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サモア国立大学と長野県看護大学の短期学生交換留学協定に基づく2013(平成25)年度 国際看護実習   2011年 東日本大震災 「東北被災地での災害看護演習」報告書

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(1)

サ モ ア国立 大 学 と長 野 県看護大 学 の

短 期 学 生 交換 留学協 定 に基 づ く

2013(平

25)年

国際看護 実習

2011年

東日本大震災

「東北被災地での災害看護演習」

報告書

B日

8B

■ , ^

u

, ・ や 髯 々 諄 轟 導

私 たちが学 んだ こと、分 か ち合 った こと、唸 に決 め た こと

そ して 「伝 えたい」 と思 う気持 ち をま とめ ま した。

P 二 打 耳

(2)

20i3(平

25)年

度 「国際 看 讃 実 習」 は、 本 学 の み らい 基 金 お よ び 長 野 県 看 護 大 学後 援 会 に よ る ご支援 をい た だ き、 実施 され ま した。 実施 に あ た り、 準備 か ら終 了 まで広 くご理 解 とお 力添 え をい た だ きま した 学 内タトの 皆様 にく よ り感謝 申 し上 げ ます。 な お、 災害 看 讃演 習 に お きま して は、 金石 市 お よ び大槌 町 の 皆様 の ご協 力 な く して は 実 現 しませ ん で した。 改 め て仰 ネし申 し上 げ る と と もに、 普様 の ご健 康 と ご多幸 をお折 りい た します。

サモア国立大学と長野県看護大学の短期交換留学協定に基づく

2013(平

25)年

国際看護実習

「東北被災地での災害看護演習」報告轡

長野県看護 大学基礎看護学講座 国際看護 実習 発行 :「国際看護 実習」科 目担 当 宮越幸代 発行 日

:2014(平

26)年 3月

8日 引用・ 転載を希望される場合は、お手数ですが ご―報 ください。

Hliyakoshi‐sachiyo@naganO‐nurs.ac.jp

399-4117長

野県駒 ケ根 市

1694番

地 長野県看護大学

(3)

東 日本大震災の地で留学生と共に者える災害看護

長野県看護 大学基礎看護 学講座 「国際看護 実習」科 目担 当 官越幸代 平成

25年

度、サモア国立大学 と本学 の短期交換留学協定 に基づ く 「国際看護 実習」では、留学生 2名 と本学実習生の合計 5名 が、後半の 1週間で東 日本大震災 の被災地である釜石市 と大槌 町での 実習 を行 いま した。 大地震 も津波 も経験 していない 自分たちが、留学生を伴 って被災地で何 がで き るのか、実習の成果 は未知数 どころか、かえつて現地の方 々を煩わせて しま うのでは ?と い う不安 を抱 えた大いな る 「挑戦」で した。 長野か ら東京へ 、またそ こか ら

7時

間余 りの夜行バ スに乗 り継 ぎ、釜石市 に到着 した直後 か ら、 コ ミュニテ ィセ ンターで保健師か らの講話 、翌 日は一 日かけて医療機関、民間施設 を訪問 し、現地 の 「語 り部」の方 々か ら実際の体験 をお聞 き しま した。 旧大槌町役場跡 で、仮設団地で、津波 に寸 断 され錆 びついた レール の上で 。・ 。中には写真 を示 しつつ、私たちを見かけてその場 で解説 を申 し出て くだ さる方 も複数い らつ しゃいま した。予定の時間を超 えて もなお、あの 日起 こった事実 を 伝 えよ うとす るその姿にいつ しか私たちの 「何かを したい」「何かをせねば」 とい う気負 いや、学生 の緊張感 は徐々に薄 らいで、まずは 「現地で事実に向き合 う」経験の重み を噛み しめま した。 体験 と結びついて刻 み込まれた災害時の看護職者 の 「冷静 さ」 「通訳 を介 した説明で、留学生にそのすべてを理解 して もらうのは大変難 しい」 とい うことは、 わか っていま した。 とはいえ、サモア と日本の津波被害 とい う共通の経験 をもとに、彼 らが被災地 で感 じた こと、考 えた ことを、今回はひ とつで も多 く共有 し、本学の学生 とともに心に刻み付 けて お くこ とが重要なのではないか、 と考 えま した。実際に留学生たちには、 自分 自身の事前の体験 と 結びつ いた話 が最 も心 に刻み込まれた よ うで した。た とえば、県立大槌病院では、屋上 に忠者 を避 難 させ

2晩

を過 ご した看護師長 の体験談の中か ら、不安 を募 らせ る忠者や仲間に、そ して 自分 にも 「大丈夫、大丈夫」 と言い聞かせ ることで、冷静 さを保 った とい うお話 を聞きま した。 このエ ピソ ー ドについて留学生の一人は、

2009年

にサモア沿岸 を襲 った大津波後 に 「自分が落 ち着 かな くて ど うす る」 と、 自分 に言い聞かせつつ、周 りにも 「落 ち着いて」 と伝 えることで、冷静 に対処できた 経験 をす んな りと結 び付 け 「実感 として理解 で きた」 と話 りま した。 地域を守る看護職 、途上国や被災地で働 く看護職 をめざす学生たち 災害時の冷静な態度 とともに、留学生 らは 「地域を津波か ら守る看護職の使命 を実感 した」 と語 りま した。また、本学の実習生の一人 も「『 いずれは被災地で』 と思つてきたが、それはやは り『今 だ』 と思った」 と、この春か らこの演習で訪問 した釜石市に就職す ることを決めま した。 本学では複数の既卒実習生が国際協力の道に進み、中には既に帰国 して新たに今年か ら離島の医 療に関わる者 も出てきま した。必ず しもそれ らが

9年

間 (2013年度

)の

実績を持つ国際看護実習の 成果 とは言いきれませんが、両校が じつくりと積み上げてきた実習の経験は、国や地域を超 えて人 と人が支え合 う力につながっているのではないか、と思 うことがあ ります。 その他 に も海辺 で子 どもた ちの安全 を見守 る活動や、実習の最後の夜 に皆で斉唱 したサモアの美 しいメ ロデ ィー・・・瞼の向こ うの数 々の思い出か ら、同 じく津波か らの復興 をめ ざす彼 の国か ら 私 自身 も大いな る力 を もらった よ うな気 が しています。気負いを捨てて、現地の事実に向き合 つた この実習の経験が、学生たちの今後の人生や看護職 としてのキャ リアを支 えてい くことを心か ら祈 っています。真夏のハー ドな実習スケジュール に引き続 き、真夜 中の高速バ スに揺 られ、初 めての 被災地訪 問。 この短期 間の演習で学び として確認 で きた ことは、それ ほ ど多い とは言い切れ ませ ん が、「災害看護」を手掛か りに国を超 えて どのよ うな体験、学び、気づ きがあったのか、是非、本冊 子 を じつ く り手 に取 つて ご覧いただけま した ら幸いです。 最後 に、現地で本演習 をll夫 く受 け入れ て くだ さいま した皆様への御礼 とともに、引き続 き、東 日 本大震 災の影響 を受 けた地域の皆様の ご健康 と復興 をお祈 りいた します。 平成

26年

3月 本学実習生の巣立 ちを前 に

(4)

国際看 護実習 と災害吾 護演 習の位置 づ けおよび 目的

2013(平

25)年

度「 国際看護実 習」履修生 および スケ ジ ュール 各 自が設定 した独 自の実習 目標 と達成状 況の振返 り (長野県看 護大学実習生の実習後 レポ ー トか らの子友粋)

サモアロ立大学堅学生が学んだこと

(実

習後提出レポートからの子

友粋

) 「 災害看護演習」実習成果報告会の概 要 と発表資料

平成

25年

10月

25日

(金

)信

濃毎日新間朝刊

掲載記事

平成

25年

11月 10日

(日

)医

療タイムス

掲載記事

報告会資料

「国際看護実習」科目担当

富越幸代

報告会資料

飯嶋勇貴・ 伊東有紗子・ 富澤江莉

平成

25年

度卒業研究》

2013年

度国際看護実習から学んだ災害看護の普

遍的な原貝」

とサモアにおける災害吾護の検討」要約

伊東有紗子

サ モアロ立大学 および長野県看 護大学 間 における交 流事業 学生短期交換 竪学 「 国際香護 実習」 の概 要 5     6

7-10

11-12

13

14

Web公

開 で は省略

15

16

実習が終 了 し、卒業前 に周 うこと 本学 国際看護実習履修 生

17

国際看護 実召 を終 えて 礎看護 学講座 ◆井家子・ 富越 幸代

18

写 真 資 料

:駒

ヶ根 出発 よ り成 田空 港 か らの 蜜 学 生 帰 国 まで 計

36点

Web′

ム`開では省略。本学

HP「

2013年

度国際看護実習」よ りご覧 ください。 本学 トップページ

>>キ

ャンパスライフ

>>年

間行事の様子

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*本

報告 妻全体の内 容の公表にあり

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は、 ブバ`て支ご象 舌の許

U済

み です海ヽ 本詈のヨ1罵・ 転載 の場 合は ご連絡 くださ レち

(5)

