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対中投資動向調査報告書

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Academic year: 2021

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(1)

補助事業番号 21-113

補助事業名 対中投資動向調査報告書(調査期間:2009 年4月~2010 年3月)

補助事業者名 (財)日中経済協会

(2)

対中投資動向調査報告書

(調査期間:2009 年4月~2010 年3月)

20103

財団法人 日中経済協会

株式会社 ジェイク・コーポレーション

この事業は、競輪の補助金を受けて実施したものです。

http://ringring-keirin.jp

(3)

2

(4)

目次

(1)日中経済に関連する報道の要約

2009年4月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 2009年5月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 2009年6月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 2009年7月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 2009年8月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25 2009年9月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31 2009年10月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37 2009年11月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43 2009年12月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49 2010年1月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55 2010年2月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61 2010年3月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・67

(2)個別企業の対中事業報道

4月の中国関連の合弁・全額出資・合作企業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・73 4月の対中プラント輸出・技術供与・業務提携・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74 4月の中国関連事業拡大企業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・75 4月の中国関連事業変更・再編企業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・77 4月の中国支店・事務所開設・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78 4月の中国企業・機関の海外進出・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78 5月の中国関連の合弁・全額出資・合作企業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79 5月の対中プラント輸出・技術供与・業務提携・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80 5月の中国関連事業拡大企業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80 5月の中国関連事業変更・再編・撤退企業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・83 5月の中国支店・事務所開設・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・84 5月の中国企業・機関の海外進出・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・84 6月の中国関連の合弁・全額出資・合作企業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・85

(5)

6月の対中プラント輸出・技術供与・業務提携

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・86 6月の中国関連事業拡大企業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87 6月の中国関連事業変更・再編・撤退企業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・89 6月の中国企業・機関の海外進出・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・90 7月の中国関連の合弁・全額出資・合作企業

・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・91 7月の対中プラント輸出・技術供与・業務提携

・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・92 7月の中国関連事業拡大企業

・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・93 7月の中国関連事業更・再編企業・

・・・・・

・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・95 7月の中国企業・機関の海外進出.・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・96 8月の中国関連の合弁・全額出資・合作企業

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・97 8月の対中プラント輸出・技術供与・業務提携・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・98 8月の中国関連事業拡大企業

・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・99 8月の中国関連事業変更・再編企業・・・・・

・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・101 8月の中国支店・事務所開設

・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・102 8月の中国企業・機関の海外進出.・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・102 9月の中国関連の合弁・全額出資・合作企業

・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・103 9月の対中プラント輸出・技術供与・業務提携・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・104 9月の中国関連事業拡大企業

・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・106 9月の中国関連事業変更・再編企業・・・・・

・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・107 9月の中国支店・事務所開設

・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・108 9月の中国企業・機関の海外進出.・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・108 10月の中国関連の合弁・全額出資・合作企業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・109 10月の対中プラント輸出・技術供与・業務提携・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・110 10月の中国関連事業拡大企業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・111 10月の中国関連事業変更・再編企業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・113 10月の中国支店・事務所開設・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・114 10月の中国企業・機関の海外進出・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・114 11月の中国関連の合弁・全額出資・合作企業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・115 11月の対中プラント輸出・技術供与・業務提携・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・116 11月の中国関連事業拡大企業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・117

(6)

11月の中国関連事業変更・再編・撤退企業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・119 11月の中国企業・機関の海外進出・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・120 12月の中国関連の合弁・全額出資・合作企業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・121 12月の対中プラント輸出・技術供与・業務提携

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・122 12月の中国関連事業拡大企業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・123 12月の中国関連事業変更・再編・撤退企業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125 12月の中国支店・事務所開設・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・126 12月の中国企業・機関の海外進出・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・126 1月の中国関連の合弁・全額出資・合作企業

・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・127 1月の対中プラント輸出・技術供与・業務提携

・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・128 1月の中国関連事業拡大企業

・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・129 1月の中国関連事業更・再編企業・

・・・・・

・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・132 1月の中国支店・事務所開設

・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・132 1月の中国企業・機関の海外進出.・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・132 2月の中国関連の合弁・全額出資・合作企業

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・133 2月の対中プラント輸出・技術供与・業務提携・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・134 2月の中国関連事業拡大企業

・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・135 2月の中国関連事業変更・再編企業・・・・・

・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・138 2月の中国支店・事務所開設

・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・138 2月の中国企業・機関の海外進出.・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・138 3月の中国関連の合弁・全額出資・合作企業

・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・139 3月の対中プラント輸出・技術供与・業務提携・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・140 3月の中国関連事業拡大企業

・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・141 3月の中国関連事業変更・再編企業・・・・・

・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・143 3月の中国企業・機関の海外進出.・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・144

(7)
(8)

(1)日中経済に関連する報道の要約

(9)
(10)

2 0 0 9 年 4 月

中 国 、 G 2 0 で 国 際 経 済 の 主 導 権 狙 う 各 国 首 脳 と 個 別 に 会 談

2 日 ロ ン ド ン で 開 か れ た 金 融 サ ミ ッ ト を 機 に 、 世 界 最 大 の 発 展 途 上 国 で あ る 中 国 の 胡 錦 濤 国 家 主 席 が 、 途 上 国 の 発 言 力 強 化 に 向 け 積 極 的 な 経 済 外 交 を 展 開 し て い る 。 金 融 サ ミ ッ ト に 際 し て 、 胡 主 席 は ア メ リ カ ・ オ バ マ 大 統 領 や 日 本 ・ 麻 生 首 相 、 フ ラ ン ス ・ サ ル コ ジ 大 統 領 と 相 次 い で 会 談 し た 。

【 金 融 サ ミ ッ ト ― 問 わ れ る 協 調 】

日 米 欧 に 新 興 国 を 加 え た 20カ 国 ・ 地 域 ( G 20) 首 脳 会 合 ( 金 融 サ ミ ッ ト ) は 2010年 の 世 界 経 済 の 成 長 率 を 2% に 回 復 さ せ る た め 、「 あ ら ゆ る 行 動 を と る 」と の 首 脳 宣 言 を 採 択 し 、2 日 閉 幕 し た 。 首 脳 宣 言 は 参 加 国 の 10年 末 ま で の 財 政 出 動 が 総 額 5兆 ド ル ( 約 500兆 円 ) に の ぼ る こ と も 明 記 、 数 百 万 人 の 雇 用 を 維 持 、 創 出 す る と し て い る 。

会 合 で は 世 界 経 済 の 成 長 回 復 に 向 け て 、 追 加 的 な 財 政 出 動 に 軸 足 を 置 く 米 国 や 日 本 な ど と 、 財 政 悪 化 を 懸 念 し 、 む し ろ 危 機 の 再 発 防 止 へ 金 融 規 制 強 化 で の 成 果 を 求 め た 独 仏 な ど と の 温 度 差 が 、 最 後 ま で 消 え る こ と が な か っ た 。 米 国 は 一 時 主 張 し た 追 加 財 政 出 動 の 数 値 目 標 の 設 定 も 、 結 局 は 見 送 ら ざ る を え な か っ た 。

代 わ っ て 首 脳 宣 言 の 柱 と な っ た の が 、 こ れ ま で 各 国 が や っ て き た 財 政 出 動 の 金 額 の 積 み 上 げ だ っ た 。 国 際 通 貨 基 金 ( I M F ) の 資 料 を も と に 積 み 上 げ た 数 字 で 、 国 別 で 最 も 多 い の は 米 国 の 約 2兆 ド ル 。 日 本 は 2番 目 に 多 い 約 6,000億 ド ル だ 。 5兆 ド ル の 中 に は 景 気 刺 激 策 の た め の 財 政 出 動 だ け で な く 、 税 収 減 に よ る 財 政 赤 字 分 や 社 会 保 障 費 の 増 加 も 含 ま れ て い る 。 景 気 押 し 上 げ 効 果 を 測 る う え で は 、 か な り 水 膨 れ し た 金 額 と も い え る 。 さ ら に 首 脳 宣 言 は 財 政 出 動 の 協 調 が 、 4% の 景 気 押 し 上 げ 効 果 を も た ら す と 見 込 む 。

今 回 の 金 融 サ ミ ッ ト で 貿 易 問 題 は も っ と も 多 く の 討 議 時 間 を 割 い た テ ー マ の 一 つ だ っ た 。G 20は 総 額 2,500億 ド ル( 約 25兆 円 )の 貿 易 金 融 支 援 と 、世 界 貿 易 機 関( W T O )の 多 角 的 通 商 交 渉 ( ド ー ハ ・ ラ ウ ン ド ) の 早 期 大 枠 合 意 を 目 指 す 方 針 を 確 認 し た が 、 実 効 性 は 不 透 明 だ 。

< 金 融 サ ミ ッ ト で 合 意 し た 主 な 事 項 >

・ 世 界 経 済 2% 成 長 … 2010年 末 を 目 標 に あ ら ゆ る 行 動

・財 政 出 動 500兆 円 … 2010年 末 ま で 。世 界 成 長 率 を 4% 引 き 上 げ

・ I M F の 資 金 基 盤 3倍 … 途 上 国 支 援 へ 75兆 円 に 拡 大

・ 金 融 監 督 へ 「 安 定 理 事 会 」

・ ヘ ッ ジ フ ァ ン ド を 規 制 ・ 監 督

・「 貿 易 障 壁 作 ら ず 」 誓 約 延 長 … 期 間 を 2010年 末 ま で に

【 中 国 外 交 ― G 20で 一 転 攻 勢 】

中 国 政 府 の 姿 勢 は 、 昨 年 11月 に ワ シ ン ト ン で 開 か れ た 第 1回 金 融 サ ミ ッ ト 当 時 と 異 な り 、 積 極 性 が 際 立 っ た 。 中 国 の 外 貨 準 備 は 約 2 兆 ド ル で 、 米 国 債 保 有 高 と と も に 世 界 一 。 2010 年 代 前 半 に 日 本 の G D P( 国 内 総 生 産 )を 抜 き 、世 界 第 2の 経 済 大 国 に な る の も 確 実 と み ら れ て い る 。

