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尾 媚 鰭 摘 遭 拳 制 度 説

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(1)

/ 

固   一  藤 慶  

一  

キヤルフォルー;大挙のSai−教授は﹁政義は選蓼有権者の造兵透いうべき 

姦投票者達も明確な政拾的琴富をなし得る研のものーである︒︵中略︶政義の性質なり機能なりを理解するために  

は︑之に先立って︑その政寛が働きか炒る封象の瞥醍について或禦富持たねばならない︒﹂ と選べて︑政姦の  

︵1︶   研究には選怨という親鮎の重要なる事に注目し︑この見地から合衆組数蕊東関する螢彩ある研究を牽表した︒息  

ふに︑政鑑に見られる本質的契機は仙は政策であり他は権力位相の目的である︒しかも槽力獲得は政策途行の魚  

であり︑叉︑政策はこれが途行されるためには樺力獲得む傭件とするのである︒こ1に櫓力とは立法機関と行政      ︵  2︶   機関とを意味する︒かくて政蕊は︑種刀分党制度に於て堅且法撥開と行政機関とを︑議院内閣制慶に放ては茸法  

機関及びそれを通じて行政機関を支配せんとするのである︒改選は本ハ外大衆の自主的政精粗撹であつて︑決して  

︵3︶   国家機関たるものではないが︑その政策途行の革紅は後者む支配する.ことが必要となる︒而じてこの南者む結合  

︵4︶   する作用を行ふのが正に避撃に外ならない︒   

従つて︑選軸は政凝の轟も蟄大な機能の−つであると共に︑その死命を刺する機捌である︒政賞乾選傘の観鮨  

︵5︶︵6︶   れら研究することの意味軋そこにある謬で思る︒  

選 撃J馴 鹿 記   尾媚鰭摘遭拳制度説  

八≡   

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(2)

鰐二十二密第二〇三択   入四   

かくて選撃に関する制度昧政筑の消長に滞重な関連敬もつのである︒普通選軸梯︑如人選顔樺︑被準鰯人の資  

格︑特にその住所要件㌧填撃層別︑選軸人質錐制︑慣接遇撃と問接遇麹︑平等遷座と不ヤ等選攣秘密投票と公  

開投票︑各位代表剖度︑選塑造動の取締特に選鍵費用の制限︑等々は何れも政義に多かれ少かれ何らかの影響む  

︵7︶   輿ヘザにはをらない︒二三の例む示せば︑選塵梗の埼入特躍普通選嘩制の貨施が各国の無産政策の蓉達に如何匿  

大きな意昧をもつたかは周知の箇柄であるし︑プロインセンに茶ける三親書肇ど保守沃との関係︑名簿式比例代  

表制度と政罷幹部の指導力とめ関係等々がそれである†いま本論でとりあげんとする多数代表制歴と二蕊制とひ  

開聯の間貸もその一例にすぎない︒  

複雑多岐な政蔑現象は條りにその二面を分けて考へることが便宜である︒政治的敢禽問閻としての政蒸そのも  

のの内部的諸関償の研究がその一であり︑梢成n員︑地照︑綱領政策︑細線︑経費︑賞槻︑指導等の拷問握が之忙  

風する・︒攻に︑政麓を放く一周の政治絶頂の∵と⊥て観察し︑政罵あ政治的鞄能︑閣家樺闘との関係を明か佐す  

るのがその二︑であり︑立志制︑落合制及大統領制と政蒸との闘偵︑二院制と政某︑二麓割と多賞制︑等々の艶聞  

題が之軋威する︒永論で間撃とするのは後者に限られてゐる︒即ち英輯︑合凝固︑lヵナダ︑オー︑ストレイリア︑−i      ︵ 

/  

へ8︶   8︶\      ふージーランド︑南阿聯邦等に於ては侍統的に二寛刑が見られ︑′シ︺に放して一秋州大陸に於ては原則的に多熱榊が  

︵9︶   行はれて居る軍資に関して︑ネα原田を寄ら多数代表の邁凝御慶に求める併設を戯糾することで率る︒二篤剃の  

原因に関する畢訣には︑この他.にも園風性ら改植交替榊庭︑聴曾的終病的地野等にそれネ1蚤断む記く諸湖が見  

︵10︶   られるが︑それらの検討については他忙韓脅むもつであろう︒  

︼︑註  

︵1︶ S邑︸P MこAme計an℃罠ies昌dE︼邑iOnS﹀∽一丸乙こ一望N−︵誓倶acetOt訂訂t乱i宮古   

(3)