国際看 護実習 と災害看護演習の位置 づけおよび 目的

2013(平

25)年

国際看護実習

(サ

モア国立大学者護学生受け入れ年度

)

1.実

習 目的 異文化的背景 を持つ他 国か らの留学生 と共同で保 健 医療福祉施設 の視 察や 臨地実習 を行 い、互 い の社会的背景や文化・習慣 が どの よ うに対象 の理解や看護実践に影響 を及 ぼすのか、看護 における お互いの国の特徴や普遍的な原則 を知 る とともに、国内外 での看護 実践 に必要 な国際的 な看護 の視 点 を養 う。

2.実

習 目標

1)サ

モア国立大学看護健康科学部の学生 (以下、留学生)と互 いの国の社会 システムや文化 を紹介 し合い、それ らがそれぞれ の住民の暮 らしや健康 に どの よ うな影響 を与 えているか を考察す る と 同時に、 自国の文化や習慣 への理解 を深 める。

2)留

学生 と共 同で保健 医療福祉施設 の視察や臨地実習 を行 い、サモア と日本 で行 われ る看護 の違 い について意見交換 を行 い、それ らの特徴 とそれぞれ の違 いが生 じる背景 を考察す る。

3)臨

地実習 での対象理解や看護 アセスメン トを通 して、サモア と日本 の看護学生が対象 を とらえる 視 点や看護 問題 を抽 出す る過程 の違 いお よび共通点 を理解す る。

4)臨

地実習 で共 同 した経験 を元 に、国や文化 の違 い を超 えて普遍的 に共通す る看護 の原則や効果的 な国際的協働 の方法 について具体的 に考察す る。

5)実

習期間全般 を通 して、異文化 の国で過 ごす留学生 との よ りよい連携 と共同に努 め、円滑なチー ム ワー クを行 う。

「 国際看護実習」における東日本大震災被災地での「災害看護演習」

1.演

習 実施 の 背景 と 目的 世界 で もアジア地域 は統計上、世界 で最 も自然災害の発生件数 お よび被害額 において、トップ レ ベル の位置づ けにある。 アジアの中で も先進的に発展 を続 けてきた我が国は、防災お よび発災後の 災害対応 にお いて も先駆 的な取 り組 みや他 国への リーダー シ ップを発揮す る使命 が期待 され、近年、 基礎看護教育課程 においては災害看護教育が義務づ け られ た。 一方、途上国はイ ンフラや社会的な基盤 の脆弱 さか ら、被災 による社会的なダメー ジは先進 国 と の比較 にな らない打撃 をもた らす。南大洋州の中で も、本学が交流協定を結ぶサモア国立大学があ るサモ ア独 立国は、古 くか ら津波やサイ クロンな どの 自然災害 に見舞 われ 、防災お よび災害後 の対 策 が課題 とな つてきた。 つ ま り、防災や発災時の対応 の充実 は もちろん、両国の学生が災害看護 の 実践力 を身 に着 けるこ とは、両国の看護教育 に求 め られ る重要 な学習課題 で ある。 この演習 では、 サモ ア国立大学 と本学の実習生が履修す る国際看護実習 を通 して東 北被 災地 を訪 ね 、その実際の視 察や 両国の学生 に可能 な活動 を行 う。 さらに、その体験 と思 いについての意見交換 を通 して津波被 災地で学んだ ことを共有 し合 い、国 を超 えて実践 で きる災害看護 の普遍的 な原則 と同時 に、それ ぞ れ の文化 にふ さわ しい災害看護 の具体的実践 を考 える機 会 とす る。

2.演

習 の 方 法

1)訪

問先 の岩 手県釜石市お よび大槌町 にお ける東 日本 大震災の記録資料 を閲覧す る と同時に、災害 看護学担 当教員 よ り災害看護 の原則 と実際 に関す る講義 を受 け、震災の概 要 と被 害の状況 を理解 す る。

2)岩

手県大槌町 で救援活動 に携 わ つた災害看護 学担 当教員 お よび現地担 当者 に よる紹介 に基づ き、 東 日本大震災 に よる津波被災地の視察や許可 を得 られた語 り部 (保健師お よび住民各 1名

)か

ら の体験談 の聴講 を行 う。また仮設住宅 を訪ね、有志の住民 らに よる現状の暮 らしについてのお話 を聞 く。

3)紹

介 を受 けた県立大槌病院での震災直後の対応 に関す る講話 をお聞 き し、被 災直後 の医療従事者 の対応や災害看護の役割 についての意見交換、仮説診療所内の視察 を行 う。

4)現

地の担 当者 よ りご紹介いただいた海岸 での子 どもたちのための体験型企画 に参加 し、子 どもた ちの海 での安全 の見守 りと、サモアの歌の披露 を行 う。

5)学

生間で上記 の体験 の共有 と振 り返 りを行 い、国を超 えて実践 で きる災害看護 の普遍的な原則 と 同時に、それぞれ の文化 にふ さわ しい災害看護 の具体的方法 を考察 し、各 自の学習課題 と報告書 をま とめる。 さらに各所属大学で後 日、演習 の報告会 を行 う。

(6)

サモア国立大学および長野県香護大学間における交流事業

2013(平

25)年

度学生短期交換留学

「国際看護実習」

履修生

(実

習生

)お

よびスケ ジュール

「国際看護実習」歴修生 :長 野 県看護大学3名 お よびサモ ア回 立大学 2第 合計5名 引率教員 :官 越幸代 (「国際看護 実習」科 日担 当)・ 今井家 子・那須淳 子 合計 3名 履修 生 5名 の概 要 長 野 県看 護 大学

Nagano Conege of Nursing

(NCN)

サ モ ア 国 立 大学 看護 健 康科 学 部

National University oF SamOa

(NUS) 大 学 飯嶋 勇貴 官澤 江莉 伊 東有紗子 M「Tuiuh Tagaloa (ツイ ウ リ・ タガ ロア) Ms.Emele Filisi (エメ レ 。フ ィ リシ) 氏 第 4学年 編 入2学年 4学年 3学年 3学年 学 年 国際看護 実習 期 間

:2013(平

25)年

7月 29日 (月

)∼

8月 10日 (土) うち 災害看護 演習

8月

7日 (水

)∼

8月 10日 (土

)4日

間 15 14 13 12 11 10 8月 11日 8月 10日 8月 9日 8月 8日 8月 7日 8月 6日 8月 5日 8月 4日 8月 3日 8月 2日 8月1日 7月 31日 7月 30日 7月29日 7月28日 7月27日 日 土 金 木 水 火 月 日 土 金 木 水 火 月 土 月 日 金石市子ども交ヽ流企画参加・ ボ ランテイア 実習のまとめ。発表会準備 等 語り部の硝話聴硝・ 被災地の視 察等 (大槌町) 釜石到着(小休憩) 大学出発 →松本協立病院視 察・ 卒業生との基談 実習成果報告会準備 駒ケ岳散策 施設実習③ 休息 施設実習② 施設実習① 実習オリエンテーシヨン・ 自己 1日介 休息 年 前 休憩・ 国際空港への移動 図学生帰ロチエツクイン 関連機関挨拶・ 帰国準備など 自由時間・ 休息 県立大槌病院視察・ 復幸市場な ど 保健師力lらの災書看護講話・ 意見交 換 移動(″▲`本→東京) 学内での実習成果報告会 災害看護語義・ 枚災地での演習オリ エンテーシヨン 休 息 オープン・ キヤンパス参加 (「 国際看護実習」紹介および留学生と の交流コーナー) 実習のまとめ・ 報告会準備 実習後カンフアレンス 実 習カンフ アレンス 実 習カンフ アレンス 大学歓迎会,キヤンバスツアー・ 宿 合オリエンテーシヨン 講座歓迎会 Aucmand着 (乗り換え) 年 後 駒 ケ根到着 留学生サモア出国(日付変更線) 夜 間 成田出発 サモア帰国 移動 (金 石→東京)車内泊 帰国準備 (釜 石泊 3泊日) (豊 石泊 2泊目) (豊石泊 1泊目) 移動 (池 袋→釜石 )車 内泊 学生主催「夏祭り」多加 移動準備 等 」ICA駒 ケ根青年海外協力隊割1練所視察お よびボランテ イアとの交流

