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LK-RZG-A02 Install Manual

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Academic year: 2021

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(1)

Rev 1.0

LK-RZG-A02

Install Manual

Cortex-A7 R8A7745 CPU BOARD

(2)

目 次

1. 概要

1

1.1 はじめに ... 1

1.2 Linuxについて ... 1

1.3 VirtualBoxについて ... 1

1.4 Ubuntuについて ... 1

1.5 GNUとFSFについて ... 2

1.6 GPLとLGPLについて ... 2

1.7 保証とサポート ... 2

2. 開発環境

3

2.1 ハードウェアについて ... 3

2.2 ソフトウェアについて ... 3

3. VirtualBox

4

3.1 VirtualBoxの構成 ... 4

3.2 インストール手順 ... 5

3.3 仮想マシンの作成手順 ... 9

4. Ubuntu

14

4.1 インストール手順 ... 14

4.2 端末アプリケーションの起動 ... 25

4.3 ネットワーク設定 ... 27

4.4 gksu ... 30

4.5 NFS ... 31

4.6 TFTP ... 33

4.7 FTP ... 35

5. クロス開発環境用パッケージ

37

5.1 クロス開発環境について ... 37

5.2 パッケージのインストール手順 ... 38

6. 製品サポートのご案内

40

7. エンジニアリングサービスのご案内

41

(3)

2. 開発環境

VirtualBoxをインストールするPCが必要になります。 以下に、必要となるPCの環境を記載しますので、ご用意ください。

2.1 ハードウェアについて

本開発環境を利用するには、以下のハードウェア環境が必要になります。 なお、CPU性能、HDD空き容量、メモリ容量は、推奨環境となります。 種類 環境 CPU DualCore 2GHz以上 HDD空き容量 150GByte以上(Windowsが使用する容量は除きます。) メモリ容量 16GByte以上 LANポート 1ポート(外部のネットワークに接続できる環境が必要です。) CDドライブ もしくは DVDドライブ 開発キット付属のメディアが読み込み可能なドライブ (開発キットに付属するメディアによって必要なドライブが変わります。)

2.2 ソフトウェアについて

本開発環境を利用するには、以下のソフトウェア環境が必要になります。 種類 環境

ホストOS Windows 7/10 64bit版 ゲストOS Ubuntu 16.04LTS 64bit版 VirtualBox 5.2.26以降 Table 2.1-1 ハードウェア環境 Table 2.2-1 ソフトウェア環境 32bit版ではビルドできません。 16GByteの場合、Ubuntuに割り当てできるメモリ容量が11GByte程度となります。ビルドの内容によ ってはビルド時にメモリ不足もありますが、その場合ビルドを再開することで回避できる場合もありま す。 VirtualBoxのゲストOSに64bit版のOSを使用する場合には、CPUに以下のサポートが必要になります。 ・インテル製CPUの場合は、仮想化支援機能「VT-x」のサポートが必要です。 ・AMD製CPUの場合は、ロングモードでのセグメントリミットのサポートが必要です。 上記対応にはBIOSの設定が必要な場合があります。なお、BIOSの設定に関しては、お使いのPCの説明 書等でご確認ください。

(4)

3. VirtualBox

VirtualBoxは仮想マシンを実行するソフトウェアです。VirtualBoxを利用することにより、Windows上でLinuxの開発を行うこと ができます。 本製品では、VirtualBoxのゲストOSにUbuntuを利用しています。

3.1 VirtualBoxの構成

VirtualBoxはWindows上でLinux環境を構築した仮想マシンを実行できるソフトウェアです。CPUを全てエミュレートするのでは なく、カーネルモード命令のみをエミュレートすることでコマンド変換におけるオーバーヘッドを少なくし、実ハードウェアに近 い性能を実現しています。またネットワーク機能も実ハードウェアと同等程度の速度で動作します。 本ドキュメントでは、VirtualBoxが動作するWindowsOSをホストOS、VirtualBox上で動作するLinuxOS(Ubuntu)をゲストOS と表現します。 ホストOS(Windows) Windows アプリケーション VirtualBox ユーザモード カーネルモード 仮想ディスク Fig 3.1-1 VirtualBox構成例 Linux アプリケーション ゲストOS(Linux)

(5)

3.2 インストール手順

VirtualBoxのインストール手順を説明します。

VirtualBoxのインストーラは本開発環境には付属していないため、VirtualBoxのダウンロードサイトから取得する必要があります。

なお、本ドキュメントで説明するバージョンに関しては、『2.2 ソフトウェアについて』でご確認ください。

① VirtualBoxのインストールを実行します。

VirtualBoxのサイトよりVirtualBox BinaryのWindows hostのVirtualBoxパッケージをダウンロードし、実行します。 セキュリティの警告が表示されますので、確認後『実行(R)』ボタンを押します。