︵2︶ 政篤と置なる絹泥弼象とを区別する立場から誇へば︑改訳の歴置駒川現は近代民主故に於ける訪昏倒碇り成☆と博を  

叫 同じくする︒例へば詳膏−ra琵er−Ges蒙cどニerp01i診hen勺a註2n﹀S・山﹀参宥︒立麗別に於ては識昏倒及び大統領   

削と興り行澱撥閑はいはゞ聞ぢられてゐるから政義が直故に支配し得るのは議昏に限られてゐること勿論である︒  

六3︶産源宜次祁伸土は政茶の大衆的基踵と蚊窯の国家磯踊︵議昏︶支風力と牢固凱せ︑らわ︑前者を政賞の摺労力︑後者を   

整鱒の嶽勢力と耕して寧bれる︒同博士﹁敢治撃﹂こ八七冥︒  

︵4︶従つて選歩は威警通じていは三・富﹂と﹁随空差異警るものと革へるであらう︒この薗から濫ば選管   

救荒とは密接不可分であつてY選撃ほいはゞ関家の両から機能的に見た救荒であり︑激賞はいはゞ敢曹の固から制腰的〜=   

月た選馨である︒この意味で私は政露の木琴ピ﹁祀留﹂を﹁国家﹂に代表すか阻甑であると見るのである︒   

︵5︶ 前述Sait以外にも教義を撃b遊撃の翫粘から月るべきこと呈駁する撃者は殊に合親閲灯多い︒例へばJ・C・CF   

a計毒旨 は﹁合深層に於て按肘讐は︑その供綿苧晶蟹民に稚関して公職に就かせることによつて︑敢貯の政鱒を統  

糾せんとする選撃民の脅呟的餌慌であるどと述べ︵︷れ訂○㌢→喜1冒ギSys︻em家弓a訂ミin<蒙na甘︵︸ござA計r   

ic㌢Acadルmy︒叫P2・昔a=ndS︒C・a=c−旨旦㌫鼠・−器﹀p・N︶女︑A・声詳監aぎ︸は﹁合衆闊の政蒐は之を全   

国的に忍ば大統監といふ槽カに巧けて撃ふ緩い結合讐あるざ雪てよで﹂と述べている︒∴竜官許a−Pa計⁚   /  

⊂邑ed哲ates.∵i竿頭ncycl−Opa爪dia O叫th丘S害ia−Scie日記S︸言−・uこ豊∽−p・∽課︶    ヽ  

︵6︶ 合未開に於ては聯邦︑州︑地方を通七て凡︻そ八ナ俄に禁芸職が一般市民にょつて選挙せられる︒その何れの選攣に   

も政蕊が活動し.て勝敗忽密ふ詐であるから︑政銭を避撃の叡凱から研究する肇者が合衆誠に多︵点られるのも苫然である  

と言へる︒  ペ  7︶一言全く技術的な性質をもつ標に思はれる些紺な選塾制琵が意外に政基に大きな影野を及ぼす例としては︑C・Eト  

Me邑㌻はl欧州に於ける多菰別の原因の申に比例代表制と鵡べて︑被選資格に任所嬰件のない土とをあげじゐ︑る︑し︑   

〝  

八五    遇 題 別 変 説 

ヽ  

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(4)

第二王壷 璧丁≡取   入六  

〜  ハT訂Am旨callPa苫Systemこ琵︸pp・合㌣貴︶叉︑E・︑E・S㌢−tsc訂eide巧ほ合未開に於て所謂−昌gb巴許sy   

temと投票横根の据用の欝に慧嵩紙面に記載せられる・候補者名酎限の必儲から群小政蕊乃至無所属の候補者が捜崇用   

舐両から記載を排除せられ鳶に殆んど致命的な傑迫を受けてゐる革質を述べてゐる︒︵PartyGO責呂enニ慧N︸pp.冒㌣   

−○か︶  

︵8︶ こゝで監制乃至多猥削と一声ふのほt吉−par牒SyStem﹀宇pa責s喜em∵乃至m已チp毘y女stem 町課欝であつ   

て︑管領にご大政濫︵封丑︶胡乃至小罷分立制と富ほれで屠るものを指す︒別して複雑な救急でもないから評語わ簡潔な   

るを揮ったにすぎず地雷ある諾でほない︒則ら二盗削とは﹂議昏の退学駁を削する脚数盗の他に捺議歯の過牢数を糾し得   

る現跨的可能性をもつ政鉱が仰箇以上存在せぬ放題を意排し︑多蕊制とは室以上の澱笈のその何れも或はただ義を除い  

ては何れも譲禽の過年数を糾し又は糾し得る現箕的可能性を庵たない欺態を言ふ︒従って二帥毘別に於ても澱岬鵜の数が二葡   

に限る許ではない︒例へぼScFa什tschn監er︶Op・C㌣pp平声 衛︑二監糾の概念にこ誤り同欝性を嬰緊として加へ各   

二撃墓があるが賛成できぬ︒同質性はこ選別の歴史杭蓼素でほあるが理論的野蛮で揉ないからであろ︒従つてブラジル其他   

所米猶園の現象ほ誌骨壷義政盛でないのだから救荒概念そ秒ものから除外すべきで訝る︒▲同質性を嬰梁とする一例として   

山崎特産教疫﹁ニ大政監制諭に閲すそ考警︵任所襲撃誓○巷≡耽︶入二貝蓼看︒  

︵9︶ 二認勧ほ合目的的選揮の封象ではなくて︑原因飴紫の法則に征ふ︒﹁輝人がその晴子を取り扱へるやうに﹂ 自由忙二   

監制でも多鑑別でも殊用し得るといふ繹のもので捺ない.︒蓋し﹁蕊削は合未収政治のR︒Ck︒fGib邑宮ごある﹂ と   

言隠れるのほ︑侍定の原因の存約する限りnep訂u冒aの掟が儲存するからである︒  

︵10︶ 筆者は近くこ誤射と多選別に関する全般的研究を礫表する葦軍ぐある︑︒  

二  

ゥユズレイ大挙政治準教授S註at宮ぎeiderは特に合衆閲の二罷別の鼠囚を検討して︑をれは逃撃制度の﹁常   

(5)

︵l︶   凝の綺英﹂に︑他ならぬと室瞑して腐る︒逸肇制度は様々の簡躍於て政教の蹄趨と閑適すること前述の如くである  

が︑彼がこ l⊥で問題とするのは︑多数代表制変が二義別の存観軋決定的な影埋力歓有する鋸である︒収監口衆困  

ヾ  

ハ2︶   ︵3︶   に放ける移しい選撃の申で主として下院議員選蓼と大統領選容とを例として議論むす1めて居る︒︑その影響は彼  

によれぼ三つ濫分けて論やることができる︒むの軸は一得常の地域甑配分が選馨の結果む左右する決悪阻要素と  

なるといふことであり︑をの二ほ︑選鼻た於ける改発の得票級数の割合と獲得すべ普議席数の割合とは叫致せぬ  

といふ事︑及び銀将真数が大なれば大なる程そ‖の比例以上に議席数が増加するといふ革である︒   

兜づ第芸鮎について諭ずる︒合衆園忙は下院議昆疲痘痕が全部で四二煮箇ある謹であ篭が︑\選蓼の結果各政 

篤の兼得稟数の割合とその議席数の︑割合とが山致することありとせば︑それは︑塊選撃宙の申その割合の数の選  

︵4︶   撃置に於ては何れも百% 

へばある政箆の全園柁琴教兼討が金団投帯紙叔桝千万票申﹂千万票であつたといふ革質ゐみから︑その政菰の護  

得せる議席数は全然推定できず︑鱒喘な場合を君へ.′れば︑その政霞が全開席を翫占する場合もあり叉澄に議席数  

︵5︶   零といふ事態の起ることもあり得ないことではない︒韓局右の現象は︑得票数せ勝敗壱決する単位湛各選韓国で   

あるがをの遊撃置が多数布衣するといふ軍資及び各選輿恵庭於て各改罷が膠利を得るに必要な得票数以上の剰栗  

計崇とれだけ得て居るかといふ事態が原因となつて居る︒かくて選嶺の結果は各政賞の全酎得稟教組計のみでは濠  

︵6︑︶   想せられす︑その得繋が各選拳固で如何に配分されたかによつて決鬼的に左右せられるのである用従って一政賞  

が多数の選撃宙の全部に於て潜利を得ることほ糞づ考へられないから︑議席は′一政笈に狗占せられることなく各  

政鼠に配分せられることになるのである︒   

かゝる膵理が次わ二つの事贋を導き出す事も容易軋理解砥られる︒即ち先づ︑.邁車噂の置分む厳し金団を山選   

遊 撃 糾 庶 現   −八七   

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(6)

