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計画の進捗状況の評価方法 4 つの目標 国土交通省が管理する庁舎等について 保全実態調査で 施設の保全状況 が 良好 ( 総評点が 80 点以上 ) と判断される施設の割合を 平成 29 年度までに 80% 以上となるよう取組を継続する 保全実施体制 保全計画の作成状況 定 期点検等の実施状況 施設

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(1)

第一 総合管理計画に記載すべき事項 一 公共施設等の現況及び将来の見通し (5)フォローアップの実施方針 総合管理計画の①進捗状況等について評価を実施し、必要に応じ計画を改訂する旨 を記載すること。なお、②評価結果等の議会への報告や公表方法についても記載す ることが望ましいこと。

ポイント

○国土交通省の行動計画では、施設管理者が行う保全の取組について、具体的な 数値目標やその達成年度を設定している。 ○目標の設定に当たっては、従前からあるツール・制度を活用し、実施に結び易 くしている。 保全の取組が確実に推進されるよう、4 つの取組について数値目標を掲げて いる。目標の設定に当たっては、全く新たな取組をするのではなく、従前か ら施設管理者が実施している保全の取組を重点化させることとしている。 保全の取組の評価は、数値化しづらい内容であるが、基準を定めて一定の目 安を設けている。なお、保全の適正化に当たっては、この数値評価を金科玉 条とするものではなく、実地指導と組み合わせて実施している。 これらの目標の進捗状況の確認方法についても、従前のツールである BIMMS-N(国版の BIMMS)システムを活用することにより、効率化を図って いる。 なお、国の取組を一体的に推進するために、国土交通省のみならず、各省各 庁においても共通して掲げる目標とすることを申し合わせている。 関連サイト:http://www.mlit.go.jp/gobuild/gobuild_tk2_000008.html ○毎年度、目標の達成状況を含む官庁施設の保全の状況を年次報告として取りまと めて HP、製本の配布により公表している。 各省各庁は、管理する官庁施設について取組の進捗状況を把握・公表する。 国土交通省では、毎年度、全ての官庁施設について、保全の状況を年次報告 として取りまとめており、これは行動計画の目標の達成状況を含んでいる。 この年次報告は、ホームページ上で公表するとともに、各省各庁に製本を配 布し、保全の実施に活用している。 関連サイト:http://www.mlit.go.jp/gobuild/gobuild_tk6_000046.html

BIMMS-Nの活用方法

(2)

計画の進捗状況の評価方法

【4 つの目標】

○国土交通省が管理する庁舎等について、保全実態調査で「施設の保全状況

が「良好」

(総評点が 80 点以上)と判断される施設の割合を、平成 29 年度

までに 80%以上となるよう取組を継続する。

※ 保全実施体制、保全計画の作成状況、定 期点検等の実施状況、施設状況等を「保全実態調査評価方法」により評価

○平成 26 年度中に、国土交通省が管理する全ての官庁施設を対象に、保全の

実施状況の調査(保全実態調査)に必要な施設の諸元等の情報を「官庁施設

情報管理システム(BIMMS-N)

」に登録する。

○平成 28 年度までに、全ての個別施設計画の対象施設において、

「官庁施設

情報管理システム(BIMMS-N)

」を活用するなどして、

「中長期保全計画」及

び「保全台帳」を作成し、必要に応じて、対策内容を追加することにより、

個別施設計画の策定を完了する。

○平成 26 年度中に、自らが管理する全ての官庁施設で施設保全責任者を設置

する。

【保全実態調査評価方法】

評 価 項 目 評点の算出方法 責任者を定めている:100点 定めていない:0点 年度保全計画書の作成 中長期保全計画書の作成 点検及び確認結果の記録 修繕履歴の作成 対象部位があり 点検をしている:200点 対象部位があり 点検をしていない:0点 対象部位がない :評点の対象としない 確認を実施している:200点 確認をしていない:0点 対象部位があり 点検をしている:100点 対象部位があり 点検をしていない:0点 対象部位がない :評点の対象としない 問題ない:100点 一部問題がある:50点 問題がある:0点 総評点 表1 評点の算出方法 ①~③の評点の平均点 ①保全の体制、 計画及び記録等 各細目の評点の 平均点を①の評 点とする。 ②点検等の実施 状況 各細目の評点の 合計を評点の満 点(評点の対象 としない細目の 評点を除く)で 除したものに 100を乗じて得 た数値を②の評 点とする。 作成している:100点 一部作成している:50点 作成していない:0点 建築物の敷地及び構造の点検 昇降機の点検 建築物の昇降機以外の建築設備の点検 ③施設の状況 各細目の評点の 平均点を③の評 点とする。 ばい煙発生施設のばい煙量又はばい煙濃度の測定 消防・防災、建築・附帯施設(外壁、漏水)、 設備機器、家具の転倒防止対策、 避難経路等における障害物の有無、 施設使用条件適合の可否(建築、設備)、 空気環境、照明照度、熱環境、衛生環境、清掃 簡易専用水道の水槽の清掃 排水設備の清掃 清掃等及びねずみ等の防除 空気環境の測定 冷却塔・加湿装置等の清掃等 給水設備の飲料水・雑用水の遊離残留塩素等の検査 消防用設備等の点検 危険物を取り扱う一般取扱所等の点検 事業用電気工作物の保安規定による自主検査 機械換気設備の点検 ボイラーの性能検査、定期検査 浄化槽の水質検査、保守点検、清掃 支障がない状態の確認 評 価 細 目 保全体制 施設保全責任者の有無 保全計画 保全台帳

(3)

【目標の進捗状況の確認方法】

判定 良好 概ね良好 要努力 要改善 80未満 60未満 60以上 40以上 総評点 80以上 40未満 表2 総評点に対する判定

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タブ名「保全体制及び計画」

タブ名「保全体制及び計画」

「保全体制及び計画」の入力

施設保全責任者、保全計画の作成 最初に「保全体制及び計画」のタブをクリックしてください チェックはクリアされています。 前年度の実績を確認の上、選択 してください。 1 2 3 保全体制

