№ 回 頁 項 目 課 題 対 応 提案者 1 2 24 音響 幸田町のさくらホールの残響可変装置についてライブとデッド、それぞれの数値はどれくらいか? 閉じたとき 空席時 2.12秒、満席時 1.79秒 開けたとき 空席時 1.84秒、満席時 1.58秒 (さくらホールの客席数は1,004席) 小澤委員 2 2 24 音響 多目的ホールには、幸田町のような残響可変装置が有効であると思う。今回の改修でもぜひ考えてほしい。 残響可変装置は、音楽的催しを中心とした比較的残響時間を長 めに設定したホールでも、多目的に使用できるようにするための 設備です。当ホールの現在の残響時間測定結果(音響反射板 形式の空席時 1.57秒)及び改修による音響検討中間報告による 1.78秒の環境では必要ないと考えます。 小澤委員 2-1 3 24 音響 改修によって残響時間を2.00秒程度くらいまでのばしても らい、ライブにしたうえで、演劇など用途に応じてデッドに するような検討をしてもらいたい。 音響検討中間報告では、天井空間を利用した新しいホールデ ザインを採用することで、現在の空席1.57秒を0.2秒程度延ば し、1.78秒の残響時間を確保することが可能です。 (クラシック音楽を演奏する場合に、さらに豊かな響きが必要とい うことであれば、電気的な残響附加装置の設置も視野に入れて 検討します。) 小澤委員 2-2 3 24 音響 残響可変装置は、残響を付加するような電気的な装置で はなく、吸音パネルや反射板を使用した建築的な装置を 採用してほしい。 改修により残響時間を0.2秒程度のばした場合、幕設備を利用 する時に低音域を調整する必要があるため、舞台部の壁面に吸 音材を追加します。 小澤委員 3 2 24 音響 1,500人規模のホールの残響時間はどのくらいか?データがほしい。 ※「ホールの残響時間データ」参照 小澤委員 4 2 24 音響 演劇の場合も、残響時間のデータをできるだけ多く集めてほしい。 ※「ホールの残響時間データ」参照 浅井委員 5 2 6 舞台設備 前舞台の演出用にジョーゼット幕を設置する案があるが、それなら「アメ紗」を設置したほうがよい。 前舞台に演出上で何らかの視覚的遮蔽装置が必要な場合は、 上部天井空間に畳める寸法となる「たくし上げで薄手幕」を提案 しています。レール設置での引幕も検討可能です。紗幕は、前 舞台上部に吊下げ寸法がないため、舞台空間に仮吊りしてお き、必要な時に前舞台に吊ることも検討します。 浅井委員
6 2 舞台設備 リノリウムシートの設置とその保管場所を検討してほしい。 大道具の一つとして設置するかどうか及び既存の大道具倉庫に収納することが可能かどうか設計時に検討します。 浅井委員 7 2 10 舞台設備 映写スクリーンは更新の必要はないのでは。 映写スクリーンの吊物機構は耐震安全性から更新します。スク リーン幕が既存を今後共使用できるかどうかは、設計時の調査 などにより決定されると考えています。 白井委員 7-1 3 10 舞台設備 映写スクリーンは「ニーズ自体がない」ので耐震安全性に 問題があるなら、撤去でよい。吊りバトンがあれば、そのほ うがいろいろ使えて有用性がある。 現場としては、会議などでプロジェクターを使用する時に必要と 聞いています(実際に市民大学等で使用しています)。ホリゾント 幕では、奥行きがありすぎて使いにくいということです。 必要であれば、バトン併用とするなどの工夫を設計時に行いま す。必要ないならば、バトンのスペースが増えることになります。 白井委員 8 2 12 舞台 プロセニアム開口部分をあえて可変にする必要性はないのではないか。 現在でも演劇などの公演では、黒色袖幕で開口を小さくしている と伺いました。襞がありひらひらする幕で行うことでも良いと考え ますが、オペラハウスや演劇専用ホールなどでは左右にスライド できる建築的な黒いパネルで開口を調整しているホールがあり ます。