へ1 

政笈ほ六〇%の議席を得︑且つ一般投欝が六五%に均せば議席は山容に八筑%に飛璧タるといふ次第でかる︒超 

の而から音へば︑二版按東の割合が低下すれば低下する繹︑をの政箆の拉得すべ督弼席数は比例以下に減少する  

詣で野毛例へぼ﹂般投票讐n%の改選は議席四〇%む得︑自つ一般校覿が三五%に減少すれば議席は傾か二九  

%⁝ト激減する︑従つ三股投票が二車%以下ともなれば議席は琴か或捉それに近いもの・と賢bう︒外輪右の数字  

一.  

特設明の便宜の焉のもゐであつて︑管際ノにはか1る数字的正確富む以て結果が現はれる詣ではないし︑叉︑右に  

述べた現象は︑ノ鐸言問題即ち得褒の地域的配分の彩恕許しぼらく演説して考べだ鐸であつてっ要り﹁他秒嘩  

件にして同左らぼ﹂と亭ふ仮定の下笹許される命題たることを忘れてはなるまれ︒嘉の現革む別の角度から襲  

現すれは︑全図得腰組数の割合が増大ナればする程その敵軍は鎧々諾臆を安暗に六つまり仙議臆常りの栂憩救が  

僕かで︶捷得し得るし︑女逆に査親指幾組激の割合が低下すれぼする程その政叢にとつて試舵は高僧につく寄桓   なり︑叫董禍裁の出現を見るに至ることは︑欧州掲裁諸融の先例ゐ示すが如くで掛らう︒叉︑同様に比面代表制 ︵  7︶   度力至政商代表制度む採用して選挙髄の置分を威するならばー洲盛別の破壊せられること必声であらう︒次に︑   小選漣匿単記狭柴制よ︑り大儀鞠置連記讐茄?カが一軍卜人造挙国にあつ′てもその鱒員ハ光政む多い制度のカが︑   別の方が︑下院議員速歩の場合の如く明三亙の小雀撃閻制よりも÷履極東政盛に有利▼に働くと   t選拳固の数が減少すれぼする程︑をの選蓼曜の藤別によって一撃佐痙られる議席数は増大す   蓼崗として重囲候補者名辞に封して投票するとせば︑   何れも優勝政賞の痙得する議席数が増大する傾向をもつ︒例へぼ現行大統領選車の場合の如く拗十八ゐ  

次に・第二ゐ鮎這ついて論ずる︒多数代表の選撃制度に於ては得票紙数の割合以上把議席数の割合が増      1︶   ぐ  第二サニ懸 軍︒ニ東   八八  

投栗む比敬多数軋収め待た政鎧が全議席む猶占することと 

る い  

か ふ  

ら 詣  

で で  

加(あへあ(大  

こ三、  二・三  

見  莞 匝   

(7)

︵12︶   なる︒即ち授業者の側から冨へば︑小政篤の候補者に段数するよりも凍政露の候補宥に山盛を疫じた方が︑その  

二祭の低値む重からしめ得るといふ鐸にならう︒   以遠べたれく合億に於ける多数代表温荒度は︑窟政碧翳姦管しめる高時纂勢藁には秘 

︵ほ︶   端正不利に作用することになる︒而してこの歯繋が合衆観掛貯のプラクティカルな性情と鼎保つて二誤判を維持  

して居るとなす〜Qであるて   

Lかしながら︑もし鱒?こサるならば何故に義挙誠と寧bないのか︒寄驚に於て︑解二親が依然として鰯u ︑へ14︶  

罷に滝抗し得る勢力を併持するに拘らサーノひとり聖顔以†の政蕗のみが梅錦ぬ不扶を飴儀なくされてゐる釘は  

如何廠る理由に基くのでぁるか︒Sc訂1tscぎむeワ㌢の疑憫に谷へて次の如く述べてゐる︒即キ二累制空  

箆猶栽でないと同時に多賞制でないといふ二軒数具へぬばならな  〜   的な意義をもつてゐると旨味ぬぼ恕らない︒諾し︑二基調を維持するが攻めには︑攣褒は︑∵万に於ては飢  

畢の議席減占から供鼓せられると同時に︑延方に於ては群小政義の議席侵奪から免れて大政麗たる地位を保たね  

隕ならぬからである︒究づ前者については大政霧の地域的勢力をあげることがで馨る︒即ち大政鼠はたと〜選挙に  

へ15︶   は放れても相蕾軋地域的勢力敬もつてゐるから︑全図での攣惑もそれらの地域に於ては第叫盛なのであるから︑   ︑   ある程匪慧で飴述の多数代衣制度の利益む受ける謹で・める︒例へば民主叢は所謂許li恥SO已hに根強い地方的 

勢力をもつてゐるから︑廠に他の全地域で敗れ準とLても伺村営の議席む得られるのである︒多数代表制皮は偵  

膠改造の利益に於て遊撃の紆展を歪曲させるけれども︑選軸置を甜めな心ファシ㌢の一重観焼補有名籍制度のや  

㌢に劣勢改革を磯城し屈すことがない心は︑畢ら前考に於ては投艶の地域的配分が翠で品魔力をもつl事欝に基  

くむである︒従って大政鑑はたとへ敗れても相散の議軍拡機嫌し︑次軌邁撃までの間宜倦む怠らヰすべての反故  

入九    選 挙 削 庶 説   /  

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(8)

