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平成 12 年 12 月一般質問 青木義勝 20 世紀も後十数日を残すばかりに成りました。振りか えりますと、今世紀は戦争の世紀、破壊と混乱を繰り 返した時代でもありました。「戦争ほど、残酷なものは ない。戦争ほど、悲惨なものはない。だが、その戦争 はまだ、つづいていた」 ある有名な小説の、冒頭の 言葉であります。私達人類がおこした戦争。有る人は 自ら国家に命をささげ。有る人は老いたる親を故郷に 残し、無念のおもいで他国で散っていった。また、広 島や長崎では人類絶滅の光景を見た「原始爆弾」、 何の罪もない多くの日本人が一瞬にして死んでいっ た。このように、日本民族だけが核兵器の洗礼をうけ た事を決して忘れてはならない。だからこそ、世界に 向けて「核廃絶」を語りつづけて行かねばならない。し かるに、いまだに世界の何処かで「内戦や民族紛争」 が愚かにもつづいている。実に悲しい事である。21 世 紀は二度とこのような、愚かな戦争を繰り返す事のな いよう、私達一人ひとりが心に固く誓い合いたいと願 うものであります。21 世紀は「人間の世紀、生命の世 紀、心の世紀」とも、言われております。世界の人々

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が、人類の幸せのため、世界の恒久平和実現を目指 して取り組まれる事を強く念願して、質問に移りたいと おもいます。 まず始めに、介護保険についてお伺い致 したいと 思います。今年四月より多くの問題点を抱えながら、 スタートいたしましたのはご承知の通りでございます。 また、この 10 月からは 65 歳以上の方々の、保険料 の徴収が始まりました。半年間は半額でございます が、来年の四月からは全額の負担となります。そんな 訳で、わずかな年金で生活する高齢者にとっては、負 担が重たすぎるとして、低所得の高齢者からの徴収 を独自の施策で減免する自治体が全国的に増えてき ております。そこで本町としても、低所得者への「介護 保険料減免問題」に対して、どのようなお考えをお持 ちなのか、お聞かせ願いたいと思います。 そして、介護保険がスタートして6ヶ月がたち、相変 わらず、認定の段階でのトラブルが後を経ちません。 その最大の問題点は、一次判定よりも二次判定の介 護度が軽くなると言う事ですが、今回の介護認定更 新での実態でも 約一割の人が軽くなっております。

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制度上決定された判定を覆す事は、非常に難しいこ とではありますが、出きるだけ「寛大な」対応を強く要 望しておきたいとおもいます。 また、介護は保険方 式の導入によって選択の時代に入りました。気に入ら なければ不満が言えるし、サービス提供者を変えるこ とも出きます。ところが、実際は自治体が介護サービ スの種類や回数などを一方的に決定していた措置時 代の考えから脱皮できていないのが実状であります。 国民生活センターが10月にまとめた調査によります と、同制度の特徴の一つである「契約」という意識が、 事業者と利用者ともに薄いのではないかという調査 報告が出されておりました。特に、今回の調査で利用 者が事業者との契約に対して大きな不満を抱いてい る事が明らかになりました。 例えば、「うるさく言う利 用者に対して契約に行かない」 「契約をしたのに介 護計画の作成の要請があるにもかかわらず、求めに 応じない」 「ホームヘルパーが約束の時間に来ない」 「契約の中身通りに対 応してくれない」 なかには、 「介護用具の購入・レンタル契約を強引に迫るケアマ ネージャーやホームヘルパーがいる。」さらに、「介護

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中に発生した事故に対しての対応が不誠実であった り、責任を認めない事業者もいる」。このような行為は まさに論外であります。 このように、介護者が不満を 抱いている割合は「その利用者の実に九割を超す」と の調査結果がでております。これまで自治体や社会 福祉法人など非営利団体に限られていた介護サービ ス事業を民間に解放したのは、サービスの量を拡大 すると同時に、市場原理の導入で質の向上を狙った ものであります。そのために、制度スタート前から弱 い立場の高齢者に適切なサービスが提供されている か・否かの「チェック」をする必要が不可欠であると言 われておりました。そこで、お尋ね致します。 「介護 保険の円滑な推進のために介護事業者への「チェッ ク機関」を本町は設けておられるとお聞きしておりま すが、どんな機能体制にしておられるのかをお示しい ただきたい。また、そのチェック機関で取り扱ったトラ ブル の 内 容 と件数 など、どの 程度報告があったの か。」ご説明をお願い致します。 さらに、先日の新聞によりますと、県の方針と致し まして、13 年度より「6 歳未満の乳幼児の医療費無料