施設保全責任者とは 「国家機関の建築物等の保全に関する基準の実施に係る 施設保全責任者 注)30分間システムを操作しないと、自動的にログアウトしますので、画面上の「変更を保存」をこ まめにクリックしてください。 施設保全責任者とは、「国家機関の建築物等の保全に関する基準の実施に係る 要領」(以下、「保全の基準の実施要領」という)に基づき選定された者で、所 管施設の保全の責任者をいい、必ず定める必要があります。「役職名」も入力し てください。 <選択内容と判断の目安> [ ] は判断の目安です。 1.定めている 庁舎管理に関して保全の責任者が明確になっている 保全担当者 庁舎管理に関して保全の責任者が明確になっている。 保全体制表などにより保全責任者を明確にしている。 所管施設の管理をとりまとめている。等 2.定めていない 庁舎管理に関して保全の責任者が明確になっていない。 保全体制表を整備しておらず、所管施設の管理のとりまとめ等ができていない。 保全担当者とは、施設保全責任者を補佐し、施設を直接管理して保全業務を実施、 あるいは保全業務の委託先に指示している担当者をいいます。なお、施設保全責任 者と同一の場合は、「定めている」を選択の上、施設保全責任者の「役職名」を入 力してください。 <選択内容と判断の目安> [ ] は判断の目安です。 1.定めている [各施設を直接管理して保全業務を実施、あるいは委託先に指示している担当者がいる。] 2.定めていない

(5)

保全計画

保全の基準の実施要領(下記参照)により、各施設の保全計画を作成し、計画に従い 保全をおこなうことが義務づけられています。なお、保全計画には、「中長期保全計 画」と「年度保全計画」がありますので、それぞれ作成の有無を選択してください。 保全計画

中長期保全計画の作成 年度保全計画の作成 中長期保全計画とは、中長期的視野に立った予防保線計画の実施、建築物等の長寿命 化の促進及び効率的な予算執行と中長期的保全予算の推計に利用するためのものです。 建築物の状況に応じ、中長期的な保全の実施内容、予定年度、概算額等を部分毎に設 定し、全体が把握できる計画(今後数十年間の改修計画をまとめたものなど)とする必 要があります。なお、当分の間、簡易的な中長期保全計画でもさしつかえありません。 保全台帳

年度保全計画とは、当年度の点検、確認、保守、清掃等及び修繕の実施内容、実施時 期、概算額等を記載した具体的な計画をいいます。点検、修繕実施予定や設備業者によ る点検(シーズン点検を含む)等の予定を一覧表や文書で記載されている場合も、年度 保全計画とみなしてさしつかえありません。 法令点検結果、国交省告示に基づく「支障がない状態の確認」結果の記録の保存状況 点検及び確認結果の記録 保全台帳

保全の基準の実施要領(下記参照)により、施設毎に保全台帳を備え、必要な事項を 記載し、記録することが必要です。 法令点検結果、国交省告示 支障 状態 確認」結果 記録 保存状況 を選択してください。 修繕履歴の作成 修繕や改修工事の内容、費用、年月日等の記録の作成状況を選択してください。 第3 保全の体制及び計画 1.保全の体制 ① 各省各庁の長は、その所属の職員のうちから「施設保全責任者」を定めるものとする。 ② 施設保全責任者には、原則として、内部部局の課長、附属機関及び地方支部局の部長若しくは事務所等の長 又は人事院規制第10-4で定める安全管理者をあてるものとする。 ③ 施設保全責任者は、必要に応じ、所属の職員のうちから「保全担当者」を定めるものとする。 2.保全計画の作成及び保全業務の実施 ① 各省各庁の長は、その所管に属する建築物等の中長期保全計画及び年度保全計画(以下「保全計画」とい う。) を作成する。 ③ 施設保全責任者は、保全計画に従い、建築物等の保全に関する業務を適正に実施する。 ④ 保全担当者は、施設保全責任者を補佐するものとする。 3.保全業務内容の記録 ① 施設保全責任者は、保全台帳を備え、建築物等の概要、点検結果、確認結果、修繕履歴等必要な事項を記載し、 または記録する。 ② 保全台帳の様式は、別に定めるものを参考とする。

(6)

タブ名「法令点検の実施状況」

タブ名「法令点検の実施状況」

「法令点検の実施状況」の選択

点検等の実施状況 最初に「法令点検の実施状況」のタブをクリックし てください。 当該施設内の建築物が各項 目の点検の対象か否かを把握し た上で 前年度の実施状況を選 1 た上で、前年度の実施状況を選 択してください。 2 ※法令点検の対象であるにもかかわらず点検を実施していない場合は、法令違 反となります で 必ず実施してください 注) 30分間システムを操作しないと、自動的にログアウトしますので、画面上の「変更を保存」をこま めにクリックしてください。 反となりますので、必ず実施してください。 ※この調査項目の対象は、施設内の全建築物です。施設全体としての状況を報 告してください。 施設内の複数の建築物が法定点検の対象であるにもかかわらず、一部の建築物 しか実施していない場合は「していない」を選択してください。 (なお、法令点検の必要な建築物が複数あるが、主要建築物の点検しか行っていない 場合は、「していない」を選択し、備考欄に『主要建築物の点検は行っている』と記 載してください。) ○ 各項目の法令点検等について、対象の有無及び実施の有無等を選択してくだ さい。 なお、建築基準法及び官公庁施設の建設等に関する法律による「法令点検」 及び国交省告示による「支障がない状態の確認」については、実施結果(問題 の有無)も選択してください。

(7)