ブ ラ ウ ン 英 首 相 に よ る と 、こ の 日 の サ ミ ッ ト で 、中 国 は I M F に 対 し 、400億 ド ル を 出 資 す る こ と を 発 表 。 同 首 相 も 「 中 国 は 自 国 に I M F の 発 言 の 配 分 に つ い て 再 検 討 を 求 め る の は 当 然 だ 」 と 述 べ て お り 、 一 定 の 見 返 り が あ る と み ら れ る 。

胡 主 席 は 金 融 サ ミ ッ ト で 演 説 し 、 中 国 経 済 の 現 状 に つ い て 「 景 気 刺 激 策 の 初 歩 的 な 効 果 が 既 に 表 れ 、 回 復 の 兆 し が 出 て い る 」 と の 認 識 を 示 し た 。 中 国 内 で 浮 上 し て い る ド ル に 代 わ る 機 軸 通 貨 の 創 設 構 想 に は 言 及 し な か っ た 。 人 民 元 相 場 に 関 し て は 「 巨 大 な 困 難 な 下 に

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あ っ て も 基 本 的 な 安 定 を 維 持 し た 」 と 指 摘 。 金 融 サ ミ ッ ト の 首 脳 宣 言 は 通 貨 引 き 下 げ 競 争 の 抑 制 を 盛 り 込 ん で お り 、 中 国 が 率 先 し て 自 国 通 貨 の 価 値 を 守 る 姿 勢 を ア ピ ー ル し た 発 言 と み ら れ る 。

【 米 中 首 脳 会 談 ― 米 中 安 定 化 に め ど 】

胡 錦 濤 中 国 国 家 主 席 と オ バ マ 米 大 統 領 は 1 日 、 ブ ッ シ ュ 政 権 下 で 始 ま っ た 閣 僚 級 の 経 済 対 話 の 枠 組 み を 、 安 全 保 障 、 政 治 、 地 球 規 模 の 問 題 も 含 む 「 戦 略 ・ 経 済 対 話 メ カ ニ ズ ム 」 に 拡 大 す る こ と で 合 意 し 、 胡 政 権 は 最 も 重 要 な 対 米 関 係 の 安 定 に め ど を つ け た 。

6 月 の 天 安 門 事 件 20 年 や 、 10 月 の 建 国 60 周 年 を 控 え て 政 治 ・ 社 会 の 安 定 が 欠 か せ な い 胡 政 権 に と っ て 、 対 米 関 係 の 強 化 は 急 務 だ っ た 。 こ の た め 、 初 の 会 談 は 対 米 協 調 の 大 枠 を 固 め る こ と が 最 大 の 目 的 と 位 置 づ け ら れ た 。 両 国 間 に は チ ベ ッ ト 問 題 、 中 国 の 軍 事 力 増 強 な ど の 懸 念 材 料 も あ る が 、 気 候 変 動 や 金 融 危 機 へ の 対 処 な ど 、 そ れ を は る か に 超 え る 範 囲 で 協 調 が 必 要 な 分 野 が 広 が っ て い る 。 会 談 で も 北 朝 鮮 と イ ラ ン の 核 問 題 に 加 え 、 ス ー ダ ン 情 勢 、気 候 変 動 な ど で の 協 力 強 化 で 一 致 し 、大 統 領 が 今 年 後 半 に 訪 中 す る こ と に も 合 意 し た 。

【 日 中 首 脳 会 談 】

麻 生 首 相 は 2 日 夜 、 胡 主 席 と 会 談 し た 。 北 朝 鮮 の ミ サ イ ル 発 射 に つ い て 、 胡 主 席 は 「 事 態 を 大 変 注 視 し て い る 」 と 懸 念 を 表 明 し た が 、 国 連 安 全 保 障 理 事 会 で の 対 応 に つ い て は 言 及 し な か っ た 。 首 相 は ま た 、 拉 致 問 題 に つ い て 引 き 続 き 中 国 の 協 力 を 要 請 。 主 席 は 「 今 後 も 必 要 な 協 力 を 提 供 し た 」 と 応 じ た 。 中 国 製 冷 凍 ギ ョ ー ザ 事 件 に つ い て は 、 首 相 が 「 早 期 の 真 相 究 明 を お 願 い し た い 」と 述 べ 、主 席 が「 調 査 を 継 続 し 、日 本 側 と も 協 力 し て き た い 」 と 応 え た 。

日 経 4.3(夕 )、 4.4、 朝 日 4.3(夕 )、 読 売 4.2、 4.3)

日 中 首 相 会 談

日 中 関 係 の 進 展 強 調 も 懸 案 は 先 送 り

麻 生 首 相 は 29日 、 中 国 公 式 訪 問 の た め 北 京 に 到 着 し 、 人 民 大 会 堂 で 温 家 宝 総 理 と 会 談 し た 。 両 首 相 は 豚 イ ン フ ル エ ン ザ か ら 変 質 し た 新 型 イ ン フ ル エ ン ザ の 予 防 対 策 を 巡 る 協 力 で 一 致 。情 報 共 有 や 検 疫 の 強 化 で 連 携 す る 。核 実 験 強 行 を 示 唆 し た 北 朝 鮮 の 態 度 も 踏 ま え 、6 カ 国 協 議 の 早 期 再 開 に 向 け た 協 力 を 確 認 。 羽 田 - 北 京 間 定 期 チ ャ ー タ ー 便 を 10月 に 開 設 す る こ と で も 合 意 し た 。

麻 生 首 相 は 4月 に 入 り 、 第 2回 金 融 サ ミ ッ ト の 際 の ロ ン ド ン で 胡 錦 濤 国 家 主 席 と 、 東 南 ア ジ ア 諸 国 連 合 ・ 日 中 韓( A S E A N プ ラ ス 3)が 予 定 さ れ た タ イ ・ パ タ ヤ で 温 総 理 と 、そ れ ぞ れ 会 談 。昨 年 9月 の 麻 生 首 相 就 任 後 の 日 中 首 脳 会 談 は 、今 回 の 温 総 理 と の 会 談 で 7回 目 で 、 そ の 都 度 、 経 済 面 で の 協 力 関 係 強 化 な ど で 一 致 し て き た 。

首 相 会 談 で 両 国 は 幅 広 い 連 携 を 確 認 。 世 界 規 模 の 懸 案 に 日 中 が 協 力 す る 姿 を 印 象 づ け る 狙 い で 「 事 態 解 決 に 日 中 が 主 導 的 な 役 割 を 」 と い う 麻 生 首 相 の 意 欲 が に じ ん だ 。 ま た 世 界 的 な 金 融 ・ 経 済 危 機 を 克 服 す る た め に 両 国 が I T ( 情 報 技 術 ) や 環 境 な ど の 分 野 で も 戦 略 的 互 恵 関 係 を 深 化 さ せ る こ と で 一 致 し た 。

た だ 日 中 の 懸 案 事 項 で 進 展 は 乏 し い 。 典 型 例 は 、 東 シ ナ 海 の ガ ス 田 共 同 開 発 だ 。 日 中 両 政 府 は 昨 年 6月 に 共 同 開 発 で 合 意 し た が 、中 国 国 内 の 反 発 を 背 景 に 具 体 案 を 決 め る 協 定 締 結 交 渉 に 入 る こ と が で き な い 。 麻 生 首 相 は 温 総 理 に 交 渉 入 り へ の 指 導 力 発 揮 を 求 め た が 、 温 総 理 は「 意 思 疎 通 を 図 り た い 」と 答 え る に と ど ま っ た 。ギ ョ ー ザ 事 件 で も 、麻 生 首 相 は「 日 本 の 消 費 者 に は 大 き な 不 安 が あ る 」 と 指 摘 し 、 早 期 の 真 相 究 明 を 求 め た 。

< 会 談 の 主 な 内 容 >

【 北 朝 鮮 問 題 】 6カ 国 協 議 の 早 期 再 開 へ 協 力

【 新 型 イ ン フ ル エ ン ザ 】 感 染 拡 大 の 予 防 や 双 方 の 情 報 の 開 示 、 迅 速 な 検 疫 な ど で 協 力

【 経 済 協 力 】 ○ 6月 7日 に 日 本 で ハ イ レ ベ ル 経 済 対 話 。

○ 羽 田 - 北 京 間 の 定 期 チ ャ ー タ ー 便 の 10月 開 設 。

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【 産 業 協 力 】 次 世 代 携 帯 電 話 関 連 で 技 術 協 力

【 環 境 協 力 】 省 エ ネ 技 術 協 力 で 総 合 プ ラ ン

【 歴 史 認 識 ・ 靖 国 問 題 】 温 総 理 が 「 適 切 な 対 応 」 を 要 請 。 麻 生 首 相 は 村 山 首 相 談 話 な ど の 踏 襲 を 表 明

( 日 経 4.30、 読 売 4.30)

