千代田区 し ょ く い く し ょ く い く 千代田
離 乳 食 メ ニ ュ ー
この冊子は、平成19年2月に発 行された「ちよだ食育ガイド」の主 旨のもとに、家庭や地域で食育を すすめるために作成しました。 メニューは、保健所の管理栄養 士が離乳食相談でお知らせしてい る内容を中心に掲載しています。 家庭での食事や地域での食育に ご活用ください。 下記ホームページにも掲載しています。 ・千代田区ホームページ http://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kenko/kenko/eyo/ network/s-guide.html 「離乳食メニュー」 改訂 平成28年4月 編集 千代田保健所 健康推進課 千代田区九段北1-2-14 電話5211-8177 ちよだ食育ガイド 414200-156592-A5.indd 3-4 08.2.27 10:07:24 PM離 乳 食 の 進 め 方 へ の 支 援
食べ方の目安
1
回
当
た
り
の
目
安
量
離乳の完了
9か月から11か月頃
12か月から18か月頃
全がゆ50~80
全がゆ90~軟飯80
軟飯90~ご飯80
穀物(g)
40~50
15~20
15~20
50~55
全卵1/2~2/3
100
20~30
10~15
10~15
30~40
卵黄1~全卵1/3
50~70
30~40
15
15
45
全卵1/2
80
つぶしがゆからはじめる。
すりつぶした野菜なども試し
てみる。
慣れてきたら、つぶした豆腐・
自身魚などを試してみる。
野菜・果物(g)
魚(g)
又は肉(g)
又は豆腐(g)
又は卵(g)
又は乳製品(g)
上記の量は、あくまでも目安であり、子どもの食欲や成長・発達の
状況に応じて、食事の量を調整する。
成長曲線のグラフに、体重や身長を記入して、成長曲線のカーブに沿っているかどうか確認する。
千 代 田 保 健 所 「授乳・離乳の支援ガイド」厚生労働省2007より離乳の開始
7,8か月頃
生後5,6か月頃
○子供の様子をみながら、
1 日 1 回 1 さ じ ず つ
はじめる。
○母乳やミルクは飲みた
いだけ与える。
○1日2回食で、食事の
リズムをつけていく。
○いろいろな味や舌ざわ
り を 楽 し め る よ う に
食品の種類を増やして
いく。
○食事のリズムを大切に、
1 日 3 回 食 に 進 め て
いく。
○家族一緒に楽しい食卓
体験を。
○1日3回の食事のリズ
ムを大切に、生活リズ
ムを整える。
○自 分 で 食 べ る 楽 し み
を 手 づ か み 食 べ か ら
はじめる。
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
成 長 の 目 安
食 事 の 目 安
調理形態
なめらかに
すりつぶした
状態
舌で
つぶせる
固さ
歯ぐきで
つぶせる
固さ
歯ぐきで
噛める
固さ
5 4
さあ離乳食のスタートです。
赤ちゃんといっしょに楽しい食事を!
離乳の開始
生後 5,
6か月頃
赤ちゃんの体調と機嫌が良い日に、1日1回1さじからはじめます はじめる目安は・・・ ・ 首のすわりがしっかりしている。 ・ 支えてあげると座れる。 ・ 食べているのをみてよだれがでたり、興味を示す。 ・ スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる。 <ポイント> *離乳食のあと母乳やミルクをあげましょう。 *なめらかにすりつぶした状態とは・・・ポタージュ状 離乳食の初期は、ほとんど味をつけないのでだしやスープを利用します 材料 昆布 かつお節 (作り方) 昆布は、切 り目を入れ水につけて おき、そのまま火にかけ、沸騰直前に取り出します。その中にかつお節を加え、沸騰 したら火を止め、そのまま静かに冷まし、キッチンペーパーなどをざるにしき、漉し ます。数回分を小分けにし、冷凍保存しておくと、便利に使えます。 人参などの野菜は、カレーを作る時のように、大き めに切ってしっかりとやわらかく茹でると、繊維ま でじっくり水分を含んで簡単につぶしやすくなります。 野菜の茹で汁はスープやだしとしても使えます。 つぶしがゆからはじめましょう10倍がゆ
