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は じ め に 近 年 犯 罪 が 急 激 に 増 加 す る 一 方 検 挙 率 が 大 幅 に 落 ち 込 む な ど 県 民 の 間 に 生 活 の 安 全 に つ い て の 不 安 感 が 広 く 醸 成 さ れ て い る こ の よ う な 中 安 全 安 心 を 求 め る 県 民

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Academic year: 2021

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平 成 1 9 年 3 月

防 犯 カ メ ラ の 管 理 と 活 用 に つ い て

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は じ め に

近 年 、犯 罪 が 急 激 に 増 加 す る 一 方 、検 挙 率 が 大 幅 に 落 ち 込 む な ど 県 民 の 間 に 生 活 の 安 全 に つ い て の 不 安 感 が 広 く 醸 成 さ れ て い る 。 こ の よ う な 中 、安 全 安 心 を 求 め る 県 民 意 識 が 高 ま り 、自 主 的 な 地 域 防 犯 団 体 の 設 立 が 進 み 犯 罪 の 抑 止 に 大 き な 力 を 発 揮 し て い る と こ ろ で あ る 。 ま た 、事 業 者 の 取 組 と し て 、店 舗 等 で 防 犯 カ メ ラ が 設 置 さ れ て い る の が 日 常 的 に 見 ら れ る よ う に な っ た 。 防 犯 カ メ ラ に よ り 犯 人 が 特 定 さ れ た と い う ニ ュ ー ス 報 道 も よ く 目 に す る よ う に な り 、 県 民 の 多 く が 防 犯 カ メ ラ の 設 置 が 犯 罪 の 抑 止 に 有 効 で あ る と 認 識 す る よ う に な っ た 。 一 方 で 、防 犯 カ メ ラ の 設 置 に 関 し て は 、個 人 の プ ラ イ バ シ ー の 利 益 と の 関 係 を ど の よ う に 調 整 す る か が 重 要 な 課 題 と な っ て い る 。 こ の 点 で は 、 ヨ ー ロ ッ パ 諸 国 で も 事 情 は 同 じ で 、 防 犯 カ メ ラ の 設 置 の 必 要 性 や 適 法 性 及 び そ の 効 果 、 プ ラ イ バ シ ー の 保 護 の 重 要 性 に つ き 議 論 の あ る と こ ろ で あ る 。 こ の た び 、防 犯 カ メ ラ 活 用 検 討 会 議 で は 、県 が 実 施 し た「 防 犯 カ メ ラ の 設 置 及 び 管 理 の 状 況 調 査 」、「 防 犯 カ メ ラ に 対 す る 県 民 の 意 識 調 査 」 及 び 「 県 警 察 の 犯 罪 情 勢 」 に 基 づ き 様 々 な 観 点 か ら 充 分 に 検 討 し た 結 果 、 防 犯 カ メ ラ の 適 正 な 設 置 運 用 の あ り 方 を 検 討 し 、 ガ イ ド ラ イ ン と し て 設 置 者 に 提 供 す る こ と が 防 犯 カ メ ラ の 設 置 と プ ラ イ バ シ ー の 保 護 と の 調 和 を 図 る の に 有 用 と の 結 論 に 達 し 、 こ の 報 告 書 を ま と め た も の で あ る 。 も と よ り 犯 罪 の 防 止 は 総 合 的 に 実 施 さ れ る も の で は あ る が 、防 犯 カ メ ラ の 設 置 は そ の 一 助 と な る も の で あ る 。 し た が っ て 、 適 正 な 防 犯 カ メ ラ の 設 置 運 用 が 図 ら れ 、 犯 罪 の な い 安 心 し て 暮 ら せ る 福 岡 県 と な る よ う 、 県 は 、 こ の 報 告 書 を 積 極 的 に 活 用 し 県 民 に 広 く 周 知 す る こ と を 望 む も の で あ る 。 平 成 1 9 年 3 月 福 岡 県 防 犯 カ メ ラ 活 用 検 討 会 議 会 長 木 村 俊 夫

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目 目 目 目 次次 次次 Ⅰ Ⅰ Ⅰ Ⅰ 本 県本 県本 県 の本 県ののの 犯 罪 情 勢犯 罪 情 勢犯 罪 情 勢犯 罪 情 勢 ととと 防 犯と防 犯 カ メ ラ防 犯防 犯カ メ ラカ メ ラカ メ ラ のののの 設 置 状 況設 置 状 況設 置 状 況設 置 状 況 に つ い てに つ い てに つ い て ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 に つ い て 1 犯 罪 の 発 生 状 況 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 2 犯 罪 の 場 所 別 発 生 状 況 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 3 防 犯 カ メ ラ の 設 置 及 び 管 理 の 状 況 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 ( 1 ) 民 間 施 設 等 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 ( 2 ) 県 及 び 市 町 村 施 設 に お け る 防 犯 カ メ ラ 等 の 設 置 状 況 ・ ・ 8 4 防 犯 カ メ ラ に 対 す る 県 民 の 意 識 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 9 Ⅱ Ⅱ Ⅱ Ⅱ 防 犯防 犯防 犯 カ メ ラ防 犯カ メ ラカ メ ラカ メ ラ のののの 管 理管 理 と管 理管 理とと 活 用と活 用活 用 に つ い て活 用に つ い てに つ い てに つ い て ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 2 1 防 犯 カ メ ラ の 目 的 等 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 2 2 防 犯 カ メ ラ の 課 題 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 3 3 防 犯 カ メ ラ の 設 置 運 用 に 関 す る 指 針 の 必 要 性 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 3 4 防 犯 カ メ ラ の 設 置 運 用 に 関 す る 指 針 と そ の 考 え 方 ・ ・ ・ ・ 1 3 ( 1 ) 指 針 の 目 的 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 3 ( 2 ) 防 犯 カ メ ラ の 定 義 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 4 ( 3 ) 設 置 者 の 責 務 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 4 ( 4 ) 運 用 要 領 に 定 め る 内 容 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 4

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Ⅰ Ⅰ Ⅰ Ⅰ 本 県本 県本 県 の本 県ののの 犯 罪 情 勢犯 罪 情 勢犯 罪 情 勢 と犯 罪 情 勢ととと 防 犯防 犯 カ メ ラ防 犯防 犯カ メ ラカ メ ラ のカ メ ラのの 設 置 状 況の設 置 状 況設 置 状 況設 置 状 況 に つ い てに つ い てに つ い て に つ い て 1 1 1 1 犯 罪犯 罪犯 罪犯 罪 のののの 発 生 状 況発 生 状 況発 生 状 況発 生 状 況 平 成 1 7 年 中 に 発 生 し た 本 県 の 刑 法 犯 認 知 件 数 は 1 0 6 , 8 0 5 件 で 、 前 年 に 比 べ 2 1 , 7 4 0 件 ( 1 7 % ) 減 少 し 、 過 去 最 高 を 記 録 し た 平 成 1 4 年 ( 1 6 8 , 1 9 0 件 ) か ら 3 年 連 続 で 減 少 も 続 け て お り 、 本 県 の 治 安 は 回 復 傾 向 に あ る 。 し か し な が ら 刑 法 犯 認 知 件 数 で は 全 国 第 8 位 、 人 口 千 人 当 た り の 犯 罪 率 で は 東 京 都 を 凌 ぐ 全 国 第 7 位 に 位 置 し て お り 、 全 国 的 に み る と 本 県 治 安 情 勢 は 未 だ 厳 し い 現 状 に あ る 。 本 県 の 刑 法 犯 認 知 件 数 及 び 犯 罪 率 の 推 移                                                             平 成 1 7 年 中 の 犯 罪 率 ( 人 口 千 人 当 た り ) の 全 国 比 較     ! ! " #$%