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化」への打ち出しがありました。私達公明党が政策の なかで常に少子化対策の一環として、国、県、各自治 体で訴えつづけてまいりました事が今まさに、香川県 で実現しようとしておる事は、誠に喜ばしい事でござ います。あわせて今四月より児童手当も未就学児童 まで引き上げられた事はご承知の通りでございます。 これからも、公明党は少子化対策を 1 歩 1 歩確実に 実現してまいる決意でございます。しかしながら、今 回の報道によりますと、県は、高齢者医療の 68 歳、 69 歳の医療費の切捨てを行うとのことでございます。 先ほど、氏家委員長の方から質問がありましたので 私のほうからは一言だけ言わせていただきますと、 「激動の時代を耐えてこられ、国のため、町のため、 家族のため一生懸命頑張ってこられた方々の老後の 安心と安定は、私達が断固守って行かなければなら ないと。」そう願う者でございます。県の方針も理解で きますが、「私は断固反対致します」と申し上げ本町 の施策を強く要望しておきます。 次に、環境問題と教育問題についての質問に移り たいと思います。今国会で、「発ガン性の疑いがある

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「P・C・B」ポリ塩化ビフェニ―ル入りのトランスや照明 器具等の管理状況調査や器具交換を順次進めて行 く」との閣議決定がなされたようでありますが、本町の 公共施設での「P・C・B」入りの照明器具等の実態は どうなのか、確認の意味でお聞かせねがいたい。 次に、ゴミの減量化の問題について質問致します。 理事者の皆様が一生懸命に取り組んで頂いていると 思いますが。なかなか前進しているように見えてこな いのが、現状ではないかと思われます。今回も野木 町へ、町長と課長が自ら進んでゴミの固形燃料化シ ステムプラントを視察に行かれました。また、メーカー の要望ではありますが、給食センターでの生ゴミ堆肥 肥料化の実証テストを行うなど、前向きな姿勢は、大 変評価されるものと思われますが。町長も、幾度か先 進地の視察にいかれ「ゴミ減量化問題」の「構想とか ビジョン」など、すでに幾つかお考えかと思いますので、 お聞かせ頂きたいと思います。その上で、ご提案致し たいのは、仮称「ゴミ問題町民会議」なるものを作って いただき、広く門戸を開いて専門家や住民代表を招 いて、ご意見やご提案を頂き町挙げての議論・討論を

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行ってはいかがでしょうか。そう言った中で、町として の最善の方向性が生まれてくるものと思われますが、 いかがで御座いましょうか。いままでは、ややもすると 行政の一方的な方向性で進めたり、決定されてまい りましたが、このゴミ減量化問題は、一方的な方向性 では決して成功は出来ないと思います。なぜかと申し ますと、ご承知のように実現の最大の要因は、住民 の皆様の「ご理解とご協力」が「不可欠」だからでござ います。そう言った意味で、今まで以上の一歩も二歩 も踏み込んだ「ゴミ問題町民会議」の設置をお考え頂 きたいと思います。また、そう言った中に、幼児教育・ 学校教育・家庭教育に彼等の未来の為「なぜ分別す るのか・なぜ減量化をするのか」など、工夫してもっと 取り入れて頂きたい。ヨーロッパでは、幼児教育の時 から徹底して教えているようで御座います。この点も、 あわせてお考えをお聞かせ願います。 次に、9月議会で予算決定した。新開・平山地区の 出入り口である、ガソリンスタンド跡地の拡張工事は、 「年末頃」とか「年始めになる」とか不透明であるが、 一体いつから始めるのかこの席で明確にご答弁をお