(7)

各自が設定 した独自の実習目標 と達成状況の振返 り

(長野県看護大学実習生の実習後 レポー トか らの抜粋)

1.各

自の「 国際看護実習」全体 に対 する独 自の 目標 ★本学実習生

A

l.病

院や施設 での実習 を通 して、サモア と日本 にお ける医療 の違 いを理解す る。

2.サ

モ アの人々が何 に興味を示 し、何に驚 き、 どう感 じるかを学びたい。そ して彼 らをサポー トしたい。 [根拠

]異

な る文化的背景 を持つ人々に対す る看護 を行 う上で、具体的に どの よ うな ことを配慮 した り考慮す るかを学び、実践 に活か したい と思つたため。

0本

学実習生

B

l.サ

モア人留学生の様子か ら文化 の違いによる生活 の困難 さを知 る。

2.お

互いの看護観 を共有 し、違 った視点に触れ ることで 自分の視野を広 げる。 [根拠

]日

本 に来 て困つた こ とは文化 の違 いに よるものが大 きい と思 い、そ こか らサモアの文化 を知 ろ うと思 ったため。視野 を広 げることでまた新たな 自分 に気付 ける と思 ったため。 。本学実習生

C

l.サ

モ アの学生 と看護 に関す る意見 を交換す る。

2.文

化的背景 の違 い を知 る。

3.サ

モ アの看護師 と協力 した活動 について学ぶ。

4.今

後 、 自分が実習経験 をど う活かせ るかを考える。 [根拠

]国

境 を越 えた関わ りを行 うためには、互いの文化的背景 (生活習慣 、考 え方 な ど

)を

知 り、相手の回、 自分の国の特徴 を知 ることで互いの理解や協力ができると思 ったため。 また、医療 の国際化が進む 中、今後、自分 にできることはなんなのか、どうした ら貢献で きるか を考 え、将来 に活か してい きたい と思 ったため。

2各

自の 実 習 目標の達 成状 況の振 り返 り ★本学実習生

A

・ 施設 での実習やカ ンファレンスな どを通 して、サモア と日本 にお けるケアの内容の違いや基 準値 の違 い、道 具 の違 い、展開方法 の違いな どを学ぶ ことができた。そ こには、文化的背景や 歴史、経済面な どの社会的背景な ど様 々な側面が影響 し合 っているためである。 ・サモアの人々に 日本 のチ ョコレー ト屋 ドーナ ンを勧 めて も、あま り食べなかった。 しか し、 バナナに ココナ ッツパ タダー をかけた料理 を食べ る と、とて も嬉 しそ うな表情になった。また、 サモアの民族衣装 を着て踊 る時 も着付 けの指導 を した り、髪 を結 うな ど、積極的に行 って くれ た。 さらに、会話 の中でサモア語 を使 った り、サモアの歌 を覚 えよ うとした ことで、彼 らとよ り親密 になれた よ うに思 つた。 そのため、 日本 の文化 を紹介 して、気 に入 つて もらいたい とい うこち らの希望 もあるが、それ を押 し付 けず、相手の文化 を理解 して取 り入れてい くことで信 頼 関係 が築 きやす かった り、相手 に受 け入れ て も らいやす くな る。

0本

学実習生

B

実習 中だけでな く、一緒 に買い物 に行 った り遊び に行 った りした際にた くさんの話 をす ること がで きた。や は り、困 る場面で多かったのは食事であ り、食文化 の違 いは人 に大 きなス トレスを 与 える とい うこ とを知 るこ とがで きた。看護観 まではいかないが、サモア学生の人 と関わ る際の 姿勢 は見習 わな くてはい けない と思 うこ とがた くさんあ り、人 を尊敬す る とい うことは こ うい う こ となのだな と学ぶ ことができた。

(8)

。本学実習生

C

留学生の話 を聞 くのに必死 になつて しまった場面 もあつたが、身振 り手振 りを交 えなが ら患者 の情報 の共有や今後、 どんな看護 ケア、家族 とい うものの考 え、看護 システムな どについて知 る こ とがで き、 日本 とは異なる文化、生活 、価値観 もあることを学んだ。看護過程や基本的な看護 ケアの考 えは 日本・サモア と共通す る部分 もあ り、何 が共通 してい るか、異 なつてい るかを知 る こ とは大切 だ と感 じ、共通す る部分は積極的に連携 を取 りなが ら行 つてい くべ きだ と考 えた。 し か し、その際、言葉の壁がある と連携 、 コミュニケー シ ョンが上手 くいかない場合 もあるのでは ないか と今回の実習 を通 して感 じた。 国際基準の もの、言葉 を知 ってい るとよ リスムー ズに連携 や意識 、考 えの共有 ができるよ うに思 い、英語 である程度 の会話 がで きれ ば最 も良いが、図 を用 いた りして共通 の理解 をす ることも言語 が異なる人々 とコミュニケー シ ョンを とる際には必要だ と思 つた。今 回、英語 を用いての実習であ り、ず つ と英語 には苦手意識 があったが、英語ができ る とい ろい ろな国の人 とコミュニケー シ ョンを とり、協力できること、また英語 が話せ な くて も ジェスチャー を使 つた りして伝 えよ うとす る姿勢が大切 だ とい うこと、 日本 の価値観 を押 し付 け ない こ と (入浴 に関す る考 え

)も

大切 だ と感 じたので、その よ うな経験 を外 国人 、忠者 と関わ る 時 に活 か したい。 3。 この実習を将来に活かせる可能性について考えた こと ★本学実習生

A

外 国人 の方 と接す る際 には、で きるだ け相手の表情や言動・態度 な どに細 か く注意 を払 つた り、 積極 的に コ ミュニケー シ ョンを図 つて、相手 を よく理解 しよ うと思 った。 また、相 手の文化や考 えを受 け入れてい くことで、協働 してい くことができ、お互いを信頼す ることもで きると思つた。 初 めは 自信 がな くともコ ミュニケー シ ョンを積極的 に とっていきたい と思 った。 また、彼 らとコ ミュニケー シ ョンを図つた り、言動な どをよく見 ることで彼 らが受 けるカルチ ャー シ ョンクや理 解 していなそ うな こ とを把握 して、そ こに対 して介入 した り、興味 をもつた よ うで あつた り受 け 入れ られ た こ とにつ いては、活用 してい くよ うにす るな ど、相手に合わせて配慮す ることも大切 であ る と思 つた。逆 に、相手の文化 を理解 し、相手の文化 を受 け入れ る姿勢 を示 した り、 こちら が配慮す ることで、相手 も安心 しやすかった り、親近感 を抱 きやす くなるため、相手の文化 をよ く知 ろ うと思 つた。

0本

学実習生

B

で きないな りに英語 を話 し、 コ ミュニケーシ ョンを とり続 けた この二週間は 自分の中で大 きな 自信 となった。何 で も挑戦 してい くことが大切 だ と学 んだため、積極的 にい ろい ろな ことに興味 を持 ち活動 してい きたい。 。本学実習生

C

現在 の 日本 は国際化が進 んでい るため、国内において も外 国人看護 師や外 国人息者 と関わ る機 会 がある と思 う。 その際には今回の経験 を活 か し、 コ ミュニケー シ ョンを取 ろ うとす る姿勢 を持 つ こと、 日本 と外国では大小様々な文化、生活 スタイル、価値観の違いがあることを念頭におい て関わることを大切 に したい。 国際基準の もの (言葉 、考 え、スケール

)を

勉 強 してい く必要性 も感 じた。 また同 じ日本人 ど うしであつて も、先入観 、偏 見の 目を持 たない こ とも重要だ と思 つ た。「本目手 を理解す る」とい うことは国際を問わず難 しい問題 なのか もしれないが、楽 しい とい う 気持 ち、思いや りを持つ とい う態度 は どの国で も大切 に され共有で きるものだ と感 じたので、思 いや りを持 って多 くの人 に関われ るよ うにな りたい。

(9)

