1.実施概要
調査方法
インターネット調査
調査対象者
20~59歳男女
海外旅行経験者
四大陸フィギュア選手権の会場、テレビでの観戦者
サンプルサイズ
有効回収数 100s
全体 20‐39歳 40‐59歳
全体 100 50 50
男性
77 38 39
女性
23 12 11
調査国・エリア 台湾全域
調査実施日 2011年2月24日(木)、3月7日(月)
【年収】 【職業】
n 100 n 100.0
180,000未満 2.0 学生 12.0
180,000~269,999 7.0 パート・アルバイト 3.0
270,000~314,999 4.0 会社員 54.0
315,000~429,999 9.0 会社・法人の経営者(含役員) 3.0
430,000~539,999 6.0 専門家(医師・弁護士・会計士等) 7.0
540,000~674,999 4.0 自営業 10.0
675,000~809,999 7.0 自由業(フリーランス) 7.0
810,000~1,099,999 13.0 その他有職 4.0
1,100,000~1,349,999 18.0 専業主婦・主夫 0.0
1,350,000~1,619,999 10.0 現在働いていない 0.0
1,620,000~1,899,999 2.0
1,900,000~2,159,999 7.0
2,160,000~2,429,999 1.0
2,430,000~2,699,999 2.0
2,700,000以上 5.0
分からない、答えたくない 3.0
【フィギュアスケートに対する興味度】
19.0
60.0
42.0
2.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
フィギュアスケートが好きで
スタジアムで観戦したことがある
フィギュアスケートが好きで
よくテレビなどで観戦している
フィギュアスケートに興味があり
報道などでチェックをしている
フィギュアスケートに興味はない
1)「2011年四大陸フィギュアスケート選手権大会」の接触状況
調査対象者は会場かテレビ中継で大会を観戦した人であり、会場での観戦者が
18.0%、テレビ中継での観戦者が 89.0%となっている。
18.0
89.0
53.0
35.0
41.0
1.0
0.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
大会を会場で観戦した
大会の中継をテレビで視聴した
ニュース番組などでダイジェストを視聴した
インターネットで検索・閲覧した
新聞記事を読んだ
その他
大会を見聞きしなかった
2)海外旅行の目的
調査対象者の過去の海外旅行の平均回数は9.4回であり、旅行目的を見るとスポ
ーツツーリズムでは「アウトドアスポーツ」の経験者が 27.0%で最も多く、「ウィン
タースポーツ」25.0%、「マリンスポーツ」23.0%が並んでいる。
87.0
65.0
60.0
39.0
38.0
42.0
53.0
41.0
63.0
28.0
21.0
32.0
8.0
9.0
40.0
10.0
9.0
7.0
25.0
27.0
23.0
0.0
2.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
自然・景観観光
名所・旧跡観光
主要都市・観光スポットの周遊
博物館・美術館見学
体験型文化観光
街並み観光
食べ歩き・グルメ
ショッピング
リゾート滞在
温泉
家族・親族訪問
テーマパーク等アミューズメント施設
ドライブ
クルージング
バックパッカー
プロスポーツ観戦
ゴルフ
マラソン・ランニングなど
スキー・スノーボード・スケートなどウィンタースポー
ツ
トレッキング・登山・ラフティングなどアウトドアスポー
ツ
ダイビング・シュノーケリングなどマリンスポーツ
その他スポーツアクティビティ
その他
3)訪日旅行経験/目的
全体の 82.0%が訪日旅行経験があるとしており、訪日旅行の目的の内、スポーツ・
ツーリズムでは「ウィンタースポーツ」が 22.0%と比較的多く見られる。
<訪日旅行経験>
82.0 18.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体(n=100)
ある ない
<訪日旅行の目的>
72.0
65.9
43.9
19.5
34.1
40.2
47.6
42.7
41.5
46.3
8.5
25.6
6.1
3.7
25.6
4.9
2.4
4.9
22.0
11.0
2.4
0.0
1.2
0% 20% 40% 60% 80% 100%
自然・景観観光
名所・旧跡観光
主要都市・観光スポットの周遊
博物館・美術館見学
体験型文化観光
街並み観光
食べ歩き・グルメ
ショッピング
リゾート滞在
温泉
家族・親族訪問
テーマパーク等アミューズメント施設
ドライブ
クルージング
バックパッカー
プロスポーツ観戦
ゴルフ
マラソン・ランニングなど
スキー・スノーボード・スケートなどウィンタースポー
ツ
トレッキング・登山・ラフティングなどアウトドアスポー
ツ
ダイビング・シュノーケリングなどマリンスポーツ
その他スポーツアクティビティ
その他
4)訪日旅行意向
今後の訪日旅行については全体の 97.0%が意向を示しており、積極的意向者が
72.0%を占めている。