(作り方) (材料)お米、水 1. お米1に対しお水を10の割合にして厚 手の鍋で炊きます。 はじめは強火で沸騰したら火を弱め、 ふきこぼれないように50分くらい煮ま す。10分程蒸らします。 2. 粒がなくなるまで、すり鉢などですり、 なめらかな状態に仕上げます。 おかゆが4~5さじ進んできたら、もう一品、野菜の煮つぶしを1さじ加えていきます。 はじめは1種類の野菜だけの味を覚えさせます。 だしのとり方 野菜の処理の仕方 おかゆは炊飯器でご飯といっしょに作れます。 湯のみのような背の高い器に分量の米と水を入れます。 大人のご飯を炊く炊飯器の中央に器を埋め込み、いつもと同じ ように炊き上げます。 (器の中にはおかゆができています。)野菜のトロトロ煮
(作り方) (材料) 1. 人参は皮をむき、大きめに切り、やわ らかくなるまで煮ます。 2. 包丁の背や、スプーンなどでつぶして、 なめらかな状態にします。 3. 鍋にだし汁を入れ人参を加えトロトロ になるまでよく煮込みます。 * 人参のほかに、かぶ、大根、じゃがいも なども使えます。 * はじめて使う野菜はあくや香りの少ない ものが適しています。 人参 だし汁かぶとかぶの葉のトロトロ煮
(作り方) (材料) 1. かぶは皮をむき1/ 4位に切りやわらか く煮、すりつぶしておきます。 2. かぶの葉は葉先のやわらかいところを 少量ゆでみじん切りにし、すりつぶし ておきます。 3. だし汁を煮立て、1を加えて煮込み 最後に葉を入れ水溶き片栗粉でとろみ をつけます。 かぶ 小1/2個 かぶの葉 少々 だし汁 適宜 片栗粉 少々 野菜の煮つぶしもなれてきたら、豆腐をすすめましょう。豆腐のなめらか煮
(作り方) (材料) 1. 豆腐は茶こしなどで裏ごしするか、 よくすりつぶします。 2. 鍋にだし汁を入れ、豆腐を加えて煮、 水溶き片栗粉でとろみをつけ仕上げます。 * 豆腐は大人は生でも食べますが、赤ちゃ んには、必ず火を通してから使いましょう。 絹ごし豆腐 3cm 角1かけ だし汁 適宜 片栗粉 適宜魚は白身の魚からはじめましょう。
しらすがゆ
(作り方) (材料) 1. しらす干しは、茶漉しなどに入れ上か ら熱湯をかけ塩ぬきし、細かくみじん 切りにしてからすり鉢などですります。 2. おかゆの中に、1を加え煮込みます。 おかゆ 子ども茶碗1/3杯 しらす干し ひとつまみ白菜と白身魚のトロトロ煮
(作り方) (材料) 1. たらは、ゆで、骨と皮を除き細かくほ ぐしてすりつぶしておきます。 2. 白菜は、葉の先のやわらかいところだ けゆでて、みじん切りにし、すりつぶ しておきます。 3. 鍋にだし汁を加え煮込み最後に、片栗 粉でとろみをつけ、ポタージュ状にし あげます。 * 白身の魚のお刺身(たい、ひらめなど)を 一切れ利用すると骨などないので調理し やすいです。 たら 20g 白菜 5g だし汁 適宜 片栗粉 少々 水溶き片栗粉でとろみをつけましょう。 白身魚はぱさつきやすいので、片栗粉やコーンスターチでとろみをつけると食べやす くなります。 (とろみのつけ方) 片栗粉:水=1:1の割合で混ぜます。沸騰しているところへ入れるとだまになりや すいので、一度火からおろし、良く混ぜてから入れます。とろみがつくまで煮立たせ ます。離乳食 7
, 8か月頃
*1日2回食にしていきます。食事のリズムをつけましょう。 *平らなスプーンを下くちびるにのせ、上くちびるが閉じるのを待ちましょう。 *いろいろな味、舌ざわりを経験できるように食品の種類を増やしていきましょう。 * 離乳食の後に母乳、ミルクを補います。それ以外に母乳は欲しがるだけ、育児用ミル クは、1日3回程度あげましょう。 *舌が上下に動くようになり、食べ物を口の中で動かしやすくなります。 *舌でつぶせる固さ・・・ 豆腐くらいの固さ スプーンですくってぽったり落ちる状態7倍がゆ
