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亜 教育研究員研究報告書

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Academic year: 2021

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(1)

高等学校

成13年

教 育 研 究 員 研 究 報 告 書

東 京 都 教 職 員 研 修 セ ン タ ー

(2)

平 成13年

教 育 研 究 員 名 簿(教 育 経 営)

No. 学区

1 1

2 2

3 2 都 立 新 宿 山 吹 高 等 学 校

4 4

5 5 都 立 日 本 橋 高 等 学 校

6 5

7 5 都 立 足 立 工 業 高 等 学 校

8 7 都 立 第 二 商 業 高 等 学 校

9 8

10 8 都 立 東 大 和 高 等 学 校

11 8 都 立 東 大 和 南 高 等 学 校

12 10

担当 東京都教職員研修センター統括指導主事

(3)

研究主題 開 か れ た 学校 づ く りを 通 して 、

特 色 あ る都 立高 校 を 目指 す 学校 運 営の 在 り方

1主 題 に つ い て 1主 題 設 定 の 理 由 2研 究 内 容

︹﹂

Il学 校 評価の結 果 を活か した特色 化の方 策

123

学 校評 価 」 に関す る ア ンケー ト調査 各学校 の特色 の維持 ・発 展の方法 や

今後 の特 色化 の推 進 を 図 る方策 の具 体 例 は じめに

試行 校 の

4ま と め

448

9

lll特 色 あ る 教 育 課 程 の 工 夫

123456

は じ め に

学校 独 自の取 り組 み によ る特色 地域 を取 り込 む と ことによ る特 色化

特色 あ る教育 課程実践 校の調査 ・分析 連携 の具体 化 モデル プラ ン

ま と め

0012261111L

lV学 校 の特色 を効 果的 に伝 え る広報 活動の工 夫

1234

は じ め に

中学生 に対す る広報 活動

効 果的な広 報活 動 を行 うための組織 づ く りの工夫 視 覚的な手 法 を取 り入れた広 報活動 の工夫

110圃1111

Vま とめ と今後 の課題 24

(4)

1主 題 に つ い て

1主 題 設 定 の 理 由

今 日 、 学 校 教 育 に お い て は 、 国 際 化 や 情 報 化 の 進 展 、 少 子 高 齢 化 な ど の 社 会 的 変 化 を 背 景 と し て 、 地 域 や 生 徒 の 多 様 な ニ ー ズ に対 応 し て 豊 か な 人 間 性 を は ぐ く む と と も に 、 生 徒 一 人 一 人 の 個 性 を 生 か し て そ の 能 力 を 十 分 に 伸 ば す 、新 しい時 代 の 教 育 の あ り方 が 問わ れ て い る 。

こ の よ う な 背 景 の 中 、 平 成14年 度 か ら学 校 週5日 制 が 完 全 実 施 さ れ 、 平 成15年 度 か ら は 、 高 等 学 校 に お い て 新 学 習 指 導 要 領 が 施 行 さ れ る 。 新 学 習 指 導 要 領 で は 、 「学 校 設 定 科 目 ・学 校 設 定 教 科 」 の 設 置 、 「総 合 的 な 学 習 の 時 間 」 の 創 設 な ど 、 各 学 校 が 生 徒 や 地 域 の 実 態 な ど を 踏 ま え 、 創 意 工 夫 を 生 か して 主 体 的 に 教 育 課 程 を 編 成 し 、 特 色 あ る 教 育 活 動 を 実 施 で き る 仕 組 み が 整 え ら れ た 。 指 導 内 容 に よ っ て は 、 地 域 と連 携 し 、 学 校 外 の 専 門 家 や 地 域 住 民 な ど 地 域 の 人 材 や 施 設 を 活 用 して 教 育 活 動 を 実 施 す る こ とが 大 切 とな り 、 今 ま で 以 上 に 開 か れ た 学 校 づ く りを 進 め る こ とが 必 要 と な っ た 。

ま た 、 東 京 都 は 今 年 度 よ り、 学 校 の 教 育 目標 や 運 営 方 針 、 指 導 に つ い て 、 学 校 が 保 護 者 ・地 域 関 係 者 と協 議 し 、 そ の 意 見 を 学 校 運 営 に 反 映 さ せ る た め の 場 と して 学 校 運 営 連 絡 協 議 会 を 全 校 に 設 置 す る こ と と し た 。 ま た 、 年 間 を 通 し た 授 業 公 開 の 実 施 な ど 開 か れ た 学 校 づ く り を 推 進 す る 仕 組 み を整 え て き た 。 さ ら に 、 平 成15年 度 よ り入 学 者 選 抜 に お い て 学 区 が 撤 廃 さ れ 、 中 学 生 は 全 都 か ら 入 学 し た い 学 校 を 選 択 で き る こ と に な っ た 。 こ の よ う な 状 況 の 中 、 都 立 高 校 が 中 学 生 や 保 護 者 か ら 選 ば れ る た め に は 、 都 立 学 校 は 開 か れ た 学 校 づ く りを 一 層 推 進 す る と と も に 、 学 校 運 営 の 方 法 を 見 直 し 、 生 徒 に と っ て 魅 力 の あ る 特 色

を つ く り出 し 、 そ の 特 色 を 効 果 的 に 知 らせ る こ とが 今 ま で 以 上 に 必 要 と な る 。

し か し 、 学 校 が 学 校 運 営 連 絡 協 議 会 で の 意 見 や 評 価 を ど の よ う に 教 育 活 動 に 反 映 さ せ 学 校 の 個 性 化 、 特 色 化 を 進 め て い く か は 、 各 学 校 で 現 在 検 討 中 で あ ろ う。 ま た 、 新 学 習 指 導 要 領 の 趣 旨 を 生 か し て 特 色 あ る 教 育 課 程 を い か に 工 夫 す る か に つ い て も 、 今 後 一 層 の 改 善 が 求 め ら れ る 。 さ ら に 、 広 報 活 動 は 、 学 校 に よ っ て そ の 方 法 が さ ま ざ ま で あ り 、 効 果 的 に 行 わ れ て い る と は 言 い 難 い 。 学 校 が 保 護 者 、 地 域 の ニ ー ズ に 応 え る と と も に 地 域 と連 携 し た 学 校 づ く り を 行 う た め に は 、 学 校 や 生 徒 の 現 状 や 学 校 の 特 色 に つ い て 保 護 者 や 地 域 に 知 らせ る 方 法 を 考 え る 必 要 が あ る 。

この た め 、 今 年 度 は 、 「開 か れ た 学 校 づ く り を 通 し て 、 特 色 あ る 都 立 高 校 を 目指 す 学 校 運 営 の あ り方 」 を研 究 主 題 と して 設 定 し 、3つ の 分 科 会 に 分 か れ 、

(1)学 校 評 価 の 結 果 を 活 か した 特 色 化 の 方 策 (2)特 色 あ る 教 育 課 程 の 工 夫

(3)学 校 の 特 色 を 効 果 的 に 伝 え る 広 報 活 動 の 工 夫 の テ ー マ で 研 究 を 行 っ た 。

な お 、 本 部 会 で は 、 学 校 が 共 通 理 解 の も と に 、 日 常 の 教 育 活 動 に お い て 力 を 入 れ て 取 組 み 、 教 員 ・生 徒 ・保 護 者 ・地 域 に 認 知 さ れ る レベ ル に 現 れ た そ の 学 校 の 肯 定 的 な 状 態 を そ の 学 校 の 特 色 と、 ま た 、 そ こ に 至 る 過 程 の 状 態 を 特 色 化 と定 義 し た 。

(5)

2研 究 内 容

研 究 主 題 「開 か れ た 学 校 づ く り を通 し て 、 特 色 あ る 都 立 学 校 を 目指 す 学 校 運 営 の 在 り方 」 の も と 、 三 つ の テ ー マ の 関 係 を 下 図 の よ う に 想 定 し 、 そ れ ぞ れ の 視 点 か ら検 討 し た 。

ρ

学校評価の結果 を活か した特色 化の方策

L

●7「

学:

¥.

