SIOS Protection Suite for Linux WebSphere MQ Recovery Kit v9.2
管 理 ガイド
2017年 10月
本 書 およびその内 容 はSIOS Technology Corp. (旧 称SteelEye® Technology, Inc.)の所 有 物 であり、許 可 なき使 用 および複 製 は禁 止 されています。SIOS Technology Corp.は本 書 の内 容 に関 していかなる保 証 も 行 いません。また、事 前 の通 知 なく本 書 を改 訂 し、本 書 に記 載 された製 品 に変 更 を加 える権 利 を保 有 して います。SIOS Technology Corp.は、新 しい技 術 、コンポーネント 、およびソフト ウェアが利 用 可 能 になるのに 合 わせて製 品 を改 善 することを方 針 としています。そのため、SIOS Technology Corp.は事 前 の通 知 なく仕 様 を変 更 する権 利 を保 留 します。
LifeKeeper、SteelEye、およびSteelEye DataKeeperはSIOS Technology Corp.の登 録 商 標 です。
本 書 で使 用 されるその他 のブランド 名 および製 品 名 は、識 別 のみを目 的 として使 用 されており、各 社 の商 標 が含 まれています。
出 版 物 の品 質 を維 持 するために、弊 社 は本 書 の正 確 性 、明 瞭 性 、構 成 、および価 値 に関 するお客 様 のご 意 見 を歓 迎 いたします。
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目次
Chapter 1:概要 1
MQ Recovery Kitテクニカルド キュメンテーション 1
ド キュメント の内 容 1
SPSド キュメンテーション 2
参 考 ド キュメント 2
略 語 2
Chapter 2:要件 4
ハード ウェア要 件 4
ソフト ウェア要 件 4
Recovery Kitのインスト ール 5
LifeKeeper MQクラスタのアップグレード 5
Chapter 3: WebSphere MQ Recovery Kitの概要 6
WebSphere MQリソース階 層 6
Recovery Kitの機 能 7
Chapter 4: WebSphere MQを設定する際の考慮事項 8
設 定 の要 件 8
サポート されるファイルシステムレイアウト 10
設 定1 -共 有 スト レージ上 の/var/mqm 10
設 定2 -直 接 マウント 11
設 定3 -シンボリックリンク 12
設 定4 -マルチインスタンスのキューマネージャ 13
LifeKeeper使 用 時 のWebSphere MQの設 定 14
リソース作 成 後 の設 定 変 更 18
QMDIRとQMLOGDIRの再 配 置 19
リスナーポート の変 更 19
キューマネージャのIPの変 更 19
WebSphere MQの設 定 例 20
共 有 スト レージ上 の/var/mqmによるアクティブ/スタンバイ設 定 20
設 定 に関 する注 記 21
NASスト レージにおけるアクティブ/スタンバイ設 定 21
設 定 に関 する注 記 22
ローカルスト レージにおけるアクティブ/アクティブ設 定 23
設 定 に関 する注 記 23
NASスト レージにおけるアクティブ/アクティブ設 定 24
設 定 に関 する注 記 25
Chapter 5: LifeKeeperの設定作業 27
概 要 27
WebSphere MQリソース階 層 の作 成 28
WebSphere MQ階 層 の拡 張 29
WebSphere MQ階 層 の拡 張 解 除 30
WebSphere MQリソース階 層 の削 除 31
WebSphere MQリソース階 層 のテスト 32
共 有 スト レージの設 定 のテスト 32
クライアント 接 続 のテスト 33
PUT/GETテスト 実 行 の確 認 34
リソースのプロパティの表 示 35
リソースプロパティ設 定 の編 集 35
リスナー保 護 の有 効 化/無 効 化 40
GUI 40
コマンド ライン 40
LifeKeeperテスト キュー名 の変 更 41
GUI 41
コマンド ライン 41
ログレベルの変 更 42
コマンド ライン 42
シャット ダウンタイムアウト 値 の変 更 43
GUI 43
コマンド ライン 44
サーバ接 続 チャネルの変 更 45
GUI 45
コマンド ライン 45
コマンド サーバ保 護 設 定 の変 更 46
GUI 46
コマンド ライン 47
LifeKeeper WebSphere MQ Recovery Kitのデフォルト 設 定 の変 更 47
Chapter 6: WebSphere MQのト ラブルシューティング 49
WebSphere MQログの場 所 49
エラーメッセージ 49
共 通 のエラーメッセージ 49
作 成 52
拡 張 53
削 除 54
リソース監 視 54
警 告 メッセージ 55
Appendix A: mqs.ini設定ファイルの例 57
Appendix B: qm.ini設定ファイルの例 59
Appendix C: WebSphere MQ設定シート 60
Chapter 1: 概要
MQ Recovery Kit テクニカルドキュメンテーション
SIOS Protection Suite for Linux WebSphere MQ Recovery Kitは、WebSphere MQキューマネージャとキューマ ネージャのスト レージ場 所 に、耐 障 害 性 保 護 を提 供 します。このキット を使 用 すると、プライマリWebSphere MQ サーバまたはキューマネージャ上 で障 害 が発 生 した場 合 、人 手 の介 入 なしに迅 速 にプライマリサーバまたは指 定 のバックアップサーバで復 旧 することが可 能 です。
ドキュメント の内 容
このガイド では次 の事 項 について説 明 します。
l SIOS Protection Suiteド キュメンテーション。SPS for Linuxのド キュメンテーションの一 覧 と入 手 場 所 を 記 載 します。
l 略 語。本 ド キュメンテーション全 体 で使 用 される略 語 の一 覧 およびその意 味 を記 載 します。
l 要 件。WebSphere MQ Recovery Kitを適 切 に設 定 、インスト ール、運 用 する上 で必 要 なハード ウェアと ソフト ウェアを説 明 します。SPS for Linuxソフト ウエアをインスト ールまたはアンインスト ールする方 法 の具 体 的 な手 順 については、SIOS Protection Suiteインスト ールガイド を参 照 してください。
l WebSphere MQ Recovery Kitの概 要。WebSphere MQ Recovery Kitの特 徴 および機 能 の概 要 と、こ のRecovery Kitでサポート されるWebSphere MQソフト ウェアのバージョンの一 覧 を示 します。
l WebSphere MQを設 定 する際 の考 慮 事 項。設 定 上 の問 題 の概 要 と、WebSphere MQ Recovery Kit でサポート されるファイルシステムのレイアウト を示 します。
l LifeKeeper使 用 時 のWebSphere MQの設 定 。WebSphere MQのインスト ール手 順 とLifeKeeperととも に使 用 するための設 定 手 順 を示 します。
l リソース作 成 後 の設 定 変 更。WebSphere MQの設 定 変 更 がLifeKeeper WebSphere MQのリソース階 層 に与 える影 響 に関 する情 報 を記 載 します。
l WebSphere MQの設 定 例。一 般 的 なWebSphere MQ設 定 の例 と、WebSphere MQリソースの設 定 手 順 を示 します。
l LifeKeeperの設 定 作 業 。LifeKeeper GUIを使 用 してWebSphere MQリソース階 層 を作 成 および管 理 するための作 業 を説 明 します。
l WebSphere MQのト ラブルシューティング。情 報 メッセージとエラーメッセージ、および推 奨 される対 処 方 法 の一 覧 を示 します。
l 付 録。WebSphere MQの設 定 ファイルの例 と、WebSphere MQインスト ールを計 画 するために使 用 でき る設 定 シート が含 まれます。
SPS ド キュメンテーション
SPS ドキュメンテーション
以 下 は、SIOS Technology Corpが公 開 しているSPS関 連 情 報 の一 覧 です。
l SPS for Linuxリリースノート
l SPS for Linuxテクニカルド キュメンテーション
l SIOS Protection Suiteインスト ールガイド
l Optional Recovery Kitド キュメンテーション
l SPS for Linux IP Recovery Kit管 理 ガイド