(6)

3.3 仮想マシンの作成手順

Ubuntuを動作させるため、仮想マシンを作成する必要があります。 作成するには、以下の手順で行います。 ① VirtualBoxを起動して、左上の『新規(N)』ボタンを押します。 ② 名前、タイプ等を入力して『次へ(N)』ボタンを押します。 名前は任意の名前(ここでは『AP-RZG-0A』と入力することとします。) タイプは『Linux』、バージョンは『Ubuntu (64-bit)』を設定してください。

(7)

4. Ubuntu

本章では、VirtualBoxで作成した仮想ディスクにUbuntuをインストールする手順を説明します。

4.1 インストール手順

VirtualBoxで作成した仮想ディスクにUbuntuをインストールする手順を説明します。 インストールにはUbuntuのISOイメージファイルが必要ですが、本開発環境には付属していないため、Ubuntuのダウンロードサ イトから取得する必要があります。 なお、本ドキュメントで説明するバージョンに関しては、『2.2 ソフトウェアについて』でご確認ください。

仮想マシン環境の設定

① VirtualBoxを起動し、左側からリスト『AP-RZG-0A』を選択し、上部の『設定(S)』ボタンを押します。

(8)

⑨ インストール中です。完了するまでお待ちください。

⑩ 正常にインストールが完了しますと、メッセージが表示されます。 『今すぐ再起動する』ボタンを押して、再起動します。

(9)

4.2 端末アプリケーションの起動

ソフトウェアの開発には、コマンド入力が必要となります。 本節では、コマンド入力が可能な端末アプリケーションの起動方法を説明します。 ① 左上の『Dashホーム』のアイコンをクリックします。 ② Dashのアプリケーションの検索に『terminal』または『端末』と入力します。 入力中にも該当するアプリがリアルタイムに表示されます。

(10)

4.3 ネットワーク設定

ネットワーク設定の変更

ここではネットワークとの接続はLAN(有線)接続されているものとして説明します。 以降の説明では、以下の設定値に変更することとします。 ネットワークの設定 IPアドレス 192.168.128.210 サブネットマスク 255.255.255.0 ゲートウェイ 192.168.128.254 DNSサーバ 192.168.128.1 ① ネットワークボタンを押し、ポップアップメニューにて『接続を編集する...』を選択します。 Table 4.3-1 ネットワーク設定

(11)

4.4 gksu

Linuxでは、システムに重要な操作についてはroot権限でないと操作ができません。root権限が必要な場合、通常はsudoコマンドを 使用します。 しかし、root権限にてGUIツールを使用するためにsudoコマンドを使用すると、一部の設定ファイルがroot権限で登録されてしま う等が発生します。 上記問題を回避するため、gksuコマンドを使用します。 本章では、ゲストOSにgksuをインストールする手順を説明します。 ① 端末が起動していない場合は、起動します。 起動方法に関しては、『4.2 端末アプリケーションの起動』でご確認ください。 ② 『apt』コマンドを使用して、インストールを行います。

$

sudo apt install gksu

パッケージリストを読み込んでいます... 完了

依存関係ツリーを作成しています

状態情報を読み取っています... 完了

以下の特別パッケージがインストールされます:

libgksu2-0

以下のパッケージが新たにインストールされます:

gksu libgksu2-0

アップグレード: 0 個、新規インストール: 2 個、削除: 0 個、保留: 112 個。

123 kB のアーカイブを取得する必要があります。

この操作後に追加で 877 kB のディスク容量が消費されます。

続行しますか? [Y/n]

Y

取得:1 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu xenial/universe amd64 libgksu2-0 amd64 2.0.13~pr

e1-6ubuntu4 [71.8 kB]

<途中省略>

gconf2 (3.2.6-3ubuntu6) のトリガを処理しています ...

gksu (2.0.2-9ubuntu1) を設定しています ...

libc-bin (2.23-0ubuntu10) のトリガを処理しています ...

入力 入力

(12)

5. クロス開発環境用パッケージ

CPUボードで動作するLinuxカーネルやアプリケーションプログラムを作成するには、クロス開発環境を構築する必要があります。 クロス開発環境はYocto Projectを使用します。本章ではYocto Projectによる開発環境に必要となるパッケージのインストールを します。

5.1 クロス開発環境について

クロス開発環境とは、以下の図のように実際に動作するシステム(CPUボード)とは異なるシステム(PC/AT互換機)で開発ができ る環境のことを言います。 クロス開発環境で使用する特殊なコンパイラやアセンブラをクロスコンパイラやクロスアセンブラと呼びます。 Fig 5.1-1 クロス開発環境 PC/AT互換機(LinuxOS) クロス開発環境 Arm用クロスコンパイラ Arm用クロスアセンブラ Arm用リンカ ソースコード ①コンパイル Arm用実行ファイル ②実行ファイルの 作成 CPUボード Arm用実行ファイル ③実行ファイルの ダウンロード ④実行