中 国 、 6.1% 成 長 に 減 速

92年 以 降 最 低 、 景 気 の 下 げ 止 ま り 探 る

中 国 国 家 統 計 局 は 16日 、1- 3月 期 の 国 内 総 生 産( G D P )が 実 質 で 前 年 同 期 に 比 べ 6.1%

増 え た と 発 表 し た 。 四 半 期 ベ ー ス で は 統 計 を さ か の ぼ れ る 1992年 以 降 で 最 低 の 伸 び 率 と な っ た 。金 融 危 機 の 影 響 で 輸 出 が 大 き く 落 ち 込 み 、国 内 生 産 の 不 振 に つ な が っ た 。4兆 元( 約 58億 円 ) の 景 気 刺 激 策 の 効 果 で 固 定 資 産 投 資 は 高 水 準 を 維 持 し た が 、 中 国 政 府 は 一 段 の 景 気 減 速 を 防 ぐ た め に 追 加 策 を 検 討 す る 。

中 国 の G D P の 伸 び 率 は 2008 年 前 半 ま で 2 ケ タ が 続 い た 後 は 急 減 速 し 、 同 年 10 - 12 月 期 に は 6.8% ま で 落 ち 込 ん だ 。 今 年 1- 3月 期 も 中 国 政 府 が 掲 げ る 成 長 率 目 標 の 8% を 下 回 っ た が 、 減 速 の ペ ー ス は 前 期 ま で よ り や や 鈍 っ て い る 。

成 長 率 の 減 速 が 続 い て い る 最 大 の 要 因 は 輸 出 の 落 ち 込 み だ 。 1 - 3 月 期 は 19.7 % 減 の 2,455 億 ド ル ( 約 24 兆 円 )。 特 に 2 月 は 前 年 同 期 比 25.7 % 減 と な り 、 統 計 デ ー タ が そ ろ う 80 年 代 以 降 で 最 大 の 減 少 幅 と な っ た 。 輸 出 産 業 が 集 中 す る 沿 海 部 で は 玩 具 や 衣 料 関 連 の 工 場 で 閉 鎖 が 相 次 ぎ 、 内 陸 部 か ら の 出 稼 ぎ 工 を 中 心 に 昨 秋 以 降 の 失 業 者 は 2000万 人 規 模 に 達 し た 模 様 だ 。 日 米 欧 経 済 は 今 年 、 戦 後 初 め て マ イ ナ ス 成 長 に 陥 る の が 確 実 視 さ れ て お り 、 輸 出 の 減 少 は 当 面 続 く と の 観 測 が 増 え て い る 。

1 - 3 月 の 工 業 生 産 も 5.1 % 増 で 、 依 然 と し て 伸 び が 鈍 い 。 産 業 別 で は 、 政 府 の 内 需 拡 大 策 な ど で 自 動 車 や 家 電 な ど で 生 産 が 戻 り 始 め て い る が 、 鉄 鋼 は 市 況 低 迷 が 続 い て お り 、 各 社 は 減 産 を 続 け て い る 。

一 方 、 1 - 3 月 期 の 都 市 部 の 固 定 資 産 投 資 ( 設 備 投 資 や 建 設 投 資 の 合 計 ) は 前 年 同 期 比 28.6% 増 と 高 水 準 を 保 っ た 。 景 気 刺 激 策 が 本 格 的 に 動 き 出 し 、 鉄 道 な ど イ ン フ ラ 整 備 に 絡 む 投 資 が 大 幅 に 増 え た こ と が 背 景 に あ る 。

個 人 消 費 の 動 き を 示 す と さ れ る 社 会 消 費 品 小 売 総 額 ( 小 売 売 上 高 ) も 1- 3月 期 に 15.0%

増 え た 。 比 較 的 高 い 伸 び 率 を 維 持 し て は い る が 、 輸 出 に 代 わ る 成 長 の エ ン ジ ン に 育 つ ま で に は な お 時 間 が か か る と の 見 方 が 少 な く な い 。

地 域 ご と に 景 況 感 も 大 き く 異 な る 。 も と も と 輸 出 が 少 な く 、 政 府 の イ ン フ ラ 開 発 の 投 資 増 の 恩 恵 を 受 け る 四 川 省 や 雲 南 省 、 重 慶 市 な ど 内 陸 部 の 経 済 は 好 調 だ 。 百 貨 店 や 自 動 車 の 同 地 域 の 販 売 は 二 ケ タ 増 が 続 く 。

一 方 、 広 東 省 や 福 建 省 な ど 輸 出 依 存 度 の 高 か っ た 沿 海 部 で 不 振 が 続 い て い る 、 家 電 量 販 店 幹 部 は 「 輸 出 企 業 が 集 っ た 地 域 や 北 京 市 や 上 海 市 な ど の 大 都 市 の 店 舗 で は 購 買 意 欲 が 沈 ん だ ま ま だ 」 と 打 ち 明 け る 。

温 家 宝 総 理 は 3 月 の 全 国 人 民 代 表 大 会 で 「 さ ら に 困 難 な 状 況 に 対 応 す る た め の 計 画 を す で に 準 備 し て お り 、 十 分 な 『 爆 弾 』 を 備 え て い る 」 と 述 べ 、 追 加 の 景 気 刺 激 策 を 準 備 し て い る こ と を 明 ら か に し た 。 中 国 政 府 は 今 回 の G D P の 結 果 を 受 け 、 追 加 策 の 詳 細 を 詰 め る と み ら れ る 。( 日 経 4.16(夕 )、 4.17、 朝 日 4.16(夕 )、 毎 日 4.17、 日 経 産 4.17)

中 国 、 3月 輸 出 額 17.1% 減 5カ 月 連 続 マ イ ナ ス

中 国 海 関 総 署 が 10日 発 表 し た 3月 の 貿 易 統 計 に よ る と 、 輸 出 は 前 年 同 期 比 17.1% 減 の 902 億 9,000万 ド ル( 約 9兆 円 )と な っ た 。5カ 月 連 続 の マ イ ナ ス だ が 、衣 類 な ど 一 部 の 製 品 が 増 加 し 、減 少 率 は 1980年 代 以 降 で 最 大 だ っ た 2月 の 25.7% よ り 縮 小 し た 。輸 入 は 大 幅 な 落 ち 込 み が 続 い て お り 、 国 内 の 生 産 活 動 が な お さ え な い 現 状 を 示 し て い る 。

3月 の 輸 出 を 品 目 別 に み る と 、 家 電 な ど 電 気 製 品 が 18.8% 減 る な ど 全 般 に 不 振 が 続 い た 。 た だ 、 一 部 の 労 働 集 約 型 製 品 が 増 加 に 転 じ て い る 。 衣 類 が 9.9% 増 え た ほ か 、 靴 類 が 7.7%

増 と な っ た 。 米 国 や 欧 州 は こ う し た 製 品 の 生 産 を 短 期 間 で 回 復 で き な い た め 、 輸 入 に 頼 ら

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ざ る を 得 な い 面 が 大 き い 。 中 国 は 労 働 集 約 型 製 品 の 輸 出 を 拡 大 す る 余 地 が あ る と の 見 方 も 浮 上 し て い る 。

ま た 中 国 汽 車 工 業 協 会 の 最 新 統 計 に よ る と 、 2009年 第 一 四 半 期 ( 1- 3月 ) の 輸 出 台 数 は 約 61,000台 と 前 年 同 期 比 62% 減 少 し た 。 中 国 汽 車 工 業 協 会 は 「 世 界 的 な 金 融 危 機 の 影 響 で 需 要 が 縮 小 し た た め 」と 説 明 し て い る が 、輸 出 急 減 の 背 景 に は 各 国 の 保 護 貿 易 政 策 が あ る 。 中 国 の 海 関 総 署 が 今 月 上 旬 に ま と め た 分 析 で は 現 在 、 ロ シ ア な ど が 保 護 貿 易 政 策 を 打 ち 出 し て い る た め 、「 度 重 な る 規 制 策 に よ っ て 中 国 の 自 動 車 輸 出 が 阻 害 さ れ て い る 」 と 指 摘 。 実 際 、 1- 2月 の ロ シ ア 向 け の 自 動 車 輸 出 は 245台 ( 前 年 同 期 は 9,636台 ) と 激 減 し て い る 。

中 国 の 鋼 材 輸 出 も 急 減 し て い る 。 同 国 の 貿 易 統 計 速 報 に よ る と 、 3月 の 輸 出 量 は 167万 ト ン ( 半 製 品 除 く ) と 前 年 同 月 比 60% 減 っ た 。 中 国 の 鋼 材 輸 出 量 は 08年 8月 の 768万 ト ン を ピ ー ク に 減 少 し た 。 そ れ に 対 し 、 3月 の 同 国 の 鋼 材 輸 入 量 は 16% 減 の 127万 ト ン 。 急 減 す る 輸 出 量 と の 差 が 縮 ま っ て い る 。中 国 政 府 は 4月 か ら 一 部 鋼 材 を 対 象 に 、輸 出 の 付 加 価 値 税 の 還 付 率 を 引 き 上 げ た 。 自 国 企 業 を 支 援 す る た め 規 制 を 緩 め た と の 観 測 が 強 く 、 日 本 メ ー カ ー に は 輸 出 量 を 警 戒 す る 声 も あ る 。

一 方 、 3 月 の 輸 入 は 25.1 % 減 の 717 億 3,000 万 ド ル 。 減 少 率 は 2 月 の 24.1 % よ り 拡 大 し た 。 国 内 生 産 の 不 振 を 映 し 、 原 材 料 や 部 品 の 輸 入 が 減 っ た こ と が 背 景 に あ る と み ら れ る 。