このド キュメンテーションと、その他 のSPS Recovery Kitに関 連 するド キュメンテーションは、以 下 のWebサイト で 入 手 できます。
http://jpdocs.us.sios.com
参 考 ドキュメント
MQド キュメンテーションは、以 下 のWebSphere MQ Libraryにあります。
http://www.ibm.com/software/integration/wmq/library/
略 語
本 ド キュメンテーション全 体 で、使 用 される略 語 は次 のとおりです。
略 語 意 味
HA Highly Available, High Availability (高 可 用 性)
QMDIR
WebSphere MQ queue manager directory.このディレクト リは、キューマネージャのパーシステント キューデータを格 納 します。一 般 的 に、/var/mqm/qmgrs内 に、キューマネージャー名 をサブ ディレクト リ名 として配 置 されます。このディレクト リの正 確 な場 所 は、グローバル設 定 ファイル mqs.ini内 で指 定 されます。
DataPathパラメータを定 義 する場 合 は、キューマネージャー名 を含 むDataPath値 でキューマ ネージャのパーシステント データの場 所 が指 定 されます。定 義 しない場 合 は、上 記 のデフォルト の場 所 が使 用 されます。
QMLOGDIR
WebSphere MQ queue manager log directory.このディレクト リは、キューマネージャのログデータ を格 納 します。一 般 的 に、/var/mqm/log内 に、キューマネージャー名 をサブディレクト リ名 と して配 置 されます。このディレクト リの正 確 な場 所 は、キューマネージャ設 定 ファイル
(QMDIR/qm.ini)内 で指 定 されます。
MQUSER
すべてのWebSphere MQコマンド を実 行 するオーペレーティングシステムのユーザ。このユーザ は、QMDIRの所 有 者 です。このユーザは、MQGROUP管 理 グループmqm (下 記 を参 照)のメ ンバである必 要 があります。
略 語
略 語 意 味
MQGROUP MQUSERが参 加 すべきオペレーティングシステムのユーザーグループ。このグループの名 前 は、
mqmである必 要 があります。
UID オペレーティングシステムユーザの数 値 ID。
GID オペレーティングシステムユーザグループの数 値 グループID。
Chapter 2: 要件
WebSphere MQ Recovery Kitをインスト ールする前 に、SPSの設 定 が次 の要 件 を満 たしている必 要 がありま す。SPSハード ウェアおよびソフト ウェアの設 定 に関 する具 体 的 な手 順 については、SIOS Protection Suite管 理 ガイド を参 照 してください。
ハードウェア要 件
l サーバ。Recovery Kitには、SIOS Protection Suiteインスト ールガイド に記 載 の要 件 に従 って設 定 され た2台 以 上 のサーバが必 要 です。サポート されるLinuxディスト リビューションについては、Linuxの設 定 を 参 照 してください。
l データスト レージ。WebSphere MQ Recovery Kitは、共 有 スト レージとDataKeeper製 品 によって提 供 さ れる複 製 されたスト レージの両 方 と組 み合 わせて使 用 できます。また、Network Attached Storage (NAS)と使 用 することもできます。
ソフト ウェア要 件
l SPSソフト ウェア。各 サーバにインスト ールするSPSソフト ウェアおよびパッチのバージョンは同 じにする必 要 があります。
l LifeKeeper WebSphere MQ Recovery Kit。WebSphere MQ v7.1以 降 を実 行 するシステムには、
WebSphere MQ Recovery Kitバージョン7.5.1以 降 が必 要 です。
l LifeKeeper IP Recovery Kit。各 サーバのLifeKeeper IP Recovery Kitのバージョンは同 じにする必 要 があります。
l IPネット ワークインターフェース。各 サーバは、イーサーネットTCP/IPをサポート するネット ワークインター フェースを1つ以 上 必 要 とします。IPスイッチオーバが正 しく動 作 するには、ローカルネット ワークに接 続 さ れているユーザシステムが標 準 のTCP/IP仕 様 に準 拠 している必 要 があります。
注 記:各 サーバが必 要 とするネット ワークインターフェースが1つだけであっても、異 種 メディア要 件 、スルー プット 要 件 、単 一 障 害 点 の排 除 、ネット ワークのセグメンテーションといった多 くの理 由 のために、複 数 の インターフェースを使 用 すべきです。
l TCP/IPソフト ウェア。各 サーバはTCP/IPソフト ウェアも必 要 とします。
l WebSphere MQソフト ウェア。IBM WebSphere MQは、別 途IBMから注 文 する必 要 があります。サ ポート されるWebSphere MQのバージョンについては、SPSリリースノート を参 照 してください。
WebSphere MQソフト ウエアは、WebSphere MQ Recovery Kitをインスト ールする前 にクラスタの各 サー バにインスト ールする必 要 があります。WebSphere MQ Recovery Kitを正 常 にインスト ールするには、次 のWebSphere MQパッケージがインスト ールされている必 要 があります。
MQSeriesServer、MQSeriesSamples、MQSeriesClient、MQSeriesRuntime、MQSeriesSDK
Recovery Kitのインスト ール
IBM WebSphere MQバージョン7.0.1 Fix Pack 6以 降 、複 数 のバージョンのWebSphere MQ (例: MQバージョン7.0.1 Fix Pack 6と7.1)を同 一 サーバ上 でインスト ールおよび実 行 できるようにする 新 機 能 が導 入 されました。この機 能(マルチインスタンスサポート)は、WebSphere MQ Recovery Kit 9.0.1のバージョン以 降 でサポート されるようになりました。マルチインスタンス機 能 の一 部 として 導 入 された単 一 のIBM WebSphere MQインスト ールバージョン内 で複 数 のキューマネージャを保 護 する機 能 と、複 数 のIBM WebSphere MQインスト ールバージョン内 でキューマネージャを保 護 する機 能 、mqs.iniファイル 内 でのDataPathパラメータの使 用 は、このバージョンのリカバリキット でいずれもサポート されています。
l オプションのCコンパイラ。WebSphere MQ Recovery Kitには、WebSphere MQサンプルパッケージ内 の 修 正 版amqsget0.cサンプルプログラムが含 まれています。このプログラムは、デフォルト の15秒 のタイ ムアウト ではなく、0秒 のタイムアウト に対 応 するよう修 正 されました。このプログラムは、キューマネージャ のPUT/GETテスト を実 行 するために使 用 されます。このプログラムはRPMのインスト ール中 にコンパイル されるため、Cコンパイラがインスト ールされ、rootユーザのPATHに配 置 されている必 要 があります。
l Syslog.pm。WebSphere MQリソースでsyslogログを使 用 するには、Perlモジュール のSyslog.pmがイ ンスト ールされている必 要 があります。このモジュールは、標 準 のPerlディスト リビューションに含 まれている ため、別 途 インスト ールする必 要 はありません。
Recovery Kit のインスト ール
SPS for Linuxソフト ウェアのインスト ールおよび削 除 する方 法 の詳 細 については、SIOS Protection Suiteインス ト ールガイド を参 照 してください。
LifeKeeper MQ クラスタのアップグレード
1. WebSphere MQ Recovery Kitを含 むクラスタ内 のすべてのノード 上 のSPSを、SIOS Protection Suiteイ ンスト ールガイド の「Upgrading SPS」セクションに記 載 の手 順 に従 ってアップグレード します。
2. クラスタ内 の各 ノード 上 のIBM WebSphere MQソフト ウェアを以 下 の手 順 でアップグレード します。
a. 1つまたは複 数 のLifeKeeper IBM WebSphere MQリソース階 層 がアップグレード される ノード 上 でin serviceの場 合 、IBM WebSphere MQソフト ウェアのアップグレード を実 行 す る前 にout of serviceにしなければなりません。この設 定 は、スタンド バイノード へのスイッチ オーバによって可 能 です。