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願い致します。 次に、「学校のトイレについて」でございますが。公 立学校のトイレを「洋式トイレ」に改善してはいかがで しょうか。聞くところによりますと順次改善はされてい るようでありますが。子供たちの間でささやかれてい るように「3K」つまり、「臭い・汚い・暗い・」など、先日 金井議員と私が宇多小と宇多中に行って参りました。 暗い・臭い・宇多小のトイレでは男子トイレ・女子トイレ の下水が詰まって全体使用禁止になっておりました。 本当に汚い、まだまだ、「3K」が実在しております。ま た、町外の学校でありますが、男子トイレで大便をし たら、ひやかされて、学校のトイレの使用が出来なく なりストレスを溜める子供もいるとお聞きしております。 さらに、トイレが、「いじめ」の起因の一つであったとも 伺っております。人間は食事をしたら必ず排泄します。 「当たり前の事が当たり前に出きる」環境作りをお願 いしたい。また、改善や改修をされるならすぐ壊れる 事のないよう「仕事はキッチリやって頂きたい」と強く 申し入れておきます。また、学校トイレの改善事業を 実施した自治体によりますと。これまで敬遠がちだっ

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たトイレ清掃を今まで以上に一生懸命にやるようにな ったとか 。また、施設を大事にする「こころ」の教育に もつながった、ともお聞きしております。本町も、今申 し上げた事を参考にして頂き「教育の面と施設の面を 合わせた」改善を広く推進していただきたいと願うもの であります。 次に、今国会で決定された補正予算 のなかで、政府が全面的に支援する「I T 講習推進特 別交付金」、つまり、ゆくゆくは、全国民がインターネッ トを使えるようにする為の「パソコンの初心者を対象 にする講習会」の実施が折り込まれていますが、ハー ド面ソフト面の取り扱いを、どのように計画されておら れるのか。本町のお考えをお聞かせ願いたい。 最後になりましたが、先の 9 月議会におきまして金 井議員より質問のあった米沢町政三期目挑戦の意志 は」との問いに明快お答えを頂けなかったが。本日は 米澤町政二期八年一生懸命頑張ってこられたと思い ますが。来春任期満了となります、「続投されるのか、 されないのか」お気持ちを、お聞かせ願いたい。 以上の質問に対して、理事者側の明快なるご答弁 をよろしくお願い致します。

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再質問 低所得者は *保険料徴収は地方に任されている。国が口を出 す権利はない、自治体の裁量の問題である。 *条例の中に弾力的な条項を盛り込む 世帯全員が住民税非課税・特別な理由がある場合 神戸市の六段階方式(高所得者をもう一段増やす) トラブル内容・件数 チェック機関 * 介護保険事業状況報告、宇多津町で12 年 8 月 現在で 259 名の方が認定されている。(内訳在宅 129 名・施設 76 名合計 205 名が受給を受けている) 残り54 名は認定されてるのに、なぜ受給されないの か。家族が見ているとか 。他人に来てほしくないとか。 その当たりの調査はされましたか。いかがですか。 *68・69 医療費 「県は本年度で廃止する方針を固めた」と報道され ております。本町としての施策を是非考えてほしい。 *P・C・B 照明器具は本町として、すでに対応され ておられる。すばらしい事です、今後もすばやい対

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応を。 *「ゴミ問題町民会議」 *今後どう思っておられるのか。(構想)(ビジョン) *新開・平山出入り口工事は *学校トイレ 宇多津小学校のトイレ 校舎のある棟にトイレがない一日も早く造っていただ きたい。そして、1 箇所男子トイレも女子トイレも廃水 管が詰まって全体使用禁止になっているのはご存知 ですか。一日も早く改修工事をお願い致します。また、 女子トイレですが、四基のうち一基が洋式ですが、子 供たちに聞きますと5分の3の割合で洋式が「良い」と 答えておりました。逆に中学校ではほとんどの女子が 和式を使用するそうです。

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* 教育のなかでゴミ減量化を * 「I・T 講習推進特別交付金」 再々質問 * 介護保険制度は各自治体の取り組み方によっ て「良くもなり、悪くもなります」ので、これからも、 慎重にお願い致したいと思います。 * 今回の I・T 講習会は、健常者や身障者、世代や 所得の違いがあっても、IT 利用の機会が均等にされ る。すなわち、デジタル・デバイド(情報格差)解消に 向けての一環でございますので、出来うる限り大勢の 方々に受講させていただきたいとお願い致します。

参照

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