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2013年度厚生労働省 障害者総合福祉推進事業 一般就労後の 職場定着フォローアップに関する調査

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(1)

2012年度厚生労働省

障害者総合福祉推進事業

一般就労後の

職場定着フォローアップに関する調査

社会福祉法人 電機神奈川福祉センター

ぽこ・あ・ぽこ 施設長 三田地昭典

http://www.denkikanagawa.or.jp/disclosure/images

/2012hokoku_shokuba.pdf

(2)

調査の背景

(3)
(4)

就労移行支援事業の課題

• 就労者を輩出できない

– 毎度毎度言われますが…

• ノウハウ?

• 人材育成?

• 就労者は出るけれど、利用者補充が難しい

– 就労者を出すのは良いが、経営が…

• 就労後の定着が…

(5)

就労後のフォローアップに関わる課題

• 他機関との連携の難しさ

– 担当者による部分も

– 福祉において就労支援はまだまだマイノリティ

• 障害者就業・生活支援センター等支援機関

への大きな負荷

– 「何でもかんでもナカポツはやめてほしい」

– 職員数が増えるわけではない

– 障害保健福祉圏域の設定は適正?

• 就労移行支援事業の定着支援は6ヶ月

(6)

就労までは様々

な機関が関わる

が…フォローは

(7)

実態調査を実施しました

• アンケート調査(1090事業所)

– 調査期間:2012年8月20日から約一ヶ月(10月末まで

回答有)

– 就労移行支援事業所764ヵ所(抽出)

– 支援機関326ヵ所

• 障害者就業・生活支援センター315ヵ所(悉皆)

• 自治体独自の支援機関11カ所(抽出)

• ヒアリング調査

– 全国24カ所の事業所・法人(帯広から奄美大島まで)

– 世田谷区就労障害者生活支援センター

– 各務原市立各務原養護学校 地域支援センター

(8)

アンケート調査

• 就労移行支援事業所

– 発送数:764通

– 回収数:459通(回収率:60%)

– データ分析対象:391事業所(発送数の51%、回収数の85%)

• データの整合性が取れないものは分析対象外

• 支援機関

– 発送数:326通

– 障害者就業・生活支援センター:315通

– 自治体独自の支援機関:11通

– 回収数:170通(回収率:52.1%)

– データ分析対象:141事業所(発送数の43%、回収数の83%)

• データの整合性が取れないものは分析対象外

(9)

定着支援対象者(障害別割合)

就労移行(主たる対象者)

支援機関

身体 4% 知的 45% 精神 19% 発達 1% 全て 31% 身体 13% 知的 61% 精神 23% その他 3%

(10)

事業所からの就労者数(支援機関)

3300 4154 5583 31.4 33.8 39.6 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 7000 2008年度 2009年度 2010年度 就労者数 一事業所当たりの平均就労者

(11)

半年後と一年後の定着率(支援機関)

73.2 73.4 73.5 58.2 64.3 65.4 50 55 60 65 70 75 2008年度 2009年度 2010年度 半年後定着率 一年後定着率

(12)

平均定着率(就労移行)

89.0 89.3 88.5 86.1 89.6 85.5 84.4 77.9 68.8 62.0 58.4 54.2 40 50 60 70 80 90 100 就労定着率(%)

就労者の平均定着率(n=391)

就労半年後の定着率 2012年3月末の定着率

(13)

平均定着率80%以上の

就労移行事業所(n=185)の主たる対象者

身体 1% 知的 49% 精神 全障害 33% 身体・知的 4% 知的・精神 5% 知的・発達 2%

(14)

平均定着率80%以上の

就労移行事業所(n=185)定着主体割合

事業所主体 フォロー0% 19% 事業所主体 フォロー(1% ~50%) 28% 事業所主体 フォロー(51% ~99%) 事業所主体 フォロー100% 35% 実態として、事業所の約80%が支援を継続している

(15)

定着支援の主体別定着率(就労移行)

84.3 75.6 68.6 56.1 51.1 37.2 84.5 77.3 69.9 61.2 62.1 65.3 20 30 40 50 60 70 80 90 就労後1年 就労後2年 就労後3年 就労後4年 就労後5年 就労後6年 就労継続率(%) 事業主体フォロー0%(73カ所) 事業所主体フォロー100%(121カ所)

(16)

主たる対象者による就労者数の比較

(就労移行、知的障害と精神障害)

