• 検索結果がありません。

骨格構造義足完成用部品の機能区分の整備

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "骨格構造義足完成用部品の機能区分の整備 "

Copied!
3
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

平成28年度厚生労働科学研究費補助金 障害者政策総合研究事業(身体・知的等障害分野)

分担研究報告書

骨格構造義足完成用部品の機能区分の整備

研究分担者 山崎 伸也 国立障害者リハビリテーションセンター研究所 義肢装具技術研究部 副義肢装具士長

A.目的

厚生労働省が定める補装具費の支給制度の中 で、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に 支援するための法律に基づく補装具の種目、購 入又は修理に要する費用の額の算定等に関する 基準で取り扱う完成用部品については、部品供 給事業者が部品ごとに厚生労働省に申請し、許 可されたものが、補装具の種目、購入又は修理 に要する費用の額の算定等に関する基準に係る 完成用部品として一覧に掲載される。その種目 は殻構造義手・義足、骨格構造義手・義足、装 具、座位肘装置に分かれ、扱われている点数は 3300点をも上る。中でも、骨格構造義足に ついては、近年の技術の発展に伴い、様々な考 えで部品が開発され部品点数も1200点にも なる。平成26年から28年にかけて厚生労働 科学研究費補助金で行われた補装具の適切な支 給実現のための制度・仕組みの提案に関する研

究の中で完成用部品の機能区分整備を行い完成 用部品一覧の機能区分案がまとめられている。

本研究では、機能区分の考えを骨格構造義足部 品以外に広げていくために、平成 27 年度、平成 28 年度に更新された部品を取り入れ、平成 28 年度完成用部品ベースに合わせることを目的と する。

B.方法

B-1.平成 26 年度完成用部品データを基にま とめられた完成用部品一覧の機能区分案を、

平成 27 年度、平成 28 年度の通知情報に合わ せそれぞれの変更内容を更新しいていく。確 認する内容は品番変更、価格変更、削除、新 規取り入れ部品である。新規取り入れ部品に ついては、カタログなどの情報を基に、機能 分類の枠に当てはめ、平成 28 年度完成用部品 研 究 要 旨

補 装 具 支 給 制 度 で 使 わ れ る 補 装 具 等 完 成 用 部 品 一 覧 は 、 構 造 に よ り 整 理 さ れ て き た 。 近 年 、 同 じ 機 能 を 持 た せ る た め に 異 な る 構 造 で 製 作 さ れ た 部 品 が 多 数 出 て き て い る 。 そ の た め 、 義 肢 ・ 装 具 ・ 座 位 保 持 装 置 に つ い て か な り の 知 識 を 有 す る 者 で な け れ ば 、 部 品 が ど の 様 な も の で あ る か 理 解 す る こ と が 困 難 と な っ て い る 。 機 能 区 分 で 部 品 を 整 理 す る こ と は 、 判 定 の 場 で 利 用 者 の 障 害 に 合 わ せ 部 品 選 択 に 繋 が る と 考 え ら れ る 。 こ れ ま で 部 品 の 機 能 区 分 に よ る 整 理 は 、平 成 2 5 年 度 か ら 平 成 2 7 年 度 に「 厚 生 労 働 科 学 研 究 費 補 助 金 障 害 者 対 策 総 合 研 究 事 業 」の 中 で 行 わ れ た 骨 格 構 造 義 足 用 部 品 の 機 能 区 分 し か な い 。 平 成 2 6 年 度 の 通 知 デ ー タ を 基 に 整 理 さ れ た も の で あ り 、 最 新 の 部 品 一 覧 に 更 新 し 、 他 の 種 目 に 対 し て も 機 能 区 分 を 広 げ て い く こ と が 必 要 で あ る 。 今 年 度 は 、 平 成 2 8 年 度 補 装 具 等 完 成 用 部 品 の 骨 格 構 造 義 足 用 部 品 に 合 わ せ 、 機 能 区 分 一 覧 の 整 理 を 行 っ た 。 こ の デ ー タ は 、 価 格 の 妥 当 性 を 行 う 際 の 枠 と し て も 利 用 さ れ て い る 。

(2)

一覧の骨格構造義足部品の機能区分表をまと める。

(倫理面への配慮)

本研究では、被験者を対象とした調査は行わな いため該当しない。

C.結果

骨格構造義足用部品に関する新規申請及び変 更・削除は、平成 27 年度一覧の時点で、新規 71 点、変更削除は 348 点ありその内訳は、区分変 更 1 点、メーカー名変更 64 点品番変更 9 件、価 格変更 237 点、削除 57 点、備考変更 9 点であっ た。平成 28 年度時点では新規 32 点、変更削除 は 529 点ありその内訳は、区分変更 12 点、メー カー名変更 71 点、品番変更 21 件、価格変更 400 点、削除 16 点、備考変更 99 点であった。新規 掲載部品の機能区分への取り入れ時の機能は、