4.災

害看護演習で蔵 した こと ★本学実習生

A

・地元の方 の体験や、その体験 を踏 まえた意見・教訓 を聞 くことは とて も重要である。地元の方の 意見 と政府やマス コミの報道 にはギャ ップがあった り、現実や生の声ではない部分 もある。「津波 てんでん こ」「自然 と対峙 しちゃな らない」 といった地元の方の言葉 が印象的であった。また、訓 練 が とて も大切 であ ることをお つ しゃつていた。そのため、災害 に対 して、 自主的な訓練への参 加や避難す るための経路の確認 。災害時の対応 な どを考 えてお いて、発災時に迅速 に行動できる よ うに してお く必要がある。 ・ 宝来館 の女将の話か ら、子 どもが被災後、遊ぶ場所がな くてス トレスが溜 まってい るとい うこと を聞いた。子 どもはい ろいろなス トレスを抱 えた とき、遊び によつて発散す ることもできるため 遊びの支援 も必要である。また、「釜石の奇跡」 と呼ばれ、中学生が逃 げたのに続 いて小学生が逃 げた とい うこ ともあ り、子 どもの行動力や危険 を感 じる力は大人 よ りも強いのではないか と思 つ た。 また、防災セ ンターに子 どもを連れ て行 くことで、子 どもが変わった とい うことも話 してい た。そのため、子 どもに行 う防災教育は有効である し、正 しい指導 を しなけれ ば子 どもを危険な 目に遭 わせ かねないのだ と思 った。 ・ 自主防災組織 の活動 によって、災害時 に大 きな助 け とな り、多 くの人 々の身体・精神 の身 を守 る こ とができた とい う話 を聞 き、そ ういつた地元住民の力 を借 りることは とて も重要である。保健 師 な ど地域住 民 との関わ りが強い行政 は、防災にお ける地元住民 との連携・協力体制 を整 えてお くことが重要である。

0本

学実習生

B

今 まで何気 な く生活 してい ることが多 かったが、今 ここで災害等起 こった ときに どの よ うな こと がで きるか具体的に考 えることができるよ うになった。 しか し、テームワー クの大切 さを学び、 自 分 だけ知 っていて も しょ うがない ことを知 った。 そのため、 もつ と多 くの人に知 って もらえるよ う に 自分の見てきた ものを色 々な人 に話 していきたい。 また、女将 さんのお話や大槌病院でのお話 を 色 々な人 に聞いて もらいたい。 。本学実習生

C

・地域住民・施設・行政 。病院が連携 した協力体制 をつ くり、周知す る。 ・ 災害時に何が必要になったかを被災地か ら学び、物品 。知識 (限られ た物 品での対処法、感染症 対策方法 、 どんな疾患が増 えてい るのか、 どう情報 を共有・保管す るか

)を

備 える。 ・地域 の特性 を知 り、その地域で予測 され る災害、被害、連携やその手段 について考 え、それにあ つた対策 を考 える。 ・災害への意識 を常に持 ち、いつで も迅速 な対応 ができるよ うに心掛 ける。定期的に知識・設備の 確認 をす る。 ・ 風評 な どか ら被害者 を差別 しない。

(10)

5.災

害看護演習の経験 を活かすために者 えた こと ★本学実習生

A

災害 において、 自分 の身 を守 ることの大変 さ、難 しさを改めて思 つた。 いつ、 どこで起 こるか分 か らない災害に対 し、防災や減災のための様 々な研究がな された り、情報提供 された り、訓練がな され てい る。 しか し、今回の震災で被災 した方々は多勢いる。そ して、私 自身 この大 きな災害が起 こることを予想 し得 なかつた。確かに災害に対す る備 えな ど、ある程度知識 はあつた。 しか し、原 発や地域・病院 での防災対策 な どに関 しては、あま り知 らなかつた。今 回の東 日本 大震災の後 か ら、 災害 に関 して、 ど うや つて身 を守 るか、被災 した時 に ど うや つて周 囲の人々 と協力・ 協働 しなが ら 生活 してい くか、 自分 には何ができるか、平時か ら何 を してお くべ きか、 といつた防災意識 が高ま つた よ うに思 えた。そ して、災害時における看護職者 の担 う役割 は大 きい と思つた。災害時にお け る医療処置、医療が継続 して受 け られ るよ うにす るための援助、感染症 。生活習慣病 な どの予防、 精神 的なケア、防災・減災のための訓練や防災組織 との連携、他職種連携 な どであ る。 この ことか ら、改めて看護 を振 り返 ると、看護 はひ と りで行 うものであるが、やは り他職種や地元住民な ど、 あ らゆる人 々 と協力 して、あ らゆる人 を巻 き込みなが ら展開 してい くことも大切である。 災害対策 において、今 回住 民の方か ら、「自然 と対峙 してはな らない」「人が造 った ものは全て津波 で壊 された」 とい う話 を聞き、改めて 自然 に対す る畏れ の気持 ちや、人間の無力 さを知 った。いろ い ろな方の話 を、生の声 を聞 くことで伝わ る思い もある し、防災や 日常の生活 にお ける意識 も変わ つて くる と思 つた。彼 らの生の声 を聞 くことを疇陪 して しま うこともあつたが、イ ンターネ ッ トの 動画や記事 な どを活用 して、いろいろな人の経験や思いを聞 くことをこれか らも大切 に していきた い。

0本

学実習生

B

自分 は東 北の被 災状況 を知 ったつ も りでいただ けなのだ と実感 した。街 の中心地で あ るはず なの に更地 にな り、何 もない場所、プ レハブでできた コン ビニ、山の中にあるた くさんのシェル ター。 津波・地震 か らだいぶ経 つた と勝手 に思 っていたけ ど、現在 もまだ続 いてい るとい うことが理解 で きた。特 に大槌病院でのお話や宝来館 でのお話 は、地震直後 の ことか ら現在、そ して今後 の ことま でお話 して くだ さったため、 とて も分か りやすかつた。看護師 としてではな く―社会人 として何が で きるか、考 え直す機会 となった。大槌病院の被 災直後 の話は、チームワー クとい うものの大切 さ を改めて学ぶ ことができた。一人では決 してできない し、周 りと声 をかけ合い、協力 してい くこと で患者 さんの命 を守 ることができていた。三 日間大変だつたけれ ど、行 うことができて本 当に良か った。 。本学実習生

C

今 までの授業 では負傷者 の処置方法や被 災地 に派遣 され た時 の活動 内容 を中心 に学 んで きたが、 今 回は被 災者 としての立場 での考 え、対応 も学ぶ ことができた。 プ ラムの里 では災害時の備 え (組 織 、研修 、用具、地域や機 関 との連携

)を

行 ってい る ことを知 り、住 民の力 を借 りるこ とは大 きな 力 にな るのだ と感 じた。 医療者 として も地域 に どの よ うな備 えがあるかを知 つてお くことは、災害 時の連携 をスムーズにす るために必要だ と感 じた。普段 か らの協力、連絡、指導が必要だ と感 じ、 施設 、住民、医療機 関のつなが り、組織づ くりが大切 だ と学んだ。被災地での医療 は、必要な物質 が十分 にない中で行 う可能性 が高 く、 ここで も他機 関 との連携 の必要性 を感 じた。必要な物資の支 援 、息者 の情報 の共有、忠者 の移送 な どを行 うこ と、感染症や ス トレスな どに よる疾息 を予防す る ことな ど様 々な姑応 が求 め られ ると思 う。災害はいつ起 こるか分か らず、 自分だけは助 か るだろ う と思い込みがちである。 また生活圏以外 の災害は時が経つ と忘れ て しまいがちである。 しか し、災 害 を忘れ る ことな く、教訓 として備 えた り、支援 を続 けた りす るこ と、風評 に よる差別 を行 わない こ と、人 としてできることか ら対応 を行 うことが大切 なのではないか と思つた。 日頃か ら防災の意 識 を高 め、教訓 を生かす こ と、共 に協力 し合 う姿勢 を保 つ ことが必要 だ とい うことを学 んだ。また、 地域 の特性 にあつた対応 (地形 、住民の構成 な ど

)を

行 うことも必要だ とい うこ とを学 んだ。

(11)

サモア国立大学留学生が学んだこと

Jサvどθコサ〃/♂ねβ盟♂

9h♂

a盟

盟 θぬ 題 算 口 θ打サ

(実習 後 レポー トか らの抜粋)

SUB」

ECT l.″

ο7Lil∬ノ0“rθθ′Яゎ。ロサ洗甲,力θJθ側財Tθ 22どじ冒Jサο盟7

μ本の翼 ヒや昌積 を ど夕とらえた″う 留学生

Aさ

ん 私 は 日本 の文化、習慣 、価値観 、信念 を楽 しみなが ら学ぶ ことができま した。 まるで この国に生 まれ た人 の よ うな気持 ちで、「こんにちは」「いただきます」「あ りが とうございます」な どの言葉 を 学ぶ ことがで き、緑茶や着物 な どもとて も気 に入 りま した。 日本 の文化 を学 んだ り、 日本 とサモ ア の保健医療サー ビスを比較研究 した りす るために改 めて この国に留学 しなおせた ら、 とさえ思 うほ どです。 また 日本人は、サモア人の よ うに とて もフ レン ドリーでその文化や言葉 を分かち合 うこと に熱心であ ることもわか り、 これ は私 に とつてきつ と忘れ られ ない経験 になると思います。 日本 の医療 ケアや看護 は、人 々のためによく組織化 され筋の通 つた もので した。保健 医療施設 は 安全 が考慮 され 、人々に とつて最 良の健康状態の維持 がめ ざされ ていま した。 また、機材や備 品は 大変高品質 で、国家の豊か さや政府 による保健 医療への支援が よ く反映 されてい ると感 じま した。 私 が感 じた 日本 とサモアの保健 医療看護 の違いは、次の通 り整理 され ます。 留学生