230 343 350 394 580 577 58 66 118 137 202 254 1.5 2.2 2.3 2.6 3.8 3.8 1.1 1.3 2.3 2.7 4.0 5.0 0 100 200 300 400 500 600 700 0 1 2 3 4 5 6 2006 2007 2008 2009 2010 2011 知的(153事業所) 精神(51事業所) 1事業所当たり(知的) 1事業所当たり(精神)

(17)

87.3 87.7 76.1 71.4 64.7 68.2 76.0 67.2 50.4 33.9 40.5 22.5 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 職場定着率(%) 知的(153事業所) 精神(51事業所)

主たる対象者による定着率比較

(就労移行、知的障害と精神障害)

(18)

離職理由

就労移行

支援機関

136 126 103 91 69 0 20 40 60 80 100 120 140 160 本人 会社 生活環境 適正把握 支援不足 270 201 95 99 76 0 50 100 150 200 250 300

(19)

本人に起因する離職の理由

就労移行

支援機関

75 120 31 69 35 35 13 0 20 40 60 80 100 120 140 気力低 体力低 生活面・ 対人関係 ミスマッ 転職・待 その他 45 79 23 32 23 16 12 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 気力低 体力低 生活面 対人関係 ミスマッ 転職・待 その他

(20)

会社に起因する離職理由

就労移行

支援機関

49 26 28 64 5 0 10 20 30 40 50 60 70 上司やKP異 動 業務変更 期待や関係 の変化 期間満了や 経営不振 その他 65 35 45 68 30 0 10 20 30 40 50 60 70 80 上司やKP異 動 業務内容や 勤務地の変 更 期待や関係 の変化 期間満了や 経営不振 その他

(21)

定着で連携している機関(就労移行)

296 135 48 19 152 147 38 78 46 23 39 26 0 50 100 150 200 250 300 350

(22)

定着支援者の出身元(支援機関)

44 25 2 11 3 9 9 52 6 0 10 20 30 40 50 60

(23)

離職時の支援の主体

就労移行

支援機関

137 75 46 35 1 2 44 34 6 12 0 0 20 40 60 80 100 120 140 160 314 241 91 35 9 87 82 27 44 7 25 8

(24)

一事業所当たりの

企業支援・職場訪問件数(支援機関)

846.6 853.3 899.8 486.3 485.1 494.6 400 420 440 460 480 500 520 540 800 820 840 860 880 900 920 940 2008年度 2009年度 2010年度 一事業所当たりの企業支援件数 一事業所当たりの職場訪問件数

(25)

連携会議への出席頻度(支援機関)

1~2回 53% 3~5回 17% 6~9回 8% 10~19 回 17% 20回以 上 5% 10回未 満 23% 10回~ 20回 34% 20回~ 30回 17% 30回以 上 26% 事業所主催の連携会議 他機関主催の連携会議

(26)

現在の課題

就労移行

支援機関

人材(ノウハ ウ) 17% 連携(仕組み づくり) 29% 企業の理解・ 異動 11% 家庭・生活支 援 6% 訓練プログラ ム 4% 障害特性や 信頼関係 6% その他 10% 6か月の問題 17% 人材(業務バ ランス) 40% 連携(仕組み 企業の理解 12% 家庭・生活 支援 6% 送り出し(準 備性) 10% 障害特性や 信頼関係 10%

(27)

定着支援はどの機関が行うべきか?

(就労移行)

他機関連携 46% 出身事業所 14% 振り分け 30% 企業 5% その他 5%

(28)

今後やってみたいこと(就労移行)

就労支援員増 18% 居場所提供 30% 生活支援 18% カンファレン ス 21% 講習会 9% その他 4%

(29)

アンケート調査結果のまとめ

• 就労移行支援事業所から就労後の定着率の減少

– 就労後5年で5割ほど離職

– 出身事業所が支援していた方が定着率が良い

• 支援機関への過度な負荷

– 職員数平均4.5人

– 毎月平均37名の就労者の定着支援

– 年平均5回の連携会議

– 年10回以上の他機関の会議への出席

– 毎月9件程度の職場訪問

– 毎月平均16件程度の企業支援

– 求職者からの日々の相談対応

• 人手不足と連携の難しさ

(30)

ヒアリング調査にて(1)

• 独自に支援を継続している就労移行支援事業所

– 世田谷区立知的障害者就労支援センターすきっぷ

– うらわ学園

• 地域ごとのネットワーク

– 事業所間ネットワークが存在

• やとってねっと(札幌市)