カタログを参考に同等と思われえる収載部品と 比較し適当を思われる枠へ入れた。活動レベル についても、メーカーがカタログ等で示す適応 活動レベルを転記したため、記載のないものに ついては、空白のとしてまとめた。データに情 報が反映されている情報かを確認し、データの 修正を行った。変更については修正、削除につ いては一覧から除外し、新規申請分については、

それぞれの部品が持つ機能について収載部品の 機能と照らし合わせて、機能区分に割り当て機 能区分案を纏めた。

D.考察

骨格構造義足部品の機能区分表の更新を行っ た。機能区分表を更新する当たり、部品を追加 整理するために必要な情報として、新規部品の 機能区分に関する情報と機能区分の枠では説明 できない、個別機能についての情報を分かり易 く情報収集することが必要であると感じられた。

更に、既にある枠では当てはまらない場合の 対応についても、機能区分を運用していく際に は必要となる。新しい枠を設ける際のルール作 りを行い運用していくことが必要であると感じ

られた。例えば、新しく機能区分の枠を設ける 場合、枠の位置とコードの番号の並びが合わな くなる。特記事項として記載していくのか、機 能区分の枠を新設するのか、ルールが必要であ ると感じられた。

今回平成 28 年度部品を機能区分で整理したこ とにより、完成用部品の価格の妥当性について の検証の枠としても利用された。

E. 結論

これまで、完成用部品のうち骨格構造義足用 部品についてのみしか、部品の機能区分で整理 できていなかった。他の区分についても機能区 分の考えを取り入れていくために必要な準備と して、骨格構造義足部品の機能区分を最新の完 成用部品リストに置き換え作業を行った。

F.引用文献

[1] 井上剛伸,児玉義弘,山崎伸也,我澤賢之:

完成用部品機能区分表―骨格構造義足―(※平 成 26 年度既収載完成用部品に基づき作成),

http://www.rehab.go.jp/ri/kaihatsu/hosougu kenkyu/doc/kinoukubun_kokkakukouzougisoku_

H26.pdf,(2016).

[2] 児玉義弘,山﨑伸也,我澤賢之,相川孝訓:

分担研究報告書「完成用部品の機能区分整備」,

厚生労働科学研究費補助金障害者対策総合研究 事業「補装具の適切な支給実現のための制度・

仕組みの提案に関する研究」(研究代表者 井上 剛伸)平成 27 年度 総括・分担研究報告書,

http://www.rehab.go.jp/ri/kaihatsu/hosougu kenkyu/doc/hosougu_soukatsubuntan_H27_with _siryo.pdf,(2016).

[3] 我澤賢之,山崎伸也,長瀬毅:分担研究報 告書「完成用部品機能区分に基づく部品価格制 度案」,厚生労働科学研究費補助金障害者対策 総合研究事業「補装具の適切な支給実現のため の制度・仕組みの提案に関する研究」(研究代 表者 井上剛伸)平成 27 年度 総括・分担研究報 告書,

(3)

http://www.rehab.go.jp/ri/kaihatsu/hosougu kenkyu/doc/hosougu_soukatsubuntan_H27_with _siryo.pdf,(2016).

G.研究発表 1.論文発表

なし 2.学会発表

なし

H.知的財産権に出願・登録状況 1.特許取得

なし

2.実用新案登録 なし

3.その他 なし

参照

関連したドキュメント

当社は現在 9120 規格に登録されていますが,新しい適用範囲の記述に基づいて,9100 又は 9110

※備品リストは平成29年3月28日現在のものであるため、指定管理業務

コード 商品名 一般名 規格 製造会社名

7 <製造販売業者の方向け> Q18

新規格製品(I SO 80369- 3 準拠品)は、既存規格製品との間で非嵌合となります。 また、 経腸栄養分野の新規格製品では、

第1部 「薬局等構造設備規則」 (GMP関連)関係事例 第6条(一般区分)関係

別紙3 従来の手引きに基づく整合性評価と新手引きの整合性評価との対応関係 従来の手引きに基づく整合性評価

20 08 年3 月末 時点 での 20 08 年3 月末 時点 での 既設 分野 の修 正内 容及 び 既設 分野 の修 正内 容及 び. 新規 分野 の内 容を 確認 し提 示 新規