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(1)

コンクリート構造物のライフサイクル

コンクリート構造物のライフサイクル

ンクリ

ンクリ

構造物

構造物

ライ サイク

ライ サイク

マネジメントについて

マネジメントについて

日本エルガード協会技術講習会2015<札幌> 日本エルガード協会技術講習会2015<札幌> 2015年10月2日 2015年10月2日 北海道大学 大学院工学研究院

横田

社会基盤

社会基盤施設

施設(構造物)

(構造物)の

のライフサイクル

ライフサイクル

1

うまくつながっていますか?

計 画

設 計

施 工

維 持

更 新

計 画

設 計

施 工

維 持

更 新

設計上の想定 施工上の想定 前提条件 劣化しない 前提条件 廃棄の判断

2

ライフサイクルマネジメント

ライフサイクルマネジメント

計 画 • 基本設計/構造計画 • 供用設計(耐久性設計) 設 計 供用設計(耐久性設計) • 性能照査 シナリオ 施 工 • 性能評価 • 予測 維持管理 • 機能的陳腐化 将来の利用計画 供用年数 記 録 シナリオ修正 • 将来の利用計画,供用年数 廃棄・更新・再利用 補修・補強 廃棄 更新 再利用 Performance (Safety, Serviceability, etc.)

3

シナリオ

シナリオ

Initial value Minimum  value

初期のレベル?

Time Design service life

戦略

戦略

Performance (Safety, Serviceability, etc.)

性能確保のシナリオ?

戦略

戦略

Initial value Minimum  value Time Design service life

港湾の施設の維持管理を考慮した設計(維持管理レベル)

港湾の施設の維持管理を考慮した設計(維持管理レベル)

4

部材 の 初期値 部材 の 初期値 部材 の 初期値 の 性能 維持管理上の限界値 要求性能上の限界値 の 性能 維持管理上の限界値 要求性能上の限界値 の 性能 要求性能上の限界値 =維持管理の限界値 維持管理レベルⅠ 維持管理レベルⅡ 維持管理レベルⅢ 経過年数 供用期間 経過年数 供用期間 経過年数 供用期間 分 類 損傷劣化に対する考え方 維持管理レベルⅠ 高い水準の損傷劣化対策をあらかじめ行うことにより、設計 供用期間に要求性能が満たされなくなる状態に至らない範囲 (事前対策型) 供用期間に要求性能が満たされなくなる状態に至らない範囲に損傷劣化を留める。 維持管理レベルⅡ 損傷劣化が軽微な段階で、比較的小規模な対策を繰り返し 行うことにより 設計供用期間に要求性能が満たされなくなる 設計と維持管 理計画の両方 で 設計供用期 (予防保全型) 行う状態に至らないように性能の低下を予防する。ことにより、設計供用期間に要求性能が満たされなくなる 維持管理レベルⅢ 要求性能が満たされる範囲内である程度の損傷劣化を許容 し 設計供用期間に1~2回程度の大規模な対策を行うことに で、設計供用期 間中にわたって 要求性能を満 足させる。 (事後保全型) し、設計供用期間により、損傷劣化に事後的に対処する。1 2回程度の大規模な対策を行うことに 港湾の施設の技術上の基準・同解説より

LCM

LCMの基本コンセプトは機能・性能の確保

の基本コンセプトは機能・性能の確保

5

機能

構造物の設置目的

機能

構造物の設置目的

目 的 機 能

機能=構造物の設置目的

機能=構造物の設置目的

(何のために整備するのか)

(何のために整備するのか)

要求性能

機能を実現す

要求性能

機能を実現す

要求性能

要求性能=機能を実現す

要求性能=機能を実現す

るために必要な構造物の

るために必要な構造物の

性質

性質

性能規定

性質

性質

性能規定=性能を数値指

性能規定=性能を数値指

標等で表したもの

標等で表したもの

標等で表したもの

標等で表したもの

照査=性能保有の有

照査=性能保有の有

無を計算行為等 客

無を計算行為等 客

性能照査

無を計算行為等で客

無を計算行為等で客

観的に証明する行為

観的に証明する行為

(2)

