中 学 校
平 成13年 度
教 育 研 究 員 研 究 報 告 書
美 術
平 成13年 度
教 育研 究員 名簿(美 術)
区 市 町 村 名 学 校 名 氏 名
墨 田 区 墨田区立吾嬬第一中学校 清 水 隆 一
世 田 谷 区 世 田谷 区立梅丘 中学校 浦 辺 光
杉 並 区 杉並区立阿佐ヶ谷中学校 高 原 都
葛 飾 区 葛 飾 区 立 奥 戸 中 学 校 角 田 知 子
立 川 市 立川市立立川第九中学校 岩 暗 治 彦
府 中 市 府中市立府中第五 中学校 前 田 眞 一 日 野 市 日野市立 日野第一中学校 中 屋 珠 美 八 丈 町 八丈町立 大賀郷 中学 校 川 口 憲 一 郎
[担当]東 京都教職員研修セ ンター指導主事 杉 本 昌 裕
「感 じ る 心 ・感 じ
研 究 主 題
.Dコ1コ っ心 」 を 育 て る指 導 の 工 夫
目 次
研究 主題 2
1研 究主題の設定 2
II研 究 の 内 容 ・方 法 3
皿 授業等 にお ける研究
12345678
色彩の学習(色 彩体 験 を交えて)
映 像 言 語 で 表 現 す る 「ア ニ メ ー シ ョ ン 制 作 を 通 じて 」 い くつ かの想定か ら発想す る空想画
ヴ ィ ジ ュ ア ル ・ミ ュ ー ジ ッ ク 〜 映 像 詩 の 制 作 レ リー フ ペ イ ン テ ィ ン グ を 使 っ た 構 成
『中 学 生 の 私 』
年間指導計画例〜題材 の配列 と評価 〜 1単 位 時間で完結する課題の例
470⑰乙4eU99白111112
IV研 究 の ま と め 24
研究主題 「感 じ る 心 ・感 じ合 う 心 」 を 育 て る 指 導 の 工 夫
1主 題 設 定 の 理 由 1中 学 生 を と り ま く 現 状
美 術 や そ の 他 の 芸 術 的 表 現 に 限 らず 、 最 近 の子 ど も達 は 、 自己 表 現 が 苦 手 に な って き て い る よ う に 思 え る 。
自己 表 現 は 、 他 者 と の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ンの 重 要 な 土 台 で あ り、 そ れ が 未 熟 で あれ ば 他 者 との か か わ りが う ま く保 て な い の は 当然 の 成 行 き で あ る。 最 近 のニ ュ ー ス や 新 聞 を 見 る と人 間 性 の 欠 如 した よ うな 事 件 が 報 道 され て い る。 こ の背 景 に は 『自己 表 現 の 未 熟 さ』 を 感 じ る こ とが 多 い 。 こ の よ うな 事 態 や そ の 土 壌 とな る社 会 環 境 は 、見 て 見 ぬ 振 りで は済 ま さ れ な い 問 題 を抱 え て い る 。 い つ で も 、 ど こで も 、 だ れ で も遭 遇 し う る 身近 な 問 題 と して 直 視 し 、 人 間 の 「い の ち 」 に か か わ る 問 題 と考 え改 善 を 図 る必 要 が あ る 。
2r感 じ る 心 」 の 重 要 性
多 くの 表 現 活 動 にお い て 、 そ の 入 口 は 感 覚 で あ る 。 ま ず 感 じ る こ とか ら始 ま っ て 、感 情 を揺 り 動 か し、 思 考 を促 し、 意 思 に作 用 し、 表 現 活 動 へ と昇 華 して い く。 同 じモ ノ=対 象 か ら出 発 して も 一 人 一 人 の 感 じ方 や 深 ま りの違 いが 、 個 々 の 表 現 の違 い とな っ て 現 れ て くる 。 どの よ う な感 じ 方 で あ っ て も、 一 人 一 人 の 生 徒 に と っ て は 、大 切 な 真 実 で あ る が ゆ え に 尊 重 され な け れ ば な らな い 。 また 、 感 じる こ とは す べ て の 出発 点 で あ る 。 た だ し、 美 的 体 験 の 積 み 重 ね に よ って 感 覚 は 一 層 磨 か れ 、 『美 しい も の を 美 しい と感 じ る 心 』 が 深 め られ る と い う こ と を忘 れ て は な らな い 。
「感 じ る心 」 を育 て る に は 、 表 現 活 動 を 通 して 自分 自 身 を よ り深 く理 解 し 、鑑 賞 を通 して 他 者 との 感 じ方 の違 い や 互 い の よ さ に気 付 き 、 自己 の 新 た な 感 性 を開 き 、 表 現 の 更 な る可 能 性 を 引 き 出 し伸 ば す こ とが 重 要 で あ る。
3美 術 の 学 習 が 「心 」 に 働 き か け る 有 効 性
美 術 にお け る 表 現 活 動 の 中 に は 、 情 操 を は ぐ くむ と と も に、 心 を癒 す よ うな 効 果 が含 まれ て い る 。 教 師 が 、 「生 徒 一 人 一 人 の 心 の 開 放 」 を 意 識 した 授 業 を展 開 す る こ と に よ っ て 、 人 間 性 豊 か な 自己 表 現 の 成 果 が 期 待 で き る 。
一 方 、 「感 じ合 う心」 を育 て る には、作 品等 の鑑賞 の学習 を通 して 、共感 や批 評 を加 えなが ら 自他 を認 め 合 う活 動 が 大 切 に な っ て い る 。 他 者 の 感 じ方 ・考 え 方 を他 者 の 立 場 に な って 理 解 す る と と も に 、 他 者 の 作 品 に 対 し、 自 ら の 意 見 を も っ て批 評 で き る よ う に な る こ と は 、 これ か ら の社 会 で 必 要 な コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン能 力 を 育 成 す る こ と にっ な が る 。 こ の よ うな 美 的 な 体 験 活 動 を通 して 生 徒 の 『感 じ る心 ・感 じ合 う心 』 を育 て る こ とが 「自 己 表 現 力 」 を高 め る 上 で 有 効 な 手 だ て の 一 つ で あ る。
4教 師 の 関 わ り 方
心 身 共 に 成 長 の過 渡 期 に あ る 中学 生 の 発 達 段 階 で は 、 基 礎 的 な 感 覚 を 身 に 付 け 、 「感 じ る こ と 感 じ合 う こ と」 を促 せ る よ うな 授 業 の 内容 や 教 材 の 工 夫 が 必 要 で あ る。 生 徒 一 人 一 人 の ど の よ う
な 感 覚 を 尊 重 し深 め させ 、 表 現 に結 び つ け られ る よ っ にす る か が 、 教 師 の 役 割 で あ る 。
本 研 究 で は 、 生 徒 が 感 覚 を磨 き 、 心 を 成 長 さ せ 、 自発 性 ・自 主 性 を 一 層 を 育 て られ る よ うな 授 業 や 年 間 指 導 計 画 等 の構 築 の 仕 方 を 開発 す る と と も に 教 師 の指 導 の 工 夫 や 生 徒 との か か わ り方 を
