯活動 と社会 的発 達 との関係 につ いて述 べ た もので あ るが. ,. 体 育 がその個人的側面 のみな らず集団 的側面 につ いて 注意す るよ うにな って か ら,こ の社会 的発達 が 目標 の一 つ と考 え られ るよ うにな って きてい る。 幼児 の体育 あ そびを考 え る場合 ,ま ず考 えねばな らな い こ とは,幼 児 の発育 発 達 の 強化促進 され る時期を 研究 せ ね ばな らな い。学 術書研究論文 な どをみ て も部分 的 には トレー ニ ング の 重要性 な どは見 られ て も, あ ま り 多 くはな No。 1)" に発達強化 され る時期を図表 い 。水 谷 は “ 幼児体育 に 関す る研究 セ. に あ らわ し発表 した。 図表 において身体 的 な ものを取 上 げてみ ると,形 態 の 面 で は,身 長 は 3才 の 前半 よ り,体 重 は 3才 半 ばよ り,発 育 が強化 されて ゆ き,骨 格 は 3才 半 ばよ り少 しづ つ 化骨化 され る。 また生理 的 な面 で は,脈 博 が落 ち着 き,長 時間運動 にたえ うるよ うにな るの は 5才 をす ぎてか らで,こ れ らは この時期 に急 激 に発達す る こ とな どがわか る。乳児期 で 視覚 ,聴 覚 な どが,ほ ぼ完全 な まで に発達す るが,運 動感覚 ,位 置感覚 な どが,発 達す る の は 3才 を過 ぎてか らで あ る。神 経 ,筋 の調整 力 が増 して,各 種 の組合 わせ 運 動 がで きるよ うにな るの は,. 4才 半 ばを過 ぎてか らで あ る。. 幼児 期 のは じめ ごろの運 動遊戯 は,移 動把握 な どの運 動機能 の発達 と平行 した もので あ り,い わゆ る機能遊戯 が主 な もので あ る。 4才 半 ばよ り,走 る. ,. 投 げ る,跳 ぶ ,ぶ らさが る,滑 るな どの運動 の基 礎的技能 を身 につ け るよ う に な り,さ らに,な になに ご っ こなにな に遊 びに結 びつ いて くる。 よ じの ぼ る,お す ,ひ く,つ か まえ る,な どの基礎的運 動 の要 因を学 ぶ こ との で きる の は,. 4才 後半 にな る。. 18)水 谷英三. :甲 南女子大学研究紀要第 8号 pp.158∼ 159 1971.

(9) 水 1谷. 英. J65. 三. 人 はその発達過程 にお いて,あ る能 力を獲得す ると, 自発 的 にそれを使用 す る傾 向が あ る。 これを「 自発 的使用 の原 理」 とい らて い る。幼児 の遊 びの 場 よ り これを考 えてみ ると. :. 例 えば リズムの体感―一 ま りつ き,ス キ ップな ど ス ピ ー ド 感―一 早 く走 る 対称 な る脚カーー なわ とび,高 い所 よ りとびお りる 平. 衡. 性―一 細 い所 を渡 る,高 い所 に のぼ る. 腕 ・脚 な どの筋カーー 鉄棒 ,よ じの ぼ る 体 の 調 整 カーー 物を投 げ る,け る,自 転車乗 りな ど。 それ によ って さ らに能力が高 め られ,ひ とつの こ とがで きた満足感 ばか り で はな く, 自信 に結 び つい て くる。場合 によ って は誇 りにな り,さ らに反復 練 習 をす る結 果 ,技 術 の進歩 が見 られ るよ うにな りだす。 また身 体 や運動能 力が あ る水準 に達す ると, それ に相応 した 運動遊戯 が行 なわれ る。 もちろ ん, 運動遊 戯 は身体 や 運動能力のみ によ って 行 なわれ るもので はな く, 知 的,情 緒的,社 会 的 な発達 とも関連 し,さ らに環境条 件 によ って も左右 され て い る。鉄棒 ,マ ッ ト,跳 箱,ボ ー ル は もちろん,ブ ラ ンコ,ジ ャ ングル・ ジム,す べ り台 ,平 均台 ,登 り棒 ,雲 梯 や た い こ橋 ,つ りわ, 自転車 ,ス ケ ー ター, シー ソT,ネ ッ トク ライ ミングな ど運 動用具や,体 育 あそび用具 の 多 くあ る 環境 で は 自然 それ らを用 い るチ ャ ンス も多 く運動能力 も高 め られ る。 また これ らの用具 によ って生 まれ る遊 びによ る社会性 の発 達 ものが す こ とがで きな い。都市 の 中心部 の幼児 と 自然環境 の 多 い地域 の幼児 との身 体 的 体 力比較 は,水 谷が幼児 の “ 運 動 トレー ニ ング"の 論文 で 発表 して い るごと く明 らか で あ る。井 上 の 日本私立幼稚 園全 国大会 の “か らだ "の 分科会 での. 発表を見 て も,家 庭 で体育的用具を多 く持 っている幼児 ほど,運 動機能 の面 です ぐれていることが証明 されてい る。 幼児期 においては,そ れぞれの環境 に応 じて,知 的・情緒的な要因を もっ 19)井 上正子 :日 本私立幼稚園全国大会 “か らだ"分 科会の発表資料 1072.