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2 2 2 2 犯 罪犯 罪 の犯 罪犯 罪のの 場 所 別 発 生の場 所 別 発 生場 所 別 発 生場 所 別 発 生 状 況状 況状 況 状 況 平 成 1 7 年 中 に 発 生 し た 刑 法 犯 を 場 所 別 に 分 類 す る と 、 最 も 発 生 件 数 が 多 い の は 、 駐 車 ( 輪 ) 場 の 2 9 , 5 4 2 件 ( 2 8 % ) で 、 以 下 、 道 路 1 5 , 6 2 2 件 ( 1 5 % ) 、 商 業 施 設 1 3 , 9 4 3 件 ( 1 3 % ) 、 一 戸 建 住 宅 1 0 , 0 7 2 件 ( 9 % ) の 順 と な っ て い る 。 こ れ を 発 生 比 率 で 全 国 平 均 と 比 較 し た と こ ろ 、 ほ ぼ 全 国 平 均 と 同 様 な 傾 向 を 示 し て い る が 、 中 ・ 高 層 住 宅 で の 発 生 比 率 が 全 国 平 均 に 比 べ 特 に 高 い と い っ た 特 徴 が 見 ら れ る 。 本 県 の 刑 法 犯 場 所 別 発 生 件 数 > ?@>>> A>@>>> A?@>>> B>@>>> B?@>>> C>@>>> C?@>>> D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V Q R W X Y X Q R W X Y X Z [ \ ] ^ _ L M ` a b c d e f g h i j k l m n o W X Y > ? A> A? B> B? C> C? pqrs tuv wx yz{ | }

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駐 車 ( 輪 ) 場 、 道 路 上 で は 、 主 に 乗 り 物 盗 ( 3 7 % ) 、 車 上 狙 い ( 3 1 % ) な ど が 多 発 し て い る 。 商 業 施 設 で は 万 引 き ( 5 4 % ) が 多 く 、 一 戸 建 住 宅 で は 侵 入 盗 ( 4 7 % ) が 多 い 。 ま た 、 中 ・ 高 層 住 宅 で は 乗 り 物 盗 や 侵 入 盗 が 多 い も の の 強 制 わ い せ つ の 発 生 比 率 ( 1 3 % ) が 他 の 発 生 場 所 に 比 べ 高 く な っ て い る 。 本 県 の 主 な 場 所 別 発 生 罪 種 ( 単 位 : 件 ) ~€  ‚ƒ „…† ‡ˆ ‰ † Š‹Œ Ž‘ ’“” •–— ˜™š› œž Ÿ  ¡ ¢£¤¥ ¦§¨ © ªª«¬©­ ®« ­§­ ¦«¬ª¯ ­¦ ­« ¬®¦ ¦«¨§° ­®«©°­ ±²³ ª« ­¦¦ ¬ ¦« ¦°ª ­«ª©¨ ¦¨¦ ª¨¨ ©®© ¯«¯¨§ ´µ¶·¸¹º» ¼ ª©«¨­­ ½¾¿À ­§¦ ª«ª¯­ §©¯ ¨©ª ®¨ ¯ ¦¦ª ª¬« ©°¨ ´ÁÂÃĸÅÅ» ¼ ª¦«®°¦ ÆÇÈÉÊ ­¨§ °«¯°® ª« ©©¬ ¯¦§ ­ª§ ª§ ¨ªª ª«®­¬ ª ¬« ¬¯­ Ë ÌÍÎ ÉÊ ­§¯ ª«¬¨® ­«¨§¬ ®­¨ ¨¦¦ ª ¬¦ ¯¬¯ ª«°¨¦ ¯«§¨§ ÏÐÑÐ ÉÊ ­¬¯ ª«®­® ª« ­§¦ ¦§® ­­¬ ¦¦ ¦¨¬ ª« ­§¨ ©«¯¬¯ ÏÐÑÐÒÓ ®¯ ª« ©¨§ ­¬¦ ª¦¯ ª©¦ ° ­ª§ ª«¯¬ª °« ¬§ª ÔÕÌÖ׿À ª¦§ ª¨¨ ­­§ ª¯§ ­¨ ¯ ª­ª ª«®©¨ ´ØÙÚÄÅ» ¼ ­«§­¬ ÛÜÝ Þßà áâã ßßà ßäå ßà ß ßÞá ßæàÞå Þæ äåá ç è åâ âÞé äâÞ ßâá ßê ä éàå éÞã Þæ àß ä ëìíî Þß âà ßâ é ß à ßÞ ßæ éãÞ ïðñòóòôôõ ßæåéä ö ÷ ßßâ Þ êá äé Þ ßâ åå éâä áãâ øùúûü éé ã ßãé ä ßã ß åä ââä åéã ýþÿ âåà êàâ ßæàßé ååé Þâä âá éáã éæåáä êæ äáä  âæãÞß ßÞæãåÞ Þâæàâã ßéæäåà éæààê äßá åæâêê âêæêêê ßàåæáàé    