探 求 す る こ と を ね らい と し た 。
ll研 究 の 内 容 ・方 法
本 研 究 主 題 で あ る 「感 じ る 心 ・感 じ合 う 心 を 育 て る指 導 の 工 夫 」 に つ い て 検 証 す る に あ た っ て は 、 次 の2点 か ら研 究 を 進 め 、 下 の3つ の グ ル ー プ に 分 か れ 検 証 す る こ と と し た 。
○ 題 材 や 授 業 の 流 れ 、 授 業 内 容 等 か ら研 究 を 進 め る 。
○ 平 成14年 度 か ら実 施 の 新 学 習 指 導 要 領 に お け る 課 題 解 決 を 含 め た 研 究 を 進 め る 。
(1)題 材 や 授 業 の 流 れ 、 授 業 内 容 、 材 料 用 具 等 か ら の研 究 及 び 検 証
題 材 名 等 感 じ る心 ・感 じ合 う心 を 育 て る指 導 の 工 夫 研 究 の キ ー ワ ー ド 頁
空想画 を題材 として 空想画家 の作品鑑賞、 自他の作品鑑賞 発 想 ・構 想 、 自 己 評 価 10
基礎的な色彩学習 (体験)を 通 して
身 近 な 自 然 を 手 が か り と し た 学 習 基 礎 的 ・基 本 的 な 色 づ く り(100色)
生活体験の広が り 基礎的 ・基本的能 力
4
ア ー トボ ッ ク ス ー 中 学 生 の 私 一
授 業 ご と の 記 録 継 続(ポ ー ト フ ォ リオ)、
素 材 と 表 現 方 法 等 の 選 択 能 力 の 育 成
ふ り 返 り 、 テ'イ スカッション ワークシート、 シェアリング
16
レリーフペ インティング を 使 っ た 構 成
現 代 美 術 作 家 フ ラ ン ク ・ス テ ラ か ら 毎 時 間 の 達 成 感 ・成 就 感 の 重 視
自己表現、他者理解 言葉で気持 ちを表す
14
(2)映 像 メ デ ィ ア 表 現 を 取 り入 れ た 題 材 か ら の 研 究 及 び 検 証
ア ニ メ ー シ ョ ン制 作 つ く っ て み な い と分 か らな い こ と を学 ぶ 映 像 言 語 、つ く る 喜 び 7
ヴ ィ ジ ュ ア ル ・ミ ュ ー ジ ッ ク(映 像 詩)
イ メ ー ジ(音 や 音 楽)の 明 確 化 、 共 同 制 作 鑑 賞 ・意 見 交 換 ・差 異 の 発 見
共振 と交換
鑑賞会 と鑑 賞シー ト
12
(3)新 学習指導要領上の課題解決の中での研究及び検証
年間指導計画 題材の配列 と評価
第1学 年 の 指 導 計 画(指 導 の 継 続 と発 展) 題 材 の 精 選 、 評 価 の 工 夫 と評 価 基 準
年 間45時 間 の 工 夫 達 成 目標 の 明 確 化
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短 時 間 の 題 材 1単 位 時 間 の授 業 案 と次時 へ の 継続 性 授 業構 成
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ui授 業 に お け る研 究
色 彩 の 学 習(色 彩 体 験 を 交 え て)〔 第1学 年 ・6時 間〕
1題 材 設 定 の 理 由
1年 時 に 色 彩 の 基 礎 を 学 ぶ に 当 た っ て は 、 単 な る 知 識 の 学 習 に な ら な い こ と 、 学 習 し た 内 容 を い か に 生 徒 が 自 分 の 感 覚 と 共 に 習 得 す る こ と 、 ど の よ う に 作 品 の 制 作 や 生 活 の 中 で 活 か せ る よ う に す る こ と な ど が 学 習 す る 本 来 の ね ら い や 意 義 で あ る 。
そ の 手 だ て と して 、 知 識 と し て 学 ん だ こ とや 感 覚 を 追 体 験 す る こ と に よ り、 思 考 ← → 感 覚 の 循 環 を 促 し て 色 を体 感 的 に捉 え 、 且 つ 、 水 彩 画 や 混 色 の 技 法 に も発 展 で き る よ う な 力 が 身 に 付 く よ う な 授 業 の 流 れ に つ い て 考 え て み た 。
2指 導 の ね ら い
(1)色 の 三 属 性(三 要 素)や 色 の 大 別 、 色 相 環 、 色 立 体 、 三 原 色 、 色 の 感 情 な ど、 色 の 性 質 に つ い て の 基 本 的 内 容 を 理 解 す る 。
(2)身 近 な 自然(新 緑)の 色 な ど を 手 が か り に 色 相 や 明 度 、 彩 度 の 変 化 を 見 取 りな が ら 、 色 の 異 な る様 々 な 緑(目 標=100色)を 混 色 で き る よ う にす る 。
(3)赤 、 黄 、 青 の 三 色 か ら色 相 環 を 彩 色 して 色 相 の 連 続 し た 変 化 が 表 せ る よ う に し 、 ま た 、 水 彩 の に じみ の 技 法 が 習 得 で き る よ う に す る 。
(4)こ の 題 材 の 学 習 や 実 習 か ら身 に 付 い た も の を 、 次 の 題 材 で あ る 風 景 画(水 彩)に も活 か せ る よ う に す る 。
3学 習の展開
指導 の流れ 学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点
導 入 ・な ぜ 色 が 見 え る の か 、 ま た ・色 は 光 か ら発 して い る こ と に気 づ か せ る。
ヒ ト の 色 覚 の 特 徴 に つ い て 理 ・他 の 動 物 と ヒ トの 、色覚や 目の構 造 の違 いを知 る。
解 す る 。 ・「も し部 屋 が 真 っ 赤(ま た は 青 、または黄)だ った ら」
・身 近 に あ る 色 と 人 間 の 生 活 な どの 仮 定 や 、 慶 弔 に 用 い る紅 白幕 な ど、 具 体 的 な 例 か と の 関 わ り につ い て 考 察 す る 。 らイ メー ジ し て 、 色 と 生 活 の 関 連 性 を 感 じ取 らせ る。
展 開1 ・色 の 三 属 性(色 相 、 明 度 、 ・身 の 回 りに あ る様 々 な も の を用 い て 具 体 的 に色 を 比 較 彩 度)に つ い て 理 解 す る 。 し 、 色 相 、 明 度 、 彩 度 の 違 い を 見 て 取 れ る よ う に す る 。
・色 の大 別(無 彩 色 と有 彩 色) ・有 彩 色 も 明 度 の み 取 り出 せ ぱ 無 彩 色 に 置 き 換 え られ る につ い て 理解 す る。 こ と に 気 づ か せ る 。