(10) 166. 幼児体育 に関する研究 (No.2). ・ た ご っ こ遊 びの よ うな模倣 的 `想 像 的 な遊 びが行 なわれ ,さ らに創作的 構 成 的 な遊 び も行 なわれ る。 5才 を過 ぎる ころ にな ると,遊 びに冒険的 な要 因 バ ンス が加 え られ て,障 害 や変化を考 えて遊 ぶ よ うにな る。 これ は幼児 の ラ を取 る能力が両脚 の発育 や 中枢神経 の 発育 に あわ せ て 成長 した 現 われ で あ る。 また回数 を数 えた り,競 争的 な遊 び も好 まれ るよ うにな るが 4才 以下 の (l考 え られ る。今 まで に述 べ て 幼児 には競争的 な もの はあ ま り望 ま し くな し きた よ うな こ とが らか ら,・ 3才. 04才 05才 の体育 遊 び には次 の よ うな こと. を中心 において考えるべ きである。す なわち この年代 に強化 され る発達 の機 能を促進 させ るよ うなものを選ぶべ きで,単 に筋機能を強 くす るようなもの ・ を中心 に考 える体力つ くりでは障害 の原因 lFな る。む しろ精神的 社会的 な. つ 発達のきっかけをつ くるようなものを考慮 にいれて考えるべ きである。か て,興 味本位の遊具に,フ ラフープ,ホ ッピングなどがあったが,夢 中にな り過ぎるため障害を生 じ,学 会でも禁止 した例もある。幼児の体育遊びを線 によらて結び示す と次のようになる。 得 習 成 長 発達 強化     の ↓        プ し     感   感     ツ 返 →︱ 足   越 ︲上 ﹀シ 繰  満   優     一 の      r ↓L       ダ. ←識→. 長  び  激. 成   体   刺. 4。. 節︱ ← 鮪→ ︱ り . ・ ↓ ︱←集 団生活 のよ ろ こび →︱ ↓. 新 しい経験 │一 │. 基 礎 的運 動能 力 と発 達 強化年 令. 基礎的運動能力 とは,運 動 とい う機能を行 なう能力の基礎を なす ものの意 味である。 だか ら機能 の一種 とも考え られ るが,機 能か ら独立 させて運動能. 20)水 谷英 三 :幼 児 の体育 あ そび pp。 3-4.1970. “い ろい ろな体育用具 を用 いて "神 戸 YMCA.

