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「もの」形容詞「もの」形容動詞に関する二章

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(1)

「もの」形容詞「もの」形容動詞に関する二章

著者 東辻 保和

雑誌名 三重大学日本語学文学

巻 2

ページ 1‑14

発行年 1991‑06‑02

URL http://hdl.handle.net/10076/6438

(2)

「もの」形容詞「もの」形容動詞に関する二章

平安時代に盛んに用いられた「ものかなし」「ものあはれなり」等の「もの」形容詞・「もの」形容動詞(以後、合せてい

う場合には「もの」形容語と呼ぶ)の意義用法については「先

学の諸説が有る。小稿では平安鎌倉時代を通じて見た使用分布

状況と、「もの」形容語が和歌に用いられるところの少ないこ

とについての私見とを述べようと患う。

第一章分布状況から

まず散文を対象とした調査結果を別表として掲げる。この別

表により五九個の作品全体を見渡して、各語詞の度数を纏めて

一覧表にすれば次の如くなる。

東辻

保和

語彙 「もの」 「もの」

度数 形容詞 形容動詞

100以上 3 1

50以上 4 0

30以上 3 ■0

20以上 2 3

10以上 4 5

5以上 6 8

2以上 16 14

1 26 28

64 59

「もの」形容詞・「もの」形容動詞の異なり語数は、それぞ

れ六四対五九で相近いが、度数別の分布表によれば、両者の違

いは、度数三〇以上において顕著に現われる。これは「もの」

形容詞の方が頻用度が高いことを示すものと考えられる。度数

二九以下においては、両者はほぼ桔抗している。

(3)

次に、平安時代においては、.伊勢物語に見えるのが初めであ

るが、比較的多く用いられたのは、宇津保物語からであり、源

氏物語において質量共に頂点を迎える。ところで、別表で最も際立つのは、平安・鎌倉時代を通じて

多数の作品に用いられた「もの」形容語の種類が比較的少ない、

という事実である。当該の語を次に掲げる。

【形容詞】

ものうし(三田作品、一三七回)ものさわがし(三一作品、

三ニハ回)ものくるはし(二七作品、一二五回)ものお

そろし(二四作品、七二回)(以上、調査作品の四〇パーセ

ント以上に用いられている語に止める)

【形容動詞】

ものあはれなり(二八作品、一三三回)ものなげかしげな

り(一〇作品、一四回)ものうげなり(九作品、二〇回)

(以下省略)

且つ、これらの多くは、落寝物語あるいは宇津保物語等の初

期作品に初めて用いられ、源氏物語を経て以後の作品に及んで

いるものである。

源氏物語自身は、「もの」形容詞が三三異なり語(全体の約

五二パーセント)、「もの」形容動詞が二五異なり語(同、約

四二パーセント)という、多くの「もの」形容語を運用してい

るのであるが、その内の源氏物語に初出の「もの」形容語が、

後の作品にどの程度の影響を与えたかを見てみよう。

【形亮‑

(1)源氏物語以後の作品に見える語人指弧内の数字は作

品数を示す。以下同様)

ものうとし(鎌倉二)ものうらめし(鎌倉二)ものこ

ころづきなし(平安一)ものさびし人鎌倉七)ものち かし(鎌倉こものつつまし(平安二、鎌倉一)

もの

とほし(平安三、鎌倉二)ものなげかし(平安五、鎌倉

四)

ものはづかし(平安二)ものふかし(平安六、鎌

倉三)(2)源氏物語以後の作品に見えない語

ものうひうひしものおもしろしものきらきらし

もの

このましものこはしものしどけなしものへだてがま

【形墓

(1)源氏物語以後の作品に見える語

ものあざやかなり(平安二、鎌倉一)ものうらめしげな

り(鎌倉一)ものおもはしげなり(平安一、鎌倉六)

ものかなしげなり(平安二)ものきよげなり(平安四)

ものさびしげなり(平安一、鎌倉一)ものさわがしげな

り(平安一、鎌倉二)ものさはやかなり(平安一、鎌倉

一)ものしづかなり(鎌倉二)ものしめやかなり(鎌 倉一)ものつつましげなり(平安二)ものなげかしげ なり(平安四、鎌倉四)ものはかなげなり(平安四、鎌

‑2▼

(4)

倉一)ものふかげなり(平安一、鎌倉一)ものむつか

しげなり(平安四、鎌倉一)