(13)

5.2 パッケージのインストール手順

必要なライブラリ等のパッケージを『apt』コマンドを使用してインストールします。 パッケージのインストール手順を以下に説明します。 ① 端末が起動していない場合は、起動します。 起動方法に関しては、『4.2 端末アプリケーションの起動』でご確認ください。 ② ヘッドレスシステムのイメージを構築するためのパッケージをインストールします。 (モニタ、GUI、キーボード/マウスなどの周辺なしのイメージ)

$

sudo apt install gawk wget git-core diffstat unzip texinfo gcc-multilib build-essential c

hrpath socat libsdl1.2-dev xterm p7zip-full

パッケージリストを読み込んでいます... 完了

依存関係ツリーを作成しています

状態情報を読み取っています... 完了

<途中省略>

アップグレード: 4 個、新規インストール: 92 個、削除: 0 個、保留: 108 個。

31.5 MB 中 29.8 MB のアーカイブを取得する必要があります。

この操作後に追加で 150 MB のディスク容量が消費されます。

続行しますか [Y/n]?

Y

取得:1 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu xenial/main amd64 libsigsegv2 amd64 2.10-4 [14.1

kB]

取得:2 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu xenial/main amd64 gawk amd64 1:4.1.3+dfsg-0.1 [39

8 kB]

取得:3 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu xenial/main amd64 libpcrecpp0v5 amd64 2:8.38-3.1

[15.2 kB]

<途中省略>

texinfo (6.1.0.dfsg.1-5) を設定しています ...

socat (1.7.3.1-1) を設定しています ...

libc-bin (2.23-0ubuntu10) のトリガを処理しています ...

入力 入力

(14)

③ U-BootおよびLinuxカーネルのビルドに必要なパッケージをインストールします。

$

sudo apt install libncurses5-dev u-boot-tools gettext bison flex libusb-1.0-0-dev lzop

パッケージリストを読み込んでいます... 完了

依存関係ツリーを作成しています

状態情報を読み取っています... 完了

以下の追加パッケージがインストールされます:

libbison-dev libfl-dev libtinfo-dev libusb-1.0-doc m4

提案パッケージ:

bison-doc gettext-doc autopoint ncurses-doc

以下のパッケージが新たにインストールされます:

bison flex libbison-dev libfl-dev libncurses5-dev libtinfo-dev

libusb-1.0-0-dev libusb-1.0-doc lzop m4 u-boot-tools

以下のパッケージはアップグレードされます:

gettext

アップグレード: 1 個、新規インストール: 11 個、削除: 0 個、保留: 391 個。

2,783 kB 中 1,701 kB のアーカイブを取得する必要があります。

この操作後に追加で 6,671 kB のディスク容量が消費されます。

続行しますか? [Y/n]

Y

取得:1 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu xenial/main amd64 m4 amd64 1.4.17-5 [195 kB]

取得:2 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu xenial/main amd64 libfl-dev amd64 2.6.0-11 [12.5

kB]

取得:3 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu xenial/main amd64 flex amd64 2.6.0-11 [290 kB]

<途中省略>

lzop (1.03-3.2) を設定しています ...

u-boot-tools (2016.01+dfsg1-2ubuntu3) を設定しています ...

libc-bin (2.23-0ubuntu10) のトリガを処理しています ...

依存関係によりインストールされるパッケージは省略しております。 入力 入力

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著作権について

・本文書の著作権は、株式会社アルファプロジェクトが保有します。 ・本文書の内容を無断で転載することは一切禁止します。 ・本文書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。 ・本文書の内容については、万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点、誤りなどお気付きの点がありましたら弊社までご連絡下さい。 ・本文書の内容に基づき、アプリケーションを運用した結果、万一損害が発生しても、弊社では一切責任を負いませんのでご了承下さい。

商標について

・VirtualBoxは、Oracle Corporationの登録商標、商標または商品名称です。 ・Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 ・Windows®の正式名称は、Microsoft®Windows®Operating Systemです。 ・Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporation.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。 ・Windows@10、Windows®7は、米国Microsoft Corporation.の商品名称です。 本文書では下記のように省略して記載している場合がございます。ご了承下さい。 Windows®10は、Windows10もしくはWin10 Windows®7は、Windows7もしくはWin7 ・その他の会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 株式会社アルファプロジェクト 〒431-3114 静岡県浜松市東区積志町834 https://www.apnet.co.jp E-MAIL : [email protected]

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