L」

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特色ある教育課 程の工夫

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7「

学校の特色を 効果的に伝える 広報活動の工夫

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(1)学 校 評 価 の 結 果 を 活 か した 特 色 化 の 方 策

学 校 評 価 は 、 生 徒 や 保 護 者 の ニ ー ズ が 示 さ れ る 点 で 、 個 性 化 ・特 色 化 を推 進 す る た め の 大 き な 手 掛 か り に な る 。 学 校 の 現 状 を把 握 し 、 内 部 お よ び 外 部 か ら の 声 を慎 重 に 分 析 ・検 討 す る こ と に よ り、 特 色 あ る 学 校 づ く りへ の 方 策 に 結 び つ け て い く こ とが 可 能 と な る 。 そ こ で 、 学 校 運 営 連 絡 協 議 会 試 行 校 に対 し学 校 評 価 に 関 す る ア ン ケ ー トを実 施 し 、 学 校 評 価 を活 用 した 学 校 の 個 性 化 ・特 色 化 の 可 能 性 に つ い て 検 討 し た 。 ま た 、 今 年 度 か ら学 校 運 営 連 絡 協 議 会 を 実 施 し て い る 全 都 立 高 校 に参 考 と な る よ う 、 試 行 校 に お け る 学 校 改 善 の 取

り組 み 例 を 整 理 し 、 ま と め た 。 (2)特 色 あ る 教 育 課 程 の 工 夫

開 か れ た 学 校 づ く りが 推 進 さ れ て き て い る 現 在 、 学 校 教 育 の 根 幹 で あ る 教 育 課 程 の 在 り 方 が 学 校 選 択 に 直 結 さ れ て く る で あ ろ う。 生 徒 の 興 味 ・関 心 や 適 性 等 に対 応 した 、 特 色 あ る教 育 課 程 の 編 成 ・工 夫 が 一 層 必 要 とな っ て く る 。 そ こ で 、 教 育 課 程 を 中 心 に 各 学 校 の 特 色 化 を 点 検 で き る チ ェ ッ ク 表 を作 成 す る と と も に 、 ま ず 自 校 の み で 可 能 な 特 色 化 、 次 に幅 広 い 連 携 に よ っ て 可 能 と な る特 色 化 の 両 面 か ら 、 ど の よ う な 実 践 が 可 能 か 考 察 し た 。 (3)学 校 の 特 色 を 効 果 的 に 伝 え る 広 報 活 動 の 工 夫

開 か れ た 学 校 づ く りが 進 め られ る 中 で 、 家 庭 ・地 域 ・社 会 に 向 け て 、 各 学 校 の 特 色 を 効 果 的 に伝 え る 広 報 活 動 が 求 め られ て い る 。 そ こ で 、 広 報 活 動 が ど の よ う に 効 果 を 発 揮 し た か 、 在 校 生 や 広 報 担 当 者 に対 す る ア ン ケ ー ト調 査 か ら分 析 した 。 そ して 効 果 的 な 広 報 活 動 を 行 う た め の 、 校 内 の 組 織 づ く り の 工 夫 を 示 す と と も に 、 視 覚 的 な 手 法 を 取 り入 れ た 広 報 活 動 の 方 法 に つ い て 検 討 し た 。

(6)

1!学 校 評 価 の 結 果 を 活 か し た 特 色 化 の 方 策 1は じめ に

今 日 、 社 会 の 成 熟 化 に 伴 い 生 徒 の 価 値 観 が 多 様 化 し て い る 。 東 京 都 教 育 委 員 会 は 、 平 成7 年 度 に 「都 立 高 校 白 書 」 にお い て 、個 性 化 ・特 色 化 の 推 進 を 掲 げ 、平 成9・11年 度 に は 「 立 高 校 改 革 推 進 計 画 」 を 作 成 し、 柔 軟 で 多 様 な 高 校 教 育 の 展 開 の た め の 方 策 を 示 し て い る 。 そ れ ぞ れ の 都 立 高 校 は 「特 色 あ る 学 校 づ く り」 に 向 け て 、 日 々 の 実 践 を 重 ね て い る が 、 そ の 成 果 が 目 に 見 え る 形 とな っ て 表 れ て き て い る 例 は ま だ 多 い と は い え な い 。

こ の よ う な 状 況 の な か 、平 成13年 度 か ら全 都 立 高 校 に 学 校 運 営 連 絡 協 議 会 が 設 置 さ れ た 。 学 校 の 教 育 内 容 を 保 護 者 や 地 域 に 示 し て 理 解 と協 力 を 得 る と と も に 、 学 校 評 価 を 通 し て 学 校 に 対 す る 要 望 や 意 見 を 学 校 運 営 に 反 映 させ る し く み が 整 え られ た 。 こ の 制 度 は 、 学 校 の 特 色 化 へ の 大 き な 後 押 し と考 え ら れ る 。

学 校 評 価 に つ い て は 、教 育 庁 指 導 部 か ら 「東 京 都 公 立 学 校 学 校 評 価 基 準 」(平 成7年2月) が 刊 行 さ れ て い る 。 こ の な か で は 基 本 的 な 考 え 方 と して 、 「組 織 体 と し て の 学 校 が 、 学 校 と

して の 教 育 機 能 を ど の 程 度 果 た して い る か を総 合 的 客 観 的 に 評 価 し、 そ の 結 果 に 基 づ い て 教 育 活 動 全 般 に つ い て の 改 善 策 を 立 て 、 各 学 校 に お け る 教 育 活 動 の 充 実 、 向 上 を 図 る こ とjと 示 さ れ て い る 。 そ して 、 基 準 の 作 成 に あ た っ て は 、 「学 校 の 個 性 化 、 特 色 化 に 対 す る 評 価 が で き る よ う に す る 」 と い う基 本 方 針 が あ る 。

そ こ で 、 本 分 科 会 は 小 主 題 を 「学 校 評 価 の 結 果 を 活 か し た 特 色 化 の 方 策 」 と 設 定 して 、 平 成11・12年 度 学 校 運 営 連 絡 協 議 会 試 行 校 に ア ン ケ ー ト調 査 を行 い 、 学 校 評 価 の 結 果 とそ の 結 果 へ の 対 応 、 結 果 を活 か した 特 色 化 の 方 策 に つ い て 研 究 を 進 め た 。 学 校 評 価 の 結 果 を 、 教 員 と 生 徒 、 保 護 者 の 三 者 が 高 く評 価 し た 項 目 は そ の 学 校 の 特 色 と見 な し 、 教 員 と 生 徒 の 評 価 が 大 き く食 い 違 う 項 目 を 、 こ れ ま で の 取 組 み と今 後 の 対 応 に よ っ て 特 色 と な り う る 特 色 化 の 過 程 の 段 階 と考 え 、 ア ン ケ ー ト結 果 を 分 析 し考 察 し た 。

2試 行 校 のr学 校 評 価 」 に 関 す る ア ン ケ ー ト調 査 (1)ア ン ケ ー ト対 象 校

平 成11年 度 か ら の 学 校 運 営 連 絡 協 議 会 試 行 校27校 お よ び 平 成12年 度 「学 校 運 営 連 絡 協 議 会 試 行 校 報 告 書 」(平 成13年3月)を 基 に 、12年 度 試 行 校 の 中 で 教 員 ・生 徒 ・保 護 者 の 三 者 に 学 校 評 価 を実 施 した23校 の 合 計50校

