工程内受入検査の実態と問題点の抽出からの改善提案 京都大学
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(2) 土木学会第65回年次学術講演会(平成22年9月). Ⅵ‑416. 第3章 品質確保の阻害要因となるもの 3.1 3. 1 施工不具合事象よりの視点から 筆者が特に一昨年より昨年末までに専門情報誌 1) から情報収集し(表-1略)、82例の個別的施工不具合事 象を筆者なりに“誰が”ではなく、“何故”、“どうして”に視点をおき考察・分析した結果(図-1)、①専門 {基礎}知識不足②確認不足(三現)③経験不足④問題意識(こだわり)不足の順であり、受入検査時に著し く品質確保を阻害した要因 の問題点である。これらは喫緊に改善すべき問題点である。 専門(基礎)知識不足. 確認(現場、現物、現実)不足 せっかく、学んだことが活かさ. 教育現場での受講姿勢ほめ難. 確認の目的が不明 確のままの確認. 職業人としての自 覚と誇りが掴み難 し 実務段階での知識習 得に貪欲さが不足. 結局は後に活かせず身につか. 専門的(基礎) 知識が少ないま まの確認. 経験させてもその成果掴み切 時代の変化により 分業、外注化が進み. 確認の方法が不 明瞭のままの確 認. 関わることに関心低. (再)確認不足 (ダブルチェック). 自己啓発の姿勢の弱. 図-1 個別的不具合事象の問題点. 五感を十分に働か せじまいの確認. 予習不足のま まの確認. 人任せ的になり予習、復習も 応用効か 不具合発生時に臨機応変な対応困. 人任せ(自主管理 体制の下の「相互 信頼」のすり替え). うっかりミス. 不具合 工事量が多く、有資格者 が ゆえに 未 経 験で も配 属 せざる を 得 ない 台所 事情 有 資格 者 であ るが 実務 は未経験 個人的現場の配属運、不運 内勤、現場の みの偏重的配 属. 感受性が低い(感. 大企業に近い ほど長期特化 的専門部署 せっかくの経験を 勿体ない通り過ご. 中小企業ほど運営、経営的 ウエイトが増し技術面への 関与が疎かになりがち. 集 中力に乏し. 敢えて気にしな い、気にならない. 達成願望が低い 問題解決への思 い、こだわり感が 弱い. 自分の城は自分で護る 姿勢が不十分. 興味が持 てない、湧 いてこな い. 問題意識(こだわり)不足. 経験不足. 図-3特性要因図 (工事不具合発生要因と問題点4項目). 図-2 工事ごとによる不具合事象の問題点 3.2 発注者、設計者( 発注者、設計者 ( 監理者) 監理者 ) 、施工者等による発信の視点から 前述3.1のように併せて筆者が昨年末まで情報収集した個別的施工不具合事象(表-2)の一局面のみの 考察ではなく、工事毎のトラブルを俯瞰的に見た事象 189 例の筆者なりの考察結果(図-2)順位は①問題意 識(こだわり)不足②専門{基礎}知識不足③経験不足④確認不足(三現)の順であり受入検査時で著しく品 質確保を阻害した要因の問題点である。前視点と共通的傾向を表しており、この問題点4項目は看過すること の出来ない喫緊に改善すべき問題点であると考える。 第4章 工程内受入検査時の品質確保を阻害した要因の問題点と改善堤案 4.1 喫緊に改善すべき問題点4項目 1.専門{基礎}知識不足 2.確認不足(現場・現物・現実の三現) 3.経験不足 4.問題意識(こだわり)不足 以上の上位4項目の問題点についての要因を、 筆者の経験も通し(図-3,4)で探り纏めたので提案する。. 図-4 品質確保のための問題点 4 項目の改善案 (参考文献). ‑832‑. 1)ケンプラッツ(日経)BP 社)(06.12.11~08.12.25).
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