6

設計時における

設計時における耐久性の照査

耐久性の照査

基本方針 構造物 式 諸 材料 構造物の形式,諸元,材料 確率モデル 確率モデル 部分安全係数 設計用の値 みなし性能 環境区分 劣化防止方策 環境区分 確率モデル ‐ 抵抗性 ‐ 荷重/環境作用 ‐ 寸法等 限界状態 設計用の値 ‐ 特性値 ‐ 部分安全係数 設計マクロ式 限界状態 環境区分 限界状態 その他設計条件 経験 仕様設計 環境区分 限界状態 その他設計条件 防食システム 限界状態 限界状態 経験,仕様設計 防食システム 維持段階 維持段階 維持管理計画 LCMシナリオ 構造物 施 構造物の施工 • 耐久性の照査をパスすると,設計供用期間中の劣化による性能の低下は生じない. ISO 16204: 2012 • 本当に大丈夫か?

確率

確率モデル法

モデル法

7

5000 ) 2000 3000 4000 平均 耐力 (K N ) 0 1000 2000 肉厚最大 肉厚最少 0.0100 S1 S2 S3 S4 0 0 10 20 30 40 50 供用年数 0 0035 0.0040 S1 S2 S3 S4 0.0040 0.0060 0.0080 S1 S2 S3 S4 破 壊確率 0.0015 0.0020 0.0025 0.0030 0.0035 破 壊確率 0.0000 0.0020 0 10 20 30 40 50 供用年数(年) 破 0.0000 0.0005 0.0010 0 10 20 30 40 50 供用年数(年) L1 L2 数

8

部分安全係数法

部分安全係数法

S / S

 1 0

i

S

d

/ S

r

 1.0

i

:構造物係数(余裕度)

i

:構造物係数(余裕度)

S

d

:作用の設計用値

(作用係数 構造解析係数)

(作用係数,構造解析係数)

R

d

:性能の設計用値

(材料係数,部材係数)

標準的な部分安全係数を設計基準等で規定.

安全係数が確率的に定まっていないものもある.

9

塩化物イオン濃度の

塩化物イオン濃度の算定(

算定(Fick

Fickの拡散則)

の拡散則)

cl

:鋼材位置における塩化

物イオン濃度の設計値

物イオン濃度の設計値

C

d

のばらつきを考慮し

た安全係数 1 3

d

C

c

f

C

C

0

.

1

1

た安全係数=1.3

i

d

d

cl

d

C

t

D

erf

C

C

2

1

0

0

D

l

w

D

D

d

c

k

0

l

k

c

d

c

: コンクリートの材料係数

c

=1.0~1.3

鉄筋腐食発生時期のばらつきと設計

鉄筋腐食発生時期のばらつきと設計

10

塩化物イオンの拡散

鉄筋腐食の発生と進行

塩化物イオン量 塩化物イオン量 腐食発生限界濃度 鉄筋位置での塩化物イオン量 時間 供用年数 腐食発生時期の分布 平均腐食発生年 腐食発生時期の分布 現行の耐久設計で得られる年数の目安

塩化物イオン濃度を指標に予測可能

設計での考え方と実際の

乖離

11

劣化防止方策

劣化防止方策

適切な劣化防止のための対策を付与することにより,

構造物の性能を低下させない

構造物の性能を低下させない.

• 劣化防止システムの耐用年数と信頼性

施工の容易性と全数検査の可否

実験室と現場とのギャップ

• 信頼性に応じて耐用年数を設定することで方策の

• 信頼性に応じて耐用年数を設定することで方策の

有効性を担保

(3)

塩害を抑制・防止するためには

塩害を抑制・防止するためには

12

• 低W/Cコンクリート(過去のみなし規定)

混和材 混和剤

• 混和材・混和剤

• かぶり

• 高性能コンクリート(UFC)

• 表面保護・塗覆装・含浸材

表面保護 塗覆装 含浸材

• 耐食性鉄筋

ポキシ樹脂塗装鉄筋

• エポキシ樹脂塗装鉄筋

• ステンレス鉄筋

• 電気防食(エルガード)

など

など

劣化度の評価

劣化度の評価方法(港湾構造物)

方法(港湾構造物)

13

点検診断における劣化度判定基準(部材ごと)

