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給食の時間における食に関する指導事例 ( 中学校第 3 学年 ) 1 主 題 納豆ネバネバで NEVER ザ 生活習慣病! ~ 発酵食品を食べよう ~ 2 関連教科等 単元名 理科 食べられなかったものはどうなるか 3 献立名 セルフ手巻きご飯 ( 麦ご飯 ) 一食納豆 ツナサラダ 焼き海苔 豚汁

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43 -中学校 第3学年 理科学習指導案(例) 1 単元名 食べられなかったものはどうなるか 2 ねらい 微生物(菌類や細菌類)が生物の死がいや排出物中の有機物を分解し、無機物にす るはたらきを知る。 3 食育の視点 微生物の働きによって作られた食品が身近にたくさんあることを知り、微生物の働 きと自分の食を関連付けて考えようとする態度を養う。<選><文> 4 本時の展開(2/2時間) 過程 学 習 活 動 教師の指導上の留意点・評価 備考 導 入 1 前時に行った実験内容 徹 ○腐葉土が微生物による分解であるこ 土中の小動物 の確認をする。 との予想から、寒天培地を作り、焼 の写真 いた土とそのままの土を少量入れて 学校の腐葉土 セットしておいたことを確認する。 展 開 2 寒天培地にセットして 徹 ○でんぷんは有機物であること、焼い いたものをヨウ素液で調 た土には微生物がいないことをおさ べ、考察する。 える。 能 ○そのままの土はヨウ素液が変化せ 結果の表 ず、焼いた土は反応することを確認 し、結果を表にまとめさせる。 ○結果より、考察をさせる。(個→班) ◎落ち葉などの有機物が分解されるの は、微生物のはたらきによることに 3 微生物が身近なことに 気付く。(思考) 微生物で作ら 利用されていることを知 ○考察を班でまとめ、発表させる。 れた堆肥や下 る。 徹 ○微生物のはたらきは、堆肥作りや下 水処理施設の 水処理に使われている事を話す。 資料 4 微生物が作っている食 能 ○微生物が作る食品を給食の献立から 給食献立表 品を知る。 見つけ出させる。(個→班) ◎献立表から食品を見つけ出すことが できる。(関心) 徹 ○微生物の発酵、納豆やヨーグルト、 醤油、味噌、納豆の効用、食文化に ついて簡潔に話す。 まとめ 5 学習内容を振り返る。 ◎微生物が分解者であり、有機物を無 微生物発酵の 機物に分解することを理解できる。 資料(発展) (知識) 微生物のはたらきを調べよう! 寒天培地に焼いた土・そのま まの土をそれぞれ少量入れ、2 ~3日ふたをして放置する。 (前時にセットしておく)

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給食の時間における食に関する指導事例(中学校第3学年)

1 主 題 「納豆ネバネバでNEVERザ・生活習慣病!」~発酵食品を食べよう~ 2 関連教科等・単元名 理科・食べられなかったものはどうなるか 3 献立名 セルフ手巻きご飯(麦ご飯)一食納豆 ツナサラダ 焼き海苔 豚汁 牛乳 みかん 4 ねらい 「発酵」食品である納豆に含まれる栄養価とその働きを理解し、発酵食品を積極的に 食べようすることができる。 <健><選><文> 5 展 開 (10分程度) 過 程 学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点 資 料 等 導 1 今日の給食献立の中に ○クイズで発酵食品に目を向けられ クイズ3問 ある発酵食品を見つけ るようにする。(納豆に絞る) 入 る。 ①冬の食べ物です。 ②枝豆と兄弟です。 ③魔法をかけるとねばねばしま す。 ○理科の学習を思い出させる。 展 2 納豆について知ってい ○納豆は微生物の力で、もとの食材 フラッシュ る栄養価とその働きを話 にはないおいしさや有効成分が加 カード し合う。 わり、体に優しく栄養価の高い発 開 酵食品であることを理解させる。 ○人体への働きを理解し、積極的に 食べようとする態度を養う。 ○自分の食生活を振り返らせる。 ま 3 発酵食品に関心をも ○今日の給食の献立の中には、発酵 アンケート と ち、味わって食べる。 食品である「みそ」もあることに 用紙 め ふれ、発酵食品がいつ頃から食べ 始められたのか興味をもたせる。 ○発酵食品について正しく理解し、 積極的に食べることで、生活習慣 病予防につながることについて話 す。 評 価 ◎発酵食品である納豆に含まれる栄養価とその働きを理解できたか。 ◎発酵食品を進んで食べようと思ったか。

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献立名 麦ごはん 豚汁 ツナサラダ 納豆

焼きのり みかん 牛乳

学 年 中学3年生 教科等 理科(第2分野) 「食べられなかったもの はどうなるか」 関連について 日本の伝統的発酵食品「納豆」を 活用して、日本食で微生物が有効に 使われていること、発酵食品の優れ ているところを確認します。

きょうの給食は、「微生物君、ありがとう」の献立です。

微生物が、作ってくれた食材が2つ使ってあります。何でしょう?!