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3 3 3 3 防 犯防 犯防 犯 カ メ ラ防 犯カ メ ラカ メ ラカ メ ラ ののの 設 置の設 置設 置設 置 及及 び及及びびび 管 理管 理管 理管 理 のののの 状 況状 況状 況状 況 ( ( ( ( 1111 )))) 民 間 施 設 等民 間 施 設 等民 間 施 設 等民 間 施 設 等 民 間 施 設 に お け る 防 犯 カ メ ラ の 設 置 状 況 を 把 握 す る た め 、 以 下 の 業 種 の 中 か ら 2 0 0 施 設 を 抽 出 し 、 防 犯 カ メ ラ の 設 置 に 関 す る ア ン ケ ー ト 調 査 を 実 施 し た 。 調 査 期 日 平 成 1 8 年 1 1 月 調 査 地 域 福 岡 県 全 域 調 査 対 象 1 0 業 種 各 2 0 施 設 回 収 数 1 0 3 ( 5 2 % )                  ! " # $ % & ' (  ) * ! " + , -./01 2341 56 7 8 ! " 9 : ;< = >? >> >> >@ A B B C C >? > ① 防 犯 カ メ ラ の 設 置 「 防 犯 カ メ ラ を 設 置 し て い る か 」 の 問 に 対 し て 、 「 設 置 し て い る 」 と 回 答 が あ っ た 施 設 は 8 1 施 設 ( 7 9 % ) で あ る 。 こ の う ち 、 「 金 融 機 関 」 、 「 小 売 店 」 、 「 娯 楽 ・ 集 客 施 設 」 は 、 す べ て 防 犯 カ メ ラ を 設 置 し て い た 。 「 バ ス タ ー ミ ナ ル ・ 駅 」 、 「 駐 車 場 」 及 び 「 大 規 模 商 業 施 設 」 は 、 ほ ぼ 設 置 さ れ 、 「 商 店 街 ・ 地 下 街 」 、 「 飲 食 店 」 等 は 半 数 以 上 が 設 置 し て い る 。 こ の こ と か ら も 、 不 特 定 多 数 の 人 が 利 用 す る 民 間 施 設 で は 防 犯 カ メ ラ を 設 置 し て い る 施 設 が 多 い こ と が 伺 え る 。 ま た 、 近 年 、 子 供 の 安 全 確 保 が 特 に 求 め ら れ て い る こ と か ら 、 教 育 施 設 に つ い て も 調 査 を 行 っ た が 、 防 犯 カ メ ラ の 設 置 率 ( 3 3 % ) は 低 い 。

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DEFGHI JKILMINO PQRS TUVWX YZ[\ U ]^ _` S Z[\U ]a] bS cd VWX YZ[\U ]^ ` eS p qp rp sp tp up vp wp xp yp q pp z { | } ~  | €  ‚ ƒ „ … † } ‡ ˆ ‰ Š ‹ Œ  Ž z   ‘ ’ “ { ” • { – — } ˜ ™  ‘ š › œ  ž  ‘ Ÿ ¡¢£¤ Ÿ ¡¢£¥£ ② 防 犯 カ メ ラ の 設 置 目 的 カ メ ラ を 設 置 し て い る 目 的 と し て は 防 犯 の 他 、 従 た る 目 的 と し て 「 利 用 者 の 安 全 確 保 ・ 事 故 防 止 」 、 「 悪 戯 防 止 」 、 「 施 設 管 理 」 、 「 防 火 ・ 防 災 」 な ど の 回 答 が あ っ た 。 防犯カメラの設置目的 0 10 20 30 40 50 60 ¦ § ¦ ¨ © ¦ ª « ¬ ­ ® ¯ ° ± ² © ³ ´ ¦ µ ¶ · ¦ µ ¸ ¹ º » ¼ ® ½ 主な目的 従たる目的(複数回 答) 。 ③ 映 像 の 記 録 映 像 に つ い て は 、 カ メ ラ を 設 置 し て い た 施 設 の 9 1 % が 記 録 し 、 目 的 は 、 「 事 故 等 の 異 常 時 の 原 因 究 明 の た め 」 と 「 証 拠 品 と し て 提 供 を 求 め ら れ た 時 の た め 」 で あ っ た 。

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ÇÈÉÊË ÌÍÎ ÏÐ ÑÎ ÌÒÓÔ ÌÈÉÕÖ Ç×Î ÌÈÉÔ ÇÈÉÕÖ ØÎ ÌÒÓ ÕÖ Ù×Î ÚÛÜÝÞ ßàáßâã äå æç èéêëìíî ïðñò óô æõç ïðñò óöó ÷÷ç ïðñò óô øùç ④ 映 像 の 記 録 媒 体 と 保 管 期 間 映 像 の 記 録 媒 体 は 、 ハ ー ド デ ィ ス ク ( 6 2 % ) が 最 も 多 く 、 以 下 、 ビ デ オ テ ー プ 、 D V D と 続 く 。 映 像 記 録 の 保 管 期 間 は 1 週 間 未 満 ( 4 6 % ) が 多 く 、 1 ヶ 月 未 満 ( 2 6 % ) を 合 わ せ る と 7 2 % と 比 較 的 短 期 間 の 保 存 と な っ て い る 。 ⑤ 映 像 記 録 の 外 部 へ の 提 供 映 像 記 録 の 部 外 者 へ の 提 供 は 、 半 数 か ら 「 提 供 し た こ と が あ る 」 と の 回 答 が あ り 、 提 供 し た 理 由 と し て は 、 大 部 分 が 「 警 察 等 公 的 な 機 関 か ら の 要 請 に 基 づ く も の 」 と な っ て い た 。 ⑥ カ メ ラ の 設 置 の 表 示 「 カ メ ラ の 設 置 を 表 示 し て い る か 」 の 問 に 対 し て は 、 「 一 部 カ メ ラ に 表 示 し て い る 」 を 含 め 6 6 % が 防 犯 カ メ ラ の 設 置 を 表 示 し て い る 。

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⑦ カ メ ラ 設 置 に 関 す る 苦 情 等 「 カ メ ラ 設 置 に 苦 情 が あ る か 」 の 問 に 対 し て は 、 「 苦 情 は な い 」 と の 回 答 が ほ と ん ど で あ り 、 「 苦 情 が あ っ た 」 と の 回 答 は 、 駐 車 場 内 で 起 き た 事 故 の 映 像 の 閲 覧 に 関 す る ケ ー ス の 1 件 の み で あ っ た 。 苦 情 は 、 カ メ ラ 設 置 に 関 す る も の で は な く 、 む し ろ 記 録 画 像 の 利 用 を め ぐ っ て 起 こ っ て い る の で は な い か と 考 え ら れ る 。 ⑧ 管 理 基 準 の 作 成 「 管 理 基 準 を 定 め て い る か 」 の 問 に 対 し て は 、 「 管 理 基 準 を 定 め て い る 」 と の 回 答 は 2 6 % で あ り 、 「 管 理 基 準 を 定 め る 予 定 」 と の 回 答 を 合 わ せ て 4 0 % と な っ て い る 。 回 答 の 内 訳 を み る と 、 商 店 街 ・ 地 下 街 や 金 融 機 関 で は 半 数 以 上 が 管 理 基 準 を 定 め て い る が 、 全 く 定 め て い な い 業 種 も あ り 業 種 間 で 格 差 が あ る 。 úûüýkþÿ                            ! " # $ " % & ' ( ) * + , -. / 0 * + 12345 6712581 1259:1 12581;< =>