b. IBM WebSphereアップグレード 手 順 に従 ってください。
3. IBM WebSphereソフト ウェアがノード にインスト ールされたら、LifeKeeper IBM WebSphere MQリソース階 層 をin serviceにし(リスト ア)、各 Queue Managerの動 作 を確 認 します。
4. 各Queue Managerの動 作 を確 認 したら、クラスタ内 の他 のすべてのノード をアップグレード します。
Chapter 3: WebSphere MQ Recovery Kit の概要
WebSphere MQ (旧 MQSeries)は、IBMのソフト ウェア製 品 で、一 度 だけの信 頼 性 の高 いメッセージ配 信 を行 います。WebSphere MQの中 核 要 素 は、メッセージを送 受 信 するための1つ以 上 のキューを処 理 するキューマ ネージャです。メッセージがキューに追 加 されると、メッセージは確 実 にパーシステント になり、一 度 だけ配 布 され ます。
WebSphere MQ Recovery Kitを使 用 すると、コマンド サーバ、リスナー、およびパーシステント キューマネージャ データを含 むWebSphere MQキューマネージャをLifeKeeperで保 護 できます。キューマネージャリスナーの保 護 は、オプションでキューマネージャごとに無 効 化 できます。これにより、クライアント 接 続 を扱 わない設 定 に対 応 し たり、LifeKeeperのリカバリ試 行 を発 動 させることなく管 理 者 がリスナーをシャット ダウンしたりできます。
WebSphere MQ Recovery Kitは、保 護 対 象 のWebSphere MQキューマネージャを、障 害 の発 生 したプライマ リサーバからバックアップサーバにリカバリする仕 組 みを提 供 します。LifeKeeperはサーバレベル(ハート ビート によ る)またはリソースレベル(WebSphere MQデーモンの監 視 による)で障 害 を検 知 して、保 護 対 象 のWebSphere MQサービスの管 理 をバックアップサーバに移 譲 します。
また、WebSphere MQ Recovery Kitは、複 数 のバージョンのWebSphere MQのインスト ールをサポート してお り、同 じシステム上 にインスト ールして実 行 することができます。MQのマルチバージョンはMQソフト ウェアのバー ジョン7.x、およびバージョン8.xのキューマネージャをサポート し、いずれもRecovery Kitにより保 護 することが可 能 です。WebSphere MQ Recovery Kitの9.0.2のバージョンにおける本 サポート 以 前 は、同 じシステムにインス ト ールして実 行 できるMQソフト ウェアバージョンは1つのみでした(注 記:インスト ールは、デフォルト の場 所 /opt/mqmに行 う必 要 がありました)。
WebSphere MQ リソース階 層
一 般 的 に、WebSphere MQ階 層 は、WebSphere MQキューマネージャリソースによって構 成 されます。また、
ファイルシステム構 成 やIPリソースの有 無 に応 じて、1つまたは複 数 のファイルシステムリソースが含 まれます。具 体 的 な階 層 構 成 は、保 護 する内 容 によって変 わります。IPリソースをWebSphere MQリソース階 層 に含 める 場 合 、WebSphere MQキューマネージャリソースを作 成 する前 に管 理 者 はそのIPを作 成 し、またそのIPリソー スをプライマリサーバ上 でアクティブにする必 要 があります。ファイルシステム階 層 は、WebSphere MQキューマネー ジャリソースの作 成 中 に自 動 的 に作 成 されます。
Recovery Kitの機 能
図1一 般 的 なWebSphere MQ階 層(シンボリックリンク)
図2一 般 的 なWebSphere MQ階 層(LVM設 定)
Recovery Kit の機 能
WebSphere MQ Recovery Kitは、次 の機 能 を提 供 します。
l マルチインスタンスのキューマネージャ(MQソフト ウェアの複 数 のバージョンで作 成 されたキューマネージャ) のサポート
l アクティブ/アクティブ設 定 のサポート
l LINEARおよびCIRCULARログ(自 動 検 出)のサポート
l サーバ接 続 およびクライアント 接 続 によるエンド ツーエンド アプリケーション健 全 性 チェックのサポート
l オプションのPUT/GETテスト(テスト キューをGUIとコマンド ラインで定 義 可 能)のサポート
l カスタマイズ可 能 なログレベルのサポート
l LifeKeeperでサポート されるすべてのスト レージタイプをサポート
l オプションのリスナー保 護 のサポート(デフォルト で有 効)
l 追 加 のsyslogメッセージログ(ログ機 能local7)のサポート
Chapter 4: WebSphere MQ を設定する際の考慮事項
本 セクションでは、WebSphere MQの設 定 を開 始 する前 に考 慮 すべき事 項 について説 明 します。また、
WebSphere MQをLifeKeeperキューマネージャで設 定 および保 護 するための操 作 手 順 を示 します。
WebSphere MQをSPSでLinuxディスト リビューションにインスト ールする方 法 については、WebSphere MQド キュメンテーションを参 照 してください。
設 定 の要 件
LifeKeeper使 用 時 のWebSphere MQの設 定セクションには、LifeKeeperでキューマネージャを保 護 するための 手 順 が記 載 されています。一 般 的 に、LifeKeeperとともに使 用 するWebSphere MQキューマネージャを正 しく 設 定 するには、次 の要 件 が満 たされている必 要 があります。
1. カーネルパラメータの設 定 。Linuxカーネルパラメータ(共 有 メモリやその他 のカーネルリソースなど)の設 定 方 法 については、WebSphere MQド キュメンテーションを参 照 してください。
2. MQUSERおよびMQGROUP。MQGROUPおよびMQUSERは、クラスタのすべてのサーバ上 に存 在 する必 要 があります。Websphere MQソフト ウェアでは、MQGROUP mqmが存 在 し、それが、プライマリグループメ ンバーシップがMQGROUP mqmに設 定 されていると定 義 されたMQUSER mqmを持 っている必 要 があり ます。もし、Websphere MQソフト ウェアがインスト ールされるときにmqm userとmqm groupが存 在 しない 場 合 には、mqm userとmqm groupは自 動 的 に生 成 されます。WebSphere MQソフト ウェアをインスト ー ルする時 には、 ほとんどのファイルとディレクト リは、mqm userとmqm groupに対 して設 定 されたユーザーお よびグループの所 有 権 を持 ちます。Queue Managerデータとログディレクト リの中 のファイルとディレクト リの ユーザーおよびグループの所 有 権 は、mqm userとmqm groupに対 しても設 定 されます。さらに、Queue Managerが開 始 される時 には、それがmqm userとして動 作 します。 そのため、MQUSERユーザーID (uid)とMQGROUPグループID (gid)は、すべてのクラスターのサーバー上 で同 一 でなくてはなりません。MQ Recovery Kitはリソースを拡 張 しようとする際 に、この点 を検 証 します。もし、この二 つのIDが一 致 しない 場 合 には、リソースの拡 張 に失 敗 します。注 :もしローカルパスワード やグループファイル以 外 にNIS、
LDAPもしくは他 の認 証 ツールを使 用 している場 合 には、Websphere MQとLifeKeeperソフト ウェアのイン スト ールの前 にMQUSERとMQGROUPを設 定 しなくてはなりません。また、ホームディレクト リを作 成 する 必 要 があるかもしれません。もし、今 回 が以 前 にリリースされたWebSphere MQ Recovery Kitからのアップ グレード である場 合 、MQUSER PATH環 境 変 数 の設 定 の変 更 が必 要 な場 合 があります。この
MQUSER PATH環 境 変 数 は、WebSphere MQソフト ウェアのデフォルト インスト ールロケーション、/op- t/mqmを含 めるために変 更 する必 要 があります。もし、この変 更 が以 前 のリリースで行 われている場 合 、 今 回 のRecovery Kitのバージョンが正 しく動 作 するために解 除 する必 要 があります。
3. 別 のMQユーザーのサポートWebsphere MQソフト ウェアは常 にmqmユーザーとして動 作 しますが、別 の ユーザーがプライマリもしくはセカンダリメンバーシップをmqmグループの中 に持 つことを前 提 に、全 てのMQ コマンド を動 作 させるのに別 のユーザー名 を指 定 することが可 能 です。他 のMQ Toolと統 合 する時 には、