(11) 水. 谷 英. 167. 三. カということばを用いるのがふつうでぁる。運動能力ということばにはふた つ の意 味 が含 まれ る。 ひ とつ は現在 どのて い どの 能力 が あ るか とい う こ と で ,も うひ とつ は将来 どのて い どまで 伸 び るか とい う潜在能力 で あ る。 じっ さいには両者 を 区別す る こ とがで きな い。幼児 の体育遊 びを考 え るばあ い将 来 伸 び るで あ ろ う潜在能力を よ り強化 させ て蓄積す る こ とと,潜 在能 力を消 滅 させ な いた めの訓練 で あ ると考 え る。 この基礎的運動能 力 とその強化 され る年令 を考 えな くて は幼児 の体育遊 び の指導 はで きな い。. A)瞬 発力 瞬発 的 に発揮 され る動 的 な力を 瞬発力 とよぶ 。 これ は. Powerと いわれて. い るが,が ん らい物 理 的概念 で 単位時間 にな され る仕事 量を意味 して い る。. 4才 を過 ぎる ころよ り遠 くへ とんだ り,高 くとん だ りす る脚筋 力を,瞬 間的 に最大 限 にだす能力 が強化 されて くる。 とぶ能 力 が高 ま って くると走 る能力 も これ に伴 って高 まって くる。 両足 を同 時 にそ ろえて とべ るよ うに な るの は,. 5才 を過 ぎてか らで あ る。 トレー ニ ング によ って は 4才 前半 にで も可能. で あ り,脚 筋 力 の発達 に影響 す るといえ る。 走. とぶ→ 両足 で 1ぶ ― │三. B)持 久力. ぃ. 1:ぶ. と. 三 │→. :賃 1:煮 蜃. 発力. =瞬. │. 運 動 を 継続 して い くと,疲 労 して きて,短 時間 あた りの運 動量が低下 して くる。身体活動 が,い か に長 く続 くか とい う能 力を持久力 と考 え る。 これ は 筋 の持久性 のみ な らず ,そ の他 身体 的持久性 ・精神 的持久性 ・社会 的 な持久 性 も含 んで い るため複雑 で あ ると思 われ る。身体 的持久性 は 4才 半 ばよ り強 化 され ,そ の発達 は著 しい。 ややお くれ て 精神 的持久性 ,さ らにお くれ て社 会 的持久性 が強化 され る。幼児 の体育遊 び には これ らの こ とを考慮 にいれ な けれ ばな らな い。持久力を高 め るポイ ン トを あげ ると次 の よ うにな る。. 21)朝 比奈,猪 飼 ,石 河. :ス ポーツ科学講座・ 2・ スポーツと体力. pp。. 25∼ 26. 1970.

(12) 168. 幼児体育に関する研究. (No。 2). 生理 的機能 の高 ま りによ る持 久性. a b c d e. 呼吸機能 を高 め る。 循環機能 を増 強す る。 血 液性状 を良好 に保 つ。 内分泌系 の 適応状態を改善 す る。 筋持久 力を高 め る。. 精神 的 な面 の充実 による持久性. f. 精神 力 の充実。 22). 持久力 と年令 の関係 身体 的持 久性 ↓ 精神 的持久性 ↓ 社会 的持久性. (4才 半 ば) (5才 過 ぎ) (6才 過 ぎ). C)調 整力 調整 力 とい う こ とばは単 に器 用 さ,協 調性 とい った意味だ け とはい えない。 多 くの学 術書 か ら見 て も調整 力 の解釈 は い ちよ うで はない。. r. 幼児 の場合 を考 え ると次 の よ うな こ とに しぼ られ ると思 う。. a. たえず変 化す る運動課題 に対 して,迅 速 正 確 に対応 して運動 を遂行 し て い く能 力。. b. 新 しい状況 を正 し く理解 し,こ の理 解 に基づ いた運動技能 を 習得す る とい った学習能力。. c. 身体 の全般 的 な コン トロー ル とい った意味 に用 い られ て いて,も ちろ ん 精神 的 な面 も含ん で い ると考 え る。. 幼児 の体育遊 びで は部 分 的 には 4才 半 ばよ り強化 され るが,全 体 的 な調整 力 は 6才 を過 ぎてか らと考 え る方 が よい。体育遊 びの指導 で は,何 か 具体 的 な 目標 を作 り, しか もで きるだ け焦点 を絞 って,そ の点 にお け る部 分 的調整 力 を伸 ばす こ とに留意す べ きで. 3才 で は単 一行 動 を中心 と し,. 4才 で はふ. 22)水 谷英 三 :“ 幼児 の体育 "兵 庫 県幼稚 園教 員研修資料 pp.6∼ 7 1971.