(作り方) (材料) 1. お米1に対しお水7の割合で炊きます。 2. 40分~50分ほど煮て、少し粒がある状 態にして、10分程蒸らします。 お米 水 おかゆもいろいろ変化をつけてみましょう。納豆がゆ
(作り方) (材料) ごはん だし汁 1. 納豆は細かく刻みます。鍋にだし汁を 加え、ご飯、納豆を入れよく煮込みます。 (又はみそ汁のうわずみ) 納豆 小さじ1青菜がゆ
(作り方) (材料) 1. 小松菜は葉先だけをゆで、みじん切り にしておきます。 2. 7倍がゆに1を加え、ひと煮立ちさせま す。 ごはん 水、 小松菜などの青菜りんご入りパンがゆ
(作り方) (材料) 1. 食パンは、白い部分だけ細かくちぎっ ておきます。 2. りんごはすっておきます。 3. 鍋に野菜スープを入れ1,2を加えやわ らかくなるまで煮込みます。 * 食パンは耳を除きラップをして冷凍して おき凍ったまますりおろして使うとやわ らかく煮えます。 食パン 8枚切り半分 野菜スープ(又は水)適宜 りんご 1/8個うどんのくたくた煮
(作り方) (材料) 1. うどんはやわらかく煮てみじん切り。 白菜は葉先だけさっとゆでてみじん切 りにしておきます。人参は大きく切っ てやわらかく煮て、つぶしておきます。 2. 鍋にだし汁を入れ1を加え煮込み、最 後にしょうゆを数滴加え風味をつけます。 * そうめんや、冷麦などでもよいです。 * 乾麺であればはじめから細かく折ってお くと簡単です。(塩分が多いのでゆでたら 水でよく洗いましょう。) * 季節の野菜を加えましょう。 うどん 50g 白菜 10g 人参 5g だし汁 適宜 しょうゆ 1~2滴9 8
お麩とかぶのやわらか煮
(作り方) (材料) 1. お麩は水につけてもどして、絞ってか ら刻んでおきます。 2. かぶ、人参は皮をむいてやわらかく煮て、 つぶします。かぶの葉は葉先だけゆで みじん切りにしておきます。 3. だし汁を煮立て、1,2を加え煮つめます。 麩 小2~3個 かぶ 小1/2 かぶの葉 少々 人参 5g だし汁 適宜野菜のやわらか煮
(作り方) (材料) 1. じゃがいも、人参は大きめに切りやわ らかく煮て、つぶします。 2. キャベツは葉先だけゆでてみじん切り にします。 3. 鍋にだし汁を入れ1,2を加え煮込みま す。 じゃがいも 30g キャベツ 5g 人参 5g だし汁 適宜たっぷり野菜のうま煮
(作り方) (材料) 1. かぼちゃは、皮と種を取り除き細かい 角に切ります。 2. なすはへたと皮をむき細かい角に切り ます。 3. トマトは湯むきし、種もとりみじん切り。 4. キャベツは葉先だけをさっとゆでみじ ん切り、人参は大きめに切ってやわら かく煮てつぶします。 5. 鍋にだし汁、材料を入れやわらかくな るまで煮て仕上げます。 * 季節ごとに野菜を変えてみましょう。 残っている野菜を利用しましょう。 かぼちゃ 30g なす 5g トマト 10g キャベツ 5g 人参 5g だし汁(水) 適宜冬野菜の煮物
(作り方) (材料) 1. 大根、人参は大きめに切りやわらかく 煮て、つぶします。 2. ブロッコリーは穂先だけゆで、みじん 切り。 3. 鍋にだし汁を煮立て、1,2を加え煮ま す。香りづけにしょうゆ少々を加え最 後に水溶き片栗粉でとろみをつけます。 大根 20g 人参 10g ブロッコリー 5g だし汁 適宜 しょうゆ 1~2滴 片栗粉 少々さつまいもとりんごの重ね煮
(作り方) (材料) 1. さつまいもは皮をむき輪切りにし少し 水にさらします。 2. りんごは皮をむき半分はすりおろし、 あとの半分は小さめのいちょう切りに します。 3. 鍋に1,2を入れひたひた位の水を加え やわらかく煮る。途中でつぶしながら ぽったりとする程度まで煮込みます。 4. 風味付けにバター少々を加えます。 さつまいも 30g りんご 10g バター 少々野菜とマカロニのスープ