WebSphere MQの開 始 に別 のユーザー名 が必 要 かもしれません。別 のユーザーへの変 更 については、
本 文 書 の“LifeKeeper WebSphere MQ Recovery Kitのデフォルト 設 定 の変 更”のMQS_ALT_USER_
NAME設 定 を参 照 してください。
設 定 の要 件
4. コマンド サーバの手 動 起 動 。LifeKeeperによってコマンド サーバを起 動 するには、プライマリサーバ上 で、
次 のコマンド を使 用 してコマンド サーバの自 動 起 動 を無 効 にします。この手 順 を行 わない場 合 、キューマ ネージャの起 動 時 にコマンド サーバが自 動 的 に起 動 されます。
runmqsc QUEUE.MANAGER.NAME ALTER QMGR SCMDSERV(MANUAL)
5. 別 のMQユーザーのサポート が共 有 スト レージ上 にあること。キューマネージャディレクト リQMDIRおよび キューマネージャログディレクト リQMLOGDIRは、LifeKeeperでサポート された共 有 スト レージ上 にある必 要 があります。これにより、バックアップサーバ上 のWebSphere MQがデータにアクセスできます。詳 細 につ いては、サポート されるファイルシステムレイアウトを参 照 してください。
6. QMDIRおよびQMLOGDIRの権 限 。QMDIRおよびQMLOGDIRディレクト リは、MQUSERとMQGROUPグルー プに所 有 されている必 要 があります。ARKは、ディレクト リの所 有 者 を参 照 してMQUSERを自 動 的 に決 定 します。また、シンボリックリンクを検 出 し、最 終 ターゲット に到 達 します。必 要 な場 合 、システムコマン ドchownを使 用 して、これらのディレクト リの所 有 者 を変 更 してください。
7. キューマネージャの自 動 起 動 を無 効 化 。initスクリプト を使 用 してWebSphere MQを起 動 および停 止 している場 合 、LifeKeeperで保 護 するキューマネージャでは、そのスクリプト を無 効 化 してください。init スクリプト を無 効 化 するには、オペレーティングシステム提 供 の機 能 を使 用 します。たとえば、SuSEでは insserv、Red Hatではchkconfigです。
8. サーバ接 続 チャネルの認 証 。WebSphere MQバージョン7.1以 降 では、チャネルの認 証 方 法 が変 更 さ れました。デフォルト では、MQADMINユーザー(mqm)は匿 名 認 証 (パスワード なし)を行 うことはできな いため、リソース階 層 の作 成 に失 敗 します(WebSphere MQ 7.1以 前 のリリースで作 成 されたキューマ ネージャの認 証 は引 き続 き有 効)。WebSphere MQ 7.1以 降 、MQADMINユーザーによる認 証 を許 可 するには、チャネルの認 証 を無 効 にする方 法 があります。WebSphere MQ 8.0では、追 加 の変 更 が(現 在 の設 定 を取 得 する「display authinfo(system.default.authinfo.idpwos)」をrunmqscコマンド で実 行 し て) system.default.authinfo.idpwosのauthinfoに対 して必 要 となります。「reqdamd」のchckclnt設 定 は、
「optional」に変 更 する必 要 があります。MQADMINユーザーによる匿 名 認 証 の許 可 に失 敗 すると、リ ソースの作 成 時 に「MQCONNX ended with reason code 2035」エラーが発 生 します。チャネルの認 証 については、WebSphere MQド キュメンテーションを参 照 してください。
9. MQSeriesSamples、MQSeriesSDK、およびMQSeriesClientパッケージ。LifeKeeperは、
WebSphere MQへのクライアント 接 続 を使 用 して、リスナーとチャネルイニシエータが完 全 に機 能 している ことを確 認 します。これは、リモート のキューマネージャおよびクライアント がキューマネージャに接 続 するた めの要 件 です。そのため、MQSeriesClientパッケージが、WebSphere MQを実 行 するすべての LifeKeeperクラスタノード 上 にインスト ールされている必 要 があります。また、MQSeriesSDKおよび MQSeriesSamplesパッケージは、クライアント 接 続 テスト とPUT/GETテスト を実 行 するためにインス ト ールされている必 要 があります。
10. オプションのCコンパイラ。オプションのPUT/GETテスト を実 行 するためには、Cコンパイラがマシン上 にイ ンスト ールされている必 要 があります。Cコンパイラがない場 合 、インスト ール中 に警 告 が発 生 します。
11. LifeKeeperのテスト キュー。WebSphere MQ Recovery Kitは、オプションでPUT/GETテスト を実 行 して キューマネージャの動 作 を確 認 します。リカバリキット はすべてのメッセージをこのキューから取 得 して破 棄 するため、専 用 のテスト キューが作 成 されている必 要 があります。このキューでは、デフォルト のパーシスタ ンス設 定 が「yes」(DEFPSIST=yes)に設 定 されている必 要 があります。キューマネージャをLifeKeeperで 保 護 している場 合 、「LIFEKEEPER.TESTQUEUE」という名 前 のテスト キューが自 動 的 に作 成 されま す。また、次 のコマンド を使 用 して、キューマネージャを保 護 する前 に手 作 業 でテスト キューを作 成 するこ ともできます。
サポート されるファイルシステムレイアウト
su - MQUSER
runmqsc QUEUE.MANAGER.NAME
define qlocal(LIFEKEEPER.TESTQUEUE) DEFPSIST(YES) DESCR (‘LifeKeeper test queue’)
注 記:デフォルト の「LIFEKEEPER.TESTQUEUE」以 外 の名 前 をテスト キューに付 けるには、この テスト キューの名 前 を設 定 する必 要 があります。詳 細 については、リソースプロパティ設 定 の編 集 を参 照 してください。
12. リスナーオブジェクト 用 のTCPポート 。リスナーオブジェクト をrunmqscを介 して変 更 して使 用 中 のTCP ポート を反 映 します。次 のコマンド を使 用 して、デフォルト リスナーのTCPポート を変 更 します。
su - MQUSER
runmqsc QUEUE.MANAGER.NAME
alter LISTENER(SYSTEM.DEFAULT.LISTENER.TCP) TRPTYPE(TCP) PORT(1414) IPADDR(192.168.1.100)
注 記:リスナーオブジェクト は、デフォルト のMQリスナーTCPポート1414を使 用 する場 合 も変 更 が必 要 ですが、特 定 のIPアド レス(IPADDR)を指 定 する必 要 はありません。IPADDRを設 定 しな い場 合 、リスナーはサーバ上 のすべてのインターフェースにバインド されます。IPADDRを設 定 した 場 合 は、IPADDRで定 義 されたアド レスを使 用 してLifeKeeperで仮 想IPリソースを作 成 すること を強 く推 奨 します。そうすることによって、MQリスナーの起 動 時 に確 実 にIPアド レスを使 用 できま す。
13. TCPポート 番 号 。各WebSphere MQリスナーは、異 なるポート(デフォルト で1414)を使 用 するか、すべ てのインターフェースにバインド されたリスナーがない状 態 で異 なる仮 想 IPにバインド する必 要 がありま す。これには、クラスタ内 の保 護 されたキューマネージャと保 護 されていないキューマネージャが含 まれま す。
14. mqs.iniで設 定 されたキューマネージャ。アクティブ/アクティブ設 定 では、各 サーバは、グローバルキュー マネージャー設 定 ファイルmqs.iniのコピーをそれぞれ保 持 しています。保 護 されたキューマネージャをク ラスタ内 のすべてのサーバ上 で実 行 するには、キューマネージャがクラスタ内 のすべてのサーバ上 の mqs.ini設 定 ファイルに設 定 されている必 要 があります。適 切 なQueueManager:スタンザをプライマリ サーバからコピーして、すべてのバックアップサーバ上 のmqs.ini設 定 ファイルに追 加 します。
サポート されるファイルシステムレイアウト
共 有 スト レージシステムとファイルシステムレイアウト に応 じて、4つの異 なる設 定 がサポート されています。各 設 定 の違 いは、ファイルシステムレイアウト にあります。次 のセクションでは、サポート されるファイルシステムレイアウト について説 明 します。