本格的にはポータルブリッジと呼ばれる装置で開口調整を しています。 浅井委員 9 2 7 前舞台 上下迫り機構を備えた前舞台を設置する。椅子にはキャスターを付けて作業効率を上げる。 3~4席ごとのキャスター付が一般的な移動席仕様です。 小澤委員 10 2 前舞台 豊田市民文化会館のように、椅子を後方の客席の下へ電 動で収納できれば、舞台となる床面の強度も確保されるし 理想的である。 舞台床下または客席下収納は建物の構造体に支障があり、改 修では対応出来ません。 小澤委員 11 2 7 前舞台 ②案でいくなら、取り外す椅子の数は110席にはこだわら ないほうがいい。作業が面倒だと結局使わなくなってしまう から。 客席配置検討により必要な客席数を舞台脇に移動で検討しま す。 小澤委員 12 2 前舞台 前舞台を設置するなら、モニター位置なども検討してほしい。 適正な位置に適正な数で設置を検討します。 髙橋委員 13 2 前舞台 絞り緞帳があれば、芝居によっては前舞台を活かした演出も可能。 前舞台上部空間は既存舞台の高さが取れないため、現在の舞 台上部空間に緞帳と同様の高さで収納しているようには出来ま せん。 浅井委員
14 2 音響 大ホールを「生音」で利用するケースはどれくらいあるか? ※「平成24年度大ホール音響設備利用状況調」参照 事務局 15 2 備品 最新の会館と比較して、舞台・音響に関する備品を比較し、利便性を検討してはどうか。 ※「舞台備品リスト」「音響備品リスト」参照 永井委員長 16 3 14 リハーサル室 今のリハーサル室は、舞台のリハーサルを行うのに十分な 広さがない。舞台に近い大きさを確保することを検討して ほしい。 現在のアクティングエリアは、最大で130㎡程度です。地下のリ ハーサル室1(200㎡)は、面積は確保できていますが、形状が 違っており、天井高や演技空間以外のスペースも足りません。 舞台に近い大きさを確保するには、躯体を変更する必要がある ため、今回の改修では不可能です。 豊橋のアートスペースは、リハーサル室として本舞台とほぼ同じ 広さを確保しており、天井高もあります。 新築時にはこのようなス ペースを目指すべきと考えます。 浅井委員 17 3 14 リハーサル室楽屋として使用する場合を想定して、舞台の進行状況が チェックできるようモニターを設置してほしい。 設置します。 髙橋委員 18 3 14 会議棟 会議棟にリハーサル室をつくるのであれば、大型の楽器を運搬するために、エレベータの設置を検討してほしい。 エレベータ設置を提案しています。ただし地下構造体や地下水位との取り合いは設計時の検討によります。 小澤委員 19 3 14 リハーサル室リハーサル室の机が邪魔である。リハーサル室なのか、会議室なのかわからない。 運用で対応するよう検討します。 小澤委員 20 3 14 楽屋 楽屋3号室をつぶして舞台のそでを拡げられないか。 構造体を変更することになるため、今回の改修では不可能で す。 髙橋委員 21 3 15 楽屋 北側に新設する楽屋には、ゲスト専用のトイレを設置して ほしい。(楽屋のトイレは出演者すべての共用となっている ので、ゲストと一般の出演者とを分けたい) 設置します。 髙橋委員 22 3 15 会議室 文化団体がいつでも自由に集まって、活動の拠点として利用できる「溜まり場」を設けてほしい。 ホールマネジメントの観点からも、そうした活動の場は必要と考え ます。市民とスタッフと専門家が日常的に交流し、文化創造活動 の拠点となるような「場」づくりを検討します。 場所としては、現在一般に貸出ししていない会議棟一番奥の 「旧式場」を第一候補とします。 浅井委員