・色 相 環 とそ の 色 の 配 列 の 規 ・色 相 環 上 の 黄、 赤 、 青 の 位 置 関 係 や 、 明 度 の 高 い 色 が 則 性 につ い て 理 解 す るD 上 、低 い 色 が 下 に あ る こ と に気 づ か せ る0
・補 色 の 関係 を 理 解 す る 。 ・補 色 の 残 像 現 象(赤 い 点 を 暫 く 凝 視 した 後 そ れ を 取 り 除 く と網 膜 に 青 緑 の点 が 残 る)を 実 験 し,人 間 の視 覚 に 生 得 的 に 補 色 の 感 覚 が 備 わ って い る こ とを 体 験 さ せ る。
・色 立 体 の 構 造 と 色 の 配 列 の ・色 立体 の 中 で の 色 の 配 列 か ら、 色 の 三 属 性 の 位 置 づ け 関 係 を 理 解 し 、 色 の 学 習 の ま を 導 き 、 全 て の 色 が 明 度 、 彩 度 、色 相 の違 い に よ っ て 表 と め と す る 。 さ れ て い る こ と を 再確 認 さ せ る 。
展 開2 ・水 彩 で 、 色 み や 明 度 、 彩 度 の 異 な る 様 々 な 緑 の ヴ ァ リ エ ー シ ョ ン(目 標=100色)を 作 成 す る 。
ゆ なンぶヌオ ヨ か
1藩
灘霧
弗
展 開3
展 開4
・色 の 一 般 的 な 感 情 効 果(寒 暖 、 軽 重 、 強 弱 な ど)と そ れ
ぞ れ の 色 の 種 別 の 関 係 を 理 解 す る 。
・色 料 、 色 光 の 三 原 色 と そ の 混 色 の違 い を 理 解 す る 。
・黄 、 青 、 赤 の 三 色 か ら 、 色 の に じ み を 生 か し 、 連 続 し て 色 相 の 変 化 す る 色 相 環 を 彩 色 す る 。
・予 め マ ス 目(192個)の 引 い て あ る画 用 紙 を用 い る が 、 1色 を塗 る 面 積 や 形 は 、 マ ス 目 に 沿 って も、 自 由 な レ イ ア ウ トや 絵 に して も 可 とす る 。(目 安 と して1色 平 均 マ ス 目2つ 分 程 度 で あ る こ と を示 す)
・窓 外 は 山 の 新 緑 の 時 期 で 、 色 と り ど りの 緑 が 見 られ る ので 参 考 に させ る。
・混 色 で 色 を変 え て い く に は 、 混 ぜ る 色 同 士 の 色 み や 明 度 の 違 い 、分 量 の 割 合 、無 彩 色 の 加 え方 な ど を工 夫 し て 、 色 の 違 い が 表 せ る よ う にす る 。
・な ぜ そ の よ う な 感 じ を 持 つ の か 、色 と感 じの因果 関係 に つ い て も考 え させ る。
・色 料 と 色 光 で は 三 原 色 の 色 や 混 色 時 の 明 る さが 異 な る こ と、 ま た 、三 原 色 の 混 合 で 他 の 色 が 作 られ る こ と も分 か る よ うに す る 。
・最 初 に 水 で 環 を描 い て 紙 を濡 ら し、 常 に 絵 の 具 が 乾 か な い よ う気 を つ け な が ら、 中間 色 を う ま く に じ ませ な が
ら作 れ る よ う に す る 。
・筆 を こ まめ に 洗 っ て 、 色 が 濁 らな い よ う注 意 す る 。
ま と め
・作 成 した 色 相 環 に つ い て 自 己 評 価 カ ー ドを 記 入 す る 。
・班 毎 に 代 表 作 を 互 選 して 掲 示 し 、 講 評 を 加 え な が ら鑑 賞
し合 う。
・以 下 の 内 容 の カ ー ドを 記 入 しな が ら 自他 の 作 品 の 良 い と ころ や 工 夫 に 気 づ け る よ う にす る 。
晦醜 齢 物 駆 吻8》・箇圏 鱈恩爾 邑塾 薗闘 曖・圏 か 塵
毒年 儲 姐(}餐 氏 名〔)
⑨ 盲分 の侮贔 につ い て.rの くらい底 果が あ でだ かチ 葺ツク してみ よう専 (5菖 とて もよい4=よ ヤ、3皇 まあま コ52営 あ と一西 ユ旨でき な かっ角)
繰 の5'Ylrheン 色穆環 鰍 までていね4̀i:$上げたか
絵の呉の魅 りカや*加 瀬はうまくで巻たか
陶分の尽い通りの亀がつくれたか ,一 一
緑をioO色 ぬ ることができたか /
赤 ・貫 ・骨の間 の 色は に ごらず きれいkで き托 か /
』の変化を規餌的ににt;まセられ蓬か /
色にっいての知緩が深ま,たか
創 †
4考 察 と課 題
色 の 学 習(展 開1)の 結 果 、 『色 が 異 な る 』 こ と と"色 の 三 属 性"の 因 果 関 係 を 、 概 ね の 生 徒 が 見 分 け られ る よ う に な り、そ の 後 、緑 の ヴ ァ リエ ー シ ョ ン の 彩 色(展 開2)を 行 っ た 。 緑 色 を作 る 過 程 で 、 最 初 は ど こ ま で を 緑 の 範 疇 と し て 捉 え て よ い か 戸 惑 い 、 「これ も 緑?」
と質 問 して く る 生 徒 も い た が 、 少 し で も 緑 み が 感 じ られ れ ば 可 で あ る こ と を 示 す と 、 各 自 工 夫 し な が ら 、 明 度 や 彩 度 に 幅 の あ る 緑 を 混 色 す る よ う に な っ た 。 た だ 、 色 の トー ン が グ レ イ ッ シ ュ な も の や 、 他 の 色 み を 加 え た 濁 色 系 の 緑 に偏 る 傾 向 が 強 く 、 清 色(彩 度 の 高 い 緑)の 変 化 が あ ま り多 くっ くれ な か っ た 点 は 、 今 後 指 導 の 工 夫 を 加 え て い き た い 。
ま た 、 展 開1の 学 習 前 に 、 予 備 知 識 な しで 緑 の ヴ ァ リ エ ー シ ョ ン の 彩 色 を 行 っ て 、 学 習 の 事 前 事 後 の効 果 を 比 較 し て み る の も 一 考 で あ る 。
色 相 環 の 彩 色(展 開4)は 濡 れ て い る 画 面 上 で 色 が に じ む た め 、 水 加 減 や 筆 の 運 び な ど、
色 の 変 化 の 調 整 に微 細 な 感 覚 が 要 求 さ れ る 作 業 で あ る 。 が 、 生 徒 は 色 が に じ み な が ら広 が る 様 子 を 楽 しみ な が ら、 慎 重 に筆 を 運 ん で 色 の 変 化 を っ け 、 ほ と ん ど の 生 徒 が 色 を 濁 ら せ る こ とな く 三 原 色 の 中 間 の 色 を 作 る こ と が で き た 。 実 際 の 自 然 な 色 相 の 変 化 は 区 切 りが な く連 続 した も の で あ る こ とや 、 三 原 色 か ら全 て の 色 相 を作 り 出 す こ と が で き る こ と を体 感 で き た と 考 え る 。