府状むリードして所謂﹁野基﹂としての侮り嫌い勢力をもつのでああ¢ 

次に後者部ち簾二慮せ小罵との開陳について首へば︑窺一に︑多数代表制庭ほ前述の如く健勝政某の試席麹教  

膨脹為せる傾向をもつが︑その同じ作用がむしろ其以上に第三慮以下の群小政罵に射する第十苗攣り像位を保障す  

ること打なるのである︒第二に︑親単に敗れね第二莱は野賞の地位む猫占L得ることが考へられる︒二条別の要  

鮎は第二盛と第三麓︵第三の大政艶たらんと希む小政箆中の随ことの関係に一めるが︑第二賞が第三蔑に劉Lて  

もつ優位は麗倒的であつて︑第二鼠は第﹁賞忙よつて占められた設備の域飴は全部又は殆んど全部覇占し得るの  

′である︒かぐて第二賞はすべて︑の反政府派の中で︑次期政稽む括駁し柑る可能縫針ほゞ確昔にもつ唯心の政簸で  

あるから︑政府筋に虞創に反対L早急計改植交替を期待するすべての分派が第二攫の供臓の下に藁怠る事になる  

のである︒一かくして第二慈が反故船の超勤を弼占L得る限り 

﹁野裳たる地位の覇占棉﹂は第二魔のい使古格言の賓産であるといづていい︒従って︑群小故範か支持して之に  

忘冨接する者は︑反政府の大義む忘れ徒ら軋小異撃王張するものであつて︑野菟の勢力キ将資しその二崇む徒      ︵ 

ヽ  

16︶   労に鐸せしめる者だと非推せられるので奉る︒  

︵17︶    H乱ng・教授の指摘して居るやうに︑人口米国︑に於ける最も窮軍役登喪甘由来︑地方的政韻であつたどとは︑  

血つの塵取的董賓である︒労し﹂強固な地方的地盤好もつ箪二義に劉Lて︑多頻代表の選窄制度はその地域に於  

ではむしろ大政菟以上に粛利な地位を輿へるからであるL︑叉︑劣勢政賞の議席扱がその得繋激の比例以下にな  

る多数代表制′の下に於ては︑多少とも議席を獲得するが焉には︑小改築は若干の地域にその全力新薬申しなけれ  

ぼならないからである︒しか馬二大政蕊慧芸蒜永いのに此して︑小政策は甚だ不振であるのみならす叉甚だ不  

/ 安定であるのは何故.であるか︒たとへ猥回な地方的支持を得てゎた小範と雉も︑やがて崩壊L忘れられてゆくゎほ    餅二十二巻 筍二︒≡批   九〇  

(9)

■▼  

︵18︶ どうしてゞあるか︒それは下院繹邑の遷座制度からは説明甘きない︒鳳あに合衆幽政務の焦鮎とも云ふべきものは  

議員選怨ではなくでむしろ大統領選蓼に外ならない︒質に合衆囲の放逸は大統領選鍵を目模とする各州及び各地       ︵  19︶   方の領袖の綬慢転結合牌であるといつてもいい過ぎではないのである︒所で︑大統領選拳に於て膠利む得るのは      ︵  20︶   各地方を連ね廣い地域に勢力の地磐をもつ政罷であつて︑純粋に粗方的な政韻は緻封に勝つこと経できないので  

︵21︶   ある︒ふくして周ら地方的な政策は︑政賞戦術の最も蚤要な最高のこの獲物を常に逸し去る棟に造命づけられ︑  

いつも之む手に入れる大政巌のためにをの地方的支持さへ侵奪されて地盤む失ふに至つてやがて崩壊することに  

︷22︶   なるのである︒   ︑   

Sc訂ttsc訂軋d空の所説を審理すれば大凡右の如くである︒彼は主として合衆園の二誤判について論じて居る  

て全閉には四二孟の選撃広が  ので雪淀ど代表の莞一別慶に於抄る†般投票紙数と議席数との関係について蔑肖由裳の例む引レ   て居るのであつて︑この粘から見れぼ彼は敢て合衆固に限ら凍義本意前の原田む避寒制度に求めて居るもの   と解される︒  

二︑.琵  

︵l︶ Sc訂t什scF諾ideJ E・Eこ評rぢのOYer3meきー澄N   

︵2︶ 合党閥下院議員選撃は・一八四二軍以降は特殊の湯合︵拭勢調査の結姐に基いて州選出の議員定軟か増加し之に願ず   

る遊歩臨の再制定が未だ行はれる雪祭らない期間︶を除いてすべ七小遊歩臨制度を探り︑他方︑劃九二九年の議員定数知  

常法以降議員定数ほ四≡玉名に確定し︑その曙関脅で人口の増減により囲努謝竃毎に各州に剤嘗てることになつてゐる︒  

現在各州選出の議員定数は最大こてヨーク州の四五祭ら鼓少グア主ソト州の言た至るまで董−ぐである︒従つ  

h︑各州にはその州選出の諸員定数だけが数の逃腰買設けられてゐる繹である︒   

︶   空    遊撃馴説  

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(10)

甲麓は邁撃区会澤に於て均等に四〇%の得票を得た場合に於て︑他に乙内の二菰ありそれぞれ行避鍵区で均等に三五%及   

びこ五%の得票を得たものとすれば.甲筑ほ冬避題廠で勝ち全議席を滴占することになる︒父︑他に乙焦のみが避麒を撃   

ったとすれば乙還は各巷撃匡で六〇%の繹欝を待た詳であるから乙繋が︑罰循を猫占し甲瓢は′議席を全く得られないこと   

となる0   

︵6︶ 河村父介列軍﹁選挙法﹂へ紆洗車全室節三懲︑昭和十五坤所収︶四〇草⊥凹二望警璧    九二   第二十各軍三  ︵3︺ 大統領選額は周知の細く観式選幽七あり︑山階用民ほ大統領選撃人に投黒し︵小股投票︶大敵頂選艶人が大統領候補者   

に投票する︵選爆人投讐︒血改投郡ほ︑各州を遊撃院として︑隠該州選損のド野顕鞄定数に上院議員定数二名を加へた激  

仙  0 〇.   ハリ O′  

山 隈得票′%   ︵5︶ 例へば闘表︵2︶の如く   0 ︵U n︶   QU 7 一〇   0 0 ︵∪ ︵U  ︹   5▼ ■鶴+スJ∩   

仁J  

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n﹂  

︻○   

︑  ●  

2   一し  

∩︶  

︵∠  

.小∴  

将選周   

5   の大針預邁蝉人を選現する    が︑その選出力法ぶ大選撃    区撞記役欝糾檻である︒   

︵4︶ 併へぼ園表︵1︶の如く   

脊捕縛闇祁組敷の剤合二五%   

の山敢筑が読貝足数の±玉   

%の試路を得るためには全   

閉四十選費医の二五%弧ち   

山罵舞浜で胃わの得業を   

得︑他の≡十童撃医では全   

く待崇のない場合である︒  

(11)