設 定 1 - 共 有 スト レージ上 の /var/mqm
この設 定 では、/var/mqmディレクト リ全 体 が、LifeKeeperでサポート される共 有 スト レージ(SCSI、SAN、
NAS、または複 製 されたスト レージ)にマウント されます。
注 記:これは、アクティブ/パッシブ設 定 でのみ動 作 します。
設 定2 -直 接 マウント
図 3 -ファイルシステムレイアウト 1 -共 有 スト レージ上 の/var/mqm
設 定 2 - 直 接 マウント
この設 定 では、QMDIRディレクト リとQMLOGDIRディレクト リは、共 有 スト レージ上 にあります。これには、2つの 専 用LUNまたはパーティションを用 意 するか、各 キューマネージャでLVMを使 用 する必 要 があります。LVMを 使 用 する場 合 、同 一 のLUNから2つの論 理 ボリュームを作 成 でき、2つのディレクト リに個 別 にマウント できま す。
設 定3 -シンボリックリンク
図4 -ファイルシステムレイアウト 2 -直 接 マウント
設 定 3 - シンボリックリンク
LVMを使 用 せず、多 数 のキューマネージャを使 用 するアクティブ/アクティブ設 定 では、シンボリックリンクの使 用 を 推 奨 します。この場 合 、1つまたは複 数 の専 用 マウント ポイント が作 成 されます(例:/mq)。LifeKeeperで保 護 された1つのファイルシステムをそこにマウント し、各 キューマネージャ用 にサブディレクト リを作 成 します(例: /mq/QUEUE!MANAGER!NAME/logおよび/mq/QUEUE!MANAGER!NAME/qmgrs)。その後 、QMDIRディレク ト リおよびQMLOGDIRディレクト リを、この場 所 にリンクします。
設 定4 -マルチインスタンスのキューマネージャ
図5 -ファイルシステムレイアウト 3 -シンボリックリンク
設 定 4 - マルチインスタンスのキューマネージャ
キューマネージャ作 成 中 にデータファイルディレクト リをデフォルト の/var/mqm/qmgrs以 外 の場 所 に指 定 する (crtmqm -md DataPath)アクティブ/スタンバイ設 定 またはアクティブ/アクティブ設 定 に推 奨 されます。この機 能 は、WebSphere MQ Version 7.0.1のFix Pack 6以 降 で使 用 できます。このWebSphere MQ機 能 を使 用 す ると、複 数 のMQを1台 のサーバ上 にインスト ールできます(例: MQ 8.0を使 用 したWebSphere MQ 7.5)。
Recovery Kitのバージョン9.0.2以 降 からマルチインスタンスのMQをサポート しています。この設 定 では、
mqs.iniファイルは、クラスタ内 の各 ノード 間 で同 期 する必 要 があります。各 キューマネージャのデータディレクト リと、関 連 するログディレクト リは、mqs.iniファイル内 に記 載 されているQueue Manager DataPathディレクティ ブ情 報 に従 い、共 有LUN上 に置 かれます(データとログ用 にそれぞれ1つのLUNか、両 方 のディレクト リを同 一 のLUNに)。この設 定 は、設 定 2と似 ていますが、設 定 4の直 接 マウント は/var/mqmの中 にない点 が異 な ります。
LifeKeeper使 用 時 のWebSphere MQの設 定
図6 -ファイルシステムレイアウト 4 -マルチインスタンスのキューマネージャ
LifeKeeper 使 用 時 の WebSphere MQ の設 定
LifeKeeper for Linux WebSphere MQリソース階 層 の作 成 を開 始 する前 に実 施 すべきWebSphere MQの設 定 上 の考 慮 事 項 は多 数 あります。これらの変 更 は、Recovery KitがPUT/GETテスト を実 行 し、WebSphere MQ パーシステント データに高 可 用 性 を提 供 するために必 要 です。WebSphere MQキューマネージャは、リモート クラ イアント リクエスト をTCP/IPを使 って処 理 するため、仮 想IPリソースをWebSphere MQリソース階 層 を作 成 す る前 に作 成 しておく必 要 があります。次 の作 業 を実 行 し、LifeKeeper WebSphere MQリソース階 層 を作 成 でき るようにします。
1. インスト ールの計 画 をします(付 録Cを参 照)。
WebSphere MQをインスト ールする前 に、インスト ールの計 画 をする必 要 があります。これには、
MQUSER、MQUSER UID、MQGROUP GIDの選 択 が含 まれます。また、使 用 するファイルシステム レイアウト も決 定 しなければなりません(サポート されるファイルシステムレイアウトを参 照)。このプロ セスをスムーズに行 うため、SIOS Technology Corp.では、必 要 なすべての情 報 を記 入 できる フォームを提 供 しています。付 録C – WebSphere MQ設 定 シートを参 照 してください。インスト ー ル手 順 の準 備 として、このフォームに記 入 してください。
2. 各 サーバでカーネルパラメータを設 定 します。
WebSphere MQでは、共 有 メモリなど、特 別 なLinuxカーネルパラメータ設 定 を必 要 とする場 合
LifeKeeper使 用 時 のWebSphere MQの設 定
があります。お使 いのリリースのWebSphere MQのWebSphere MQド キュメンテーションを参 照 し、
WebSphere MQを実 行 するための最 小 要 件 を確 認 してください。カーネルパラメータの変 更 が再 起 動 後 も残 るようにするためには、/etc/sysctl.conf設 定 ファイルを使 用 できます。コマンド sysctl -pを起 動 スクリプト(boot.local)に追 加 する必 要 がある場 合 があります。SuSEで は、insserv boot.sysctlを実 行 してsysctl.confファイル内 のパラメータの自 動 設 定 を 有 効 化 できます。
3. 各 サーバ上 でMQUSERおよびMQGROUPを作 成 します。
オペレーティングシステムコマンドgroupaddおよびadduserを使 用 して、MQUSERと
MQGROUPを作 成 します。そのUIDとGIDは、手 順1で使 用 した『WebSphere MQ設 定 シー ト 』に記 載 されています。
選 択 したMQUSERの名 前 がmqmで、UID 1002を持 ち、MQGROUP GIDが1000の場 合 、クラ スタ内 の各 サーバ上 で次 のコマンド を実 行 できます(実 際 の設 定 に合 わせてMQUSER、UID、GID の値 を変 更 してください)。
groupadd -g 1000 mqm
useradd -m -u 1002 -g mqm mqm
注 記:これらの設 定 は、クラスタの全 ノード で常 に同 一 の内 容 である必 要 があります。NISまたは LDAPを実 行 中 の場 合 、ユーザとグループは一 度 だけ作 成 してください。中 央 ホームディレクト リ サーバがない場 合 、ホームディレクト リを作 成 する必 要 がある場 合 があります。
4. PATH環 境 変 数(アップグレード の場 合 のみ)の設 定 を解 除 します。
WebSphere MQ Recover Kitの以 前 のリリースをアップグレード する場 合 は、MQUSER PATH環 境 変 数 の設 定 を変 更 しなければならない場 合 があります。Recovery Kitの以 前 のリリースでは、
WebSphere MQソフト ウェアのデフォルト のインスト ールの場 所(/opt/mqm)を含 むように
MQUSER PATH環 境 変 数 を変 更 する必 要 がありました。この変 更 を以 前 のリリースで行 った場 合 、Recover Kitが正 常 に動 作 するには、本 バージョンでこの設 定 を解 除 する必 要 があります。
5. 必 要 なパッケージをインスト ールして、WebSphere MQを各 サーバ上 にインスト ールします。
MQSeriesインスト ールでは、ライセンスのアクティベーション(mqlicense_lnx.sh)のためにX11 ライブラリとJavaが必 要 です。必 要 なソフト ウェアパッケージをインスト ールします。
6. WebSphere MQソフト ウェアとWebSphere MQのFix Packを各 サーバにインスト ールします。
お使 いのWebSphere MQリリースの『WebSphere MQド キュメンテーション』に記 載 されている手 順 に従 ってください。