こ の 次 に続 く題 材 と して 水 彩 に よ る 風 景 画 を 吊 定 して い る た め 、 こ の 後 ざ ま ざ ま な 水 彩 画 の 技 法 の 演 習 も行 っ た 。 これ ら を う ま く フ ィー ドバ ッ ク しな が ら、 風 景 画 に お け る 色 の 扱 い
に一 層 効 果 が 現 れ る よ う指 導 を つ な げ て い く。
映 像 言 語 で 表現 す る 「ア ニ メー シ ョ ン制作 を通 じて 」
〔第2,3学 年 選 択 ・10時 間 〕 1題 材 設 定 の 理 由
最 近 、 各 教 科 で パ ソ コ ン を 使 用 す る 授 業 が 増 え て き て い る 。 パ ソ コ ン と い う と 、 今 ま で は 専 門 的 な 知 識 が か な り必 要 な も の で あ っ た が 、 こ こ数 年 の ハ ー ドウ エ ア と ソ フ トウ エ ア の 進 歩 に よ り 、 今 で は 家 庭 で も趣 味 や 娯 楽 と して 手 軽 に 扱 え る 身 近 な も の に な っ て き て い る 。 パ ソ コ ン ソ フ ト を 上 手 に 利 用 す る こ と で 初 め て パ ソ コ ン に触 れ る 生 徒 た ち に も 、 無 理 な く 、 ク リ エ イ テ ィ ブ な 活 動 を 組 み 込 ん だ 授 業 展 開 が 可 能 で あ る 。
実 際 、「パ ソ コ ン を 使 っ て 作 品 をつ く ろ う。」と言 う と 目 を輝 か せ る 生 徒 た ち が 数 多 く い る 。「や りた い 。 や っ て み た い 。」 と い う意 欲 は 自然 と集 中 力 を 生 み 出 す 。 これ は 作 品 制 作 の 上 で 大 き な 力 と な り 『も の を つ く る 喜 び 』 に 変 わ っ て い く だ ろ う。 ま た 、 こ の よ う に し て 作 られ た 生 徒 作 品 は 、 主 張 を 持 た せ る こ と で 、 イ ンパ ク トの あ る 映 像 言 語 と な り う る も の で あ る 。 そ して 、 こ
う い っ た デ ジ タ ル 化 され た コ ン テ ン ツ の 最 大 の メ リ ッ トは 、 誰 に で も 手 軽 に 、 ネ ッ トワ ー ク を 通 して 世 界 に 向 か っ て 情 報 の 発 信 者 に な れ る と こ ろ に あ る 。 イ ンタ ー ネ ッ トを 代 表 とす る ネ ッ トワ ー ク の 利 用 に は さ ま ざ ま な 問 題 が あ る が 、 大 き な 可 能 性 を秘 め て い る こ と も 事 実 で あ る 。 今 回 の 授 業 は 、 ア ニ メ ー シ ョ ン ソ フ トが 、 ど の よ う な 動 き をす る の か を体 験 す る こ と。 そ の 動 き を知 る こ と で 、 自 ら考 え 、 自 ら主 張 す る た め の 作 品 を作 れ る よ う にな る こ とが 目 的 で あ る 。 ま た 、 実 際 に ア ニ メ ー シ ョ ン 制 作 を経 験 した 後 は 、 今 身 近 に あ るTVや パ ソ コ ンゲ ー ム 等 のC Gに も新 た な 視 点 で 鑑 賞 す る事 が 可 能 に な る の で は な い だ ろ うか 。
2指 導 の ね ら い
(1)パ ソ コ ン ソ フ ト を使 用 して 動 画 と音 を 組 み 合 わ せ 、 ス トー リー 性 を持 っ た ア ニ メ ー シ ョ ン 作 品 を 制 作 す る。
(2)互 い の 作 品 を発 表 、 鑑 賞 す る こ とで 他 人 の 作 品 の よ さ を 認 め る 。
3学 習 の 展 開
時間 学習活動 指導上の留意点
導入 1 ・授 業 内 容 を理 解 す る 。 ・制 作 の 手 順 に つ い て 説 明 す る 。
・配 布 さ れ た 綴 じて あ る メモ 用 紙 ・極 端 な 絵 の 変 化 で は 動 い て い る よ う に 見 に 「ぱ ら ぱ ら ま ん が 」 を制 作 す え な い が 、 少 し ず つ 絵 を 変 化 させ る と動
る 。 画 に な る こ と を 「ぱ ら ぱ ら ま ん が 」 で 理
解 さ せ る 。
展開1 2 ・windOwsを 起 動 さ せ 、 基 ・起 動 、保 存 の 方 法 な ど初 歩 的 な こ とか ら 本的なパ ソコンの操作方法 を学 段 階 をお っ て 操 作 方 法 を説 明 す る 。
ぶ 。 ・一 つ 一 つ の 操 作 を ネ ッ ト ワ ー ク シ ス テ ム
① ペ ン 、 ブ ラ シ 、 消 し ゴ ム 等 基 (PCSEMI)を 利 用 し理 解 で き て い る か 確 本 的 な ツ ー ル を 使 っ て マ ウ ス 認する。生徒全員が理解す るまで説明を で 絵 を描 く。 先 に 進 め な い 。 パ ソ コ ン の 使 用 に慣 れ て
② ア ク タ ー を 使 っ て ア ニ メ ー シ い る 生 徒 は 周 りの 生 徒 に 教 え て も よ い こ
ヨ ン(動 画)を 作 る 。 と と す る 。
③ 作 品 を フ ロ ッ ピー に保 存 す る 。 ・ソ フ トを 使 用 して ど ん な 描 画 方 法 や 動 き が で き る の か 体 験 させ る 。
・自 分 の 描 い た 絵 が モ ニ タ ー で 動 く 、 とい う 単 純 な お ど ろ き や 喜 び を 味 合 わ せ 、 そ の 気 持 ち を大 切 に させ る 。
展 開2 1 ・構 想 を 練 る。 ・既 製 の キ ャ ラ ク タ ー や ス トー リ ー を 使 用
① テ ー マ を決 め る しな い よ う指 導 す る。
② キ ャ ラ ク タ ー を 決 め る 。 ・自 由 に 発 想 さ せ る。
③ ス トー リ ー を 決 め る 。
・ プ リ ン ト に ま と め る。
展開3 5 ・ス ト ー リ ー 性 の あ る ア ニ メ ー シ ・多 く 寄 せ られ る 質 問 や 参 考 に な る 操 作 方. ヨ ン を 制 作 。 法 は ネ ッ ト ワー ク シ ス テ ム で 全 員 に紹 介
① キ ャ ラ ク ター を 動 か す 。 す る 。 ま た こ の シ ス テ ム を 利 用 し、 授 業
② 背 景 を 描 い て ス トー リー 性 を の最後 には毎時間お互 いの作品(未 完成)
強 め る 。 を鑑 賞 させ る 。他 の 生 徒 の 作 品 を見 た り、
③ 動画 にあわせて効果音 をつけ 意 見 を 聞 い た りす る こ と に よ っ て 次 の ス
る 。 テ ッ プ へ の 課 題 を 発 見 す る 手 が か り と さ
せ る 。