3 月 の 製 造 業 購 買 担 当 者 景 気 指 数 ( P M I ) は 52.4 % と 、 半 年 ぶ り に 景 況 判 断 の 目 安 と な る 50を 上 回 っ た 。景 気 刺 激 策 の 本 格 的 な 始 動 で 、原 材 料 や 部 品 の 購 入 意 欲 を 強 め て い る 。 4月 以 降 、輸 入 の 大 幅 な 落 ち 込 み に 歯 止 め が か か る と の 観 測 も 出 て い る 。( 日 経 4.11、4.14、

日 経 産 4.14)

中 国 、 外 貨 準 備 1.95兆 ド ル 金 融 機 関 貸 し 出 し 額 は 増 加

中 国 人 民 銀 行( 中 央 銀 行 )は 11日 、3月 末 の 外 貨 準 備 高 が 前 年 同 月 比 16.1% 増 の 1兆 9,537 億 ド ル に な っ た と 発 表 し た 。 今 年 1- 3月 の 増 加 額 は 77億 ド ル に と ど ま り 、 外 貨 準 備 高 の 頭 打 ち 傾 向 が 鮮 明 に な っ て い る 。

中 国 の 外 貨 準 備 高 は 2007 年 か ら 08 年 半 ば に か け て 月 200 億 - 700 億 ド ル の ペ ー ス で 急 増 し た 。し か し 、08年 半 ば 以 降 は 伸 び が 鈍 化 。同 年 10月 末 に は 4年 10ヶ 月 ぶ り に 減 少 に 転 じ た 。 そ の 後 は 再 び 増 加 し て い た が 、今 年 に 入 っ て か ら も 1月 末 に い っ た ん 減 少 に 転 じ た も よ う だ 。

外 貨 準 備 が 頭 打 ち に な っ て い る 背 景 に は 、 世 界 的 な 金 融 ・ 経 済 危 機 の 影 響 で 貿 易 黒 字 や 対 内 直 接 投 資 が 減 り 、 海 外 か ら 中 国 へ の 資 金 の 流 れ が 細 っ て い る こ と が あ る 。

中 国 は 外 貨 準 備 の 7 割 を ド ル 資 産 で 運 用 し て お り 、 米 国 債 の 保 有 額 は 1 月 末 時 点 で 7,396 億 ド ル と 世 界 最 大 。 金 融 危 機 後 も 米 国 債 の 大 量 購 入 を 続 け て き た が 、 今 後 は 購 入 額 を 絞 り 込 む の で は な い か と の 憶 測 が く す ぶ っ て い る 。

ま た 、 中 国 人 民 銀 行 が 同 日 発 表 し た 3 月 の 金 融 機 関 の 貸 出 増 加 額 は 1 兆 8,900 億 元 ( 約 28 兆 円 )と な り 、1月 に 記 録 し た 1兆 6,200億 元 を 超 え て 過 去 最 高 を 更 新 し た 。中 国 政 府 が 打 ち 出 し た 4兆 元 超 の 内 需 拡 大 策 が 動 き 出 し た こ と で 、資 金 需 要 が 拡 大 し て い る た め と み ら れ る 。 中 国 政 府 は 09年 の 貸 出 増 加 額 の 目 標 を「 5兆 元 以 上 」と 定 め て い る が 、1- 3月 の 増 加 額 だ け で 計 4兆 5,800億 元 に 達 し た 。( 日 経 4.12、 朝 日 4.12)

上 海 モ ー タ ー シ ョ ー 、 最 多 1500社 集 結 3月 期 111万 台 で 世 界 最 大 市 場 に

上 海 市 で 20日 開 幕 し た 上 海 モ ー タ ー シ ョ ー で は 、 日 米 欧 の 自 動 車 メ ー カ ー 各 社 が 中 国 重 視 の 姿 勢 を 強 調 し た 。 世 界 的 な 景 気 後 退 を 受 け 、 自 動 車 市 場 が 低 迷 す る 中 、 中 国 は 数 少 な い 成 長 市 場 。 そ れ だ け に 世 界 の 自 動 車 メ ー カ ー は 生 き 残 り を か け 、 激 し い 市 場 争 奪 戦 を 繰 り 広 げ て い る 。

22日 に は 一 般 公 開 が 始 ま っ た が 、 平 日 に も か か わ ら ず 午 前 か ら 続 々 と 来 場 者 が 詰 め 掛 け 、 会 場 内 は 大 混 雑 し た 。 消 費 者 の 購 買 意 欲 の 高 さ が 改 め て 示 さ れ た 格 好 だ 。

昨 年 夏 以 降 失 速 し た 中 国 の 自 動 車 市 場 だ が 、 政 府 が 小 型 車 の 取 得 税 減 税 な ど を 打 ち 出 し た 結 果 、3月 の 乗 用 車 販 売 量 は 前 年 同 月 比 5% 増 の 約 111万 台 と 単 月 ベ ー ス で は 過 去 最 高 を 記 録 。 1- 3月 期 で も 米 国 を 抜 き 世 界 一 の 市 場 と な っ た 。

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中 国 政 府 は 消 費 刺 激 策 の 一 環 と し て 1 月 下 旬 か ら 排 気 量 1600cc 以 下 の 自 動 車 の 取 得 税 を 5% に 半 減 。減 税 効 果 で 3月 は こ の ク ラ ス の 販 売 が 急 増 し た 。3月 か ら は 農 村 で の オ ー ト 三 輪 な ど か ら 小 型 車 へ の 買 い 替 え に 補 助 金 を 出 す 「 汽 車 下 郷 ( 農 村 に 自 動 車 を )」 制 度 を 開 始 。 今 後 も 低 価 格 の 小 型 車 の 販 売 が 増 加 す る と み ら れ て い る 。( 日 経 4.10 、 東 京 4.21 、 日 経 産 4.23)

中 国 、 ア ジ ア 経 済 回 復 へ 域 内 協 力 呼 び か け ボ ア オ ア ジ ア フ ォ ー ラ ム で 5項 目 提 案

中 国 の 温 家 宝 総 理 は 18日 に 開 か れ た 博 鱉 ( ボ ア オ ) ア ジ ア フ ォ ー ラ ム で 基 調 演 説 し 、 ア ジ ア 経 済 を 早 期 に 回 復 さ せ る た め 、5項 目 の 域 内 協 力 強 化 策 を 提 案 し た 。貿 易 障 壁 に つ な が る 規 制 を 緩 和 す る 一 方 、通 信 や 電 力 な ど で 共 通 イ ン フ ラ を 整 備 。2国 間 の 通 貨 交 換( ス ワ ッ プ ) 協 定 の 対 象 範 囲 を 広 げ 、 域 内 で 企 業 が 円 滑 に 資 金 調 達 で き る 体 制 の 構 築 な ど を 盛 り 込 ん だ 。 環 境 分 野 で の 協 力 も 強 化 す る 考 え だ 。

温 総 理 の 提 案 は ① 貿 易 促 進 策 ② 金 融 安 定 化 策 ③ 投 資 促 進 策 ④ ア ジ ア 域 外 と の 協 調 ― の 5 項 目 。

貿 易 促 進 策 で は 、 輸 入 の 際 の 税 関 や 検 査 ・ 検 疫 、 物 流 、 ビ ジ ネ ス 上 の 往 来 な ど で 貿 易 障 壁 を 低 く す る た め の 対 策 を 各 国 が 検 討 。 お 互 い に 自 由 貿 易 協 定 ( F T A ) の 構 築 を 積 極 的 に 進 め る 。

金 融 安 定 化 策 は 、 2 国 間 の 通 貨 ス ワ ッ プ 協 定 の 対 象 範 囲 を 広 げ る と と も に 、 す で に 締 結 し て い る 国 と も 規 模 拡 大 を 検 討 。 ア ジ ア で 債 券 市 場 の 育 成 も 進 め る 。

投 資 促 進 策 で は 、 交 通 、 電 力 、 通 信 分 野 の イ ン フ ラ を 、 互 い に ネ ッ ト ワ ー ク 化 さ せ る こ と を 意 識 し て 建 設 を 加 速 。 共 通 化 を 段 階 的 に 実 現 さ せ る 。 そ の う え で 各 国 の 企 業 が 互 い に 地 域 内 で 他 国 に 投 資 す る こ と を 奨 励 。 投 資 拡 大 を 促 す 。

環 境 協 力 で は 、 各 国 が 省 エ ネ ル ギ ー 、 環 境 保 護 、 新 エ ネ ル ギ ー や 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー の 開 発 な ど で 協 力 を 強 化 。 ア ジ ア 経 済 の 持 続 可 能 な 発 展 を 促 す 。

ア ジ ア 域 外 と の 国 際 協 力 で は 、 ア ジ ア 太 平 洋 経 済 協 力 会 議 ( A P E C )、 ア ジ ア 欧 州 会 議( A S E M )な ど 大 陸 間 の 国 際 会 議 を 通 じ て 協 調 を 強 化 し 、協 力 の 質 を 高 め る 。( 日 経 4.19)

中 国 の I T 強 制 開 示 、 政 府 調 達 限 定 適 用 は 来 年 5月 か ら

中 国 国 家 認 証 認 可 監 督 管 理 委 員 会 は 29日 、 I T ( 情 報 技 術 ) セ キ ュ リ テ ィ 製 品 の 情 報 を 企 業 に 強 制 開 示 さ せ 、 認 証 さ れ な い 製 品 の 流 通 を 禁 止 す る 「 強 制 認 証 制 度 」 に つ い て 、 当 初 予 定 の 5月 1日 実 施 か ら 、 来 年 5月 ま で 1年 間 延 期 す る と 発 表 し た 。 ま た 、 範 囲 を 政 府 調 達 に 絞 る と 発 表 し た 。