(2)源氏物語以後の作品に見えない語

ものうらみがちなりものうららかなりものつよげなり

ものはめがちなりものやはらかなり

右の形容動詞の内、「げ」を派生する前の「もの」形容詞が

源氏物語以前に成立しているものには、次の語が有る。

ものおもはしげなり

ものさわがしげなり

ものはかなげなり

ものむつかしげなり

品詞別 「もの」 「もの」

作品 形容詞 形容動詞

0 7 5

1 2 2

2 4 6

3・ 1 1■

4 0 1

5 1 0

6 0■ 0

7 1 0

8 0 1

9 2 0

小計 18 16

合計 34

これらの形

容動詞を除け

ば、源氏物語

に初出の「も

の」形容語は

三四語となる。

そこで、この

三四語が源氏

物語以後に運

用された作品

数及び異なり

語数を表示す れば、上の如くなる。

この表示によれば、庶民物語の「もの」形容語が平安・鎌倉

時代の作品に強い影響を及ぼしたとは、必ずしも言えないよう

である。むしろ、後の作品には全く見られない語詞が、一二個

も有り、これらは源氏物語の独自語彙と認められる点に注目さ

れるのである。

「もの」形容語の多くが、平安時代に成立している事は、別

表によって明らかに看取されるところであるが、鎌倉時代の作

品に初めて見出される語もある。そこで、両時代を今少し比較

してみよう。なお、源氏物語に初出の語彙については重ねては

触れない。

(1)平安時代には二作品以上に見えるが、鎌倉時代には見え

ない語

ものうるはし(宇津保・源氏)ものさうざうし(平中・

栄花)ものはかばかし(夜の寝覚・大鏡・栄花)

もの

はしたなし(紫式部・枕草子・夜の寝覚)ものゆかし

(宇津保・源氏・讃岐典侍)ものわづらはし(夜の寝覚・

浜松)ものをかし(平中・源氏)ものこまやかなり (夜の寝覚・栄花)ものはなやかなり宇津保・栄花)

ものほこりかなり(情婦・源氏)

(2)平安時代には一作品に見えるが、鎌倉時代には見えない

ものいそがし(落窪)ものうしろめたし(宇津保)

(5)

のおいおいし(栄花)ものくねくねし(夜の寝革

のけぢかし(墟中納言)ものこころうし(夜の寝革

ものこころぐるし(宇津保)ものたかし(大和)

もの なさけなし(夜の寝覚)ものはえなし(宇津保)

もの

はやし(夜の寝巻ものはらだたし(栄花)ものゆゆ し(狭衣)ものよし(栄花)ものわかし(栄花)

のをこがまし(栄花)ものあらはなり(宇津保)

もの い七ほしげなり(宇津保)ものかしこげなり(枕草子) ものきようなり(宇津保)ものきよらかなり(栄花) ものきららかなり(栄花)ものくるほしげなり(狭衣) ものけざやかなり(栄花)ものこころばそかりげなり (狭衣)

ものこはごはしげなり(狭衣)ものこまかなり (狭衣)

ものしたたかなり(狭衣)ものしのびやかなり (讃岐典侍)ものすがやかなり(栄花)ものそばそばし げなり(浜松)ものたのもしげなり(夜の寝覚)

もの のどやかなり(栄花)ものはるかなり(栄花)ものふ びんなり(宇津保)ものゆかしげなり(更級)ものわ

かやかなり(栄花)/ものわづらはしげなり(夜の寝巻

(3)鎌倉時代に初出の語

ものかうばし(苔の衣)ものかるし(平琶ものすが

し(石清盗ものすくすくし(とりかへばや)ものつ

よし(石清水)ものなつかし(在明の別)ものうかり げなり(とりかへばや)ものこのもしげなり(在明の別)