Bさ

ん 日本 の文化や習慣 をサモア と比較す るのは大変難 しい ことです。大変私的な感想ですが、 日本の 文化 は とて も興味深 く、た とえば 「外 国人や訪 問者 を迎 える ときの対応 」「そ ういつた人 々を一緒 に 行動 を共 に した り、お付 き合 いをす る方法」「食 べ物や料理 を分 か ち合 う方法」―特 に外 国人に対 し て食事 を提供す る ときの方法 な どに関心 を持 ちま した。文化 とい う側面か らのお もしろさとい うだ けではな く、その形式がサモア とはま るで違 うので、 とて も興味 をもちま した。私 は この短期交換 留学 とい う好機 会 に恵 まれ 、 これ らの文化 を学ぶ こ とができま したが、 日本 の文化 は どれ もとて も 面 白く、「美 しい」 もので した。サモ ア とは対照的 に、 日本 の医療従事者 はケアのために多様 な設備 や物 品を扱 い、病院 ではそれ らを使 って どの忠者 に もきちん としたケアが行 われ ていま した。 サモ ア にお ける設 備や物品の使用では、 日本 と似 てい るところもあるのですが、大 きな違 いは、 日本 は 物 品が豊 富に供給 され てい る一方 、サモアではケアに用い られ る物 品は大変少 ない とい うことです。 。使用物品や機材等の供給状態 と品質の良 さ 日本 。(感染予防等 のた めに

)整

った設備 と安全 な方 法 、確 立 され かつ補 強 され たガイ ドライ ンが あ る。 ・看護師はよく教育 され、訓練 され、医師 らとの 間の意思疎通 において も、礼儀正 しく行 われてい る。 ・膨大な対象の数に対応す るには不十分で、交差 感染 な どの弱み もある。ガイ ドライ ンや安全 な方 法 があつて も、人々はそれ に準 じなかった り、守 れ なかった りす る。 ・看護 師はよく訓練は され ているが、医師 との問 に意思疎通の不足があることが問題 である。両者 の立場 には葛藤 があ り、息者 の要求 を満 たす最高 レベ ル のサー ビス を実践す るための能力 に も限 界がある。 ・使用物品や機材等の不足。入手可能な ものだけ が忠者 に使用 され る。最高品質のマネジメン トの ためには、よ りよいクアを行 うニュージー ラン ド の実践が参考に されてい る。 サモア

(12)

SUBJECT 2.″

ο″ 凸il∬0口 触 とο7c/コPη

"θ」θ ttθttiln辺′θarθ カカどコvβttr arθ 庇 班 あ どタ

今菱 、汀″うιてみた レ嘴 本 で学ん 潮 効 紺 巧 藩 留学生

Aさ

ん 日本で実践 した り、見た りした ことを、自分が獲得 した経験 として有効 に活用 したい と思います。 忠者 だ けでな く、看護師に とつてのベネ フィッ ト (便益

)が

考慮 され、構築 され てい る 日本 のシス テ ムにお ける知見 を分かち合 いたいです。 た とえば、状態のあま り良 くない忠者 について、病棟 で は朝 の申 し送 りにメンバーが集合 し、経過の情報共有 と協議 を行 い、健康状態の改善のために尽 く す とい うよ うな実践 です。 留学生

Bさ

ん この実習経験 を通 して、私が将来、サモアでの正看護師 としてのキャ リアを向上 させ てい くため に多 くの有益 な ことを学びま した。日本 の医療現場 には、本 当に興味深 い ことがた くさんあ り、 自 分 自身 のケア・ サー ビスをもつ と向上 させ な くてはな らないな、 と思いま した。 た とえば 「プラム の里」(複合高齢者施設

)で

は、医療者 は施設 の中で、 どの利用者 にもよく意思疎通 を図 り、職員 た ち と協同的に働 いていま した。彼 らは、入浴や身体運動 な どの他 に与薬 な どの場面で、利用者 それ ぞれ にふ さわ しい固有のケアを実践 していま した。 もつ とも興味深 かつたのは、与薬時の 「5R」 の 原則 にのっ とって皆 さんがそれ を順守 しよ うとしていた点です。

5Rと

い うのは、「正 しい患者 の、 正 しい場所 に、正 しい量 を、正 しい時間に、正 しい方法で」とい う大原則 ですが、息者 も医療者 も、 安全性 の確保 のために、それ らを反映 していた点が とて も印象的で した。

SUBJECT 3.μ

ο″ど」ilメノ0口θ′Яゎ。ИιD」ilg節サθr」瞳阻並

TL aFθ

θ力どarθЯれ 賀抵οttv7 東 海 麹 翻 貨 茨 零 護│こつレ`て考えた こと 留学生

Aさ

ん 東 北の津波被 災地 を訪 ねて実習 を してみて、私は公衆衛生看護 師にな りたい と思い、それ を決 め ま した。 なぜ な ら、私たち看護職 の主な役割 は、住民の安全 に基づいた活動 を企画 。実践 した り、 健康認識 を高 め るよ うなプ ログラムを作成す ることにある と思 ったか らです。 それ で私 は、 自然災 害 に襲 われ た ときに、 どの よ うに人 々を助 けるか、 と う方法 においての (今まで捉 えていた技術 と は

)違

った技術や 、知識 を もつと身 に着 けたい と思いま した。(Aさんはサバイイ島 とい う海岸 に沿 つて公道 が開けてい る島の出身

)海

沿い に暮 らす人 々のためのプ ログラムを通 して、私 自身 も強い 存在 とな ることができるで しょ う。私は、 自分の島の海 とともに暮 らす村民や、友達、親戚 の安全 を導 くガイ ドライ ンを確 立す るために、そのよ うな知識や経験 を豊富に備 えた人々を巻 き込みつつ、 自分 にで きる活動 を模索す るつ も りです。 留学生

Bさ

ん 日本 で津波被 災地 を訪ね る機会 をいただいた ことにまず 、感謝 を申 し上げます。私が最初 に 「津 波被 災地」 と聞いてイ メージ したのは、 とにか く 「す ごい」場所だ とい うことです。 そ して、実際 には私が これか らサモアに帰 つて、学ばな くてはな らない ことがた くさんある!と い う新 たな認識 です。 だか ら、 これか らサモアに帰 つて、災害がいかに大 きな災いを もた らし、国家 を破壊 して し ま うか とい う影響 の大 きさを語 りたい と思 っています。 そ うすれ ば、村や集落の住民、地方や国家 レベル で も人 々は、災害 に備 えた万全 な準備 を し、災害か らの影響 を受 けないための知識 を持つ こ とにつ なが る と思います。 また、避難プ ログラムは、万が一災害が起 こった時の警戒や準備 のため の地域 の取 り組 み を強化す ることになるで しょ う。それ だけではな く、常に災害が起 こるか もしれ ない、 とい う危機感 を常に持 っていることは、一人一人が持つ命 はたつた一つだけであ り、その命 が奪われて しまっては三度 と戻つては こない とい うことを再度認識す ることにな ります。 災害の際 には、車や家 な どの所有物の ことは忘れ て、まず 自分 が助か ることを優先す るとい うことを忘れて はな らないのです。

(13)

平成

25年

度卒業研究》要約

2013年

度国際看護実習か ら学んだ

災害看護 の普遍的な原則 とサモアにお ける災害看護 の検討

長 野県看護 大学 氏 名 伊東 有紗子 指導教員 宮越幸代 日本 においては

2011年

に 「東 日本大震災」

,南

大洋州 のサモア独 立国においては

2009年

に 「サモア諸島沖地震津波」が発生 し

,近

年 の災害発生件数 の増加やその被害規模 の大 きさか ら 国際的に災害看護への期待 は高まってい る。本研究は長野県看護 大学

(NCN)と

サモア国立 大学

(NUS)と

学生交流 に関す る合意締結 に基づいて開講 された

2018年

度 「国際看護実習」 を通 じて

,被

災 を経験 した両国の学生が獲得 した災害看護 の知見や

,両

国の学生等 と共有でき た学びを明 らかにす ることを 目的 とした。さらにこれ らを踏 まえ両国の普遍 的な災害看護 の原 則 を検討 し

,サ

モアの特徴 を活 かす災害看護 の方法について具体的に検討 した。 研 究方法は

NUS学

生2名

(A,B男

)に

対 し

,記

述式質問紙調査

,半

構造化イ ンタ ビュー, 意見交換

,参

加観察

,実

習終了後に提 出 された レポー トの分析 を行 つた。分析 はそれぞれの内 容 か ら「災害看護 に関す る知見」「災害看護 に関す る学び」「サモア独 自の災害看護 の方法」「普遍 的な災害看護 の原則」とい う