72.0 25.0 3.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体(n=100)
非常に旅行したい やや旅行したい あまり旅行したいと思わない
5)訪日旅行の際に観戦・参加してみたいスポーツ
訪日旅行の際に観戦・参加してみたいスポーツしては、「プロ野球観戦」が 57.0%
でトップ。以下、「相撲観戦」44.0%、「雪山での雪遊び・スノーシュー・ソリなど」
42.0%、「フィギュアスケート大会の観戦」36.0%の順となっている。
57.0
25.0
11.0
5.0
8.0
14.0
9.0
7.0
44.0
15.0
25.0
21.0
36.0
27.0
16.0
16.0
42.0
11.0
19.0
1.0
0.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
プロ野球観戦
プロサッカー(Jリーグ)観戦
バレーボール国際大会観戦
ホッケー国際大会観戦
ラグビーの国際大会観戦
ゴルフ
マラソン・ランニング参加
美しい環境の中でのトライアスロン大会参加
相撲観戦
柔道など武道観戦
スキー
スノーボード
フィギュアスケート大会の観戦
都市スケートリンクでのスケート体験
アイスホッケー観戦
スキージャンプ競技観戦
雪山での雪遊び・スノーシュー・ソリなど
競馬国際レース観戦
F1の観戦
その他スポーツ観戦
その他スポーツ参加
6)海外旅行の情報源
海外旅行の情報源としては、「旅行会社のホームページ」が 72.0%と最も多く、以
下、「旅行雑誌」48.0%、「友人・知人からの口コミ」48.0%、「旅行会社の店頭」37.0%
の順となっている。
37.0
33.0
72.0
29.0
22.0
6.0
0.0
48.0
33.0
48.0
29.0
1.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
旅行会社の店頭
旅行会社のパンフレット
旅行会社のホームページ
宿泊予約サイト
宿泊施設のホームページ
ロンリープラネット
その他旅行ガイドブック
旅行雑誌
政府観光局のホームページ
友人・知人からの口コミ
ブログ・SNS・Twitterなど
その他
7)アイススケートの経験
アイススケートについては、全体の 74.0%が経験があるとしており、12.0%が「シ
ーズンになるとよくしている」と回答している。
12.0 62.0 26.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体(n=100)
シーズンになるとよくしている 1~2度体験したことがある程度
スケートをしたことはない
8)フィギュアスケート国際大会のテレビでの視聴状況
時々も含め、大半がフィギュアスケートの国際大会をテレビで視聴することがある
としており、「よく見ている」人も3割を占めている。
32.0 64.0 4.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体(n=100)
大会の放送はよく見ている 時々見ている ほとんど見ることはない
9)四大陸フィギュア選手権大会で視聴した競技
大会で視聴した競技は以下の通りであり、「アイスダンス」、「ペア」が男女のショー
ト・フリーを上回っている。
70.0
66.0
44.0
58.0
25.0
4.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
アイスダンス
ペア
男子(ショート/フリー)
女子(ショート/フリー)
エキシビション
何を見たのかわからない
10)訪日旅行促進の看板の認知
全体の 90.0%が訪日旅行促進の看板を見たとしており、「確かに見た」が半数を占
めている。
50.0 40.0 10.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体(n=100)
確かに見た 見たような気がする 全く気付かなかった
11)看板視聴による訪日旅行に対する意識の変化
看板を見たことによる訪日旅行に対する意識の変化を見ると、「日本に興味を抱き、
ホームページなどを検索した」57.8%、「日本への旅行に興味を持った」53.3%等、
看板接触の効果が確認できる結果となっている。
57.8
46.7
53.3
38.9
40.0
5.6
0% 20% 40% 60% 80% 100%
日本に興味を抱き、ホームページなどを検索した
旅行目的地として日本を知った
日本への旅行に興味を持った
日本への旅行に行きたくなった
日本という国へ好感度、親しみが増した
特になにも感じなかった
12)好きな日本人選手
好きな日本人選手は下図の通り。
30.0
31.0
27.0
9.0
25.0
7.0
18.0
15.0
0% 20% 40%
安藤美姫
浅田真央
鈴木明子
小塚崇
高橋大輔
羽生結弦
分からない
好きな選手はいない
13)訪日旅行の際のフィギュアスケート大会の観戦意向
「機会があれば」も含め、大半が今後の訪日旅行の際にフィギュアスケート大会を
観戦したいとしており、訪日旅行の観光素材としての有効性が確認できる。
15.0 45.0 36.0 4.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体(n=100)