23 3 15 会議室 会議棟の広すぎる給湯室を「溜まり場」に転用することを検討してほしい。 20㎡程度の部屋を設置することができます。 浅井委員 24 3 15 会議室 コーラス団体などの練習場所が不足しているので、パーティ室を転用して、音が出せるようになるとよい。 防音・遮音を考慮したリハーサル室への変更を提案しています。 小澤委員 25 3 15 各棟 ホールとリハーサル室、会議棟とのスムーズなアクセスとバ リアフリー化 可能なスロープ化・雨除け庇などを検討します。 小澤委員 26 3 15 楽屋 VIPのためのシャワー付きの楽屋を設置してほしい。 設置します。 小澤委員 27 4 27 ホール 文楽等、難しいセリフの解説をテロップで表示する装置を設置してほしい。 オペラ公演などで原語では理解しにくいために使用されている 字幕スーパー設備のことと理解していますが、舞台両袖のプロセ ニアム開口脇に臨時に自立型で設置するのが一般的です。オ ペラ専用劇場では固定設置しています。利用頻度から改修時設 置またはリースなどを含めて検討します。別提案の開口調整の 黒パネルや袖壁にスクリーンを設置してスライドで映すことも可 能です。 浅井委員 28 4 2711 ホール 客席での舞台設備操作については、位置を固定しないほうがよい。 公演の種類や内容により異なる位置となりますが、観客が足を 引っ掛けないための埋設配線を自由にはできないため仮設定し ておく必要があります。 浅井委員 29 4 21 ホール 天井改修の3案のうち、残響時間を延ばすために最も効果のあるのは、いずれの案か。 最も大きな気積を確保できる①案です。 木俣委員 30 4 21 ホール 天井を取ることで体積が増えると、空調費はアップすると思われる。それが利用料金にも影響しないか。 冷房は下に下がり、暖房は上に上がることから、この程度の天井高で空調機器の能力や運転費用アップはないと考えています。 白井委員 31 4 21 ホール 天井がむき出しとなるような改修は、やめてほしい。本番 中に演出担当者がキャットウォークを歩くような状況がある と、鑑賞の妨げになる。 開演中に天井裏に行くことはレアケースと思いますが、そのよう な場合でも足音がしにくい床構造と人影が判りにくい壁構造で 考えています。 浅井委員
32 4 24 ホール 床材は、コルクタイルでなければならないのか。 まずは既存の客席に本格的な木造フローリング床にすると全体 が 100㎜程度上がってしまい、各所で支障が出るため、シート状の 仕上げを改修の基本と考えています。フローリング材を直接コン クリートに貼る工法を含めて設計時の課題と考えています。 小澤委員 33 4 24 ホール 地元の額田の無垢材を利用できないか。音響のよさは残 響時間だけではない。無垢材を利用することによって音響 へのプラス効果があるはず。 無垢材をそのまま使用すると、空調などの影響で反り・隙などの 支障がでるため、集成材に加工しての使用となります。加工の可 能性も含めて、設計段階と施工段階の課題と考えています。 小澤委員 34 4 27 ホール 2階客席に車椅子用のエレベータを設置する必要はないのでは。 もっと前部で、もっと後方で自由に見たいとの団体・個人からの 声が他ではあり、慎重に対応すべき課題と考えています。また車 椅子利用車の方だけでなく、足の不自由な方や怪我をした方が 上部席に行きたいなどの要望も課題の一つと考えています。 浅井委員 35 4 その他 バリアフリー設備として、外に設置されたステンレスの手すりは、夏の日中などは熱くて持つことができない。 外部の木製手摺は耐久性に課題があります。設計時の課題と考えています。 浅井委員 36 4 その他 事務室からホールに続く階段に手すりを設置してほしい。 数段の段差などにも必要な位置に設置します。さらに昨今では両側設置が不特定利用の施設では一般的になっています。 浅井委員 37 4 その他 篭田公園地下駐車場のバリアフリー化(エレベータ)の設 置についても検討してほしい。 今回の市民会館の改修の対象にはできませんが、今後の検討 課題とします。 髙橋委員