(作り方) (材料) 1. マカロニはやわらかくゆで細かく刻み ます。 2. トマトは湯むきし、種も除きみじん切り。 3. キャベツ玉ねぎもみじん切り。 4. 人参は大きめにきりやわらかくゆでつ ぶしておきます。 5. 鍋にスープを入れ、材料を加え煮込み ます。 6. 最後に風味づけにバター少々を加えま す。 マカロニ 5g トマト 10g キャベツ 5g 人参 5g 玉ねぎ 5g 野菜スープ(水) 適宜 バター 少々野菜のミルク煮
(作り方) (材料) 1. じゃがいも、人参は大きめに切り、や わらかくゆでつぶします。 2. 玉ねぎはみじん切り、ブロッコリーは 穂先だけゆで、みじん切りにします。 3. 鍋に粉ミルクを溶いて入れ、1,2を加 え煮込み、最後にブロッコリーを加えま す。 じゃがいも 30g 人参 5g 玉ねぎ 5g ブロッコリー 5g 粉ミルク 適宜白身魚のうすくず煮
(作り方) (材料) 1. 白身魚はゆで、骨や皮を取り除きほぐ しておきます。 2. 小松菜は、葉先のやわらかいところを サッとゆでみじん切りにします。 3. だし汁を煮立て、1を加えひと煮たち させ、2を加え煮込みます。 4. 最後にしょうゆで香りをつけ、水溶き 片栗粉でとろみをつけます。 白身魚 20g 小松菜 5g だし汁 適宜 しょうゆ 1~2滴 片栗粉 少々白身魚のおろし煮
(作り方) (材料) 1. 白身魚はゆで、骨や皮を取り除きほぐ しておきます。 2. 大根は皮をむきすりおろしておきます。 3. 白菜は葉先だけゆでみじん切り。 4. 鍋にだし汁を入れ1,2,3を加え煮 込む。最後に水溶き片栗粉でとろみを つけます。 白身魚 20g 大根(かぶでもよい)10g 白菜 10g だし汁 適宜 片栗粉 少々白身魚のトマト煮
(作り方) (材料) 1. 白身魚はゆで、骨や皮を取り除きほぐ しておきます。 2. トマトは湯むきし、種もとりみじん切 り玉ねぎもみじん切りにします。 3. 鍋にスープを入れ1,2を加え煮込みま す。最後に片栗粉でとろみを付け仕上 げます。 白身魚 20g トマト 10g 玉ねぎ 5g 野菜スープ(だし汁でもよい)適宜 片栗粉 少々 白身の魚に慣れたら、あじ、鮭、まぐろなどの魚も使えるようになります。 缶詰のツナも使いやすい素材です。(なるべくノンオイルのものが良いです。) 魚に慣れたらお肉も使えます。初めは、鶏のささみからはじめましょう。鶏ささみの野菜あんかけ
(作り方) (材料) 1. 鶏ささみは筋を取り除きゆでて、ほぐ し刻みます。 2. 人参はやわらかく煮てつぶします。 白菜はゆでてみじん切り、玉ねぎもみ じん切りにします。 3. 鍋にだし汁を入れ2を加え煮込みやわ らかくなったら片栗粉でとろみをつけ ます。 4. 鶏ささみに3をかけ出来上がり。 * 月齢に応じて肉の大きさをかえていきま しょう。 鶏ささみ 30g 人参 5g 白菜 10g 玉ねぎ 5g だし汁 適宜 片栗粉 少々牛肉のトマト煮
(作り方) (材料) 1. 牛肉は細かく刻みます。 2. 玉ねぎはみじん切り、じゃがいも、人 参はやわらかく煮てあらくつぶしてお きます。 トマトは湯むきし種を除いて粗みじん にしておきます。 3. 鍋にスープを入れ1,2を加えやわらか くなるまで煮込みます。 * 慣れてきたら脂身の少ないひき肉も使え ます。 牛もも肉(赤身) 20g じゃがいも 10g 人参 5g 玉ねぎ 5g トマト 10g 野菜スープ 適宜13 12 卵の使い方 アレルギーのない方は2回食以降から卵も使えます。 初めて使う時は、必ず固ゆでにして、黄身と白身をしっかり と分けます。黄身をスプーンに半さじ程度からはじめ、少しず つ増やしていきます。黄身が大丈夫であれば白身も少しずつ加 え、全卵使えるようになります。 そのままだと食べにくいので、だし汁やスープを加えてのば したり、おかゆに混ぜて使います。