建築基準法(建基法)、官公庁施設の建設等に関する法律(官公法)に基づく点検 1 法令点検の目的は、定期的に施設内の建築物が安全上支障がないことを確かめること です。建築物の各部位の損傷、腐食その他の劣化の状況の点検が必要です。 建築物の敷地及び構造の点検 点検対象 建基法12条2項、官公法12条1項 国営管第350号 国営保第24号 建基法と官公法の区分(対象建物の用途 規模) 当該施設内の建築物が建基法もしくは官公法の対象になるか否かについて確認して ください。 なお、事務庁舎の場合は、階数が2以上または延べ面積200㎡を超える建築物が 対象です。また、特殊建築物(宿舎、体育館、倉庫、車庫等)は、延べ面積100㎡ を超える建築物が対象です。 建築基準法 別表第一(い) 政令 (二)病院、診療所、共同住宅、寄宿舎その他こ れらに類するもので政令で定めるもの 児童福祉施設等 (三)学校、体育館その他これらに類するもので 博物館、美術館、図書館、 上記建築物で、階数が5階以上かつ 延べ面積が1,000㎡を超えるもの 事務所その他これに類する用途に供する建築物 階 数 (建基法施行令第16条) 特殊建築物 (建基法第6条第1項第1号) 建基法と官公法の区分(対象建物の用途、規模) (三)学校、体育館そ 他 れら 類するも で 政令で定めるもの 博物館、美術館、図書館、 スポーツの練習場 (五)倉庫その他これらに類するもので政令で定 めるもの 未制定 (六)自動車車庫、自動車修理工場その他これら に類するもので政令で定めるもの 映画スタジオ又はテレビス タジオ 対 象 外 上記建築物で、階数が2階以上または 延べ面積が200㎡を超えるもの 数 5階 建基法上対象 建基法上対象 官公法上対象 官公法上対象 上記用途の建築物で、用途に供する 部分の面積が100㎡を超えるもの 対 象 外 建基法上対象建基法上対象 2階 階 数 点検の実施 延べ面積 外 200㎡ 1,000㎡ 外 用途に供する部分の面積 100㎡ ※ 昇降機については、建築物の用途・規模に係わらず点検対象となります。(建基法第12条第4項) 建基法上対象 建基法上対象 数 敷地及び地盤、屋上及び屋根、建築物の外部・内部、避難施設等について、損 傷、腐食その他の劣化の状況を定期に一級建築士や二級建築士等の有資格者に点 検させることが必要です。(当面は、国職員でも2年以上の維持保全業務の実務 経験があれば定期点検を実施することが可能です。) 原則として3年以内ごとに実施する必要があります。 点検の実施 原則として3年以内ごとに実施する必要があります。 なお、タイルやモルタル等の外壁については、概ね10年ごとに全面打診等が 必要となります。 前年までの3年間に法定点検を実施している場合は、「している」を選択して ください。(なお、新築建築物は、竣工後6年以内に点検を行えばよいため、新 築後5年以内は点検未実施でも「している」を選択してください。) 点検結果の問題 点検結果として、問題(支障)があったかどうかを選択してください。

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昇降機の点検 建基法12条第4項 人事院規則10 4 建基法12条4項 官公法12条2項 昇降機の点検 建物規模や用途にかかわらず、すべての昇降機(エレベーター・エスカレーター・ 階段昇降機・段差解消機・小荷物専用昇降機等)が対象です。 点検項目は建基法12条4項と人事院規則10-4(32条)のそれぞれの項目を毎年度 点検することが必要です。 建基法12条第4項、人事院規則10-4 点検対象 建築物の昇降機以外の建築設備の点検 建基法12条4項、官公法12条2項 国営管第350、国営保第24号 対象建築物は、「建築物の敷地及び構造の点検」と同じです(前頁参照) 事務庁舎であれば、階数が2以上または延べ面積200㎡を超える建築物が対 象です。また、特殊建築物(宿舎、体育館、倉庫、車庫等)は、延べ面積100 ㎡ 超 建築物 象 ㎡を超える建築物が対象です。 点検の実施 点検の部位は、換気設備、空調設備、防火ダンパー、排煙設備、予備電源、自 家発電装置、給水設備、排水設備、非常用照明等です。 原則として1年以内ごとに実施する必要があります。 前年に点検を実施している場合は 「している を選択してください 前年に点検を実施している場合は、「している」を選択してください。 なお、新築の建築物の設備(昇降機以外)は、竣工後2年以内に点検を行えば よいため、新築後1年目は、点検未実施でも「している」を選択してください。 点検結果の問題 点検結果として、問題(支障)があったかどうかを選択してください。 (国家機関の建築物の点検) 第12条 各省各庁の長は、その所管に属する建築物(建築基準法第12条第2項に規定するものを除く。 次項において同じ。)で政令で定めるものの敷地・構造について、国土交通省令で定めるところに より、定期に、一級建築士若しくは二級建築士又は同条第1項の資格を有する者に損傷、腐食その 他の劣化の状況の点検をさせなければならない。 2 各省各庁の長は その所管に属する建築物で前項の政令で定めるものの昇降機以外の建築設備に (報告、検査等) 第12条 2 各省各庁の長は、その所管に属する建築物で前項の政令で定めるものの昇降機以外の建築設備に ついて国土交通省令で定めるところにより、定期に、一級建築士若しくは二級建築士又は建築基準 法第12条第3項の資格を有する者に損傷、腐食その他の劣化の状況の点検をさせなければならない。 第 条 2 国、都道府県又は建築主事を置く市町村の建築物(第6条第1項第一号に掲げる建築物その他 前項の政令で定める建築物に限る。)の管理者である国、都道府県若しくは市町村の機関の長又は その委任を受けた者(以下この章において「国の機関の長等」という。)は、当該建築物の敷地及 び構造について、国土交通省令で定めるところにより、定期に、一級建築士若しくは二級建築士又 は同項の資格を有する者に、損傷、腐食その他の劣化の状況の点検をさせなければならない。 4 国の機関の長等は、国、都道府県又は建築主事を置く市町村の建築物の昇降機及び国、都道府県 又は建築主事を置く市町村の建築物(第6条第1項第一号に掲げる建築物その他第1項の政令で定 める建築物に限る。)の昇降機以外の建築設備について、国土交通省令で定めるところにより、定建築物 限 。) 昇降機以外 建築設備 、 交通 令 定 り、定 期に、一級建築士若しくは二級建築士又は前項の資格を有する者に、損傷、腐食その他の劣化の状 況の点検をさせなければならない。