讃 蓼 制 変 説   画期︵ea   \l㌧ る同笈支持者漱によつて保記せられてゐるよ・︐泣かに大で偽る︒﹂と述べて罵る︒T訂Ne一く宕m呂at㌻COnSti巨i︒︒︒f   臓帽  加満攣   

−>   計 獅丙 獅 同調鮎    軍閥畢童兼攣  

ー○>  

︵瀞瑚m︶  

−ユコゝ/  

○■lて錮m︶ −000\P  

︵㈲狸︶  

溜画8汁昏嘩悔健闘・急−訳吋前バ顎u汁瓶坤呼聖   堀﹁汁   へニ︑.ナー∴  

雷l雷l雷  

︶   3   ︵   

表   岡 二年湛讐除に野蒜は1.下院識柘の七丁九%を控得したに勤し大統領選  

撃人の方はケの八九︒九%を占め簸たのである︒何か1る傾向についそば野  

柑浄治極土も拝戻してをられる㍍である︒﹁語法凝聖上怨.三入三云†⊥甲賀  

︵9︶ 今伐りに議員定数一千︑山股投票につき甲貴は六〇%乙笈は四〇%の得  

び再   偏獅欝詞   ︑ ︵7︶ 職能代求別姓に於て迎撃踵の院分が存在しないことは勿診であるが︑悪   

例代衷制匪た於ても︑その軒諭を徹.粧すれば選撃匿の磯念を認め僻ない笥で   

あル︑便官之を設けるときにむ欧にその本来の意味をもつものではないと言   

へよう0  

︵ヱ 例へば闇雲3︶に於て︑∵竺六峠道歩の際′に共和試は﹂下院議席の六   

仙︒九%を得たに封し大統領選傑人れ八二号六%を猿辞してゐる︒衰︑完三  

N獅餌詞   崇があらたものとすれば︑全閉を選準匠∴十︑首︑  

千に区分した各々の場合に︵十︑甘︑千や区分した鼻   

合は連記投票糾とする︶甲乙丙笈のそれぞれ琵帰すべ  

き試群数の最大と最少は次の如くである︒′ 粗衣︵舶︶  

︵亜︶参宥︒  

︵10︶ この振は胱に多く?撃者の指摘する所である︒例   

へば詳adlaml−M︒ユ童は﹁︵多数代表の選挙削樫の   

下に姶ては︶訊魯に於ける多数貧の大さは打開軋姶け  

九二⁚   

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(12)

第二サニ巷 軍二︒三批 

露可馳駆桓師  

∽    (n  薄と  ∽    \一).  叫  U ■■  ー  ひ  び斌  ノlトー  \¢   

蘭  

占卜≡ト望訳  頂訂偶  >J   

正室]玉  

。  円 j;慧故  一題∩宗 健 >   

≡ ≡ト警択  薄汗 望鴎滞− \0   

一  芸、、  頂訂ほ 魔 >ト   

冨f望卜讐よ  鵜   耶   

たかくも僅かしか投欝し凄いかといふ︑ま聾な理由は︑彼等が腰際的な考慮から︑恐らく望みのない運動に投票するのは無  

駄であるといふ考から二流政罷に投寮を集中する事k計る︒この質際的な僚向捺恐らく種族的性格に娘ざすものではなく    0︑▲U  ▲U n︶  八Uq    50   ・3 

る譲搾取  

亘 飴 ︵三.  

10001pOlO   2  1  

\  

園衣(4)aをグラフ⊥で表したもの  

儲表貫線捺甲罷、粘韓げ乙菜、線の  

(4)b鼠大、下鴨ほ最少議撒  

九四  

E喜Opこ還−山之内叫邸諜聾︑岩四賞㍉1a謎﹀  

HこAヨIntr&喜tiつntO PO︼iticsこ諾−植田甜−○   

ふへ賞等︒衛†繭註︵7︶の国衆︵3︶参看︒   

︵11︶ 例へぼ ﹃rpロk−in U一対00S彗e︼作 の出.属した四囲   

の大統領選辱東於ける二鱒授業の割合と大統領選現人   

の割合どの比較は国費︵5︶の通りであつた︒前者の増   

大と後者の増大とを比較せよ︒   

︵12︶ 例へば二九州八年英国絶遊撃の緒輿ほ次の通りで   

あづた旦︵国表︵6︶蓼宥︶即ち政肘況は約二こ品≡千無に   

ついて議席叫を得てゐるが︑反政府沢は諾膵二に封し   

て五霞千欝を必恕として居るのである︒  

︵13︶ Sai㌻もこの粘に給放して﹁官界固閥民が何故小慾   囲 鮎   ︵e  

(13)

て︑民衆政治の長い間の抒験から生じたものと思はれる︒﹂と述べてコ・県別は多諮削よりも遠戚熱した高度の民衆政治  

の丑控段竪琴ものである0﹂といふ望i訂R邑の見警引いて居る︒Sai−︸E・M・−Op・Cit・︶ヤ欝  

R邑﹀Eliぎべ訂Ci−iNenリs㌘話inGO責nm邑こざ↓﹀pp㌔?1声  

︵14︶■合慧下院に於ては鱒彗警︵加入九〒完九五︶以降慧・一議曾︵叫九=九1㌻聖二こに垂る憲の政薫別  

選 登 別 壁 貌  

ヽ為ノ災∪\  

この現象ほ二大政笈の勢力均衡性として挙者の夙に注目する研である︒.例へばMe計m︸は次の如き二大嘆賞わ金融恕東   組数の割合晶げて﹁文芸年から完ニ○年に至る十高の遊撃に於て表が湖寧放を得たのは山おにすぎず︑両賞  