4つ

の視点 に基づいて行 った。その結果,「災害看護 に関す る知見」 では

9項

目,「災害看護 に関す る学び」では

2項

目,「サモア独 自の災害看護 の方法」では 【災害 に対す る避難所 。講習会場 としての教会の有効性 】【アイガを活用 した 自主防災組織 】とい う2 項 目が挙 げ られ

,さ

らにその項 目の内容 か ら

,サ

モア と日本 に共通す る と考 え られ る「普遍的 な災害看護 の原則」を抽 出 した。

NUS学

生に とつて

,設

備や備品な どのサモア と日本 では背景が異 なる事柄 か らは「災害看護 に関す る知見」や「災害看護 に関す る学び」が明確 には確認 され なかつた。一方

,NUS学

生が 自分 自身の体験 と結び付けて理解できた被災地での講話は「災害看護 に関す る学び」として具体的な発 言の中で確認 された。また「災害看護 に関す る学び」として導かれた 【災害時に看護師が冷静 にな ることの重要性 】においては,「災害時に特有の反応 である『 正常性バイアス』は時に逃 げ遅れ の原 因 ともな りうる」とい う防災心理 を踏 まえることの重要性 が導かれたが,今 後の課題 として,

NUS学

生がそれ を表面的でな く

,実

践的な学び として理解す るための方法や時間確保 が必要 と 考 え られた。同様 に 【津波か らいち早 く避難す ることの重要性 】においては

,現

地で学んだ「津 波てんでん こ」とい う教訓が

,今

回の震災で改めて見直 された意味 と現地の人 々の体験 を

NUS

学生が十分に理解 できる段階まで深 める必要性が導かれた。 本研究は 日本 を訪ねた留学生 を対象 に

,そ

の経験や語 り

,観

察 された様子か ら彼 らが得 た知 見や学びを分析 したが

,サ

モア現地の津波被害 を正確 に踏 まえた分析 は行 つていないため

,サ

モアの特徴 を活かす災害看護 の方法 についての考察は推測 に留 まる。そのため今後 は本研究 を 基 にサモアの文化

,慣

,地

,風

,医

療状況等 を考慮 した現地での追跡調査 を行い

,本

研 究が導いたサモアにお ける普遍的な災害看護 の原則 の妥 当性や実用性 を検討す る必要がある。 *研究内容は今後整理 し,公表予定です

(14)

サモア国立大学および長野県者護大学間における交流事業

学 生 短 期 交 換 蜜 学「 国 際看 護 実 曰 」 の概 要

ー 刀 θ′牛 r子功方′♂牢ノ πガ ′7汀 クθθィrtt r平功方′σ牢ノ ∂ガ ′クβ∼ク♂汀 ∼夕左 1。 実施の経緯 ′フ98年 r写ろ切:′θ牢ノ 長野県看護大学 刀r,ックθ∂老滋 ♂教授 (現在

,名

誉教授

)が

友人 を訪ね

,南

大洋州サ モ ア独立国に学生有志 とともに渡航

.学

生 たちが医師不足の中で人 々の健康 を支 え るサモアの看護 師の活躍ぶ りを見て

,看

護職 の可能性 の大 き さを知 る。また

,同

時 に訪ねたサモア国立大学 で も, 日本 との交流 を期待す るタイ ミングで あった。 両校 間の相互協力協定 に基づ き

,双

方 の学長 が 「サモア国立大学 と長 野県看護大 学 の学生交流事業 に関す る合意覚書」 を交換す る。 初 回の学生短期交換留学 「国際看護 実習」が実施 され

,サ

モ ア国に本学 よ り3名 の学生が2週間の短期留学 をす る。 隔年度 ご とに双方の大学 に短期留学す る形 で実施 (偶数年 は本学か らサモア国立 大学 に留学 し

,奇

数年 はサモア国立大学学生が本学 に留学す る)

2.実

習 目標 と内容 実習期間 :留学先現地での 2週 間 (14日 間

)を

基本 とす る。 本学受入年 (奇数年) サモア国立大学 よ り 毎回男女各 1名 の 合計 2名 が留学 サモ ア渡航年 (偶数年) 本学 よ り毎回 4名 以内の学生が留学 内容の例 : 長野 県内外 の医療施設 の視 察 (例 :長 野県立 こども病院,松本協立病 院,昭和伊南総合病 院,聖路加 国際病院 な ど),老人保健施設 での利用者受 け持 ち実習,乳児検診,母親 教室, 国際協力機構JICA駒ヶ根青年海外協力 隊訓練所,高齢者デイ ケアセ ンター な どの視 察・懇 談会,大学 の授 業視 察お よび一部行事へ の参加,実習成果報告会 な ど サモ ア国立大学の学生 と共 同で 日本 の対象者 を受 け持 ち,情報収集 と問題点の抽 出,ケア の実践 を共 同で行い,互いが持つ文化や社会的背景が対象理解や看護 実践 に もた らす影響 を 比較・考察す る.さらに異文化的背景 を持つ学生が異な る文化 の国に滞在す る際の対応 を通 して,彼らのニー ズを理解す ると同時に, 自国の特徴的な文化・習慣 に対す る理解 と表現力 を高める 内容 の例 : サモ ア国立大学病院,地域保健 サー ビス局 の視 察,地域病 院,地域 の看護 師 が運 営す る病院 での実習お よび訪問看護実習,小学校 等 で看護 職 が担 当す る学校保健 業務 の視 察お よび一部 参加,双方 の文化交流会,大学の授業視察お よび一部行事へ の参加,実習成果報告会 な ど 開発途上国の暮 らしと保健 医療 の現状 を理解 す る とともに,サモ ア国立大学の学生 との共 同学習や現地看護者 との協働 を通 して,サモア と日本の看護や保健医療 の違い を対比 し考察 す る ことで,双方 の看護 の特徴や看護 の原則 の普遍性 を理解 し,異文化的背景 を持つ対象ヘ の看護や看護 の国際的協働 の基本 となる力 を養 う。 *これ までの実績 を総合的に整理 した ものであ り,実際 には年度 ご とに学生 の要請等 に沿 つて内容 を決 定 してい る

3.実

績 :2004年度 の開始以来

,2014年

度 で10年の実績 を重ね る。 実習生数

(2013年

度終了時

):本

学に受 け入れ た留学生 14名

,渡

航 した本学学生 11名

合計

25名

実習生ん増 した資料 :実習で学んだ内容や成果 について

,2005年

度 は双方の学生が国際学会 で共同発表 した. 同 じく2005年度 と2010年度 には

,本

学学生が内容や成果 を本学紀要 に執筆 した (第 7巻お よび第13巻). 近 年 の 受 入 年 の 実 施 状 況 留学生の進路や希望等 を考慮 した実習内容 を検討 し,関心の広 が りや能力の開拓 につ なが ることを期待,2005 年度留学生の 1名 は卒後,日本 の看護 系大学院 (沖縄

)に

進学 した。留学生の滞在 中は

,実

習生以外 の在校生 も 留学生 と自由時間を共 に楽 しんだ り

,宿

舎 での生活全般 をサポー トし,「英語力 に こだわ らず

,一

緒 に過 ごす経 験 が大事」「国際看護 が身近 に感 じられた」等の感想 を寄せ

,異

文化的背景 を持つ方 々 との共生 を考 えた り, 日 本 の文化習慣 を改 めて見つ めなおす経験 となってい る。また

,実

習での企画や視察先 では毎回

,複

数 の既卒国 際看護 実習生 に よる協力があ り

,成

果報告会 には一般市民お よび他大学や近 隣の学生

,教

員 な どの参加 をいた だ き

,本

学への関心 を高 める機会 ともなつてい る。 さらに毎回の準備 か ら実施 まで,国際協力機構JICA青年海 外協力隊駒 ヶ根 訓練所

,青

年海外協力隊サモアOB会,在 日サモ ア大使館 に よるご理解や ご支援 をいただき,2013

(15)