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官公法13条1項 国交省告示551号、 国営管482号、国営保30号 国交省告示(支障がない状態の確認) 2 支障がない状態の確認 確認の目的は、施設内の建築物について、安全上、耐久上、機能上支障がないことを 確認することです 確認することです。 確認内容等は、官公法13条第1項に基づく保全の基準第二及び第三に定められており、 確認の実施者は、点検と異なり、資格は不要です。(通常は保全担当者の方が実施する ことになります) なお、用途、規模、階数にかかわらず、全ての国家機関の建築物等(仮設建築物を除 く)について、対象となります。(下記参照) 確認対象 全ての国家機関の建築物等(仮設建築物を除く)が対象です。 確認の実施 年 ご 実施 (新築時 毎年度実施 原則として、1年以内ごとに実施する必要があります。(新築時から毎年度実施が 必要です。) 施設内の全建築物について確認が必要なため、一部の建築物しか確認していない場 合は、「していない」を選択してください。 なお、前回の確認日以降に法定点検を実施した場合は、有資格者が行った法令「点 検」の結果は、その記録を確認することにより「支障がない状態の確認」に換えるこ とができます。 確認結果の問題 確認を実施した結果として、問題(支障)があったかどうかを選択してください。 第2 適用範囲 すべての国家機関の建築物及びその付帯施設(以下「建築物等」という)について適用する。 ただし、建築基準法(昭和25年法律第201号)第85条に規定する仮設建築物を除く。 第6 支障がない状態の確認 各省各庁の長は、保全の基準第二及び第三に規定する支障がない状態(第5において付加したものを含む)を 確認するものとする。 支障がない状態の確認の項目、方法、結果の判定基準は別表(い)欄に掲げる項目に応じて、同表(ろ)欄に 掲げる方法により実施し、その結果が同表(は)欄に掲げる基準に該当しているかどうかを確認することとし、 その周期は別表(に)欄に掲げる周期を目安とする。 ただし、委託業務等により確認を行う場合は、その結果の記録を確認する者とする。また、前回の確認以降に 同等の方法で実施した他の法令で定められている点検の記録がある場合は、当該記録をもって確認に換えること ができる。

(10)

3 3 当該施設内の建築物が各項 目の点検の対象か否かを把握し 目の点検の対象か否かを把握し た上で、前年度の実施状況を選 択してください。 その他法令等に基づく点検 3 各項目について、対象の有無及び点検の実施の有無を選択してください。 国家公務員法にもとづき、人事院規則10-4に職員の保健及び安全保持についての基準等が規定され ています。このため、国職員の常駐する事務所等は、人事院規則による点検の対象となり、具体的な内 容については、事務所衛生基準規則等が適用となります。 ○人事院規則10‐4 第15条(勤務環境等について講ずべき措置) 各省各庁の長は、人事院の定めるところにより、換気その他の空気環境の調整、照明、保温、防湿、清潔保持及び伝 ば 消防用設備等の点検 染性疾患のまん延の予防のための措置その他職員の健康保持のため必要な措置を講じなければならない。 ○人事院規則10‐4(職員の保健及び安全保持)の運用について(S62.12.25職福‐691) 第15条関係 1 この条の規定により各省各庁の長が勤務環境等について講ずべき措置は、(中略)事務所衛生基準規則(S47労働 省令第43号)(中略)の規定の例による措置(中略)とする。 消防用設備等の点検 施設内に消火設備(消火器、屋内消火栓,、スプリンクラー設備、特殊消火設備 等)、警報設備(自動火災報知設備等)及び避難設備(避難はしご、誘導灯、誘導 標識等)等があれば対象となります。 なお、消火器については、 ①宿舎は150㎡以上 消防法17条の3の3 消防庁告示H16告示第9号 火災報知感知器 ①宿舎は150㎡以上 ②事務庁舎は300㎡以上 ③オイルタンクは指定数量の1/5以上の容量 ④地下、無窓又は3階以上でかつ50㎡以上 のものについて設置義務があります。 消火器 屋内消火栓 火災報知受信機

(11)

危険物を取り扱う 般取扱所の点検 消防法14条の3の2 危険物令8条の5 31条 危険物を取り扱う一般取扱所の点検 危険物を貯留している施設が対象です。 施設内に ①指定数量の10倍以上の容量を有するオイルタンク ②指定数量以上の容量を有する地下オイルタンク があれば対象となります 消防法14条の3の2 危険物令8条の5,31条 宿舎は調査対象外 があれば対象となります。 (参考:各燃料の指定数量) ・灯油:1,000L ・重油:2,000L 事業用電気工作物の保安規程による自主点検 施設内に事業用電気工作物(受変電設備や一定規模以上の 発電設備等)があれば対象です 電気事業法42条 宿舎は調査対象外 貯蔵所(地下タンク)の表示 貯蔵所(屋外タンク)の表示 発電設備等)があれば対象です。 なお、自家発電設備については10kW以上の場合、対象と なります。 受変電設備(屋内) 受変電設備(屋外) 自家発電設備の銘板 機械換気設備の点検 規模に関わらず、事務室(労働者を常時就業させる室)に 機械換気設備があれば対象です。 空気調和設備、機械換気設備の外、一般的な換気扇等も 人事院規則10-4 15条 事務所衛生基準規則9条 宿舎は調査対象外 受変電設備(屋内) 受変電設備(屋外) 対象となるため、ほとんどの施設が対象となります。 天井機械換気設備

(12)

ボイラ の性能検査 定期検査 人事院規則10 4 32条 宿舎は調査対象外 ボイラーの性能検査、定期検査 人事院規則により、ボイラー(簡易ボイラー等など 一般的に運転資格の必要が無いものは除く)がある 場合は規模に関わらず、対象となります。 通常は人事院にボイラー設置届けをしたボイラー (ゲージ圧100kPa以上の蒸気又は温水ボイラー) 人事院規則10-4 32条 点検の対象外の機器 宿舎は調査対象外 (ゲ ジ圧100kPa以上の蒸気又は温水ボイラ ) が対象です。 なお、一般的に簡易ボイラーと呼ばれるゲージ圧100 kP未満のボイラーや真空式温水発生装置及び温風暖房機 は対象外です。 点検の対象となる機器 真空式温水発生装置 貫流ボイラー 蒸気ボイラー 温風暖房機 浄化槽の水質検査、保守点検、清掃 浄化槽法7条~11条 規模に関わらず、浄化槽がある場合は、全て対象です。 簡易専用水道の水槽の清掃、検査 水道法34条の2 施行規則55条、56条H15厚生労働省告示262号 浄化槽の構造(例) 浄化槽の蓋(例) 受水槽(飲料用)の有効容量の合計が10 ㎥を超えるものがあれば対象です。

