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注 1 認定住宅とは 認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅をいう 注 2 平成 26 年 4 月から平成 29 年 12 月までの欄の金額は 認定住宅の対価の額又は費用の額に含まれる消費税等の税率が 8% 又は 10% である場合の金額であり それ以外の場合における借入限度額は 3,000 万円とする

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(1)

1

平成

25 年度税制改正の大綱の概要

Ⅰ 個人所得課税

1. 所得税の最高税率の見直し

現行の所得税の税率構造に加えて、課税所得4,000 万円超について 45%の税率を創設 (適用時期:平成27 年分以後の所得税に適用)

2. 金融・証券税制

10 年間、500 万円の非課税投資を可能とする日本版 ISA(非課税口座内の少額上場株式等 に係る配当所得及び譲渡所得等の非課税措置)の創設(適用時期:平成26 年から 10 年間 適用)及び金融所得課税の一体化の拡充(公社債等の利子及び譲渡損失並びに上場株式等 に係る所得等の金融商品間の損益通算範囲の拡大等)(適用時期:平成28 年 1 月 1 日から 適用)

3. 住宅税制

(1) 住宅ローン減税を平成 26 年 1 月 1 日から平成 29 年末まで 4 年間延長し、その期間のうち 平成26 年 4 月 1 日から平成 29 年末までに認定住宅(長期優良住宅・低炭素住宅)を取得 した場合の最大控除額を500 万円に、それ以外の住宅を取得した場合には 400 万円にそれ ぞれ拡充

図表1

【一般の住宅の場合】 居住年 借入限度額 控除率 各年の控除 限度額 最大控除額 平成26 年 1 月~3 月 2,000 万円 1.0% 20 万円 200 万円 平成26 年 4 月~平成 29 年 12 月 4,000 万円 1.0% 40 万円 400 万円 注1 一般の住宅とは、下記の【認定住宅】以外の住宅をいう。 注2 平成26 年 4 月から平成 29 年 12 月までの欄の金額は、一般の住宅の対価の額又は費用 の額に含まれる消費税等の税率が8%又は 10%である場合の金額であり、それ以外の場 合における借入限度額は2,000 万円とする。 【認定住宅の場合】 居住年 借入限度額 控除率 各年の控除 限度額 最大控除額 平成26 年 1 月~3 月 3,000 万円 1.0% 30 万円 300 万円 平成26 年 4 月~平成 29 年 12 月 5,000 万円 1.0% 50 万円 500 万円

(2)

2 注1 認定住宅とは、認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅をいう。 注2 平成26 年 4 月から平成 29 年 12 月までの欄の金額は、認定住宅の対価の額又は費用の 額に含まれる消費税等の税率が8%又は 10%である場合の金額であり、それ以外の場合 における借入限度額は3,000 万円とする。 (2) 自己資金で認定住宅を取得した場合及び省エネ等の一定の住宅リフォームを行った場合の 所得税の住宅投資減税について拡充 (3) 個人住民税における住宅ローン控除について、平成 26 年 4 月 1 日から平成 29 年末までの 間、控除限度額を拡充(平成26 年から平成 29 年までに入居した者に限る)

4. 復興支援のための税制上の措置

(1) 高台移転を更に推進するため、一定の要件を満たす防災集団移転促進事業で行われる土地 の買取りに係る譲渡所得に対し、5,000 万円の特別控除の創設 (2) 東日本大震災の被災者が新たに再建住宅を取得等する場合、住宅ローン減税の最大控除額 を他の地域よりさらに抜本的にかさ上げし、600 万円に引上げ(現行 360 万円)

(3)

3 Ⅱ 資産課税

1.

相続税・贈与税の見直し

(1) 相続税の基礎控除について、現行の「5,000 万円+1,000 万円×法定相続人数」 を「3,000 万円+600 万円×法定相続人数」に引下げ 相続税の最高税率を55%に引き上げる等、税率構造の見直し(適用時期:平成 27 年 1 月 1 日以後から適用)

図表2

【相続税の基礎控除】 現行 改正案 定額控除 5,000万円 3,000万円 法定相続人比例控除 1,000万円に法定相続人数を 乗じた金額 600万円に法定相続人数を 乗じた金額 【相続税の税率構造】 現行 改正案 税率 税率 1,000万円以下の金額 10% 同 左 同 左 3,000万円以下の金額 15% 〃 〃 5,000万円以下の金額 20% 〃 〃 1億円以下の金額 30% 〃 〃 3億円以下の金額 40% 2億円以下の金額 40% ― 3億円以下の金額 45% 3億円超の金額 50% 6億円以下の金額 50% ― 6億円超の金額 55% (2) 相続時精算課税制度について、贈与者の年齢要件を65歳以上から60歳以上に引下げ、受贈 者に孫を加える拡充措置(適用時期:平成27年1月1日以後から適用)

2.

事業承継税制

非上場株式等に係る相続税等の納税猶予制度(「事業承継税制」)について、適用要件の緩 和(雇用確保要件の緩和等)、負担軽減(利子税の引下げ等)、手続きの簡素化(事前確認 の廃止等)など、制度の使い勝手を高める抜本的な見直し(適用時期:平成27年1月1日以 後から適用)

3.