④ ス コ ア パ ネ ル を 使 っ て 、 背 景 、 ・。自 分 独 自 の 表 現 が で き る よ う指 導 して い ア ク タ ー 、 効 果 音 、BGM、 画 く 。
面 効 果 を組 み 合 わ せ ス トー リー 性 の あ る ア ニ メ ー シ ョ ン を 完 成 さ せ る 。
ま と め 1 ・完 成 し た お 互 い の ア ニ メ ー シ ョ ・伝 え た い 内 容 が ア ニ メ ー シ ョ ン に よ っ て ン を 鑑 賞 す る 。 表 現 で き た か 、 考 え させ る 。
・互 い に 作 品 鑑 賞 や 制 作 活 動 を 通 して 感 じ た こ とを 発 表 させ る 。
4考 察 と課 題
パ ソ コ ン ソ フ トを使 用 す る こ と で 、 今 ま で 機 材 、 技 術 の 両 面 で 多 く の 問 題 が あ っ た ア ニ メ ー シ ョ ン制 作 が 容 易 に な っ た 。 また 、 簡 単 な 操 作 で 様 々 な 効 果 を用 い た 描 画 も可 能 で あ る 。 しか し、 あ ら ゆ る 表 現 をパ ソ コ ン で 代 用 し得 る 、 と い う よ う な誤 っ た 考 え を植 え 付 け る こ と に な ら な い よ う配 慮 が 必 要 で あ る。 メデ ィ ア の 発 達 に よ り、 あ り と あ ら ゆ る 情 報 は 収 集 しや す く な っ た が 、 取 捨 選 択 す る能 力 が な け れ ば 活 用 で き な い 。 ま た 、 情 報 発 信 をす る こ と も容 易 に な っ た が 、 マ ナ ー や コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 が 欠 け て い て は 何 もで き な い だ ろ う 。 パ ソ コ ン を 自 己 表 現 手 段 の 制 作 道 具 の 一 つ と して 、 ま た 情 報 収 集 や 情 報 発 信 の 道 具 と し て 生 徒 た ち が 活 用 で き る よ う 指 導 し な け れ ば い け な い 。
翻轡
・撫 為 、 、
,ア醸論 毒 濃 ろ;
卍 丁 蝋 ・殺も
癩匙鷺 ジ黛
寧̲̲凝 ♂ ・・t ¶yr,識 運 蹴
謬 評瓠 粛 藁踊
,、ヌ §
︑
㍉塾晦
冒 冒
い くつ か の想 定 か ら発 想 す る空 想 画 〔第2学 年 ・10時 間 〕
1題 材 設 定 の 理 由
空 想 画 は 心 の 内 面 や 心 情 を 表 現 で き 、 イ メ ー ジ す る 能 力 を 引 き 出 す の に 効 果 的 な 題 材 で あ る 。 第2次 成 長 期 で 心 情 的 に も大 き く揺 れ 動 く 中 学 生 に と っ て 、 心 の 内 部 を 絵 に 表 現 す る こ と は 、 自 ら を 知 る た め に 大 切 な こ と で あ る 。 本 題 材 で は 、 絵 画 制 作 と 鑑 賞 を 兼 ね た 授 業 を 展 開 し 、教 師 の 働 き か け や 生 徒 相 互 の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 多 く取 り入 れ た 授 業 に す る こ とで 、 生 徒 の 「感 じ る 心 ・感 じ合 え る心 」 が 素 直 に 育 て られ る の で は と考 え た 。 た だ 、 発 想 に戸 惑
い 表 現 に至 る ま で の 時 間 が か か る 生 徒 に と っ て は 、 空 想 画 を 自 由 に 描 か せ て もな か な か 制 作 が 進 ま な い と い う 実 態 が あ る 。 そ こで 、 発 想 す る段 階 で 、 生 徒 の 感 じ る心 が 生 ま れ や す い よ う な 「問 い か け 」 を 重 視 し 、 イ メー ジ ト レー ニ ン グ し て か ら、 い くっ か 想 定 し た 課 題 の 中 か ら選 択 させ 、 空 想 画 を描 か せ て み る こ と に した 。
2指 導 の ね ら い
(1)ビ デ オ や 資 料 集 よ り 、 空 想 画 の 画 家(シ ュ ー ル レ ア リズ ム の 画 家 な ど 中 心)の 作 品 を鑑 賞 し、 空 想 画 のお も し ろ さ や 、 い ろ い ろ な 画 家 が 個 性 的 な 表 現 を 取 り組 ん で き た こ と を 学 ば せ る 。 ま た 、 友 人 と 印 象 に 残 っ た 画 家 や 絵 に つ い て 意 見 交 換 し、 い ろ い ろ な 捉 え 方 が あ る こ と を感 じ さ せ る 。
(2)空 想 画 の 発 想 法 に つ い て い くつ か の 方 法 が あ る こ と を 学 ば せ る 。
今 回 は 想 定 さ れ た も の か ら、 空 想 画 に つ い て 理 解 さ せ 、 ま ず イ メ ー ジ トレ ー ニ ン グ か ら 始 め て 発 想 の 喚 起 を す る 。 心 理 的 な 問 い か け を して 思 っ た こ と を 文 面 で 書 か せ 、 そ の 後 発 表 さ せ 、 友 人 と の 発 想 の 違 い の 面 白 さ に気 付 か せ る 。 い くっ か 想 定 さ れ た も の を 表 示 し 、 イ メ ー ジ が 広 が る も の を 選 ん で 空 想 画 の 制 作 に 取 り組 ま せ る 。 ま た 、 制 作 カ ー ド を利 用 し て 、 計 画 的 に 作 業 が 進 め られ る よ う に し た 。
(3)モ ダ ン テ ク ニ ッ ク の 技 法 利 用 も効 果 的 な こ と を 教 え 、 自分 の 作 品 表 現 に応 用 で き る か 考 え さ せ る 。
(4)作 品 完 成 後 、 生 徒 相 互 で 作 品 を 鑑 賞 し 合 い 、 完 成 の 喜 び を 味 わ わ せ る と と も に 、 友 達 の 作 品 の よ さ を 感 じ合 え る よ う に す る 。 ま た 、 制 作 全 般 を 通 して や っ て き た こ と を ま と め 、 生 徒 自 身 が 、 自己 評 価 で き る 力 を養 う。
3学 習の展開 時
間 学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点
,一. 1 ① ビデ オ を見 て 、 印 象 に残 っ た 画 家 や 作 品 ・20分 程 度 の 空 想 画 家 の ビデ オ 見 さ せ 、
導鑑 時 を 鑑 賞 カ ー ドに メ モ す る 。 資 料 集 や 画 集 資 料 集 、 画 集 も 利 用 し 、 興 味 関 心 を も た
入賞 間 も見 て空想 画家 の作 品鑑賞す る せ るよ うに解 説 す る 。
) ② 鑑 賞 した 感 想 をお 互 い に述 べ 合 う。
,一.