(13) 169. 水 谷 英 三 た つ ぐらいの行動 を取 りい れ,. 5才 で 2∼ 3の 同時 運動を反復練 習 させ る こ. とが望 ま しい と考 え る。. (1)平 衡性 静 的平衡 の安 定性 の よい姿勢 を整 え る こ とが その 出発点 とな り,不 安 定 で あ るとい うこ とは, 動 的 な平衡 に も影響 して くる。 前脳機能 の 良否 , 小脳 系 ,大 脳 にお け る諸 中枢神経 な どの感 覚神経 系が重要 で あ る こ とは事 実 で あ るが, まず は, 病 的状態 で な い か ぎ り, 体 力 つ くりの 具体 的方策 を考 え る と,と くに取 り立 てて ,こ こを こ うした らよ くな るとい うよ うな こ とは考 え に くい。 そ こで 発育発達 の初 期か ら平衡機能 の練 習 にな る運 動 を充 分 させれ ばよい とい う こ とにな るか ら,幼 児体育 を考 え るとき,平 衡性 の トレー ニ ン グ に力 を いれ るべ きで あ る。. 5才 前半 よ り狭 い と ころを渡 った り,高 い と ころ に立 った り,不 安定 な姿 勢 を保 った りす る運 動 に興 味 を もちは じめ る。 こ うした 冒険的 な ものを よろ こぶ 性格 と,身 体 的,と くに筋力 の発達 と,神 経系 の発達 とが合致 して この 平衡性 が強化 され る。 4才 半 ばよ り軽 い トレー ニ ングを始 めて この感覚 を促 進 させ るべ きで あ る。 バ ラ ンスを とる能力 は年 長児 にな るに従 って 個人差 が 大 き くな る。 これ は水谷が幼児 の体育 に 関す る研究. (No。. 1)で 証 明 して い. る。 また平衡性 は幼児 の年令 にお け る トレー ニ ングの効果 が強 く現 われ る こ とも証 明 して い る。 こ うした幼児 期 にお け る平衡性 に関す る トレー ニ ングは 成人 にな るに したが ってその影響 が現 われ ると考 え る。. 12)敏 捷性 体 の全 体 ,ま た は部分 をすみやか に動 か した り,す ばや く方 向を変 えた り す る能 力を敏捷性 とよん で い る。行動体力 に時間概念 を入 れ,長 さの面 か ら 見 た ものを 持久力 と考 え るな らば,短 さの面 か ら見 るのが敏捷性 であ るとい え る。. 23)水 谷英三 1971. :甲 南女 子大学研究紀 要第 8号 “幼児体 育 に関す る研 究 "pp.154∼ 155.

(14) ■7θ. 幼児体育に関す る研究 (No.2). 12345 時間. 短時間でできる能力 敏捷性. (身 体的・精神的 ). 長時間持続 できる能力 持 久力. 敏捷性 はで きるだ け短 い時 間 の 間 に,ど れ だ け の行動体力を発揮す る こ と が で きるかが問題 で あ り,走 りなが ら急 に方 向を変 えた り,音 と共 に 自分 の 体 を早 く動作 に移 した りす る能 力 は幼児 で も トレー ニ ングす る こ とがで きる し, トレー ニ ング の効果 も大 きい。敏捷性 の トレー ニ ングは, 4才 を過 ぎる こ ろか ら始 め るべ きで,. 5才 以後 の発達 は著 しい ものが あ る。 これ は反射 神. 経 を 刺激す る こ とが大 切で ,工 夫す る こ とによ って,興 味 と結 び つ けた トレ ー ニ ングがで きる。 (31 巧 緻性 身体各部 の動作を巧 み に して ,運 動 を スムース に リズ ミカル に行 な う能力 は,幼 児期 ・少年期 に基 礎が作 られ ると考 え る。成人 に達 した人 た ちのなか で 運動 に リズ ムがな く,な ん とな くぎ こちな い人 を見 るが,こ れ は幼児 期 お よ び少年期 にお け る体育的 なあそびの不 充分 さを現 わ して い ると考 え る。最 近 で は, この よ うな人 た ちが増加 してい る傾 向があ ると考 え られ る。 3才 で は指先 や足 首 ,手 首 な どが強化 され , 4才 で腕 ,腰 か ら下 の脚部 が強化 され. ,. 5才 で体全体 の運動機能 が強化 され るとい え る。 こ うした能 力 は,反 復 す る こ とによ り効果 が現 われ るか ら,反 復 させ るために,遊 びのなか に興味 のわ くよ うな ものを 多 く取 りい れ るべ きで あ る。. (4)協 調性 3才 ごろか ら幼児 は他 の幼児 とともに,か な り長時間 い っしょに遊 ぶ よ う にな る。体育遊 びのなか に も こ うした協調性 が 養 われ るよ うな ものを 3才 後 半 ごろか ら少 しづ つ取 りいれ , 自己中心 の遊 びか ら協 同遊 びへ と移行 す るプ ログ ラムや用具 が必要 とな って くる。重 田・ 田中 は,幼 児 の社会性 の発達 の なかで遊 びを独 り遊 び,平 行遊 び,連 合 的遊 び,協 同的遊 び と分類 して い る。. 24)重 田為 司,田 中敏 :幼 児 の体育 あそび “幼児 の社 会 性 の発達 につ いて "pp。 68∼ 69 1962.