教育資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置

子や孫に対する教育資金の一括贈与に係る贈与税について、子・孫ごとに1,500万円までを

(4)

4 非課税とする措置を創設(適用時期:平成25年4月1日から平成27年12月31日までの間に拠 出されるものに適用)

4.

復興支援のための税制上の措置

東日本大震災に係る津波により甚大な被害を受けた区域のうち、市町村長が指定する区域 における土地及び家屋に係る固定資産税等の課税免除等を1年延長

(5)

5 Ⅲ 法人課税

1.

民間投資の喚起と雇用・所得の拡大

(1) 国内の生産等設備投資額を一定以上増加させた場合にその生産等設備を構成する機械装置 の取得価額の30%の特別償却又は 3%の税額控除ができる制度を創設(適用時期:平成 25 年4 月 1 日から平成 27 年 3 月 31 日までの間に開始する各事業年度) (2) 環境関連投資促進税制について、その適用期限を 2 年延長するとともに、即時償却の対象 資産にコージェネレーション設備を追加(適用期限:平成27 年 3 月 31 日まで適用) (3) 研究開発税制の総額型の控除上限額を法人税額の 20%から 30%に引き上げるとともに、 特別試験研究費の範囲に一定の共同研究等を追加(適用期限:平成27 年 3 月 31 日まで適 用) (4) 労働分配(給与等支給)を一定以上増加させた場合、その増加額の 10%の税額控除を可能 とする所得拡大促進税制を創設するとともに、雇用促進税制を拡充し税額控除額を増加雇 用者数一人当たり20 万円から 40 万円に引上げ(適用時期:平成 25 年 4 月 1 日から平成 28 年 3 月 31 日までの間に開始する各事業年度に適用)

2.

中小企業対策・農林水産業対策

(1) 商業・サービス業及び農林水産業を営む中小企業等が経営改善に向けた設備投資を行う場 合に30%の特別償却又は 7%の税額控除ができる制度を創設(適用時期:平成 25 年 4 月 1 日から平成 27 年 3 月 31 日までの間に指定事業の用に供した場合に適用) (2) 中小法人の交際費課税の特例を拡充(中小法人の支出交際費 800 万円まで全額損金算入) (適用期限:平成25 年 4 月 1 日から平成 26 年 3 月 31 日までの間に開始する事業年度に 適用) (3) 復興支援のための税制上の措置 避難解除区域等における避難対象雇用者等を雇用する場合の税額控除制度、及び設備投資 を行う場合の即時償却や税額控除ができる制度について、新たに避難解除区域等に進出す る法人に同様の措置の適用

(6)

6 Ⅳ 消費課税 衝突被害軽減ブレーキを搭載した先進安全自動車に係る自動車重量税及び自動車取得税の特 例措置の対象に5 トン以上の一定のバスを追加 Ⅴ 納税環境整備 延滞税・利子税・還付加算金について、現在の低金利の状況に合わせ引下げ(地方税の延滞 金等も同様に引下げ)(平成26 年 1 月 1 日以後の期間に対応する延滞税等について適用)

1.

延滞税の割合は、各年の特例基準割合が年7.3%に満たない場合には、その年中においては、 次に掲げる延滞税の区分に応じ、それぞれ次に定める割合とする。 ① 年 14.6%の割合の延滞税:当該特例基準割合に年 7.3%を加算した割合 ② 年 7.3%の割合の延滞税 :当該特例基準割合に年 1%を加算した割合 (当該加算した割合が年 7.3%を超える場合には、年 7.3%の割合) また、納税の猶予等の適用を受けた場合(延滞税の全額が免除される場合を除く。)の延滞税 については、当該納税の猶予等をした期間に対応する延滞税の額のうち、当該延滞税の割合が 特例基準割合であるとした場合における延滞税の額を超える部分の金額を免除する。 注 「特例基準割合」とは、各年の前々年の 10 月から前年の 9 月までの各月における銀行の 新規の短期貸出約定平均金利の合計を12 で除して得た割合として各年の前年の 12 月 15 日までに財務大臣が告示する割合に、年1%の割合を加算した割合をいう。

2.

利子税の割合は、各年の特例基準割合(相続税及び贈与税の延納に係る利子税については、 各分納期間の開始の日の属する年の特例基準割合)が年7.3%に満たない場合には、その年 中(相続税及び贈与税の延納に係る利子税については、各分納期間)においては、次に掲 げる利子税の区分に応じ、それぞれ次に定める割合とする。 ① ②に掲げる利子税以外の利子税:当該特例基準割合 ② 相続税及び贈与税に係る利子税:(その割合が年 7.3%のものを除く。) これらの利子税の割合に、当該特例基準割合が年7.3%を占める割合を乗じて得た割合

3.

還付加算金の割合は、各年の特例基準割合が年7.3%に満たない場合には、その年中におい ては、当該特例基準割合とする。

4.

特別還付金の支給制度に係る延滞金及び加算金の割合について、上記1.及び 3.と同様とす る。

5.

その他所要の措置を講ずる。 以 上

参照

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