の善が五%を越ぇたのは僅か五回であつたOLと述べてゐる︒︑国表︵8︶参看︒Mer→iam﹀Am首苫P賢ty Systきp・∽N∽  

僧Sc訂ttscぎeideHへ︒p・Cit・も・篭   次に小繋の不讐っいてほ︑例へぼ第五六武智から七五誌留に至る二〇回の邁騨に警小警冨議席数ほ五警あり全      

俸38訣雷一  103  80   音頭㌻   

ク40ク.  14軍   49  

ク41ク  170   

ク43ク   

ク45ク   

ク48ク   

ク51ク   

ク52ク    ク53ク    ク54ク    ク55ク    〆56ク   

武智禽期  共和慈  民主罷     無所属      丁  145  _坐      73      一ユ39  、104        ク42ネ.    、26豆  88        ク44タ  107  181      137         128  150   14    ク46ク  ク47ク  152  、130   11      119  20()   6   ク57ク    1153   5      198   

ク58ク  207  ユ78  

「妄59ク  250  −136  

ク60ク    222  164  

ク、61タ    219  172   ク62ク  、162  228  

ク¢3ク    127  290   巳  

ク64ク    193  231   ニイ  

 ̄ ̄ 

茅65ク    216  210  

ク66ク    237  19l  

132  

ク67ク  ′  300       己   

ク68ク    22  5  ::07  

ク69ク  24  6   ユ81   195  

ク70ク  23  7仁         ク71ク         巴   

九五   

閲 衷(7)  

議席ほ因襲︵7︶に  

示す如くであ湖︑  

劣勢政篤と鋏もど  

く例外の場合を除  

いては議席数山五  

〇を下ったことが  

なく︑稀な場合も  

劇00に硫たなか  

った串は叫壁もな  

いのである︒  

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(14)

億︑詳言こ古mレrica計Ccmm菖着くレa−早−ごN︑互∴︷.p.留   

Siegぎed︸ノAV Ame計aC昌eSO?倉♪−器ヾ︸pr・N$等蓼看0  

︵16︶Sai什︑Op・Cit−p・N∽N蓼看︒   にこの傾向ほ甚しく・︑完四〇牢から㌻乱闘○年に至るニナ劇呵の選挙で箕に十大同は小窓が除外せられて日管0もし両    八大〇年と叫九三年の蒜を除いて計算するならば︑絡評八二木七人の大統領遊撃人中で小窓所愚の覇は僅か四三人に    すぎない︒各州についても同校であノつて︑⊥九三八竺月現在では四八肘知軍の申︑小濫所属者は≡名にすぎない○州立   法相についても完二大咋首現在につき見ると︑総計七四〇五人の戦局の中井緊漁投宗を規貯する茅どs訂乃び   賢es吉選出の二讐人と無所属のご人とを除外すれは小窓併懸の説畠は僅か六八莞すぎぬ︒しかもそれは穿cい   / nSiヱ進歩撃ハニ名︑祀禽琴右︶と茅wYOr=米由静物窯四名︶讐由比灸申しているのであるから︑囲四川の立法    訊昏には左の小先代表盈冒れていない詳でぁ㌢以上の⁚粁計についてはNatiC邑A訂忘naCa已㌢昌0阜︵芳一く    E麿︼anded.−器00︶p.寧参召0  

︵ほ︶合果樹の輿論調査なり政治動向蒜究に於て上の靴域︑義の影響晶何に環視してもしす㌢るととはない︒その意義  

たついては更k詳細な鹸甲嘉するがこ1ではそれにふれない○全図をG嘗pほ大地将にMer計mほ四勅区に︵誉ria  

mこや︒it⁚pp・∽N㌣㌶qSaitは更に詳細に九灼匿k分けてゐるユsait︸声Ciごpp﹂?︼ど   解二十二各 第二︒コ叫取 

_弘宝旦  

トJ  

巴】鵠  

彗.00N¶畠⁚ON  

囲餓︵00︶   ㌻毎持   ︼思示﹁忘宍   −ト⊥−トト   g・竺.$  

■■...︼.■■  

A∽.Ⅴ︑−   血∽.〇ひm   ふー.∞N   議席数の︑仙%鯨   りにすぎぬこと   を見ても明かで  

ある︒大統領選  

撃k至つては駁  

(15)

画  期  ︵e  

︵22︶ G急軋−も︑この事鋳を指摘tて﹁かくして︑合究組め二光融捺爽園をも含めての欧州甜閲よりも深く淑ざしてい・る︒﹂    に見られる︒  

︵19︶∴岩ac呂罫昌・a声㌔Party㌔inEncy告p譜dia毘theSOCia−Scien記虐ノ石−・ロこ器∽︸p・笠中にも同棲の表現を見出   

すことができる︒  

︵20︶ 

統領選撃の結塊に影響することぎへある︒斯様な消槌的な窓味に於ては小詰も大統領遊歩に即興すると云ふことができか   

の毎ある︒Sait−Op・ei﹇V pp︸∽ONム○∽  

︵21︶ 小器が大紋改選撃人を僅かながら琵得したの捺次の如ぺ︑再北駁撃前に三回そノの楔にご函︑合計六回にすぎない︒粗   

衣︵9︶蓼看︒  

と倫じている︒G︒ぎeニ芦句.﹀室FyE弓︒pり<︒叶e こ器0−p.−かN  

葦 蓼・制 度︑況   ︵17︶ H彗i車丁訂苦−註窃  ︵摘︶\帝北蛾機に生誕した小政露に︑労働露︑農民労働嘉︑助勢著貰︑聯合労働蕊﹁政令室温労働鮨︑人民認︑統州民︑米  

圃罵︑進歩鎧等々があるが︑それらは何れも叫殴国民の配憶かち過ぎ会っている︒  

合発閲に於ける攣二濫の歴兜の甚だ蓼鎗のよい記述が甘i叶;p.卦﹀pp∴品?由呂  

九七   

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(16)