7. サーバ接 続 チャネルの認 証 。WebSphere MQバージョン7.1以 降 では、チャネルの認 証 方 法 が変 更 さ れました。デフォルト では、MQADMINユーザー(mqm)は匿 名 認 証 (パスワード なし)を行 うことはできな いため、リソース階 層 の作 成 に失 敗 します(WebSphere MQ 7.1以 前 のリリースで作 成 されたキューマ ネージャの認 証 は引 き続 き有 効)。WebSphere MQ 7.1以 降 、MQADMINユーザーによる認 証 を許 可 するには、チャネルの認 証 を無 効 にする方 法 があります。WebSphere MQ 8.0では、追 加 の変 更 が(現 在 の設 定 を取 得 する「display authinfo(system.default.authinfo.idpwos)」をrunmqscコマンド で実 行 し て) system.default.authinfo.idpwosのauthinfoに対 して必 要 となります。「reqdamd」のchckclnt設 定 は、
「optional」に変 更 する必 要 があります。MQADMINユーザーによる匿 名 認 証 の許 可 に失 敗 すると、リ
LifeKeeper使 用 時 のWebSphere MQの設 定
ソースの作 成 時 に「MQCONNX ended with reason code 2035」エラーが発 生 します。チャネルの認 証 については、WebSphere MQド キュメンテーションを参 照 してください。
8. MQバージョン7.1以 降 を使 用 している場 合 、Queue Managerが使 用 されている指 定 チャネルで MQADMINユーザを有 効 化 してください。
9. LifeKeeperとWebSphere MQ Recovery Kitを各 サーバにインスト ールします。
SPSをインスト ールする方 法 については、SIOS Protection Suiteインスト ールガイド を参 照 してく ださい。
10. 共 有 スト レージを準 備 し、その共 有 スト レージをマウント します。
サポート されるファイルシステムレイアウト については、サポート されるファイルシステムレイアウトを参 照 してください。ファイルシステムレイアウト とスト レージタイプに応 じて、ボリュームグループの作 成 、 論 理 ボリューム、ファイルシステムの作 成 、またはNFS共 有 のマウント が必 要 です。
以 下 は、NASスト レージを使 用 するファイルシステムレイアウト2の例 を示 しています。
node1:/var/mqm/qmgrs # mkdir TEST\!QM
node1:/var/mqm/qmgrs # mkdir ../log/TEST\!QM node1:/var/mqm/qmgrs # mount
192.168.1.30:/raid5/vmware/shared_NFS/TEST.QM/qmgrs ./TEST\!QM/
node1:/var/mqm/qmgrs # mount
192.168.1.30:/raid5/vmware/shared_NFS/TEST.QM/log ../log/TEST\!QM/
11. QMDIRとQMLOGDIRの所 有 者 とグループをMQUSERとMQGROUPに設 定 します。
QMDIRとQMLOGDIRは、MQUSERとMQGROUPに所 有 されている必 要 があります。次 のコマンド を 使 用 して、ファイルシステム権 限 を設 定 してください。
chown MQUSER QMDIR chgrp mqm QMDIR
chown MQUSER QMLOGDIR chgrp mqm QMLOGDIR
MQUSER、QMDIR、QMLOGDIRの値 は、お使 いのファイルシステムレイアウト とMQUSERのユーザ名 によって異 なります。手 順1のシート を使 用 して、正 しい値 を決 定 してください。
以 下 は、MQUSER mqm、およびキューマネージャTEST.QM で、デフォルト のQMDIRおよび QMLOGDIRを使 用 する場 合 の例 を示 しています。
node1:/var/mqm/qmgrs # chown mqm TEST\!QM/
node1:/var/mqm/qmgrs # chgrp mqm TEST\!QM/
node1:/var/mqm/qmgrs # chown mqm ../log/TEST\!QM/
node1:/var/mqm/qmgrs # chgrp mqm ../log/TEST\!QM/
12. キューマネージャをプライマリサーバ上 に作 成 します。
『WebSphere MQド キュメント』に記 載 されている手 順 に従 って、使 用 されているWebSphere
LifeKeeper使 用 時 のWebSphere MQの設 定
MQのバージョンに応 じてキューマネージャを作 成 します。
以 下 は、MQUSER mqmとキューマネージャTEST.QMの例 を示 しています。
node1:/var/mqm/qmgrs # su - mqm mqm@node1:~> crtmqm TEST.QM
WebSphere MQ queue manager created.
Creating or replacing default objects for TEST.QM.
Default objects statistics : 31 created. 0 replaced. 0 failed.
Completing setup.
Setup completed.
注 記:すでに存 在 するキューマネージャを保 護 する場 合 、次 の手 順 に従 って、キューマネージャを 共 有 スト レージに移 動 してください。
a. キューマネージャを停 止 します(endmqm -i QUEUE.MGR.NAME)。
b. キューマネージャディレクト リおよびキューマネージャログディレクト リの中 身 を手 順 10で作 成 した共 有 スト レージにコピーします。
c. グローバル設 定 ファイル(mqs.ini)およびキューマネージャ設 定 ファイル(qm.ini)を必 要 に応 じ て変 更 し、QMDIRとQMLOGDIRの新 しい場 所 を設 定 します。
d. キューマネージャを起 動 して、機 能 を確 認 します(strmqm QUEUE.MGR.NAME)。
e. キューマネージャを停 止 します(endmqm -i QUEUE.MGR.NAME)。
13. オプション:仮 想IPリソースをプライマリサーバ上 のLifeKeeperで設 定 します。
SPS for Linux IP Recovery Kit管 理 ガイド およびSIOS Protection Suiteインスト ールガイド に記 載 の手 順 とガイド ラインに従 ってください。
注 記:サーバ接 続 によってのみキューマネージャにアクセスする場 合 、LifeKeeper仮 想IPを設 定 する必 要 はありません。
14. リスナーオブジェクト をお使 いのTCPアド レスおよびポート に合 わせて変 更 します。
su – MQUSER
runmqsc QUEUE.MANAGER.NAME
alter LISTENER(SYSTEM.DEFAULT.LISTENER.TCP) TRPTYPE(TCP) PORT(1414) IPADDR(192.168.1.100)
注 記:手 順13で使 用 したIPアド レスと同 じアド レスを使 用 してIPADDRの値 を設 定 します。
IPADDRは、WebSphere MQがすべてのアド レスをバインド するよう設 定 してはなりません。
15. プライマリサーバ上 のキューマネージャを起 動 します。
プライマリサーバ上 で、キューマネージャ、コマンド サーバ(手 動 起 動 に設 定 されている場 合)、リス ナーを起 動 します。
リソース作 成 後 の設 定 変 更
strmqcsv QUEUE.MANAGER.NAME
runmqlsr –m QUEUE.MANAGER.NAME –t TCP &
16. キューマネージャが正 常 に起 動 したことを確 認 します。
su – MQUSER
echo ‘display qlocal(*)’ | runmqsc QUEUE.MANAGER.NAME
17. キューマネージャのスタンザを、バックアップサーバ上 のグローバルキューマネージャ設 定 ファイルmqs.ini に追 加 します。
注 記:この手 順 は、ファイルシステムレイアウト2と3で必 要 です。
18. オプション:LifeKeeperテスト キューを、プライマリサーバ上 に作 成 します。
runmqsc TEST.QM
5724-B41 (C) Copyright IBM Corp. 1994, 2002. ALL RIGHTS RESERVED.
Starting MQSC for queue manager TEST.QM.
define qlocal(LIFEKEEPER.TESTQUEUE) defpsist(yes) descr ('LifeKeeper test queue')
1 : define qlocal(LIFEKEEPER.TESTQUEUE) defpsist(yes) descr('LifeKeeper test queue')
AMQ8006: WebSphere MQ queue created.