かきたまうどん
(作り方) (材料) 1. うどんはゆでて細かく刻みます。 2. 大根、人参はゆでてつぶします。 ほうれん草は葉先だけゆでみじん切り。 3. 鍋にだし汁を入れ1,2を加え煮込 みます。水溶き片栗粉を入れ、卵黄 をくわえかき混ぜます。しょうゆ少々 を加え風味をつけます。 * 全卵が使えるようになると、出来上が りがフワッとしてのど越しもよくなり ます。 うどん 30g 卵黄 1/3個分 大根 10g 人参 5g ほうれん草 少々 片栗粉 少々 だし汁 1/2カップ しょうゆ 1~2滴 白身も使えるようになったら・・・ (離乳 完了期)パンプテイング
(作り方) (材料) 1. 食パンは耳をとり、軽くトーストし て細かくします。バナナはつぶして おきます。 2. 耐熱器に卵と粉ミルク(牛乳)を良 く混ぜたものを注ぎ食パンを加えオー ブントースターで4~5分くらい焼き ます。 食 パン(8枚 切り) 1/4枚 バナナ 20g 卵 1/3個 溶かした粉ミルク 又は牛乳 大さじ3野菜のオムレツ
(作り方) (材料) 1. じゃがいも、人参はやわらかくゆで ておき5mm位の角に、ほうれん草は ゆで2cm 位に切り、玉ねぎはみじん 切りにします。 2. ボールに卵を割りほぐし、1の野菜 を加え、混ぜます。 3. フライパンにバター少々をひき2を 流しオムレツを作ります。 卵 1個 じゃがいも 1/3個 人参 20g 玉ねぎ 10g ほうれん草 少々 バター 少々離乳食 9か月から11か月頃
* 1日3回食に進めましょう。食事のリズムを大切にしましょう。 * 家族一緒に楽しく食事をしましょう。 * 固さは歯ぐきでつぶせる固さ、バナナくらいの固さ 固すぎると丸のみしてしまうので、丸のみしているようならやわらかさ加減をチエッ クしましょう。 * 丸み(くぼみ)のあるスプーンを下くちびるの上にのせ上くちびるが閉じるのをまち ます。やわらかめのものを前歯でかじりとる練習をします。 * 離乳食のあと母乳・ミルクを補いましょう。それ以外に母乳は欲しがるだけ、育児用 ミルクは1日2回程度あげましょう。そろそろコップの練習もはじめましょう。 * 主食(ごはん、パン、麺類)、主菜(魚、肉、卵・豆腐などのたんぱく質)、副菜(野 菜・芋類など)の組み合わせを考えましょう。 おかゆは5倍がゆからはじめ、少しずつ水分を減らし、やわらかめのごはんにしてい きましょう。 * 香りづけ程度に、しょうゆやみそ、砂糖等の調味料を少量使い、いろいろな味を体験 させましょう。しょうゆであれば、スプーンの裏についた1滴で十分です。 * 1歳からは牛乳を飲めるようになります。この時期から少しずつミルク煮やシチュー などの料理に牛乳を使いましょう。5倍がゆ
(作り方) (材料) 1. お米 1 に対し、お水 5 の割合で炊きます。 2. 40分程煮て、10分位蒸らします。 お米 水わかめごはん
(作り方) (材料) 1. わかめは水につけてもどし、やわらか く煮て、刻んでおきます。 2. おかゆにわかめを混ぜひと煮たちさせ れば出来上がり。(電子レンジで加熱し てもよいです。) 5倍がゆ わかめ洋風煮込みうどん
(作り方) (材料) 1. うどんは長いようであればざくざくと 切っておきます。 2. キャベツ、人参は薄切りにしておきます。 3. 鍋にだし汁を入れ鶏ひき肉、野菜を加 え、やわらかくなるまで煮る。うどん も入れ、よく煮込みます。 4. 最後に牛乳とみそ少々で味を調えます。 うどん 50g キャベツ 10g 人参 5g 鶏ひき肉 10g だし汁 適宜 みそ 少々 牛乳 大さじ2鉄分補給のためにレバーを使ってみましょう。 ベビーフードを利用すると、調理が楽になります。 レバーの下処理の仕方 (離乳食では鶏レバーがやわらかく扱いやすいです。) 鶏レバーは、血の塊やよごれを水でよく洗い流します。沸騰したお湯の中に入れ表面の 色が変わる程度火を通し、引き上げます(霜降り)。これをすると、レバー特有の臭み が抜けおいしくなります。 霜降りしたレバーをだし汁などで煮てよく火を通し、なめらかにつぶしてペースト状に 刻んで、いろいろな料理に使います。 ・レバーは鮮度が落ちやすいので購入した日に使いましょう。