(15) 水. 3才. 2才. 谷 英 三 ` 5才. 4才. =71. 6才. _→ 二→看 ―→貫 ―一番 一二:三 二重 ■■ 各 鰹 び. び. 遊 び. 5。. 遊 び. 楽 し さ. ,幼 児 の体育あそ びの留意点. 今 まで に述 べ て きた基礎 的 な運動能力を高 め るため に,次 のよ うな留意点 を考慮 にいれ な けれ ばな らな い。. :. a.つ ね に幼児 の発達強化 され る時期 の研究 を し,成 長発育 の年令 にあわ せ て一 歩早 い 目に刺激 を与 えて い くべ きで あ る。 b。. 体育遊 びの 内容 やプ ログ ラムを その 目的 とす ると ころ に あわ せて,焦. 点 を 絞 り考 え るべ きで あ る。. c.目. 的 に あわ せ た用 具 の配慮 が必要 で あ る。. d.ト. レー ニ ング の 際 の安 全性 を ,つ ね に考慮 しな くて はな らな い。. e.個 人差 ・性差 を考慮 にいれ な けれ ばな らな い。 その他幼児 の体育遊 びを通 して経 験を与 え,成 人 に達 した ときの重要 な運 動能力 として の要素 を考 え るとき,次 の よ うな こ とが あげ られ る。 a 距離感 =物 を投 げ る距離 , 自分 が跳 ぶ 距離 な ど,視 覚 とともに 4才 前 半 よ り少 しづつ 経験 によ って 強化 されて くる。. b. 重 量感 =物 を もつ重量感 ,投 げ るボール の重 量感 な ど物 体 の重 さと力 の 関係は 3才 後半 よ り経験 によ って強化 されて くる。. c. リズム感 =ボ ー ル を つ く リズ ム,縄 を連続 で とぶ リズム,走 る リズ ム な ど運動す べ て の リズム感 は, ト レー ニ ングの効果 が著 しい。巧級性 と も関連 して運 動 の種類 によ って は,. 4才 始 めよ リ トレー ニ ングす べ きで. あ る。. d. ス ピー ド感 =歩 いた り走 った りす る ス ピー ド,ボ ール とか円 い ものが.

(16) 172. 幼児体育に関す る研究 (No.2). こ ろが る ス ピー ドな どの ス ピー ド感 も リズム感 とともに, 4才 後半 よ り 強化 されて くる。 トレー ニ ング によ って は 4才 半 ばで も強化 され る種類. e. もあ る。 ´ タイ ミング =と ぶ タイ ミング,協 力 して もの ごとを処理す るタイ ミン グな ども大切 な もので,. 5才 半 ばよ り強化 され るが 4才 後半 で も トレー. ニ ング によ って は強化 され るとい え る。 その他 空中感覚 や空 中 にお ける動作 の変化 ,高 所 にお け る安 全性 ,物 体 の 把握方法 ,物 体 の運 び方 ,も の ごとを処理 す る正確 性 ,約 束 ごとを 守 って運 動す る協調 性 な ども,他 の こ とと関連 して反 復練 習 の効果 が認 め られ る こ と は,体 育遊 びのなかで 考 えな くて はな らな い重要 な こ とで あ る。.

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