□ひび割れがある。 □錆汁がある。 対象 施設 点検診断項 目の分類 点検診断の項目 点 検 方 法 劣化度の判定基準 上部工 目視 び割れ発生状況 a 劣化度 劣化度の判定の基準:部材の状態 a 部材の性能が著しく低下している状態 b 部材の性能が低下している状態 b □--- c □--- d □変状なし。 スラブ: □網目状のひび割れが部材表面の50%以上ある。 Ⅰ類 上部工 (下面部) (PCの場合)コンクリートの劣化、損傷 ・ひび割れの発生状況 ・錆汁の発生状況 c 変状はあるが、部材の性能の低下がほとんど認められない状態 d 変状が認められない状態 □かぶりの剥落がある。 □錆汁が広範囲に発生している。 はり・ハンチ: □幅3mm以上の鉄筋軸方向のひび割れがある。 □かぶりの剥落がある。 a □錆汁が広範囲に発生している。 スラブ: □網目状のひび割れが部材表面の50%未満である。 □錆汁が部分的に発生している。 はり・ハンチ: □幅3 未満の鉄筋軸方向のひび割れがある 直 杭 式 横 桟 Ⅱ類 上部工(下面部) (RCの場合) コンクリートの劣化、損傷 目視 ・ひび割れの発生方向 ・ひび割れの本数、長さと幅 ・かぶりの剥落状況 ・錆汁の発生状況 ・鉄筋の腐食状況 b □幅3mm未満の鉄筋軸方向のひび割れがある。 □錆汁が部分的に発生している。 スラブ: □一方向のひび割れ若しくは帯状又は線状のゲル吐出析出物がある。 □錆汁が点状に発生している。 はり・ハンチ: 橋 鉄筋の腐食状況 c はり・ハンチ: □軸と直角な方向のひび割れのみがある。 □錆汁が点状に発生している。 d □変状なし。 a □係船岸の性能を損なうような損傷がある。 □幅3mm以上のひび割れがある。 □幅3mm以上のひび割れがある。 □広範囲に亘り鉄筋が露出している。 □幅3mm未満のひび割れがある。 □局所的に鉄筋が露出している。 d □変状なし。 b c Ⅱ類 上部工(上・側面 部) コンクリートの劣化、損傷 目視 ・ひび割れ、剥離、損傷 ・鉄筋腐食 ・劣化の兆候 等

性能低下度の評価

性能低下度の評価方法(港湾構造物)

方法(港湾構造物)

14

性能低下度 性能低下度の評価基準 A 施設の性能が相当低下している状態 B 施設の性能が低下している状態 点検診断 B 施設の性能が低下している状態 C 変状は認められるが、施設の性能がほとんど低下していない状態 D 変状は認められず、施設の性能が十分に保持されている状態 点検診断 の項目の 分類 点検診断の項目ごとの性能低下度 施設の 性能低下度 A B C D 「aが1個から数 「aまたはbが1 Ⅰ類 aが1個から数 個」の点検診断の 項目があり、施設 の性能が相当低下 している状態 aまたはbが1 個から数個」の点 検診断の項目があ り、施設の性能が 低下している状態 A、B、 D以外 すべてd 各点検診断の項 している状態 低下している状態 目の性能低下度 のうち、最も厳 しい評価結果を 採用することを Ⅱ類 「aが多数または a+bがほとん ど」の点検診断の 「aが数個または a+bが多数」の 点検診断の項目が A、B、 すべてd 採用することを 原則とする Ⅱ類 ど」の点検診断の 項目があり、施設 の性能が相当低下 している状態 点検診断の項目が あり、施設の性能 が低下している状 態 A、B、 D以外 すべてd Ⅲ類 - - D以外 すべてd ここで、「多数」は概ね8割、「ほとんど」は概ね5割と考えてよい。

海岸構造物の性能評価フロー

海岸構造物の性能評価フロー

15

国交省他:海岸保全施設維持管理マニュアル,2014

性能の直接的な評価

性能の直接的な評価

16

化進

期間 対策実施 期間

低下

維持管理限界 要求性能 余裕

要求性能

変状限界は性能と結び付いているか

変状限界は性能と結び付いているか

17

A

変状

使用期間

健全度 D C B 変状限界 潜伏期の終了

低下

性能限界

性能低

性能低下

• 耐荷力の低下

• 防護性能の低下

(4)

高度で効率的な維持管理のために

高度で効率的な維持管理のために

18

損傷・劣化

損傷・劣化診断(コンクリート等の材料主体の診断)

