セフンフリッシにおける
高い勝率を得るめのフレインクとは
11−1−037ー0071 近畿大学理工学部情報学科 情報論理研究室 松村幸俊
目次
● 研究の背景
● セブンブリッジのルール
● 戦略概要
● 結果・考察
● 結論と今後の課題
研究の背景
本研究で題材にしているセブンブリッジや麻雀等は
“有限不確定非完全情報ケーム”と呼ばれる。
偶然の要素や、山札等の完全に把握できない要素等 があるため必勝法が存在しない。
そのためケームを有利に進めるには、自分が把握で きる情報を用いて最善手を判断する必要がある。
本研究ではセブンブリッジを有利に進めることが出 来る基本的な戦略を追求する。
研究の背景
● 有限不確定非完全情報ケーム
● 麻雀・大富豪・セブンブリッジ etc...
● 必勝手が存在しない
– 偶然の要素や完全に把握できない要素があるため
→どうすれば高い勝率を得ることが出来るか?
セブンブリッジのルール
● ルールの概要
● 鳴き
● メルド
● 点計算
ルールの概要
● トランプを使用
● 2〜6人でプレイ
● ケーム開始時の手札は7枚
● メルド、鳴きを行って手札を減らしていく
● 誰かの手札が0枚になった時点でラウンド終了
● 10ラウンド1ケーム
メルド
● 3枚以上の同位札、または同スート札で行う
● 7は1枚でもメルド可能
● 既にフィールドに出ているグループには1枚で も付け足すことが可能
例)左から同位札、同スート札、7
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メルド
● 付け足しの例
● ♣5、♦5、♠5が場に出ているので♥5がメルド 可能である
鳴き
● ポン
– 他のプレイヤーが捨てた札を含め、3枚以上の同位 札で行う
● チー
– 自分の1つ前の手番のプレイヤーが捨てた札を含 め、3枚以上の同スート札で行う
例)手札に♠9、♥9があり他のプレイヤーが♦9を捨てた場合
点計算
● ラウンド終了時の手札に応じて行う
● 絵札
– 10点
● 数札
– それぞれの数字通り
● 7
– 1枚につき、点数を2倍
例)左の点数は5+10で15点、
右の点数は(4+1+7)×2で24点
戦略概要
● 定石
– 大きい数字の札は早く使用する
● 捨札の選択について
– すべての戦略で同じものを使用する
● 本研究で使用した戦略
– 戦略1:Meld_Heavy
– 戦略2:Meld_Light
– 戦略3:Seven_Double
本研究で使用した戦略
● 戦略1:Meld_Heavy
– 可能な限りメルド、鳴きを行う戦略
● 戦略2:Meld_Light
– 手札が4枚以下になるように出せるまでは鳴きもメルド も行わない
● 戦略3:Seven_Double
– 7は1枚では使用しない
捨札の選択について
● すべての戦略で同じものを使用
● 選択方法
①1枚で孤立している札
②2枚で同位、同スートになっている札
③3枚以上で同位、同スートになっている札
※上から優先的に行い、同じ種類のものは大きい数字か ら捨てていく
結果・考察
● 3つのAIを対戦させた時の順位の回数と最終的 な合計得点
● 試合数は100ケーム(1000ラウンド)
戦略1 戦略2 戦略3
1位 96 3 1
2位 2 57 41
3位 2 40 58
合計 4694 24336 27008
結論と今後の課題
● 結論
● いかに手札を早く減らすことが出来るかが重要
● 他のプレイヤーの行動を阻害するようなプレイング は非常に高度な思考を要する
● 今後の課題
● 状況に応じた行動を行えるAIを作成することが課題
– 手札が配られた時点での作戦の変更
参考文献
● 鬼沢武久, 風見覚, 高橋千晴, 不完全情報ケームプレイングシステムの構築-ス タッドポーカー を例にして-, 知能と情報 Vol.15, No.1, pp.127-141, 日本 知能情報ファジイ学会,. (2003),
– http://ci.nii.ac.jp/naid/110002690815/
● 将棋電王戦FINAL,
– http://ex.nicovideo.jp/denou/fnal/
● 津久井祐一, 不完全情報ケームにおける推論, 研究報告ケーム情報学(GI), Vol.2004-GI-11,pp.1-2, 情報処理学会, (2004).
– http://id.nii.ac.jp/1001/00058551/
● 西野順二, 西野哲朗, コンヒュータ大貧民における最良手の推定について, 研 究報告数理モテル 化 と 問 題 解 決 (MPS), Vol.2012-MPS-90, No,4, pp.1-6, 情報処理学会,(2012).
– http://id.nii.ac.jp/1001/00083717/
● 根本佳典, 古宮嘉那子 , 小谷善行, CRFを用いた麻雀の不完全情報推定, ケー ムプログラミングワークショップ 2012 論文集, Vol.2012, No.6, pp.155- 158, 情報処理学会, (2012),
– http://id.nii.ac.jp/1001/00091346/