• 世田谷スタイル(東京都世田谷区)

• 東京都多摩地域の連携(棕櫚亭を中心に)

• 宇部市障害者就労支援ネットワーク会議(宇部市)

• 福岡市障がい者就労支援ネットワーク(福岡市)

• 就労支援ネットワーク会議(奄美大島)

– キーパーソンやキー法人が中心に

(31)

ヒアリング調査にて(2)

• 特色ある支援

– 独自の支援

• 就労支援室あるば(はるにれの里)

• リレーションシップセンター(東松山就労支援センター)

• 就労支援事業部(加島友愛会)

– 立ち寄り場所

• 世田谷区障害者生活支援センター「クローバー」

– 駅の高架下にあり、いつでも立ち寄れる

• 社会福祉法人ドリームヴイの金曜クラブ

– 毎月第三金曜日の集まり

– 各務原市立各務原養護学校の地域支援センター

• 養護学校の進路担当と教育委員会職員、行政が卒後の支

援を恒久的に実施

(32)

定着支援を充実させるために

• 就労者の出身事業所による定着支援

– 特別支援学校に専門の定着支援を

– 就労移行支援事業に定着支援の算定を

• 定着支援を事業所のプログラムに還元し、職場定着を

視野に入れた育成プログラム

• 役割分担の明確化

– 実務的ネットワークの充実が必要

– 地域における障害者就業・生活支援センター等

支援機関の役割

– 障害者就業・生活支援センターの圏域は適正?

(33)

支援の枠組みとしては

就労準備 アセスメント 企業実習 マッチング 就職 契約等 初期対応 職場適応 高頻度の巡回・面談 家庭との調整 ジョブコーチ活用 職場定着 定期巡回や定期相談 関係機関との調整(生活支援、余暇支援) 企業との調整(異動、職場変更、契約更新等) 離職・退職 企業との調整 家庭との調整 福祉との調整 企業 本人 出身 事業所 地域の就労支援ミクロネットワーク (ケースワーカー、職業センター、学校、就労移行支援事業所、障害者就業・生活支援センター、 ジョブコーチ、相談支援事業所、グループホーム等)

(34)

今回の調査を踏まえて

• これまで、一般就労を果たすための支援に重点

が置かれていた

– マッチング、大丈夫ですか?

• 就労後の職場定着は制度的にも、方法論として

もこれからの課題

– パズルのピースが合っていない

– 増え続ける就労者の支援をどこまで評価するのか

• 職場定着を見越した就労支援制度を体系的に

構築することが必要

(35)

中間的制度を考える前に

• 一般就労を推進するために、まだまだすべきこと

がある

– 欧米を見ている場合じゃない

• 一般就労への支援プロセスは適正に評価されて

いるのか?

– 本当に就労移行支援事業は単価が高いのか?

• 職員配置を考えると実は…

• 様々な社会資源は、一般就労というゴールに対

して適切に配置されているのか?

– 役者はそろった!シナリオが…

(36)

全国就労移行支援事業所

連絡協議会として

(37)

障害者総合支援法見直しに向けて

• 3年後に法の見直し

– 障害者の一般就労の重要性を法の条文に盛り込ん

でもらう

• 2年後は単価改訂

– 職場定着を含めた就労支援プロセスを適正に評価し

てもらう

• 厚生労働省と制度の在り方について意見交換を

しています

(38)

平成26年度予算編成への要望

• 一般就労の重要性の強調

– 機能特化の重要性

– 予算編成において一般就労の推進を明示

• 一般就労に向けた支援に対する評価

– 準備訓練とアセスメント

– 職場実習機会の提供

• 使いにくい移行準備体制加算(I)41単位

• 一般就労そのものに対する評価

– 就労者が出ると、定員が割れました…

– 一般就労者の輩出をもっと評価してもよいのでは

38

(39)

平成26年度予算編成への要望

• 職場適応期の支援に対する方策

– 現状は、トライアル雇用と二人三脚

• トライアル雇用が使えないと…

– 職場定着に向けて重要な時期

• 職場定着を充実させるための方策

– 今回の報告の通り

• 省庁間・各部局間の連携

– 特別支援学校、障害者就業・生活支援センター、ジョ

ブコーチ、就労移行支援事業所、医療機関

– アセスメント~求職活動と職場実習~就職と職場定

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⑤ 

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