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学位論文内容の要旨

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Academic year: 2021

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(1)

氏 名 授 与 し た 学 位 専攻分野の名称 学 位 授 与 番 号 学位授与の日付 学位授与の要件

学位論文の題目 論 文 審 査 委 員

橋本 通子 博 士 保健学

博甲第6075号 令和元年 9月25日 保健学研究科 保健学専攻

(学位規則第4条第1項該当)

地域在住の前期及び後期高齢者の食行動に影響する要因と栄養士の役割 教授 白井喜代子 教授 兵藤好美 教授 芳我ちより

学位論文内容の要旨

【目的】超高齢社会を迎え,高齢者が住み慣れた地域で暮らしていくために健康維持が要であり,地域住 民の地域活動の参加と食生活の支援が求められている。そこで,地域在住の前期及び後期高齢者の食生活リ テラシーや食に関する地域活動,栄養士への期待が,食行動に及ぼす影響について明らかにする。

【方法】1970年代に整備された大規模住宅団地に居住する65歳以上の高齢者274人を対象として質問紙調査 を行った。食行動の測定にはFood Frequency Questionnaire Based on FoodGroups(FFQg4.0)から11項目 を用いた。

【結果】食行動に影響する要因は前期及び後期共に食生活リテラシーの高さであった。前期高齢者では家族 内に要介護者がいることが食行動を低下させ,逆に町内の食事会への参加は食行動を高めていた。後期高齢 者では栄養士と共に料理教室等を企画し取り組むことへの期待の強さが関連していた。

【結論】地域高齢者の食支援には高齢者と共に栄養士が活動することで食生活リテラシーを高め,食行動の 改善につながることが示唆された。

(2)

論文審査結果の要旨

高齢者が住み慣れた地域で自分らしく生活するには、食生活支援は重要な課題である。本研究の 目的は、地域在住の前期及び後期高齢者の食生活リテラシーや、食に関する地域活動、栄養士への 期待が、食行動に及ぼす影響を明らかにすることである。A市の大規模住宅団地に居住する 65歳以 上の高齢者274人を、住民基本台帳登録者名簿より層化無作為抽出(抽出率20%)し、質問紙調査 を行った。食行動の測定には Food Frequency Questionnaire Based on Food Groupsより11項目を 用いた。食行動に影響する要因は、前期および後期共に食生活リテラシーの高さであった。前期高 齢者では家族内に要介護者がいることが食生活を低下させ、逆に町内の食事会への参加は食行動を 高めていた。後期高齢者では、栄養士と共に料理教室などを企画し取り込むことへの期待の強さが 関連していた。地域高齢者の食支援には、高齢者と共に栄養士が活動することで食生活リテラシー を高め、食行動の改善につながることが示唆された。本研究科博士後期課程における研究として基準を クリアした内容であると判断された。但し、分析手法については、データを活かすより適した分析方法の選 択が望まれたため、今後の検討を期待します。

参照

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