(13)

排水設備の清掃 建築物における衛生的環境の確保に関する法律第4条①、② 排水設備の清掃 建築物衛生法の特定建築物(3,000 ㎡以上の事務所等)に該当する場合は、対象です。 排水設備とは排水に関する全ての設備を指し、排水管も含まれます。 ただし、排水設備がない場合は対象外となります。 なお 3 000㎡未満の事務所については 本調査の対象外です (人事院規則10-4に 建築物における衛生的環境の確保に関する法律第 条①、② 施行令2条2 施行規則4条の3 水質基準省令 なお、3,000㎡未満の事務所については、本調査の対象外です。(人事院規則10 4に より、全ての事務所において、排水の補修及び掃除は行わなければなりませんが、性能 維持を求めているものであり、定期的な点検等は定められてません) 人事院規則により 全ての事務所が対象です 建築物における衛生的環境の確保に関する法律第4条①、② 施行令2条3 施行規則4条の5 人事院規則10-4 15条、事務所衛生基準規則14条 清掃等及びねずみ等の防除 宿舎は調査対象外 空気環境の測定 空気調和設備又は機械換気設備がある 以下に示す規模 人事院規則により、全ての事務所が対象です。 なお、ねずみ等の防除は、6ヶ月以内ごとに被害の状況等につい て、定期に統一的に実施し、調査結果に基づき、必要な措置を講ずることとされています。 建築物における衛生的環境の確保に関する法律第4条①、② 施行令2条1 施行規則3条の2 人事院規則10-4 15条、事務所衛生基準規則7条 宿舎は調査対象外 空気調和設備又は機械換気設備がある、以下に示す規模 の事務所が対象です。 宿舎は調査対象外 【3,000㎡未満】(人事院規則) 中央管理方式の空気調和設備を設けている室 について、測定を行うこととされています。 (測定項目) 一酸化炭素の含有率、二酸化炭素の含有率、 室温、外気温、相対湿度 【3,000㎡以上】(建築物衛生法) 空気調和設備又は機械換気設備がある場合は、 測定を行うこととされています。 (測定項目) 浮遊粉じん量、一酸化炭素の含有率、二酸 化炭素 含有率 室 外気 相対 度 空気調和設備 冷却塔、加湿装置等の清掃等 規模にかかわらず、冷却塔又は加湿装置等の設備が 建築物における衛生的環境の確保に関する法律第4条①、② 施行令2条1 施行規則3条の18 人事院規則10-4 15条、事務所衛生基準規則9条の2 宿舎は調査対象外 化炭素の含有率、室温、外気温、相対湿度 ある事務所が対象です。 冷却塔は,通常屋上に設置されています。 中央管理方式の空気調和設備は、通常空気調和機内に 加湿装置があるため、対象となります。 (中央管理方式):各室に供給する空気を中央管理 (中央管理方式):各室に供給する空気を中央管理 室等で一元的に制御することがで きる方式 冷却塔(屋上)

(14)

給水設備の飲用水 雑用水の 建築物における衛生的環境の確保に関する法律第4条① ② 給水設備の飲用水、雑用水の 遊離残留塩素等の検査 建築物衛生法の特定建築物(3,000㎡以上 の事務所等)に該当し、対象設備(受水槽や 井水等)のある施設が対象です。 建築物における衛生的環境の確保に関する法律第4条①、② 施行令2条2 施行規則4条7 4条の2 宿舎は調査対象外 なお、本検査は、受水槽の容量が10m3以下 のものも対象となります。 ただし、受水槽を持たず、増圧給水ポンプ等 で給水しているものは対象外です。 ばい煙発生施設のばい煙量 又は濃度の測定 次 設備が対象となります 大気汚染防止法16条 施行規則15条 宿舎は調査対象外 受水槽 次の設備が対象となります。 【対象設備】 ①ボイラー・圧力容器 (伝熱面積10㎡以上又は 燃料燃焼能力50L/h以上) ②一定規模以上の自家発電装置 (燃料燃焼能力50L/h以上) (燃料燃焼能力50L/h以上) ただし、非常用自家発電装置は対象外 ③廃棄物焼却炉 (火格子面積2㎡以上又は 焼却能力200kg/h以上) ボイラーの銘板に伝熱面積や燃焼能力 が記載されています ボイラーと銘板

(15)

タブ名「施設の維持管理状況」

タブ名「施設の維持管理状況」

「施設の維持管理状況」の選択

室内環境、外壁・漏水・ 設備機器等の状況 最初に「施設の維持管理状況」のタブをクリックしてください 1 チェックはクリアされています。 施設の維持管理状況を確認の上、該当 する項目を選択してください。 注) 30分間システムを操作しないと、自動的にログアウトしますので、 画面上の「変更を保 存」をこまめにクリックしてください。 ・各種点検報告書等を参考に、施設の状況を確認の上、該当する内容を選択してください。

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安全性及び執務環境に関わる施設状況 1 空気環境 事務室等の空気の清浄度について、該当する項目を選択してください。 倉庫等空気環境が問題とならない施設の場合は、「1」とみなして選択してください。 <選択内容と判断の目安> [ ]内は判断の目安です。 <選択内容 判断 目安> [ ]内 判断 目安 す。 1.概ね全ての室において、空気の清浄度が適切に保たれており、快適な空気環境で ある。 2.室によっては、空気の清浄度に問題がある箇所が見受けられる。 [長時間執務する窓のない部屋において、二酸化炭素濃度が高い場合等 ] 3.入居者から空気環境に関して、「臭い」「ほこりっぽい」等のクレームが頻繁に ある。 照明照度 室内(事務室等)の照明の明るさについて、該当する項目を選択してください。 倉庫等照明照度が問題とならない施設の場合は 「1」とみなして選択してください 倉庫等照明照度が問題とならない施設の場合は、「1」とみなして選択してください。 なお、人事院規則10-4により、JISZ9110に定める照度を維持するよう努めるものと されています。 <選択内容と判断の目安> [ ] 内は判断の目安です。 1.概ね全ての室において、照明照度が適切に保たれており、快適な光環境である。 2.室によっては照明照度に問題がある箇所が見受けられる。 [ 節電等による消灯・間引き以外で、照度に大きなばらつきがある場合等 ] 3.入居者から照明照度に関して「暗い」「まぶしい」等のクレームが頻繁にある。 なお、適正な照度は、事務室500~1,000LX、会議室300~750LXとされています。 (人事院規則10-4によるJISZ9110に定める照度) 熱環境(冷暖房の状況) 冷暖房期の快適さについて、該当する項目を選択してください。 倉庫等熱環境が問題とならない施設の場合は、「1」とみなして選択してください。 <選択内容と判断の目安> [ ] 内は判断の目安です。 1.冷暖房期、概ね全ての室において、快適である。 2.冷暖房期において、室により快適さに差がある。 [暖冷房の設定温度と室温の温度差が3℃以上差がある室がある場合等 ] [暖冷房の設定温度と室温の温度差が3℃以上差がある室がある場合等。] 3.冷暖房期、概ね全ての室において、快適ではない。