ものすずしげなり(在明の別)ものなつかしげなり(苔 の衣)ものなのめなり(苔の衣)ものわびしげなひ

(宇治拾遺物語)右の(3)に掲げた一二語を除くニー語は、平安時代に成

立していたと認められる。これらの「もの」形容語の構成要素

には、「きらきらし←(源氏物語)「くねくねし」(夜の寝覚) 等の擬態語や、「さうざうし」(栄花物語)「ふびんなり」

(宇津保物語)等の漢語出自とおぼしいものも含まれている。

又、「もの」形容語の異なり語数を基準として作品を集めて

みると、次の如くなる。

【報削り】

多武峯少将物語董物語打聞集

水鏡

方丈記

まきはる閑居友正法眼蔵随聞記

大和物語四条宮下野集古本説話集

今鏡

唐物語

愚管抄源家長日記海道記竹むきが記

伊勢物語松浦官物語無名草子保元物語文机談

平中物語宝物集十六夜日記中務内侍日記

徒然

ー4‑

八七六五

うたたね

讃岐典侍日記十訓抄 大鏡

発心集

境中納言物語あさぢが露沙石集平家物語

増鏡

(6)

一〇 一六一三

ニー 一七

二四二三 三三 三四 三八 五八

落窪物語l蛸蛤日記

語集

宇治拾遺物語

和泉式部日記枕草子

石清水物語

在明の別

浜松中納言物語

宇津保物語

とりかへばや物語

苔の衣

夜の寝覚

狭衣物語

栄花物語

源氏物語 紫式部日記更級日記今昔物

とはず語りあきぎり

このように並べてみると、作品の性格(ジャンル等)による

纏まりを幾つか指摘し得るようである。

(l)平安女流日記文学の賭輪日記・紫式部日記・更級日記・和泉式部日記は、異なり語数(「もの」形容語につ

いて言う。以下同様。)が殆ど一致すること。(2)鎌倉女流日記文学の中務内侍日記・士ハ夜日記・うた

たねの異なり語数が殆ど一致すること。

(3)平安歌物語の大和物語・伊勢物語・平中物語は、異な

り語数が殆ど一致すること。

(4)平安後期の作り物語である夜の寝覚・狭衣物語は、異 なり語数が殆ど一致すること。

(5)作り物語の浜松中納言物語と擬古物語の在明の別、及

び、とりかへばや物語と苔の衣の異なり語数がそれぞ

れに、殆ど一致すること。

右の如き現象は、偶然とは考えにくく、規模並びに性質の似

ている作品ゆえに起こったこと、と考えたい。

かつ符‥寿岳章子氏は、論文「形容詞の語彙的変遷‑中古か

ら中世へー」において、次のように述べられた。

中古のモノーーが殆どなくなったあげくにモノスゴイ・モ

ノガマシイ・モノヨイ・モノクサイ・モノワルイ・モノク

ドイがはみ出(中略)中世に於てモノ・ナマがあるのはお

そらく中盲人がモノ

ー・ナマ ー

を愛好した方向へでは

ない。モノ・ナマもそうした意味では中世化しているとい

えよう。

寿岳氏は中世語については、史記抄等を資料とされたとある

ので、小稿での調査結果と一致しない所があるのであろう。い

ずれにせよ、鎌倉時代においては、擬古物語を主に、僅かなが

らも、平安時代語を継ぐ造語のなされた事は、疑いの無いとこ

ろである。

第二章和歌と「もの」形容語との関係

(7)

平安鎌倉時代和歌に所用の「もの」形容語の延べ語数並びに

使用率を一覧表にすれば、左の如くなる。

A B C

108 70.6 62.1

さ‑ 10 6.■ 5

.5.7

5 3 2.

4 2.6 2.3

3 2.0 1.7

おそ 3 2.0 1.7

3 2..0 1̲.7

2 3 1.1

げか 2 1̲.3 1̲.1

2 1.3 1.・1

むつ カヽ し 2 】̲̲ 3 1.1

1 0.7 0.6̲

̲

1 7 0.6

1 0.7 0.6

ところせし 1 0.7 6

なつ 1 0.7 0.6

1 (】.・7 【)■̲6

はかな 1 0.7 0.6

1 ■0.7 ().6

あらま物う 1 ・0.7 6

′卜 153 10【】.5

あはれなり 14 66.7 8.0

う げな 4 19▲ 0 3

あらげなり 1

.4.8 0.6

こひしらなり● 【l 4」8 【).6

わびしらなり 1 4.8 0.6

/小 21 100.1

100.0

174

表の凡例

(こA欄は、各語詞の延べ語数を示す。

(二)B欄は、「もの」形容詞、「もの」形容動詞各小計に占めるA欄各許詞の百分率を不すU (三)C柵は、A柵の合計〓七四)に占めるA欄各語

他花物語等婚Ⅶ群に所用の「もの」形容語の場合はいかが

であろうか。使用率の高いものから順次第一〇位までを掲げて

みよう。()はパーセントを示す。

(1)物うし〓〇・〇)(2)物さわがし(九・九)