展制
開作
)
鑑賞・評価(まとめ)
2
時
間
1
時間5時間1時間
① 空 想 画 の 発 想 法 に つ い て 学 ぷ 。
② イ メ ー ジ ト レー ニ ン グ をす る 。 出 さ れ た 質 問 か ら イ メ ー ジ し た こ と を 文 に 書 く 。 友 達 と の イ メ ー ジ の 違 い を 発 見 す る 。
③ 想 定 さ れ た 課 題 か ら 、 空 想 画 の ア イ デ ィア ス ケ ッチ を す る 。
ア イ ヂ ア ス ケ ッチ を 考 え よ う1
① モ ダ ンテ クニ ック につ い て 学 ぶ 。
② 自分 の 作 品 に応 用 で き る か 具 体 的 に 構 想 を練 る 。
① 画 用 紙 に ア イ デ ィア ス ケ ッチ を も と に空 想 画 の 下 絵 を描 く。
② 計 画 的 に作 業 し、 着 彩 して い く。
① 完 成 し た 作 品 を 生 徒 相 互 で 鑑 賞 し合 い 、 喜 び を 味 わ う 。 感 想 を 鑑 賞 カ ー ドに 記 入
して 意 見 を 述 べ 合 う 。
② 今 ま で の 制 作 を振 り返 っ て 、 カ ー ド類 を ま とめ 、総 合 的 に 自己 評 価 す る 。
・資 料 集 を 参 考 に 発 想 が 色 々 あ る こ と を 学 ば せ る 。
・イ メ ー ジ ト レー ニ ン グ 用 の プ リ ン トを 利 用 し、 記 述 さ せ て 発 表 さ せ る 。
ア イ デ ア ス ケ ッ チ 壱 考 え よ う1
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一/﹁騰臥r〜〜
・基 本 的 な 技 法 を 教 え 、練 習 させ る。 自分 の 作 品 に効 果 的 な ら応 用 させ 、 適 切 な ア
ドバ イ ス を す る 。
・A3程 度 の 画 用 紙 で 制 作 さ せ る。
・制 作 カ ー ド を利 用 し て 、毎 時 間 自分 の作 業 進 度 を確 か め さ せ る 。
・作 品 を 掲 示 。 それ ぞ れ の よ さを あげ て 、 互 い の表 現 を 認 め 合 え る よ う促 す 。
・単 に描 い て 終 わ り に な らな い よ う授 業 の ま と め を し 、 自分 の 学 習 した こ と を 再 認 識 させ る 。
◆ 想定の課題例
1春 う ら ら か な 日 、 あ な た は 気 持 ち 良 く う た た 寝 を して い ま した 。 ふ と 目 が 覚 め る と 、 驚 い た こ と に そ こ は 見 た こ との な い あ る 季 節 の 不 思 議 な 風 景 が 広 が る 世 界 に い ま し た 。 一 体 そ こ は ど ん な 所 で 、 ど ん な 不 思 議 な 現 象 が 起 き て い ま した か 。
2あ な た は 、 宇 宙 の 旅 に 出 か け ま した 。 あ る 惑 星 に 着 く と 、 そ こ は 何 故 か 地 球 と よ く 似 た 感 じの
ヴ ィ ジ ュ ア ル ・ ミ ュ ー ジ ッ ク 〜 映 像 詩 の 制 作 〔第2,3学 年 選 択 ・8時 間 〕
1題 材 設 定 の 理 由
映 像 に よ る 伝 達 ・表 現 は 、 映 画 や テ レ ビ を 通 じ て 浸 透 し 、 そ れ らな し で は 考 え られ な い 社 会 に な っ て い る 。 映 像 表 現 が 、 児 童 ・生 徒 の 精 神 的 発 達(感 受 性 や 表 現 力)に 、 深 く影 響 し て き て い る こ と は 誰 もが 否 定 しな い 事 実 で あ る 。 ま た そ の こ と が 、 場 合 に よ っ て は 深 刻 な 事 態 を 引 き 起 こす こ と も あ る 。 一 つ は 、 日常 的 に 意 識 し な く て も流 さ れ る 映 像 に さ ら さ れ る こ
と に よ っ て 、生 徒 の 想 像 力 ・イ メ ー ジ 喚 起 力 が 弱 め られ て い る 現 実 で あ る 。生 徒 一 人 一 人 に 、 自 ら の 想 像 力 や イ メ ー ジ 喚 起 力 を 回 復 させ 、 映 像 の 時 代 に 対 応 させ る た め に 、 能 動 的 にそ れ ら に 働 き か け る 力 を も た せ る こ とが 必 要 だ と考 え る 。
自 分 の もつ イ メ ー ジ を コ ン ト ロー ル し な が ら映 像 作 品 を 制 作 す る こ と は 、 っ く り手 と 送 り 手 の 作 業 を 体 験 し、 い か に 受 け 手 に 対 し て 伝 達 ・表 現 して い く べ き か を 学 ぶ こ と、 ま た 、 能 動 的 な 受 け 手 と し て 、 映 像 表 現 に お け る 美 的 な 体 験 をす る こ と が 可 能 で あ る 。 物 語 を 特 に も た ず 、 具 体 的 な 対 象 の な い イ メー ジ で 構 成 さ れ た 詩 的 な 映 像 作 品(映 像 詩)は 、20世 紀 初 頭 か ら 制 作 さ れ て き た 。 映 像 の 制 作 に 当 た っ て は 、 こ の よ う な 映 像 詩 を 取 り 上 げ る こ と が 、 発 想 か ら表 現 へ の 動 機 付 け が しや す く 、 表 現 の 可 能 性 が 更 に に広 が る と 考 え る 。
2指 導 の ね ら い
(1)「 映 像 詩 」 の 共 同 制 作 を 通 して 、 映 像 表 現 の 基 本 的 な 方 法 を 学 ぶ
(2)一 っ の イ メ ー ジ を基 に 、 視 覚(映 像)と 聴 覚(音 ・音 楽)と 言 語 の 結 び 付 け 、 自分 な り に ま と め 上 げ る 力 を は ぐ く む 。
(3)時 間 と空 間 の 連 動 し た 、 あ る い は そ れ ら を 超 え た 美 的 な 体 験 を さ せ る 。
3学 習 の 展 開 使 用 す る 用 具 と 材 料
デ ジ タ ル ・ビ デ オ カ メ ラVHSビ デ オ ・デ ッキ100wラ イ ト数 個 と ライ トス タ ン ド 三 脚 デ ジ タ ル ・ビデ オ テ ー プ 音 楽 テ ー プ(触 媒 音 楽 用,CD.CD‑Rで も 良 い)台 面(セ ッ トの フ ィ ー ル ド とな る=1m×1m×
1cmの ベ ニ ヤ 板)素 材(ビ ー 玉 水 氷 小 麦 粉 ま た は 石 粉 小 石 綿 糸 針 金 紙 砂 枯 枝 ・枯 葉 泡 鉄 球 白 ・黒 ・赤 の 布 透 明 ・黒 ポ リ袋 ア ル ミ箔 透 明 プ ラ板)
● 映 像 詩(抽 象 的 な 表 現 の 映 像 作 品)の 作 品 を 鑑 賞 させ る 。 ○ 異 な る性 格 の 作 品 の 鑑 賞 。
● 映 像 詩 制 作 の 説 明 をす る。(目 標 と条 件 等)○ 物 語 の な い 映像 につ い て 説 明 。
● チ ー ム 決 め 。
● チ ー ム に触 媒 音 楽(イ メ ー ジ の 足 が か り に な る 音 ・音 楽 。 テ ー プ に 一 っ つ つ 録 音 して あ る)を 配 布 す る 。
02〜3人 の 制 作 班 を決 め る。 チ ー ム 名 を 決 定 。