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( ( ( ( 222 )2))) 県 及県 及 び県 及県 及びびび 市 町 村 施 設市 町 村 施 設市 町 村 施 設市 町 村 施 設 に お け るに お け る 防 犯に お け るに お け る防 犯防 犯防 犯 カ メ ラカ メ ラカ メ ラカ メ ラ 等等等等 のののの 設 置 状 況設 置 状 況設 置 状 況設 置 状 況 調 査 の 時 期 県 施 設 平 成 1 8 年 6 月 市 町 村 施 設 平 成 1 8 年 1 0 月 ① 調 査 対 象 県 及 び 県 内 6 8 市 町 村 ② 防 犯 カ メ ラ 設 置 状 況 県 2 1 施 設 2 2 7 台 市 町 村 計 3 1 2 施 設 2 , 3 8 5 台 (4 5 市 町 村 が 設 置 ) 合 計 3 3 3 施 設 2 , 6 1 2 台 ③ 主 な 設 置 目 的 ・ 安 全 管 理 ( 庁 舎 玄 関 入 口 等 ) ・ 盗 難 等 防 止 ( 自 転 車 駐 輪 場 ) ・ 利 用 状 況 の 確 認 ( ホ ー ル 等 文 化 施 設 ) ・ 災 害 監 視 ( 消 防 局 ) ・ 不 法 投 棄 の 監 視 ( 林 道 沿 ) ④ 録 画 の 有 無 ・ あ り 1 9 2 施 設 ( 5 8 % ) ・ な し 1 4 1 施 設 ( 4 2 % ) ⑤ 録 画 媒 体 ・ ハ ー ド デ ィ ス ク 7 4 施 設 ( 3 9 % ) ・ ビ デ オ テ ー プ 8 9 施 設 ( 4 6 % ) ・ D V D / C D 9 施 設 ( 5 % ) ・ そ の 他 2 0 施 設 ( 1 0 % ) ⑥ 映 像 記 録 の 保 存 期 間 ・ 1 週 間 以 内 8 9 施 設 ( 4 6 % ) ・ 1 週 間 ~ 1 ヶ 月 5 3 施 設 ( 2 8 % ) ・ 1 ヶ 月 以 上 2 7 施 設 ( 1 4 % ) ・ そ の 他 ( 特 に 定 め て い な い 等 ) 2 3 施 設 ( 1 2 % ) ⑦ 設 置 表 示 の 有 無 ・ あ り 1 0 7 施 設 ( 3 2 % ) ・ な し 2 2 6 施 設 ( 6 8 % ) ⑧ 管 理 基 準 の 有 無

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?@AB CDE FDGH IJKLM NOPQ RS IJKTL QOUVW XYZL[ \ ]^S _`a bS IJKTL QOUVW c PQ L[ \ bS VWcP QL[\ bS VWXYZ L[\ deS fghi jkl mkno pqrst uvwx yyz pq{|} ~€‚ ƒ„z …r† „z ‡ˆ‰ } Š‹Œ ‚ ƒz 4 4 4 4 防 犯防 犯防 犯防 犯 カ メ ラカ メ ラカ メ ラカ メ ラ ににに 対に対 す る対対す るす るす る 県 民県 民県 民県 民 のののの 意 識意 識意 識 意 識 平 成 1 8 年 6 月 に 実 施 し た 県 政 モ ニ タ ー に よ る ア ン ケ ー ト の 中 で 、 「 防 犯 カ メ ラ の 設 置 に つ い て 、 ど の よ う に 考 え ま す か 」 と 訪 ね た と こ ろ 、 「 防 犯 に 役 立 つ の で 設 置 す べ き で あ る 」 ( 4 6 % ) と 「 プ ラ イ バ シ ー の 保 護 な ど 、 そ の 運 用 に 十 分 注 意 し た 上 で 設 置 す べ き で あ る 」 ( 5 0 % ) を 合 わ せ 、 回 答 者 の 9 7 % が 防 犯 カ メ ラ を 設 置 す べ き で あ る と 考 え て い る こ と が わ か っ た 。 こ の ア ン ケ ー ト 結 果 を 受 け て 、 以 下 の と お り 、 さ ら に 詳 し い 追 加調 査 を 実 施 し た 。 調 査 日 平 成 1 8 年 1 0 月 実 施 対 象 福 岡 県 県 政 モ ニ タ ー 2 5 0 名 回 収 率 7 5 . 2 % ( 1 ) 防 犯 カ メ ラ の 効 果 の 有 無 「 防 犯 カ メ ラ に 効 果 が あ る と 思 う か 」 の 問 に 対 し て 、 「 効 果 が あ る と 思 う 」 ( 7 6 % ) と 「 ど ち ら か と い え ば 効 果 が あ る と 思 う 」 ( 2 0 % ) を 合 わ せ る と 「 効 果 が あ る 」 と 答 え た 方 は 9 6 % に 上 っ て い る 。 ( 2 ) 防 犯 カ メ ラ の 効 果 の 内 容 「 ど の よ う な 効 果 が あ る と 思 う か 」 の 問 に 対 し て は 、 「 犯 罪 被 害 を 防 止 で き る 」 ( 5 1 % ) と 「 犯 罪 の 解 決 に 役 立 つ 」 ( 4 4 % ) と の 回 答 が 大 半 で あ り 、 防 犯 カ メ ラ は 、 犯 罪 の 抑 止 に 効 果 が あ る と 一 般 的 に 認 め ら れ て い る と 考 え ら れ る 。