レバー入りハンバーグ
(作り方) (材料) 1. 鶏レバーはペースト状にします。 2. 玉ねぎはみじん切りにします。 3. ひき肉に1,2を混ぜパン粉を加え 小さな小判型に形をつくります。 4. フライパンに油少々をひき3を入れ 中までよく火を通し焼きあげます。 * レバーは、ひき肉と混ぜると食べやす くなります。 * スプーンやフォークで食べやすい大き さにしてあげましょう。 鶏レバー ( ベビーフードでも可 ) 10g 牛ひき肉(赤身) 30g 玉ねぎ 5g パン粉 少々 サラダ油 少々レバー入り肉団子のトマト煮
(作り方) (材料) 1. 鶏レバーはペースト状にします。 2. 玉ねぎはみじん切り。 3. ひき肉に1.2とコーン、片栗粉を 混ぜ小さな肉団子にします。 4. トマトは湯向きし、種を除き細かく 切ります。人参、じゃが芋は大きめ に切っておきます。 5. 鍋にスープ、4の野菜を加え煮たっ たら、肉団子を入れ煮込みます。 * スプーンやフォークで食べやすい大き さにしてあげましょう。 鶏レバー 10g 鶏ひき肉 30g 玉ねぎ 5g コーン缶 5g 片栗粉 少々 トマト 10g 人参 5g じゃが芋 10g スープ 適宜レバー入り野菜の和え物
(作り方) (材料) 1. 下処理したレバーを細かく刻み、野 菜スープでよく煮て火を通します。 2. ブロッコリーはゆでてみじん切りに します。トマトは湯むきし種も除き 細かく刻みます。 3. マヨネーズを野菜スープ少々でのば し1,2を和えます。 鶏レバー 10g ブロッコリー 10g トマト 5g マヨネーズ 少々 野菜スープ 適宜離乳の完了、12か月から18か月頃
* 1日3回の食事のリズムを大切にしましょう。 * 自分でなんでもやりたがります。自分で食べたいという意欲を尊重してあげましょう。 汚してもよい環境を整え、手づかみ食べを十分にさせましょう。 * 固さは歯ぐきで噛める固さ 肉団子くらいの固さ * 母乳やミルクは一人一人の離乳の進行、完了の状態に応じて与えましょう。 哺乳瓶からコップへ移行するようにしましょう。 * 遊び食べが盛んになるころです。食事に集中せず時間がかかるようなときは、きりあ げましょう。 * 家族と一緒に食べる楽しさを伝えましょう。 ごはんは大人よりやわらかめにしましょう。三色どんぶり
(作り方) (材料) 1. 卵はいり卵にします。 2. 鍋にだし汁、しょうゆ、砂糖少々を入 れ鶏ひき肉を入れよく混ぜ合わせ火に かけ、汁気がなくなるまで炒ります。 3. ほうれん草は、ゆでて水にとり、水気 を絞り、1cm 位に刻みだし汁、しょう ゆをかけ、もみのりを加え混ぜ合わせ ておきます。 4. 茶碗にごはんをもり、1,2,3を上に のせます。 軟飯 子ども茶椀1杯 卵 1/3個 鶏ひき肉 20g ほうれん草 20g もみのり 1/6枚 だし汁 少々 しょうゆ 少々 砂糖 少々ロールサンド
(作り方) (材料) 1. パンの耳を切り、バターを薄くぬって おきます。ツナはマヨネーズ少々で味 をつけておきます。 2. バナナは細く切っておきます。 3. ラップに1と具をのせ、くるくるとま き両端をキャンディの包みのようにし てしばらくおきます。 4. ラップをはずし、一口大に切ります。 * 中に巻くものを変えるといろいろ変化が つけられます。 サンドイッチ用食パン8枚切 2枚 バター 少々 ツナ缶 小さじ2 マヨネーズ 小1/3 スライスチーズ 1枚 バナナ 1/6本17 16 その他手巻き寿司、パンや野菜をスティック状に切ったりして手づかみ食べを十分 経験させましょう。