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衛生環境 水質測定記録を基に水槽類の管理状況、水道水の吐出量適正の良否、赤水発生の有無 <選択内容と判断の目安> [ ] 内は判断の目安です。 1.水質測定において水槽類の水質等に問題はない。 水質測定記録を基に水槽類の管理状況、水道水の吐出量適正の良否、赤水発生の有無 等により判断し、該当する項目を選択してください。 水道設備がない施設の場合は、「1」とみなして選択してください。 2.配管等の劣化が著しく将来的に問題となる箇所が見受けられる。 [ 毎回、水道の開栓時の出始めに赤水が出る場合等。] 3.水の出が悪い、赤水が出るなど衛生環境において問題が見られるため、早急に改善 が必要である。 清 掃 室内・共用部(廊下・便所等)の床・窓清掃等の実施による室環境の状況について 該当する項目を選択してください。 〈選択内容と判断の目安〉 [ ] 内は判断の目安です。 1.概ね全ての室において、清掃状況が十分であり、快適な室内環境が保たれている。 2.室によって、快適さに差がある。 [ 一部清掃してない部屋がある場合等。] 3.概ね全ての室において、清掃が不十分で、快適ではない。 消防・防災 消防検査又は査察時における指摘事項等を基に、施設の安全性が確保されているか どうかについて該当する項目を選択してください。 〈選択内容と判断の目安〉 [ ] 内は判断の目安です。 1.消防検査において指摘はなく、災害時の安全性が確保されている。 直近の消防検査において指摘はなかった。 防火戸が正常に作動可能な状態。(防火戸の機能が正常、周囲に障害物がない) 防火シャッターが正常に作動可能な状態。 防火区画部分のダンパー等機器が正常に作動。 避難経路が明快で、非常用進入口・階段室・廊下廻りに障害物がない状態。 機械室等に可燃物などが置かれていない等。 2.消防検査においては指摘を受けていないが、不安箇所があり安全性確保について検 討が必要である。 直近の消防検査において、指摘は受けていないが、改善の助言を受けている場合。 上記1 に挙げた例のうち、若干不適正な状況がある場合等。 3.消防検査において指摘を受けており、安全性確保のために早急に改善が必要である。 [ 直近の消防検査において指摘を受けており、早急に措置すべき事項がある。]

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建築・附帯施設(外壁の状況) 建物の外壁の劣化状況について、該当する項目を選択してください。 建物の外壁の劣化状況について、該当する項目を選択してください。 <選択内容と判断の目安>[ ] 内は判断の目安です。 1.外壁に浮き、ひび割れ、剥落が見られない。 外壁仕上げに浮き、ひび割れ等が見られない。 打診で浮き等が確認されない。 目地と外壁仕上げの取合いに支障がない。 2.外壁に浮き、ひび割れ、剥落が一部見られるが、周囲への危険性は低い。 外壁仕上げに一部浮き、ひび割れ等が見られるが、落下等のおそれがある危険な 状態ではない。 打診により一部浮きが確認できる。 3.外壁に浮き、ひび割れ、剥落が著しく、危険性が高い。 建築・附帯施設(漏水の状況) 建物の屋根・外壁からの漏水の状況について、該当する項目を選択してください。 外壁仕上げに著しい浮き、ひび割れ等が見られる。 打診により広い範囲で浮きが確認できる。 <選択内容> 1.天井、壁からの漏水が見られない。 2.天井、または壁からの漏水が一部見られるが、業務や行政サービスに支障がない。 設備機器 施設全体として、電気設備・機械設備の整備状況について、該当する項目を選択し てください。 3.天井、または壁からの漏水により、業務や行政サービスに支障がある。 <選択内容と判断の目安> [ ] 内は判断の目安です。 1.施設全体として、十分な整備がされており、快適性・利便性が確保されている。 設備機器の運転が適切に制御されている。 設備機器の要求性能を十分満足している。 設備機器 要求性能 十分満足 。 設備機器の著しい劣化の進行が見られず、故障等が少ない。 2.老朽化等による事故・故障等のトラブルが心配される。 設備機器の故障が多少あり、将来重大な故障等のトラブルの可能性が予見できる。 設備機器のうち劣化の著しいものがある。 3.事故・故障等のトラブルが多いため、早急な対応が必要である。 設備機器の劣化が著しい、故障が多発している等の早急な対応が必要な状態。著 、 障 大規模な修繕、更新が必要な状態。