大会の観戦を目的に日本を旅行したい
シーズン中に日本を旅行することがあればぜひ観戦したい
機会があれば観戦したい
旅行中に観戦したいと思わない
14)訪日旅行の際のスケート場来訪意向
スケート場についても、大半が訪日旅行の際に訪れてみたいとしている。
41.0 54.0 5.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体(n=100)
シーズン中に日本を旅行することがあればぜひ訪れたい
機会があれば訪れたい
旅行中に訪れたいとは思わない
15)フィギュアスケート大会観戦やスケート体験がセットになった訪日ツアーの参加意向
フィギュアスケート大会の観戦やスケート体験と観光を組み合わせた訪日ツアーに
ついては、全体の 90.0%が参加意向を示しており、旅行商品の素材としての有効性が
確認できる。
30.0 60.0 8.0 2.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体(n=100)
参加したい やや参加したい あまり参加したいと思わない 参加したいと思わない
16)日本の「スポーツ」イメージ
全体の 33.0%が「日本は世界的に見てスポーツ先進国だと思う」、63.0%が「日本
はアジアレベルでスポーツ先進国だと思う」と回答している。
<日本のスポーツ全般に対するイメージ>
33.0 63.0 4.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体(n=100)
日本は世界的に見てスポーツ先進国だと思う
日本はアジアレベルでスポーツ先進国だと思う
日本はスポーツ先進国だと思わない
<観戦スポーツ>
32.0 53.0 13.0 2.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体(n=100)
日本は世界的に見て「観戦スポーツ」の先進国である
日本はアジアレベルで「観戦スポーツ」の先進国である
日本は「観戦スポーツ」がある程度進んでいるとは思うが先進国とは言えない
日本は「観戦スポーツ」の先進国だとは思わない
<日本の「プレイスポーツ」イメージ>
33.0 46.0 20.0 1.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体(n=100)
日本は世界的に見て「プレイスポーツ」の先進国である
日本はアジアレベルで「プレイスポーツ」の先進国である
日本は「プレイスポーツ」がある程度進んでいるとは思うが先進国とは言えない
日本は「プレイスポーツ」の先進国だとは思わない
3.看板設置の効果について
これまでの検証結果をもとに、本事業における看板設置の告知効果と、調査によって見え
てきた調査対象(台湾人視聴者)の訪日意識を以下のように取りまとめた。
1)看板認知と具体的な訪日意識
調査の結果、訪日旅行促進の看板を、50%が「確かに見た」と回答し、40%が「見たよう
な気がする」と回答をしている。実に台湾人視聴者の 90%が看板を視認したことになり、フ
ィギュアスケートでの看板掲出は大きな告知効果があったことがわかる。また、看板を見た
視聴者の中で、58%が「日本に興味を抱き、ホームページなどを検索した」と回答をしている
ことから、スポーツと旅行の親和性も含め旅行喚起に繋がっている。
訪日旅行の際のフィギュアスケート大会観戦意向についても、全体の 60%が観戦意向を示
しており、訪日旅行の際のスケート場来訪意向に至っては、95%が「訪れたい」と回答をし
ている。さらに、フィギュアスケート大会観戦やスケート体験がセットになった訪日ツアー
へは 90%が参加意向を示していることから、スポーツによってターゲットを絞った告知や情
報発信を行うことで、今後の旅行意向をつかむことが出来ると考えられる。
特に、フィギュアスケートは日本人の強い競技であることから、日本のスポーツのイメー
ジとして、33%が「日本は世界的に見てスポーツ先進国だと思う」と回答し、63%が「アジ
アレベルでスポーツ先進国だと思う」と回答をしている。合計すると96%が日本をスポーツ
先進国と認めたことになり、スポーツツーリズムを伝達する場としての価値が確認できた。
2)本調査における効果と今後の展開
上記の様に、本調査は台湾における日本のスポーツが持つポテンシャルをアピールし、観
光への興味関心を図ることに以下のような意味があったと考えられる。
■ 看板設置による視聴者へのアピール
看板の認知やその後の視聴者の行動から推測して、国際的スポーツ大会での情報発信は有
効であり、今後はよりスポーツツーリズムに特化した形での情報発信なども効果的であると
考えられる。
■ 日本のスポーツが持つ力の植え付け
看板による情報発信と、高いパフォーマンスの日本人競技者の映像を同時に見ることで、
日本のスポーツ力と日本への興味を同時に感じることとなり、日本のスポーツ力の植え付け
に有効である。
■ 他のスポーツでの展開による横展開
フィギュアスケートだけでなく、日本人競技者の高いパフォーマンスが期待できる、野球、
サッカー、水泳などの国際スポーツ大会での横展開も効果的である。
今後も、日本のスポーツ認知だけでなく、スポーツツーリズムのブランディングの観点
からも、スポーツの現場での情報発信は欠かせない要素になってくると思われる。