九入    第二十二番 第ニ・≡祝  

︵23︶ ﹁かかる小選撃底糾筐の作用の決定的竃関が同薩の制度の下妃英国自由戴の渾命k見られる︒賓愈︑威光︑有能な持寄  

著︑光栄ある歴史︑多数の献身的ま持背︑かくの如きあらゆる有利な條件をもーた蒜賞が︑選撃糾既によつて破滅した  

のである︒即ち自由盛捺不幸にも第童蕊の地位に隕つたのであるが︑∴たびかゝる地倍を占めるや︑それは忽ち小選撃政   ヽ  

一   制度の統計的傾向によつて破滅したのである︒﹂ と彼ほ述べて山九四年酪邁撃と山九こ九年給選撃とを例に劇いて冒る  

のである︒ScFat宮F鼓deideH﹀︒p・Cit・もp∴苧畠  

三   

多数代表の遵奉制度些一題湖と幣按な関連むもち比例代表制慶が多箆割と必然の関係むもつとは歴モ人の指摘  

する所である︒後者についてはその理由は明瞭であり寧ふ故地がないからすべての聾者が之を認めて居る︒しか  

し前者については︑その理由がどこにあるかについて0明確な説明は容易に見られないのであつて︑従つて之に  

︵l︶   賛成する窟も叉之に反封する着もたゞ選擾の驚例によつて直ちに白敦の論掠とするの簸であつて︑原理的な瞼討  

を加へ得なかつたのである︒この意味に於て︑Sc許諾c訂軋d軋が革の鮎について詳細な分析む育った事は誠に  

︳ 有意義なこと之思はれる︒   

然し乍ら︑彼の所詮が正常であるか香かはおのづから別箇の問題であつて︑この瓢については検討を要する︒   

多数代表の遅蓼御慶が政濃勢九に輿へる影響として彼の奉げ允鮎は二つに由約される︒一つは得票の地域的配  

分の問題であり︑他の山つは全閉得票紙数と議席数との関係め問題でやる︒党づ第一の論鮎について.巧既に多  

く阻笹者の詠じて居る所であつて︑\その命題そのもあぬついては正常であると思はれるけれども︑この諭鮎のみ  

では︑叫箆猫我が先づ不可能だといふに止まりなぜ多選別になちないかについ罪は詮明で督ない︒この鋸む説明  

するものとして第二の玲鮎が主張せられ竃のである︒盛二伊命輝が正常な㊨や否やは管際の選籍統計によつての  

(17)

み判断するの成正常ではない︒′蓋し現賓の選車の結果は彼の富ふ通り必ず一般投票の地域的配分の要嚢が結合し       ︵  2︶   て周るのである︑からである︒従って壁一の論鮎の正常性む吟味するためには︑︑併に⁝般投票の地域的配分の要象  

を拾象して考へぬばならない︒阻ち全図む﹁選挙牢として選挙固の箇分を放した場合を慣足すれば最大五山%の  

得票級数で一dO%の議席む得ることになる︒小蕊分立甚しけれぽこの比率は更籠低くてもよいであらケ︒叉︑  

重囲が残多の逮車直に直分せられている場合であつても︑すべての選塵底で各賞の得感激の比率が同一であると  

きを暇定すれば︑この場合にも地域の影響は存在しない.が︑得稟組数と語感数との関係は前の場合と典らない︒   0   0   次忙全図得柴級数の増大率と議席数の増大率との比敬忙つい七は∵次の例  

2う   全図得票%  

得ることができるのである   議席二む辞ふ場合に於て得業の%五上凰の如く表して︑Mの慣が零かち育  

し.  

把増大する忙つれて甲賞が理論的に獲得L得る最大せ最少の議席数むグラ  

フ忙表現すれぼ固蓑︵1〇︶︑の如くである㌻即ち金団得票級数の割合が二茸%  

以下であれぼ議席を得恕可能性が全く無く叉七五%以上となれば必ずご偶  

の議席を猫占し得る︒二五%から五〇%痙至るまでは最大議席数ご敢少議 

儒教零であり︒鼠○%以上七敢%に至るまでは放大一一名良心二名の議席む    ︑  

0  

而)  

し/  

て  

を仮設Lて甲裳の得票紙数の比率の建化忙伴つ  

て獲得し得べき散大と最少打爵席敦を理論的に  

検討すれぽこの鮎も承認せられる.のでーある︒即  

ち︑全図がこつの小遊軸囲に分れ︑甲乙二慕が   

この原理は︑全開に於ける邁韓国の直  

九九   

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(18)

\  

/   

山00 /   停ニサニ巷 第二ユニ牧  

分数が多くなれぼなる程︑又︑選盛鹿の歳計定数が多ぺなれぼなる程︑−暦大なる割合で安富する筈である︒   

以上述べた如く︑多数代表制産の及ぼすこつの影響として彼の述べる所はそのものとしては正しいのであつて  

旗を容れる飴地・撤更にないと富はねぼならぬ︒たゞしかしながら︑特に問題とされぬぼならぬのは︑彼がそれむ  

以て二蕊別の﹁原因﹂であると主張する鮎である︒   

鍍の所詮は二義別と富はれる政治現象の原因を多数代表の選鞠法に求めるのであるが︑そも′′ト政治現象む法  

的制度から・のみ説明すること埠可能であるか︒思ふに︑法は絶射的規範の如く敢倉的現賓の地盤をはなれ慣倍そ   

のものの高みから山方的に現驚を規制するといふが如きものではない︒訟はむしろ敢倉的現賛の中から政治を通  

じて各種利寄の安協によつて生み出され︑礪って敢愈を規制する機能を果すけれども︑祀倉的現軍の推移に伴つ  

︵4︑︶ で攣超し改正を受けやがて腰止せられる敵愈的存在として見なけれぼならない︒天の既剤として多数代表選蓼法   

が輿へられれぼ︑突如として政罷分野の常編成が行揺れて二箆倒が増現するといふが如き串は決してあり得ない  

のである︒添の中でも題額添は最も政治性の高い法に魔するのであつて︑この事は各国に於抄る選塵法改正の塵  

取を仙管すれば何人にも明かな革質である︒プロイセン忙於ける︼八四九年の三級選挙法はPa沈al訂 の玲ずる  

︵5︶  

如く富者中産宥及無産者の番欝的勢力関係の反映であ㌣フラ・ンスに於ける同年の普通選寒椿を規定せる選燭法      ︑      ︵  6︶   は同国に於ける無産膚階級の敢愈的驚力を示すものであつた︒ファシスト篤は丁几二三年新撰顔扶を試食に強制  

し翌年の鹿渡蓼によつて全議席の三分の二酪拉宿して猫級別を樹宜したのであつ・たが︑ファシスト狗敦の鹿野が  

専らそのプレミアム附進撃浜にあると給するほど滑稽なととは簸い︒われわれは多数代表の選拳法を生み出しそ  

して之を維持して居る赦食的地盤むこそ検討せねばならないのである︒従って厳に一歩散逸めれぼ︑︑多数代表の  

︵7︶   選拳法軽蔑制の原因ではなくしてむLろその結果であると論ずることも不可詑ではない︒触⁝論ひとたび乱立し   

(19)