新 制 度 は 中 国 独 自 の 製 品 安 全 基 準 で あ る 「 情 報 安 全 製 品 の 強 制 認 証 制 度 」 に I T 製 品 を 加 え る か た ち で 導 入 し 、I T 製 品 を 制 御 す る ソ フ ト ウ エ ア の 設 計 図「 ソ ー ス コ ー ド 」な ど 、 技 術 情 報 の 開 示 を メ ー カ ー に 強 制 す る 。 今 年 秋 ま で に 申 請 書 類 を 中 国 側 に 提 出 し 、 最 長 で 約 7カ 月 に わ た る 製 品 検 査 を 通 過 し て 認 証 を 受 け て い な い 製 品 は 、 10年 5月 か ら 中 国 の 政 府 調 達 向 け の 輸 出 や 現 地 生 産 が 禁 止 さ れ る 。

規 制 対 象 に な る 日 本 製 品 の 中 国 で の 売 上 高 は 1 兆 円 規 模 と み ら れ て い る 。 対 象 が 政 府 調 達 に 限 定 さ れ て い て も 、 影 響 が 出 る の は 必 至 だ 。

麻 生 首 相 は 29 日 の 日 中 首 脳 会 談 で 、「 政 府 調 達 と い っ て も 中 国 の 場 合 は 範 囲 が 広 い の で は な い か 、 貿 易 の 障 壁 と な る こ と は 避 け て 欲 し い 」 と 述 べ 、 撤 回 を 求 め た 。 こ れ に 対 し 中 国 の 温 家 宝 総 理 は 、「 各 国 の ア ド バ イ ス を 踏 ま え 、 1年 間 延 期 し た 」 と 説 明 し た 。 経 済 産 業 省 は 「 政 府 調 達 に 限 定 し て も 国 際 的 に 整 合 性 の な い 制 度 で あ る こ と に は 変 わ り な く 、 中 国 と の 貿 易 に 影 響 が 出 る 恐 れ が あ る 」( 情 報 セ キ ュ リ テ ィ 政 策 室 )と し て お り 、今 後 も 中 国 政 府 と 交 渉 を 続 け る 方 針 だ 。

< 中 国 が 発 表 し た I T 規 制 の 対 象 品 目 >

I C ( 集 積 回 路 ) チ ッ プ の 基 本 ソ フ ト ( O S )、 ル ー タ ー ( パ ソ コ ン と イ ン タ ー ネ ッ ト の 中 継 機 器 )、 イ ン テ リ ジ ェ ン ト ・ カ ー ド ( 非 接 触 型 I C カ ー ド な ど )、 コ ン ピ ュ ー タ ー の

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デ ー タ バ ッ ク ア ッ プ 及 び 復 元 用 ソ フ ト 、 デ ー タ ベ ー ス ・ シ ス テ ム 、 イ ン タ ー ネ ッ ト の 迷 惑 メ ー ル 防 止 製 品 、不 正 ア ク セ ス 侵 入 探 知 シ ス テ ム 、ネ ッ ト ワ ー ク 監 視 シ ス テ ム 、操 作 履 歴 ・ ロ グ 収 集 分 析 製 品 、 フ ァ イ ル 改 ざ ん 探 知 シ ス テ ム な ど 13品 目

( 朝 日 4.30、 読 売 4.30、 毎 日 4.30)

上 海 万 博 、 開 幕 ま で 1年

「 史 上 最 大 」 へ 急 ピ ッ チ 、 金 融 危 機 の 影 も

来 年 5月 1日 開 幕 の 上 海 国 際 博 覧 会 ( 上 海 万 博 ) ま で 、 あ と 一 年 と な っ た 。 中 国 に と っ て は 08年 の 北 京 五 輪 に 続 く 、 威 信 を か け た 国 家 イ ベ ン ト の 第 2弾 だ 。 五 輪 と 同 様 、 入 場 者 数 、 参 加 国 数 な ど 、 あ ら ゆ る 面 で 史 上 最 大 を 目 指 す 。 た だ 、 米 国 の 正 式 参 加 が 経 済 危 機 の 影 響 で ま だ 決 ま ら ず 、 関 係 者 の 気 を も ま せ て い る 。

上 海 一 の 観 光 ス ポ ッ ト 外 灘 ( バ ン ド ) か ら 、 南 へ 約 5 キ ロ 。 中 心 部 を 流 れ る 黄 浦 江 の ほ と り で 、 上 海 万 博 の 象 徴 と な る 国 家 パ ビ リ オ ン 「 中 国 館 」( 約 2万 平 方 メ ー ト ル ) の 建 設 が 急 ピ ッ チ で 進 む 。 中 国 館 は 「 東 方 の 冠 」 を 中 国 の 伝 統 的 な 建 築 様 式 で イ メ ー ジ す る 。 ま だ コ ン ク リ ー ト む き 出 し だ が 、 7 層 に 組 ま れ た 姿 は ほ ぼ 形 を 整 え た 。

上 海 万 博 の 目 標 は あ ら ゆ る 面 で の 史 上 最 大 だ 。 入 場 者 数 の 目 標 は 7000万 人 。 上 海 世 博 会 事 務 協 調 局 に よ る と 、 万 博 入 場 者 の 過 去 最 高 は 1970年 大 阪 万 博 の 約 6400万 人 。 同 局 は 「 13 億 の 人 口 や 関 心 度 か ら 達 成 に は 自 信 が あ る 」と し 、40年 ぶ り の 記 録 更 新 が 現 実 味 を 帯 び る 。 参 加 契 約 を 結 ん だ 国 ・ 国 際 機 関 の 数 234( 27日 現 在 ) も 、 会 場 の 面 積 528ヘ ク タ ー ル も 過 去 最 大 だ 。

政 治 の 中 心 ・ 北 京 に 対 し 、 上 海 は 経 済 の 中 心 で あ り 、 中 国 最 大 の 国 際 都 市 。 北 京 五 輪 か ら わ ず か 2年 後 に 開 か れ る 万 博 は 、中 国 の 経 済 発 展 を 世 界 に 印 象 づ け る 場 と 位 置 づ け ら れ る 。 昨 年 秋 か ら の 金 融 危 機 で 、 再 確 認 さ れ た 世 界 経 済 で の 中 国 の 存 在 の 大 き さ を 外 に 向 け て 示 す こ と に も な る 。

し か し 国 家 単 独 で 出 展 を 予 定 す る 40館 の う ち 、 着 工 済 み は わ ず か 15館 。 ブ ラ ジ ル な ど 南 米 諸 国 や モ ロ ッ コ は 、 出 展 面 積 を 縮 小 す る 方 向 だ 。 27日 の 事 務 局 記 者 会 見 は 、 出 展 契 約 す ら 済 ま せ て い な い 米 国 館 に 関 す る 質 問 が 集 中 し た 。 米 国 内 法 規 制 に よ り 、 米 政 府 は 万 博 に 出 資 で き な い 。 資 金 は 企 業 頼 み だ が 、 金 融 危 機 で 協 賛 金 が 集 ら な い 。 超 大 国 の 米 国 が 不 在 で は 、 中 国 の メ ン ツ が つ ぶ れ る 。 洪 浩 事 務 局 長 は 「 昨 年 、 米 国 出 展 の 意 思 を 確 認 済 み 。 デ ザ イ ン 設 計 も 終 え た 。 米 領 事 館 か ら は 良 い 場 所 を 確 保 す る よ う 要 請 さ れ て い る 」 と 強 調 し た 。先 月 米 国 人 華 僑 が 、米 国 館 に 1億 ド ル( 約 97億 円 )の 出 資 を 表 明 す る な ど 、光 明 も 見 え る 。

経 済 産 業 省 は 20日 、 上 海 万 博 で 政 府 が 出 展 す る 日 本 館 の 概 要 を 発 表 し た 。 出 展 テ ー マ を

「 こ こ ろ の 和 ・ わ ざ の 和 」 と し 、 環 境 問 題 な ど 共 通 の 課 題 に 向 き 合 う 姿 勢 や 、 日 中 交 流 の 歴 史 、 意 識 を 来 場 者 の 体 感 を 通 し て ア ピ ー ル す る 。 総 事 業 費 は 130 億 円 、 敷 地 面 積 は 6000 平 方 メ ー ト ル で 、 海 外 の 博 覧 会 に 出 展 す る 日 本 館 と し て は 過 去 最 大 規 模 と な る 。 日 本 館 の 中 国 語 の 愛 称 は 、公 募 の 中 か ら「 紫 蚕 島( 日 本 名 か い こ じ ま )」に 決 定 し た 。被 覆 型 の 太 陽 光 発 電 装 置 や 水 循 環 シ ス テ ム な ど を 採 用 。 内 部 で は ア ニ メ ー シ ョ ン や コ ン ピ ュ ー タ ー グ ラ フ ィ ッ ク ス( C G )、案 内 ロ ボ ッ ト な ど を 駆 使 し 、生 物 多 様 性 の 確 保 や 地 球 温 暖 化 、水 資 源 、 高 齢 化 な ど 今 世 紀 の 世 界 が 抱 え る テ ー マ を さ ま ざ ま な 情 報 技 術 を 用 い て 紹 介 す る 。( 朝 日 4.30、 東 京 4.29、 日 刊 工 4.21)