実習が終了 し、卒業前に′

胃、

うこと

飯 嶋勇貴 卒業 を迎 えるにあた り東北での実習 は僕 に とつて人生観 を変 える出来事 とな りま した。景色や匂 いそ こに住む人た ちの人柄。全てが大 きな学び となつています。本 当にあ りが とうございま した。 伊東有紗子 実習 を終 えて、国際看護実践における共同の困難 さや、 自分の無知 に悩ま され ることも多かった が、災害看護 に関 してはサモア と日本の問題点や、両国の未開拓・未整備 な部分の多 さに気づ くこ とがで きた。卒業後、 この実習での経験 をもとに 自分の 目で国際・ 災害看護 に関す る分野について よ り多 くの ことを吸収 し、学びたい と思つた。 自分の力不足を痛感す るだけでな く、それ以上に看 護 は一人 では決 してで きない ことや 、多角 的な視点の重要性 、看護 の普遍的 な原則 な どに関 して も 学ぶ ことがで き、 この新 たに得 られた経験 をこの春 の新たな旅 立 ちに活 か してい きたい。 官澤江莉 今回の実習 で被 災地 を訪れ 、津波 の凄 ま じさ、被 災状況 のひ どさを改 めて感 じた。 災害 の爪痕 が 残 る場所がある一方、(処理 され きれ ないがれ きの上か ら草が生 え、

)風

化 しつつ ある場所 がある現 状 、住む場所 を奪 われたままの人がい る現状 を 目の当た りに し、一刻 も早 い復興 が必要だ と思 った。 ボ ランテ ィアに行 った り、東北の ものを買つた り、小 さなことか らで も行動 に移 し、(差別 しない と か…

)地

元 に住 み続 け、そ こで生 きる希望 をもつて生活 してい る人 た ちを応援すべ きだ と思 いま し た。災害看護 の視点では、医療者 は住民、忠者 を守 る立場 にある と感 じた。 自分 自身や 自分の家族 も大切 に しなが らその よ うな活動 を行 うのは大変だ と思います が、(←災害その ものか ら、病気か ら、 感染症 か ら、心の病 か らな ど

)ど

んな ときで も冷静 さを持 ち、専門性 を発揮す ることが役 目である と思 う。(そのためには、十分な知識 、物品、連絡手段 を備 え、整 えてお くことが大事だ と感 じた。 また、地域住 民を知 り、協力 をす ること、地域の特徴 を知 ってお くことも医療者 として、一住民 と して大切 だ と感 じた。

)(今

回の釜石 の奇跡 で も、避難訓練 が役 に立 ってい る し、組織 をつ くる手伝 いや、 さま ざまな知識 の普及 を行 うことが大事だ と思った。) 東北では津波被害だったけ ど、長 野県だつた らどんな災害が起 こ りうるか。どんな備 えが必要か。 防災に関 し、応 用 させ てい くこ とが大事 だ と思 う。個人 では、で きるだけ 日頃か ら意識す るよ うに し、周 りに 目を配 りなが ら生活 していきたい。

(16)

国 際看 護 実 習 を終 えて サモアか らのエ メ レさん、ツイ ウ リさんの二人 を交 えての国際看護 実習、初 めはぎ こちなか つた交流が、実習が終 えるころにはまるで兄弟姉妹 の よ うに仲良 くなっていま した。

3人

とも 2 週間の間に英語 を使 うことに慣れてちゃん と意思疎通ができるよ うにな りま した。

2週

間行 動 を共 にす る中で、 さ りげな く遠 い国か ら来た二人への思いや り、気遣いを していま した。相 手 をわかろ うとす ること、 自分 で言 えない ことに気 が付いてあげることが必要、そ して これ が 異文化看護 をす る上で もとて も重要だ とい うことに気 が付いています。 また、釜石 での実習 を通 して

5人

が災害看護 の重要性 を理解 して くれ ま した。被災 した方々の貴重 な話 か ら災害発 生時に皆 を落 ち着かせ る役割 がある事、災害時だけでな く減災が重要だ とい う事 な ど、私が災 害看護 の中で伝 えたかった ことをたった

4日

間だけの実習か ら学んでいま した。被 災地 を 自分 の 目で見て、被 災 した方 々の話 を直接 聞 くことが とて も重要 な ことだ と改 めて感 じま した。エ メ レさん 。ツイ ウ リさん もサモアで もこの体験 を生か したい と自分達 の事 として とらえていま した。 この貴重な体験学習 を今後の看護 の中で生か していって くれ ると信 じています。 基礎看護学講座 教授 今井家子 (災害看護担 当) 震 災か ら

3年

、現地では今や遅 しと、今 も復興への努力が続 け られ てい るに もかかわ らず、いつ の間にか 自分 はその よ うな現実 と切 り離 され た 日前 の世界だ けを見 るよ うになつて しまっていた 「後戻 り」の感覚に、愕然 としています。これか ら被災地に足 を運ぶ際、「現地に行 つて何ができる のか」を考 えす ぎるのは、も うや めたい と考 えます。

<自

分 には何 もで きない>と思 うのであれば、 その 自分が現地に対 して 「何 もできない」、「理解 しきれ ていない」 とい う感覚、いや 「現地の暮 ら しを、人々の思いを『 理解せねば』そ して『 理解で きる』」な どとい う、まずそんな 自分の思い上が りと向き合 ってみ ることか ら始 めるべ きだつたので した。 自分 が暮 らす 国以外 の国や地域 、人 々 と の関わ りも、あえて 目を向けなけれ ば知 ることのない、考 え方に よつては知 らな くて も済む世界 な のか もしれません。

2014年

度 に

10年

目の節 目を迎 える国際看護 実習 は、学生 の うちにその よ うな 世界 に少 しで も 目を向けてみ る、 自分 の視点 を少 しで も広 げてみ る とい う点か ら、学生 に もた らさ れ た成果 を具体的 に公表す る使命 がある と考 えます。 このたびは初 めて被災地への訪 問を組み込ん だ災害看護演習 を計画 し、皆様 の ご理解 の元に「み らい基金」か らの多大な支援 をいただきま した。 現時点で表現 で き るこ とにはまだ限界が あ り、言葉 も十分 には尽 くせ ていませ んが、貴重 なみ らい 基金 を使 わせ ていただきま した こ とに感謝 を申 し上 げ る とともに、 この報告書が ささや かなが ら改 めて皆 さんの心に働 きかけることができた としま した ら、幸いです。 宮越 幸代 (国際看護 実習担 当)

(17)

a

サモア国立大学および長野県琶護大学間における交流事業

学生短期交換竪学「国際看護実詔」の概要

1,実

施の経緯 ′998巧E r7ろπ′θ`つ 長 野県看護 大学 刀′,′,θ ttrた教授 (現在,名誉教働 んミ友人 を訪 ね

,南

大洋州サ モ ア独立国に学生有志 とともに波航

.学

生 たちが医師不足の中で人々の健康 を支 え るサモアの看誰師 の活躍摩 りを見て

,看

設職 の可能性 の大 き さを知 る

.ま

,同

時 に訪 ねたサモア回立大学で も, 日本 との交流 を期待す るタイ ミングであった。 両校問の相互協力協定に基づ き

,双

方の学長 が 「サモア国立大学 と長J7′県看護大 学 の学生交流事業 に関す る合意覚書」 を交換す る. 初回の学生短期 交換留学 「国際看設 実習」が実施 され

,サ

モ ア回に本学 よ り3名 の学生が2週F司の短期留学 をす る. 隔年度 ご とに双方の大学 に短期留学す る形で実施 (イ「Fl数年 は本学か らサモア国立 大学 に留学 し

,奇

数年 はサモアロ立大学学生が本学 に留単す る)

2.実

習 目標 と内容 実習期間:留学先現地での 2週HJ(14日 間

)を

基本 とす る。 *これ までの を 総 した ものであ り, には年度 ご とに学生の要討等 に沿つて内容 を決定 している 3. 実 鱚 :2004年度 のllrl始以来

,2014年

度 で 10年の実績 を重ね る。 実習生数

(2013年

度 終 了時

):本

学 に受 け入れ た留学生 14名

,波

航 した本学学生

H名

合計

25名

実習生が著 した資料 :突習で学 んだ内容や成果 について

,2005年

度 は双方の学生が国際学会で共 同発表 した. 同 じく2005年度 と2010年度 には

,本

学学 生が内容や成 果 を木学紀要 に執筆 した (下記参l照). 小澤杏奈,藤岡好美,結城美穂,田代麻里江:海外実習において看護学生が学んだサモアの文化と看護の特4救 (資料)1 長野県看護大学紀要第7巻 ,2005年 4月. 菊池郁希,竹村麻紀,宮澤奈津美,宮越幸代!サモア回立大学留学生を迎えての2009年度国際看護実習一学生の視点 で考えた実習の成果― (資料),長野県看護大学紀要第13巻 12011年 3月 近 年 の 受 入 年 の 実 施 状 況 留学生の進路や希望等 を考慮 した実習 内容 を1炎討 し,開心の広 が りや能 力の開拓 につなが ることを期待 ,2005 年度留学生の 1名 は卒後,日本の看設 系大学院 (沖縄