(3)物あはれなり(九・七)(4)物くるはし(九・一)

(5)物はかなし(五・七)(6)物こころばそし(五・

二)物おそろし(五・二)(7)物かなし(四・八)

(8)物むつかし(二・八)(9)物ふかし(二・三)

(10)物おもはし(ニュー)

このように、比較的なだらかな使用率の曲線を措いているが、

和歌にあっては、第一位「物うし」だけが突出し三向率を示し、

第壷の扁あはれな旦といえども遥か㌻ぱない。

前稿に述べたところでもあるが、小稿の別表等からも明らかな如く、和歌所用の「もの」形容語は、物語等作品群のそれに

比べて、極めて小規模である。と言うよりーも、むしろ特定の語

訂に偏っていると見るべきであろう。

和歌においては、何故にかかる特徴ある分布が見られるので

あろうか。

今試みに、第一章の別表に掲げた「もの」形容語の内、和歌には見出だせない語詞について、「もの」派生前の形式(仮に

‑6‑

(8)

単純形容語等と呼ぷ)が和歌に用いられているかどうかを調べ

てみることにする。単純形容語と「もの」形容語とは、近い意

味関係にあるが、仮に一方が用いられなくても、他方の用いら

れる可能性まで否定はできないからである。この調査には『八代集総索引和歌自立重点』・(片桐洋一監修・ひめまつの会)を

参照した。

ア、単純形容詞の内、和歌に用いられているもの(二五語)あし(悪)

拾遺

後拾遭

詞花

ぅしろめたし

古今

後援

拾遺

後拾達ぅとし

古今

後撰

拾遺

金葉

千載

新古今おもしろし

拾遺

後拾遺

金葉

きたなし

後援

きよし全(八代集総てに見える意。以下同じ)

くさし後拾遺くらし

古今

後撰

拾遺

後拾遺

金葉

詞花

千載

くるし

けぢかし

後援

こころばそし

古今

後撰

拾遺

後拾遺

金葉

詞花 千載

さわがし

金葉

たかし

古今

後撰

拾遺

後拾遺

金葉

千載

新古今たのもし

拾遺

後拾遺

千載

新古今ちかし

つつまし後拾遺

つよし

金葉

とほし

はづかし

後撰

金葉

千載

はやし

ゆかし

拾遺

後拾遺

金葉

ゆゆし

後援

拾遺

詞花 よし

古今

後撰

拾遺

後拾遺

金葉

新古今

わかし

後撰

後拾遺

わづらはし

拾遺

後拾遺

金葉

(参考)心かるし後撰・心かろし・ねくさし

心こはし

拾遺

心づよし

千載

イ、単純形容詞の内、和歌に用いられていないもの

語)

(

いそがしうひうひしうるはしおいおいしかうばしきらきらしくねくねしこころうしこころぐるしこころづきなしこのましさうざうししどけなし

がし

すくすくしなさけなしはえなしはかばかしはしたなしはらだたしへだてがましをかしをこが

り、単純形容動詞の内、和歌に用いられているもの。(六語)

あらはなり

拾遺

後拾遺斬首今こまかなり

金葉

詞花

(9)

しつかなり新古今

はづかしげなり後拾遺

はるかなり

やはらかなり

千載

(参きうらさびしげなり

拾遺

後拾遺心しつかなり

後撰

エ、単純形容動詞の内、和歌に用い、られていないもの。(五

一語)

あざやかなりあはれげなりいとほしげなりうかりげ なり

うらみがちなりうらめしげなりケららかなり おそろしげなりおもはしげなりかしこげなりかなし げなりきようなりきよげなりきよらかなりきらら かなりくるほしげなりけざやかなりこころばそかり げなりこころばそげなりこのもしげなりこはごはし げなりこまやかなりさわがしげなりさわやかなり したたかなりしのびやかなりしめやかなりすがやか なり