(2)ア ン ケ ー トで の 調 査 項 目

(ア)自 校 の 学 校 評 価 に お い て 、 教 員 と 生 徒(一 部 保 護 者 を 含 む)の 評 価 が 下 の ① 〜 ④ に 最 も 当 て は ま る の は 、 「学 校 運 営 」 「教 科 指 導 」 「生 活 指 導 」 「進 路 指 導 」 「健 康 安 全 ・

施 設 設 備 」 「特 別 活 動 」 「部 活 動 」 「そ の 他 」 の8項 目 の う ち の ど れ か(「 学 校 運 営 連 絡 協 議 会 に よ る 学 校 評 価 」 を 参 照 した 。)。

① 教 員 ・生 徒(保 護 者 を含 む)の 評 価 が 最 も 高 い 項 目

② 教 員 ・生 徒 の 評 価 が 最 も 低 い 項 目

③ 教 員 の 評 価 が 高 く 生 徒 の 評 価 が 低 い項 目

④ 教 員 の 評 価 が 低 く 生 徒 の 評 価 が 高 い 項 目

(7)

(イ)評 価 結 果 に対 す る 学 校 の 対 応 を 具 体 的 に 記 述珍 る 。 (3)ア ン ケ ー ト結 果 の 分 析 と考 察

平 成11年 度 か らの 学 校 運 営 連 絡 協 議 会 試 行 校27校 中21校 、12年 度 試 行 校23 校 中20校 、 合 計41校 か ら回 答 を 得 た 。

次 の 表 は 、 前 述2‑(2)一(ア)の 質 問 ① 〜 ④ に 当 て は ま る 項 目 を選 ん だ 学 校 の 数 を 全 回 答 校 数 を100と した 百 分 率 で 表 した も の で あ る 。 さ ら に 、 設 問 に対 す る 教 員 と 生 徒 の 回 答 率 か ら特 色 化 へ の 傾 向 を 顕 著 な 例 を 中 心 と し て 分 析 した 。 ま た 、 次 頁 以 降 の

① 〜 ④ の グ ラ フ は 前 述2‑(2)一(ア)に つ い て 項 目 別 の 回 答 率 を グ ラ フ 化 した も の で あ る 。

パ タ ー ン(1) パ タ ー ン(2) パ タ ー ン(3) パ タ ー ン(4)

教員 の 回答 ○ 肯 定的 回答 ● 否定 的 回答 ○ 肯定 的 回答 ● 否定的 回答 生 徒の 回答 ○ 肯 定的 回答 ● 否定 的 回答 ● 否定 的 回答 ○ 肯定 的回答

学 校 運 営 19.4% 2.9 5.9% 6.3

教 科 指 導 11.1% 8.8 41.2% 3.1

生 活 指 導 2.8% 8.8% 1?.6% 3.1

進 路 指 導 13.9% 0% 5.9% 3.1

健 康安全 施設設備 5.6% 23.5% 11.8% 12.5%

特 別 活 動 25.0% 2.9% 2.9% 3.1

13.9% 8.8% 5.9% 3.1

19.4% 32.4% 2.9% 6.3%

94.4% 85.3% 85.3% 40.6%

5.6% 14.?% 14.7% 59.4%

は じめ に 、 全 体 の 傾 向 を見 る 。 約95%の 学 校 で は 、 教 員 と 生 徒 と も に 評 価 す る 学 校 の 特 色 が あ る こ と が わ か る(パ タ ー ン(1))。 一 方 約85%の 学 校 に 教 員 と 生 徒 と も に 否 定 的 な 学 校 評 価 の 項 目 が あ る こ とが わ か る(パ タ ー ン(2))。 ま た 、 教 員 は 評 価 して い る が 、 生 徒 は 評 価 し て い な い 項 目 の あ る 学 校 が 約85%あ り(パ タ ー ン(3))、

生 徒 が 評 価 し て い る が 、 教 員 が 評 価 し て い な い 項 目 が あ る 学 校 は 半 分 に 満 た な い(パ ー ン(4)) 。 さ ら に 、 パ タ ー ン(1)は 項 目 が 比 較 的 数 値 が 分 散 し て い る が 、 パ タ ー ン(2)、(3)は 一 つ の 項 目 が 高 い 数 値 を 示 し て い る 。 ま た 、 健 康 安 全 施 設 設 備 の 項 目 に つ い て は 、評 価 が 分 か れ る 傾 向 に あ る 。次 に 、パ タ ー ン別 に 結 果 を 分 析 し 考 察 す る 。

教 員 と 生 徒 の 両 者 が 学 校 に 対 し て 肯 定 的 な 回 答 を した 項 目(パ タ ー ン(1))

両 者 が 肯 定 的 に捉 え て い る と い う こ と は 、 学 校 全 体 に そ の 項 目 を 自 校 の 「特 色 で あ る 」、

あ る い は 「特 色 と し て い こ う 」 と い う認 識 が 流 れ 、 今 ま で 以 上 に 引 き 伸 ば し て い く こ と に よ り特 色 化 を 推 し進 め る 姿 勢 が あ る と い う こ と が い え る 。 具 体 的 に は 、 「特 別 活 動 」 が 高 い 回 答 率 を 得 て お り、 学 校 行 事 に 代 表 さ れ る 全 校 的 な 取 り組 み が 功 を 奏 し て い る 学 校 の 多 さ を 表 し て い る 。 学 校 行 事 を 通 じ て 、 教 員 は 生 徒 の 主 体 性 を 育 も う と考 え 、 生 徒

(8)

は 自己 の 存 在 意 義 や 連 帯 感 を 見 い 出 して い る 。 学 校 行 事 に 力 を 注 い で い く と い う こ と は そ の 学 校 の 特 色 に は な り う る 。 しか し、 東 京 都 全 体 の 中 の 一 校 と な る と 、 内 容 の 充 実 に よ る特 色 化 が 図 ら れ な い な らば 、 果 た して 他 校 と は 違 う 特 色 を 明 確 に 打 ち 出 す こ とが で き る か ど う か は 疑 問 で は あ る 。 ま た 、 学 校 週5日 制 の 完 全 実 施 が 目 前 の 現 在 、 これ ま で の 学 校 行 事 を 精 選 ・重 点 化

して 、 そ の 学 校 な らで は の 行 事 を確 立 して い く こ と に よ る特 色 化 が 一 層 重 要 に な っ て い る 。

その他

① 教員 ・生徒 の評価 が高 い項 目

特別活動 健康安全(含 施設 ・設備)

② 教員 ・生徒の評 価が 低 い項 目 癒 校盤

な し30教 科指導

そ の 他 ・・.