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2 0 0 9 年 5 月

首 相 訪 中 、 日 中 首 脳 会 談

経 済 、 新 型 イ ン フ ル な ど 危 機 対 処 で 協 調

麻 生 首 相 は 30 日 夕 、 北 京 の 人 民 大 会 堂 で 中 国 の 胡 錦 濤 国 家 主 席 と 約 1 時 間 会 談 し 、 新 型 イ ン フ ル エ ン ザ 予 防 や 経 済 危 機 、 北 朝 鮮 の 核 問 題 な ど 山 積 す る 問 題 の 解 決 に 向 け て 協 力 し て い く こ と を 確 認 し た 。 両 首 脳 は 戦 略 的 互 恵 関 係 の 進 展 を ア ピ ー ル し た が 、 胡 主 席 は 前 日 の 温 家 宝 総 理 に 続 き 歴 史 問 題 に 言 及 、国 内 世 論 に 配 慮 す る 中 国 政 府 の 姿 勢 を う か が わ せ た 。

【 戦 略 的 互 恵 関 係 】

新 型 イ ン フ ル エ ン ザ 予 防 対 策 に つ い て 、 麻 生 首 相 は 「 国 内 で 感 染 が 見 つ か れ ば 速 や か な 対 応 を 講 じ る 。 行 動 計 画 に 示 さ れ た 対 策 を 段 階 的 、 弾 力 的 に 進 め る 」 と 述 べ た 。 胡 主 席 も

「 中 国 で 感 染 者 が 出 る 可 能 性 は 排 除 で き な い 。日 本 は 隣 国 で 協 力 を 強 化 す る こ と が で き る 」 と 応 じ た 。 両 国 は 、 検 疫 な ど 予 防 措 置 に 関 す る 連 携 を 強 化 し て い く 。

世 界 的 な 経 済 危 機 へ の 対 応 で は 、 ア ジ ア の 景 気 回 復 で 日 中 が 協 力 し て い く こ と で 一 致 。 具 体 策 と し て ア ジ ア 開 発 銀 行 ( A D B ) へ の 支 援 拡 大 に 中 国 の 協 力 を 引 き 出 し た の も 「 大 き な 成 果 」( 麻 生 首 相 ) と し た 。

ま た 両 首 脳 は 北 京 と 羽 田 空 港 間 の チ ャ ー タ ー 便 を 10月 か ら 開 始 す る こ と で 一 致 し た 。 中 国 が 重 視 す る 省 エ ネ ル ギ ー ・ 環 境 保 護 分 野 で は 、 麻 生 首 相 が 中 国 の 石 炭 火 力 発 電 の 省 エ ネ 化 や 酸 性 雨 ・ 黄 砂 の 広 域 大 気 汚 染 問 題 な ど で 「 総 合 協 力 プ ラ ン 」 を 提 案 。 気 候 変 動 問 題 で 、 国 際 枠 組 み 作 り へ の 中 国 の 積 極 的 な 参 加 を 促 し た 。

【 北 朝 鮮 の 核 ・ ミ サ イ ル 問 題 】

麻 生 首 相 は 前 日 の 温 家 宝 総 理 と の 会 談 に 続 き 北 朝 鮮 の 核 ・ ミ サ イ ル 問 題 を 取 り 上 げ た 。 だ が 中 国 か ら は 「 冷 静 な 対 応 」 以 上 の 態 度 表 明 は な く 、 麻 生 首 相 の 期 待 通 り に は な ら な か っ た 。

首 相 は 30日 夕 の 内 外 記 者 会 見 で 、 北 朝 鮮 問 題 に つ い て 「 国 際 社 会 に お け る 、 い か な る 緊 張 を 高 め る 行 為 も 建 設 的 で は な い 。( 日 中 両 国 は ) 6カ 国 協 議 の 再 開 が 重 要 と の 認 識 で 一 致 し て お り 、 こ れ が 国 際 社 会 全 体 の 考 え 方 だ 」 と 強 調 し た 。 そ の 上 で 、 北 朝 鮮 の ミ サ イ ル 関 連 活 動 の 停 止 を 求 め る 国 連 安 全 保 障 理 事 会 の 一 連 の 決 議 を 念 頭 に 、「 北 朝 鮮 は 安 保 理 の 議 長 声 明 を 重 く 受 け 止 め 、国 連 決 議 を 守 る こ と を 求 め る 」と 強 い 口 調 で 語 っ た 。だ が 胡 主 席 は 、 6カ 国 協 議 に つ い て 「 再 開 に 向 け て 協 力 し て い る 」 と は し た が 「 当 面 は 開 催 が 困 難 」( 胡 主 席 ) と 、 一 歩 引 い た 対 応 に 終 始 し た 。

【 歴 史 問 題 】

日 中 首 脳 会 談 で は 、 胡 錦 濤 国 家 主 席 、 温 家 宝 総 理 が 相 次 い で 歴 史 問 題 に 言 及 し た 。 麻 生 首 相 が 春 季 例 大 祭 に あ わ せ て 靖 国 神 社 に 供 物 を 奉 納 し た こ と を 意 識 し た も の だ 。 今 回 議 題 に 載 せ た 背 景 に は 国 内 世 論 へ の 配 慮 が あ っ た 。

温 総 理 は 4 月 29 日 の 会 談 で 「 歴 史 問 題 は 国 民 感 情 へ 影 響 を 及 ぼ す 敏 感 な 問 題 だ 。 適 切 に 対 応 し て ほ し い 」と 要 求 。胡 主 席 も 30日 、「 日 中 間 に は 摩 擦 や 矛 盾 、意 見 の 食 い 違 い が あ る が 、 歴 史 問 題 も 適 切 に 対 応 し 戦 略 的 互 恵 関 係 を 発 展 さ せ る こ と が 大 事 だ 」 と 述 べ た 。 首 相 は 「 わ が 国 の 歴 史 認 識 は 村 山 談 話 で 示 し た も の か ら 変 更 は な い 」 と 釈 明 し た 。

【 懸 案 問 題 】

今 回 の 首 脳 会 談 は 、東 シ ナ 海 ガ ス 田 開 発 や ギ ョ ー ザ 問 題 な ど で 、中 国 が「 ほ ぼ ゼ ロ 回 答 」 に 終 始 、 日 本 側 に は 不 満 を 残 し た 。

I T セ キ ュ リ テ ィ 製 品 の 技 術 情 報 を 強 制 開 示 さ せ る 中 国 の 新 制 度 に つ い て は 、 温 総 理 が 導 入 を 1年 延 期 し て 2010年 5月 か ら 実 施 し 、 対 象 を 政 府 調 達 に 限 定 す る 方 針 を 示 し た 。

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< 日 中 首 脳 会 談 の 要 旨 >

新 型 イ ン フ ル エ ン ザ

麻 生 首 相 非 常 に 深 刻 で あ り 、日 中 両 国 は 十 分 に 協 力 し て い か な け れ ば な ら な い 。 胡 主 席 中 国 は 非 常 に こ の 問 題 を 重 視 し て お り 、 感 染 防 止 措 置 を 含 め 最 大 限 の 措 置 を 取 っ て い る 。 日 中 は 隣 国 と し て 協 力 し て い け る 。

国 際 経 済

麻 生 首 相 こ の 問 題 へ の 対 応 で 日 中 の 協 調 が 必 要 だ 。 財 政 出 動 に よ り 経 済 好 転 の 先 頭 に 立 て る の で は な い か 。

胡 主 席 両 国 は 金 融 危 機 へ の 対 応 と い っ た グ ロ ー バ ル な 挑 戦 へ の 対 応 に 重 点 を お く べ き だ 。

北 朝 鮮 問 題

麻 生 首 相 北 朝 鮮 の 非 核 化 を 進 め て い く う え で 6 カ 国 協 議 が 最 も 現 実 的 な 枠 組 み だ 。 プ ロ セ ス の 再 開 に 向 け 北 朝 鮮 に 影 響 力 を 有 す る 中 国 と 連 携 し て い く 。

胡 主 席 6カ 国 協 議 は 困 難 な 局 面 に あ る が 、各 国 は 冷 静 に 抑 制 的 に 対 応 し 、事 態 を 好 転 さ せ る べ き だ 。

歴 史 認 識

胡 主 席 両 国 間 の 関 係 の 発 展 の 過 程 で 生 じ る 摩 擦 や 矛 盾 、 意 見 の 食 い 違 い は 適 切 に 解 決 し て い く こ と が 大 事 。 特 に 歴 史 問 題 を 適 切 に 処 理 し 、 戦 略 的 互 恵 関 係 を 発 展 さ せ て い く こ と が 重 要 だ 。

麻 生 首 相 わ が 国 の 歴 史 認 識 は 1995年 、 2005年 の 首 相 談 話 で 示 し た 通 り 。 歴 史 を 直 視 し 、 未 来 を 志 向 す る 立 場 に 何 ら 変 更 は な い 。

( 日 経 5.1、 産 経 5.1、 東 京 5.1、 日 刊 工 5.1)

中 欧 首 脳 会 議 、 半 年 ぶ り 正 常 化 E U ・ 中 国 で 協 調 確 認

欧 州 連 合( E U )と 中 国 は 20日 、チ ェ コ で 首 脳 会 議 を 開 い た 。金 融 危 機 再 発 防 止 に 向 け 、 両 国・地 域 が 包 括 的 戦 略 パ ー ト ナ ー と し て 強 調 し て い く 方 針 で 一 致 。地 球 温 暖 化 対 策 で は 、 急 速 な 経 済 成 長 で 中 国 が 温 暖 化 ガ ス の 主 要 排 出 国 と な っ た 点 を 踏 ま え 、 2013年 以 降 の 国 際 的 な 排 出 削 減 の 枠 組 み 「 ポ ス ト 京 都 議 定 書 」 交 渉 で 全 面 的 に 協 力 す る こ と で 合 意 し た 。

