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P.1からP.7 足立区/足立区景観計画について

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Academic year: 2018

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(1)

足立区

概要版

景観計画

(2)

1)景観とは?

 「景観」とは何でしょうか?一般的には「景色、風景、ながめ」と捉えられています。  足立区は、四方を河川に囲まれ、街路樹や公園、親水水路などがあり、自然豊かな風景に 恵まれています。また、旧街道筋の宿場町や寺町などには歴史的な情緒ある景色も多く残 っています。さらに、鉄道駅周辺や幹線道路沿道などには商業・業務施設が集積し、活気あ る景色も目にします。

 私たちはこのようなまちの姿や表情を、日々の生活を通じて感じているのです。  これらを踏まえ、足立区における景観を次のように定義しました。

 このような景観を守り、より良くしていくために、「足立区景観計画」 を策定しました。 これは平成16年に制定された景観法に基づくとともに、東京都の景観計画との整合を図 りながら作成したものです。

【足立区における景観】

(3)

2)景観形成の基本理念

景観法の基本理念を踏まえ、足立区の景観形成の基本理念を次のように定めます。

3)景観形成の目標

 足立区基本構想の施策の1つである「魅力と個性のある美しい都市」や、都市計画マス タープランの基本目標である「住み続けたい・住んでみたい・訪れたい“あだちづくり”」な どの実現を目指し、次のように景観形成の目標を定めます。

○良好な景観は、魅力と個性のある地域の形成と、潤いのある豊かな生 活環境の創造に不可欠なものであり、区民共通の資産です。

○良好な景観は、地域の自然、歴史、文化等と人々の生活、経済活動との 調和により形成されるものです。

○地域の個性や特色を活かし、多様な景観を形成していきます。 ○景観は、観光などの区内外の交流に大きな役割を担うものであり、地

域の活性化に資するように、区、区民、事業者等により一体的に形成 に取り組んでいきます。

○景観形成は、公益との調整を図り、財産権などの権利を尊重しつつ行 っていきます。

潤いや親しみがあり、生き生きとした

暮らしができる、魅力と個性のある景観

良好な景観は 区民共通の資産

(4)

1)景観の現況

【自然景観の現況】

○荒川や隅田川等の河川や見沼代親水公園や葛西用水 親水水路等かつての農業用水を利用した親水空間、 また、舎人公園、東綾瀬公園等の大規模な公園があり、 うるおいのある景観の骨格を形成しています。 ○また、社寺や農家住宅等の大樹は、歴史や文化を感じ

させる地域のシンボルとなっています。

○農地は、扇地区や区北部に多く見られ、まち並みにゆ とりや潤いを与え、足立区らしさを表す景観の1つ です。

【歴史景観の現況】

○旧日光街道の千住宿は、現在でも歴史的な建造物や 土蔵、石碑等にかつての面影が感じられる、趣のある 景観が形成されています。

○西新井大師の周辺や東伊興の寺町周辺は、落ち着い た佇まいや趣きを感じる個性的な界隈となってい ます。

○この他にも、赤羽家長屋門や昭和初期の千住郵便局 (現・NTT千住ビル)、巨大なトラスト・アーチの千住

大橋等の歴史的な建造物が点在しています。

【にぎわい景観の現況】

○北千住駅周辺は、商業・業務、大学、文化施設などが集 積し、区内外から多数の人々が集まり、にぎわいのあ る景観を形成しています。

○また、東武伊勢崎線や千代田線等の鉄道の各駅周辺 には、大小の商業施設が混在し、にぎわいのある景観 を形成しています。

○幹線道路沿道では、集合住宅や商業施設、店舗併用住 宅等が混在し、車の利用者によるにぎわいの景観が

2. 足立区の景観特性

広がりのある河川景観(荒川)

地域のシンボルとなる社寺の緑

往事の面影をとどめる千住宿

人々に親しまれている西新井大師

(5)