部活勤

特 別活勤 健康安全(含 施設 ・設備)

教 員 と生 徒 の 両 者 が 学 校 に 対 し て 否 定 的 な 回 答 を した 項 目(パ タ ー ン(2))

両 者 が 否 定 的 に 捉 え て い る と い う こ と は 、 そ の 学 校 が 抱 え る 重 大 な 改 善 が 必 要 と な る 項 目 と い え る 。 特 色 と は 、 肯 定 的 に 捉 え られ て い る 項 目 の み に 限 らな い 。 現 在 は 否 定 的 な 回 答 が 多 い 項 目 も 、 今 後 、 力 点 を お き 改 善 の 方 向 へ 努 力 して い く こ と で 、 そ の 学 校 の 代 名 詞 的 な 特 色 に な る 可 能 性 を 秘 め て い る 場 合 も あ る 。

ま ず 、 「健 康 安 全 ・施 設 設 備 」 に 関 し て は 、 「冷 房 を 設 置 して 欲 し い 」 な ど 健 康 安 全 の 指 導 に 関 す る 不 満 よ り、 施 設 設 備 に 関 す る 不 満 の 方 が 多 い 。 施 設 に 関 して は 多 額 の 費 用 が 必 要 で あ り、 学 校 が 独 自 で 改 善 す る こ と は 容 易 で な い 。 しか し、 設 備 に 関 し て は 、 学 校 と し て 改 善 を 総 合 的 に検 討 して い く 必 要 が あ る の で は な い か 。 例 え ば 、 進 路 指 導 室 の 充 実 、 相 談 室 の 設 置 等 、 校 長 の 経 営 方 針 の 基 に 予 算 を 重 点 的 に 配 分 す る こ と に よ り、 施 設 の 工 夫 改 善 を す る こ と は 十 分 可 能 で あ ろ う 。 ま た 、 現 有 の 施 設 設 備 の 活 用 度 に つ い て も 各 学 校 は 検 討 す る 必 要 が あ る 。

健 康 安 全 の 指 導 に つ い て も、 各 高 校 は 避 難 訓 練 ・防 災 講 話 ・交 通 安 全 指 導 な ど を 実 施 し て い る が 、 今 後 は 、 「保 健 」 や 「家 庭 科 」 な ど の 教 科 指 導 と 連 携 しな が ら 、 薬 物 乱 用 防 止 指 導 ・ネ ッ ト犯 罪 ・迷 惑 メ ー ル 対 策 ・悪 徳 キ ャ ッ チ セ ー ル ス 等 、 時 代 に 対 応 し 生 徒 の 要 求 に 応 え た 健 康 安 全 指 導 の 充 実 が 必 要 で あ る 。 な お 、 「そ の 他 」 の 内 容 と して は 、 教 育 相 談 の 充 実 を 希 望 す る 意 見 が3件 あ っ た 。

教 員 が 肯 定 的 で あ り、 生 徒 が 否 定 的 な 回 答 を した 項 目(パ タ ー ン(3))

③ 教員の評価が 高 く、生徒の評価が低い項 目 教 員 が 肯 定 的 に 捉 え て い る の に 対 し 生 徒 が 否 定 的 に 捉 え て い る と い う こ と は 、 両 者 の 認 識 が ず れ て い る と い え る 。 具 体 的 に は 、 「教 科 指 導 」 に 顕 著 に 表 れ て い る 。 教 員 は 自 己 の 指 導 を 肯 定 的 に 捉 え て い る が 、 生 徒 は そ の あ り方 に 不 平 や 不 満 を 抱 い て い る 。 生 徒 の 回 答 に 注 目 す る と 、 「教 科 指 導 」 で は 、 肯 定 的 回 答 の パ タ ー ン(1)と パ タ ー ン(4)を 加 え る 特別活動 健康安全(含施設 ・設備)

、i4.2%に な る 。 そ れ に 対 し て 、 否 定 的 回 答 鑓 運営

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そ の 他 ・.

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教科指導

ψ・・生 活 指 導

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部活動 悔̲̀・'.… ・ヤ o 進路指導

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(9)

の パ タ ー ン(2)と パ タ ー ン(3)を 加 え る と50.0%『 三な る 。つ ま り 「教 科 指 導 」 に 関 し て は 、 満 足 して い る 生 徒 は 十 数 パ ー セ ン トで あ る の に 対 し て 、 半 分 の 生 徒 が 現 状 の 教 科 指 導 に 満 足 し て い な い こ と が 読 み 取 れ る 。 一 方 、 「教 科 指 導 」 の 教 員 の 回 答 で は 、 半 分 以 上 の 教 員 は 自分 の 学 校 は 教 科 指 導 を 熱 心 に行 っ て い る と 考 え て お り、 自校 の 教 科 指 導 に 不 満 足 な 教 員 は 、10パ ー セ ン ト強 に す ぎ な い

。 学 校 の 教 育 活 動 の 根 幹 で あ る 教 科 指 導 に 関 し て 教 員 と 生 徒 の 満 足 度 が 大 き く離 れ て い る こ と は 、 重 大 な 問 題 で あ る 。 しか も 、 教 員 の 多 く は 、 生 徒 が 不 満 足 で あ る こ と に 自覚 が な い 。 この こ と は 、 こ の ま ま 放 置 で き な い状 態 で あ る 。 全 教 員 が 生 徒 理 解 に努 め 、 生 徒 の 実 態 を 分 析 し 、r分 か っ た ・で き た ・も っ と知 りた い 」 と い う 生 徒 の 強 い 学 習 意 欲 に 対 して 、 こ れ ま で の 経 験 的 ・感 覚 的 な 指 導 を 改 め 、 生 徒 の 要 望 に 応 え られ る よ う な き め 細 か い 指 導 を 徹 底 して い く こ と が 大 切 で あ る 。 生 徒 の 学 習 意 欲 に 合 わ せ た 教 科 指 導 が 、 や が て 学 校 の 個 性 化 や 特 色 化 に つ な が っ て い く 。 生 徒 の 否 定 的 回 答 は 教 科 指 導 に 対 す る 生 徒 の 要 求 の 裏 返 しの 表 現 と捉 え ら れ る 。 「し っ か り し た 授 業 を し て 欲 し い 、 学 力 を つ け て 欲 し い 」 と 熱 望 す る 生 徒 は 教 員 の 予 想 以 上 に多 い と考 え な け れ ば な らな い し 、 この 要 望 は 活 か さ れ な け れ ば な ら な い 。 現 時 点 で の 学 校 と し て の 努 力 の 結 果 が 、 す ぐ に 望 ま し い 形 と し て 明 確 に 表 れ て い な く て も 、 継 続 的 か つ 着 実 な 対 応 が 特 色 化 の 契 機 と な り う る 。 例 え ば 、 教 科 指 導 に 対 す る 生 徒 の 意 見 や 要 望 を定 期 考 査 ご と に 募 っ た り 、 実 力 テ ス トの 結 果 を ク ラ ス 間 や 前 年 度 の 学 年 と 比 較 し て 推 移 を 確 認 す る こ と な ど に よ り、 定 期 的 に 生 徒 の 状 況 を 把 握 し、 教 科 会 や 学 年 会 で 適 切 な 指 導 内 容 ・方 法 を 検 討 し 、教 務 部 が 中 心 に な っ て 学 校 の 重 点 目 標 化 して い く と い う よ う な 方 策 が 考 え られ る 。

「教 科 指 導 」 の 充 実 は 、 これ か らの 都 立 高 校 の 生 き 残 り を か け た 重 点 な 項 目 で あ る 。

第2位 は 「生 活 指 導 」 で あ る 。 「生 活 指 導 」 に 関 して 生 徒 の 約25パ ー セ ン ト以 上 が 不 満 に 思 っ て い る の に対 して 、 満 足 して い る 生 徒 は6パ ー セ ン ト弱 で あ る 。 逆 に 教 員 の20パ ー セ ン トが 満 足 し12パ ー セ ン トが 課 題 で あ る と 考 え て い る 。 生 徒 の 不 満 が 、 指 導 が 厳 しす ぎ る こ と に 対 す る も の か 、 緩 や か す ぎ る こ と に 対 す る も の か 、 こ の ア ン ケ ー トか ら は 明 確 に は で て こ な い 。 一 方 、 教 員 の 課 題 意 識 は 、 基 本 的 な 生 活 習 慣 の 確 立 を 図 る た め の 生 活 指 導 の 充 実 の 必 要 性 を 認 め て い る 。 教 員 が 一 丸 と な っ た 生 活 指 導 」 の 充 実 ・特 色 化 は 、 高 校 生 、 保 護 者 ・地 域 、 広 い 意 味 で 都 民 か ら の 都 立 高 校 へ の 信 頼 を 回 復 す る 大 き な 手 立 て で あ り、 教 科 指 導 に 比 べ て も 地 域 に 認 知 さ れ る 可 能 性 が 高 い 項 目 で あ る 。