すさまじげなりすずしげなりそばそばしげなり たのもしげなりつつましげなりつよげなりなげかし げなりなつかしげなりなのめなりのどやかなり

かなげなりはなやかなりふかげなりふびんなり

こりかなり・ほめがちなりまめやかなりむつかしげな ゆかしげなりわかやかなりわづらはしげなり

びしげなりさびしげなり 以上のアイウエ四箇条から察せられる如く、和歌に用いられる単純形容動詞は取り分け少なく、又、用いられても「しづかなり」「はづかしげなり」「やはらかなり」などは、一つの歌

集に見られるのみである。一考単純形容詞についてみるに、単純形容動詞の場合に比

べれば和歌に用いられる語尭と用いられない語彙との量的差は

小さいが、「きたなし」「くさし」「けぢかし」「さわがし」

「つつまし」「つよし」などは、いずれも一つの歌集に見られ

るのみである。

右のような次第であるから、和歌用語彙に「もの」形容語、就中「もの」形容動詞が殊に少ない事実はそれとして、「も聖

派生前の単純形容語そのものが和歌に少ないことが、まず問わ

れねばならないであろう。それは、おそらく和歌の本質に深く

関わるところがあるのであろうが。

号昭二九・こ同「物の意義」(『平安朝文学』昭三 (「国語と国文学」三一巻一l西下経一「源氏物語のもの」 (注)

五、塙書房)

根来

司「源語的空間と語り手」(『東座日本文学源氏物

語下』昭五三、至文堂)同「源氏物語の文体と富彙‑

『ものあはれなり』‑(『国語語彙史の研究九』昭六三、

和泉菅院)

高森亜美「源氏物語『もの』考‑その構成と内容‑」

(

‑8‑

(10)

「女子大国文」第七日て昭三九・九)

西尾光雄「源氏物語の形容詞について」(「東京女子大学日本文学」第五言て昭五四・二)

豊田知加子「平安朝文学における語彙ついてー『もの』複

合形容詞についてー」(「大谷女子大国文」第四号、昭四

九●三)

2山田忠雄『竹取物語総索引』日本大学文理学部国文研究室

『土左日記総索引』大津有一『伊勢物語に就きての研究索引篇』木村展他『平中物語本文と索引』塚原鉄雄他『大和

物語語彙索引』『和泉式部日記総索引』『更級日記総索引』『狭衣物語語彙索引』小久保崇明『多武峯少将物語本文及び寧冥引』『彰考飽芸丁中務内侍日記総索引』松尾

聴他

『落寝物語総索引』宇津保物語研究会『宇津保物語本甘人と索引』佐伯梅友他『かげろふ日記総索引』池田亀鑑『源氏

物語大成索引篇』石井文夫Ⅷ『紫式部日記用語索引』榊原

邦彦他『枕草子総索引』鎌田広夫詔琴甲納言物語総索引』

板倉篤義他『夜の寝覚総索引』池田利夫『浜松中納言物語

総索引』久保木哲夫『四条宮下野集本文及び総索引』秋葉

安太郎『大鏡の研究』高知大学人文学部国語史研究会『栄

花物語本廿人と索引』小久保崇明『茎物語本文政び総索引』

今小路覚瑞他『校本讃岐典侍日記』馬渕和夫他『今昔物語

集自立語索引』東辻保和『打聞集の研究と総索引』山内洋一郎『古本説話集総索引』榊原邦彦他F今鹿本文及び寧案 引』大野薙照他『九冊本宝物集語句索引』菅根順之『松浦官物語総索引』池田利夫『唐物語校本及び総索引』鈴木弘道『とりかへばや物語総索引』榊原邦彦『水鏡本文及び総索引』坂詰力治『無名草子総索引』青木怜子『帖林方丈記総索引』鈴木一彦他『たまきはる(健御前の記)総索引』高尾稔他『発心集本文.自立語索引』増田繁夫他『宇治拾遺物語総索引』坂話力治他『保元物語総索引』峰岸明『閑居友本文及び総索引』田島覇堂他『正法眼蔵随聞記語彙総索引』源家長日記研究会『源家長日記校本・研究・総索』江口正弘『海道記悪童及び漢字索引』泉基博甲十訓抄本文と索引』深井一郎『胡散針耕沙石集総索引』江口正弘『十六夜日記本文及び総索引』次田香意地『うた〜ね本文及び索引』金田一春彦他『平家物語総索引』時枝誠記『改訂版徒然草総索引』渡辺静子『竹むきが記総索引』門屋和雄