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Ⅱ Ⅱ Ⅱ Ⅱ 防 犯防 犯防 犯 カ メ ラ防 犯カ メ ラカ メ ラカ メ ラ のののの 管 理管 理 と管 理管 理ととと 活 用活 用活 用活 用 に つ い てに つ い てに つ い て に つ い て 平 成 1 4 年 に は 本 県 の 犯 罪 認 知 件 数 は 1 6 万 件 に 達 し 、 犯 罪 率 で は 全 国 ワ ー ス ト 2 位 と い う 状 況 に な っ た 。 そ の 後 、 犯 罪 認 知 件 数 は 平 成 1 5 年 か ら 減 少 に 転 じ 、 犯 罪 率 も 全 国 ワ ー ス ト 7 位 ま で 回 復 し て き た が 、 治 安 が 良 い と さ れ た 昭 和 4 0 ~ 5 0 年 代 と 比 較 す る と 、 犯 罪 認 知 件 数 は 依 然 と し て 約 2 倍 と い う 高 原 状 態 に あ る 。 こ れ ま で 、 県 に お い て は 警 察 官 の 増 員 や 交 番 の 再 編 等 を 行 い 、 警 察 力 の 強 化 が 図 ら れ る と と も に 、 地 域 に お い て は 自 主 的 な 防 犯 活 動 の 取 組 が 急 速 に 進 め ら れ て き て い る 。 ま た 、 防 犯 カ メ ラ の 普 及 も 進 ん で い る 。 今 回 、 県 が 実 施 し た 民 間 施 設 等 に お け る 防 犯 カ メ ラ の 設 置 状 況 調 査 ( 以 下 「 民 間 施 設 等 調 査 」 と い う 。 ) に お い て も 、 7 9 % の 施 設 に お い て 防 犯 カ メ ラ が 設 置 さ れ て い る と い う 調 査 結 果 が 出 て い る 。 さ ら に 、 防 犯 カ メ ラ に 対 す る 県 民 意 識 に つ い て 、 県 政 モ ニ タ ー に 対 す る ア ン ケ ー ト に よ る と そ の 回 答 者 の う ち 9 7 % の 方 が 防 犯 カ メ ラ の 設 置 が 有 効 で あ る と 考 え て い る 。 し か し な が ら 、 防 犯 カ メ ラ を 設 置 す べ き で あ る と 回 答 し た 方 の 半 数 が プ ラ イ バ シ ー の 保 護 な ど そ の 運 用 に 配 慮 す る よ う に 求 め て い る 。 ま た 、 過 去 に は 防 犯 カ メ ラ の 設 置 が プ ラ イ バ シ ー を 侵 害 す る と し て 争 わ れ た 判 例 も あ る 。 こ の こ と か ら 、 検 討 会 議 で は 防 犯 カ メ ラ の 設 置 の 促 進 と プ ラ イ バ シ ー と の 調 和 を 図 る た め 、 「 防 犯 カ メ ラ は 犯 罪 防 止 に 有 効 か 」 「 防 犯 カ メ ラ の 設 置 運 用 の 課 題 は な に か 」 「 ど の よ う に 活 用 す れ ば よ い か 」 と い う 視 点 か ら 検 討 を 行 っ た 。 1 1 1 1 防 犯防 犯防 犯防 犯 カ メ ラカ メ ラカ メ ラカ メ ラ ののの 目 的 等の目 的 等目 的 等目 的 等 防 犯 カ メ ラ は 、 犯 罪 の 未 然 防 止 に 一 定 の 効 果 が あ る と 認 め ら れ る 。 民 間 施 設 等 調 査 で は 、 防 犯 カ メ ラ の 画 像 か ら 器 物 損 壊 の 被 疑 者 の 特 定 、 当 て 逃 げ 車 両 の 特 定 な ど に よ り 犯 人 検 挙 に つ な が っ た 例 や 、 万 引 き の 減 少 な ど の 犯 罪 の 防 止 に 役 立 っ た 例 な ど 大 半 の 事 業 所 か ら 防 犯 の 効 果 が あ る と の 回 答 を 得 て お り 、 こ の こ と か ら も 、 防 犯 カ メ ラ は 、 犯 人 の 検 挙 や 犯 罪 防 止 に 一 定 の 効 果 が あ る と 認 め ら れ る 。 県 政 モ ニ タ ー の ア ン ケ ー ト に お い て も 、 9 割 以 上 が 防 犯 カ メ ラ が 犯 罪 防 止 に 効 果 が あ る と の 回 答 と な っ て い る 。

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2 2 2 2 防 犯防 犯防 犯防 犯 カ メ ラカ メ ラカ メ ラカ メ ラ のののの 課 題課 題課 題 課 題 防 犯 カ メ ラ の 設 置 者 に は 、 プ ラ イ バ シ ー に 配 慮 し た 防 犯 カ メ ラ の 設 置 管 理 と 厳 正 な 画 像 の 管 理 が 求 め ら れ て い る 。 防 犯 カ メ ラ は 、 個 人 の 画 像 を 一 方 的 に 撮 影 す る た め 、 設 置 者 が 画 像 の 厳 正 な 管 理 や プ ラ イ バ シ ー へ の 配 慮 を 怠 る と 、 私 生 活 が の ぞ き 見 さ れ た り 、 個 人 の 情 報 が 不 正 に 使 用 さ れ る な ど プ ラ イ バ シ ー を 侵 害 す る 危 険 性 が あ る 。 県 政 モ ニ タ ー の ア ン ケ ー ト 結 果 で も 、 防 犯 カ メ ラ の 設 置 に 対 す る 不 安 の 要 因 と し て 、 画 像 の 流 出 や 目 的 外 利 用 、 さ ら に は 知 ら な い 間 に 記 録 さ れ て い る こ と が あ げ ら れ て い る 。 県 民 等 の 不 安 を 解 消 す る た め 、 設 置 者 に は 、 プ ラ イ バ シ ー に 配 慮 し た 防 犯 カ メ ラ の 設 置 運 用 が 求 め ら れ て い る 。 3 3 3 3 防 犯防 犯防 犯防 犯 カ メ ラカ メ ラカ メ ラカ メ ラ のののの 設 置 運 用設 置 運 用設 置 運 用 に設 置 運 用に 関にに関関関 す るす るす るす る 指 針指 針 の指 針指 針のの 必 要 性の必 要 性必 要 性必 要 性 防 犯 カ メ ラ の 設 置 管 理 と 厳 正 な 画 像 の 管 理 を 図 る た め 、 県 に お い て 防 犯 カ メ ラ の 設 置 運 用 に 関 す る 指 針 を 定 め 、 こ れ を 防 犯 カ メ ラ の 設 置 者 に 提 供 す る こ と で 、 県 民 の 不 安 感 を 解 消 し て い く こ と が 重 要 で あ る 。 プ ラ イ バ シ ー に 配 慮 し た 防 犯 カ メ ラ の 設 置 運 用 を 図 る た め に は 、 設 置 者 が 防 犯 カ メ ラ の 設 置 管 理 と 画 像 の 管 理 に 関 す る 要 領 を 定 め 、 こ れ に 基 づ い て 運 用 し て い く こ と が 必 要 で あ る 。 し か し な が ら 、 民 間 施 設 等 調 査 に よ る と 、 法 令 等 で 防 犯 カ メ ラ に 関 す る 規 定 が な い こ と も あ っ て 、 調 査 対 象 事 業 所 の 7 4 % が 要 領 を 定 め て い な か っ た 。 ま た 、 市 町 村 に お い て も 様 々 な 目 的 で カ メ ラ が 設 置 さ れ て い る が 、 そ の 大 半 で 要 領 が 定 め ら れ て い な い 。 し た が っ て 、 県 に お い て 、 防 犯 カ メ ラ の 設 置 運 用 に 関 す る 指 針 を 定 め 、 こ れ を 防 犯 カ メ ラ の 設 置 者 に 提 供 す る こ と で 、 防 犯 カ メ ラ の 適 正 な 設 置 運 用 が 図 ら れ 、 県 民 の 不 安 感 を 解 消 す る こ と が で き る と 考 え ら れ る 。 そ の 結 果 、 適 正 な 防 犯 カ メ ラ の 設 置 が 促 進 さ れ 県 民 の 安 全 の 確 保 に も 資 す る こ と が で き る と 考 え ら れ る 。 4 4 4 4 防 犯防 犯防 犯 カ メ ラ防 犯カ メ ラカ メ ラ のカ メ ラの 設 置 運 用のの設 置 運 用設 置 運 用設 置 運 用 にににに 関関 す る関関す るす るす る 指 針指 針指 針指 針 と そ のと そ の 考と そ のと そ の考考考 ええええ 方方方方 ( ( ( ( 111 )1))) 指 針 の指 針指 針指 針ののの 目 的目 的目 的 目 的 こ の 指 針 は 、 プ ラ イ バ シ ー に 配 慮 し た 防 犯 カ メ ラ の 適 正 な 設 置 運 用 を 促 す こ と に よ り 防 犯 カ メ ラ の 設 置 の 促 進 を 図 る も の と す る 。

