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数学基礎演習

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Academic year: 2021

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2013年度

∗ ◦ ∗ ◦ ∗ ◦ ∗

数学基礎演習

I ∗ ◦ ∗ ◦ ∗ ◦ ∗

No. 10

201374日実施

1 複素射影空間Pn(C) = PnCn+1−{0}へのCの乗法群C×の作用a·(x0, . . . , xn) = (ax0, . . . , axn)による軌道集合Pn = (Cn+1− {0})/C× として定義される. そし て, x = (x0, . . . , xn) Cn+1− {0}の同値類を[x] = [x0 : . . . : xn]と表し, p0 : Cn+1− {0} −→Pnを標準的な全射p0(x) = [x]として, Pnに商位相を入れる. さら , 2n+ 1次元単位球面S2n+1S2n+1 ={xCn+1 | |x|= 1} (|x|2 =

|xi|2)と実 現し,S2n+1での同値関係xy ⇐⇒ x=λy, λC,|λ|= 1を考える. すると,包含 写像f : S2n+1 −→Cn+1− {0}により引き起こされる写像f : (S2n+1/∼)−→Pn 全単射になる. また,g : Cn+1−{0} −→S2n+1(x0, . . . , xn)(x0/|x|, . . . , xn/|x|) とすると, gは写像g : Pn −→ S2n+1/を引き起こすが, これはfと互いに逆写像 になる. これにより, 射影p : S2n+1 −→ Pnによる商位相は元の商位相と同相にな . これを位相Aということにする.

(1) d([x],[y])=min{|xy|; xx, yy, x, yS2n+1}が距離になることを示せ. (2) 実射影空間と同様にPn =i=0,... ,n+1Ui, Ui ={[x0 : . . .: xn] Pn|xi = 0} あり, Ui上の次の写像fi : Ui −→Cnは全単射である.

fi([x0 :. . .:xn]) = (x0/xi, . . . , xi−1/xi, xi+1/xi, . . . , xn/xi).

そこで, Ui fiによりCnと同一視して, その開集合を基とするような位相Bが考 えられる. 位相Bが位相Aと同相になること, および(1)で定めた距離による位相 Mと同相になることを示せ.

(ヒント: n+ 1次ユニタリー群U(n+ 1) ={A Mn+1(C)|AA =En+1}S2n+1 Pnに推移的に距離を保って作用することは認める. 従って, [e(0)] = [1 : 0 :. . .: 0]

の近くで同値な近傍系を与えていることを示せばよい. また, 2(2/

x2+ 1) [0,+∞)上の狭義単調増加な連続函数であることも使ってよい.)

2 Kを体, a, bを相異なるKの元とする. また,K[x]Kの元を係数とする多項式全 体を表す. いま, W ={f(x)K[x]|f(a) =f(b) = 0}とおく.

(1) K[x]K上のベクトル空間とみなすとき, WK[x]の部分ベクトル空間であ ることを示せ.

(2) 商ベクトル空間K[x]/W の次元は2であることを示せ. 3 R上の函数φ, ψ : R−→Rを以下のものとする.

φ(t) = 1 2π

+∞

−∞ cos(tx)ex22dx

= 1 2π

+∞

−∞

eitxex22dx

, ψ(t) = cost

= eit+e−it 2

.

(1) 微分と積分の順序交換が許されることを確認したうえで, φ(t) =(t)が成立 することを示せ.

(2) φ(t) =et22 を示せ. 但し, φ(0) = 1であることは証明せずに用いて良い. (3) tRに対して,次のことが成立することを示せ.

n→∞lim

ψ t/

n n=φ(t).

参照

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