E U と 中 国 は ク リ ー ン エ ネ ル ギ ー 、 科 学 技 術 、 中 小 企 業 な ど の 分 野 で の 協 力 を う た っ た 文 書 に 署 名 し た 。地 球 温 暖 化 対 策 で は 、石 炭 火 力 発 電 所 が 排 出 す る 二 酸 化 炭 素( C O2)を 分 離 ・ 回 収 し 、 地 中 な ど に 封 じ 込 め る 地 下 貯 留 ( C C S ) で 協 力 す る こ と で 合 意 。 E U は 1,000万 ユ ー ロ ( 13億 円 ) 超 を 中 国 に 資 金 支 援 す る 方 針 だ 。

首 脳 会 議 は 昨 年 12月 に 予 定 さ れ て い た が 、 直 前 に 当 時 の E U 議 長 国 フ ラ ン ス の サ ル コ ジ 大 統 領 が チ ベ ッ ト 仏 教 最 高 指 導 者 ダ ラ イ ・ ラ マ 14世 と 会 談 し た こ と に 中 国 が 反 発 し 、 中 止 と な っ た 経 緯 が あ る 。 今 回 は 約 半 年 遅 れ の 首 脳 会 議 の 開 催 で 、 ぎ く し ゃ く し て い た 欧 州 と 中 国 の 関 係 は ひ と ま ず 正 常 化 し た 格 好 だ 。

E U ・ 中 国 間 の 貿 易 は 近 年 急 速 に 拡 大 し て お り 、 中 国 に と っ て E U は 最 大 の 輸 出 先 。 E U の 対 中 輸 出 も 04- 08年 で 約 65% 増 え た 。 首 脳 会 議 で 双 方 は 貿 易 ・ 投 資 の 促 進 で 世 界 経 済 の 回 復 に 貢 献 す る 姿 勢 を 示 し た 。 中 国 は E U に 対 し 、 ハ イ テ ク 製 品 の 対 中 輸 出 制 限 の 緩 和 や 、 武 器 禁 輸 措 置 の 解 除 を 求 め た 。

中 国 の 温 家 宝 総 理 は 会 議 後 の 共 同 会 見 で 「 互 い の 国 内 事 情 に 干 渉 せ ず 、 敏 感 な 問 題 を 適 切 に 取 り 扱 う こ と が 重 要 だ 」 と 述 べ た 。 E U は 首 脳 会 議 で チ ベ ッ ト 問 題 な ど に は 深 く 立 ち 入 ら な か っ た と み ら れ る が 、 会 見 で は 議 長 国 チ ェ コ の ク ラ ウ ス 大 統 領 が 今 後 も 中 国 の 人 権 問 題 を 注 視 し て い く 考 え を 示 し た 。( 日 経 5.21、 毎 日 5.21)

中 国 、 ブ ラ ジ ル と 資 源 開 発 新 興 国 間 の 連 携 強 化

中 国 の 胡 錦 濤 国 家 主 席 は 19日 、 北 京 で ブ ラ ジ ル の ル ラ 大 統 領 と 会 談 し 、 ブ ラ ジ ル の 大 型

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油 田 開 発 で の 協 力 で 正 式 合 意 し た 。 中 国 開 発 銀 行 が ブ ラ ジ ル の 国 営 石 油 会 社 ペ ト ロ ブ ラ ス の 計 画 す る 大 型 油 田 開 発 に 10年 間 で 100億 ド ル ( 約 9,600億 円 ) 融 資 す る 見 返 り に 、 ブ ラ ジ ル は 中 国 へ の 原 油 輸 出 を 拡 大 す る 。地 球 資 源 を 観 測 す る 人 口 衛 星 を 新 た に 共 同 で 打 ち 上 げ 、 ア フ リ カ 諸 国 な ど に 情 報 を 提 供 す る こ と で も 一 致 し た 。

北 京 で の 調 印 式 に は 、 ル ラ 大 統 領 と 胡 主 席 が 出 席 。 同 行 し た ペ ト ロ ブ ラ ス の ガ ブ リ エ リ C E O ( 最 高 経 営 責 任 者 ) に よ る と 、 ブ ラ ジ ル は 中 国 に 対 し 、 2009年 は 日 量 15万 バ レ ル 、 2010年 に は 同 20万 バ レ ル の 原 油 を 供 給 す る こ と に な る 。

両 首 脳 は 戦 略 的 パ ー ト ナ ー シ ッ プ 関 係 の 強 化 を う た っ た 共 同 声 明 に 署 名 。 声 明 は 両 国 間 の 貿 易 を 拡 大 し 、 基 礎 イ ン フ ラ 整 備 や エ ネ ル ギ ー 、 農 業 、 ハ イ テ ク 産 業 で の 投 資 拡 大 を 目 指 す 方 針 を 明 記 。地 球 温 暖 化 対 策 や 国 際 金 融 改 革 を 巡 り 、両 国 と ロ シ ア と イ ン ド を 加 え た 4 新 興 国 ( B R I C s ) の 枠 組 み な ど で 連 携 を 強 化 す る 方 針 も 盛 り 込 ん だ 。

ま た 、 中 国 開 発 銀 行 が ブ ラ ジ ル の 社 会 経 済 開 発 銀 行 ( B N D E S ) に 8 億 ド ル を 融 資 す る こ と も 決 ま っ た 。 中 国 国 家 能 源 局 ( エ ネ ル ギ ー 局 ) の 張 国 宝 局 長 は 、 同 国 最 大 の 製 油 会 社 、 中 国 石 油 化 工 集 団 が ブ ラ ジ ル 国 内 二 カ 所 で 石 油 探 査 を 実 施 す る こ と を 明 ら か に し た 。 胡 主 席 は 19日 の 調 印 式 で 「 今 回 の 訪 問 は 中 国 と ブ ラ ジ ル の 二 国 間 関 係 を 発 展 さ せ る 新 し い 機 会 と な る 」と 宣 言 。ル ラ 大 統 領 も 、同 日 付 の チ ャ イ ナ ・ デ ー リ ー で 、「 世 界 全 体 が 経 済 危 機 に 陥 る な か 、 新 興 国 が 負 う べ き 責 任 が 大 き く な っ た 」 と の 見 方 を 示 し た 。 ル ラ 大 統 領 は 、今 年 4月 に ブ ラ ジ ル に と っ て 中 国 が 米 国 を 抜 い て 月 間 で 最 大 の 貿 易 相 手 国 に な っ た こ と も 表 明 。中 国 政 府 の 統 計 に よ る と 、両 国 の 貿 易 額 は 2008年 に 約 485億 ド ル( 約 4兆 7,000億 円 ) で 、 7年 間 で 10倍 以 上 の 伸 び を 記 録 し た 。( 日 経 5.20、 フ ジ サ ン ケ イ ビ ジ ネ ス ア イ ( 以 下 F S B ) 5.21)

中 国 、 輸 出 22.6% 減 成 長 け ん 引 の 外 需 低 迷

中 国 海 関 総 署 は 12 日 、 4 月 の 輸 出 が 前 年 同 月 比 22.6 % 減 の 919 億 4,000 万 ド ル に な っ た と 発 表 し た 。 輸 入 も 23.0% 減 の 788億 ド ル で 、 輸 出 入 と も に 6カ 月 連 続 の マ イ ナ ス 。 世 界 的 な 金 融 危 機 の 影 響 で 中 国 の 主 要 な 輸 出 先 で あ る 日 米 欧 経 済 は 後 退 局 面 に あ り 、 中 国 の 高 成 長 を け ん 引 し て き た 外 需 は 厳 し い 状 況 が 続 い て い る 。

中 国 の 輸 出 は 2 月 に 25.7 % 減 と な り 、 統 計 を さ か の ぼ れ る 1980 年 代 以 降 で は 最 大 の 減 少 率 を 記 録 し た 。 3月 は 17.1% 減 に 縮 小 し た が 、 4月 は 再 び 拡 大 し た 格 好 だ 。 輸 出 額 を 国 ・ 地 域 別 に み る と 、 欧 州 連 合 ( E U ) 向 け が 同 27.5% 減 、 米 国 向 け が 同 17.6% 減 、 東 南 ア ジ ア 諸 国 連 合 ( A S E A N ) 向 け が 同 20.2% 減 。 日 米 欧 経 済 の 後 退 が 長 期 化 す る 気 配 を み せ る 中 で 、 外 需 の 回 復 は 当 面 期 待 で き ず 、 中 国 政 府 は 一 段 の 内 需 拡 大 策 を 迫 ら れ る 可 能 性 が あ る 。

輸 入 は 5 カ 月 連 続 で 20 % を 超 す 減 少 と な っ た 。 輸 出 の 落 ち 込 み で 国 内 の 生 産 活 動 に ブ レ ー キ が か か っ た 影 響 で 、原 材 料 の 輸 入 が 減 っ て い る 。た だ 4月 は 輸 入 量 で み る と 、鉄 鉱 石 が 33.2% 増 、 原 油 が 13.6% 増 な ど 一 部 の 品 目 に 回 復 の 兆 し が 出 始 め た 。