19. LifeKeeperによってコマンド サーバを起 動 するには、プライマリサーバ上 で、次 のコマンド を使 用 してコマン ド サーバの自 動 起 動 を無 効 にします。この手 順 を行 わない場 合 、キューマネージャの起 動 時 にコマンド サーバが自 動 的 に起 動 されます。
su – MQUSER runmqsc TEST.QM
ALTER QMGR SCMDSERV(MANUAL)
20. キューマネージャリソース階 層 をプライマリサーバ上 に作 成 します。
詳 細 については、LifeKeeperの設 定 作 業 を参 照 してください。
21. キューマネージャリソース階 層 をバックアップシステムに拡 張 します。
詳 細 については、LifeKeeperの設 定 作 業 を参 照 してください。
22. 設 定 をテスト します。
HA WebSphere MQインスト ールをテスト するには、WebSphere MQリソース階 層 のテスト に記 載 されている手 順 に従 ってください。
リソース作 成 後 の設 定 変 更
SPS WebSphere MQ Recovery Kitは、WebSphere MQコマンド を使 用 してキューマネージャを起 動 および停 止 します。以 下 に示 すのは、このルールに対 するいくつかの例 外 です。
QMDIRとQMLOGDIRの再 配 置
QMDIR と QMLOGDIR の再 配 置
QMDIRとQMLOGDIRの場 所 が変 わった場 合 、LifeKeeperの設 定 を変 更 する必 要 があります。設 定 は、次 のい ずれかの方 法 で変 更 できます。
1. キューマネージャのリソース階 層 を再 作 成 する。
この方 法 を行 うには、キューマネージャ階 層 の削 除 と、キューマネージャ階 層 の作 成 が必 要 です。
詳 細 については、「WebSphere MQリソース階 層 の削 除 」および「WebSphere MQリソース階 層 の作 成 」を参 照 してください。
2. ファイルシステム階 層 を手 作 業 で新 規 作 成 し、その新 しいファイルシステム階 層 をWebSphere MQ階 層 に追 加 する。古 いファイルシステム階 層 をWebSphere MQ階 層 から削 除 し、古 いファイルシステム階 層 を削 除 します。ファイルシステム階 層 を作 成 および削 除 する方 法 については、SIOS Protection Suite インスト ールガイド を参 照 してください。
リスナーポート の変 更
キューマネージャのリスナーポート を変 更 するには、以 下 の手 順 を実 行 してください。
runmqsc内 のリスナーオブジェクト を変 更 した後 、リスナーを停 止 し、起 動 してください。
su – MQUSER
runmqsc QUEUE.MANAGER.NAME
alter LISTENER(SYSTEM.DEFAULT.LISTENER.TCP) TRPTYPE(TCP) PORT(1415) stop LISTENER(SYSTEM.DEFAULT.LISTENER.TCP)
start LISTENER(SYSTEM.DEFAULT.LISTENER.TCP) 詳 細 については、リソースプロパティ設 定 の編 集を参 照 してください。
キューマネージャの IP の変 更
WebSphere MQキューマネージャに関 連 するLifeKeeperで保 護 されているIPを変 更 するには、次 の手 順 を実 行 します。
1. LifeKeeper GUIで新 しいLifeKeeper仮 想IPを作 成 します。
2. 新 しい仮 想IPをWebSphere MQ階 層 に追 加 します。
3. 古 い仮 想 IPをWebSphere MQ階 層 から削 除 します。
4. 古 い仮 想 IPリソースを削 除 します。
5. 必 要 な場 合 、runmqsc内 のリスナーオブジェクト を変 更 し、リスナーを再 起 動 します。
su – MQUSER
runmqsc QUEUE.MANAGER.NAME
alter LISTENER(SYSTEM.DEFAULT.LISTENER.TCP) TRPTYPE(TCP)
WebSphere MQの設 定 例
PORT(1414) IPADDR(192.168.1.101)
stop LISTENER(SYSTEM.DEFAULT.LISTENER.TCP) start LISTENER(SYSTEM.DEFAULT.LISTENER.TCP)
別 の方 法 として、LifeKeeperのlk_chg_value機 能 を使 用 して、IPを変 更 できます。詳 細 に ついては、lk_chg_value(8)マニュアルページを参 照 してください。
WebSphere MQ の設 定 例
本 セクションでは、一 般 的 なWebSphere MQ設 定 の定 義 と例 を示 します。各 例 には、LifeKeeperに適 用 され る設 定 ファイルエント リが含 まれています。
共 有 スト レージ上 の /var/mqm によるアクティブ / スタンバイ設 定
アクティブ/スタンバイ設 定 では、Node1はプライマリLifeKeeperサーバです。このノード は、WebSphere MQ キューマネージャを保 護 します。すべてのスト レージは、クラスタサーバ間 の共 有 アレイに置 かれます。Node2は他 のアプリケーションやサービスを処 理 することができますが、LifeKeeperから見 た場 合 は、WebSphere MQリソース のバックアップとしてのみ機 能 します。ディレクト リ/var/mqmは、共 有 スト レージ上 にあります。プライマリサーバ は、処 理 可 能 な数 のキューマネージャを上 限 なしで実 行 できます。
図6ローカルスト レージにおけるアクティブ/スタンバイ設 定
設 定 に関 する注 記
設 定 に関 する注 記
l クライアント は、LifeKeeperで保 護 され、クラスタ内 のサーバ間 で浮 動 するよう指 定 されたIP 192.168.1.100を使 用 して、WebSphere MQサーバに接 続 します。
l ディレクト リ/var/mqmは、共 有 スト レージ上 にあります。
l 各 キューマネージャにおいて、リスナーオブジェクト は一 意 のポート 番 号 を含 むよう変 更 されました。
NAS スト レージにおけるアクティブ / スタンバイ設 定
アクティブ/スタンバイ設 定 では、Node1はプライマリLifeKeeperサーバです。このノード は、WebSphere MQ キューマネージャを保 護 します。すべてのスト レージは、IP 10.0.0.100のNASサーバ上 にあります。Node2は他 のアプリケーションやサービスを処 理 することができますが、LifeKeeperから見 た場 合 は、WebSphere MQリソース のバックアップとしてのみ機 能 します。ディレクト リ/var/mqmは、NASサーバのIP 10.0.0.100から配 置 され、アク ティブサーバのみにマウント されます。プライマリサーバは、処 理 可 能 な数 のキューマネージャを上 限 なしで実 行 で きます。
設 定 に関 する注 記
図7 NFSスト レージにおけるアクティブ/スタンバイ設 定
設 定 に関 する注 記
l クライアント は、LifeKeeperで保 護 され、クラスタ内 のサーバ間 で浮 動 するよう指 定 されたIP 192.168.1.100を使 用 して、WebSphere MQサーバに接 続 します。
l ディレクト リ/var/mqmは、NASサーバ上 にあります。
ローカルスト レージにおけるアクティブ/アクティブ設 定
l アクティブサーバは、専 用 のネット ワークインターフェースを使 用 して、ディレクト リ/var/mqmをIP 10.0.0.100を持 つNASサーバからマウント します。
l 各 ネット ワークインターフェースには、ハート ビート が設 定 されています。
l 各 キューマネージャにおいて、リスナーオブジェクト は一 意 のポート 番 号 を含 むよう変 更 されました。
ローカルスト レージにおけるアクティブ / アクティブ設 定
以 下 のアクティブ/アクティブ設 定 において、Node1とNode2の両 方 がWebSphere MQリソースに対 するプライマ リLifeKeeperサーバです。各 サーバは、互 いにとってのバックアップサーバでもあります。この例 では、Node1は キューマネージャQMGR1のための共 有 スト レージアレイを保 護 します。Node2はキューマネージャQMGR2のため の共 有 スト レージアレイをプライマリサーバとして保 護 します。さらに、各 サーバは互 いのためのバックアップサーバと しても動 作 します。この例 では、Node2はNode1上 のキューマネージャQMGR1のためのバックアップであり、
Node1は、Node2上 のキューマネージャQMGR2のためのバックアップです。
図8ローカルスト レージにおけるアクティブ/アクティブ設 定
設 定 に関 する注 記
NASスト レージにおけるアクティブ/アクティブ設 定