○ 音 楽 や 音 は メ ロデ ィ ー や 展 開 の 少 な い も の を選 択 し 、 配 布 す る そ れ ぞ れ は感 覚 的 に 異 方 向 の もの にな る よ う配 慮 す る 。
展
開
1
展
開
2
ま 3
2
● 触 媒 音 楽 か ら誘 発 さ れ るイ メ ー ジ を も と に 映 像 の 組 み 享 て(シ ー ン や シー ク エ ン ス の 大 ま か な 展 開)を 考 え る。
(映 像 の 組 立 図 に記 入 す る 。)
魎
A.決 め られ た 素 材 の 中 か ら3つ 以 上6つ 以 下 選 び 、 そ の 素材 を 使 っ て 映 像 を つ く る。
B.台 面 上(1m×1m)で で き る ア ク シ ョン に 限 る 。 C.全 体 の時 間 は 、1〜3分 とす る 。
D.制 作 時 間45分 以 内 に お さめ る 。
● 組 み 立 て を も と に して シ ー ンや カ ッ ト ご と の 計 画 案(プ ロ ッ ト)を 立 て る 。(絵 コ ンテ づ く り)
● 完 成 し た 計 画 案(プ ロ ッ ト)を も とに 、 撮 影 をす る。
(セ ッ トは1m×1mの 台 上 で セ ッ テ ィ ン グす る 。 背 景 は 黒 布 とす る)
● 撮 影 し た テ ー プ を確 認 す る 。
● 撮 影 した テ ー プ を編 集 す る。
(デ ジ タ ル ・ビ デ オ →VHSビ デ オ デ ッキ)
● 編 集 した 映 像 に 音楽 ・音 を つ け る 。 (配 布 され た 触 媒 音 楽)
VHSビ デ オ デ ッキ →VHSビ デ オ デ ッキ r
CDデ ッ キ(音 楽)
○ 素 材 の 組 み 合 わ せ を考 え る 。 1
素 材 に つ い て ど の よ うな ア ク シ ョ ン が 考 え られ る か 、 あ る い は ど の よ う な 撮 影 効 果 が あ る か 考 え る。
1
ア ク シ ョ ン を どの よ う に 全 体 の 中 に 組 み 立 て る か 考 え る
○ カ ッ ト割 りな ど簡 単 な 映 像 技 法 の 説 明 。
○ 絵 コ ン テ の 用 紙 に 記 入 す る 。 カ ッ トご とに 、 構 図(ア ン グ ル や ズ ー ム)、 時 間 、 ラ イ テ ィ ン グ 、 シ ャ ッ タ ー ス ピー ド、絞 り、 エ フ ェ ク トを 決 め て い く 。
○ ラ イ テ ィ ン グ の 違 いや 、 カ メ ラ の エ フ ェ ク トに つ い て 例 を 出 し て 説 明 す る 。
乙与若ド︒酵p
織 魯
○ 機 材 が 少 な い 場 合 は 、チ ー ム の 撮 影 順 を 決 め る 。
○ 絵 コ ンテ の 順 番 通 りに 撮 影 を進 め る 必 要 は な い 。(後 で 編 集 で き る)
○ 絵 コ ンテ で 計 画 し た 映 像 が 確 保 され て い る か の 確 認 。
○ 絵 コ ン テ の 計 画 に 従 っ て 映 像 を 組 ん で い く
○ タイ トル と制 作 チ ー ム 名 を 冒 頭 につ け る
○ 音 響 は触 媒 音 楽 の み とす る
コリ ゲ が
銑籔 魂 .嶋 ㌔1
,.懇"働 轡 憐 醗ぐ
馬 銭
・ 鐙
タメ
●完成 した 映像 作品 をお互 い に鑑賞す る
謹1t藩 臨
奨
○ 鑑 賞 の 際 に は 、 映 像 と音 響 が 効 果 的 に 伝 わ る 環
レ リー フ ペ イ ン テ ィ ン グ を 使 っ た 構 成 〔第3学 年選択 ・8時 間〕
1題 材 設 定 の 理 由
自 分 の 思 い 描 い た イ メ ー ジ や 心 象 風 景 を 絵 画 や 立 体 作 品 に 表 現 す る 一 つ の 方 法 と し て 、 レ リー フ ペ イ ン テ ィ ン グ を取 り上 げ て み た 。 これ は 、 ア メ リカ の 作 家 フ ラ ン ク ・ス テ ラ の 作 品 に 見 られ る 同 心 円 や 正 方 形 を使 っ て 構 成 す る 立 体 作 品 の こ と で あ る 。 型 抜 き し た/¥̀ル 紙 に 着 色 し 、 重 ね る 、 お く 、 つ な げ る 、 つ る す と い っ た 平 面 か ら立 体 へ の 造 形 活 動 が 、 生 徒 に と っ て は 自 由 な 活 動 と し て 展 開 で き る 。 さ ら に 、 週1時 間 の 選 択 授 業 に お い て も 構 想 か ら 制 作 ま で 、 各 時 間 毎 に満 足 感 ・成 就 感 が あ り、 次 時 へ の 発 展 性 の あ る題 材 と考 え た 。
2指 導 の ね ら い
(1)色 や 形 に つ い て の 基 本 練 習 を行 い 、 抽 象 形 態 や 配 色 の 工 夫 を 感 じ と らせ る 。
(2)自 分 の イ メ ー ジ に あ っ た 色 や 形 を 構 成 す る た め に 、 着 彩 方 法 や 配 色 効 果 を 工 夫 さ せ る 。 (3)完 成 作 品 を 鑑 賞 し 、 互 い に 感 想 を 書 き 合 い 、 意 見 交 換 さ せ る 。
(4)校 内 展 示 や 行 事 に お け る 、 発 表 の 場 を 工 夫 し感 じ合 う 。 3学 習の展開
導
入
展
開 時間
1
時 間
5〜6時間
指 導 の 過 程 (1)色 彩 の 練 習
「テ ィ ッ シ ュ ア ー ト」 の 取 組
① テ ィ ッ シ ュ ペ ー パ ー(箱 入 り)を1枚 取 り 出 し 、 そ れ を 、2回 折 っ て 、4枚 重 ね の 長 方 形 を作 る 。
② 折 り 目 が 、 中 心 に な る こ と を 考 え な が ら 、 水 性 サ イ ン ペ ン(細 字)で 、 指 で お さ え な が ら、 も よ う を か く 。
③ テ ィ ッ シ ュ ペ ー パ ー が 破 れ な い よ う に ゆ っ く り と広 げ る 。
④ 広 げた作 品を見なが ら題名 をつける。
(2)レ リ ー フ ペ イ ン テ ィ ン グ の 制 作
① 同 心 円や 正 方 形 な どで 、 型 抜 き さ れ た ボ ー ル 紙 の パ ー ツ を着 色 さ せ る 。
〈着 彩 方 法 〉
ア)ポス タ ー カ ラ ー を 筆 で 着 色 す る 。 イ)スパ ッ タ リ ン グ な ど の 技 法 を使 う 。
指 導 上 の 留 意 点
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・2枚 重 ね の う ち の1枚 を は が す と き 、 破 れ や す の で 注 意 さ せ る 。
・線 を か こ う と す る と 破 れ る の で 、 点 々 を の せ る よ う に か か せ る 。
あ く ま で
・そ れ ぞ れ の 作 品 に つ い て 意 見 を 発 表 さ せ る 。
・型 抜 き 抜 い て バ ラ バ ラ に し て 裏 面 や 側 面 も 着 色 し て も よ い し 、 片 面 だ け で も よ い 。
・ど ん な イ メ ー ジ に し た い か 、 着 彩 しな が ら 構 想 を 練 る 。