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( ( ( ( 222 )2))) 防 犯 カ メ ラ防 犯防 犯防 犯カ メ ラカ メ ラカ メ ラ のののの 定 義定 義定 義定 義 こ の 指 針 で い う 防 犯 カ メ ラ と は 、 不 特 定 多 数 の 者 が 出 入 り す る 場 所 に 、 犯 罪 の 防 止 を 目 的 に 設 置 さ れ た 記 録 装 置 を 備 え る 画 像 撮 影 装 置 を い う 。 ( 考 え 方 ) こ の 指 針 は 、 不 特 定 多 数 の 人 が 出 入 り す る 場 所 を 撮 影 範 囲 と す る 防 犯 カ メ ラ を 対 象 と す る 。 不 特 定 多 数 の 人 が 出 入 り す る 場 所 と は 、 例 え ば 、 「 道 路 」 、 「 公 園 」 、 「 商 店 街 」 、 「 銀 行 そ の 他 の 金 融 機 関 の 店 舗 」 、 「 コ ン ビ ニ ・ デ パ ー ト な ど の 店 舗 」 、 「 遊 園 地 な ど の ス ポ ー ツ ・ レ ジ ャ ー 施 設 」 、 「 ホ テ ル ・ 旅 館 」 、 「 駐 車 場 」 等 が あ げ ら れ る 。 た だ し 、 個 人 の 生 活 空 間 は 当 該 住 民 に よ り 管 理 さ れ る も の で 、 例 え ば 、 マ ン シ ョ ン 等 の 集 合 住 宅 の 共 用 部 分 に 設 置 さ れ た 防 犯 カ メ ラ は こ の 指 針 の 対 象 と し な い 。 ま た 、 事 故 防 止 や 防 災 を 主 目 的 と す る カ メ ラ で あ っ て も 、 例 え ば 、 す り や 器 物 損 壊 等 の 犯 罪 を 防 止 す る 目 的 を 併 せ 持 つ 場 合 は 指 針 の 対 象 と す る 。 モ ニ タ ー に よ る 監 視 の み で 画 像 を 記 録 と し て 残 さ な い 場 合 は 、 画 像 の 漏 洩 や 目 的 外 の 利 用 の 恐 れ が な い こ と か ら 、 指 針 の 対 象 と し な い 。 ( ( ( ( 333 )3))) 設 置 者設 置 者設 置 者設 置 者 のののの 責 務責 務責 務責 務 防 犯 カ メ ラ の 設 置 者 は 、 県 民 等 の プ ラ イ バ シ ー に 配 慮 し た 防 犯 カ メ ラ の 設 置 運 用 に 関 す る 要 領 ( 以 下 「 運 用 要 領 」 と い う ) を 定 め 、 こ れ に 基 づ き 適 正 な 管 理 に 努 め る も の と す る 。 ( 考 え 方 ) 設 置 者 は 、 施 設 の 利 用 者 等 の 状 態 を 踏 ま え 、 プ ラ イ バ シ ー に 配 慮 し て 防 犯 カ メ ラ を 設 置 す る と と も に 、 画 像 の 目 的 外 利 用 や 流 出 の 防 止 を 図 る た め 、 防 犯 カ メ ラ の 運 用 要 領 を 定 め る こ と が 妥 当 で あ る 。 ま た 、 こ の 運 用 要 領 に 基 づ き 適 正 な 管 理 が 行 わ れ る よ う 、 研 修 等 を 通 じ て 関 係 職 員 に 対 し て 要 領 の 内 容 の 徹 底 や プ ラ イ バ シ ー 保 護 に 関 す る 意 識 の 向 上 を 図 る こ と が 重 要 で あ る 。 な お 、 県 民 等 に は 県 外 か ら の 観 光 客 等 を 含 む 。 ( ( ( ( 444 )4))) 運 用 要 領運 用 要 領運 用 要 領運 用 要 領 にに 定にに定定定 め るめ るめ るめ る 内 容内 容内 容内 容 運 用 要 領 に つ い て は 、 防 犯 カ メ ラ の 設 置 に よ る 効 果 と 個 人 の プ ラ イ バ シ ー

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ア ア ア ア 設 置設 置設 置設 置 のののの 目 的目 的目 的目 的 犯 罪 の 防 止 等 、 カ メ ラ の 設 置 目 的 を 定 め る も の と す る 。 ( 考 え 方 ) 設 置 者 は 、 防 犯 カ メ ラ の 設 置 目 的 を 明 確 に 規 定 し 、 目 的 を 逸 脱 し て 不 正 に 利 用 す る こ と が な い よ う 関 係 職 員 に 徹 底 す る 。 ま た 、 複 数 の 設 置 目 的 が あ る 場 合 は そ の す べ て を 定 め る も の と す る 。 イ イ イ イ 管 理 体 制管 理 体 制管 理 体 制管 理 体 制 設 置 者 は 、 防 犯 カ メ ラ の 適 正 な 設 置 及 び 運 用 を 図 る た め 、 管 理 責 任 者 を 指 定 す る も の と す る 。 ま た 、 管 理 責 任 者 は 、 自 ら 取 扱 が で き な い 場 合 は 機 器 の 操 作 や 画 像 の 管 理 を 行 う 操 作 取 扱 者 を 指 定 す る も の と す る 。 ( 考 え 方 ) 機 器 の 管 理 や 画 像 の 管 理 を 適 正 に 行 う た め に は 、 管 理 責 任 者 を 指 定 し 責 任 を 明 確 に す る こ と が 必 要 で あ る 。 ま た 、 管 理 責 任 者 が 自 ら 取 扱 が で き な い 場 合 は 、 操 作 取 扱 者 を 指 定 し 装 置 の 操 作 や 記 録 媒 体 に ア ク セ ス で き る 者 を 限 定 す る 必 要 が あ る 。 ウ ウ ウ ウ 設 置設 置 の設 置設 置ののの 場 所 等場 所 等場 所 等 場 所 等 防 犯 カ メ ラ は 、 防 犯 効 果 が 高 く 、 か つ 不 必 要 な 画 像 が 撮 影 さ れ な い よ う に 撮 影 範 囲 を 設 定 す る こ と と し 、 設 置 場 所 及 び 設 置 台 数 を 定 め る も の と す る 。 ( 考 え 方 ) 防 犯 効 果 と プ ラ イ バ シ ー の 保 護 と の 調 和 を 図 り 、 画 像 の 漏 洩 等 の リ ス ク を 最 小 限 に す る た め 、 不 必 要 な 画 像 が 撮 影 さ れ な い よ う 撮 影 範 囲 を 検 討 し 、 設 置 場 所 及 び 設 置 台 数 を 定 め る 。 エ エ エ エ 設 置設 置設 置設 置 のののの 表 示表 示表 示表 示 原 則 と し て 撮 影 対 象 区 域 内 又 は そ の 付 近 の 見 や す い 場 所 に 防 犯 カ メ ラ を 設 置 し て い る 旨 の 表 示 を 行 う も の と す る 。 ま た 、 設 置 者 が 明 ら か な 場 合 を 除 き 設 置 者 名 を 表 示 す る も の と す る 。 ( 考 え 方 ) 撮 影 区 域 に 立 ち 入 ろ う と す る 人 に あ ら か じ め 防 犯 カ メ ラ が 設 置 さ れ て い る こ と を 周 知 す る と と も に 、 犯 行 を 抑 止 す る 効 果 を 高 め る た め 防 犯 カ メ ラ の 撮 影 区 域 で あ る こ と を 表 示 す る 必 要 が あ る 。