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PCBの使用状況 PCBが使用されている機器等の状況について、該当する項目を選択してください。 PCBが使用されている機器等の状況について、該当する項目を選択してください。 <選択内容と判断の目安> [ ]内は判断の目安です。 1.PCB使用機器等がない。 竣工時よりPCBが使用されている機器等がない。 PCBが使用されている機器等があったが、他施設に移動した。 適正に交換または撤去を行い、すでに処理施設へ搬出済みである。(注1) 2.PCB使用機器等が施設内に保管されており、必要な届け出ができている。 PCBが使用された機器等を交換または撤去し施設内に保管しており、「ポリ塩 化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」に基づき届け出て いる。(注2) 他施設で使われていたPCB使用機器等が施設内に保管されており、「ポリ塩化 ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」に基づき届け出ている。 (注2) 3.PCB使用機器を現在も使用しており、必要な届け出・報告ができている。 PCBが使用された機器等を保管し、かつ、現在もPCBが使用されている機器 等を使用しており、「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特 別措置法」に基づき保管と使用状況の届け出を行っている。(注2) PCB廃棄物を保管しておらず、現在もPCBが使用されている機器等を使用し ており、必要な届け出・報告を行っている。(注3) 4 PCB使用機器等を保管または現在も使用しているが 必要な届け出・報告 4.PCB使用機器等を保管または現在も使用しているが、必要な届け出・報告 ができていない。 PCBが使用された機器等を施設内に保管しているが、「ポリ塩化ビフェニル廃 棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」基づく届け出をしていない、また は、していない機器がある。(注2) PCB廃棄物を保管しておらず、現在もPCBが使用されている機器等を使用し ており、必要な届け出・報告を行っていない。(注3) 5.わからない。 5.わからない。 調査をしていない。 上記1、2、3、4 に該当しない。 一般的には、昭和46年以前に製造された照明器具の安定器・受変電設備の変圧器等が 対象となります。(機器等が更新済みでも PCB処理施設の整備が遅れていたため 施 対象となります。(機器等が更新済みでも、PCB処理施設の整備が遅れていたため、施 設内で保管している場合があります) なお、PCBは、昭和28年頃から製造が開始され電気設備に使用されましたが、環境 汚染が社会問題となり、昭和47年に製造が中止されました。 主に、電気機器の絶縁油、高圧トランス(工場・ビルの受電設備)、低圧トランス、 低圧コンデンサ(家電製品の部品等で使用)、安定器(蛍光灯、水銀灯の安定器のコン デンサの絶縁油として使用)に使用されていました。 (注1)現在では、PCBの処分施設が建設され、適宜、処理が求め られています。 (注2)「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する 特別措置法」により、PCB廃棄物の保管等について、毎年度、 都道府県知事等に届け出が必要です。 (注3)PCBを含む機器等を使用している場合、届け出・報告の 必要の有無は、地方公共団体等によって対応が異なっています。 保管場所の表示

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耐震対策の状況 施設内の建築物の耐震診断及び耐震改修の実施状況について、該当する項目を 施設内の建築物の耐震診断及び耐震改修の実施状況に いて、該当する項目を 選択してください。 なお、施設内の全ての建築物について、耐震基準改正(1981年6月)以降に計画通知等 (注1)をおこなっている場合は「1」とみなしてください。(一般的には1982年度以 降に工事着手している施設は、「1」とみなして差し支えありません) <選択内容と判断の目安>[ ] 内は判断の目安です。 <選択内容と判断の目安>[ ] 内は判断の目安です。 1. 全ての建築物で耐震性能に問題がないことを確認済みである。 耐震基準改正(1981年6月)以降に計画通知等(注1)をおこなった建築物である。 耐震基準改正以前に計画通知等(注1)をした建築物であるため、耐震診断を実施し、 耐震性能に特に問題がないことが確認できた。 耐震性能に問題が見られたため耐震改修を実施した。 建築基準法上、構造計算が不要な建物である。 2.耐震性能に問題があり、耐震改修が未実施の建築物がある。 耐震基準改正以前に計画通知等(注1)をした建築物であり、耐震診断を実施し、 耐震性能的に問題が見られたが、未だ耐震改修が実施できていない。 3.耐震診断が未実施の建築物がある。 耐震基準改正以前に計画通知を行った建築物であるが、耐震診断を実施できていない。 4.わからない。 (注1)「計画通知」とは、 国等が工事着手前に建築計画が建築基準関係法令等に適合しているかどうか建築主事等に 設計図書等を提出し確認を受ける とを ます なお 法適合 確認がとれた場合 確認 設計図書等を提出し確認を受けることをいいます。なお、法適合の確認がとれた場合、確認 済証が交付されます。(民間の場合は確認申請といいます) 建築物の耐震基準は、1981年6月に改正されており、これ以降に設計された建築物は現 行の建築基準法による構造性能を満足しています。 この1981年6月以前の旧基準により設計(計画通知提出)された建築物については、耐 震診断を実施し、耐震性能に問題があるか確認し、問題がある場合は、耐震改修を行う 必要があります。 ただし、次に該当する建築物は、建築基準法上、構造計算が不要とされているため、 本調査の対象外となります (なお 構造計算が不要でも仕様規定は適用となります)

本調査の対象外となります。(なお、構造計算が不要でも仕様規定は適用となります) (木造 )次のいずれにも適合するもの ・階数が2階以下 ・延べ面積500㎡以下 ・高さ13m以下 ・軒高9m以下 (RC造等、木造以外の構造) ・ 階数が1、かつ、延べ面積200㎡以下 なお、防災官署(災害対策基本法による指定行政機関)等は、災害時においても機能 構造計算不要 (本調査項目の対象外の 建築物) なお、防災官署(災害対策基本法 よる指定行政機関)等は、災害時 お ても機能 確保が必要なため建築基準法を上回る耐震性能が必要ですが、本調査の調査項目とはし ておりません(別途、官庁施設の耐震基準による)

