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IRUCAA@TDC : №33:咀嚼時咬合力の変化がStageⅡtransport の発現に及ぼす影響

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Academic year: 2021

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Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/

Title

№33:咀嚼時咬合力の変化がStageⅡtransport の発現

に及ぼす影響

Author(s)

小峯, 明子; 石田, 瞭; 山下, 秀一郎

Journal

歯科学報, 115(5): 487-487

URL

http://hdl.handle.net/10130/3899

Right

(2)

目的:近年,ヒトの摂食・嚥下運動を表現するため にプロセスモデルが提唱され,咀嚼中にも食物は少 しずつ中咽頭に送られる StageⅡtransport(以下 StⅡ)の発現が明確化されている。StⅡに関しては 様々な角度から研究が進められているが,StⅡの発 現に影響を与える因子については未だ明らかにされ ておらず,特に咀嚼の進行と関連付けて検討した研 究は少ない。そこで本研究では,経鼻内視鏡と筋電 図を用いて,咀嚼中の咬合力を意図的に変化させた 場合の StⅡの発現様相について検討することを目 的とした。 方法:被験者は健常歯列を有する成人5名とした。 被験食品にはピーナッツとグミゼリーを用いた。経 鼻内視鏡の小型カメラにより咀嚼開始から嚥下に至 る過程における中咽頭から下咽頭部の様相を観察し た。画面内に食塊が映り込んだタイミングを StⅡ の開始とし,ホワイトアウトを嚥下のタイミングと した。咀嚼回数の測定には,左右咬筋浅部から導出 した筋電図波形を用い,総咀嚼回数,StⅡ開始前の 咀嚼回数(StⅡ前咀嚼回数),および StⅡ開始後の 咀嚼回数(StⅡ後咀嚼回数)の3項目を算出した。 被験者には,通常の咀嚼(通常咀嚼)と50%咬合力 での咀嚼(50%咀嚼)の2パターンのタスクを課し た。咬合力の制御には,筋電図波形をもとにビジュ アルフィードバック法を用いた。 結果および考察:ピーナッツにおける総咀嚼回数, StⅡ前咀嚼回数,StⅡ後咀嚼回数の中央値は,通常 咀嚼では21回,20回,2回であり,50%咀嚼では43 回,32回,11回であった。通常咀嚼と比較して50% 咀嚼では,いずれも咀嚼回数が増加する傾向にあ り,StⅡ後咀嚼回数で特に顕著であった。統計的に はいずれの咀嚼回数においても有意差が認められた (Wilcoxon signed-rank test;P<.05)。グミゼリー における総咀嚼回数,StⅡ前咀嚼回数,StⅡ後咀嚼 回数の中央値は,通常咀嚼では24回,20回,4回で あり,50%咀嚼では37回,29回,8回であった。通 常咀嚼と比較して50%咀嚼では,いずれの咀嚼回数 とも増加する傾向にあったが,統計的には総咀嚼回 数と StⅡ前咀嚼回数で有意差が認められた(Wil-coxon signed-rank test;P<.05)。以上か ら,50% 咀嚼とすることで総咀嚼回数が増加し,それに伴い StⅡの発現様相も影響を受けることが判明した。ま た,この傾向は被験食品によって異なり,ピーナッ ツでより顕著に認められた。 目的:医療従事者は常に血液等体液暴露の危険にさ らされている。特に歯科医療は外科的観血処置のみ ならず通常の一般的な歯科医療行為であっても常に 唾液や血液等の体液に暴露する可能性を有してい る。 当院感染予防対策委員会およびインフェクション コントロールチームでは,従来より感染予防対策マ ニュアルを制定し,学生に対する講義や職員に対す る研修会等を通じて標準予防策や感染事故防止の概 念と方策を普及させてべく活動してきた。 しかしながら感染事故は減少してはいるものの未 だ発生している現状にある。 一方で患者は単に歯科治療となれば自身の病歴を 申告しないものも多いとの報告もあり,また自身の 感染に気付いていない場合もある。そのような状況 で針刺し等感染事故による職業感染への対応は従業 者の健康維持の上からもまた,学生教育の上でも重 要であり,状況把握とその対策の評価を行う必要が あるものと考える。 そこで今回は本院における有用な再発防止策を策 定し,事例の減少に資することを目的とし,針刺し 等感染事故発生時に提出された感染事故報告書を分 析しその実態について調査を行った。 方法:東京歯科大学千葉病院における平成16年4月 から平成26年3月までの感染事故報告書を,千葉病 院医療安全管理室において職種毎に匿名化し個人情 報が判別できない方法で集計した。 結果および考察:発生件数は対象期間10年間で総数 213件であったが時日の経過とともに明らかに減少 傾向を示していた。 職種では歯学部学生と歯科医師が圧倒的に多くそ れぞれ全体の30%を占め臨床研修歯科医師,歯科衛 生士専門学校生,看護師,歯科衛生士,清掃業者と 続いた。 原因器材では縫合針が一番多く次いで注射針,そ の両者で約半数を占めていた。他に探針,切削器 具,スケーラー,メス刃と続いた。 発生状況は注射針による事故は片付け時に多く発 生し,縫合針による事故は診療中に多く発生してい た。他の器材では診療中に発生したものが多く報告 された。 以上から感染事故防止の為にもマニュアルを遵守 し,ミスを生じさせない手順や操作の確立と危険を 察する感性を高めていくことが肝要と考えられた。

№34:東京歯科大学千葉病院における針刺し等感染事故に関する検討

森永一喜1)2),萩田恵子1)3),藥師寺 孝1)4),大畠 仁1)4),末石研二1)5),井上 孝1)6) (東歯大・千病・感染予防対策委員会)1)(東歯大・保存)2)(東歯大・千病・医療安全管理室)3) (東歯大・顎顔面口外)4)(東歯大・矯正)5)(東歯大・臨検病理)6)

№33:咀嚼時咬合力の変化が StageⅡtransport の発現に及ぼす影響

小峯明子1),石田 瞭2),山下秀一郎1)(東歯大・パーシャル補綴)1)(東歯大・口健・嚥下リハ)2) 歯科学報 Vol.115,No.5(2015) 487 ― 105 ―

参照

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