こ の 結 果 、 貿 易 黒 字 は 約 129億 ド ル に 縮 小 し た 。 こ の 数 字 は 12日 に 発 表 さ れ た 年 初 4カ 月 の 数 字 か ら 1- 3月 ま で の 貿 易 黒 字 額 を 差 し 引 い た も の 。3月 の 貿 易 黒 字 は 185億 6,000万 ド ル 、 昨 年 4月 は 166億 ド ル 7,000万 ド ル だ っ た 。( 日 経 5.12( 夕 )、 朝 日 5.13、 F S B 5.13)

中 国 の 銀 行 融 資 、 急 拡 大 1-4月 増 加 額 、 昨 年 年 間 超 す

中 国 人 民 銀 行( 中 央 銀 行 )は 11日 、4月 の 銀 行 融 資 の 増 加 額 が 前 年 同 月 比 26.2% 増 の 5,918 億 元( 約 8兆 5,000億 円 )に な っ た と 発 表 し た 。1- 4月 の 累 計 は 5兆 1,000億 元 を 超 え 、昨 年 1 年 間 の 増 加 額 ( 4兆 9,100億 円 ) を 上 回 っ た 。 人 民 銀 は 「 景 気 の 先 行 き に は な お 不 透 明 感 が 残 る 」 と し て お り 、 銀 行 に 貸 し 出 し 増 を 促 す 行 政 指 導 を 当 面 続 け る 構 え だ 。

人 民 銀 は 昨 秋 か ら 景 気 刺 激 策 の 一 環 で 銀 行 に 貸 し 出 し を 増 や す よ う 指 示 し て い る 。 こ う し た 政 策 の 効 果 で 単 月 の 銀 行 融 資 の 増 加 額 は 3月 に 1兆 8,900億 元 と 過 去 最 大 を 記 録 。香 港 株 式 市 場 に 上 場 す る 中 国 工 商 銀 、中 国 建 設 銀 、中 国 銀 、交 通 銀 、招 商 銀 、中 信 銀 の 大 手 6行 の 3月 末 の 貸 出 残 高 は 合 計 で 約 16兆 6,150億 元 と な っ た 。

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一 方 、 1 - 3 月 期 決 算 は 大 手 6 行 中 4 行 が 前 年 同 期 比 2 ケ タ 減 益 と な っ た 。 中 国 の 大 手 銀 は 昨 年 7- 9月 期 ま で 2ケ タ 増 益 や 利 益 倍 増 だ っ た が 、今 回 の 貸 出 規 模 の 拡 大 は 利 益 に つ な が っ て い な い 。実 際 に 1年 前 は 3% 前 後 だ っ た 預 貸 利 ざ や は 軒 並 み 2% 台 半 ば を 下 回 る 水 準 に 縮 小 。 人 民 銀 の 5回 に 及 ぶ 利 下 げ と 貸 し 出 し 拡 大 の 要 請 で 、 大 手 銀 の 収 益 は 厳 し く な っ て い る 。

銀 行 の リ ス ク 管 理 も 困 難 を 増 し そ う だ 。 不 良 債 権 比 率 は な お 1- 2% 台 と さ れ る が 、 先 行 き に は 不 透 明 感 が あ る 。 銀 行 融 資 の 一 部 は 株 式 市 場 に 流 れ て い る と い う 指 摘 が あ り 、 株 式 市 況 が 悪 化 す れ ば 融 資 焦 げ 付 き リ ス ク が 高 ま り か ね な い 。 中 国 は 不 良 債 権 処 理 の た め に 公 的 資 金 を 注 入 し て き た 経 緯 が あ り 、 金 融 当 局 も 警 戒 感 を 強 め て い る 。

し か し 、 人 民 銀 は 6 日 公 表 の 金 融 政 策 執 行 報 告 で 「 中 国 経 済 は 一 連 の 景 気 刺 激 策 の 効 果 で 明 る い 変 化 が 現 れ て い る が 、 景 気 回 復 の 基 礎 は ま だ 強 固 で な い 」 と 指 摘 。 銀 行 の 貸 し 出 し 増 を 容 認 す る 構 え を 崩 し て い な い 。( 日 経 5.6、 5.12)

中 国 、 4月 新 車 販 売 115万 台 25% 増 で 過 去 最 高 を 更 新

中 国 汽 車 工 業 協 会 が 8 日 発 表 し た 4 月 の 新 車 販 売 台 数 は 前 年 同 月 に 比 べ 25 % 増 の 115 万 3,000台 と な り 、 2カ 月 連 続 で 単 月 ベ ー ス の 過 去 最 高 を 記 録 し た 。 小 型 乗 用 車 の 購 入 者 へ の 減 税 策 の 効 果 が 続 い て い る こ と が 主 因 で 、米 国 の 4月 の 販 売 台 数( 約 82万 台 )を 上 回 り 、年 明 け か ら 4カ 月 連 続 で 世 界 一 を 維 持 し た 。バ ス 、ト ラ ッ ク な ど 商 用 車 を 除 い た 乗 用 車 の 販 売 台 数 は 同 37.4% 増 の 83万 台 と な り 、 乗 用 車 だ け で も 米 国 の 販 売 台 数 を 上 回 っ た 。

1月 下 旬 か ら 排 気 量 1600cc以 下 の 小 型 車 の 取 得 税 を 5% に 半 減 し た こ と で 、 こ の ク ラ ス の 販 売 が 引 き 続 き 急 進 し て い る 。 中 国 の 4月 の 1600cc以 下 の 乗 用 車 の 販 売 は 59万 1,000台 と 前 年 同 月 に 比 べ 約 6割 増 加 し た 。総 新 車 販 売 台 数 の う ち 、減 税 対 象 車 は 約 51% を 占 め た 。1- 4 月 の 累 計 販 売 台 数 は 前 年 同 期 比 9.4% 増 の 383万 台 で 、年 間 1,000万 台 を 超 え る ペ ー ス が 続 い て い る 。

中 国 汽 車 工 業 協 会 は 「 中 大 型 の 乗 用 車 に も 回 復 の 兆 し が 出 て お り 、 商 用 車 も 落 ち 込 み 幅 が 縮 小 し て い る 。 中 国 の 自 動 車 業 界 は 全 体 と し て 回 復 し て い る 」 と み て い る 。( 日 経 5.9、

朝 日 5.9)

中 国 、 鉄 鋼 を 緊 急 減 産 余 剰 生 産 能 力 3割

中 国 工 業 信 息 化 部 は 、 大 手 鉄 鋼 メ ー カ ー や 中 国 鉄 鋼 工 業 協 会 、 地 方 政 府 の 工 業 管 理 部 門 に 、 需 要 減 に 対 応 し て 減 産 す る よ う 緊 急 通 達 を 出 し た 。 中 国 政 府 が 鉄 鋼 の 緊 急 減 産 命 令 を 出 し た の は 初 め て 。 通 達 に よ る と 輸 出 を 含 め た 国 内 外 の 需 要 量 に 対 し 、 現 在 25- 30% の 余 剰 生 産 能 力 が あ る と い う 。 中 国 の 2008年 の 鉄 鋼 生 産 能 力 は 6億 ト ン 強 あ っ た が 、 09年 は 4億 7000万 ト ン ま で 減 産 す る よ う 求 め た 。 減 産 に 従 わ な い 罰 則 と し て 、 商 業 銀 行 に メ ー カ ー へ の 融 資 制 限 や 融 資 引 き 揚 げ を 要 請 す る な ど 、 厳 し い 姿 勢 を 鮮 明 し て い る 。

2009年 1- 3月 の 中 ・ 大 型 製 鉄 会 社 72社 の 粗 鋼 生 産 量 は 1億 2,740万 ト ン 。 前 年 同 期 に 比 べ て 1.4% 増 加 し 、輸 入 分 も 含 む 国 内 消 費 量 の 1億 2,630万 ト ン を 上 回 っ た 。一 方 、海 外 需 要 は 急 減 。 09年 1- 4月 の 鋼 材 輸 出 量 の 累 計 は 655万 ト ン と 60% 減 少 し た 。

工 業 信 息 化 部 に よ る と 、 今 年 1- 2月 の 中 ・ 大 型 製 鉄 各 社 の 収 益 合 計 は 151億 元 ( 約 2,100 億 円 )の 赤 字 。昨 年 10月 か ら 5カ 月 連 続 で 単 月 赤 字 が 続 い て い る 。( 日 経 5.19、日 経 産 5.14)

中 国 、 デ フ レ 懸 念 強 ま る

4月 消 費 者 物 価 3カ 月 連 続 で 下 落

中 国 で デ フ レ 懸 念 が 強 ま っ て い る 。 11 日 発 表 の 4 月 の 消 費 者 物 価 指 数 ( C P I ) は 前 年 同 月 に 比 べ 1.5% 下 落 し 、 6年 2カ 月 ぶ り に マ イ ナ ス に 転 じ た 2月 ( 1.6% 下 落 ) 以 降 、 3カ 月 連 続 の 下 落 と な っ た 。

4月 の C P I を 品 目 別 に み る と 、 食 品 が 全 体 で 1.3% 下 落 し た 。 な か で も 一 般 の 消 費 者 が 最 も 多 く 口 に す る 豚 肉 が 28.6% の マ イ ナ ス と な り 、 全 体 の 下 げ を 引 っ 張 っ た 。 非 食 品 は 全 体 で 1.5% 下 落 。 携 帯 電 話 を は じ め と す る 通 信 機 器 が 18.7% 値 下 が り し た 。

4 月 は 工 業 品 出 荷 価 格 ( 卸 売 物 価 ) も 6.6 % 下 落 し 、 5 カ 月 連 続 の マ イ ナ ス と な っ た 。 卸

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