教 員 が 否 定 的 で あ り、 生 徒 が 肯 定 的 な 回 答 を し た 項 目(パ タ ー ン(4))

こ の 項 目 も 、 ③ と 同 様 に 生 徒 と 教 員 の 認 識 が ず れ

④教員の評価が低 く、生徒の評価が高い項 目 て い る と考 え ら れ る

。 こ こ で は 、 約60パ ー セ ン ト の 学 校 が 該 当 す る 項 目 が な し、 と して い る 。 つ ま り 、 教 員 の 予 想 を 超 え て 生 徒 が よ い と 評 価 し て い る 項 目 は 、 残 念 な が ら 特 に な い と い う こ と に な る 。 第2位 は 「健 康 安 全 ・施 設 設 備 」 の 項 目 で12パ ー セ ン ト 強 で あ る が 、 こ こ で も 、 健 康 安 全 に 比 べ て 施 設 設 備 に 関 す る 評 価 が 多 い 。 最 近 改 築 さ れ た 都 立 高 校 に は 、 特別活動 健康安全(含施設 ・設備) 施 設 や 設 備

の 点 で 他 校 に 誇 れ る も の も あ り 、 こ の 点 が 教 員 の 予 想 を 超 え て 生 徒 の 評 価 を 得 た も の と 思 わ

(10)

れ る 。

3各 学 校 の 特 色 の 維 持 ・発 展 の 方 法 や 今 後 の 特 色 化 の 推 進 を 図 る 方 策 の 具 体 例

試 行 校 が も つ 特 色 や 特 色 化 を 推 進 す る た め の 現 在 の 取 組 み の 具 体 例 を 、 ア ン ケ ー ト(評 価 結 果 に 対 す る 学 校 の 対 応)の 回 答 を も と に 一 部 の 学 校 に は 聞 き 取 り調 査 を 行 い 、 項 目 別 に ま と め て 以 下 に示 す 。

*教 科 指 導

校 内 に お け る 授 業 公 開 】

教 員 が 互 い に 授 業 を 見 せ 合 う こ と で 、 生 徒 は 授 業 へ の 緊 張 感 が 高 ま り、 教 員 に も 改 め て 指 導 内 容 ・方 法 な ど検 討 す る 契 機 とな っ た 。 定 期 的 な 教 科 会 の 実 施 は 、 授 業 に 関 し て 生 徒 の 要 望 に 応 え 、 不 満 を解 消 す る た め の 有 効 な 研 修 と な っ て い る 。

【共 通 の 進 度 ・テ ス ト ・評 価 】

教 員 に よ る 指 導 内 容 の 違 い を な く す 目 的 で 、 数 学 科 と英 語 科 が 、 定 期 的 に 教 科 会 を も ち検 討 を 重 ね な が ら 、 共 通 の 進 度 ・テ ス ト ・評 価 を 実 施 し て い る 。

【小 テ ス ト】

基 礎 学 力 の 定 着 を 目指 し 、 朝 の ホ ー ム ル ー ム で 英 単 語 ・漢 字 ・計 算 テ ス トを 学 年 の 協 力 を 得 て 教 科 が 中 心 に な っ て 実 施 し て い る 。 ま た 、 毎 回 の 授 業 の 始 め に実 施 す る こ と で 、 生 徒 の 授 業 へ の 集 中 度 を 高 め て い る 。

*生 活 指 導

【遅 刻 の な い 学 校 】

毎 学 期 に 遅 刻 が10回 以 上 の 生 徒 が20%を 越 え て い た こ とへ の 対 策 と して 、 学 年 が 中 心 と な っ て 、 遅 刻 が3回 に な っ た 生 徒 に 、 始 業10分 前 登 校 す る よ う 指 導 し た り 、 な ぜ 遅 刻 す る か を 考 え さ せ る 指 導 を行 っ た 。 そ の 結 果 、 遅 刻 者 は3%ま で に激 減 し 、 遅 刻 の な い 学 校 が 維 持 さ れ よ う に な っ た 。

*進 路 指 導

【進 路 遠 足 】

進 路 の 情 報 提 供 の 一 環 と して 、3年 生 が5月 の 遠 足 に 大 学 ・短 大 ・専 門 学 校 ・公 官 庁 ・民 間 企 業 へ 、1班3人 以 上 で3箇 所 を 見 学 に 行 く 「進 路 遠 足 」 を 、3学 年 と 進 路 部 が 中 心 に な っ て 実 施 し た 。 実 施 前 は 遠 足 の 内 容 に不 満 を も っ て い た 生 徒 も 、 実 施 後 は そ の 内 容 に 満 足 した 。 こ れ を機 会 に 、 夏 休 み な ど に 生 徒 が 自分 か ら学 校 説 明 会 な ど に積 極 的 に 参 加 す る よ う に な り、 生 徒 の 進 路 希 望 実 現 の た め の 意 欲 が 大 い に 高 ま っ た 。

【オ ー プ ンキ ャ ン パ ス 】

進 路 指 導 に 対 す る 教 員 と 生 徒 と の 認 識 の 違 い が 明 確 に な っ た 。 そ こ で 、 進 路 部 と3学 年 が 中 心 に 、 卒 業 生 が 多 数 進 学 して い る 近 隣 の 大 学 ・短 大 に 、 本 校 生 徒 の た め だ け の 学 校 説 明 会 の 開 催 を依 頼 し、2・3年 生 の 希 望 者 が 夏 休 み 中 に 参 加 し た 。 実 際 に 見 学 に 行 っ た 生 徒 は 、 学 校 の 施 設 ・設 備 や 授 業 内 容 、 普 段 の 学 生 の 姿 を 目 に し て 、 好 印 象 を 受 け た な ど の 感 想 を も っ て 帰 っ て き た 。 進 路 意 識 の 高 揚 に 大 き な 効 果 が あ っ た 。

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*健 康 ・安 全(含 施 設 ・設 備)

美 化 活 動 】

1・2学 期 に各1回 、 ロ ン グ ホ ー ム ル ー ム の 時 間 に保 健 部 が 「美 化 の 日 」 を 企 画 し、 全 校 一 斉 清 掃 を 実 施 し て い る 。 始 業 式 ・終 業 式 ・高 校 入 試 前 を 合 わ せ て 、 一 斉 清 掃 の 回 数 は 年 間10 回 に な る 。 日常 の 清 掃 活 動 に も 全 教 員 が 立 ち 会 い 、 さ ら に 美 化 委 員 が 清 掃 状 況 を 点 検 す る な ど の 活 動 を 通 し て 、 き れ い な 学 校 と し て 定 評 が あ る 。

【フ ィ ー ル ド ワー ク 】

近 隣 の 畑 を借 りて 、1年 生 が サ ツ マ イ モ を 育 て る勤 労 体 験 学 習 を 、 開 校 以 来 継 続 して い る 。 畝 づ く り ・苗 植 え ・除 草 ・収 穫 ・会 食 と い う 一 連 の 共 同 作 業 を 通 して 、 生 徒 間 の 交 流 を 深 め る 機 会 と も な っ て い る 。