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津波防災診断の実施状況 津波防災診断の実施状況について 該当する項目を選択してください。 津波防災診断の実施状況について、該当する項目を選択してください。 <選択内容と判断の目安> [ ] 内は判断の目安です。 1.津波防災診断を実施済み。 津波防災診断を実施している場合は全て該当。 津波防災診断を実施して る場合は全て該当。 (「津波災害警戒区域等」(注1)の指定の有無にはかかわらない) 2.津波防災診断を未実施。 施設が「津波災害警戒区域等」(注1)に立地しているにもかかわらず津波防災 診断を実施していない施設。 3.津波防災診断の実施対象外。 施設が「津波災害警戒区域等」に立地していない施設 施設が「津波災害警戒区域等」に立地していない施設。 沿岸部に所在するが、市町村等の津波ハザードマップ等により、津波浸水の想定 がないことが確認されている施設。 内陸部に所在し、明らかに津波浸水の恐れが無い施設。 4.わからない (注1) 「津波災害警戒区域等」とは、 以下のいずれかに該当する区域等を示します。 ・津波防災地域づくりに関する法律第53条に基づく津波災害警戒区域 ・同法第8条に基づく津波浸水想定が公表されている地域等 ・同法に基づかない既存の津波ハザードマップによる浸水想定地域等 なお、区域等の該当の有無については、津波災害計画区域は都道府県知事が指定、ハザー ドマップは市町村が作成しますので、それぞれ所在地の地方公共団体の担当にお問い合わせ 下さい。 各省庁(施設管理者)においては、国の統一基準である「官庁施設の総合耐震・対津 波計画基準」(H25年3月国土交通省大臣官房官庁営繕部)に基づき、既存官庁施設につ いて、津波防災診断を緊急度の高い施設から優先的に実施することとされています。 なお、診断の標準的な方法は「官庁施設の津波防災診断指針」(H25年4月国土交通省 大臣官房官庁営繕部)により、対象施設は、「津波防災地域づくりに関する法律」第5 3条に定める「津波災害警戒区域」に指定された区域に立地する施設としていますが、 「津波災害警戒区域」に指定されていない区域においても指針を準用することは可能で す。 なお、国土交通省では、施設管理者の津波防災診断の実施にあたり、必要に応じて技 術的支援を行うこととしておりますので本システムの問い合わせ先までお気軽にご相談 願います。

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家具の転倒防止対策 施設内の全建築物における家具の転倒防止対策の実施状況について 該当する項目を 施設内の全建築物における家具の転倒防止対策の実施状況について、該当する項目を 選択してください。 <選択内容> 1.対策済みである。 2.一部対策未実施の部分がある。 3 対策未実施 あ 3.対策未実施である。 4.わからない。 なお、主な家具の転倒防止対策は、次のとおりですが、詳細については資料編P28~ を参照願います。 ・家具の壁・床等への固定 ・家具の連結 背の低い家具の設置等 ・背の低い家具の設置等 近年発生した地震における「けが」の内、家具類の転倒、落下、移動等が原因のも のが全体の約30~50%に達しています。 また、家具類の転倒等はけがの原因となるほか、避難通路をふさぐなど発災時に様々 な危険をもたらしますので、転倒防止等は地震対策として非常に重要です。 なお、家具上の物品等の落下防止やコピー機等の移動防止も地震対策として重要です。 避難経路における障害物の有無 避難経路等(廊下、階段、防火戸等、災害時において地上に安全に避難するための経路)を通 行するに当たり、支障となる障害物の設置状況について、該当する項目を選択してください。 消防法8条の2の4 建築基準法施行令23条~27条 117条 119条 <選択内容> 1.避難経路等に障害物はなく、非常時の通行に支障がない。 2.避難経路等に障害物が多少あり、非常時の通行に一部支障がある。 3.避難経路等に障害物が多く、非常時の通行の妨げになる。 廊下や階段などの避難経路については、非常時における人命確保のため、消防法による 適正な管理や建築基準法による有効幅の確保が義務づけられています。 このため、通常、廊下や階段等に書架や物品を置くことは、違法となります。 (非常時の通行に支障がある場合は 人命確保上極めて問題であり 管理責任を問われる (非常時の通行に支障がある場合は、人命確保上極めて問題であり、管理責任を問われる ことになります。)

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2 3 4 注) 30分間システムを操作しないと、自動的にログアウトしますので、 画面上の「変更を保存」を こまめにクリックしてください。 施設使用状況の適合可否(建築) 各部屋に設置している書架や物品等の荷重が設計上の床の強度に対して、問題ない ことを確認できているかどうかについて 該当する項目を選択してください 長期耐用性 2 ことを確認できているかどうかについて、該当する項目を選択してください。 <選択内容と判断の目安> [ ]内は判断の目安です。 1.問題がないことを確認している。 床荷重の条件(当初あるいは改修時点)を把握し、その条件に応じた用途で室を 利用し、条件を上回る質量の機器・什器等の設置を行っていない。 床のたわみが生じていない場合(書庫など重量のある部屋の位置を新築当時 から変更していない場合も含む) 2.確認はしていないが、問題ない状態である。 床荷重の条件(当初あるいは改修時点)を把握していないが、質量の大きい機器 ・什器等の設置を行っていない。 床荷重の条件(当初あるいは改修時点)を把握していないが、現時点では、特に 問題が生じていない。 書庫などの部屋の位置を新築時から変更したが 床にたわみが生じていない 書庫などの部屋の位置を新築時から変更したが、床にたわみが生じていない。 なお、設計者に位置の変更の是非を確認した場合は「1」を選択。 3.問題がある。 [ 荷重により床が変形している。床に障害となるたわみが発生している。等] 4.わからない 床荷重の条件(当初あるいは改修時点)を把握しておらず、問題があるかどうか も判断できない も判断できない。

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施設使用状況の適合可否(設備) 電気の使用量が既設の容量以上になっている部屋があるかどうかについて、該当する項目 電気の使用量が既設の容量以上になっている部屋があるかどうかについて、該当する項目 を選択してください。 なお、頻繁にブレーカー(配線用遮断器)が動作するなど、電気の使用量が規定以上になっ ている部屋がある可能性があります。 <選択内容と判断の目安>[ ] 内は判断の目安です。 1.問題がないことを確認している。 設備の性能や運転条件(当初あるいは改修時点)を把握し、その条件等に応じた機 器等の運転やメンテナンスを行っている場合など。 ブレーカーが落ちたことがない。(新築時より、大きな電気容量の機器を増設してい ない場合は、こちらを選択) 2.確認はしていないが、問題ない状態である。 設備の性能や運転条件(当初あるいは改修時点)を把握していないが、これまでと同 様の運転やメンテナンスを行い、特に問題が生じていない場合など。 新築時より、大きな電気容量の機器を増設しているが、ブレーカーが落ちていない場合 なお、増設の際に電気容量の確認を行った場合は「1」を選択。 3.問題がある。 頻繁に設備機器が故障する。 ブレーカーが落ちる現象が発生する場合など。 4 わからな 4.わからない。 設備の性能や運用条件を把握しておらず、メンテナンスも行っていないため問題点 を判断できない。

参照

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