l クライアント は、LifeKeeper仮 想IP 192.168.1.101を使 用 して、キューマネージャQMGR2に接 続 します。
l 各 ネット ワークインターフェースには、ハート ビート が設 定 されています。
l 各 キューマネージャにおいて、リスナーオブジェクト は一 意 のポート 番 号 を含 むよう変 更 されました。
l QMGR1データは2つの論 理 ボリュームが設 定 された共 有 スト レージ上 の1つのボリュームグループにありま す。各 論 理 ボリュームには、QMDIRまたはQMLOGDIRにマウント されるファイルシステムが含 まれます。
l QMGR2データは2つの論 理 ボリュームが設 定 された共 有 スト レージ上 の2次 ボリュームグループにありま す。各 論 理 ボリュームには、QMDIRまたはQMLOGDIRにマウント されるファイルシステムが含 まれます。
NAS スト レージにおけるアクティブ / アクティブ設 定
以 下 のアクティブ/アクティブ設 定 において、Node1とNode2の両 方 がWebSphere MQリソースに対 するプライマ リLifeKeeperサーバです。各 サーバは、互 いにとってのバックアップサーバでもあります。この例 では、Node1は キューマネージャQMGR1のためのNFSマウント を保 護 します。Node2はキューマネージャQMGR2のためのNFS マウント をプライマリサーバとして保 護 します。さらに、各 サーバは互 いのためのバックアップサーバとしても動 作 しま す。この例 では、Node2はNode1上 のキューマネージャQMGR1のためのバックアップであり、Node1は、Node2 上 のキューマネージャQMGR2のためのバックアップです。
設 定 に関 する注 記
図9 NFSスト レージにおけるアクティブ/アクティブ設 定
設 定 に関 する注 記
l クライアント は、LifeKeeper仮 想IP 192.168.1.100を使 用 して、キューマネージャQMGR1に接 続 します。
l クライアント は、LifeKeeper仮 想IP 192.168.1.101を使 用 して、キューマネージャQMGR2に接 続 します。
l 各 サーバは、NASサーバにアクセスするために専 用 のネット ワークインターフェースを持 っています。
設 定 に関 する注 記
l 各 キューマネージャにおいて、リスナーオブジェクト は一 意 のポート 番 号 を含 むよう変 更 されました。
l QMGR1データは、NASサーバ上 の2つのNFSエクスポート に配 置 されています。これらのエクスポート は、QMDIRまたはQMLOGDIRにマウント されています。NASサーバのIPは、10.0.0.100.です。
l QMGR2データは、NASサーバ上 の2つのNFSエクスポート に配 置 されています。これらのエクスポート は、QMDIRまたはQMLOGDIRにマウント されています。NASサーバのIPは、10.0.0.100.です。
Chapter 5: LifeKeeper の設定作業
SPS for Linux WebSphere MQ Recovery Kitの管 理 作 業 はすべて、LifeKeeperのグラフィカルユーザインター フェース(GUI)で実 行 できます。LifeKeeperのGUIでは、WebSphereのリソースの設 定 、管 理 、監 視 の作 業 を ガイド 付 きで行 うことができます。
概 要
以 下 の作 業 は、WebSphere MQリソースインスタンス特 有 のものであり、Recovery Kitごとに異 なるため、本 書 で説 明 しています。
l リソース階 層 の作 成 - WebSphere MQリソース階 層 を作 成 します。
l リソース階 層 の削 除 - WebSphere MQリソース階 層 を削 除 します。
l リソース階 層 の拡 張 - WebSphere MQリソース階 層 をプライマリサーバからバックアップサーバに拡 張 しま す。
l リソース階 層 の拡 張 解 除 - LifeKeeperクラスタ内 にある1台 のサーバのWebSphere MQリソース階 層 を 拡 張 解 除(削 除)します。
l リソースプロパティ設 定 の編 集– WebSphere MQリソース階 層 の作 成 後 に、LifeKeeperテスト キュー、リ スナー管 理 、停 止 タイムアウト などのWebSphere MQリソースパラメータを再 設 定 します。
次 の作 業 は、すべてのリカバリキット に共 通 する手 順 のため、SPS for Linuxテクニカルド キュメンテーションの管 理 セクションに記 載 されています。
l リソース依 存 関 係 の作 成 。既 存 のリソース階 層 と別 のリソースインスタンスとの間 に親 子 の依 存 関 係 を 作 成 し、クラスタ内 のすべての対 象 サーバに依 存 関 係 の変 更 を反 映 します。
l リソース依 存 関 係 の削 除 。リソースの依 存 関 係 を削 除 して、クラスタ内 のすべての対 象 サーバに依 存 関 係 の変 更 を反 映 します。
l In Service。リソース階 層 を特 定 のサーバでin serviceにします。
l Out of Service。リソース階 層 を特 定 のサーバでout of serviceの状 態 にします。
l プロパティの 表 示/編 集 。特 定 のサーバでリソース階 層 のプロパティを表 示 または編 集 します。
注 記:このセクションの残 りの部 分 では、設 定 作 業 はすべて[Edit]メニューから実 行 されます。これらの設 定 作 業 の大 半 は次 の方 法 でも実 行 できます。
l ツールバーから実 行
l ステータス表 示 の左 ペインのグローバルリソースを右 クリックして実 行 ステータス表 示 の右 ペインのリソースインスタンスを右 クリックして実 行
WebSphere MQリソース階 層 の作 成
右 クリックを使 用 すると、[Edit]メニューを使 用 するときに要 求 される情 報 を入 力 せずにすみます。
WebSphere MQ リソース階 層 の作 成
必 要 な設 定 作 業 を完 了 した後 、次 の手 順 に従 ってWebSphere MQリソース階 層 を作 成 します。
1. LifeKeeper GUIメニューから[Edit]を選 択 し、次 に[Server]を選 択 します。表 示 されたメニューから、
[Create Resource Hierarchy]を選 択 します。
Create Resource Wizardダイアログボックスが表 示 され、クラスタ内 にインスト ールされ認 識 され ているすべてのRecovery Kitが、ド ロップダウンリスト ボックスに一 覧 で示 されます。
2. [IBM WebSphereMQ]を選 択 し、[Next]をクリックします。
3. 以 下 の情 報 を入 力 するようにプロンプト が表 示 されます。ダイアログボックスで[Back]ボタンが有 効 な場 合 は、前 のダイアログボックスに戻 ることができます。これは、エラーが発 生 して、前 に入 力 した情 報 を修 正 する必 要 がある場 合 に便 利 な機 能 です。いつでも[Cancel]をクリックして、作 成 処 理 全 体 を取 り消 すことができます。
フィールド ヒント
スイッチバックタイプ
[Intelligent]または[Automatic]を選 択 します。バックアップサーバへのフェイ ルオーバー後 にサーバが復 帰 したときに、このサーバにWebSphere MQインス タンスを戻 す方 法 を指 定 します。スイッチバックタイプは、必 要 な場 合 、 [Resource Properties]ダイアログボックスの[General]タブで後 から変 更 でき ます。
注 記:スイッチバック方 法 は、WebSphere MQリソースが使 用 するIPまたは ファイルシステムリソースのスイッチバック方 法 と一 致 する必 要 があります。この 設 定 がWebSphere MQリソースの設 定 と一 致 しない場 合 、作 成 処 理 に よって、WebSphere MQリソースの設 定 と一 致 するよう設 定 がリセット されま す。
Server 階 層 を作 成 したいサーバを選 択 します。
Queue Manager Name
保 護 したいWebSphere MQキューマネージャを選 択 します。キューマネージャ は、リソース階 層 を作 成 する前 に作 成 しておく必 要 があります。すでに LifeKeeperによって保 護 されているキューマネージャはこの一 覧 から除 外 され ます。キューマネージャは、グローバル設 定 ファイルmqs.iniから取 得 されま す。
Manage Listener
[YES]を選 択 すると、WebSphere MQキューマネージャリスナーを保 護 および 管 理 します。[NO]を選 択 すると、LifeKeeperはWebSphere MQリスナーを 管 理 しません。
注 記:この設 定 は後 から変 更 できます。詳 細 については、リソースプロパティ 設 定 の編 集を参 照 してください。