『増鏡総索引』以上の他、次のテキストを用いた。「あき

ぎり」「あさぢが露」「在明の別」(『鎌倉時代物語集成

算一巻』)「愚管抄」(『日本古典文学大系』)「苔の衣」

(『鎌倉時代物語集成第三巻』)「石清水物語」

(『鎌倉

時代物語集成第二巻』)「文机談菊芋本」(コロ典文庫』)

「とはずがたり」(『日本古典全書』)なお、「法華首座

聞曹抄」「糾別離棉三教指帰注」には見られないので表に

は記名しなかった。

3「国語学」第二二輯、昭三〇・九

(11)

4東辻保和「平安朝和歌と『もの』形容詞『もの』形容動詞」

(「国文学故」第九五号、昭五七・九)に列記した他に、

今回次のように追加した。滝沢貞夫『新勅撰集総索引』同

『読後撰集総索引』同詔靴音今集総索引』同『続拾遺集総

索引』同『新後援集総索引』同『玉葉集総索引』同『続千

載集総索引』稲田利徳・稲田浩子『兼好法師全歌集総索

引』及び、『風雅和歌集』(新編国歌大観第一巻)、和歌

史研究会編『私家集大成中世Ⅱ』所収の「大納言為家集」、

同『中世Ⅲ』所収の「伏見院御集」「他阿上人家集」

「藤

谷和歌集」5各語詞毎に、その用例数を「もの」形容語の合計(一三七

四)

で除した。

6注4の拙稿を参照されたい。/(滋賀大学教授)

ー10‑

(12)

11

'も

b し.

,も

の.

の の の の

b

・む

lま

を̀

ヽ■

ヽ̲

形の 容し

お■

々l

t.●

ヽ■

ヽ■

u

ヽ■

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1■

ヽ̲

ヽ■

ヽ̲

、′

ヽ̲

l土

し な

し く

し し は

ヽ̲

ヽ̲

ヽ.‑

き‑

ヽ..̲

.が

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し だ

ヽ■

▲数

3

言善 3 6

鞠l語 q

多党峯少欄 q

■l 山 山 山 q b 2 u 12

6 q H u U 8 H u Z 1ヰ

Z 3 u Z 5 U

37 山 山 18 Z 10 Zl u しl 3 罰 3 3 5 3 ZO 15 q 3 33 Z花

3 H U 2 u 10

q d ・+丁 8

8 n H 8 13

i

凹 山 q u u

2 n u 8

3 3 1 2 5 2 u u u 19

浜松中納層職威tl 3 3 5 Z Z・ u q Z9

四免官下野集 U Z ̲,3

言菖 15 9 " 附 肘 H g・‑ q 3 8 u

q q 2 6 u

肘 q u 6 n 柑 8 6 山 口 1■ 3 20

日記 ・l

.重き集 8 H 15 3 u Z,‑

U u

古本王監話集

■黛 Z Z

‡舞 n n 3 3 .5

l■ b .1 3 u

i

d Z 2

とりかへばや 4 5 U 3 l Z H H 10 3 q u 15 ∴凋

.2 .1

Z

在:明 2 U 3 3

q Z Z

・l Z

た■ま き はる U

研 u

.6 8

lT 3 .l H q u 13

d 3 .Z 3

Z Z 3

q u

正法IR蔵嗣

,Z Z

q U

3 6 U u 1j

q 5 5

2 H q u lZ 3 13 51

石清水物三吉 5 = 2 H 2 H 8 1l

q Z

石, ■集 H 5 15

十六夜日記 q 5

b 3 Z u

寺日≡己 4 3 6

語り 2 U U Z3

d q 山 u q 3 6

然・草 q 3 1

†音 Z 3

q 2 2 6

9 山 切 5 13

作品数 q ロ 口 田 q 口 口 口田 ロ9 ロ 同8 ロ ロ 口 同 同可 ロ 口 ロ 日田 ロ ロ 日8田 口 口 ロ ロ 口 口 q ロ 口 ロ田 口 q 口珂 田 q 3 口 ロlO 13 3 q q

、1可 ロ 口口

・書真 ユ丁ロ 山 5 2 72 山 n 14 何 山 2 Z a 山 山 2 TZ ・.1 山 山 ロ15 何 向 口 何 巾 28 a 3 肘 捌 u 3 10 ・1 38■ 3 山 山 3 ‑2 q 囚 n ミ即

‑11′〉12‑

参照

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