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オ オ オ オ 画 像画 像画 像画 像 のののの 管 理管 理管 理管 理 画 像 の 漏 え い 、 滅 失 、 き 損 等 を 防 止 す る た め 、 録 画 装 置 や 録 画 媒 体 の 保 管 場 所 へ の 立 入 制 限 や 施 錠 等 の 必 要 な 措 置 を 講 ず る も の と す る 。 ( 考 え 方 ) 個 人 を 特 定 で き る 画 像 は 個 人 情 報 で あ り 、 画 像 の 流 出 等 を 防 止 す る た め 録 画 装 置 や 録 画 媒 体 は 厳 重 に 管 理 す る 必 要 が あ る 。 録 画 装 置 や 記 録 媒 体 が あ る 場 所 に は 、 管 理 責 任 者 、 操 作 取 扱 者 及 び 管 理 責 任 者 が 許 可 し た 者 以 外 は 立 ち 入 り が で き な い よ う に 施 錠 等 を 施 す 必 要 が あ る 。 カ カ カ カ 画 像画 像画 像画 像 のののの 保 存保 存保 存保 存 期 間期 間期 間期 間 保 存 期 間 は 、 利 用 目 的 に 合 わ せ て 必 要 最 小 限 の 範 囲 内 で 期 間 を 定 め る も の と し 、 期 間 を 経 過 し た 画 像 は 速 や か に 消 去 す る も の と す る 。 ( 考 え 方 ) 技 術 の 革 新 と と も に 録 画 媒 体 の 記 憶 容 量 が 増 大 し 、 記 録 可 能 時 間 は 飛 躍 的 に 増 え て い る 。 画 像 の 保 存 期 間 が 伸 び る ほ ど 、 画 像 流 出 等 の リ ス ク が 拡 大 す る こ と か ら 、 画 像 の 保 存 は 必 要 最 小 限 の 期 間 に 止 め る 必 要 が あ る 。 キ キ キ キ 記 録記 録 媒 体記 録記 録媒 体媒 体 の媒 体ののの 処 分処 分処 分 処 分 ハ ー ド デ ィ ス ク 、 ビ デ オ テ ー プ 、 D V D 等 の 記 録 媒 体 を 処 分 す る と き は 、 完 全 な 消 去 又 は 破 砕 等 に よ り 画 像 を 読 み 取 れ な い よ う に す る も の と す る 。 そ の 際 、 管 理 責 任 者 は 、 処 分 の 日 時 、 処 分 の 方 法 等 を 記 録 す る も の と す る 。 ( 考 え 方 ) 処 分 を す る と き は 、 管 理 責 任 者 を 含 め 複 数 人 に よ り 消 去 又 は 破 砕 等 の 確 認 を す る こ と が 望 ま し い 。 ク ク ク ク 画 像画 像画 像画 像 のののの 提 供提 供提 供 提 供 法 令 に 基 づ く 場 合 、 人 の 生 命 、 身 体 及 び 財 産 に 対 す る 差 し 迫 っ た 危 険 が あ り 、 緊 急 の 必 要 が あ る 場 合 及 び 捜 査 機 関 か ら 犯 罪 捜 査 の た め 情 報 提 供 を

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で き る も の と す る 。 ① 刑 事 訴 訟 法 等 の 法 令 に 基 づ く 場 合 ② 人 の 生 命 、 身 体 又 は 財 産 に 対 す る 差 し 迫 っ た 危 険 が あ り 、 緊 急 の 必 要 性 が あ る 場 合 ③ 捜 査 機 関 か ら 犯 罪 捜 査 の た め 情 報 提 供 を 求 め ら れ た 場 合 画 像 の 提 供 を 行 う 時 は 、 身 分 証 明 書 等 の 確 認 を 行 う と と も に 管 理 責 任 者 等 が 提 供 の 必 要 性 を 十 分 検 討 し た 上 で 行 う こ と が 重 要 で あ る 。 画 像 を 提 供 し た 時 は 、 提 供 日 時 、 提 供 先 、 提 供 理 由 、 提 供 し た 画 像 の 内 容 等 を 記 録 す る も の と す る 。 ケ ケ ケ ケ 苦 情苦 情苦 情苦 情 へ のへ のへ の 対 応へ の対 応対 応対 応 設 置 者 及 び 管 理 責 任 者 は 、 県 民 等 か ら の 苦 情 や 問 い 合 わ せ に 対 し 迅 速 か つ 適 切 に 対 応 す る も の と す る 。 ( 考 え 方 ) 目 的 外 利 用 や 知 ら な い 間 に 撮 ら れ て い る と い っ た 県 民 等 の 不 安 感 を 解 消 す る た め 、 設 置 者 が 県 民 等 か ら の 防 犯 カ メ ラ の 設 置 や 管 理 に 関 す る 問 い 合 わ せ 等 に 誠 実 に 対 応 す る こ と が 重 要 で あ る 。

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5 防 犯 カ メ ラ の 活 用 に つ い て 県 は 、 本 報 告 に 沿 っ て 、 県 民 の た め の 防 犯 カ メ ラ 設 置 運 用 指 針 ( ガ イ ド ラ イ ン ) を 定 め 、 そ の 普 及 啓 発 を 図 る こ と が 重 要 で あ る 。 防 犯 カ メ ラ は 、 犯 人 の 検 挙 や 犯 罪 の 防 止 に 一 定 の 効 果 が あ る と 認 め ら れ る こ と か ら 、施 設 管 理 者 は 、犯 罪 発 生 の 蓋 然 性 が 高 い 場 所 に つ い て は 、 警 備 体 制 の 強 化 の 一 つ と し て 防 犯 カ メ ラ の 設 置 に つ い て 検 討 し 、 防 犯 性 能 の 向 上 に 努 め る こ と が 望 ま し い 。 県 及 び 県 警 察 は 、 こ の よ う な 施 設 の 管 理 者 に 対 し 防 犯 カ メ ラ の 指 針 に 基 づ く 助 言 や 犯 罪 に 関 す る 情 報 提 供 等 を 行 う こ と で 、 防 犯 カ メ ラ を 適 切 か つ 効 果 的 に 活 用 で き る よ う 、 積 極 的 に 支 援 す る 必 要 が あ る 。 ま た 、 県 は 市 町 村 等 と 協 力 し て 、 防 犯 モ デ ル 地 区 を 設 定 し 、 そ こ で 実 際 に 防 犯 カ メ ラ の 設 置 や 地 域 防 犯 活 動 等 の 促 進 等 を 併 せ て 実 施 す る な ど の 取 組 み に つ い て 検 討 し 、 さ ら に 効 果 的 な 地 域 の 犯 罪 防 止 策 に つ い て の 知 見 を 深 め 、 そ の 成 果 の 周 知 や 普 及 に 努 め る べ き で あ る 。