*特 別 活 動

縦 割 り】

ク ラ ス 単 位 の 対 抗 形 式 で 実 施 し て い る 合 唱 祭 の 活 性 化 と レベ ル ア ッ プ を 図 る た め に 、 合 唱 祭 前 の ロ ン グ ホ ー ム ル ー ム の 時 間 を 生 徒 部 提 案 で 「縦 割 り練 習 」の 時 間 に 指 定 し て 実 施 して い る 。

3年 生 が1・2年 生 を 指 導 し 、 互 い に 批 評 し あ う こ と で 、 「縦 割 り練 習 」 時 間 前 後 に 、 各 ク ラ ス の 練 習 に 一 層 熱 が 入 り、 合 唱 祭 の 盛 り 上 が り に 大 き な 効 果 が あ っ た 。 体 育 祭 で も 、 「縦 割 り ク ラ ス 」 に よ る 応 援 合 戦 が 、 大 き な 特 色 の 一 つ に な っ て い る 。

優 先 時 間 帯 】

合 唱 祭 や 文 化 祭 の 練 習 ・準 備 時 間 を 確 保 す る た め に 、 放 課 後 に30分 間 の 練 習 の た め の 時 間 帯 を部 活 動 等 に 優 先 し て 設 け 、 内 容 の 充 実 を 図 っ て い る 。

4ま と め

今 回 の ア ン ケ ー ト回 答 校41校 の 全 体 的 傾 向 と して 、 各 試 行 校 の 特 色 が 比 較 的 多 様 化 し て い る こ と 、 多 くの 教 員 ・生 徒 は 自 分 の 学 校 に 肯 定 的 に評 価 す る項 目 が あ る と し て い る こ と が 分 か っ た 。 ま た 、 項 目別 で は 特 別 活 動 に 対 す る 評 価 が 高 い 一 方 で 、 教 科 指 導 に対 す る 評 価 が 際 だ っ て 低 い こ と も 浮 き 彫 り に な っ た 。 教 員 の 自 覚 と 改 善 に 向 け た 取 組 み が 必 要 で あ る こ と も 分 か っ た 。 以 上 の よ う に 、 学 校 運 営 連 絡 協 議 会 に よ る 学 校 評 価 は 、 学 校 の 現 状 を 把 握 し学 校 が も つ 特 色 を 維 持 ・発 展 さ せ る と も に 、 改 善 点 を 見 極 め 特 色 化 を 図 る 上 で 、 極 め て 有 効 な 手 段 の ひ と つ で あ る 。

学 校 の 特 色 や 特 色 化 の 過 程 が さ ら に 明 確 に な る よ う な 学 校 評 価 の 内 容 ・方 法 の 検 討 と 、 他 校 で 実 施 し て い な い 、 で き て い な い 内 容 を 充 実 ・発 展 さ せ て 行 く こ と を含 め て 、 学 校 評 価 の 結 果 を 踏 ま え た 具 体 的 な 特 色 化 の 方 策 に っ い て の な お 一 層 の 研 究 が 今 後 の 課 題 で あ る 。そ の 意 味 で 、 項 目別 の 特 色 ・特 色 化 の 具 体 例 は 参 考 に な る と思 わ れ る 。

全 て の 学 校 が 、 生 徒 か ら は 「この 学 校 に 入 っ て よ か っ た 」 と 言 わ れ 、 地 域 か らは 「あ の 学 校 は こ の 町 の 誇 りだ 」 と 言 わ れ る よ う な 、 信 頼 さ れ 期 待 に応 え る 、 特 色 を も っ た 都 立 高 校 に な ら な け れ ば な ら な い 。 各 学 校 が 学 校 評 価 の 結 果 を 、 教 育 目標 に 照 ら し 合 わ せ て 日 常 の 教 育 活 動 を 振 り返 り、 教 員 全 体 の 共 通 理 解 を も っ て 、 生 徒 や 保 護 者 ・地 域 が 共 感 で き る 内 容 の あ る 特 色 づ

く り に 最 大 限 有 効 に 活 用 す る こ と を 期 待 す る 。

(12)

III特 色 あ る 教 育 課 程 の 工 夫 1は じめ に

情 報 化 ・少 子 高 齢 化 な ど の 社 会 情 勢 の 変 化 、 生 徒 ・保 護 者 ・地 域 社 会 の ニ ー ズ の 多 様 化 を 受 け て 、 都 立 高 校 も大 き く 変 化 す る こ と を 求 め られ て い る 。 平 成15年 度 よ り実 施 さ れ る新 学 習 指 導 要 領 や 東 京 都 の 都 立 高 校 改 革 推 進 計 画 第 二 次 実 施 計 画 な ど で は 、 学 校 に 求 め ら れ る 教 育 課 題 と して 、 「地 域 に 開 か れ た 学 校 運 営 の 推 進 」 や 「特 色 あ る 教 育 活 動 の 展 開 」 が 挙 げ られ て い

る 。 ま た 、 入 学 者 選 抜 に お け る 学 区 域 の 撤 廃 は 、 これ らの 変 化 を 大 き く加 速 さ せ る と 予 想 さ れ る 。 明 確 な 個 性 や 特 色 を 打 ち 出 し に く い 普 通 科 高 校 に お い て は 、 自 らの 存 在 意 義 を 明 らか に し て い く こ とが 急 務 の 課 題 と な る 。 そ こ で 本 分 科 会 で は 、 主 と し て 全 日制 普 通 科 高 校 を 念 頭 に お き 、 「学 校 独 自 の 取 り組 み に よ る 特 色 化 」、 「地 域 を 取 り込 む こ と に よ る 特 色 化 」 の 二 点 に わ た っ て 都 立 高 校 の 個 性 化 ・特 色 化 の 推 進 状 況 を 点 検 す る た め の チ ェ ッ ク シ ー トを 作 成 し 、さ ら に 、 地 域 等 の 連 携 を 図 っ た 学 校 設 定 教 科 科 目 の 実 践 事 例 を 作 成 し た 。

2学 校独 自の取 り組み による特色化

学 校 独 自の 取 り組 み によ る特 色 化 ・チ ェ ック シ ー ト

(視点)教青 目標 ・指導 方針の 具体化 に積極 的か

0 教 育 目標 に 基 づ い て 教 育 課 程 を 編 成 して い るか 54 3 2 1

0 各教科毎 に 目標 が設定 され公 開 されて いるか 54 3 2 1

0 各教科 の 目標 と成果 が評価 される仕組 みが あるか 54 3 2 1

シ ラバ ス の 作 成 ・公 開 が 行 わ れ て い る か 54 3 2 1

0 評価結 果 を反 映 させる仕組 みが あるか 54 3 2 1

教育 目標 を実 現す る視点か ら学校行事 は検 討 されて い るか 54 3 2 1

自校 に適 した 学 期 制 を検 討 した か 。 54 3 2 1

(視点)入学者選抜 方法 の改 着 に積極 的か

0 学校 の特色 を踏 まえた推薦 基準 を設 けて いるか 54 3 2 1

0 推薦基 準の理 解度 を中学校 等 に点検 してい るか 54 3 2 1

0 面接 を始め とす る選 抜方法 に学校独 自の工夫が あるか 54 3 2 1

男 女 枠 ・傾 斜 配 点 等 の 選 抜 基 準 に工 夫 が あ るか 54 3 2 1 (視点 》生彼 の 多様 な学 力 に応 じた教青 活動 を行 ってい るか