診断(コンクリート等の材料主体の診断)

損傷 劣化

損傷 劣化診断(コンクリ ト等の材料主体の診断)

診断(コンクリ ト等の材料主体の診断)

保有性能

保有性能診断(構造物の診断)

診断(構造物の診断)

客観的な指標に基づく診断

客観的な指標に基づく診断

部位の診断から構造物全体の評価へ

部位の診断から構造物全体の評価へ

・ リスク(

リスク(Risk

Risk)

・ 影響度(

影響度(Consequence

Consequence)

・ 予測

予測

劣化度と保有性能(耐荷力)の関係

劣化度と保有性能(耐荷力)の関係

19

1.5 1.0 力 比 0.5 耐荷 力

< 1 0

大きなばらつき

0 0

< 1.0

0.0 0 1 2 3 劣化度

a

b

c

d

加藤絵万他:土木学会論文集E2,67(1),2011

性能にばらつきが生じる原因

性能にばらつきが生じる原因

20

1) 

1) 劣化度判定基準が不十分

劣化度判定基準が不十分

• 性能に関係するすべての変状が対象となっていない(マ

ニュアルの限界)

• 鉄筋の腐食が常に表面の変状として現れるわけでない

2) 

2) 変状が性能に与える影響の程度

変状が性能に与える影響の程度

• 断面力の大きな個所と変状の発生個所が一致した場合

とそうでない場合

• 一様な変状と局所的な変状

• 鉄筋の定着,付着に与える影響

3) 

3) 点検者の技量

点検者の技量

• 主観的評価

観的評価

• ぶれ

鉄筋腐食が耐力に与える影響

鉄筋腐食が耐力に与える影響

21

0.8 1.0 0 4 0.6 局 荷重比 一様腐食 0.2 0.4 終 局 局所的腐食 0.0 0 10 20 30 40 50 60 70 鉄筋の平均質量減少率(%) 局所的腐食

極値統計解析による耐荷力の評価

極値統計解析による耐荷力の評価

22

100%

si

ty

ワイブル分布

70%

80%

90%

100%

lit

y den

m

1

)

(

exp

N

i

x

F

i

ワイブル分布

(極値統計)

F

(x

)

50%

60%

70%

pr

obabi

l





 

m

x

x

F

exp

1

)

(

関数

F

20%

30%

40%

50%

ulative

p

Grade a

確率密

0%

10%

20%

Cum

u

Grade a

Grade b

Grade c

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

Load carrying capacity ratio

耐荷力比 x

耐荷力比

y g

p

y

加藤絵万他:土木学会論文集E2,67(1),2011

性能評価のレベルに応じたフロー

性能評価のレベルに応じたフロー

23

構造物の性能 構造物の性能 調査・点検 構造物の変状(劣化) 材料・力学特性値の取得 目 視 詳細調査 簡易調査 劣化機構の推定 材料 力学特性値の取得 変状(劣化)の特定 劣化機構の推定 損傷状態の把握 ひび割れ幅など 材料特性,劣化・損傷状況 付着特性など 変状(劣化)の特定 材料の特性値 材料特性値の時間依存性 グレード(変状のランク) 解析手法,解析モデル,材 料構成則など 数値解析 作用,材料特性 応答値,限界値,安全係数 設計式 構造細目 評 評 価価 性能と 性能とグレードとの関連付けグレードとの関連付け みなし性能規定 数値解析 設計式,構造細目 性能規定

(5)

海岸堤防に生じたひび割れ

海岸堤防に生じたひび割れ

24

m ) 相関係数:0.679 m m) 相関係数:0.863 ひ び 割れ深さ (m m ひ び割れ深さ (m ひ ひ ひび割れ幅 (mm) ひび割れ幅×胸壁厚さ (mm2)

海岸堤防に生じたひび割れ幅の確率密度関数

海岸堤防に生じたひび割れ幅の確率密度関数

25

8 9 10 1.4 1.6 Gumbel Frechet 10 11 12 1.4 1.6 Gumbel Frechet 4 5 6 7 8 0 6 0.8 1.0 1.2 Weibullec e 率 密度 f( x) 頻度 5 6 7 8 9 0 6 0.8 1.0 1.2 Weibull 率 密度 f( x) 頻度 0 1 2 3 4 0 0 0.2 0.4 0.6 確 率 0 1 2 3 4 0 0 0.2 0.4 0.6 確 率 0 0.0 0.0 1.0 2.0 3.0 ひび割れ幅 (mm) 0 0.0 0.0 1.0 2.0 3.0 ひび割れ幅 (mm)