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○ 防 犯 カ メ ラ 設 置 運 用 要 領 ( 参 考 例 ) 1 趣 旨 こ の 規 定 は 、 個 人 の プ ラ イ バ シ ー の 保 護 に 配 慮 し つ つ 、 次 項 に 定 め る 設 置 目 的 を 達 成 す る た め 、 ○ ○ ○ ○ が ○ ○ 施 設 に 設 置 す る 防 犯 カ メ ラ の 設 置 及 び 運 用 に 関 し 必 要 な 事 項 を 定 め る も の と し 、 も っ て そ の 適 正 な 設 置 運 用 を 図 る も の と す る 。 2 設 置 目 的 防 犯 カ メ ラ は 、 ○ ○ 施 設 に お け る 犯 罪 防 止 や 事 故 防 止 の た め に 設 置 す る も の と す る 。 3 管 理 責 任 者 等 ( 1 ) 防 犯 カ メ ラ の 適 正 な 設 置 運 用 を 図 る た め 、 管 理 責 任 者 を 置 く も の と す る 。 ( 2 ) 管 理 責 任 者 は 、 ○ ○ 課 長 と す る 。 ( 3 ) 管 理 責 任 者 が 自 ら 取 扱 が で き な い 場 合 は 、 管 理 責 任 者 は 操 作 取 扱 者 を 置 く も の と す る 。 4 設 置 の 場 所 等 ( 1 ) 設 置 の 場 所 及 び 設 置 台 数 防 犯 カ メ ラ は 、 ○ ○ 施 設 に 別 紙 配 置 図 の と お り 設 置 す る 。 * 配 置 図 に は 、 カ メ ラ の 設 置 箇 所 、 撮 影 方 向 を 表 示 ( 2 ) 設 置 の 表 示 防 犯 カ メ ラ の 撮 影 区 域 の 見 や す い 位 置 に 、 「 防 犯 カ メ ラ 設 置 中 」 ( 例 ) と 記 載 し た 表 示 板 を 掲 示 す る 。 5 画 像 の 管 理 ( 1 ) 保 管 場 所 録 画 装 置 の 保 管 場 所 は 、 ○ ○ 室 と し 、 管 理 責 任 者 が 施 錠 を 行 う な ど し て 、 適 切 に 管 理 す る も の と す る 。 ( 2 ) 保 存 期 間 保 存 期 間 は 、 ○ ○ と す る 。 た だ し 、 特 に 必 要 が あ る と 認 め ら れ る 場 合 は 、 管 理 責 任 者 は 保 存 期 間 を 延 長 す る こ と が で き る 。 管 理 責 任 者 は 保 存 期 間 を 延 長 し た と き に は 、 そ の 理 由 を 記 録 し て お く も の と す る 。 ( 3 ) 画 像 の 消 去 保 存 期 間 を 経 過 し た 画 像 は 、 速 や か に 重 ね 取 り 等 に よ り 確 実 に 消 去 す る も の と す る 。 記 録 さ れ た 記 録 媒 体 を 廃 棄 す る 場 合 は 、 管 理 責 任 者 を 含 め 複 数 人 で 完 全 に 消 去 さ れ た こ と を 確 認 の 上 廃 棄 す る 。

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6 画 像 の 利 用 及 び 提 供 の 制 限 記 録 さ れ た 画 像 は 、設 置 目 的 以 外 の 目 的 の た め に 利 用 し な い も の と す る 。 ま た 、 次 の 場 合 を 除 き 第 三 者 に 提 供 し な い も の と す る 。 ( 1 ) 法 令 に 基 づ く 場 合 ( 2 ) 人 の 生 命 、 身 体 又 は 財 産 に 対 す る 差 し 迫 っ た 危 険 が あ り 、 緊 急 の 必 要 性 が あ る 場 合 ( 3 ) 捜 査 機 関 か ら 犯 罪 捜 査 の た め 情 報 提 供 を 求 め ら れ た 場 合 画 像 の 提 供 を 行 う と き は 、身 分 証 明 書 等 の 確 認 を 行 う と と も に 提 供 の 必 要 性 を 検 討 す る も の と す る 。 画 像 を 提 供 し た と き は 、 提 供 日 時 、 提 供 先 、 提 供 理 由 、 提 供 し た 画 像 の 内 容 等 を 記 録 す る も の と す る 。 7 苦 情 の 処 理 設 置 者 及 び 管 理 責 任 者 は 、設 置 及 び 管 理 に 関 す る 苦 情 を 受 け た と き は 、 迅 速 か つ 誠 実 に 対 応 す る も の と す る 。

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階 段 会 議 室 E V 管 理 ロ ビ ー 会 議 室 展 示 室 会 議 室 駐 車 場 ゲ ー ト エ ン ト ラ ン ス 配 置 図 例

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福 岡 県 防 犯 カ メ ラ 活 用 検 討 会 議 委 員 名 簿 福 岡 県 防 犯 カ メ ラ 活 用 検 討 会 議 の 審 議 経 過 役 職 名 氏 名 現 職 名 会 長 木 村 俊 夫 九 州 国 際 大 学 法 学 部 教 授 委 員 白 水 良 文 新 天 町 商 店 街 商 業 協 同 組 合 事 務 局 課 長 委 員 瀬 川 恭 子 ㈱ 西 日 本 リ ビ ン グ 新 聞 社 編 集 委 員 委 員 樋 村 恭 一 大 妻 女 子 大 学 家 政 学 部 講 師 委 員 山 田 建 N H K 福 岡 放 送 局 放 送 部 長 委 員 和 智 凪 子 弁 護 士 回 数 開 催 年 月 日 ¶ · 第 1 回 平 成 1 8 年 1 0 月 2 3 日 ¸ ¹º »¼ ½¾ ¿À Á ÃÄ¾Å Æ 第 2 回 平 成 1 9 年 1 月 2 3 日 ¸ Ç È ¾ºÉ ÊË Ì¹º » ¼ ½¾Í ÎÏ ÐÑ Á ÃÄ ¸ ¹º »¼ ½¾ ÒÓ Ì¿ À Á ÃÄ¾Å Æ パ ブ リ ッ ク コ メ ン ト 平 成 1 9 年 2 月 5 日 ~ 3 月 2 日 Ô Õ ÈÖ× Ø ¾Ù Ú ÛÜ 第 3 回 平 成 1 9 年 3 月 2 0 日 ¸ Ý Þ ßàá â ¼ ã ä¾ åæç è Á ÃÄ ¸ é ¹º » ¼ ½ ¾Ò Ó Ì¿ À Á ÃÄ êë ì í î ïð ¾Å Æ

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