0 少 人 数 制 、 習 熟 度 別 の 講 座 展 開 な どを 活 用 して い る か 54 3 2 1

0 TT,テ ィーチング ・アシスタント(TA)な ど を 活 用 し て い る か 54 3 2 1

0 PC室 ・視 聴 覚 室 な どの 学 校 施 設 設 備 が 有 効 に活 用 さ れ て い る か 54 3 2 1

モ ジ ュ ー ル 授 業 等 の1単 位 時 間 の 工 夫 を行 っ て い る か 54 3 2 1

0 授 業 改 善 を積 極 的 に行 っ て い るか 54 3 2 1

補 習授業 な どが適 宜行 われて いるか 54 3 2 1

0 進 路別の選択 教科 が十 分に用意 されて いるか 54 3 2 1

進 路 ・学 習 計 画 の た め の ガ イ ダ ン ス機 能 の 充 実 を 図 っ て い る か 54 3 2 1

0 卒 業生の進路 体験 談等 を活 用 して いるか 54 3 2 1

(視点)特 色 あ る 教 科 ・科 目を 設 定 して い る か

0 各教科間 の連携 によ る学際的 な講 座が あるか 54 3 2 1

0 学 校 の 教 育 目標 を 実 現 す るた め の 学 校 設 定 教 科 ・科 目 が あ る か 54 3 2 1

0 新 し い教 科 ・科 目の 設 定 に対 して 柔 軟 に対 応 で き る か 54 3 2 1 (視点)生彼 の視点 に立 った特色 化を行 っているか

0 選 択教科 等の設定 に対 して生徒 の要望 が反 映 され るか 54 3 2 1 0 個 々 の授 業 に対 して 生 徒 に よ る 評 価 の 要 望 が 反 映 され る か 54 3 2 1 0 学 校 行 事 の 運 営 に 生徒 が 主 体 的 に 関 わ って い る か 54 3 2 1

生 徒 会 は 活 発 に活 動 して い るか 54 3 2 1

(凡 例)5一 実 施 中 、4‑一 部 実 施 中 、3一 検 討 中 、2一 話 題 に な っ た こ と が あ る 、1一 全 く 話 題 に 上 っ て い な い

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こ こ に 述 べ た の は 、 各 校 が 単 独 で 実 施 し う る 方 策 を チ ェ ッ ク シ ー トの 形 で ま と め た も の で あ る 。 個 々 の 方 策 は 格 別 特 色 の あ る も の で は な い が 、 こ れ ら の 積 み 重 ね が 各 校 の 特 色 と して 認 知 され る こ と と な る 。 した が っ て 、 長 期 的 な 視 野 に 立 っ て ど の 項 目 を どの 程 度 実 施 し て い く か を 検 討 して い く こ とが 、 各 学 校 が 特 色 化 を 進 め る 上 で 大 切 で あ る 。

3地 域 を 取 り込 む 事 に よ る 特 色 化

学 校 独 自 の 取 組 み に は 自ず と制 限 が あ る 。 地 域 を 取 り込 む 、 よ り広 い 連 携 が 必 要 と な る 局 面 も 出 て く る 。 こ こ で 、 「地 域 」 と は 、 最 も 広 い 意 味 で と らえ た も の で あ り、 そ の 学 校 の 属 す る 地 域(場 合 に よ っ て は 都 内 全 域)の 人 材 ・施 設 の す べ て を 含 ん で 考 え た 。

塘 域 を 取 り込 む こ と によ る特 色 化 ・チ ェ ッ ク シー ト

(視 点) 地 域 と人 材の交流 を推進 して いるか

0 公 開講座 な どの 生涯 学習機 能 を積極 的 に行 って いるか 54 3 2 1

0 一般 市民 と生徒 とが共 に学 ぶ機会 があ るか 54 3 2 1

0 中学 校 へ の 出 前 授 業 を行 っ て い る か 54 3 2 1

大 学 ・専 門 学 校 か らの 出 前 授 業 を 受 け 入 れ て い る か 54 3 2 1

0 市 民講師 の制度 を活用 してい るか 54 3 2 1

地 域 調 査 な ど地 域 と連 携 、 共 働 す る 活 動 を行 って い る か 54 3 2 1

0 地域 の行 事 に参加 して いるか 54 3 2 1

学校 行事 に地域 の住 民 を招 待 して いるか 54 3 2 1

(視点) 地域 と施 設の 遮携 を推 進 して いるか

0 施設 開放 に積極 的か 54 3 2 1

O 役 所 ・郷 土 資 料 館 な ど地 域 の 施 設 を 活 用 して い る か 54 3 2 1

0 学 校 施 設(体 育 ・文 化)の 有 効 活 用 を 図 って い る か 54 3 2 1

学 校 間 の 連 携 を 図 っ て い る か 54 3 2 1

0 社会福祉 体験等 で病 院との連携 を検討 してい るか 54 3 2 1

(視点) 生後 の地域 にお ける活動を騨価 して いるか

0 学校外 の学修 に対す る単 位認定 制度の活 用 に対 して積極 的か 54 3 2 i 0 部活動 以外の実 績 に対 して も評価 す る仕 組みが あ るか 54 3 2 1 0 ボ ラ ン テ ィ ア な どで 地 域 の 活 性 化 に 社 会 貢 献 して い る か 54 3 2 1

イ ン タ ー ン シ ッ プ を 行 っ て い る か 。 54 3 2 1

(視 点) 地域 の学校解 価を迅遠 に取 り入れ る童 欲が あるか

0 学 校 評 価 を 検 討 し、 改善 を提 言 す る 意 欲 が あ る か 54 3 2 1

0 改 善 項 目 を周 知 す る努 力 を行 っ て い る か 54 3 2 1

0 改 善 後 の 成 果 に つ いて 再 評 価 す る 仕 組 み を整 え て い る か 54 3 2 1 (視 点) 地域 に学校 を正 しく伝えて いるか

0 広報 に関す る委 員会 が明確か 54 3 2 1

0 学 校 案 内 の 作 成 、 配 布 に 多 くの 教 員 が 関 わ っ て い るか 54 3 2 1

0 ホ ー ム ペ ー ジ を 学 校 の 責 任 に お いて 作 成 して い る か 54 3 2 1

学 校 説 明 会 ・体 験 入 学 等 の 内 容 や 広 報 に 独 自 の工 夫 を して い る か 54 3 2 1 (凡例)5一 実 施 中 、4‑一 部 実 施 中 、3一 検 討 中 、2一 話 題 に な った こ とが あ る 、1一 全 く話 題 に 上 っ て い な い

(1)連 携 の 意 義

地 域 と の 連 携 は 、 都 立 高 校 の 個 性 化 ・特 色 化 に む け て 、 以 下 の 意 義 を も つ と 考 え ら れ る 。

① 都 立 高 校 の ネ ッ トワ ー ク を 生 か す こ と が で き る 。

② よ り広 く 人 材 や 施 設 の 利 用 が 可 能 で あ り、 学 習 の 幅 が 広 が る 。

③ 学 校 と 生 徒 が 地 域 に お い て 、 一 定 の 理 解 と 評 価 を 得 る こ と に よ り、 生 徒 の 成 長 が 望 め 、

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結 果 と し て 学 校 の 評 価 の 確 立 に 結 び つ く こ と と な る 。

④ 公 開 講 座 、 地 域 調 査 な ど を 通 し て 、 学 校 が 地 域 の 情 報 発 信 基 地 と して の 役 割 を 担 う こ と が 可 能 と な る 。 そ の こ と で 、 地 域 と の よ り深 い 結 び っ き が 実 現 す る 。