)に

進学 した。留学生のX‖在 中は

,実

習生以外の在校生 も 留学生 と自由時問 を共 に楽 しんだ り

,宿

舎での生活全般 をサポー トし,「英語 力に こだわ らず,一緒 に過 ごす経 験 が大事」「国際看誰 が身近 に感 じられ た」等 の感想 を寄せ

,異

文化酌背景 を持つ方 々との共生 を考えた り,日 本 の文化習慣 を改 めて 見つ めなおす経験 となつてい る。また

,実

習での企画や 侃奈先では毎回

,複

数の既卒□ 際看謹実習生 に よる脇力があ り

,成

果報告会 には一般市 民お よび他 大学や 近隣の学生

,教

員な どの参力‖をいた だ き

,本

学へ の関心 を高 める機会 ともなってい る。 さらに毎回の準研iから実施 まで,国際 脇力機ll!}」ICA背イ:F海 外 助力1隊駒 ヶ根訓練所

,青

年海外協力隊サモアOB会

,在

日サモア大lた 館 に よるご剋!解や ご支援 をいただ き, 2013年度 の災害看護演習 では,公益社 団法人青年海外│あ力│れ会の多大 なバ ックア ップによって無事 に終了 した。 ー 刀 θ′窄 i平成 ガ つ π▼ ノ 冒 _つθ″r/戸 r∇Ъ切じπ 牢ノ ∂′ノデ′クナ′∼ク∂μ ∼刀/ュ‐

4

サモ ア波航年 (イ,]数年) 本学よ り毎回 4名 以内の学生が留学 サモアロ立大学よ り 毎回男女各 1名 の 合計 2名 が留学 木学受入年 (奇数年) 内容の例 : サ モアロ立大学病院,地域保ケと「サー ビス属の視察,地域 病院,地域 の看讃日Fが運営す る病院 での実習お よび訪 問看護 実習,小学校 等 で看護耳改が担 当す る学校保l′′土 r業務 の視察お よび一部 参加,双方 の文化交流会,大学 の授 業視 察お よび一部行をl卜へ の参加,実習成果報 告会 な ど 愕R発途上国の暮 らしと保 健医療 の現状 を4解す る とと もに,サモ ア国立大学の学 生 との共 同学習や現地看護者 との協l∫lllを通 して,サモア と日本の看護や 保健医療 の違いを対比 し考察 す る ことで,双方の看護 の特徴や看秒 の原則の普遍性 を哩解 し,典文イヒ的背折tを持 つ対象へ の看諮や看説 の国際的 脇l」llの基本 とな る力を養 う。 内容の例: 長 野県内外 の 医療 施設 の視 察 (例 :長野 県立 こ ども病院,松本 脇立病院,I昭和伊 南総合痢 1坑,聖略加 国際病院 な ど),遊人保健施設での利用者受 け持 ち実習,乳児検診,HttL教室, 国際協力機柑 JlCA 5Jヶ 根背午海外協力隊訂‖綱t所,高齢者デ イケアセ ン ターな どの視察 。怒 談会,大学 の授 業視 察お よび一部行夢 へ の参加,突習成果 報告会 な ど 'サモア回立大学の学生 と共同で 日本 の対象者 を受 け持 ち,情報収集 と問題点 の抽 出,ケ の 実践 を共同で行 い,互いが持つ文化や社会的背景が対象理解や看謹実践に もた らす彫響 を 比較・ 考察す る.さ らに異文化的背景 を持つ学生が異 な る文化の国に‖r在 す る際の対応 を通 して,彼らの ユー ズを州!解す る と同時 に,白国の特徴 的 な文化・ 習懺 に対す る理解 と表}ケL力 を高める。

(18)

実習 が終 了 し、卒業前 に思 うこと

飯嶋勇貴 卒業 を迎 えるにあた り東北での実習 は僕 に とつて人生観 を変 える出来事 とな りま した。景色や匂 いそ こに住む人たちの人柄。全てが大 きな学び となつています。本 当にあ りが と うございま した。 伊束有紗子 実習 を終 えて、国際看護 実践 にお ける共 同の困難 さや 、 自分 の無知 に悩 ま され ることも多かった が、災害看護 に関 してはサモア と日本の問題点や、両国の未開拓 。未整備 な部分の多 さに気づ くこ とがで きた。 卒業後 、 この実習 での経験 を もとに 自分の 日で国際・ 災害看護 に関す る分野 について よ り多 くの ことを吸収 し、学びたい と思 つた。 自分の力不足を痛感す るだけでな く、それ以上 に看 護 は一人では決 してで きない こ とや 、多角的 な視点の重要性 、看設 の普遍的 な原則 な どに関 して も 学ぶ ことがで き、 この新たに得 られた経験 をこの春の新たな旅 立 ちに活か してい きたい。 宮澤江莉 今 回 の実習 で被 災地 を訪れ 、津波 の凄ま じさ、被 災状況 のひ どさを改 めて感 じた。 災害 の爪痕 が 戎 る場所 がある一方 、(処理 され きれ ないがれ きの上か ら車が生 え、

)風

化 しつつ ある場所 がある現 状 、住 む場所 を奪 われ たままの人がい る現状 を 目の当た りに し、一刻 も早 い復興 が必要だ と思 つた。 ボ ランテ ィアに行 つた り、東北の ものを買つた り、小 さな ことか らで も行動 に移 し、(差別 しない と か…

)地

元に住み続 け、そ こで生 きる希望 を もつて生活 してい る人た ちを応援 す べ きだ と思いま し た。 災害看護 の視点 では、医療者 は住民、忠者 を守 る立場 にある と感 じた。 自分 自身や 自分の家族 も大 切に しなが らそ の よ うな活動 を行 うのは大変だ と思い ます が、(←災害その ものか ら、病気 か ら、 感染症 か ら、心の病 か らな ど

)ど

んな ときで も冷静 さを持 ち、専「日性 を発揮す ることが役 日である と思 う。(そのためには、十分 な知識 、物 品、連絡手段 を備 え、整 えてお くこ とが大事だ と感 じた。 また、地域住民 を知 り、協力 をす るこ と、地域の特徴 を知 つてお くことも医療者 として、一住民 と して大切 だ と感 じた。

)(今

回 の釜石 の奇跡 で も、避対と訓練 が役 に立 ってい る し、組織 をつ くる手伝 いや 、 さまざまな知識 の普及 を行 うことが大事だ と思 つた。) 束北では津波被害 だ ったけ ど、長野県だつた らどんな災害が起 こ りうるか。どんな備 えが必要 か。 防災 に関 し、応用 させ てい くこ とが大事 だ と思 う。個人 では、で きるだ け 日頃 か ら意識す るよ うに し、周 りに 目を配 りなが ら生活 していきたい。

(19)

2

0

09

サモア

南方沖地震津波

関す

参考資料

長野

県看護

大学学報

舅 ε勤 留υγυvを妍た2ει

H22.2

T 1-5H00

サ モ アロ立 大学 に津 波波 史義捐 全 を賠ユ

: ‐

││

【サモ アロ立大学 学長(男性)に 義捐 金贈呈 の様子、右端 はFЫには看護健康科学部長 (2009年10月27日:現地 時間)】 目

次 ■医療活動報告 サモ ア南方沖地震津波後 の現地 の状況 と医療活動報告 ■教育実践活動報告 御子柴裕子、宮越幸代

2

2009年度 国際看護実 習 についての報告 宮越幸代 菊池郁希 竹村麻紀 宮澤奈津美 2009年度 国際看護実 習履修 生の学 び と感想

Seira Pca and Tua TOtau Deno Russel

中国医科大学学生来学

、梁景岩 森脇有希 松原智文 卒研 生の全国学会での発表 を指導 して 喬 炎、飛弾浩 ― 第39回 日本創傷治癒学会で発表 して 一―一― 阿部美智 子、杉浦綾 乃、藤森恵里、 地域看護公 開勉強会報告

FD研

修会報告 唐澤 由美子 平成21年度長野県看護大学研究集会 プログラム

OBだ

よ り 金山裕子

Takako Ja、vor

■ リレーエ ッセイ 「人を育てる」 って? 大脇百合 『 これ まで』 と『 これか ら』 下村聡 ■同窓会か らのお知 らせ ■事務局か らのお知 らせ 5 6 7 8 10 ■ 12 ︲8 ︲3 ・5 ︲6 ︲7 ︲7   20 20 2︲ 2︲ 子 子 ■付属図書館通信

参照

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