構成まとめ 4時間1時間
ウ)指を使 っ て 着 色 す る 。
エ)カラ ー ス プ レ ー や 色 え ん ぴ つ な ど の 材 料 を 使 う 。
〈配 色 効 果 〉
・グ ラ デ ー シ ョ ン 、 補 色 、 色 の 対 比 な ど を 取 り 入 れ る 。
② 着 色 した パ ー ツ を 台 面 に お い た り、 立 体 的 に 組 み 合 わ せ た り し て 、 構 成 を 考
え さ せ る 。
③ 決 定 した パ ー ツ 同 士 、 木 工 用 ボ ン ドや 両 面 テ ー プ な ど で 固 定 さ せ る 。
○ 完 成 した 作 品 を 見 な が ら 、 互 い に 意 見 交 換 、 感 想 カ ー ド を か か せ る 。
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総
・台 面 に 置 く 、 つ るす 、 は る 、 な ど、 い ろ い ろ な 場 合 を 考 え て 平 面 か 、 立 体 か 選 択 さ せ る 。
・平 面 の 場 合 は 、背 景 面 の 色 、立 体 の場 合 は 、 台 面 の 色 を 考 え さ せ る 。
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〈11月 の 文 化 祭 で 、 各 々 の 作 品 の 展 示 方 法 を考 え さ せ 、 展 示 さ せ る 。〉
『中 学 生 の 私 』 〔第3学 年10時 間 〕
1題 材 設 定 の 理 由
発 達 段 階 にお い て 、 中 学 生 は ま さ に 子 ど もか ら大 人 へ の 過 渡 期 で あ り、 今 まで 大 人 か ら与 え ら れ た 価 値 観 が 自分 の 価 値 観 へ と昇 華 して い く時 で あ る 。 そ して 、 自分 自 身 の 思 い と社 会 や 大 人 の そ れ と の 溝 に悩 み 、 苦 しみ 、 もが く時 期 で も あ る 。 この 時 期 に 今 ま で 自分 が 歩 ん で き た 道 を ふ り 返 り、 今 の 自分 を 確 認 し、 これ か ら の 自分 をイ メ ー ジす る こ と は 大 切 な こ とで あ る 。
中 学 校 の3学 年 は 、 「美 術1を 必 修 で 学 ぶ 最 終 年 で あ る 。 生 徒 は 、 今 後 「美 術 」 を 上級 学 校 や 社 会 教 育 の 中で 高 め 、 生 か して い く の で あ る 。 今 まで 学 ん だ技 術 や 知 識 を 生 か し 、感 じ る 心 を研 ぎ 澄 ま して 『中学 生 の私 』 を 自分 ら し い表 現 方 法 で 表 現 す る こ と は 、 自己 理解 を深 め る 区 切 りの 時 に ふ さ わ し い題 材 で は な い だ ろ う か 。 さ らに 、 生 徒 相 互 の作 品 の鑑 賞 を 通 して 、 お 互 い の 個 性 や よ さ に気 付 き 、 感 じ合 う心 ・友 人 を理 解 す る心 情 が は ぐ く ま れ る題 材 で は な いだ ろ うか と考 え 本 題 材 を設 定 した 。
2指 導 の ね ら い
(1)ワ ー ク シー トを通 して 今 ま で の 自分 をふ り返 り、 どん な 『中 学 生 の私 』 を 表 現 す る か 、 どん な 表 現 方 法 が あ る か 、 発 想 を広 げ よ りよ い 表 現 を 目指 す 。 生 徒 は 授 業 毎 フ ァイ ル に記 録(ポ ー
トフ ォ リオ)を 取 り、 次 の 授 業 まで に教 師 は ア ドバ イ ス を 書 き 込 む 。
(2)多 く の 素 材 の 中 か ら表 現 に最 も適 した 素 材 を選 択 し 、道 具 を 正 し く安 全 に使 用 して 制 作 す る。
(3)見 通 し を 持 っ て 計 画 的 に 制 作 す る 。
(4)制 作 な らび に 制 作 中 の 鑑 賞 を 通 して 、自 分 の よ さ ・友 人 の よ さ に気 付 き 、お 互 い の 感 じる 心 ・ 感 じ合 う心 をは ぐ くみ 高 め る。
3学 習の展開
① ワ ー ク シ ー ト1の 記 入 。 小 グ ル ー プ で の デ ィ ス カ シ ョ ン。 い ま ま で の 中 学 生 活 を ふ り返 る 。 ・思 い 出 の 共 有 。 そ の 時 の 自 分 の 思 い ・友 人 の 恩 い な ど を 確 認
作 品 にす る 。(素 材 は 共 通 ・表 現 方 法 自 由)
③ グ ル ー プ 内 で 発 表 ・鑑 賞 。
④ 簡 単 な 説 明 文 を つ け 教 室 展 示 。 学 級 全 員 で 鑑 賞 。
⑤ 作 品 は 廊 下 に貼 り 、 学 年 全 員 で 相 互 鑑 賞 す る 。
《導 入2の 小 作 品 》
・学 校 行 事 や 学 校 生 活 の 中 か ら、 具 体 例 を あ げ な が ら中 学 生 活 を 思 い 出 さ せ る 。 そ の 時 感 じ た 思 いや そ の 時 の 状 況 に つ い て 記 述 さ せ る 。
・短 時 間 で 工 夫 し な が ら 制 作 さ せ る 。
・自分 の 作 品 を 自 己 採 点 す る 。
・鑑 賞 後 、再 度 自己採 点 、感 想 を書 く。
① こ の 課 題 で 最 も 表 現 し た い 『自 分 』 を 選 び 表 現 方 法 を 考 え る 。 制 作 方 法 ・素 材 な ど の 検 討 。 制 作 計 画
を 立 て る 。(ワ ー ク シ ー ト1‑B)
② 完 成 予 想 図 を描 く 。(ワ ー ク シ ー ト2)
《作 業 風 景 》
・,iぜ /
離 犠 作鋤
自 の 制 作 計 画 に 沿 っ て 制 作 。 よ り よ い 表 現 が あ
幽 胆 曝 ・
。 ワ ー ク シ ー ト、 制作 の記録 な どか b、 生 徒 の 発 想 や 表 現 方 法 な ど を 理 解 し、 よ りイ メ ー ジ を 広 げ る よ う に 促 す 。
《箱 》 を 意 識 さ せ る 。
「"幣 .ず 講
瓢
・自 分 の 思 い を 表 現 で き て い る か 、 確 認 させ る 。
Ur作 品 箱 」1作 品 屏 説 』 『作 品 自 己 評 価 カ ー ド』 の 記 入
② 小 グ ル ー プ で の デ イ ス カ シ ョ ン
③ 全 員 で 作 品 鑑 賞 。 お 互 い の よ さ ・感 じ方 や 表 現 の 違 い を 中 心 に鑑 賞 。 感 想 を 書 く。
④ 作 品 展 で 他 の ク ラ ス の 作 品 を鑑 賞 す る 。
.署
・道 具 の 使 い 方 を指 導 す る 。
・制 作 上 の 悩 み ・質 問 に 対 応 す る 。(フ ァ イ ル ・授 業 の 記 録 を 活 用)
・制 作 中 も 生 徒 相 互 が 鑑 賞 し 合 う よ う促 す 。
・鑑 賞 を通 して 、 感 じ 方 の 違 い ・表 現 の 違 い や そ の 人 の よ さ に 気 付 く よ
う に 促 す 。
4考 察 とまとめ よ か っ た 点
(1)小 作 品 を つ く り相 互 鑑 賞 し合 い 、 同 じテ ー マ で も 人 に よ り感 じ方 ・表 現 方 法 が 異 な る こ と を