学校法人八洲学園
八洲学園大学
科目名:日本思想史概説
●科目概要
「気になる」「気持ちがよい」というように、私たちは普段「気」という言葉を使います。これは江戸時代に官学とさ れた朱子学の影響が色濃くあらわれています。ご飯を食べる前、「いただきます」と言います。これは仏教思想 における如来蔵思想の影響が認められます。日常の「当たり前」の中にまで様々な思想が入り込んでいるのが 日本思想です。
〈いま・ここ〉を生きる私たちは、〈これまで〉の様々な人々の営みの連続の中にあります。日本の思想の〈これ まで〉を知ることで、〈いま・ここ〉をあらためて問い直すことができます。それによってはじめて、私たちの〈これか ら〉を考えることができます。本科目の目的はここにあります。
思想とは、単発的に発生・流布するものではなく、何らかの流れの中で生成変化するものです。それを追うこと で思想の理解のみならず、それを〈いま・ここ〉を生きる私たちの日常をとらえなおすきっかけにできるようになる ことを目指して授業を展開します。
●教員コメント
日本は、洋の東西の思想を古来より様々な形で受容しています。それは、外来のものをそのまま日本に適用 したのではありません。そのときどきに応じて、様々な取捨選択が行われ、時代の流れの中でそれは変容しま す。本科目の履修を通じて、どのような考え方が、いかなる必要に応じて、どう変化したのかという思想のダイナ ミズムを感じてください。〈これまで〉を学ぶことで、現代を生きる私たちの立つ〈いま・ここ〉を見つめなおし、〈これ から〉について共に考えましょう。
●教科書
各回、eLy を通じてスライド資料を表示して授業展開するので特に指定しません。
履修方法:スクーリング履修 担当教員:川井 博義