1つは「納豆菌」が作った「納豆」。原料は何でしょう?大豆ですね。

納豆になることで、大豆のたんぱく質の一部が、吸収されやすい「ア

ミノ酸」に分解されます。だから、納豆は、消化がよく吸収も早い優

れ物のタンパク源なのです。一緒に食べた物の消化までよくなります。

このように、微生物を使って「発酵」させると、さらにおいしく、

栄養も増えて体に良い食材に変身するのです。日本人の知恵ですね。

もう1つは、「こうじ菌」が作った「みそ」です。豚汁に使ってあり

ます。みそも「世界一優れた発酵食品」といわれます。さて、日本では

いつから作られるようになったのでしょう。調べてみると面白いですよ。

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46 -中学校 第3学年 保健体育科学習指導展開(例) 1 単元名 健康な生活と病気の予防 ~ 休養と健康~ 2 ねらい 健康の保持増進には、年齢、生活環境等に応じた食事、運動、休養・睡眠の調和の とれた生活が必要であることを理解する。 3 食育の視点 バランスのとれた食事が疲労を取り除き、自らの健康保持増進に役立つ事を考える ことができる。<重><健> 4 本時の展開 過程 学 習 活 動 指導上の留意点・評価 備考 導入 1 どんなときに疲れを ○教科書「課題をつかむ」を参考に、考え 感じるかを思い出す。 させる。 2 疲労の分類をし、疲 徹 ○班で考え、多くの意見を出せるようにす 付箋紙 展開 労について知る。 る。 ○疲労の現れ方は環境条件や個人によって 広用紙 違いがあることを説明する。 ○疲労を感じることは、体が危険を知らせ ている事を理解させる。 3 今までの経験を思い 能 ○早寝早起き朝ご飯等規則正しい生活・バ 出し、疲労のとり方を ランス良い食事をとる事が大事であるこ 考える。 とに気付かせる。 ◎生活環境等に応じた食事、運動、休養・ 睡眠の調和のとれた生活が必要であるこ とを理解できたか。(知・理) 4 自分の生活を振り返 ○ワークシートにまとめ、互いに発表し合 ワークシー り、改善すべき事につ うことで、各々が自分の食生活を反省する ト いて考える。 機会にする。 まと 5 本時のまとめ及び、 徹 ○ワークシートに本日のまとめ・感想を記 め 自己評価を記入する。 入させる。 ◎望ましい食習慣を身に付けることの大切 さが分かり、実践しようとする。 (関・意・態) 6 次時の予告を知る。 疲 労 と 休 養 の 関 係 を 知 ろ う 。

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給食の時間における食に関する指導事例(中学校第3学年)

1 主 題 「華麗なるカレー」 2 関連教科等・単元名 保健体育「食生活と健康」 3 献立名 ポークカレー 4 ねらい 身近なカレーライスも、食材の選び方、献立の組み合わせ方で疲労回復に役立つことを知 り、作って食べようとする意欲をもつことができる。<健><選> 5 展 開 (5~10分程度) 評 価 ◎疲労回復に役立つ献立と食材の組合せが分かる。 過 程 学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点 資 料 等 導 入 ○ 食べている給食に関心を もつ。 ○ 今日の給食には秘密がかくされて いることを知らせる。 献立カード 展 開 ○ 給食献立を確認し、献立 と使用食材の組み合わせか ら秘密をさぐる。 ○ どの食材に何の栄養素が 含まれているかを知る。 ○ 保健体育で学習したこと を思い出し、実際の献立と つなげる。 ○ 献立を確認させ、「肉」は「豚肉」、 ごはんは「麦と米」と、より具体 的な食材名で、献立ごとに使用食 材を知らせ、秘密を予想させる。 ○ たんぱく質、ビタミン B 群、ビタ ミン C、カルシウムが、給食の食材 に含まれていることを理解させ る。 ○ 疲労回復に役立つ栄養素が今日の 給食には積極的に使われているこ とを知らせる。 献立カード 食材カード 栄養素の表 ま と め ○ 疲労回復に役立つ食事の 仕方に気付く。 ○ 疲労回復に役立つ食事は、簡単な 調理でもできることを知らせ、今後 の意欲につなげる。また、『休養』も 大切であることを確認する。

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献立名 ポークカレーライス(麦ごはん) 牛乳

海藻サラダ らっきょう キャンディチーズ

学 年 中学 3 年生 教科等 保健体育 「疲労と回復」 関連について 給食の定番「カレーライス」の献 立で、疲労回復に役立つ栄養素 ビタミン B1、タンパク質、ビタミ ンC に着目して指導を行います。

今日は「疲れに効く給食」です。ごはんは麦が入った「麦ごはん」

カレーは豚肉を使った「ポークカレー」です。麦や豚肉には、『ビタミン

B1』が多く含まれています。

『ビタミン B1』は、疲労回復のビタミンと

いわれ、疲れた体を元気にしてくれます。

また、タンパク質も充分にとりましょう。カレーの豚肉、牛乳、チー

ズ、海藻サラダのたこにはタンパク質がたくさん含まれているので、運

動で傷んだ筋肉を回復させるはたらきがあります。

心の疲れにはビタミン C とカルシウムが効果的です。海藻サラダには

レモン汁が使ってあります。チーズと牛乳にはカルシウムもたっぷりで

す。しっかり食べて、ゆっくり休養しましょう。すると、もりもり元気

がわいてきますよ。

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