ひび割れの性能に与える影響評価

ひび割れの性能に与える影響評価

26

Crack element

Crack elements

ひび割れ要素

単位:mm (Unit in mm) 3 4 5 6 ss  (m m 2) 0 1 2 3 Sh ea r  str e 0 2 4 6 Displacement (mm)

ひび割れのある場合の荷重-変形関係

ひび割れのある場合の荷重-変形関係

27

ひび割れ1本

ひび割れ2本

0.07 0.08 0mm 200mm 400mm 600mm m 2) Crack depth 0.07 0.08 0mm 200mm 400mm 600mm ) Crack depth 0.05 0.06 800mm 1000mm o ad   (N /m (N/mm 2) 0.05 0.06 800mm 1000mm ( 0.03 0.04 str ib ute d  lo 布 荷重 ( 0.03 0.04 0 01 0.02 n ifor m ly  di s 等分 布 0 01 0.02 y 0.00 0.01 0.00 0.20 0.40 0.60 0.80 U n 0.00 0.01 0.00 0.20 0.40 0.60 変 位 (mm)

予 測

28

点検・調査

劣化の進行予測

変状のモデル化(現有および将来)

性能評価(現有および将来)

性能評価(現有および将来)

劣化事象のばらつき

劣化事象のばらつき

29

1 5 2.0 f. ( cm 2/y ) 1.0 1.5 di ff usi on co e 1500 0.0 0.5 A ppar ent d 1500 400 mm 300 100 0 0.30 0 6 0.7 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0

Surface chloride ion content (kg/m3) コア(33.4mm径)30本からのデータ

300 -400 -300 -200 -100 s Ag/AgCl) 0.15 0.20 0.25 μ A/cm 2) 0 3 0.4 0.5 0.6 (g/cm) E=-230 Icorr=0.2 R² = 0.1436 -700 -600 -500 400 E (mV v s R² = 0.0021 0.05 0.10 Icorr (μ R² = 0.0488 0 0.1 0.2 0.3 Rcorr -800 0 5 10 C’(kg/m3) 0.00 0 5 10 C’(kg/m3) 0 0 5 10 C’(kg/m3)

(6)

ばらつきの寿命予測への影響

ばらつきの寿命予測への影響

30

1.0

0.10

0 7

0.8

0.9

0 07

0.08

0.09

0 4

0.5

0.6

0.7

0 04

0.05

0.06

0.07

累積密

率密

累積

0.2

0.3

0.4

0.02

0.03

0.04

確率

0

0.1

0

0.01

0

20

40

60

0

20

40

60

腐食発生時期(年)

マルコフモデルによる予測

マルコフモデルによる予測

31

劣化・変状の進行の相違をばらつきとして評価してみる

P

d,c

P

c,b

P

b,a d c b a 変状ランク

1-Pd,c

1-P

c,b

1-Pb,a

1

遷移確率 Pi,i+1

変状ランクは前の状態に依存しないで独立に進行

劣化や変状は,d→c→b→aと徐々に進行

最初はd,最後はa

構造形式ごとの遷移率の分布

構造形式ごとの遷移率の分布

32

重力式

桟橋式

矢板式

AVE=0.094

AVE=0.081

AVE=0.080

母数 213

母数:56

母数:66

度数

母数:213

母数:56

母数:66

度数

度数

遷移率P

x

遷移率P

x

遷移率P

x

分布形状は,正規分布に従わず小さい遷移率の度数が多い.

桟橋式の場合に劣化速度が速く

,重力式,矢板式の場合はほぼ同等

分布形状は,正規分布に従わず小さい遷移率の度数が多い.

