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Japan Advanced Institute of Science and Technology

JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/

Title ネットワーク通信アラートを利用した攻撃予測に関す

る研究

Author(s) 森, 俊貴

Citation

Issue Date 2014‑03

Type Thesis or Dissertation Text version author

URL http://hdl.handle.net/10119/12056 Rights

Description Supervisor: 面 和成, 情報科学研究科, 修士

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ネットワーク通信アラートを用いた攻撃予測に関する研究

森 俊貴(1210055)

北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 2014年2月12日

キーワード: マルウェア,IDS,攻撃予測.

近年サイバー攻撃の数が増大している.特に,マルウェア等の自動プログラムを用い た攻撃が増加しており,その被害が深刻である.侵入検知システム(IDS)は,マルウェ アに対する有効な対策の一つであると考えられている.しかし,実際はIDS は膨大なア ラートを発生させることがあるため,管理者はこのアラートに対してどのように対処すれ ばよいかの判断が難しい.これに対して,IDSのアラートを学習して攻撃を予測する手法

(Nexat)が,Ciprianoらによって2011 年に提案された.この著者らは,カリフォルニア 大学で開催されたハッキングコンペにおける攻撃ログを分析・評価し,Nexatの有効性を 示した.しかしながら,このNexatがIDSのアラートが必ずしも発生するとは限らない マルウェアの予測に使えるかどうかは不明である.

そこで,本研究では,まずNexatがマルウェアの予測にどの程度有効であるかを評価 した.IDSではマルウェアダウンロードをアラートとして出ないため,マルウェアダウン ロードを検知するためのローカルルールを作成し,学習に利用した.一方,予測に利用す るアラートにはローカルルールを含ませない.このことにより,マルウェアに特化した学 習に対し,通常のIDSアラートのみを用いた性能評価を実施した.この結果,およそ7割 の確率でマルウェアダウンロードの予測を実現することができた.しかし,Nexatはネッ トワーク全般の攻撃予測をアラート単位で行うものであり,攻撃手法がある程度定例化さ れているマルウェアに対しては冗長であることが考えられる.

本研究ではさらに,Nexatにおける予測アルゴリズムをマルウェアに特化した簡易化を 行った.これは,マルウェアがロボットプログラムであることを考慮して,主に予測フェー ズを改良した.その結果,およそ9割の確率でマルウェアダウンロードの予測を実現する ことができた.

Copyright c2014 by Toshitaka Mori

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