た多数代衣の蓮肇法が︑彼の指摘したやう壌ぢの影響を改題分野濫輿へる革質捗放て否定することはできな  

い︒しかし乍ら︑この選轟沈の財響が二鑑糾の形成に決定的窒息読むも・つと給ずること軋不可能である︒蓋しフ  

ラれスは典型的奄多渡御の困である伊れども︑一九一九年に塞るまで多数代表の選蓼御慶む維持して居たのであ   

︵9︶   ︵8︶   る︒従つて選撃法は二寂制の痍先約原因ではあ乳得ず︑怒法執度︑′政治勢力︑経済的地盤等々の様々の他の原因  

と共軋作用する山原因.躍すぎないと見るか︑或はそれは他の原因によつて形成された二親制を張固ならしめ又は  

で 償   は・々   な た   い(る  

.  

制   度   に   の   み  

︵1 

たぬ皇芸の禁冨ぬとしても︑磯寵の本質についての理解の不足が指摘されねぼならぬ 

︵工1︶   にも解れた通ひ︑政蕊の本隊はそれが散骨敬閉家に代表する組織たることにあるのであつて︑ぞの存立の基堪は  

敢脅そのものの申にある︒従つて軒矧の拘長は即ち政麗の拘長で遜って︑閻属多激の支持によつて政箆は繁発し  

その支持む失へば褒扱するのである︒この﹁観属の支持﹂の分析︑換冒すれぼ敢密的場慮の観琴を怠つて︑叩卑に   之むさLあたり絆持する要素であると親祭せぬぼならない︒  

三註   

︵1し 例へぼ河村刑事総則股得票の地域的配分の夢索を理由として﹁紹封多数濫音作り︑政宙の安定と琴刀政治とを将擁す   

ることを︑小輩区制圧に期約するこせの誤りであること﹂を述べ我闊の欝例を引いてをられる︒河村又介利率︑前掲欝︑   

四W貢︒  

︵2︶ 例へば劇九一一九年の英国絶選顔の欝例は次ゐ如くであつたが.これを以て第二の給鮎を誤わであるとなすのは正賞で   

選へ撃 制︑l匿 籠  

  

一〇仙    一箆割の原因を求めるのはChaユeswO誌Fと拭典つた意味でやはり浅薄と許してよいの  

一 山九四九年九月稿1−  

/  

0︶   

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(20)

第十大客 筋ニュニ耽   

ない○  

序でながらどwきほ英国政罷の摘飴カを諭ずるに際し︑﹁統計の人を欺くこと鰐の如し﹂と望めてゐる︒L毒筆丁訂   

GOくe喜men叶Of En乳a邑﹀苫−・lI−−苫ジp・ご︐  

︵3︶ つまり全国得業粕救の割合二五%以下と七五%以上ゐ場合とほ投票の地域的配分とは全く無関係に︼方ほ全然謬席を   

得ず他方は必ず二名を猫占するのでぁる︒それらの中間の場合つまり二重%以上七革%以下の場合にほ投宗の地域的配分   

の如何にょつて議席数が欒化し経る謎である﹄  

︵4︶瀾へば笹簡胡神教授﹁琵訂怯秩璧巴蓼琴  

●    ︵汚し L琵生け︸﹃︶Ueb叩りくe島a岸・貞S莞Sけnこ課N   ︵6︶.この殴正選撃法にょれぼ全図を岬選撃低とし︑最大の投票を辱た政露に全議柘のこ姦の二を興へ︑換りほ他の政共闘   

に得票妃感じて配分することになつてゐたのである︒ファシスト麓ぬ九二四年の絶選奨に貰り猛烈な遽撃干捗の結果過  

年数の投票を待て全議席の三分のを占め試合を無力化したのである︒  

︵7︶ 貫首amほ欧州大座に於ける多端飢の原図を論じ︑多義酎ほ比例代表制庇の飴果ではなくしてむしろその尿凶と見   

るべきだと述べてゐる︒Me鼠am Ameユ魯n葛rtyS︶魚em﹀軋も︸や   

伺︑塩山政道氏﹁政基の研究﹂首領T⊥日二宮︒  

︵8︶ フランスの選挙制匿の特色は二八八九年以来交∬に小選撃臨創隊とデパルトマンを岩位とする大遊撃低速配凱隊せを   バロクージュ    路用し︑しかも覇血次項撃に過年数を得た者がないときは比校多数で嘗選を許す鰐次遊撃妄二冒して認めてゐる粘kあ   

+  

保   守   鎧   労   働   箆   ︼股投票   入五九麓   八二二ニ   鴇  席   

二大〇   

二八九   仙〇二  

(21)

る︒仙九↓九年には比例代表制綻を認めたが永紀きせず︼九二七年にほ再び小選礎区部に尿つた︒  

︵9︶ 他の原因が何であるかkついて接近く輩表懲定の拙稀﹁二監制と多濫削﹂蓼看︒ 

倍Head−am=M邑2yほ第叫次大戦後の欧州大陸の比例代表糾匿を論じ︑それほ決して多斑別の唯;原因でないと述べ   

て他の程々の原因を列撃してゐる︒前璃常習二一劇冥︒  

︵10︶白骨訂w呈Fこ.C・1曽Ourづ亨り芝ySys宮誉患ニ⁚ニー;n邑sOご訂American A監emy Oご0−iti旦   

ぎd SOcip−Scie召e﹀Sept●﹀−曾芯  

ハヽ ︵11︺ 拙稿﹁政裳の所謂公的性格﹂︵高松経等論聖二倍二配所収︶参看︒  

︵讐 政治現象の翫察に歯つてほ︑政治削匿と祀曾的地堪と心理の三方両について結合的に検討し︑又︑特に理論的方法と    以上   同時に歴妃的方法を遺戒せねぼならぬと思ほれる︒政麓の研究kついても︑もとよりその通りである︒  

附記 本論文は昭和こ十四年匪文餌省科撃研究党による研究の州都でぁる︒ 

基準 制 度 記   ︼○≡   

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