桟橋式の場合に劣化速度が速く

,重力式,矢板式の場合はほぼ同等

対策推奨年の予測誤差

対策推奨年の予測誤差

33

設定DP 2 5

設定DP=2.5

設定DP 3 0

15年

設定DP=3.0

18年

20年

累積

(

(%)

%)

対策推奨年

対策推奨年

22~25年

32~37年

33

古谷宏一他:土木学会論文集F4,67(4),2011

34

サステナビリティを評価する3つの視点

サステナビリティを評価する3つの視点

環境側面: ①気候変動, ②自然資源の消費,③環境汚染, ④生物学多様性とエコシス テム機能の喪失 テ 機能 喪失 社会側面:①健康と安全性,②満足度,③文化財,④人口とコミュニティにおける影響 経済側面:①経済価値,②生産性

LCC

LCCと

とNPV

NPV

35

C

i

LCC

i

r

i

LCC

1

B

i

C

i

i

i

i

i

r

C

B

NPV

1

時刻 における便益

i

1

r

B

i

: 時刻 i における便益

C

i

:時刻 i におけるコスト

割引率

r: 割引率

(7)

ライフサイクルコストから

ライフサイクルコストからNPV

NPVへ

36

•• 多くの制約条件と仮定の下で,構造物の価値を評価

多くの制約条件と仮定の下で,構造物の価値を評価

するもの.

するもの.LCC

LCCが低いほど望ましい選択肢である可能

が低いほど望ましい選択肢である可能

性が高い.

性が高い.

•• 割引率を考慮した場合,費用が遅く発生すればする

割引率を考慮した場合,費用が遅く発生すればする

ほど,

ほど,LCC

LCCは低下する.また,割引率の値によって

は低下する.また,割引率の値によってLCC

LCC

適解が

適解が

の最適解が異なる.

の最適解が異なる.

•• コストとして考慮する範囲が明確ではない.

コストとして考慮する範囲が明確ではない.

•• 施設の便益を直接考慮する

施設の便益を直接考慮するNPV

NPV(

(Net Present Value

Net Present Value;

在価値

在価値

が高

が高

ど望ま

ど望ま

純現在価値)の適用.

純現在価値)の適用.→

→NPV

NPVが高いほど望ましい選択

が高いほど望ましい選択

である可能性が高い.

である可能性が高い.

補修優先度の設定に関して

補修優先度の設定に関して

37

2 900 W1 W2 W3 W4 W5 2,900 竣工年 1988 1981 1976 1994 2005 構造形式 桟橋 桟橋 桟橋 桟橋 桟橋 水 深(m) 14 12 12 12 14 2,600 1グループ 2グループ 3グループ (億円) 水 深(m) 14 12 12 12 14 延 長(m) 280 240 240 300 330 部材数 966 732 626 1010 2,600 3グル プ 4グループ 5グループ NPV 経過年数 17 24 28 16 d 0.64 0.67 0.70 0.88 2,300 劣化度 部材比 c 0.34 0.28 0.30 0.04 b 0.01 0.05 0.00 0.00 a 0 00 0 00 0 00 0 08 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 年間予算(億円) a 0.00 0.00 0.00 0.08 遷移率 0.027 0.017 0.013 0.005 便 益(億円/年) 57.4 1.8 7.5 28.2 41.2 便 (億 年) 谷拓歩他:土木学会論文集F4,70(4),2014

構造物の性能低下と要求性能(イメージ図)

構造物の性能低下と要求性能(イメージ図)

38

設計供用期間

経過時間

余寿命

の性

地球温暖化等

による見直し

要求性能

向上

による見直し

劣化等による

要求性能

要求性能の向上

劣化等による

性能低下

供用開始

評価時点

時間

供用開始

評価時点

時間

海面水位上昇シナリオ

海面水位上昇シナリオ

39

Average from 2081-Average from 2081 2100

SPM - IPCC Report “Climate Change 2013 – The Physical Science Basis”

温度上昇による台風の強大化

温度上昇による台風の強大化

40

海水温度1Cの上昇による影響

Average of l 7 hPa samples

J. Tsutsui, CRIEPI Research Report V08026, 2009

41

維持管理における課題に対して

維持管理における課題に対して

• お金がない.

• 人材がいない.人材を割けない.

• 点検はできるが,合理的は判断ができない.

• 適切な補修方法がわからない.

(工法は少ないが材料は沢山)

(工法は少ないが材料は沢山)

• 補修の効果がわからない.効果が持続しない.

制度はすぐには変わらないので・・・

□選択と集中

□選択と集中

□合理的な点検・診断,対策

□維持管理できないなら設計で対処

□維持管理できないなら設計で対処

□技術者のレベルアップ

参照

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