(2)連 携 に よ り可 能 と な る こ と

① 学 校 間 連 携 の 枠 を 拡 大 し、 教 員 同 士 の 交 流 を 図 る 。 他 校 に 出 向 き 、 普 通 科 高 校 で 商 業 ・ 工 業 の 講 義 を 行 え る よ う に す る 。 現 状 で は い く っ か の 問 題 が あ る よ う で あ る が 、 検 討 の 必 要 は あ ろ う 。

② 地 域 理 解 を 通 して 、 地 域 の 伝 統 や 産 業 を 学 び 、 地 域 の 人 材 を 活 用 で き る 。 ま た 、 埋 も れ て い た 伝 統 芸 能 を 発 掘 ・復 元 して 、 地 域 に 還 元 す る な ど の 視 点 も 重 要 で あ る 。

これ らの 具 体 的 な 取 り組 み を ま と め た も の が 、 こ の チ ェ ッ ク シ ー トで あ る 。

4特 色 あ る 教 育 課 程 実 践 校 の 調 査 ・分 析

平 成13年 度 「学 校 経 営 に 関 す る 資 料 」 に 基 づ き 、 今 年 度 、 学 校 間 連 携 、 学 校 外 の 学 修 の 単 位 認 定 な ど を行 っ て い る 全 日制 普 通 科 高 校 の19校 に ア ン ケ ー トを 実 施 し 、12校 か ら回 答 を

い た だ い た 。 以 下 は そ の ま と め で あ る 。 (1)現 在 導 入 して い る 教 育 課 程(複 数 回 答)

学校 間連 携 によ る単位 認定 5校

ボ ラ ン テ ィ ア 3校

インターンシッフ9

2校

検 定によ る単 位認定 6校

(2)導 入 の 動 機

生 徒 の 実 情 か ら

進 路 指 導 の 観 点 か ら (3)導 入 に 際 し て の 校 内 の 意 見

特 に 異 論 な く決 定 した 。

い く つ か の 異 論 が あ っ た が 話 し 合 い 等 で 解 決 した 。 成 果

生 徒 の 学 習 意 欲 が 高 ま っ た 。

ρOr

(4) 0

学 校 全 体 に よ い 刺 激 と な り 、 教 育 活 動 が 活 性 化 した 。

教 員 の 意 識 改 革 が み られ た 。 (5)課

関 連 機 関 等 と の 連 絡 調 整 の 時 間 が 長 時 間 必 要 で あ る 。

実 施 時 期 の 設 定 を ど う す る か が (6)ま と め

連 携 な ど の 試 み は 実 数 と して は ま だ 多 く は な い が 、 生 徒 の 意 欲 を 高 め る な ど の 必 要 が あ る 場 合 、 よ り積 極 的 に 試 み られ る べ き も の と 考 え る 。 実 施 校 の ア ン ケ ー トか ら も 、 実 施 に 向 け た 障 壁 は 低 く 、 特 に 異 論 な く決 定 され る 方 向 に あ る こ と が わ か る 。

5連 携 の 具 体 化 ・モ デ ル ブ ラ ン

積 極 的 に 連 携 な ど を 考 え る 場 合 、 ど の よ う な こ と が 可 能 か を 考 察 し た の が 以 下 の モ デ ル プ ラ

(15)

ン で あ る 。 こ こ で 想 定 して い る 学 校 は 、 多 様 な 進 路 を抱 え て い る 全 日制 普 通 科 校 とす る 。 以 下 に 示 す モ デ ル は 、1単 位35時 間 を基 本 に 構 成 し 、1年 間 型 ・2年 間 型 ・短 期 集 中 型 等 、 い ず れ の ケ ー ス に も適 用 で き る 学 校 設 定 科 目 と し 、 生 徒 の 実 態 に 応 じ て1学 年 か ら3学 年 の い ず れ に お い て も 実 施 可 能 な よ う に 配 慮 し た 。 こ こ で は 「国 際 理 解 」 「地 域 研 究 」 等 の 観 点 か ら5つ の 具 体 的 な モ デ ル プ ラ ン を 示 した 。

[A]・ テ ー マ

・モ デ ル 地 域

・ 目

地域連携 による課題学習(国 際理解)」

都心の各国大使館や国際機関等の施設 を有 して いる地域。

地域の特性 を生か し、国際的な視野を育成する教育活動 を行 う。

時 間 携(教 科 ・地 域)

2 ガ イ ダ ン ス 国際理解 の必要性

4 学 習内容 の選択 政 治 経 済 ・地 理 ・世 界 史 自 らの 学 習 の 課 題 と 目的 を 明 確 化 さ (例)① 国 ・地 域 ・外 国 語 ・家 庭 科 な ど せ る 。 将 来 の 自 己 実 現 へ の 展 望 に っ

② 文 化 ・宗 教 い て 理 解 させ る 。

③ 国 際 ボ ラ ン テ ィ ア

5 ワー ク シ ョ ツプ ① 各 国 大 使 館 ・図 書 館 な ど 習 慣 等 の 違 い に よ る 失 礼 が 無 い よ う 各 国 ・地 域 の 特 色 の 研 究1 (各教 科 との 連 携) 十 分 に 注 意 させ る 。 特 に 、 人 種 等 に

(風 土 ・気 候 ・文 化 ・習 慣) よ る 差 別 な どの 問題 に は 留 意 さ せ る 。

5 ワー ク シ ョ ツプ ② 各 国 大 使 館 ・外 務 省 学 習 内 容 ・方 向 性 を確 認 す る 。 各 国 ・地 域 の特 色 の研 究n 図書 館な ど

(政 治 ・経 済 ・宗 教) (各 教 科 と の 連 携)

5 ワ ー ク シ ョ ツ プ ③ 各 国 大 使 館 ・外 務 省 実 際 に行 われ て いる援 助 内容 の考察

我が 国 との交流 と国際援 助 の必 NGO や 、今 後 可 能 な援 助 の内 容 等 を考察

要性 (各 教 科 と の 連 携) さ せ る 。

5 ワー ク シ ョ ツ プ④ 国 連 大 学 ・各 国大 使 館 ・ 人 間 と し て の 真 の 平 和 と 国 際 協 力 に

平和 学習 外務 省な ど っ いて 学 習 させ る 。

3 発 表準備 プ レゼ ン テ ー シ ョ ンの 準 備

(文化祭及 び研究 発表会)

3 研究 発表 各協 力団体 の招待 学 習 した 内 容 ・感 想 が 的 確 に 発 表 で

き た か を 評 価 す る 。

3 事後 指導及 び まとめ 学 習 した内 容 が 自己 の可 能 性 や 進

路 計 画 に役 立 て る こ と が で き た か を 評 価 す る 。

[BJ ・ア ー マ

・モ デ ル 地 域

・ 目

地 域 連 携 に よ る 課 題 学 習(地 域 研 究)」

河 川 の 多 い 下 町 や 里 山 の 自 然 が 残 る 郊 外 の 地 域

地 域 の 歴 史 を 知 り、環 境 を 主 体 と し た 現 状 に つ い て 理 解 を 深 め る 。

時 間 携(地 域)

1 授 業 ガ イ ダ ンス 授 業 の 内 容 を 説 明 す る と と も に 、SGE

を用 い て 自 己 紹 介 を 行 い 、 他 者 理 解 を 図 る。

2 地域 の歴史 保 護 者 や 郷 土 史 研 究 家

等 。 地 理 歴 史 科 ・公 民 科

郷 土 の 歴 史 に つ いて 知 る 。

2 地域 の産業 郷 土 の 産 業 に 付 いて の 理 解 を 深 め る 。

参照

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