2)足立区の景観の骨格と景観ゾーン

 区の景観は、広域的な道路や河川(軸)、自然や歴史的資源の集積状況(拠点)、また、同質 的な景観のまとまりである小さな領域(ゾーン)に分けて捉えることができます。

○河川・水路の軸:荒川、隅田川、綾瀬川、垳川、見沼代親水公園など ○道路の軸:国道4号(日光街道)、環状7号線など

○鉄道の軸:東武伊勢崎線、日暮里・舎人ライナーなど

○自然の拠点:舎人公園、中川公園、東綾瀬公園、元渕江公園など ○歴史の拠点:千住宿場町、西新井大師周辺、伊興寺町

○にぎわいの拠点:北千住駅周辺、西新井駅周辺、竹ノ塚駅周辺など ○新しいまちの拠点:西新井駅西口周辺地区、新田地区など

○1 河川に囲まれた新旧調和の景観ゾーン

○2 豊かな自然や歴史の景観ゾーン

○3 緑とゆとりを創出する景観ゾーン

○4 身近な水と緑の景観ゾーン

景観の骨格(軸・拠点)とゾーン図

○2豊かな

自然や歴史の 景観ゾーン

○4身近な水と緑

の景観ゾーン

○1河川に囲まれた

新旧調和の 景観ゾーン

○3緑とゆとり

(6)

3. 良好な景観の形成に関する方針

1)景観形成の基本方針

2)景観の骨格の景観形成方針

景観の軸における景観形成方針

景観の拠点における景観形成方針

●景観の軸や拠点を活かした個性的な景観形成を図ります

●身近な自然や歴史の景観を活かした潤い豊かな景観形成を図ります ●地域のまち並みと調和した景観形成を図ります

●河川・水路の軸

眺望や開放的な空間が楽しめる、潤い豊かな河 川の景観形成を図ります

●道路の軸

秩序や連続性が感じられ、緑豊かな街路の景観 形成を図ります

●鉄道の軸

周辺環境と調和し、地域のイメージを高める鉄 道沿いの景観形成を図ります

●自然の拠点(公園)

まち並みに安らぎや四季の変化をもたらす緑の 景観形成を図ります

●歴史の拠点

歴史の面影を伝える歴史的景観の形成を図りま す

●にぎわいの拠点

にぎわいと風格が感じられ、回遊性の高い商業 地景観の形成を図ります

●新しいまちの拠点(大規模開発事業地区)

地域のシンボルとなっている 葛西用水親水水路

街路樹の緑が引き立つ 補助100号線

(7)

3)景観ゾーンの景観形成方針

落ち着いたまち並みの伊興寺町

まち並みに潤いを 与える農地(扇) ○2豊かな自然や歴史の景観ゾーン

 (江北、興野・本木、伊興・西新井、鹿浜、舎人)

○歴史的建造物等 の保全・活用に よる景観形成を 図ります

○緑のネットワー クの形成による 景観形成を図り ます

○農地の保全・活 用による景観形 成を図ります ○隣接する建築物

等の調和による 連続性のある景 観形成を図りま す

緑豊かな住宅地(神明)

まち並みと調和した 公共住宅団地(大谷田)

○4身近な水と緑の景観ゾーン

 (綾瀬、佐野、保塚・六町、花畑・保木間、竹の塚)

○ゆとりのあるま ち並みを維持を 図ります

○潤いのある住宅 地景観の維持・ 向上を図ります ○歴史的建造物等 の維持・活用を 図ります

○まち並みと調和 した公共住宅団 地の建替えの誘 導を図ります

親水空間の回復が進む隅田川

新しいまち並みが形成された 新田地区

○1河川に囲まれた新旧調和の景観ゾーン  (千住、新田)

○緑豊かな市街地 の景観形成を図 ります

○水辺へのアクセ ス改善と親水性 の向上による潤 いのある景観形 成を図ります ○新旧の市街地が

調和した、まと まりのある景観 形成を図ります ○回遊性のある景 観形成を図りま す

地域の生活拠点として にぎわう商店街(関原)

東武伊勢崎線と一体的に 整備された緑道(五反野)

○3緑とゆとりを創出する景観ゾーン

 (梅田、中央本町) ○潤いのある市街

地の景観形成を 図ります

○生活に身近なに ぎわいのある景 観形成を図りま す

○連続性の感じら れる幹線道路沿 道の景観形成を 図ります

参照

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